JPH071760B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH071760B2 JPH071760B2 JP62085968A JP8596887A JPH071760B2 JP H071760 B2 JPH071760 B2 JP H071760B2 JP 62085968 A JP62085968 A JP 62085968A JP 8596887 A JP8596887 A JP 8596887A JP H071760 B2 JPH071760 B2 JP H071760B2
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- wafer
- liquid
- foreign matter
- semiconductor device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に半導体ウェ
ーハ(以下単にウェーハという)上の異物を除去する工
程を有する半導体装置の製造方法に関する。
ーハ(以下単にウェーハという)上の異物を除去する工
程を有する半導体装置の製造方法に関する。
従来、この種のウェーハ上の異物を除去する工程は、第
4図のようにステージ2にウェーハ1を乗せ、回転軸3
を回転させる。一方、タンク9より配管6を通して流出
口7より純水をアーム5により回転しているブラシ4に
滴下させる。このようにして回転しているウェーハ1に
純水を滴下させた回転するブラシ4を押しあてることに
よりウェーハ上の異物を除去していた。
4図のようにステージ2にウェーハ1を乗せ、回転軸3
を回転させる。一方、タンク9より配管6を通して流出
口7より純水をアーム5により回転しているブラシ4に
滴下させる。このようにして回転しているウェーハ1に
純水を滴下させた回転するブラシ4を押しあてることに
よりウェーハ上の異物を除去していた。
上述した従来の半導体装置の製造方法ではウェーハに直
接ブラシを押し付ける為、ウェーハにダメージを与えて
しまう。またブラシに付着している異物、又はブラシの
自身からの発塵等により、ウェーハ上に異物が再付着す
る可能性がある。
接ブラシを押し付ける為、ウェーハにダメージを与えて
しまう。またブラシに付着している異物、又はブラシの
自身からの発塵等により、ウェーハ上に異物が再付着す
る可能性がある。
本発明の目的は、ウェーハに機械的ダメージを与えるこ
となく、洗浄治具等からの発塵による異物の再付着をな
くし、ウェーハの異物を除去できる半導体装置の製造方
法を提供することにある。
となく、洗浄治具等からの発塵による異物の再付着をな
くし、ウェーハの異物を除去できる半導体装置の製造方
法を提供することにある。
本発明の半導体装置の製造方法は、粘性の大きい液体で
ウェーハ上の異物を除去する工程を含むことを特徴とし
て構成される。
ウェーハ上の異物を除去する工程を含むことを特徴とし
て構成される。
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の一実施例を説明するための模式的断面図であ
る。
は本発明の一実施例を説明するための模式的断面図であ
る。
第1図において1はウェーハ、2はウェーハを載置する
ステージ、3はステージを回転させるための回転軸、6
は粘性の液体を通す配管、7は液体を流出させるための
流出口、8は液体の流量を調整するバルブ、9は液体を
蓄えるタンク、10はウェーハ上の異物、11はウェーハ上
に塗布した粘性の液体である。
ステージ、3はステージを回転させるための回転軸、6
は粘性の液体を通す配管、7は液体を流出させるための
流出口、8は液体の流量を調整するバルブ、9は液体を
蓄えるタンク、10はウェーハ上の異物、11はウェーハ上
に塗布した粘性の液体である。
本実施例では、液体として粘度30〜50cpの液体を用いた
例について説明する。まず、ステージ2にウェーハ1を
乗せ、回転軸3を3000〜4000回転で回転させる。その
後、バルブ8を開け、タンク9に蓄えられていた液体11
が配管6を通して流出口7よりウェーハ1上へ滴下され
る。滴下された液体11は回転するウェーハ1の遠心力に
より、ウェーハ1の上に均一に塗布される。さらに回転
軸3を4000〜5000回転で高速回転させ、ウェーハ1上の
液体11を振り切る。それとともに液体の流力でウェーハ
上の異物10をもウェーア1上から除去するものである。
すなわち粘度の高い液体の異物との付着力と流力を活用
して機械的ダメージを与えずにウェーハを清浄化でき
る。
例について説明する。まず、ステージ2にウェーハ1を
乗せ、回転軸3を3000〜4000回転で回転させる。その
後、バルブ8を開け、タンク9に蓄えられていた液体11
