JP2007155804A - 地図表示装置、地図表示方法、地図表示プログラム - Google Patents

地図表示装置、地図表示方法、地図表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】以前に表示した地図を簡単に再表示することが可能な地図作成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】地図表示装置は、複数の地図データを取得する地図データ取得手段と、地図履歴記録手段と、地図履歴取得手段と、地図再表示手段と、を備える。複数の地図データは、複数の地図が電子データ化されたものである。地図履歴記録手段は、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する。地図履歴取得手段は、ユーザの再表示要求に応じて、再表示要求に対応する履歴を記憶部より取得する。地図再表示手段は、再表示要求に対応する履歴を基に、再表示要求に対応する地図の地図データを地図データ取得手段により取得した後、再表示要求に対応する地図を表示する。このようにすることで、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、以前に表示した地図を再表示するのに好適な地図表示装置に関する。
コンピュータ技術の普及に伴い、従来の紙媒体上の地図に代えて、電子データとして作成された地図を、コンピュータ上に表示して利用することが広く行われている。
このようなコンピュータ上で地図を表示することのできる地図表示装置では、ユーザは、コンピュータ上に表示された地図をマウスなどでスクロールすることにより、その地図の表示範囲を変えることができる。例えば、ユーザは、ある道路の周辺の情報を知りたい場合には、当該道路に沿って縮尺の小さな地図をスクロールしていくことにより、当該道路周辺の情報を詳しく知ることができる。
しかしながら、このような地図表示装置では、ユーザは、当該道路周辺の情報を再度確認したい場合、当該道路に沿って地図を再度スクロールするしかないため、利便性に欠けるという問題があった。
なお、以下に示す特許文献1には、データに対する編集処理の履歴を記録する際に、夫々の編集処理に対して、時系列情報、階層構造情報及び編集処理の情報をデータとして記録する技術が記載されている。
特開2002−20518号公報
本発明が解決しようとする課題には、上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、以前に表示した地図を簡単に再表示することが可能な地図表示装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、地図表示装置において、複数の地図が電子データ化された複数の地図データを取得する地図データ取得手段と、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段と、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段と、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記地図データ取得手段により取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の1つの観点では、地図表示装置は、複数の地図が電子データ化された複数の地図データを取得する地図データ取得手段と、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段と、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段と、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記地図データ取得手段により取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段と、を備える。
上記の地図表示装置は、複数の地図データを取得する地図データ取得手段と、地図履歴記録手段と、地図履歴取得手段と、地図再表示手段と、を備える。前記複数の地図データは、複数の地図が電子データ化されたものである。前記地図履歴記録手段は、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する。ここで、記憶部は、例えばメインメモリである。また、地図の表示態様の履歴とは、例えば、地図がスクロールされる場合における所定時間毎の前記地図の中心位置の緯度・経度といった位置情報や、地図の縮尺が変更される場合における縮尺の大きさの情報や、地図が回転して表示される場合における表示画面上での方位の情報といったものが挙げられる。前記地図履歴取得手段は、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する。前記地図再表示手段は、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記地図データ取得手段により取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する。このようにすることで、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
上記の地図表示装置の一態様は、前記地図履歴手段は、所定時間毎に前記表示画面に表示される地図の履歴を記憶部に記録し、前記所定時間は、前記ユーザによって予め設定可能であることを特徴とする。これにより、ユーザは、例えば、当該所定時間をより短く設定することにより、より細かく履歴をとることができる。
上記の地図表示装置の他の一態様は、前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図の表示態様に変化がない場合、前記表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を前記記憶部に保存しない。これにより、地図の表示態様に変化があったときのみの履歴を前記記憶部に記録することができる。
上記の地図表示装置の更なる他の一態様は、前記地図履歴保存手段は、前記記憶部に記録することのできる履歴の最大数を超えた場合には、前記記憶部に記録されている履歴のうち、最も時系列的に古い履歴を削除する。これにより、常に新しい表示態様の履歴を記録することができる。
上記の地図表示装置の更なる他の一態様は、前記地図履歴保存手段は、前記再表示要求に対応する地図が表示されている状態から新たな表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に記録する場合には、その前に前記再表示要求に対応する履歴よりも時系列的に後に前記記録部に記録されている履歴を全て削除する。これにより、地図の表示態様の変化の整合性が取れた再表示を行うことができる。
上記の地図表示装置の好適な実施例は、前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図をスクロールさせたときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存する。
上記の地図表示装置の他の好適な実施例は、前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図を回転させたときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存する。
上記の地図表示装置の更なる他の好適な実施例は、前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図の縮尺を変更したときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存する。
