JPS6263593A - グリセロ−ル誘導体の製造法 - Google Patents

グリセロ−ル誘導体の製造法

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JPS6263593A
JPS6263593A JP60203860A JP20386085A JPS6263593A JP S6263593 A JPS6263593 A JP S6263593A JP 60203860 A JP60203860 A JP 60203860A JP 20386085 A JP20386085 A JP 20386085A JP S6263593 A JPS6263593 A JP S6263593A
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般式(1) トリメチルシリル基を示し、R1はアルキル基、アニル
基であシ、Yは水素原子、低級アルキル基。
アルケニル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を示
し、nは1〜5の整数である。また R2は水素原子又
は水酸基の保護基を示す。)で表わされるアンチ型グリ
セロール誘導体の製造法に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点前記一般
式(III)で表わされるアンチ型グリセロール誘導体
は、種々の光学活性物質の反応中間体として用いること
ができ、特に置換ビニルシリル基を有するアンチ型グリ
セロール誘導体は、下記の式に示すように、ニブキシ死
後、トリメチルシリル基を脱離し、エポキシアルコール
を開環することによシ立体規制された糖誘導体に導くこ
とが可能である。
H ム OHOH (リビトール−5−酢酸エステル) 従って、一般式[1[1)で表わされるアンチ型グリセ
ロール誘導体を選択的に製造することは医薬、農薬等の
生理活性物質の製造にとって有効である。
従来、このようなグリセロール誘導体の製造法として一
般式(1) 方法が知られている。例えば、「テトラヘドロンレタ吻
ズ(Tatrahedron Latters) + 
24巻、28号、2843頁」及び「プルテン・オプ・
ザ・ケミカル・ソサイヤティ・オプ・ジャパン(Bul
letin of the Chemjcal 5oc
lety of Japan)42巻、2957頁、1
969年」には、2,3−インプロピリデングリセルア
ルデヒドにグリニヤール試薬等を反応させ、対応するグ
リセロール誘導体を得ることが記載されている。しかし
ながら、グリセルアルデヒドが前記一般式〔■〕で示さ
れるグリセルアルデヒドの対掌体の1つである構造式〔
1′〕 で表わされる絶対配置を有するものである場合には、得
られるグリセロール誘導体は、構造式〔■′〕及び[”
lV)で表わされるグリセロール誘導体の混合物である
。即ち、 (式中、R及びR2は前記と同じ意味を表わす。また、
構造式〔■〕のグリセロール誘導体をシン凰、構造式〔
■りのものをアンチ型と略称する。)。
更に、r、)ヤーナル・オブ・オルガニック・ケミスト
リー(Journal of Organle Che
mistry) 50巻、3号、422頁、1985年
」には、構造式〔1つで表わされるグリセルアルデヒド
とツメチル銅リチウムとの反応により、グリセロール誘
導体を得る方法が提案されているが、得られたグリセロ
ール誘導体は同様にシン型とアンチ型の混合物である。
この場合、シン型又はアンチ型のグリセロール誘導体を
選択率よく得る方法として、構造式〔I′〕で表わされ
るグリセルアルデヒドにn−プチルトリイングロポキン
チタンを反応させて構造式〔■勺で表わされるアンチ型
のグリセロールを優先的に得る方法も提案されているが
必ずしも満足すべき結果を得ていない。
なお、本発明者は先に特願昭60−45873号におい
て、構造式〔I′〕で表わされるグリセルアルデヒドに
グリニヤール試薬を反応させて構造式CPDで表わされ
るシン型のグリセロール誘導体を選択的に合成する方法
を提案したが、アンチ型グリセロール誘導体を効率よく
