JPS626377A - 矩形デ−タ管理方式 - Google Patents

矩形デ−タ管理方式

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JPS626377A
JPS626377A JP60144735A JP14473585A JPS626377A JP S626377 A JPS626377 A JP S626377A JP 60144735 A JP60144735 A JP 60144735A JP 14473585 A JP14473585 A JP 14473585A JP S626377 A JPS626377 A JP S626377A
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JP
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rectangle
hidden
bitmap
control block
rectangular data
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JP60144735A
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English (en)
Inventor
Toshio Hirozawa
広沢 敏夫
Tsutomu Ito
勉 伊藤
Shigemi Okumura
奥村 成実
Junichi Kurihara
潤一 栗原
Tetsuzo Uehara
上原 徹三
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はビット・マツプ・データ群よりなる矩形データ
の管理方式に係り、特に複数個の矩形データを重ね合せ
たときに、ある矩形が他の矩形によって隠された領域を
所望の領域に転送しな゛い制御手段により、矩形の処理
時間に好適な性能を得るための管理方式に関する。
〔発明の背景〕
近年、パーソナル・コンピュータを含めた電子計算機シ
ステムの利用分野の拡大、会話処理による電子計算機シ
ステムと利用者との接点となる端末装置の発達にともな
い、電子計算機システムによる文書処理や画像処理が普
及しつつある。
これは、端末装置が従来のタイプライタ方式のものから
表示画面による表示方法に主流が移るに従い、文字のみ
の表示から文字を含めた図、グラフの表示方法などが可
能となったことが、その利用方法の拡大の一端をになう
ものである。すなゎち、端末装置の利用者は視覚的な表
現によって電子計算機システムと対話できることになる
したがって、端末画面上に複数のビュー・ウィンドウ(
View Window )を設け、端末使用者が該複
数のビュー・ウィンドウを用いて仕事を進めることも可
能である。例えば日本語文書処理においては特開昭56
−7175号公報に示されるように、日本語文書処理の
操作を容易にするためにディスプレイ領域を3つに分割
し、第1のディスプレイ領域にはテキストの全ページを
表示してページのフォーマット化を可能とする。第2の
ディスプレイ領域にはページの拡大した部分を表示して
、テキストの編集、確認を容易ならしめている。
また、第3のディスプレイ領域は、漢字選定のために用
いている。このように、1つの端末表示画面を複数個に
分割し、日本語文書処理の操作性を向上させた役割りは
大きい。
しかし、特開昭5+1i−7175号公報では日本語文
書処理システムを用いて日本語文書を作成するという1
つの作業を遂行するのを容易ならしめるために、ディス
プレイ領域を分割して使用するものである。
一方、1つの端末画面を使用目的の異なる応用プログラ
ムで共用し、個々の応用プログラム対応にビュー・ウィ
ンドウを割り当てて、各応用プログラムがそのビュー・
ウィンドウを用いて同時に動作させる利用方法も考えら
れる。この場合には、端末画面上でビュー・ウィンドウ
同士が重なり合うことになり、ビュー・ウィンドウ間に
おいて優先順位の低いビュー・ウィンドウの中で、他の
ビュー・ウィンドウによって隠されている矩形は表示さ
れないことになる。しかし、ビュー・ウィンドウを使用
している応用プログラムは、どの矩形が隠されているか
知る必要もない。
このようなビュー・ウィンドウの重なりを制御する方式