上記の地図表示装置の更なる他の一態様は、前記地図履歴取得手段及び前記地図再表示手段を繰り返し用いて、前記再表示要求に対応する地図を時系列的に連続的に再表示する地図連続再表示手段を備える。これによっても、ユーザは、以前に見た地点を容易に探し出すことができる。
本発明の他の観点では、複数の地図が電子データ化された複数の地図データを用いて以前に表示した地図を表示する地図表示方法は、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録工程と、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得工程と、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示工程と、を備える。この方法によっても、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
本発明の更なる他の観点では、コンピュータにより実行され、複数の地図が電子データ化された複数の地図データを用いて以前に表示した地図を表示するプログラムは、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムによっても、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
[地図表示装置]
(装置構成)
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。図1に、本発明の実施例に係る地図表示装置100の全体構成を示す。
地図表示装置100は、例えば、パーソナルコンピュータであり、システムバス11と、CPU(Central Processing Unit)12と、メモリ13と、キーボード14と、マウスなどの座標指示デバイス15と、ディスプレイ16と、プリンタ17と、データベース18より構成される。ここで、キーボード14、座標指示デバイス15は、入力装置である。また、ディスプレイ16、プリンタ17は、出力装置である。CPU12は、地図表示装置100全体を制御し、入出力装置の制御を行う。
CPU12、メモリ13、データベース18は、システムバス11に接続される。キーボード14、座標指示デバイス15、ディスプレイ16、プリンタ17も、図示しないインターフェースを介してシステムバス11に接続される。ここでいうメモリ13は、いわゆるメインメモリであり、本実施例に係る地図表示プログラムが記憶されている。また、データベース18には、例えば、日本全国における複数の縮尺の地図を電子データ化した地図データが記憶され、夫々の地図データには、道路や建物などの地図情報も含まれている。複数の縮尺の地図の例として、例えば、縮尺1/6400000〜1/781の間の14段階の縮尺の地図が、地図データとしてデータベース18に記憶されている。
次に、本実施例に係る地図表示方法について具体的に述べる。まず、ユーザは、キーボード14や座標指示デバイス15を用いて、CPU12に対し、地図表示プログラムを起動させる命令を行う。CPU12は、命令を受け取ると、メモリ13に記憶されている地図表示プログラムを起動する。
地図表示プログラムが起動すると、ディスプレイ16には、例えば、住所を入力することのできるメニュー画面が表示される。ユーザは、キーボード14や座標指示デバイス15を用いて、ディスプレイ16に表示されたメニュー画面に対し、地図を表示したい場所の住所を入力する。
CPU12は、地図を表示したい場所の住所の情報を受け取ると、当該住所を中心とした地図の地図データをデータベース18より取得した後、当該地図をディスプレイ16に表示する。
本実施例に係る地図表示装置100では、ユーザは、このようにしてディスプレイ16に表示された地図を、マウスなどを用いてスクロールすることにより、ディスプレイ16に表示される当該地図の表示範囲を連続的に変えることができる。以下に具体的に述べる。
図2に示す広域地図20は、ディスプレイ16に表示される地図がスクロールされるときの、当該地図の表示範囲の移動の様子を示している。広域地図20には、駅21、道路22、線路23が記されている。ユーザによりスクロールされる地図の表示範囲は、表示範囲25として示されている。つまり、ディスプレイ16には、図5の地図31に示すように、広域地図20の表示範囲25で示す部分の縮尺を縮小した地図が表示される。
また、図2の広域地図20にスクロール方向Scを示す。ユーザは、このスクロール方向Scに沿って、表示範囲25を移動させる。このようにして、地図表示装置100は、ディスプレイ16に表示された地図の表示範囲を連続的に変えることができる。
本実施例に係る地図表示装置100では、CPU12は、ユーザがディスプレイ16に表示された地図をスクロールする間、ディスプレイ16に表示される地図の表示態様の履歴をメモリ13に時系列的に記録することができる。従って、CPU12は、本発明における地図履歴記録手段として機能する。ここで、地図の表示態様の履歴の一例としては、以下で述べる、地図がスクロールされる場合における所定時間毎の当該地図の中心位置の緯度・経度といった位置情報が挙げられる(以下、単に「地図の位置情報」と称することもある)。
また、ユーザの再表示要求に応じて、CPU12は、当該再表示要求に応じた履歴をメモリ13より取得することができる。従ってCPU12は、本発明における地図履歴取得手段として機能する。
さらに、CPU12は、取得した履歴を基に、データベース18より地図データを取得し、当該履歴に対応する地図を再表示することができる。従って、CPU12は、本発明における地図データ取得手段及び地図再表示手段として機能する。
図3の広域地図20には、ユーザがディスプレイ16に表示された地図をスクロールするときに履歴として記録される各表示範囲M1〜M8が示されている。
図3の広域地図20に示すように、ユーザは、始めに表示範囲M1に係る地図をディスプレイ16に表示した後、表示された地図をスクロール方向Scに沿ってスクロールすることにより、所定時間が経過する毎に、表示される地図の表示範囲を表示範囲M1、M2、M3、M4・・・、M7、M8と順に変化させ、最終的には、表示範囲M8に係る地図をディスプレイ16に表示する。ここで、CPU12は、所定時間が経過する毎に、ディスプレイ16に表示される地図の位置情報をメモリ13に履歴として時系列的に記録する。つまり、CPU12は、当該所定時間の経過する毎に、表示範囲M1、M2、M3、M4・・・、M7、M8の夫々に係る地図の位置情報P1〜P8を順にメモリ13に時系列的に記録する。この位置情報P1〜P8は、各表示範囲M1〜M8の地図の中心位置の緯度・経度の値である。
なお、ここで、当該所定時間は、ユーザによって前記ユーザによって予め設定可能であるとすることもできる。これにより、ユーザは、例えば、当該所定時間をより短く設定することにより、より細かく履歴をとることができる。
図4に、このようにしてメモリ13に記録された位置情報の履歴の例を示す。図4に示すように、具体的には、位置情報の履歴は、表示範囲、位置情報、記録番号の項目を有するテーブルとして、メモリ13に記録される。図4に示すテーブルでは、表示範囲として、M1〜M8の文字が記録されているが、実際には、表示範囲は、その表示範囲を示す名称(例えば、住所や、特定の駅の周辺であれば「・・駅周辺」といった名称)と関連付けて記録される。
位置情報には、位置情報P1〜P8、即ち、各表示範囲に係る地図の中心位置の緯度・経度の値が記録される。
