JPH0434663A - 図面編集装置 - Google Patents

図面編集装置

Info

Publication number
JPH0434663A
JPH0434663A JP2139575A JP13957590A JPH0434663A JP H0434663 A JPH0434663 A JP H0434663A JP 2139575 A JP2139575 A JP 2139575A JP 13957590 A JP13957590 A JP 13957590A JP H0434663 A JPH0434663 A JP H0434663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
displayed
editing
cursor
editing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2139575A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hori
修 堀
Nariyoshi Shimotsuji
下辻 成佳
Mieko Asano
三恵子 浅野
Shunji Ariyoshi
俊二 有吉
Shuichi Tsujimoto
辻本 修一
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
Hideo Horiuchi
秀雄 堀内
Hiroyuki Mizutani
博之 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2139575A priority Critical patent/JPH0434663A/ja
Publication of JPH0434663A publication Critical patent/JPH0434663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、CAD/CAMシステムや地理情報管理シス
テムにおいて、ディスプレイ表示される図面中の図形デ
ータ等の構成要素を上記ディスプレイ上で効率的に編集
することのできる図形編集装置に関する。
(従来の技術) 近時、地図や施設管理図面、更には各種の設計図面等を
画像として入力し、その図面中に記載されている情報を
認識して、例えば手書きされた文字・記号や線分等の図
面情報(図面構成要素)を清書化したり、また図面情報
管理することが種々試みられている。然し乍ら、図面に
は文字争記号や線分等の各種構成要素が入り込んで記載
されることが多く、これらを個々に切り出して高精度に
認識することは非常に困難である。例えば文字列をなす
複数の文字が隣接文字や、その近傍の線分と接触してい
たり、シンボル記号中に線分が入り込んでいるような場
合、これらの文字や記号、線分等を個々に切り出して認
識することが非常に困難である。またこれに起因して図
面要素の誤認識も生じ易かった。
このようなことから従来一般的には図面編集装置を用い
、上述した如く認識処理された図面情報に対して構成要
素の追加、削除、修正等の編集処理を施すことが行われ
ている。ところが従来の図面編集装置は、専らJIS規
格A4.A3程度の小さな図面を編集処理対象としてい
るに過ぎない。
しかも比較的単純な図形を取り扱っているに過ぎない。
これ故、例えばJIS規格A1.AO程度の大きな図面
を取り扱う場合や、図面に記載された属性の異なる種々
の図面構成要素、また文字が入り交じった複雑な線分等
を取り扱うには問題があった。
即ち、従来の図面編集装置にあっては、処理対象とする
図面の大きさが大きいような場合、その表示画面に図面
の全体を判り品く表示することができなかった。しかも
種々の図面構成要素が混在した部分を編集するような場
合、編集対象とする図面構成要素を適確に指示すること
が困難である等の問題が生じた。
また上述した種々の図形要素が混在した部分を分かり易
く表示するべく、ディスプレイ画面上のウィンドウを設
定し、このウィンドウ内に特定領域の図面部分を拡大表
示したり、ディスプレイ表示する画面をスクロールする
機能等が用いられるが、従来一般的には、単純に倍率変
更と表示座標移動による表示画面制御を行っているだけ
なので、その操作が繁雑な上、編集に適した表示画面を
容易に得ることが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の図面編集装置にあっては、ディスプレ
イ表示画面の大きさに比較して大きな図面の情報を表示
して編集処理するような場合、その図面情報を編集に適
した判り易い画面として表示することが困難であった。
しかも種々の図面構成要素が混在した部分において、編
集対象とする図面構成要素を適確に指示することが困難
である等の問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、種々の大きさの図面を編集処理
に適した形態で判り易く表示し、また編集対象とする図
面構成要素を迅速に、且つ適確に選択指示することので