としては、情報処理学会第28回(昭和59年前期=3
月15日)全国大会において、菊池紀芳氏らによる゛マ
ツピング・メモリによるビュー・ウィンドウ機能″と題
する講演(講演予稿集215〜216ページ)で論じら
れている。
そこで論じられている方式は、第1図に示すように、表
示画面500と画面メモリ501との間にマツピング・
メモリ502を介在させ、かつ表示画面を32ドツト角
の矩形単位(あるいはブロック単位)に分割している。
マツピング・メモリ502は表示画面500内のブロッ
ク単位対応に対応する画面メモリ501内のブロック・
アドレスが設定されるようにしている。例えば1表示画
面500内の(6,3)番地のブロックには画面メモリ
501内の(2,51)番地のブロックの矩形を表示す
る旨を意味している。ここで、(6゜3)番地とは第6
列目の第3行目の矩形ブロックの格納アドレスを意味す
る。この方式では、32ドツト角ブロック単位の矩形管
理となり、マツピング・メモリの領域の大きさを多く必
要とする。
さらに各矩形間の優先順位管理も複雑なものとな。
る。また、マツピング・メモリ502の管理方法も開示
されていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1つの実表示画面に対して複数個のビ
ュー・ウィンドウを設け、各ビュー・ウィンドウ同士を
実表示画面上で重なり合って表示しようとしたときに、
他のビュー・ウィンドウによって隠された該ビュー・ウ
ィンドウ内の矩形を実際の実表示画面に転送しなくて済
むための矩形データ管理方式に関して、従来の管理方式
の問題点を解決した制御手段を具備した矩形データ管理
方式を提供することにある。
また、本発明の他の目的はビュー・ウィンドウ内の任意
の矩形データの領域サイズは最小矩形サイズ単位で規定
することなく、任意の領域サイズの矩形データを指定で
きる矩形データ管理方式を提供することにある。
また1本発明のさらに他の目的は、他のビュー・ウィン
ドウによって隠されたビュー・ウィンドウ内の矩形デー
タを隠矩形データと定義したとき、その隠矩形データに
対しても従来の矩形データと同一の管理方式を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明の矩形データ管理方
式は、実表示画面領域とは別に複数個のビュー・ウィン
ドウ領域を設けている。ビュー・ウィンドウ領域は仮想
画面領域とも定義することが可能であり、ビットマツプ
層(Bitmap Layer)領域、あるいはビット
マツプ(Bitmap)領域の一部矩形データとなる。
したがって、本発明の矩形データ管理方式においては、
各ビットマツプ層領域対応の制御テーブル(ビットマツ
プ制御ブロック)を有し、そのビットマツプ制御ブロッ
ク間の優先順位管理テーブル(優先順位テーブル)によ
って、各ビュー・ウィンドウ間の重ね合せ表示時の表示
優先順位を管理する構成で成り立っている。
ビット・マツプ制御ブロック内には、記憶域内で該ビッ
トマツプ層領域の存在場所を示すアドレス値、該ビット
マツプ層のサイズ、該ビットマツプ層内で表示すべき矩
形の存在場所を示すアドレス値とそのサイズ、隠矩形と
なる矩形の管理情報ブロックのアドレス値、該ビットマ
ツプ層の優先順位値、および他のビットマツプ層領域に
関するビットマツプ制御ブロックへのポインタで構成さ
れる。
隠矩形の管理情報ブロック(隠矩形制御ブロック)は該
ビットマツプ層領域内で他のビットマツプ層領域で隠さ
れる矩形毎に存在し、それらがお互いにポインタで接続
されている。隠矩形制御ブロック内には該矩形を隠して
いるビットマツプ層領域の制御ブロックのポインタ、該
隠矩形のビット・マツプ層制御ブロック(シャドウ・ビ
ットマツプ制御ブロック)へのポインタ、および他の隠
矩形制御ブロックへのポインタ群で成っている。
シャドウ・ビットマツプ制御ブロックは本発明の特徴の
1つでもあり、本制御ブロック内には、ビットマツプ制
御ブロックと同様に、該隠矩形となるビットマツプ層領
域の存在場所を示すアドレス値、該隠矩形ビットマツプ
層のサイズ、および該隠矩形のアドレス値とサイズで構
成されている。
本発明の矩形データ管理方式においては、上記で述べた
制御ブロック群を操作することにより、各ビットマツプ
層群を表示領域へ優先順位に基づいてすべてを転送する