選択的に製造する方法は知られていない。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、一般式〔■〕
で表わされるアンチ型グリセロール誘導体を効率よく選
択的に合成する方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 即ち、本発明者は上記目的を達成するため、鋭意努力検
討の結果、 一般式(1) で表わされるグリセルアルデヒドと 一般式(II) RMgX     ([1 表わされる置換ビニルトリメチルシリル基を示し、表わ
される置換フェニル基、Yは水素原子、低級アルキル基
、アルケニル基、低級アルコキシ基又はハロダン原子を
示し、nは1〜5の整数である。
で表わされるグリニヤール試薬とを第一銅塩、アルキル
リチウム及び溶媒の存在下に反応させることによシ、 一般式CI[I] (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基を示し、R
は一前記と同じ意味を表わす) で表わされるアンチ型グリセロール誘導体が選択的に得
られることを見出し、本発明をなすに至ったものである
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係るアンチ型グリセロール誘導体の製造法は、
上述したように一般式CI)で表わされるグリセルアル
デヒドと一般式〔■〕で聚わされるグリニヤール試薬と
を第一銅塩、アルキルリチウム及び溶媒の存在下に反応
させるものであるが、−)般式(II)で表わされるグ
リニヤール試薬が置換ビニルシリル基を有する場合は、
生成するグリセロ−ル誘導体は殆んどアンチ型グリセロ
ール誘導体であシ、優れた選択性と有している。
この場合、一般式CI)で表わされるグリセルアルデヒ
ドの対掌体の一つである構造式〔■′〕のグリセルアル
デヒドは、例、tばD−マンニトールを2.2−ジメト
キシグロパン等で処理して得られるジアセトニドを四酢
酸鉛又は過沃素酸ナトリウムと反応させて、構造式〔■
′〕のグリセルアルデヒドに含まれる2、3−0−イソ
プロピリデン−D−グリセルアルデヒドを得ることがで
きる。
この構造式〔■′〕で表わされるグリセルアルデヒドは
、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下、無水状態で
一般式〔■〕で堀わされるグリニヤール試薬を第一銅塩
、アルキルリチウム及び溶媒の存在下に反応させて一般
式〔■〕で我わされるアンチ型グリセロール誘導体へ導
くことができる。
即ち、一般式CI)で表わされるグリセルアルデヒドの
対掌体の一つである構造式〔■りの絶対配置を有するア
ルデヒド からは、一般式〔■〕で表わされるアンチ型グリセロー
ル誘導体の対掌体の一つである一般式〔■′〕(式中、
R、R2は前記と同じ意味を有する)の絶対配置を有す
るアンチ型グリセロール誘導体と得ることができる。
マタ、一般式(1)で表わされるグリセルアルデヒドの
対掌体の他の一つである構造式〔■〃〕の絶対配置を有
するアルデヒド を用いる場合は、一般式CII[)で表わされるアンチ
型グリセロール誘導体の対掌体の一つである構造式〔■
“〕 (式中、R、R2は前記と同じ意味を有する)の絶対配
置を有するアンチ型グリセロール誘導体を得ることがで
きる。
この場合、本発明によって得られるアンチ型グリセロー
ル誘導体〔■′〕及び〔■“〕において R2が水素原
子である場合は、必要に応じその水酸基を保護すること
が可能である。保護基としては通常の保護基を挙げるこ
とができ、例えばベンジル基、アルキル基、トリアルキ
ルシリル基及びテトラヒドロピラニル基等がある。
更に、一般式(I[I]で表わされるアンチ型グリセロ
ール誘導体において、置換ビニルシリル基を有するアン
チ型グリセロール誘導体のトリメチルシリル基は容易に
脱離し、アルケニル基となる。
このアルケニル基を有するアンチ型グリセロール誘導体
の二重結合を水素化することにょ)、容易にアルキル基
に導くことが可能である。
が好適に使用される。その使用量はグリニヤール試薬と
等モル量が好ましい。