きる操作性の良い図面編集装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、図面をディスプレイ表示し、このディスプレ
イ表示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正
するようにした図面編集装置に係り、 前記ディスプレイ上で編集対象を選択的に指示する為の
カーソルに、選択の対象範囲を表現する機能を持たせ、
このカーソルの形状・大きさを可変設定し得るようにし
たことを特徴とするものである。また上記カーソルを用
いて選択的に指示された編集対象の位置座標を求め、こ
の位置座標に従って前記指示された編集対象をディスプ
レイ上の中央部に、例えば上記編集対象の大きさに応じ
て表示倍率を可変制御して表示するようにしたことを特
徴とする。
また本発明では、図面の構成要素を縮小表示するに際し
て、その縮小表示の対象となる構成要素の特性、例えば
縮小時の線分の長さやその属性に応じて、その構成要素
が縮小表示可能であるが否かを判定し、縮小表示可能な
構成要素だけを縮小表示するようにしたことを特徴とし
ている。
更に本発明では、ディスプレイ表示される図面を、複数
の領域に分割して各分割領域毎に編集状態を管理し、前
記各分割領域の編集状態を示す情報を縮小表示する機能
を備えたことを特徴とし、更には前記ディスプレイ表示
画面上にウィンドウを設定し、このウィンドウに図面の
構成要素を拡大表示するに際し、その構成要素に対する
拡大倍率を可変設定したとき、その可変設定された倍率
に応じて前記ウィンドウの大きさを変更するようにした
ことを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、図形・文字・シンボル等を選択的に指
定するカーソルの形状・大きさを変化させ、このカーソ
ルに選択の対象範囲を表現する機能を持たせているので
、適当な形状・大きさのカーソルを用いることで認識対
象を確実に選択指定することが可能となる。また指示さ
れた構成要素を表示画面の中央部に、例えばその表示倍
率を変えて表示するので、ディスプレイ画面上で編集作
業を容易に行うことのできる作業環境を実現することが
可能となる。
また成る領域の図面情報を縮小表示する際、縮小表示の
対象となる構成要素の特性、例えば縮小時の線分の長さ
や図形の属性に応じて、その構成要素が縮小表示可能で
あるか否かを判定するので、縮小時に小さくなりすぎる
ような無駄な構成要素を表示対象から省き、すっきりと
した見易い表示画面を提供することが可能となる。また
図面全体を分割領域で管理し、その編集状態を示す情報
を縮小表示するので、どの程度まで編集が完了したかを
一目瞭然に提示することが可能となる。更にはウィンド
ウを設定して成る領域の図面情報を拡大表示する際、そ
の拡大倍率に応じて上記ウィンドウの大きさを変化させ
るので、拡大表示される画面要素に応した見易い表示画
面を提示することが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る図面編集
装置について説明する。
第1図は実施例装置の概略構成図で、■は制御プロセッ
サである。この制御プロセッサ1にはバス2を介してメ
インメモリ3.ディスク4を制御するディスクコントロ
ーラ5.ディスプレイ6を制御するディスプレイコント
ローラ7、およびマウス8からの指示データを取り込む
マウスコントローラ9がそれぞれ接続される。
上記ディスク4は、図形・シンボル・文字等の図面構成
要素のデータを格納する為のもので、これらのデータは
前記制御プロセッサlがらの指示に従い、ディスクコン
トローラ5を通してメインメモリ3にロードされ、或い
はメインメモリ3からディスク4にストアされる。また
メインメモリ3上のデータ(図面構成要素)は前記制御
プロセッサlの制御を受けてグラフィックデータに変換
され、ディスプレイコントローラ7を介して、例えばC
RTからなるディスプレイθ上に描画(画像表示)され
る。
またマウス8は、種々の命令、例えば前記ディスプレイ
6に表示されている図面情報に対する構成要素の追加・
削除・修正、更にはデータの前記ディスク4に対するロ
ードやストア等の指示を行う為のもので、このマウス8
から出される指示はマウスコントローラ9を介して前記
制御プロセッサlに与えられる。このようにして入力さ
れるマウス8からの指示が前記制御プロセッサlにて解
釈され、各種の指示に応じて予め定められている処理動
作が起動される。具体的にはその指示情報に従って前記
メインメモリ3のデータ更新処理が行われ、これに伴っ
て前記ディスプレイ6における表示画面の変更が行われ
る。
尚、上記マウス8からの指示は、前記ディスプレイB上
に表示されるメニューの項目をカーソルを用いて選択的
に指示することにより行われる。
また表示画面のスクロールについては、前記マウス8か
らの位置変移のデータを読み込み、その変移データに応
じてスクロール量を制御することで行われる。
第2図は上述した如く構成される実施例装置における概
略的な処理機能を概略的に示すものである。この実施例
装置では、第2図(a)に示すように前記ディスプレイ