記録番号は、ユーザが地図のスクロールをし始めたときから、各表示範囲に係る地図の位置情報が記録される度に、所定の値が加算されて記録される。従って、記録番号は、スクロールの間、時系列的に増えていくこととなる。図4に示すテーブルの例では、記録番号は、各表示範囲に係る地図の位置情報が記録される度に1ずつ加算されるとしている。例えば、表示範囲M4に係る地図の位置情報が記録されるときの記録番号が4であったとすると、その次の表示範囲M5に係る地図の位置情報が記録されるときの記録番号は5となる。この記録番号より、表示範囲M5に係る地図の位置情報P5は、表示範囲M4に係る地図の位置情報P4よりも、時系列的に一つ後に記録されたことが分かる。つまり、記録番号は、表示範囲に係る地図の位置情報が記録された時系列的な順番を示している。
なお、CPU12は、記録される地図の位置情報がメモリ13の記録可能な最大数を超えた場合には、時系列的に最も古い位置情報の履歴を削除して、新しい位置情報を記録する。例えば、図4に示すテーブルにおいては、記録番号が1となる位置情報の履歴、即ち、表示範囲M1、位置情報P1、記録番号1の履歴が削除された後、新しい位置情報が記録される。これにより、常に新しい位置情報を記録することができる。
ここで、ユーザが、ディスプレイ16に表示される地図のスクロールを途中で停止する場合には、その停止している間、CPU12は、地図の位置情報をメモリ13に記録するのを停止する。なぜならば、スクロールが停止している間、ディスプレイ16に表示される地図の表示範囲には変化がなく、このときにCPU12が地図の位置情報をメモリ13に記録しても、同じ位置情報を繰り返し記録することとなり、意味がないからである。このように、スクロールが停止している間、CPU12が地図の位置情報をメモリ13に記録しないとすることで、地図の表示範囲に変化がある場合の位置情報のみ、即ち、地図がスクロールされている場合の位置情報のみがメモリ13に記録される。
以上のようにすることで、CPU12は、ユーザが以前にディスプレイ16に表示した地図の表示態様の履歴、即ち、本実施例の場合には、地図がスクロールされる場合における所定時間毎の当該地図の中心位置の緯度・経度といった位置情報を記録することができる。
次に、記録された地図の表示態様の履歴を読み出す方法について述べる。図5は、ディスプレイ16に表示される地図の表示態様の一例を示している。
図5に示すように、ディスプレイ16の表示画面上には、スクロール方向Scに沿った各表示範囲における地図31と共にメニューバー32が表示される。ここでは、地図31として、表示範囲M4に係る地図が表示されており、この表示範囲M4に係る地図の名称を「ABC駅周辺」とする。メニューバー32には、戻るボタン33と、進むボタン34と、プルダウンメニュー35が表示されている。ユーザは、戻るボタン33、進むボタン34、プルダウンメニュー35を操作することにより、CPU12に対し、メモリ13に記録されている表示範囲に係る地図を再表示する再表示要求を命令することができる。
例えば、ユーザが、プルダウンメニュー35より、「ABC駅周辺」を選択した場合には、CPU12は、メモリ13における図4に示したテーブルより、表示範囲M4に係る地図の位置情報P4、即ち表示範囲M4の中心位置の緯度・経度の情報を取得する。CPU12は、当該位置情報P4を基に、データベース18より、表示範囲M4に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。このようにして、ユーザが以前にスクロールする過程でディスプレイ16に表示した表示範囲M4に係る地図31が、ディスプレイ16に再表示される。なお、ここで、プルダウンメニュー35に表示される表示範囲は、後に詳しく述べるが、ユーザが検索又は登録した住所や名称が表示される。
ユーザが、このようにディスプレイ16に表示範囲M4における地図31を再表示した後、戻るボタン33を押した場合、CPU12は、以前にスクロールする過程で記録された表示範囲M4に係る地図の位置情報P4よりも、時系列的に一つ前に記録された表示範囲M3に係る地図の位置情報P3を、図4に示したテーブルより取得する。CPU12は、当該位置情報P3を基に、データベース18より、表示範囲M3に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。このようにして、ユーザが以前にスクロールする過程でディスプレイ16に表示した表示範囲M3における地図が、ディスプレイ16に再表示される。
ここで、ユーザが、さらに戻るボタン33を押した場合には、CPU12は、以前にスクロールする過程で記録された表示範囲M3に係る地図の位置情報P3よりも、時系列的に一つ前に記録された表示範囲M2に係る地図の位置情報P2を、図4に示したテーブルより取得する。CPU12は、当該位置情報P2を基に、データベース18より、表示範囲M2に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。このようにして、ユーザが以前にスクロールする過程でディスプレイ16に表示した表示範囲M2に係る地図が、ディスプレイ16に再表示される。
以上のことから分かるように、ユーザは、戻るボタン33を押す度に、現在表示されている地図の表示範囲に係る地図の位置情報よりも時系列的に一つ前に記録された表示範囲に係る地図の位置情報に係る地図を再表示することができる。
また、ユーザが、ディスプレイ16に表示範囲M4に係る地図31を再表示した後、戻るボタン33を長く押した場合には、CPU12は、所定時間の経過毎に、上述の動作を繰り返し、表示範囲M3、M2、M1の順に、各表示範囲に係る地図を連続して再表示することができる。従って、CPU12は、地図連続再表示手段として機能する。これにより、ユーザは、以前に見た地点を容易に探し出すことができる。
なお、当該所定時間は、ユーザにより予め設定可能であるとしても良い。このようにすることで、ユーザは、各表示範囲に係る地図を連続して再表示する際の再生速度を調節することができる。
一方、ユーザが、ディスプレイ16に表示範囲M4に係る地図31を再表示した後、進むボタン34を押した場合、CPU12は、以前にスクロールする過程で記録された表示範囲M4に係る地図の位置情報P4よりも、時系列的に一つ後に記録された表示範囲M5に係る地図の位置情報P5を、図4に示したテーブルより取得する。CPU12は、当該位置情報P5を基に、データベース18より、表示範囲M5に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。このようにして、ユーザが以前にスクロールする過程でディスプレイ16に表示した表示範囲M5に係る地図が、ディスプレイ16に表示される。
ここで、ユーザが、さらに進むボタン34を押した場合には、CPU12は、以前にスクロールする過程で記録された表示範囲M5に係る地図の位置情報P5よりも、時系列的に一つ後に記録された表示範囲M6に係る地図の位置情報P6を、図4に示したテーブルより取得する。CPU12は、当該位置情報P6を基に、データベース18より、表示範囲M6に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。このようにして、ユーザが以前にスクロールする過程でディスプレイ16に表示した表示範囲M6に係る地図が、ディスプレイ16に再表示される。
以上のことから分かるように、ユーザは、進むボタン34を押す度に、現在表示されている地図の表示範囲に係る地図の位置情報よりも時系列的に一つ後に記録された表示範囲に係る地図の位置情報に係る地図を再表示することができる。
また、ユーザが、ディスプレイ16に表示範囲M4における地図31を再表示した後、進むボタン34を長く押した場合には、CPU12は、所定時間の経過毎に、上述の動作を繰り返し、表示範囲M5、M6、M7、M8の順に、各表示範囲に係る地図を連続して再表示することができる。これによっても、ユーザは、以前に見た地点を容易に探し出すことができる。
次に、ユーザが、ディスプレイ16に表示範囲M4に係る地図31を再表示した後、以前にスクロールした方向とは異なる別の方向へ地図をスクロールする場合について述べる。