また、アルキルリチウムとしてはメチルリチウム、ブチ
ルリチウム、等を挙げることができ、その使用量はグリ
ニヤール試薬と等モル量が好ましい。
更に、本発明の反応を進めるに際して使用する溶媒とし
ては、通常グリニヤール反応に使用される溶媒を用いる
ことができ、例えばジエチルエーテル等のジアルキルエ
ーテル類、テト2ヒドロ7ラン等の環状エーテル類を挙
げることができ、特にテトラヒドロフランは好適に使用
される。
反応温度は一78℃〜0℃の範囲を採用することができ
るが、特に−78℃〜−10℃の範囲が好ましい。また
反応時間は通常30分〜10時間である。
発明の効果 本発明方法によれば、一般式(1)で表わされるグリセ
ルアルデヒドと一般式〔■〕で表わされるグリニヤール
試薬とを第一銅塩、アルキルリチウム及び溶媒の存在下
に反応させることによシ、従来選択的に得ることが困難
であった一般式〔■〕で表わされるアンチ型グリセロー
ル誘導体を選択的に収率よく合成することが可能となり
、このため本発明方法はアンチ型グリセロール誘導体の
特徴を生かした糖誘導体、医薬及び農薬等の生理活性物
質やこれらの中間体の工業的製造に非常に有用である。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕 アルゴン雰囲気下、シアン化第一銅250 m9(2,
79ミリモル)とテトラヒドロ7ラン5ゴの懸濁溶液に
一50℃でビニルl−’Jメチルシリル臭化マグネシウ
ムのテトラヒドロフラン溶液5.47m(2,79ミリ
モル)を滴下し、更にその後同じ温度でメチルリチウム
のジエチルエーテル溶液1.63m1(2,79ミリモ
ル)をゆっくり滴下した。
この溶液を2分間攪拌後、−78℃に冷却し、次いで、
2.3−0−イングロピリデングリセルアルデヒド(式
1/ )のテトラヒドロ7ラン溶液1d(1,86ミリ
モル)をこの溶液中にゆっくり滴下した。この温度で1
0分間、更に昇温して室温で1’0時間攪拌した後、飽
和塩化アンモニウム水溶液20d及び10%アンモニア
水溶液20−を加え、引続き1時間攪拌した。
n−ヘキサン−ジエチルエーテル(1:1)混合溶媒1
0mA!を使用し、水層よシ反応生成物を抽出した。こ
の操作を3回行なりた後、抽出液を合わせ、硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去して粗生成物を
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトを用い
て精製した。収量37 Irn9(収率87%)。
この精製物をメチルエーテル化しガスクロマトグラフィ
ー分析登行ったところ化合物111’−Aと化合物IV
−Aの生成モル比は19.5:1であった。
(アンチ型111’−Aの選択率は95.1チであった
。)また、化合物111’−Aの分析値は下記の通りで
あったO ’H−NMR: CCl4溶媒 δ0.01 (S 、 9H,3CH3) 、 1.1
8と1.26(2S 、 6H,2CH3)。
2.28 (brs 、11(−OH) 、3.66 
(d 、J=7Hz r 2H、CH20) 。
3.98 (ddd、 J=4Hz、 6.4Hz、 
8.4Hz、 IH,CHCH20)。
4.35(brs、 IH,CHOH) 、 5.37
(m、 IH,HCH=C)。
5.80 (m 、 I H、HCH=C)13C−N
MR: CDC1,溶媒 δ −0,81,25,2,26,4,64,3,72
,7,77,7,109,3゜125.5,150.1 〔α〕。+11.5 (C1,08,CHCt、)〔実
施例2〕 I11’−B        IV−Bアルゴン雰囲気
下、臭化イソブチルマグネシウムのジエチルエーテル溶
液8.66m(12,8ミリモル)に0℃でチタノセン
ジクロライド176■を加え、20分間攪拌した。更に
1−トリメチルシリルヘプチン−1の:3L/(14,
1ミリモル)をゆっくシ滴下した後、25℃で12時間
攪拌した。
次に、シアン化第一銅1.15p(12,8ミリモル)
とテトラヒドロフラン251M!の懸濁溶液を一50℃
で滴下後、メチルリチウムのジエチルエーテル溶液7.