必要がなくなり、各ビットマツプ層が重なっていない矩
形のみを転送することで済む。
すなわち、本発明のビットマツプ制御ブロック群の中か
ら優先順位の低い制御ブロックを取り出し、対応するビ
ットマツプ層の領域を表示領域へ転送するときに隠矩形
制御ブロックの有無を調べる。隠矩形制御ブロックが存
在したならば、その隠矩形制御ブロック、およびシャド
ウ・ビットマツプ制御ブロックで示される矩形を表示領
域へ転送しない、この結果、重なり合ったビットマツプ
層同士の表示領域への転送効率が向上する。
また、ビットマツプ層間の優先順位の変更にともなう隠
矩形範囲の変更に際しても、実際のビットマツプ層を調
べることなく隠矩形の管理が容易に行えることをも特徴
としている。すなわち、ビットマツプ層間の優先順位が
変更された場合には、以前に他のビットマツプ層によっ
て隠されていた該ビットマツプ制御ブロックに接続され
ていた隠矩形制御ブロック、およびシャドウ・ピットマ
ツプ制御ブロックを、他のビットマツプ制御ブロック、
すなわち、新たに優先順位の低くなるビットマツプ層の
ビットマツプ制御ブロックに接続することにより、ビッ
トマツプ層間の優先順位の管理、ならびに隠矩形を含め
た矩形の管理を容易に行えることを特徴としている。
以下、本発明の矩形データ管理方式を実施例を用いて詳
細に説明する。
〔発明の実施例〕
第2図は本発明の矩形データ管理方式を実現するための
制御ブロックとビットマツプ層領域との関係を示す図で
ある。図中の符号200,210゜220はビットマツ
プ層領域を示しており、符号205はビットマツプ層領
域200内の矩形データ領域、符号215はビットマツ
プ層領域210内の矩形データ領域、符号225はビッ
トマツプ層領域220の内の矩形データ領域を表わして
いる。
第2図において、ビットマツプ層領域200内に矩形デ
ータ領域205が存在するように示しであるが、領域2
00と領域205の大きさが同一であってもかまわない
。なお、本発明の実施例においては3つのビットマツプ
層領域を示しているが、この個数に制限はない。
符号100,110,120はビットマツプ制御ブロッ
クを表わし、ビットマツプ層領域200゜215.22
0対応に各々存在している。たとえば、ビットマツプ制
御ブロック100はビットマツプ層領域200に対応し
、ビットマツプ制御ブロック110はビットマツプ層領
域210に対応。
している。符号130は各ビットマツプ層間の重なりの
優先順位を管理する優先順位テーブルPCTLを表わす
。符号131〜符号136は隠矩形制御ブロックであり
、該ビットマツプ層領域内で他のビットマツプ層領域で
隠される矩形毎に存在し、該ビットマツプ層領域に関す
るビットマツプ制御ブロックからポイントされ、お互い
にポインタで接続関係を保つ、たとえば、隠矩形制御ブ
ロック131〜133はビットマツプ層領域210内の
隠矩形に関するものであり、ビットマツプ制御ブロック
110からポイントされる。
符号141〜符号146はシャドウ・ビットマツプ制御
ブロックであり、該ビットマツプ層領域内で隠矩形とな
るビットマツプ情報を含んでいる。
では、ここで、第2図で示した矩形データ管理方式の動
作を詳細に述べる前に、第3図、第4図。
第5図を用いて、ビットマツプ層領域同士の重なり時の
矩形データ管理方式を概念的に説明する。
第3図はビットマツプ層領域と該領域内の矩形データ、
および、それらを管理するための情報との関係を示して
いる。すなわち、ビットマツプ層領域200は矩形デー
タ領域205を表現するドツト・データ領域であり、 (1)ビットマツプ起点アドレス(↑baseで表記)
(2) @ (Widthで表記) (3)高さくhで表記) とで表わすことができる。ビットマツプ層領域内の矩形
データ領域205は、 (4)基点の座標値(xa t ya )(5)終点の
座標値(X1e !1) で表わすことができる。ここで、(4)、(5)の座標
値はビットマツプ層領域が格納されているメモリ内のア
ドレス値である必要はなく、ビットマツプ起点からの相
対変位値で十分である。上記(1)〜(5)の管理情報
の中で(3)の高さ情報は(4)、(5)の値から容易
に得ることができる。したがって、ビットマツプ層領域
と矩形データ領域の管理情報は(1)、(2)、(4)
(5)となる。ここで、(4)、(5)の矩形データ情
報をrectと表記するならば、ビットマツプ層領域と