が配管6を通して流出口7よりウェーハ1上へ滴下され
る。滴下された液体11は回転するウェーハ1の遠心力に
より、ウェーハ1の上に均一に塗布される。さらに回転
軸3を4000〜5000回転で高速回転させ、ウェーハ1上の
液体11を振り切る。それとともに液体の流力でウェーハ
上の異物10をもウェーア1上から除去するものである。
すなわち粘度の高い液体の異物との付着力と流力を活用
して機械的ダメージを与えずにウェーハを清浄化でき
る。
なお、回転軸3の回転数を上げてウェーハ1上の液体11
を振り切る替りに、液体11に水溶性の液体を用い、ウェ
ーハ1に塗布後、水を加えることによって液体11を振り
切る方法を用いてもよい。
を振り切る替りに、液体11に水溶性の液体を用い、ウェ
ーハ1に塗布後、水を加えることによって液体11を振り
切る方法を用いてもよい。
第2図は本発明の他の実施例を説明するための模式的断
面図である。第2図において、1はウェーハ、10は異
物、11は液体、12はウェーハ1を入れるキャリア、13は
液体を入れる処理槽、5はキャリアを支えるアームであ
る。液体11が入った処理槽13に、ウェーハ1が入ったキ
ャリア12を浸し、アーム5を上下に動かしてキャリア12
を振動させた後、キャリア12を引き上けることにより、
ウェーハ1に付着している異物を除去することができ
る。この処理槽をウェーハ1上の感光剤を除去する剥離
工程及びウェーハ1上のイオン性の不純物等を除去する
洗浄工程において感光剤の除去及びイオン性不純物の除
去と並用して用いることにより、より効率的に半導体装
置の製造方法を行うことが可能である。
面図である。第2図において、1はウェーハ、10は異
物、11は液体、12はウェーハ1を入れるキャリア、13は
液体を入れる処理槽、5はキャリアを支えるアームであ
る。液体11が入った処理槽13に、ウェーハ1が入ったキ
ャリア12を浸し、アーム5を上下に動かしてキャリア12
を振動させた後、キャリア12を引き上けることにより、
ウェーハ1に付着している異物を除去することができ
る。この処理槽をウェーハ1上の感光剤を除去する剥離
工程及びウェーハ1上のイオン性の不純物等を除去する
洗浄工程において感光剤の除去及びイオン性不純物の除
去と並用して用いることにより、より効率的に半導体装
置の製造方法を行うことが可能である。
第3図は本発明の第3の実施例を説明するための装置の
投影図である。第3図において、1はウェーハ,10は異
物,16はウェーハを乗せる為の台,15は流れた液体を集め
る為の液受け、14は液体をフィルタリングする為のフィ
ルタ,8は流量を調整するバルブ,6は液体が通る配管,7は
液体を流す流出口である。図のようにウェーハ1を台16
に乗せ、配管6を通して流出口7より液体を流出させ
る。流出された液体の流力によりウェーハ1上の異物10
を除去することができる。除去された異物10と使用され
た液体は液受け15で集められる。使用された液体はフィ
ルター14によりフィルタリングされる為、第2図のよう
に除去した異物10が再度ウェーハ1に付着する心配がな
い。
投影図である。第3図において、1はウェーハ,10は異
物,16はウェーハを乗せる為の台,15は流れた液体を集め
る為の液受け、14は液体をフィルタリングする為のフィ
ルタ,8は流量を調整するバルブ,6は液体が通る配管,7は
液体を流す流出口である。図のようにウェーハ1を台16
に乗せ、配管6を通して流出口7より液体を流出させ
る。流出された液体の流力によりウェーハ1上の異物10
を除去することができる。除去された異物10と使用され
た液体は液受け15で集められる。使用された液体はフィ
ルター14によりフィルタリングされる為、第2図のよう
に除去した異物10が再度ウェーハ1に付着する心配がな
い。
また、従来純水を高圧でウェーハ表面に噴出させてその
水圧でウェーハ上の異物を除去する方法で純水のかわり
に本発明の様に粘度の大きい液体を用いれば、さらに除
去効果が大きくなると思われる。
水圧でウェーハ上の異物を除去する方法で純水のかわり
に本発明の様に粘度の大きい液体を用いれば、さらに除
去効果が大きくなると思われる。
以上実施例で粘度の大きい液体の例として粘度を30〜50
cpとしたが、これは30〜50cp位の粘度があると純水等一
般的にウェーハ上の異物を除去する時に用いる液体に比
べ、大きな効果がある一つの目安であり、また30〜50cp
であると例えば液体をノズルやパイプ等を流すさい設備
的対応も比較的容易であるからである。従って、50cp以
上の粘度の液体も設備的に対応が可能であればより効果
が上りうるということは言うまでもない。なお、粘度の
大きい液体の一例としてはホトレジストをあげることが
でき、その粘度はホトレジストの種類並びに調整段階で
