JPS6262454A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと称する）に関
するものである。

従来の技術 第３図は従来型ＶＴＲの記録再生走行時におけるテープ
走行系の概略平面図、第４図は磁気テープ（以下テープ
と称する）を早送シ、巻戻し及び停止時のテープ走行系
の概略平面図で、１はカセットケース、２は回転ヘッド
、３は供給リール、４は巻取リール、５はテープ、６は
霜検出素子、７は音声コントロールヘッド、８はテープ
引出しポスト、９は駆動ベルト９１Ｌを介して引出しポ
スト駆動機構に駆動力を伝達する引出しポスト駆動用モ
ータ、１１はメカニズムシャーシである。

上記した従来の構成では、テープ上の情報を高速で検出
するためにテープを高速で走行させる必要が有る場合、
第３図に示す走行系では、テープと接触する走行部分が
多いためテープ走行速度を早くするには限界があり、第
４図の如くカセットケース１よシテープ５をテープ引出
しポスト８で途中まで引出した状態（以下ハーフローデ
ィングと称する）でテープ６と音声コントロールヘッド
７を接触した状態でテープ６を高速走行せしめ、テープ
６上に記録された情報を音声コントロールヘッド７で検
出するようにいていた。

又テープ走行停止状態においても第４図と同様の走行系
となっている。

発明が解決しようとする問題点 この様なシステムにおいてＶＴＲの周囲温度が急激に変
化した時、ＶＴＲのメカニズムシャーシ全体に露が発生
する。露が発生した状態でテープ５を第３図の如く走行
させるとテープ６と回転ヘッド２及び走行部が露によシ
密着し、テープダメージを発生させる。

従来においてはメカニズムシャーシ１１　Ｋ霜検出素子
６を設置し、露の発生を検出し、露の検出時にはテープ
走行を第４図の如く停止状態とすると共に、テープが走
行しない様に禁止し、テープダメージの発生を防止して
いた。しかし上記の様な構成であっても、第４図の停止
状態においては、露が発生した場合走行禁止となるが、
露が乾燥し霜検出素子が露なしと判断すると走行禁止を
解除し走行可能となる。

しかし第４図のＡ部の如く回転ヘッド２とテープ５が接
触しているため第４図ム部の接触面では露が乾燥しない
場合がある。この状態で第３図の如く走行させると回転
ヘッド２が回転するため、第４図のＡ部は回転ヘッド２
とテープ６が密着して回転ヘッド２に巻付くためテープ
ダメージを発生させる。又第４図のＡ部を乾燥させるた
めに長時間放置しておくとテープ５のテープ磁性材が回
転ヘッド２に接着し磁性粉が剥離する場合がありこの場
合もテープダメージを発生させるという問題点を有して
いた。

本発明は上記問題点を鑑み露付時にテープ走行を禁止す
ると共に停止状態においても回転ヘッドとテープを接触
しない様にし、露付時に発生するテープダメージを防止
する事を特徴とする磁気記録再生装置を提供するもので
ある。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明は、例えば通常の停
止状態では回転ヘッドとテープを接触した状態にし、霧
発生時にはテープ引出しポストをテープと回転ヘッドと
接触しない位置まで移動させるように構成したものであ
る。

作用 本発明は、上記した構成により露付時にテープと回転ヘ
ッドの接触がな°くなることによりテープダメージを防
止することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置（以下’／Ｔ
Ｒという）について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例のＶＴＲの全体構成を示すも
のである。第１図において、３０はメカニズムシャーシ
、３１は回転ヘッド、３２は供給リール、３３は巻取シ
リール、３４はカセットケース、３５はテープ引出しポ
スト、３６はテープ引出しポスト駆動用ベルト、３７は
テープ引出しポスト駆動モータ、３８はテープ引出しポ
スト駆動機構、３９は霜検出素子、４０は音声コントロ
ーＡ／ヘッド、４１はリールモータ、４２はアイドラ、
４３は音声コントロール増幅器、４４はテープ引出しポ
スト駆動するためのモータ駆動回路、４６は霜検出増幅
器、４６はＶＴＲの電気部及び各駆動用のモータを制御
する制御回路、４７はＶＴＲの動作を指命するモードス
イッチ、４８はリールモータを駆動するリールモータ駆
動回路、４９は回転ヘッドを回転させる回転へラドモー
タ駆動回路、６０はテープ、５１は回転ヘッド用の回転
へラドモータである。