B上に表示した図面中の編集対象とする図形・文字・線
分等の構成要素を選択的に指示する為のカーソルの形状
を、例えば丸・四角等として選択しく処理a)、更にそ
のカーソルの大きさを可変設定しく処理b)、カーソル
自体に構成要素を選択的に指示する機能に加えて、その
選択の範囲(領域)を設定する機能を持たせる。そして
このようなカーソルを用いてディスプレイ上で成る構成
要素が指示されたとき(処理C)、その指示された構成
要素をディスプレイ6の表示画面の中央部に表示する機
能を備える(処理d)。この際、指示された構成要素の
特性、例えばその大きさに応じて表示倍率を可変しく処
理e)、指示された対象が編集し易い大きさで、またそ
の周囲との関係が十分に把握できる大きさの画面として
表示される。
またこの実施例装置では、第2図(b)に示すように、
成る図面部分に対する縮小表示の指示が与えられたとき
(処理f)、先ずその縮小表示範囲を特定しく処理g)
、特定された範囲内に存在する構成要素の特性をそれぞ
れ調べ、縮小表示の対象とするか否かを判定する(処理
h)。この判定は構成要素の特性として、例えばその構
成要素を縮小したときの当該構成要素の線分の長さがど
の程度になるか、或いは構成要素の属性からその構成要
素を縮小表示する意味が成るが否かを調べることにより
なされる。
このようにして各構成要素の特性を調べた後、縮小表示
された場合に判別不可能となるような、例えばその大き
さの小さい構成要素を除去しく処理i)、残された構成
要素だけを縮小表示する(処理j)。
この実施例装置では、基本的には上述した処理機能を備
えることで、図面編集に対する操作性の良い作業環境を
実現している。
先ずカーソルの制御を主体とする実施例装置での図面編
集処理について説明する。
第3図はディスプレイ6上に表示するメニューの例を示
しており、このメニューの項目を前記マウス8の操作に
より選択的に指定することにより、装置の処理動作がそ
の指示項目に応じて起動される。
しかして第1メニユーには[ロード] [ストア]〔編
集〕 〔表示モード〕 [カーソル変形] [カーソル
色変更コの6つの項目が設定されている。この第1メニ
ユーにて〔ロード]が指示された場合には、前記ディス
ク4からメインメモリ3に画面データがロードされ、処
理プロセッサ1にてグラフィックデータに変換されてデ
ィスプレイBに描画表示される。また前記メニューから
[ストア]が選択指示された場合には、編集処理の実行
に伴って更新される前記メインメモリ3上の図面データ
を前記ディスク4に格納する。     7また[編集
] [表示モートコ 〔カーソル変形コ[カーソル色変
更]の各項目はそれぞれ階層構造化されており、これら
の項目が指示された場合には、各項目にそれぞれ対応し
た第2メニユーが表示される。これらの各第2メニユー
の1つの項目である[exit]の指示により、前記第
1メニユーに復帰する。しかして[編集]項目の第2メ
ニユーには[追加] [削除] [属性変更]のモード
があり、これらのモードに応じて前記マウス8を用いて
選択指示される図形・シンボル・文字等の構成要素に対
する処理がそれぞれ異なる。これらの編集処理機能につ
いては従来一般的な編集機能と同じものが用意される。
ここでこの実施例装置の特徴的な機能である[カーソル
変形]について説明する。
通常の編集モードでは、例えば第4図(a)に示すよう
な矢印パターン等からなる従来一般的なカーソルAが表
示されており、このカーソルへの矢先の位置がカーソル
指示点として設定されている。
しかして第4図(a)に示す線分の端点(・印)を指示
するような場合には、カーソルAの矢先を端点に合わせ
、マウス8をクリックすることでその指示がなされる。
尚、指示位置に選択対象とする構成要素が存在しない場
合には、一般的にはその指示位置から距離的に最も近い
位置にある点(構成要素)が選択される。
ところが端点が密集しているような画像部分において上
述したカーソルAを用いた場合、思うように期待する端
点が拾えないことが多々生じる。
そこでこの実施例装置では、前述した[カーソル変形]
の指示により、例えば第4図(b)に示すように四角形
状のカーソルBを表示し、このカーソルBの四角形で示
される領域内を指示範囲として指定し得るものとなって
いる。このようなカーソルBは、前述したメニュー項目
の選択指示により、例えばその形状が[丸] [四角コ
と云うように変形可能となっており、また[大コ [小
コの項目指示によってその全体的な大きさか可変設定さ
れるようになっている。更には矢印パターンの指示によ
り上記カーソルBの大きさが上下・左右にそれぞれ可変
されるようになっている。
このようにして形状・大きさが可変設定されるカーソル
Bにより、そのカーソルBによって指示される位置がそ
のカーソルパターン範囲として領域設定されるものとな
っている。しかしてこのようなカーソルBを用いて前述
した端点を選択指示するような場合には、選択指示しよ
うとする端点がカーソルBのパターン範囲に含まれるよ
うにし、この状態で前記マウス8をクリックすることに
より達せられる。尚、カーソルBのパターン範囲内に複