49d(12,8ミリモル)を更に滴下し、2分間攪拌
した。この溶液を一78℃に冷却後、2.3−0−イン
グロピリデングリセルアルデヒド■′のテトラヒドロフ
ラン溶液3mJ(8,53ミリモル)をゆっくシ滴下し
、この温度で10分間、更に昇温して室温で1時間攪拌
した。次いで、飽和塩化アンモニウム水溶液1001n
lと10%アンモニア水溶液100−を加え引続き2時
間攪拌した。
水層よシ反応生成物をn−へキサ740mを使用し、3
回抽出した。抽出液を集め、硫酸マグネシウムで乾燥後
、減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。この粗生成物
をシリカグルカラムクロマトを用いて精製した。収量1
87rv(収率73チ)であった。
この精製物をメチルエーテル化し、ガスクロマトグラフ
ィー分析を行ったところ化合物111’−Bと化合物I
V−Bの生成モル比は25:1であり、アンチ型111
7−Hの選択率は96.2%であった。
また、化合物111/−Hの分析値は次の通りであった
1H−NMR: cct4溶媒 δ 0.04(S 、 9H,3CH3) 、 0.6
3〜0.90(m、 3H,CH3) 。
1.00〜1.50 (m 、12H12CHsと+C
H2−)、CH,)。
1.78〜2.20(m、3H,OHとCH=CH2C
) 、 3.61と3.62(2d 、 J=7.6H
!、6Hz、2H,CH20)、 3.73〜4.01
 (m。
I H= CH=H20) −4,17(d −J =
4 Hz 、I H、CHOH) 、6.26(dt 
、J= 1.2Hz 、 7.2Hz 、 I H、C
H=C)13C−NMR: CDCt、溶媒 δ0.32 、13.9 、22.5 、25.2 、
26.4 、29.4 、31.5 、31.9 。
64.1 、72.2.78.1 、109.2 、1
36.5 、143.4次に参考例を示す。
〔参考例1〕 OH6H I[[’ −A          V水素化ナトリウ
ム47.0F9(0,981ミリモル、50%油分)と
へキサメチルホスホロアミド3−の懸濁溶液に室温で化
合物I[[/−Aのヘキサメチルホスホロアミド溶液1
id(0,981ミリモル)を滴下し、5分間攪拌した
。次に、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオライド
のテトラヒドロフラン溶液1.41m/(0,981ミ
リモル)を滴下して10分間攪拌した。次いで、飽和塩
化アンモニウム水溶液5 mlを加え攪拌を続けた。水
層より反応生成物をn−ヘキサン−ジエチルエーテル(
1:1)の混合溶媒5Mを使用し、3回抽出した。
抽出液を集め、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒
を留去して粗生成物を得た。この粗生成物をシリカrル
カ2ムクロマトを用いて精製した。
収量132WIg(収率85チ)。
また、化合物Vの分析値は次の通シであった。
’H−NMR: CCl4溶媒 δ1.25と1.33(28、6H,2CH3) 、 
2.52(brs、LH,0H)3.78〜4.30 
(m 、4 H−CH2CH(0)CHOH) 、5.
10〜5.53(m # 2H、CH2−C) 5.85(ddd、J−4,5Hz、10Hz、17H
z、IH,CH=CH2)〔α)D−4,2°(c O
,86、cacz3)〔参考例2〕 水素化ナトリウム80〜(1,ロアミリモル、50%油
分)とへキサメチルホスホロアミド3 rnlの懸濁液
、化合物■/−nのヘキサメチルホスホロアミド溶液1
mA!(1,ロアミリモル)及びテトラーn−ブチルア
ンモニウムフルオライドのテトラヒドロフラン溶液2.