矩形データ領域は管理情報148で管理できる。
したがって、第2図で示したシャドウ・ビットマツプ制
御ブロック141〜146やビットマツプ制御ブロック
100,110,120には第3図の管理情報148を
含んでいる。なお、ビットマツプ層領域が白黒情報など
2値情報の場合にはドツト・データの各ドツトは1ビツ
トで構成されるものであり、カラー情報など多値情報の
場合には各ドツトを複数ビットで構成するか、あるいは
ビットマツプ層領域200を複数面具備すれば良い。
第4図はビットマツプ層領域200,210゜220内
の矩形データ領域205,215,225の矩形データ
を指定された領域150内に重ね合せて置いたときの概
念図である。ここで、領域150は表示用の画面メモリ
でも良いし、通常のメモリでも構わない、また、領域2
05,215゜225はメモリ内に存在する。第4図の
符号の中で、第2図で示した符号と同一の意味を表わす
ものには同一の符号で記しである。
各ビットマツプ層領域200,210,220内の矩形
データ領域205,215,225は各々が重ね合わさ
れて領域150内に格納される。
この処理を行うのがレイヤ・マツピング処理160であ
る。なお、レイヤ・マツピング処理160をウィンドウ
・マツピング処理ともいう。
第4図を参照するに、レイヤ・マツピング処理160に
よって、矩形データ225の矩形1,2゜3が矩形デー
タ215に隠される。矩形1,2゜3を隠矩形という。
同様に、矩形データ215の矩形3,4.5は矩形デー
タ205に隠されている。この隠矩形の状態を管理して
いるのが、第2図のシャドウ・ビットマツプ制御ブロッ
ク141〜146である。たとえば、シャドウ・ビット
マツプ制御ブロック144は矩形データ225内で隠矩
形となる矩形1に対応したものであり、制御ブロック1
45は隠矩形2.制御ブロック146は隠矩形3に各々
対応している。したがって、第2図で示した制御ブロッ
ク群の接続関係は第4図の領域150内の矩形データ2
05,215゜225の重なり関係の状態を保持してい
ることになる。
第5図は第4図で示した矩形データ205゜215.2
25を基本形としたとき、レイヤ・マツピング処理16
0によって矩形データ間の重なり関係を変更させたとき
の隠矩形の生じる様子を表わしている。なお、第5図で
は説明を容易にするために、矩形データ205には記号
A、矩形データ215には記号B、矩形データ225に
は記号C1矩形データ235には記号りを付しである。
第5図の(a)の状態を基本形とすると、(b)は矩形
データ225を最前部に位置づけた場合の隠矩形の状態
を示している。(a)の状態では矩形1,2.3は矩形
データ225の隠矩形であったが、(b)の状態では矩
形データ215の矩形1.2は矩形データ225に対す
る隠矩形、矩形データ215の矩形3は矩形データ20
5に対する隠矩形となる。また、矩形データ205の矩
形3は矩形データ225に対する隠矩形となる。当然の
ことながら、矩形データ215の矩形4,5は矩形デー
タ205に対する隠矩形となる。
第5図の(c)は矩形データ205を削除した場合を示
している。(d)の例は(a)の基本形(初期状態)に
対して新たに矩形データ235を追加した場合を示して
いる。第5図の(d)において矩形5−1.5−2.5
−3と示しであるのは(a)の基本形における矩形5が
矩形5−1゜5−2.5−3に分割されたことを意味し
ている。
第5図の(e)は(a)の基本形の状態に対して矩形デ
ータ205を平行移動したときの隠矩形の状況を表わし
ている。
上記で述べた隠矩形の管理を効率良く行うのが本発明の
矩形データ管理方式であり、そのために、第2図で示し
た制御ブロック類が存在し、第4図のレイヤ・マツピン
グ処理160が動作する。
第6図は第4図のレイヤ・マツピング処理160をより
詳細に説明した図である。第6図の2重枠で囲んだ処理
プログラムは、他の処理プログラムから呼び出せること
を意味している。たとえば、処理プログラム51は矩形
同士の間で論理和、排他的論理和の演算を行う機能を有
し、処理プログラム52は矩形の転送、処理プログラム
53は矩形の移動、処理プログラム54はビットマツプ
層領域内での矩形の移動、処理プログラム55は新しい
ビットマツプ層領域、および矩形の作成、処理プログラ
ム56は指定されたビットマツプ層領域の矩形を最前部