数の端点が含まれるような場合には、例えば前述した形
状・大きさの変更により唯1つの端点たけがカーソルパ
ターン内に含まれるようにしたり、或いはカーソルBに
よって示される領域内の端点をそれぞれ検索し、カーソ
ルBの中心から最も近い位置に存在する端点を選択する
ようにすれば良い。
かくしてこのように形状・大きさが可変設定されるカー
ソルBを用いて端点の選択指示等を行うようにした本実
施例装置によれば、所望とする図形要素を確実に指示す
ることができる。しがち種々の図形要素が密集している
ような場合であっても、所望とする図形要素を簡易に、
且つ適確に選択指示することが可能となる。この結果、
その操作性を著しく高めることが可能となる。
ところでこの実施例装置における表示モードは、[通常
表示]と〔中央表示]の2つが設定され。
これらのモードは前記マウス8の指示によりトグルに切
り替え制御されるようになっている。しかして上記[中
央表示コのモードは、前述した如くカーソルを用いて選
択指示された図形・文字列等の図面構成要素を前記ディ
スプレイ画面の中央に移し変えて表示する特殊なモード
である。この[中央表示]のモードによる、選択指示さ
れた構成要素の画面中央部への移動表示は、例えば第5
図および第6図にそれぞれ示すようなデータ構造を持つ
図形・文字(文字列)についての情報から、その重心[
xc、yc]や外接長方形の座標[xk、yk、xh、
yh ]を求め、例えば指示された構成要素の重心が画
面中心に位置するように、或いは指示された構成要素の
外接長方形が画面中央部に収まるように表示画面をスク
ロールすることによって達せられる。この際、前記カー
ソルも同時に同じ変移量でスクロールされる。
このような表示画面のスクロール制御により、例えば第
7図(a)に示される表示画面の6点をカーソルBによ
り指示した場合、これによって指示された図形りが画面
中央部に位置するように第7図(b)に示すように移動
される。このような表示画面制御は、指示された図形が
表示画面の縁部に存在し、その図形全体が見えないよう
な場合に非常に有用である。
またこのような[中央表示]のモードにおいて、[倍率
変更]のモードが設定されている場合、例えば第8図(
a)に示すように中央部に移動された図面構成要素がそ
の表示画面内に収まりきらないような場合、前述した外
接長方形の情報に従ってその表示倍率が可変設定される
。そして第8図(b)に示すように指示された構成要素
の外接長方形が表示画面に納まるよ、うにその表示倍率
が変更され、その構成要素の全体が画面表示される。こ
のような表示倍率の制御機能によれば、他の図形と比較
して極端に大きな図形を選択したような場合であっても
、その図形の全体を瞬時に見ることが可能となり、その
後の編集処理に有効に作用する。
次にカーソルの色変更と、図形・文字等の構成要素に付
与されている属性に応じてカーソルによる指示の可・不
可の制御について述べる。
図形・文字等の構成要素をディスプレイ表示するに際し
ては、例えば第5図および第6図に示すようなデータ構
造の図形・文字等の構成要素の情報からその属性を求め
、求められた属性に応じて種々の構成要素を、例えばそ
の表示色を相互に異ならせる等してディスプレイ表示す
る。従ってディスプレイ上で同じ色で表示されている構
成要素は同じ属性を持ち、その表示色が異なるものは違
う属性を持つことが示される。
このようなディスプレイ表示画面に対して、前述したメ
ニューを用いて[カーソル色変更]を指示し、カーソル
の表示色を種々の属性に合わせた色に変更し、カーソル
自体に属性選択の機能を持たせる。換言すれば、種々の
属性を持つ様々な構成要素を、その属性に従って選択制
御するべく、カーソルの表示色を選択対象とする属性の
色に適宜合わせ得るようにする。
このようにしてカーソルに、構成要素の属性に基づく選
択制御機能を持たせれば、カーソルと同一表示色の構成
要素だけを選択的に指示することが可能となり、その他
の属性の構成要素をカーソルによる指示対象から除外す
ることが可能となる。
尚、属性なしの場合には、全ての構成要素が選択対象と
なる。従ってこのようなカーソル制御を行えば、種々の
属性の構成要素が密集しているような図面部分で構成要
素の選択指示を行う場合であっても、所望とする構成要
素を適確に選択指示することが可能となり、誤指示の発
生を減少させることが可能となる。
ところで本装置では上述したカーソル制御とは独立に表
示画面の拡大・縮小表示が次のようにして制御されるよ
うになっている。
この表示制御は、前記ディスプレイ6の画面上に第9図
に示すようなウィンドウを表示し、その[縮小図コ [
拡大図]の項目を選択することにより起動される。また
この縮小・拡大を行うに際しては、前記メニューの[縮
小パラメータ] [拡大パラメータ〕を選択し、その第
2メニユーを用いて縮小範囲や縮小対象とする構成要素
の属性を選択することで、図面を縮小・拡大表示する上
での表示形態の制御が行われる。
しかして[縮小図表示コが指定された場合には、第10
図に示すようにその表示画面上ウィンドウWが開き、こ
のウィンドウW内に所定範囲の図面情報が縮小表示され
る。このウィンドウW内への図面情報の縮小表示は、例