図6の広域地図20は、ユーザがディスプレイ16に表示された地図31をスクロール方向Scaに沿ってスクロールするときに履歴として記録される各表示範囲L1〜L3を示している。
図6の広域地図20に示すように、ユーザは、始めに表示範囲M4に係る地図をディスプレイ16に再表示した後、表示された地図を、スクロール方向Scとは異なるスクロール方向Scaに沿ってスクロールすることにより、表示される地図の表示範囲を表示範囲L1、L2と順に変化させ、最終的には、表示範囲L3に係る地図をディスプレイ16に表示する。
CPU12は、所定時間が経過する毎に、ディスプレイ16に表示される地図の位置情報をメモリ13に時系列的に記録する。言い換えれば、CPU12は、当該所定時間の経過する毎に、表示範囲L1、L2、L3の夫々に係る地図の位置情報Pa1〜Pa3を順にメモリ13に時系列的に記録する。この位置情報Pa1〜Pa3も、具体的には、各表示範囲L1〜L3の地図の中心位置の緯度・経度の値である。
図7に、このようにしてメモリ13に記録された位置情報のテーブルの例を示す。図7に示すテーブルより分かるように、ユーザが、ディスプレイ16に表示範囲M4に係る地図31を再表示した後、スクロール方向Scとは異なるスクロール方向Scaへ地図をスクロールした場合、CPU12は、先に記録されていた表示範囲M4の位置情報P4よりも、時系列的に後に記録された表示範囲に係る地図の位置情報、即ち表示範囲M5〜M8に係る地図の位置情報P5〜P8を図4に示すテーブルより全て消去した後、新たに表示範囲L1〜L3に係る地図の位置情報Pa1〜Pa3を順に記録する。このとき、CPU12は、表示範囲L1〜L3の記録番号として、表示範囲M4の記録番号よりも後の番号を順に記録する。例えば、図7に示すテーブルでは、表示範囲L1の記録番号は、表示範囲M4の記録番号4よりも一つ後の記録番号である記録番号5となっている。
次に、ユーザが、表示範囲L3に係る地図をディスプレイ16に表示するまでスクロールした後、プルダウンメニュー35を操作して、改めて、ディスプレイ16に表示範囲M4に係る地図31を再表示した場合について述べる。ユーザが、このとき、進むボタン34を押した場合、CPU12は、先に述べたのと同様、メモリ13より、表示範囲M4に係る地図の位置情報P4よりも時系列的に一つ後に記録された表示範囲に係る地図の位置情報を取得するが、このとき取得される情報は、表示範囲M5に係る地図の位置情報P5ではなく、図7に示すテーブルより分かるように、表示範囲L1に係る地図の位置情報Pa1となる。従って、CPU12は、当該位置情報Pa1を基に、データベース18より、表示範囲L1に係る地図の地図データを取得し、ディスプレイ16に表示する。
このように、ユーザが、再表示された地図の表示範囲から以前にスクロールしたときの方向とは異なる方向にスクロールした場合、メモリ13に記録されている以前にスクロールしたときの方向の地図の位置情報は全て失われ、新たにスクロールされた方向の地図の位置情報がメモリ13に記録される。このようにすることで、ユーザは、進むボタン34又は戻るボタン33を押して地図を再表示する際、地図の表示態様の変化の整合性が取れた表示、本実施例の場合には、地図間の繋がりの整合性の取れた再表示を行うことができる。
以上述べたように、本実施例に係る地図表示装置100では、CPU12は、ユーザがディスプレイ16に表示された地図をスクロールする間、ディスプレイ16に表示される地図の表示態様の履歴、即ち、本実施例の場合には、地図がスクロールされる場合における所定時間毎の当該地図の中心位置の緯度・経度といった位置情報を時系列的に記録することができる。また、ユーザの再表示要求に応じて、CPU12は、当該再表示要求に応じた地図を再表示することができる。このようにすることで、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
[変形例]
上述の本実施例に係る地図表示装置100では、所定の方向にスクロールした場合に、表示範囲に係る地図の位置情報の履歴を、地図の表示態様の履歴としてメモリ13に時系列的に記録することとしているが、本発明の適用はこれに限られるものではない。地図表示装置100の変形例として、スクロールするときの表示範囲に係る地図の位置情報の履歴を、地図の表示態様の履歴としてメモリ13に記録するのに代えて、又は、追加して、表示されている地図の縮尺の変更の履歴や、表示されている地図を回転させて表示画面上における方位を変更したときの履歴を、地図の表示態様の履歴としてメモリ13に時系列的に記録するとしても良い。ここで、表示されている地図を回転させて表示画面上における方位を変更する例としては、表示画面上向きを地図上における北の方角に合わせていたのに対し、地図を回転させることにより、当該表示画面上向きを地図上における西の方角に変更することなどが挙げられる。
表示されている地図の縮尺の変更の履歴をとる場合には、メモリ13におけるテーブルの項目として、図4のテーブルで述べた、表示範囲、位置情報、記録番号の他、地図の縮尺の項目が加えられる。このとき、記録番号は、縮尺が変更される前後で異なる記録番号が割り当てられる。このようにすることで、CPU12は、履歴を再表示する際、記録番号に対応して、縮尺の異なる地図をデータベース18より取得することができるので、ユーザは、地図の縮尺が変更される前後の様子を再表示して見ることができる。
また、表示されている地図を回転させて表示画面上における方位を変更したときの履歴をとる場合には、メモリ13におけるテーブルの項目として、表示範囲、位置情報、記録番号の他、表示画面上における方位の項目が加えられる。このとき、記録番号は、表示画面上における方位が変更される前後で異なる記録番号が割り当てられる。このようにすることで、CPU12は、履歴を再表示する際、記録番号に対応して、表示画面上における方位の変更された地図を表示することができ、ユーザは、地図が回転される前後の様子を再表示して見ることができる。
以上のことから分かるように、上述の変形例に係る地図表示装置100の場合においても、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができるのは言うまでもない。
上述の変形例に係る地図表示装置100の場合においても、CPU12は、表示画面上に表示される地図の表示態様に変化がない間、地図の表示態様の履歴をメモリ13には記録しないとしても良い。これにより、地図の表示態様に変化があったときのみの履歴をメモリ13に記録することができる。
また、上述の変形例に係る地図表示装置100の場合においても、CPU12は、メモリ13に記録することのできる履歴の最大数を超えた場合には、メモリ13に記録されている履歴のうち、最も時系列的に古い履歴を削除するとしても良い。これにより、常に新しい表示態様の履歴を記録することができる。
さらに、上述の変形例に係る地図表示装置100の場合においても、CPU12は、ユーザからの再表示要求に対応する地図が表示されている状態から新たな表示態様の履歴を時系列的にメモリ13に記録する場合には、その前に当該再表示要求に対応する履歴よりも時系列的に後にメモリ13に記録されている履歴を全て削除するとしても良い。これにより、地図の表示態様の変化の整合性が取れた再表示を行うことができる。
また、上記の実施例では、ユーザは、ディスプレイ16に表示された地図を、マウスなどを用いてスクロールすることにより、ディスプレイ16に表示される当該地図の表示範囲を連続的に変えるとしている。しかし、本発明の適用はこれに限られるものではない。ユーザは、その代わりに、ディスプレイ16に表示された地図上の任意の地点を、マウスを用いてクリックすることで、クリックされた当該地図上の地点を中心とする新たな地図を表示するとしても、ディスプレイ16に表示される地図の表示範囲を変えることができる。この場合、CPU12は、例えば、地図上の地点がクリックされる毎に、ディスプレイ16に表示される地図の位置情報をメモリ13に図4に例示するような履歴として時系列的に記録することができる。