49m(1,ロアミリモル)を使用し、参考例1と同様
に反応を行ない化合物■353■(収率93チ)を得た
化合物■の分析値は次の通シであった。
’H−NMR: cct4溶媒 δ0.71〜1.06 (m 、3 H−CHs ) 
、1.10〜1.60 (m −12H。
20H,と+CH2+、CH,) 、 1.83〜2.
50 (m 、 3H、CH2−CM−CとOH)  
3.73〜4.22 (m 、4 HlCH2CH(0
)OH) 。
5.40(dd、J−5,3Hz、16Hz、IH,C
印CH−CH2)。
5.72(dt、J =16Hz、7Hz、LH,(H
=CH−CHO)〔α)25+20.9 (C1,14
,CHCt、)〔参考例3〕 ■          ■ 化合物V2421n9(1,53ミリモル)とメタノー
ル3ゴの混合溶液に5モルチカーデン担体付パラジウム
触媒65.2■を加え、常圧、室温で1時間水素化を行
なった。反応溶液よシ触媒を除去後、減圧下溶媒を留去
して粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトによシ精製した。
化合物■の収I12201119(収率90%)であり
た。
化合物■の分析値は次の通シであった。
’H−NMR: cct4溶媒 δ1.01 (t 、 J=c7Hz、3H,CH3)
 、 1.20〜1.65(at、 2H。
C竺2CH3) 、 1.29と1.34(28,6H
,2CH,)。
1.93(brs、IH,OR) 。
3.47〜4−06 (m 、4 HlCH2CH(0
)CHOH)15C−脇: coct、溶媒 δ10.0 、25.2 、25.7 、26.4 、
64.8 、72.3 、78.5 、108.8〔α
)25+18.5°(CO,44、CHO23)〔参考
例4〕 化合物VI240+Q(1,05ミリモル)とメタノー
ル5Hの混合溶液及び5モルチカーがン担体付・母ラジ
ウム触媒44.8ff+9を使用し、参考例3と同様に
水素化反応を行なった。化合物■の収量は223■(収
率92チ)であシ、また化合物■の分析値は次の通シで
ちった。
’H−NMR: cct4溶媒 δ0.76〜1.03 (m 、3H、CHs ) 、
1.13〜1.64 (m 、18H。
2CH,と+CH2+6CH3)、2.20(brs、
IH,OH)。
3.52〜4−03 (m t 4 H、CH2CH(
0)CH(0) )13C−小組: CDCl3 δ14.0 、22.6 、25.3 、25.7 、
26.5 、29.1 、29.5 、31.8 。
32.8,64.7.70.8.7B、8,108゜9
〔α)、 +12.9° (CO,98、CHO2,)
〔参考例5〕 0℃に冷却した化合物111’−A 1501n9(0
,65ミリモル)とジクロロメタン3dの混合溶液に7
01のt−プチルハイドロノ4−オキサイド溶液0.1
68m(1,30ミリモル)をゆりくシ滴下し、触媒量
のビスアセチルアセトナート酸化バナジルを加えた。6
時間反応後、ジメチルサルファイド2dを加え、室温で
30分間攪拌した。
次に、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液5dを加え攪
拌した。水層よシ反応生成物をジクロロメタン5−を使
用して2回抽出した。抽出液を合せ、硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。この
粗生成物とシリカrルカラムクロマトを用いて精製した
。収量は137■(収率85チ)であった。
化合物■の分析値は次の通りであった。
’H−NMR: cct4とD20の混合溶媒δ0.0
3(S、9H,3C)1.)、1.15と1.23 (
28、6H、2CH,)。
2.41と2.75 (2d −J =5 Hz 、2
 H、H2C”””C) 。
3.43〜4.03 (m 、CH2CH(0)CHO
H)”C−NMR: CDCL、溶媒 a 3.03.25.2,26.3,46.2,52.