えば前述したカーソルを用いて指示された位置を中心と
して、予め定められた大きさのウィンドウWを形成し、
上記指示位置を中心とする所定範囲の図面を予め定めら
れた縮小率で縮小表示することにより実現される。
尚、この縮小表示は、予め決められた特性を持つ図面要
素だけを選択し、その他の特性の図面要素を縮小図中か
ら除去して行われる。
縮小の範囲と縮小する図形・文字については予め規定さ
れているが、例えば前記メニューの[縮小パラメータ]
を指示することで適宜変更可能である。しかして[縮小
パラメータ]を指示し、その第2メニユーにて[範囲指
定]が選択された場合には、縮小対象とする領域の指定
が行われる。
この場合、そのデフォルトは図面全体になっており、前
記マウス8により任意の領域として設定・変更される。
具体的にはカーソル移動と画面スクロールとを併用して
図面上の任意の多角形の座標を入力することで上記範囲
の指定が行われる。このようにして縮小表示の範囲が指
定された場合には、図面中の図形等の構成要素が上記多
角形の中に含まれるか否かを判定し、多角形の内部にあ
るものだけを縮小して表示する。
この縮小の倍率はウィンドウWの中に上述した範囲内の
縮小表示対象となる図形の全てが表示されるように決定
される。この際、縮小によりその大きさが小さくなり過
ぎ、この結果、縮小表示の意味がなくなるものをその縮
小表示の対象から除外する。このような縮小表示の対象
から除外する構成要素を選別する為の判定基準が、前記
第2メニユーの[属性選択]の項目によって設定される
この属性選択の判定条件としては、例えばここでは次の
ものが用意されている。
■ 縮小表示したとき、成る値より小さい長さとなる線
分は表示しない。
■ 成る特定の属性を持つ構成要素、例えば地図におけ
る道路・主管路等だけを表示する。
■ 成る特定の属性を持つ構成要素、例えば文字・シン
ボル等は表示しない。
前述した縮小表示は、このような縮小表示条件に従って
制御される。この結果、縮小表示画面上では不要な構成
要素、および縮小画面上では判別不可能となり易い構成
要素が除外され、主要な構成要素だけが第10図に示す
ように所定のウィンドウW内に見易く縮小表示されるこ
とになる。
一方、この実施例装置では、編集処理の対象となる図面
全体を、例えば第11図に示すようにメツシュ上に分割
し、各分割領域毎にその図面部分についての編集処理が
完了したか否かを管理している。この管理は、既に編集
が終了した分割領域に編集済みのフラグを立てる等して
行われる。しかしてこのような管理状態は、必要に応じ
て前記各分割領域をそれぞれ示す縮小図として表示され
、例えば編集済みの部分領域については前記フラグに従
ってその表示色や濃度値を変える等して表示される。こ
のような図面の編集状態を示す縮小図の表示により、無
駄な確認を極力減らしながらその編集作業を進めること
が可能となる。
さて[拡大図表示]は、図面中の成る部分を局所的に拡
大して表示するときに用いられる。この拡大表示は、拡
大表示すべき領域をマウス8の操作によるカーソルの移
動により指示し、前述した縮小図の表示の場合と同様に
その表示画面内にウィンドウWを設定して行われる。
二二でこの実施例装置の特徴的な点は、拡大倍率の増大
・減少を前記マウス8のボタン操作を通して指示し、こ
の拡大倍率の変更に伴って前記ウィンドウWの大きさを
も変更制御するようにした点にある。例えば第12図に
示すように、構成要素を拡大表示する拡大倍率を小さく
していくに従ってウィンドウWの大きさを大きくし、拡
大倍率を大きくした場合には、これに伴ってウィンドウ
Wの大きさを小さくする。
このようにして拡大表示の倍率変更に伴ってウィンドウ
Wの大きさを変更することで、例えば第12図に示すよ
うに拡大倍率が高い場合には、その構成要素だけを詳細
に見たいものとして当該構成要素を表示するに十分な大
きさのウィンドウWを設定し、また拡大倍率が低い場合
には、その周囲の状況をも把握できるように大きなウィ
ンドウWを設定することが可能となる。これによって拡
大表示の意図に沿って、必要な範囲の図面情報を効率良
く見ることが可能となる。
尚、このウィンドウWの大きさを変化させるパターンは
、[拡大パラメータコを選択することによって変更する
ことができる。この拡大率とウィンドウWの大きさの変
化のパターンは、例えば第13図(a)〜(d)にそれ
ぞれ示すように複数種類設定されており、これを選択指
定することによってどのような変化パターンでウィンド
ウWの大きさを可変するかを決定する。
尚、その他の変化パターンを任意に登録し、これを用い
るようにすることも可能である。また変化倍率を大きく
するときと、変化倍率を小さくするときで違う変化パタ
ーンを用いるようにしても良い。
さて、表示画面スクロールは次のようにして制御される
。表示画面をスクロールしながら編集処理を進める場合
、既に編集がなされた部分を確認したいことが多々生じ
る。このような場合、前記メニユーにおいて[逆スクロ
ール]が指示される。
この逆スクロールは、実際に画面スクロールされた履歴
を、スクロールの軌跡として記憶しておき、必要に応じ
て後戻りする為の機能である。