に出す処理、処理プログラム57は指定されたビットマ
ツプ層領域の矩形を削除する処理機能を有している。
上記で述べた処理プログラム群51〜57は第6図に示
しであるように、内部処理プログラム群61〜72を用
いて指定された機能を実行する。
処理プログラム62は矩形同士の論理演算を行い、結果
を指定された領域に格納される。処理プログラム61は
矩形のクリッピング処理を行うものであり、矩形同士の
重なりを検査し、必要に応じて該矩形を分割する。すな
わち、第2図で示した隠矩形制御ブロック131〜13
3、および144〜146を作成する。そのために、処
理プログラム64,65,67.71,72を必要に応
じて使用する。
処理プログラム66は隠矩形を作成する機能を有する。
この処理においては、第2で示したシャドウ・ビットマ
ツプ制御ブロック141〜146等を作成する。
処理プログラム69は、指定されたビットマツプ層(ビ
ットマツプ・レイヤ)の矩形を最前部に出す処理である
。この処理プログラムUPFRTX69は、処理プログ
ラムNEIIL55 、処理プログラムURFRT 5
6 、処理プログラムDELL57から呼ばれる。処理
プログラムDHLL57から呼ばれた場合には、処理プ
ログラム5WAP70がさらに呼ばれる。
処理プログラム5WAP70はバッファ領域(矩形デー
タ領域も含まれる)の内容を入れ替える処理である。具
体的には、処理プログラムDELL57から呼ばれたと
きに、処理プログラムUPFRTX69は処理プログラ
ム5IIAP70を呼び出す。これは当該ビットマツプ
層領域の矩形を最前部に出した後、当該矩形の色を背景
色と一緒の色にするためである。
DEL57では当該ビットマツプ層の矩形を背景色と同
一にした後、処理プログラムTBLCTL71を呼び出
す。
処理プログラムTBLCTL71は第2図で示した制御
ブロック群を削除する。なお、新たに矩形を作成した場
合には、処理プログラムTBLCTL 71は該矩形を
管理するための制御ブロック群を作成する。
処理プログラムbitbit 72は処理プログラム5
2〜57が動作した場合に呼び出されるものであり、指
定されたビットマツプ層領域の矩形を領域150に転送
する。
では、次に具体的に隠矩形がどのように管理されて行く
かを、先の第2図〜第6図、および第7図を用いて説明
する。具体的な代表例として、第5図の(b)最前部位
置づけ(Upfront )処理の動作を説明する。な
お、第5図で示した他の動作に関しては、第5図の(b
)の動作から容易に類推できるものである。
第5図を参照するに、(a)の基本形の各ビットマツプ
層の重なり状態は、第2図に示す制御ブロックの接続関
係で管理している。第2図に示した矩形データの管理方
法で特徴的なことは、隠矩形に対してはシャドウ・ビッ
トマツプ制御ブロック141〜143,144〜146
を設けることによって実矩形の管理と同一にしているこ
とである。すなわち、第3図で示した矩形データ管理情
報148をシャドウ・ビットマツプ制御ブロック内に具
備されることによって、ビットマツプ制御ブロック内に
具備している矩形データ管理情報と同一となり、隠矩形
制御ブロック131〜133同士は各制御ブロック間で
接続関係を保てる。具体的には、以下の最前部位置づけ
処理の動作説明にて、その効果が明らかになるが、重な
り状態が変更になったときに、該シャドウ・ビットマツ
プ制御ブロックを他の隠矩形制御ブロックからポイント
するように、その接続関係を修正すれば良い。
では、ビットマツプ層領域内の矩形を最前部に移動させ
るときの動作を説明する。これは、第5図の(a)から
(b)に変更するものであり、矩形データ領域225が
最前部に位置づけされる。
したがって、隠矩形データの関係は、第2図に示したよ
うな管理状態から他の隠矩形管理状態に変わる。すなわ
ち、矩形データ215の矩形1と2と3は矩形データ領
域225に対する隠矩形となり、矩形4と5は矩形デー
タ領域205に対する隠矩形となる。また、矩形データ
領域205の矩形3は矩形データ領域225に対する陽
形となる。
また、ビットマツプ層領域間の優先順位は、層200、
層2102層220の順序カラ層220゜層2009層
2’lOの順序に変わる。これは、優先順位テーブル1
30内の情報エントリからのポインタの接続関係を変更
することで成される。