また、上記の実施例では、地図表示装置100のデータベース18内に地図データが格納されているが、本発明の適用はこれには限られない。例えば、地図表示装置100が地図データを格納するデータベースを備える代わりに、又は、備えることに加えて、ネットワークなどを通じて外部の地図サーバなどから地図データを取得するように構成することもできる。
[地図表示処理]
次に、本実施例に係る地図表示処理の方法についてフローチャートを用いて説明する。図8に、本実施例に係る地図表示処理のフローチャートを示す。
まず、ユーザがディスプレイ16に表示された地図をスクロールし始めると、CPU12は、所定時間が経過する毎に、ディスプレイ16に表示される地図の位置情報をメモリ13に時系列的に記録する(ステップS11)。
次に、ユーザは、図5に示したメニューバー32に表示されたプルダウンメニュー35、進むボタン34、戻るボタン33のいずれかを操作することにより、以前に表示した所定の表示範囲の地図を再表示する再表示要求をCPU12に命令する(ステップS12)。CPU12は、ユーザによる再表示要求を基に、当該所定の表示範囲に係る位置情報をメモリ13より取得する(ステップS13)。この後、CPU12は、当該位置情報に対応する地図を、データベース18より取得した後、ディスプレイ16に再表示する(ステップS14)。
更に、ユーザが、再度、プルダウンメニュー35、進むボタン34、戻るボタン33のいずれかを操作することにより、以前に表示した所定の表示範囲の地図を再表示する再表示要求をCPU12に命令した場合には、CPU12は、ステップS12〜ステップS14の動作を繰り返す(ステップS15:Yes)。例えば、ユーザが、ここで、進むボタン34又は戻るボタン33をクリックした場合には、先に述べたように、現在表示されている地図の表示範囲に係る地図の位置情報よりも時系列的に一つ後又は一つ前に記録された表示範囲に係る地図の位置情報に係る地図を再表示することができる。一方、ユーザが、再表示要求をCPU12に命令しなかった場合には、CPU12は、地図表示処理を終了する(ステップS15:No)。
以上に説明したように、本実施例では、地図表示装置は、複数の地図が電子データ化された複数の地図データと、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を所定時間毎に時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段と、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段と、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記複数の地図データより取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段と、を備える。これにより、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
[応用例]
次に本発明に係る地図表示装置100の応用例について述べる。先に述べた実施例では、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴、言い換えれば、ユーザの操作履歴が時系列的にメモリ13に記憶されるとしているが、応用例では、更に追加して、プルダウンメニューに表示されるユーザにより検索又は登録された所定の住所や名称(以下、単に「アクティブスポット」と称す)についても履歴が時系列的にメモリ13に記録されている。以下、具体的に述べる。
図9は、メモリ13に記録されるアクティブスポットのデータ列の構造を示す模式図である。図9に示す例では、アクティブスポットのデータ列は、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(n)までのn個のアクティブスポットより構成される。プルダウンメニューには、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(n)の名称が表示される。アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(n)は時系列的に記憶されており、カッコ内の1〜nの数字は、その登録の時系列的な順番を示す。ここで時系列的に登録されているとは、具体的には、ユーザが所定の住所や名称を登録したときの日時の順番で登録されていることを指す。ユーザにより検索又は登録された所定の住所や名称のデータとしては、アクティブスポット(1)は、時系列的に最も古いデータであり、アクティブスポット(n)は、時系列的に最も新しいデータである。例えば、ユーザが、新たに所定の住所又は名称をアクティブスポットとして登録する場合には、当該所定の住所又は名称は、アクティブスポット(n+1)として登録される。
各アクティブスポットのデータは、各アクティブスポットの緯度・経度及び名称、操作履歴のデータ列より構成される。操作履歴のデータ列は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(m)までのm個の操作履歴データより構成される。操作履歴データは、具体的には、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴のデータである。言い換えると、各アクティブスポットからのユーザの操作履歴が、各アクティブスポットにおける操作履歴データとして記録されている。先に述べた実施例でいうと、図4に示した位置情報の履歴がこれに該当し、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(m)における各操作履歴データは、表示範囲M1〜M8までの各表示範囲毎の位置情報の履歴に該当する。カッコ内の1〜mの数字は、その登録の時系列的な順番、即ち先の実施例で述べた記録番号を示す。なお、この場合、スクロールを始めた場所である表示範囲M1が、図4に示した位置情報の履歴を有するアクティブスポットとなる。
図10は、アクティブスポットのデータ列に新たなアクティブスポットが追加された場合のデータ列の構造を示す模式図である。図10では、例として、アクティブスポットのデータ列は、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(5)より構成されるとする。このとき、ユーザは、アクティブスポット(3)をプルダウンメニューより選択して、当該アクティブスポット(3)に係る地図を表示しているとする。この場合において、ユーザが、新たに所定の住所や名称を検索又は登録することにより、当該所定の住所や名称に係る地図を表示する場合、即ち、アクティブスポットのデータ列に新たなアクティブスポットを追加する場合、アクティブスポット(3)よりも時系列的に後に登録されたアクティブスポット(4)〜アクティブスポット(5)は消去される。そして、追加された新たなアクティブスポットがアクティブスポット(4)として登録される。
以上のことから分かるように、アクティブスポットも、本発明における地図の表示態様の履歴として機能する。
次に、応用例に係る地図表示処理についてフローチャートを用いて説明する。
まず、地図表示装置100が、所定のアクティブスポットに係る地図を表示した後、当該所定のアクティブスポットより戻る場合、即ち、当該所定のアクティブスポットより時系列的に古いアクティブスポットに係る地図を表示する場合について述べる。図11は、このときの地図表示処理を示すフローチャートである。図12(a)は、このときの表示画面に表示されるメニューバー32aの一例を示し、図12(b)はアクティブスポットのデータ列の一例を示す。