しかして画面スクロールは、前記マウス8からの位置変
移データに基づいて図面上でのスクロール量を算出して
行われるので、そのときのスクロール位置の変化を逐次
バッファメモリに格納しておくことで、逆スクロールが
実現できる。このバッファメモリは、例えば第14図に
示すようにそのアドレスがトーラス構造化されており、
次々とデータを書き込みながら、一定量を越えた古いデ
ータを書き換えていくものとなっている。この結果、バ
ッファメモリには、現時点から一定量まで遡ったスクロ
ール情報が格納される。そして最新データを格納した位
置をポインタを用いて示す、そのポインタ位置からデー
タを遡ることにより逆スクロールの為の位置データを得
るものとなっている。この逆スクロールはバッファメモ
リを一巡した時点で終了する。
尚、図面スクロールの履歴を圧縮して保存するようにし
ても良い。その為には、例えば第15図に示すように、
前記バッファメモリを一巡してスクロール位置データが
書き込まれたとき、バッファメモリにより示されるスク
ロール位置の連続値を線分近似し、その線分の・印で示
すノード点の位置だけを保存するようにすれば良い。こ
のようにスクロールの履歴を圧縮して記録保存するよう
にすれば、少ないデータで効果的に逆スクロールを実現
することができる。またスクロールを行う場合、前述し
たノード点の間の座標を線形補間しても良いし、連続し
たノード点間に対して2次以上の補間処理を施すことで
滑らかなスクロールを実現するようにしても良い。或い
はノード点間で瞬時にスクロール移動させるようにして
も良く、これらのスクロールの形態を、図面処理の用途
に応じて選択するようにしても良い。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば各種の指示情報をキーボード操作によりコマン
ドとして入力したり、カーソルの移動やスクロールをカ
ーソル移動キー等を操作して制御するようにしても良い
。また画像の拡大・縮小の手法については従来より種々
提唱されている手法を適宜用いるようにすれば良い。そ
の他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ディスプレイ表示
画面の大きさに比較して大きく、広範囲な図面を取り扱
う場合や、大小様々な大きさの図形・文字・シンボルが
混在して密集するような図面を取り扱うような場合であ
っても、誤指示の少ない操作で迅速に、しかも適確に編
集目的とする図形・文字・シンボル等の図面構成要素を
選択することができ、図面編集に対する操作性を高め、
処理時間の短縮化を図ることが可能となる。しかも上述
した図面を見昌<、また理解し易く表示することができ
るので、この点でも図面編集に対する操作性を高め、効
果的な図面編集を可能とする等の実用上多大なる効果が
奏せられる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係る図面編集装置について示す
もので、第1図は実施例装置の概略構成図、第2図は実
施例装置での特徴的な処理機能を概念的に示す図、第3
図はカーソル制御の為のメニュー画面の例を示す図、第
4図はカーソルの表示例を示す図、第5図および第6図
はそれぞれ編集対象である図形と文字のデータ構造を示
す図、第7図は[中央表示コモードの画面表示例とその
効果を説明する為の図、第8図は[倍率]モードにおけ
る画面表示例とその効果を説明する為の図である。 また第9図は実施例装置における表示画面制御の為のメ
ニュー画面の例を示す図、第10図は縮小図表示におけ
る表示画面の例を示す図、第11図は図面編集状態を示
す管理情報の縮小表示例を示す図、第12図は拡大図表
示の倍率とウィンドウの変化の関係を模式的に示す図、
第13図は倍率変化とウィンドウの大きさの変化パター
ンの例を示す図、第14図は逆スクロールの制御に用い
られるバッファメモリの構造を示す図、第15図はスク
ロール軌跡を線分近似してデータ圧縮する為の作用を模
式的に示す図である。 ■・・・処理プロセッサ、2・・・バス、3・・メイン
メモリ、4・・・ディスク、5・・・ディスクコントロ
ーラ、6・・・ディスプレイ、 7・・・ディスプレイ
コントローラ、8・・・マウス、9・・・マウスコント
ローラ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (a) (b) 第3図 第2図 第 図 第 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)図面をディスプレイ表示し、このディスプレイ表
    示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正する
    図面編集装置において、 前記ディスプレイ上で編集対象を選択的に指示する為の
    カーソルに、選択の対象範囲を表現する機能を持たせる
    と共に、この選択の対象範囲を表現するカーソルの形状
    ・大きさを可変設定し得るようにしたことを特徴とする
    図面編集装置。
  2. (2)図面をディスプレイ表示し、このディスプレイ表