第7図は上記で述べたビットマツプ層領域220の矩形
データ225を最前部に位置づけたときの制御ブロック
の関係を示している。第7図の符号において第2図と同
一の意味を有するものは同一の符号を付しである。
第2図、および第7図を比較参照すれば明らかなように
、各制御ブロック間の接続関係が異なっている。たとえ
ば、隠矩形制御ブロック136は第2図では隠矩形制御
ブロック135からチェインされていたが、第7図では
ビットマツプ制御ブロック100からポイントされるこ
とになる。また、第2図ではビットマツプ制御ブロック
120には隠矩形制御ブロック134〜136が接って
いたが第7図では無くなっている。さらに、優先順位制
御ブロック130からポイントされるビットマツプ制御
ブロック100,110,120間の優先順位も異なっ
ている。
上記の処理を実行するのが第6図に示したレイヤ・マツ
ピング処理プログラム群160である。
第6図を参照するに、処理プログラムUPFR756は
最前部位置付けの対象となるビットマツプ層領域をパラ
メータとして受けて、処理プログラムUPFRTX69
を呼び出す。最前部位置づけ処理はこの処理プログラム
UPFRTX 69が実施する。
第8図、第9図はUPFRTX69およびそこから呼ば
れる処理プログラムを含めた最前部位置づけ処理の動作
フローを図示したものである。
第8図を参照するに、処理21と処理22は繰返し処理
の制御を行う。処理21は最前部に位置づける矩形に対
応するビットマツプ制御ブロックの1つ前の制御ブロッ
クから先頭の制御ブロックまでの繰返し制御を司り、該
当する制御ブロックをロケートする。第2図の例ではビ
ットマツプ制御ブロック110から100までをロケー
トすることになり、まず最初にビットマツプ制御ブロッ
ク110をロケートする。
処理22では該最前部に移動すべきビットマツプ制御ブ
ロックにチェインされている隠矩形制御ブロックを順次
検索する。第2図の例では隠矩形制御ブロック134〜
136が対象となる。
判定処理23では順次ロケートした隠矩形制御ブロック
が処理21でロケートしたビットマツプ制御ブロックで
隠されていたか否かを判定する。
これは隠矩形制御ブロック内の↑1obsに設定しであ
る値とロケートしたビットマツプ制御ブロックのアドレ
ス値とが等しければ、隠されていたことになる。該隠矩
形が先にロケートしたビットマツプ矩形に隠されていな
いならば、処理24〜処理26を実行しなくて良い。
一方、該隠矩形が隠されていたならば、第6図で示した
処理プログラム5WAP70を呼び出す。
5WAP70はbitbltルーチン72をも呼び出し
て処理を進める。この処理は、当該隠矩形のデータを第
6図で示した領域150に転送する。この処理24(第
8図参照)によって、従来隠されていた矩形が最前部に
出てくることになる。この矩形データの転送はシャドウ
・ビットマツプ制御ブロックの情報を用いて行う。たと
えば、領域150が表示メモリの場合には、表示画面上
に表示される。
処理25.26は隠矩形制御ブロックのチェイニングを
行うものである。この処理の結果、第7図に示すように
線Q1.Ω2が新たにつながる。
処理27は処理22に対応する繰返し制御であり、処理
28は処理21に対応する繰返し制御である。
第8図に示した一連の処理が終了すると、続いて第9図
の処理を行う。
処理29は最前部に位置づける矩形に対応するビットマ
ツプ制御ブロックを優先順位制御ブロック130から先
頭にチェインする。この結果、第7図のQ3に示す接続
関係がなされる。
処理30から処理36までは隠矩形制御ブロック131
〜136内に設定されている該隠矩形の要因となる矩形
データの制御ブロックのアドレス値(↑1obsで表記
)を変更するものである。この変更された様子は、第2
図と第7図とを比較すれば明白である。
以上、最前部位置づけの処理の動作について説明したが
、第6図の他の機能に関しても第2図で示した制御ブロ
ック類を操作することで容易に実現できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、各ビットマツプ
層対応に制御ブロックおよび各ビットマツプ層同士の重
なりによって生じる隠矩形に関する制御ブロックを有し
、かつシャドウ・ビットマツプ制御ブロックを具備させ
たことにより、実際にビットマツプ層同士が重ね合わさ