図12(a)に示すメニューバー32aは、戻るボタン33a、進むボタン34a、プルダウンメニュー35aa、35abより構成される。プルダウンメニュー35aaは、現在表示されている地図に係るアクティブスポットより時系列的に古いアクティブスポットをリスト表示するためのものであり、プルダウンメニュー35abは、現在表示されている地図に係るアクティブスポットより時系列的に新しいアクティブスポットをリスト表示するためのものである。また、図11の地図表示処理におけるアクティブスポットのデータ列は、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(6)より構成されるとする。以下、図11の地図表示処理のフローチャートについて説明する。
ユーザは、プルダウンメニュー35aaを、マウスを用いてクリックすることにより、アクティブスポットをリスト表示する。このとき、CPU12は、現在表示されている地図に係るアクティブスポットを基に、プルダウンメニュー35aaに表示するアクティブスポットのリストを作成する。具体的には、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(4)であるとすると、CPU12は、図12(a)に示すように、当該アクティブスポットよりも古いアクティブスポット、即ち、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(3)を時系列的に新しいものから順に並べたリストとして作成する(ステップS21)。
CPU12は、現在表示されている地図に係るアクティブスポットに付加されている、登録の時系列的な順番を示す番号(以下、「アクティブスポットインデックス」と称す。例えば、現在表示されている地図に係るアクティブスポットがアクティブスポット(4)であれば、アクティブスポットインデックスは「4」となる。)が、0よりも大きいか否かを判定し(ステップS22)、「0」以下となるのであれば、処理を終了する(ステップS22:No)。例えば、アクティブスポットインデックスが、「0」となる場合には、該当するアクティブスポットは存在しないので、この場合、CPU12は、処理を終了する。一方、CPU12が、アクティブスポットインデックスが「0」よりも大きいと判断した場合(ステップS22:Yes)には、次のステップS23の処理に進む。
次に、ユーザは、プルダウンメニュー35aaをクリックして任意のアクティブスポットを選択、又は戻るボタン33aをクリックすることにより時系列的に1つ前に記録されたアクティブスポットを選択する(ステップS23)。CPU12は、ユーザによりアクティブスポットが選択されたのを検知すると、選択されたアクティブスポットの座標位置へ地図を移動する。言い換えると、CPU12は、ユーザにより選択されたアクティブスポットに係る地図をデータベース18より取得した後、表示画面に表示する(ステップS24)。
次に、CPU12は、アクティブスポットインデックスを移動分減らす。具体的には、ユーザが、プルダウンメニュー35aaをクリックして任意のアクティブスポットを選択した場合には、CPU12は、移動前に表示されていた地図に係るアクティブスポットと移動先の地図に係るアクティブスポットの間のアクティブスポットの数だけ、アクティブスポットインデックスを減らす。一方、ユーザが、戻るボタン33aをクリックすることにより、時系列的に1つ前に記録されたアクティブスポットを選択した場合には、CPU12は、1つだけ、アクティブスポットインデックスを減らす。また、CPU12は、移動先のアクティブスポットにおいて表示する地図に係る操作履歴データを示す記録番号(以下、「操作履歴インデックス」と称す)として、当該移動先のアクティブスポットにおける操作履歴データ列の個数(以下、「操作履歴格納個数」と称す)を設定し(ステップS25)、処理を終了する。
次に、地図表示装置100が、移動先のアクティブスポットに係る地図を表示した後、当該移動先のアクティブスポットにおける操作履歴を戻して表示する場合、即ち、当該移動先のアクティブスポットにおける時系列的に古い操作履歴データに係る地図を連続的に表示する方法について述べる。図13は、このときの地図表示処理を示すフローチャートであり、図14は、アクティブスポットにおける操作履歴データ列の一例を示す。
ここで、現在表示されている地図に係るアクティブスポットは、アクティブスポット(3)であるとする。図14に示すように、アクティブスポット(3)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(7)を有し、アクティブスポット(2)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(6)を有し、アクティブスポット(1)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(8)を有するとする。以下、図13の地図表示処理のフローチャートについて説明する。
CPU12は、操作履歴インデックスに対応する操作履歴データに係る地図を表示する。図11のフローチャートの説明で述べたように、移動先のアクティブスポットにおける操作履歴インデックスは、当該移動先のアクティブスポットにおける操作履歴データ列の個数、即ち操作履歴格納個数が設定されている。従って、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(3)であるとすると、現在表示されている地図は、アクティブスポット(3)における操作履歴データ(7)に係る地図となる。
このとき、ユーザは、操作履歴を戻して表示したい場合には、戻るボタン33aをクリックするよりも長く押し続ける(ステップS31)。以下、このクリックするよりも長くボタンを押し続ける操作を「長押し」と称することとする。
CPU12は、戻るボタン33aが長押しされているのを検知すると、アクティブスポット(3)における、時系列的に1つ前の操作履歴データ、即ち、操作履歴データ(7)より時系列的に古い操作履歴データ(6)に係る地図を表示する(ステップS32)。CPU12は、この後、操作履歴インデックスを1減らす(ステップ33)。
次に、CPU12は、操作履歴インデックスが「0」以下となるか否かを判定する(ステップS34)。CPU12は、操作履歴インデックスが「0」以下とならないと判定した場合には(ステップS34:No)、ステップS36の処理に移る。一方、CPU12は、操作履歴インデックスが「0」以下となると判定した場合には、アクティブスポットインデックスを「1」減らし、「1」減らした後のアクティブスポットインデックスに係るアクティブスポットにおける操作履歴格納個数を、操作履歴インデックスとして設定する(ステップS35)。ここで、操作履歴インデックスが「0」以下となる場合とは、所定のアクティブスポットにおける全ての操作履歴データに係る地図の表示が一通り終わった場合を言い、例えば、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(3)となる場合には、アクティブスポット(3)における操作履歴データ(7)〜操作履歴データ(1)に係る地図が全て表示された場合が相当する。この場合には、CPU12が、アクティブスポットインデックスを「1」減らし、「1」減らした後のアクティブスポットインデックスに係るアクティブスポットにおける操作履歴格納個数を、操作履歴インデックスとして設定することで、アクティブスポット(2)における操作履歴インデックス(6)に係る地図が次に表示されることとなる。
次に、CPU12は、アクティブスポットインデックスが、「0」以下となるか否かを判定し(ステップS36)、「0」以下とならないと判定した場合には、ステップS31〜ステップS35までの操作を繰り返す(ステップS36:No)。一方、CPU12は、アクティブスポットインデックスが「0」以下となると判定した場合には、リスト表示されるアクティブスポット全てにおける操作履歴データに係る地図が全て表示されたこととなるので、処理を終了する(ステップS36:Yes)。以上より分かるように、図13の地図表示処理においては、図14の矢印に示す順番で、アクティブスポットにおける操作履歴データに係る地図が表示されることとなる。