以上の様に構成されたＶＴＲについて以下第１図、第２
図を用いてその動作を説明する。

第１図はテープ走行を停止した状態を示すものである。

第１図の状態において周囲温度の急激な変化によシ露が
発生した場合、霜検出素子３９により露を検出し、霜検
出増幅器４５で増幅し、制御回路４６に入力する。

制御回路４６は、霜検出が入力されるとテープ引出しポ
スト駆動用のモーター駆動回路４４を制御し、テープ引
出しポスト駆動モータ３７を駆動し、テープ引出しポス
ト駆動用ベルト３６．テープ引出しポスト駆動モータ３
７で構成されるテープ引出し機構を駆動し、テープ引出
しポスト３５を第１図の矢印Ｂの方向に移動させる。そ
れと同時に引出しポスト３６を移動したために発生する
チーブタルミをリールモータ駆動回路３８を制御回路４
６により制御し、リールモータ４１を駆動し、アイドラ
４２を回転させ更に供給リール３２を第１図の人の矢印
方向に回転しチーブタルミを防止する。以上で動作が完
了する。

第２図は上記動作が完了した時の状態を示すものである
。この状態では、更にメカニズムシャーシ３０が乾燥す
るまでは、制御回路４６によりテープ引出し用モータ３
７とリールモータ４１と各メカニズム駆動部の動作を禁
止している。乾燥後は第１図の走行状態にするため、テ
ープ引出しポスト用モータ３７を回転すると共に、各メ
カニズム駆動部動作の禁止を解除する。

以上の様に霧発生時には第２図で示す様に、回転ヘッド
３１とテープ６０が接触していないために、露付き時の
テープダメージを防止する事が出来る。

このように本実施例によれば、テープ上の情報を高速で
検出する機構を有するＶＴＲにおいて、露付き時のテー
プダメージを防止すると共に、制御回路にマイクロコン
ピュータを用いているため、ソフト変更のみでコストア
ップなく実現することが出来る。

発明の効果 以上のように本発明によれば、結露時、テープを回転ヘ
ッドから離すと共にテープ走行手段が作動しないように
しているためテープダメージに対する安全性の高い磁気
記録再生装！を提供し得る。

また、テープが回転ヘッドから離れているため回転ヘッ
ドシリンダなどに付着した露を速く乾燥させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
全体構成を示すブロック構成図、第２図は霜検出時のテ
ープ走行系を示す平面概略図、第３図は従来例における
記録再生時のテープ走行系を示す平面概略図、第４図は
同露付き時の停止状態を示す平面概略図である。 ３ｏ・・・・・・メカニズムシャーシ、３１・・・・・
・回転ヘッド、３２・・・・・・供給リール、３３・・
・・・・巻取りリール、３５・・・・・・テープ引出し
ポスト、３６・・・・・・テープ引出しポスト駆動用ベ
ルト、３７・・・・・・テープ引出しポスト駆動モータ
、３８・・・・・・テープ引出しポスト駆動機構、３９
・・・・・・露検出素子、４０・・・・・・音声コント
ロールヘッド、４１・・・・・・リールモータ、４４・
・・・・・モータ駆動回路、４６・・・・・・露検出増
幅器、４６・・・・・・制御回路、５０・川・・テープ
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３０
−−−　メカニズム２シマー７　　　　　　　Ｊ７−−
−　チーブタ１出しボ°入トｌｔ動七−タ、３１−−　
　■１私へラド　　　　　　　　　　　Ｊ６　・−一　
　テープラ＋ｆＡｂ、ｔに入ト角［劾矛曖遺啄Ｊ２−一
・　イ跣玲リール　　　　　　　　　譚−−−ｆ？卆（
出−判す３３−１−＋７リール　　　　　　句−ｍ−音
声コント叶ルヘｌド１．３，５−−−　チーブ５１ｔ４
しｌζスト　　　　　６０−−　テープ第　　ｔ　　　
図　　３６〜゛−テープ５１本しボストｊ１！動川ベル
ト３０−ｍ−メｉニス゛ムシャーシ ３１−−一　回転へ、、ド ３２−ｍ−イ残＾トリール ３３−４にソリール ３６−−−　テープ５１本しポストｉＬ勤用ベルト３７
−−−　テープ５１出、しごストＪ４劾モータ３δ　°
゛−テープ５１出、ＬＪζストＪＩＥ責力羽！構１２図
　　　　　、３？−ｇ一枚亀東号４１−−　リールモー
タ ４２−−−７４ドフ Ｊと　　４２’ｉｌ　　　　　Ｊｊ 第３図 Ｊ　　　　１４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープに信号を記録若しくは再生するための回転ヘ
   ッドと、前記磁気テープを走行させるための走行手段と
   、装置内に配設された露検出手段と、前記露検出手段に
   より露を検出した場合前記走行手段が作動を開始しない
   ようにする制御手段と、前記露検出手段により露を検出
   した場合前記磁気テープを前記回転ヘッドから離間させ
   るための離間手段とを備えてなる磁気記録再生装置。