れたときにおいても、隠矩形となる矩形領域を転送しな
くても良くなり、効率の良い矩形データ管理を実現でき
る。
さらに、矩形データの領域サイズの最小単位を一切規定
する必要もないので、一般の矩形データの管理方式にも
適用できる。
また、本発明の他の特徴でもあるシャドウ・ビットマツ
プ制御ブロックを設定することにより、隠矩形の管理は
通常の矩形の管理方式と一緒に扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマツピング・メモリによるビュー・ウィ
ンドウの管理方式を説明した図、第2図は本発明の矩形
データ管理方式による矩形、および隠矩形の管理を容易
にするための制御ブロック類の相互関係を示した図、第
3図はビットマツプ層領域と矩形の関係を説明した図、
第4図はビットマツプ層同士を重ね合わせたときの概念
を説明した図、第5図は、ビットマツプ層同士の重なり
関係を種々変更したときに隠矩形の生じる様子を説明し
た図、第6図は第4図で示したレイヤ・マツピング処理
の処理プログラム群の関係を示した図、第7図は第5図
の基本状態から指定されたビットマツプ層の矩形を最前
部に位置づけたときの制御ブロック類の接続関係の変化
を第2図と対比して説明した図、第8図、第9図は最前
部位置づけ処理の動作フロー図を用いて説明した図、で
ある。 1.2,3,4.5・・・隠矩形データ、200゜21
0.220・・・ビットマツプ層領域、205゜215
.225・・・矩形データ領域、100,110゜12
0・・・ビットマツプ制御ブロック、130・・・優−
先順位テーブル、131〜136・・・隠矩形制御ブロ
ック、141〜146・・・シャドウ・ビットマツプ制
御ブロック。 一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のビットマップ層領域内の矩形データ領域を記
    憶している第1の記憶域と該矩形データ同士を少なくと
    も一部分重ね合わせた結果を記憶する第2の記憶域と矩
    形データ同士を重ね合わせる制御手段を具備する処理方
    式において、原始矩形データの構造を記述する第1の制
    御ブロックと原始矩形データ間の重なりの優先順位を制
    御する第2の制御ブロックと、隠矩形の構造を記述する
    第3の制御ブロックを具備し、第1の制御ブロックには
    、該原始矩形データ内の少なくとも1つ以上の矩形領域
    が他の原始矩形によつて隠されたとき該隠矩形データの
    構造を記述する第3の制御ブロックを接続する制御手段
    を設けたことを特徴とする矩形データ管理方式。 2、第3の制御ブロックには該隠矩形を生じせしめた原
    始矩形データを記述している情報と隠矩形のビットマッ
    プ情報を記憶する第4の制御ブロックの存在場所を示す
    情報、該第3の制御ブロック同士をチェインする情報よ
    り成ることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の矩形
    データ管理方式。 3、第4の制御ブロック内には第1の制御ブロックと同
    様に該隠矩形の領域を表現するための必要最小限の情報
    を記憶していることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の矩形データ管理方式。 4、第3項記載の必要最小限の矩形表現情報はビットマ
    ップ層の基点アドレス値、矩形の座標値、矩形の幅サイ
    ズ値で成ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の矩形データ管理方式。 5、ビットマップ層同士が重なり合つた状態において、
    重なり状態を変更したことにともない先に隠矩形となつ
    ていた矩形が前面に出たときには、該対象となる矩形領
    域のみを第2の記憶域に転送する制御手段を具備したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の矩形データ
    管理方式。
JP60144735A 1985-07-03 1985-07-03 矩形デ−タ管理方式 Pending JPS626377A (ja)

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