次に、地図表示装置100が、所定のアクティブスポットに係る地図を表示した後、当該所定のアクティブスポットより進む場合、即ち、当該所定のアクティブスポットより時系列的に新しいアクティブスポットに係る地図を表示する場合について述べる。図15は、このときの地図表示処理を示すフローチャートである。図16(a)は、このときの表示画面に表示されるメニューバー32aの一例を示し、図16(b)はアクティブスポットのデータ列の一例を示す。
図15の地図表示処理におけるアクティブスポットのデータ列は、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(6)より構成されるとする。以下、図15の地図表示処理のフローチャートについて説明する。
ユーザは、プルダウンメニュー35abを、マウスを用いてクリックすることにより、アクティブスポットをリスト表示する。このとき、CPU12は、現在表示されている地図に係るアクティブスポットを基に、プルダウンメニュー35abに表示するアクティブスポットのリストを作成する。具体的には、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(4)であるとすると、CPU12は、図15に示すように、当該アクティブスポットよりも新しいアクティブスポット、即ち、アクティブスポット(5)〜アクティブスポット(6)を時系列的に古いものから順に並べたリストとして作成する(ステップS41)。
CPU12は、アクティブスポットインデックスが、アクティブスポットのデータ例に格納されているアクティブスポットの個数(以下、「格納数」と称す。例えば、図15の地図表示処理におけるアクティブスポットのデータ列は、アクティブスポット(1)〜アクティブスポット(6)より構成されているので、格納数は「6」となる)よりも少ないか否かを判定し(ステップS42)、アクティブスポットインデックスが、格納数以上となるのであれば、処理を終了する(ステップS42:No)。例えば、アクティブスポットインデックスが、「7」となる場合には、該当するアクティブスポットは存在しないので、この場合、CPU12は、処理を終了する。一方、CPU12が、アクティブスポットインデックスが格納数よりも少ないと判断した場合(ステップS42:Yes)には、次のステップS43に進む。
次に、ユーザは、プルダウンメニュー35abをクリックして任意のアクティブスポットを選択、又は進むボタン34aをクリックすることにより時系列的に1つ後に記録されたアクティブスポットを選択する(ステップS43)。CPU12は、ユーザによりアクティブスポットが選択されたのを検知すると、選択されたアクティブスポットの座標位置へ地図を移動する。言い換えると、CPU12は、ユーザにより選択されたアクティブスポットに係る地図をデータベース18より取得した後、表示画面に表示する(ステップS44)。
次に、CPU12は、アクティブスポットインデックスを移動分増やす。具体的には、ユーザが、プルダウンメニュー35abをクリックして任意のアクティブスポットを選択した場合には、CPU12は、移動前に表示されていた地図に係るアクティブスポットと移動先の地図に係るアクティブスポットの間のアクティブスポットの数だけ、アクティブスポットインデックスを増やす。一方、ユーザが、進むボタン34aをクリックすることにより、時系列的に1つ後に記録されたアクティブスポットを選択した場合には、CPU12は、1つだけ、アクティブスポットインデックスを増やす。また、CPU12は、操作履歴インデックスとして1を設定した後(ステップS45)、処理を終了する。
次に、地図表示装置100が、移動先のアクティブスポットに係る地図を表示した後、当該移動先のアクティブスポットにおける操作履歴を進んで表示する場合、即ち、当該移動先のアクティブスポットにおける時系列的に新しい操作履歴データに係る地図を連続的に表示する場合について述べる。図17は、このときの地図表示処理を示すフローチャートであり、図18は、アクティブスポットにおける操作履歴データ列の一例を示す。
ここで、現在表示されている地図に係るアクティブスポットは、アクティブスポット(4)であるとする。図18に示すように、アクティブスポット(4)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(7)を有し、アクティブスポット(5)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(6)を有し、アクティブスポット(6)は、操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(8)を有するとする。以下、図17の地図表示処理のフローチャートについて説明する。
図17のフローチャートの説明で述べたように、移動先のアクティブスポットにおける操作履歴インデックスには、「1」が設定されているので、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(4)であるとすると、現在表示されている地図は、アクティブスポット(4)における操作履歴データ(1)に係る地図となる。
このとき、ユーザは、操作履歴を進んで表示したい場合には、進むボタン34aを長押しする(ステップS51)。CPU12は、進むボタン34aが長押しされているのを検知すると、アクティブスポット(4)における、時系列的に1つ後の操作履歴データ、即ち、操作履歴データ(1)より時系列的に新しい操作履歴データ(2)に係る地図を表示する(ステップS52)。CPU12は、この後、操作履歴インデックスを「1」増やす(ステップ53)。
次に、CPU12は、操作履歴インデックスが操作履歴格納個数よりも大きくなるか否かを判定する(ステップS54)。CPU12は、操作履歴インデックスが操作履歴格納個数よりも大きくならないと判定した場合には(ステップS54:No)、ステップS56の処理に移る。一方、CPU12は、操作履歴インデックスが操作履歴格納個数よりも大きくなると判定した場合には、アクティブスポットインデックスを「1」増やし、操作履歴インデックスとして「1」を設定する(ステップS55)。ここで、操作履歴インデックスが操作履歴格納個数よりも大きくなる場合とは、所定のアクティブスポットにおける全ての操作履歴データに係る地図の表示が一通り終わった場合を言い、例えば、現在表示されている地図に係るアクティブスポットが、アクティブスポット(4)となる場合には、アクティブスポット(4)における操作履歴データ(1)〜操作履歴データ(7)に係る地図が全て表示された場合などが相当する。この場合には、CPU12が、アクティブスポットインデックスを「1」増やし、操作履歴インデックスとして「1」を設定することで、アクティブスポット(5)における操作履歴インデックス(1)に係る地図が次に表示されることとなる。
次に、CPU12は、アクティブスポットインデックスが、格納数よりも大きくなるか否かを判定し(ステップS56)、格納数よりも大きくならないと判定した場合には、ステップS51〜ステップS55までの操作を繰り返す(ステップS56:No)。一方、CPU12は、アクティブスポットインデックスが格納数よりも大きくなると判定した場合には、リスト表示されるアクティブスポット全てにおける操作履歴データに係る地図が全て表示されたこととなるので、処理を終了する(ステップS56:Yes)。以上より分かるように、図17の地図表示処理においては、図18の矢印に示す順番で、アクティブスポットにおける操作履歴データに係る地図が表示されることとなる。
