JPS6263688A - 付着物質の除去方法 - Google Patents

付着物質の除去方法

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Publication number
JPS6263688A
JPS6263688A JP20237685A JP20237685A JPS6263688A JP S6263688 A JPS6263688 A JP S6263688A JP 20237685 A JP20237685 A JP 20237685A JP 20237685 A JP20237685 A JP 20237685A JP S6263688 A JPS6263688 A JP S6263688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
solvent
iron oxide
oxide particles
solid surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP20237685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyasu Nakazawa
中沢 邦泰
Masaru Ishibashi
勝 石橋
Jiro Murayama
二郎 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体表面の付着物質を溶呑して除去する方法
に関する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、固体表面に付着した物質を除去する方法としてラ
ッピングによる方法と、溶剤により溶解させる方法があ
る。
ラッピングによる方法は、ラップ剤を用いて固体表面を
研摩することにより付着物質を除去するため研摩面が多
少摩耗することは避けられず、ラッピング後に固体表面
を入念に検査9手入れする必要があり、精密な固体表面
には適用できない。
また、溶剤により溶解させる方法は溶解後に十分洗浄し
て溶剤を洗い落とす必要があり、圧力タンクや洗浄装置
の他にこれら大量の廃液を処理する設備を特徴とする 特に、原子カプラント用の器材等に付着した物質を除去
する場合はこれら器材が放射能で汚染されていることが
あり、ラッピング中に発生する粉塵を作業者が吸飲して
内部被爆を起こした抄、溶解後の廃液処理に莫大な費用
と手数を要する等の大きな問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る付着物質の除去方法は上記問題点を解決す
ることを目的にしており、固体表面の付着物質を溶剤に
より溶解し除去するにあたり固体表面に溶剤を塗布し前
記溶剤により溶解可能なフィルム材を固体表面に張着さ
せフィルム材と付着物質とが融合後フィルム材を固体表
面から剥離することを特徴としている。
〔作用〕
例えば、ポンプの摺動シールのシール面に付着した物質
を除去する場合について説明すると。
第2図に示すようにポンプの摺動シール01のシール面
に付着している特質はポンプの揚水中にわずかに存在す
る懸濁物質いわゆる汚れであるが、これらの大半はポン
プの配管等から溶出した金属酸化物の微小な粒子02で
ある。出願人において付着の本性を基礎研究の結果、こ
れらの粒子02は専門的にはVan der Waol
s力と云う分子間力で付着している状態であることが判
った。
したがって、付着している粒子02をシール面から剥離
するにはこの付着力に優る強力な接着剤に粒子02を接
着させ、この接着剤を剥離することによって粒子02を
除去できることになる。
しかし、付着物質は粒子状であるため第3UA(イ)に
示すように単なる平板状の接着剤03を付着物質に被せ
ても、付着している粒子02の頭の部分という極〈一部
に接着剤03が接触するだけであるので、完全な粒子0
2の除去は期待できない。
完全な除去を行なうには、第3図(ロ)に示すように接
着剤08が各粒子02の周囲にくまなく浸み込み各粒子
02の表面を全面的に包み込んだ融合状態になることが
必要である。本発明に係る除去方法は、この状態で接着
剤03を剥離するので大半の粒子02が接着剤03とと
もに移動し十分な除去が簡単に行なわれる。
〔実施例〕
本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る説明図にして。
原子カプラントに使用されているポンプの摺動シールの
シール面に強固に付着した酸化鉄微粒子の集合体を除去
する方法を示している。図において、1は摺動シール、
2は酸化鉄微粒子。
Aはアセチルセルローズフィルム、Bil[メチルで、
(イ)に示す酢酸メチルBは酸化鉄微粒子2の溶剤であ
り、またアセチルセルローズフィルムAは酢酸メチルB
で溶解する。先づ、(ロ)に示すように摺動シール1の
シール面に付着している酸化鉄微粒子2上に酢酸メチル
Bを滴下し。
酸化鉄微粒子2が酢酸メチルBによって十分に濡れた状
態にする。次に、この状態の内にe→に示すようにアセ
デルセルローズフィルムAを酸化鉄微粒子2上に気泡の
入らないように載せて張り付ける。この状態で暫く放置
すると、アセチルセルローズフィルムAは酸化鉄微粒子
2.!:接触している面が酢酸メチルBにより溶解し。
その接着成分が酸化鉄微粒子2の周囲に浸み込んでに)
に示すようにアセチルセルローズフィルムAと酸化鉄微
粒子2とが融合する。酢酸メチルBは溶剤であるので揮
発性があり、徐々に蒸発して最終的にはアセチルセルロ
ーズフィルムAが酸化鉄微粒子2を包み込んだ(ホ)に
示す融合状態で乾燥する。これを(へ)に示すように剥
離することにより、酸化鉄微粒子2を完全に除去するこ
とができる。
〔発明の効果〕
このように本発明に係る付着物質の除去方法によれば、
固体表面の付着物質が簡単に除去されて付着する前と同
一の状態に戻り寸法、形状が損なわれることが全くない
ため除去後の固体表面の検査2手入れが省略でき、また
除去後の洗浄を特に必要とせず溶剤および洗剤の廃液処
理も不要である。特に、原子カプラント用の器材等の付
着物質でも安全に除去できる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る付着物質の除去方法の
説明図、第2図と第3図は本発明の作用に係る説明図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固体表面の付着物質を溶剤により溶解し除去するにあた
    り、固体表面に溶剤を塗布し前記溶剤により溶解可能な
    フィルム材を固体表面に張着させフィルム材と付着物質
    とが融合後フィルム材を固体表面から剥離することを特
    徴とする付着物質の除去方法。
JP20237685A 1985-09-12 1985-09-12 付着物質の除去方法 Pending JPS6263688A (ja)

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JPS6263688A true JPS6263688A (ja) 1987-03-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450596U (ja) * 1990-09-05 1992-04-28

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450596U (ja) * 1990-09-05 1992-04-28

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