変化させることができる。
cpとしたが、これは30〜50cp位の粘度があると純水等一
般的にウェーハ上の異物を除去する時に用いる液体に比
べ、大きな効果がある一つの目安であり、また30〜50cp
であると例えば液体をノズルやパイプ等を流すさい設備
的対応も比較的容易であるからである。従って、50cp以
上の粘度の液体も設備的に対応が可能であればより効果
が上りうるということは言うまでもない。なお、粘度の
大きい液体の一例としてはホトレジストをあげることが
でき、その粘度はホトレジストの種類並びに調整段階で
変化させることができる。
以上説明したように、本発明は、ウェーハに粘性の大き
い液体を塗布又はウェーハを粘性の大きい液体中に浸
し、また、ウェーハ上に液体を流出させるなどにより、
ウェーハ上の異物を除去することにより、ウェーハに機
械的ダメージを与えずに異物を除去することができる効
果がある。
い液体を塗布又はウェーハを粘性の大きい液体中に浸
し、また、ウェーハ上に液体を流出させるなどにより、
ウェーハ上の異物を除去することにより、ウェーハに機
械的ダメージを与えずに異物を除去することができる効
果がある。
第1図は本発明の一実施例を説明するための装置の模式
的断面図、第2図は本発明の他の実施例を説明するため
の装置の模式的断面図、第3図は本発明の第3の実施例
を説明するための装置の投影図、第4図は従来技術を説
明するための装置の投影図である。 1……ウェーハ、2……ステージ、3……回転軸、4…
…ブラシ、5……アーム、6……配管、7……流出口、
8……バルブ、9……タンク、10……異物、11……液
体、12……キャリア、13……処理層、14……フィルタ
ー、15……液受け、16……台。
的断面図、第2図は本発明の他の実施例を説明するため
の装置の模式的断面図、第3図は本発明の第3の実施例
を説明するための装置の投影図、第4図は従来技術を説
明するための装置の投影図である。 1……ウェーハ、2……ステージ、3……回転軸、4…
…ブラシ、5……アーム、6……配管、7……流出口、
8……バルブ、9……タンク、10……異物、11……液
体、12……キャリア、13……処理層、14……フィルタ
ー、15……液受け、16……台。
Claims (1)
- 【請求項1】半導体ウェーハ上の異物を除去する工程に
おいて、前記ウェーハ上の異物をグリセリンを除いて粘
度30cp以上の粘性を持った液体で除去する工程を含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085968A JPH071760B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085968A JPH071760B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63250131A JPS63250131A (ja) | 1988-10-18 |
JPH071760B2 true JPH071760B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=13873527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62085968A Expired - Lifetime JPH071760B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071760B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2626324B2 (ja) * | 1991-07-26 | 1997-07-02 | 富士通株式会社 | 洗浄方法 |
JP6442359B2 (ja) * | 2015-05-15 | 2018-12-19 | 株式会社Screenホールディングス | 液充填方法および充填材層形成方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62177000A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-03 | Toshiba Corp | 砒化ガリウム結晶体の洗浄液 |
-
1987
- 1987-04-07 JP JP62085968A patent/JPH071760B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63250131A (ja) | 1988-10-18 |
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