なお、ユーザは、操作履歴データに係る地図を表示する際に、戻るボタン33a又は進むボタン34bを長押しすることとしているが、これは、戻るボタン33a又は進むボタン34bをクリックした場合には、アクティブスポットが移動してしまうこととなるからである。従って、戻るボタン33a又は進むボタン34aを長押しする代わりに、戻るボタン33a又は進むボタン34aの他に新たにボタンを設けて、当該ボタンをクリックすることにより、操作履歴データに係る地図を表示するとしても良いのは言うまでもない。
上述したことから分かるように、応用例に係る地図表示装置では、CPU12は、アクティブスポットについても履歴を時系列的にメモリ13に記録することにより、ユーザは、アクティブスポットに係る地図及びアクティブスポットにおける操作履歴データに係る地図を容易に再表示することが可能となる。
以上より、本発明においては、地図表示装置は、複数の地図が電子データ化された複数の地図データと、表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を所定時間毎に時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段と、ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段と、前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記複数の地図データより取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段と、を備える。これにより、ユーザは、以前に表示した地図を簡単に再表示することができる。
本実施例に係る地図表示装置の全体構成を示すブロック図である。 スクロールされる地図の表示範囲の移動の様子を示す広域地図。 スクロールされる地図の表示範囲の移動の様子を示す広域地図。 メモリに記録された位置情報の例を示すテーブルである。 ディスプレイに再表示される地図の表示態様の一例を示す図である。 スクロールされる地図の表示範囲の移動の様子を示す広域地図。 メモリに記録された位置情報の例を示すテーブルである。 本実施例に係る地図表示処理を示すフローチャートである。 アクティブスポットのデータ列の構造を示す模式図である。 アクティブスポットのデータ列の構造を示す模式図である。 応用例に係る地図表示処理を示すフローチャートである。 メニューバー及びアクティブスポットのデータ列の一例を示す図である。 応用例に係る地図表示処理を示すフローチャートである。 アクティブスポットにおける操作履歴データ列の一例を示す図である。 応用例に係る地図表示処理を示すフローチャートである。 アクティブスポットのデータ列の一例を示す図である。 応用例に係る地図表示処理を示すフローチャートである。 アクティブスポットにおける操作履歴データ列の一例を示す図である。
符号の説明
11・・・システムバス
12・・・CPU
13・・・メモリ
16・・・ディスプレイ
18・・・データベース

Claims (11)

  1. 複数の地図が電子データ化された複数の地図データを取得する地図データ取得手段と、
    表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段と、
    ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段と、
    前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを前記地図データ取得手段により取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段と、を備えることを特徴とする地図表示装置。
  2. 前記地図履歴手段は、所定時間毎に前記表示画面に表示される地図の履歴を記憶部に記録し、
    前記所定時間は、前記ユーザによって予め設定可能であることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
  3. 前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図の表示態様に変化がない場合、前記表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を前記記憶部に保存しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の地図表示装置。
  4. 前記地図履歴保存手段は、前記記憶部に記録することのできる履歴の最大数を超えた場合には、前記記憶部に記録されている履歴のうち、最も時系列的に古い履歴を削除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  5. 前記地図履歴保存手段は、前記再表示要求に対応する地図が表示されている状態から新たな表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に記録する場合には、その前に前記再表示要求に対応する履歴よりも時系列的に後に前記記録部に記録されている履歴を全て削除することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  6. 前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図をスクロールさせたときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  7. 前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図を回転させたときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  8. 前記地図履歴保存手段は、前記表示画面に表示される地図の縮尺を変更したときの表示態様の履歴を時系列的に前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  9. 前記地図履歴取得手段及び前記地図再表示手段を繰り返し用いて、前記再表示要求に対応する地図を時系列的に連続的に再表示する地図連続再表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の地図表示装置。
  10. 複数の地図が電子データ化された複数の地図データを用いて以前に表示した地図を表示する地図表示方法であって、
    表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録工程と、
    ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得工程と、
    前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示工程と、を備えることを特徴とする地図表示方法。
  11. コンピュータにより実行され、複数の地図が電子データ化された複数の地図データを用いて以前に表示した地図を表示するプログラムであって、
    表示画面に表示される地図の表示態様の履歴を時系列的に記憶部に記録する地図履歴記録手段、
    ユーザの再表示要求に応じて、前記再表示要求に対応する履歴を前記記憶部より取得する地図履歴取得手段、
    前記再表示要求に対応する履歴を基に、前記再表示要求に対応する地図の地図データを取得した後、前記再表示要求に対応する地図を表示する地図再表示手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする地図表示プログラム。
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