    示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正する
    図面編集装置において、 前記ディスプレイ上でカーソルを用いて選択的に指示さ
    れた編集対象の位置座標を求める手段と、この位置座標
    に従って前記指示された編集対象をディスプレイ上の中
    央部に表示する手段とを具備したことを特徴とする図面
    編集装置。
  3. (3)編集対象の位置座標は、カーソルを用いて選択的
    に指示された編集対象の重心または外接長方形の中点と
    して求められることを特徴とする請求項(1)または(
    2)に記載の図面編集装置。
  4. (4)指示された編集対象をディスプレイ上の中央部に
    表示するに際し、上記編集対象の大きさに応じて表示倍
    率を可変制御することを特徴とする請求項(1)または
    (2)に記載の図面編集装置。
  5. (5)図面をディスプレイ表示し、このディスプレイ表
    示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正する
    図面編集装置において、 図面の構成要素を縮小表示するに際し、縮小表示の対象
    となる構成要素の特性に応じて、その構成要素が縮小表
    示可能であるか否かを判定し、縮小表示可能な構成要素
    だけを縮小表示することを特徴とする図面編集装置。
  6. (6)構成要素が縮小表示可能であるか否かの判定に用
    いられる構成要素の特性は、構成要素の縮小表示時にお
    ける線分の長さからなることを特徴とする請求項(5)
    に記載の図面編集装置。
  7. (7)構成要素が縮小表示可能であるか否かの判定に用
    いられる構成要素の特性は、構成要素の意味的な属性か
    らなることを特徴とする請求項(5)に記載の図面編集
    装置。
  8. (8)図面をディスプレイ表示し、このディスプレイ表
    示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正する
    図面編集装置において、 ディスプレイ表示される図面を、複数の領域に分割して
    各分割領域毎に編集状態を管理し、前記各分割領域の編
    集状態を示す情報を縮小表示する機能を備えたことを特
    徴とする図面編集装置。
  9. (9)図面をディスプレイ表示し、このディスプレイ表
    示画面上で前記図面の構成要素を追加・削除・修正する
    図面編集装置において、 前記ディスプレイ表示画面上にウィンドウを設定し、こ
    のウィンドウに図面の構成要素を拡大表示する手段と、
    このウィンドウに表示される図面の構成要素に対する拡
    大倍率を可変設定する手段と、可変設定される倍率に応
    じて前記ウィンドウの大きさを変更する手段とを具備し
    たことを特徴とする図面編集装置。
JP2139575A 1990-05-31 1990-05-31 図面編集装置 Pending JPH0434663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2139575A JPH0434663A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 図面編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2139575A JPH0434663A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 図面編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0434663A true JPH0434663A (ja) 1992-02-05

Family

ID=15248458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2139575A Pending JPH0434663A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 図面編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0434663A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145980A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Mitsubishi Electric Corp 地図表示装置
JP2007127867A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Xanavi Informatics Corp 地図表示装置および地図表示方法
JP2007155804A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Pioneer Electronic Corp 地図表示装置、地図表示方法、地図表示プログラム