9.66.8,70.9,75.8゜109.0 [α]25+3.2 (C1,05,CHCL、)〔参
考例6〕 ()HOH ■X 化合物X4121n9(1,ロアミリモル)とテトラヒ
ドロ7ラン5dの混合溶液に室温でテトラ−n−ブチル
アンモニウムフルオライドのテトラヒドロフラン溶液2
.50m1(1,ロアミリモル)ト加えた後、0℃でカ
リウムt−ブトキサイド188Tn9(1,67ミIJ
モル)を一度に加えて5分間攪拌した。次に、飽和塩化
アンモニウム水溶液5 mlを加え攪拌した。水溜よシ
反応生成物を酢酸エチル5プを使用して3回抽出した。
抽出液を合せ、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒
を留去して粗生成物を得た。この粗生成物を7リカrル
カラムクロマトを用いて精製した。収量は231 is
;+ (収率80%)であった。
化合物Xの分析値は次の通シであった。
’H−NMR: cct4とD20の混合溶媒δ1,3
1と1.39(2S、6H,2CH3)。
3−63〜4−30 (m 、4 H、CH2CH(0
)CHOH)〔α)D−30,3(C0,971,CH
CL3)〔参考例7〕 化合物#M−X 211■(1,21ミリモル)と83
チのt−ブタノール水溶液3mA!の混合溶液に、室温
で0.5規定水酸化す) IJウム水溶液2.42mJ
(1,21ミリモル)を加えた後、70℃で15時間攪
拌した。次に、エチルアルコール15−を加えた後、減
圧下t−ブタノールと水を共沸除去した。この粗生成物
をシリカダルカラムクロマトを用いて精製し九。収量は
163ダ(収率70チ)であった。
化合物Xの分析値は次の通)であったO’H−NMR:
 CDC1,溶媒 δ1.26と1.33(28,6H,2CH,)、3.
50〜4.40(rn。
l OH)   融点 82〜83℃ 〔α1D 13.3° (C1,23,EtoH)〔参
考例8〕 H XI           Xll 化合物←X[118■(0,615ミリモル)とメタノ
ール2 mlの混合溶媒に室温で12規定塩酸3滴を加
えて2時間攪拌した。次に、ピリシンで反応液を中和後
、減圧下溶媒を留去した。更にピリジン3プを加えて無
水酢酸0.578rnl(6,15ミリモル)を室温で
滴下後、12時間攪拌した。
次いで、3規定塩酸15dを加え、水層よす反応生成物
を酢酸エチルi od1使用して2回抽出した。抽出液
を集め、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液15−を加
えてアルカリ性とし、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下溶媒を留去し粗生成物を得た。この粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトで精製し、化合物■のりビトール5
酢酸エステル181ダ(収率81%)を得た。
このリビトール5酢酸エステルの分析値は次の通シであ
った。
13C−NMR: cDct3溶媒 δ20.5 、20.6 、61.6 、69.2 、
69.4 、169.2 、169.6 。
170.3 また、他の分析値は文献に記載の値と一致していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされるグリセルアルデヒドと、 一般式〔II〕 RMgX〔II〕 (式中、Xはハロゲン原子、Rは▲数式、化学式、表等
    があります▼で 表わされる置換ビニルトリメチルシリル基を示し、R_
    1はアルキル基、アルケニル基又は▲数式、化学式、表
    等があります▼で表わされる置換フェニル基、Yは水素
    原子、低級アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ
    基又はハロゲン原子を示し、nは1〜5の整数である。 )で表わされるグリニヤール試薬とを第一銅塩、アルキ
    ルリチウム及び溶媒の存在下に反応させることを特徴と
    する 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R^2は水素原子又は水酸基の保護基を示し、
    Rは前記と同じ意味を表わす) で表わされるアンチ型グリセロール誘導体の製造法。 2、第一銅塩としてシアン化第一銅を使用する特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。
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