JP2007156212A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ処理装置
JP2009104153A (ja) * 2008-12-10 2009-05-14 Sharp Corp 表示用データを記録した記録媒体及びその表示装置
JP2011192286A (ja) * 2011-04-05 2011-09-29 Casio Computer Co Ltd 表示制御装置及びプログラム
US8683376B2 (en) 2008-03-18 2014-03-25 Casio Computer Co., Ltd Server unit, a client unit, and a recording medium in a computer system

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145980A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Mitsubishi Electric Corp 地図表示装置
JP2007127867A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Xanavi Informatics Corp 地図表示装置および地図表示方法
JP2007155804A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Pioneer Electronic Corp 地図表示装置、地図表示方法、地図表示プログラム
JP2007156212A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ処理装置
US8683376B2 (en) 2008-03-18 2014-03-25 Casio Computer Co., Ltd Server unit, a client unit, and a recording medium in a computer system
JP2009104153A (ja) * 2008-12-10 2009-05-14 Sharp Corp 表示用データを記録した記録媒体及びその表示装置
JP2011192286A (ja) * 2011-04-05 2011-09-29 Casio Computer Co Ltd 表示制御装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6819342B2 (en) Graphic data processing apparatus using displayed graphics for application program selection
US20100287493A1 (en) Method and system for viewing and editing an image in a magnified view
JP2004295159A (ja) アイコン表示システム、アイコン表示方法、電子機器装置およびコンピュータプログラム
JPH0325574A (ja) イメージ・エディタを作動する方法
GB2274186A (en) System for editing characters and graphics by pen point entry
EP0538715B1 (en) Graphics processing system
JP3186241B2 (ja) 図形編集装置
JP2009080573A (ja) 表示手法
JPH0434663A (ja) 図面編集装置
JP3357760B2 (ja) 文字図形入力編集装置
KR970011905B1 (ko) 선도(線圖)작성장치
JPH05225302A (ja) 図形処理支援装置
US5859643A (en) Lowering geometric drawing resolution by filtering out data based on threshold values to increase retrieval speed
JP2935336B2 (ja) 図形入出力装置
JP7195854B2 (ja) データ処理装置及び表示装置
JPH1069362A (ja) 文字表示サイズ自動変更方法及び装置
JP3226304B2 (ja) データ編集装置
JP2006302301A (ja) コンピュータ装置、プログラム実行方法、表示要素編集装置、及び表示要素編集方法
JPH02230376A (ja) 画像処理装置
JPH10240960A (ja) 図形選択方法
JPH05128179A (ja) 図形フアイル管理装置
JPH11212968A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH03288262A (ja) 文書作成装置
JPH05101158A (ja) 図形処理装置
JPH06282619A (ja) 図形描画装置