JPH04195841A - テープ走行制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＤＡＴ等におけるテープ走行スピード制御装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭５６−３７８５４号公報に記載の
ように、テープに記録されている曲と曲との間の無信号
部分又はテープに記録されている特殊なコード等により
、発生する曲間信号等により曲番を管理し、速度制御を
行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、高速でテープを走行させた場合のテー
プエンドでテープ走行を停止することについて考慮され
ておらず、高速でテープ走行中にテープ走行を停止させ
る場合に、テープに高いテンションを与えたり、録再ヘ
ッドにダメージを与える等の問題があった。

本発明は、テープ高速走行時にテープエンド付近で減速
処理を行い、テープ及びヘッドにダメージを与えないこ
とを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、テープ走行時に、供給側リ
ールの回転速度を検出し、供給側リールの回転速度が、
予め与えられたある規準値よりも速くなることを検出す
ることにより、テープエンド付近であることを認知し、
減速処理をするようにしたものである。

〔作用〕

テープ走行時、テープ走行速度が所定速度になるように
制御されているテープ走行制御装置では、供給側リール
の回転速度は、巻始めでは巻径が大きいため、回転速度
は遅く、その後テープエンドに近づくに従い、供給側リ
ールの巻径が小さくなり、リール回転速度は速くなる関
係にある。

そのため、減速処理に必要となる時間分手前の位置での
リール回転速度を予め与えておき、テープ走行時に供給
側リールの回転速度が、その与えられた回転速度になっ
たことを検出することにより減速処理を開始する。

それにより、テープエンドに近づくと、減速処理を行な
いテープスピードを十分遅くしてから停止させることが
できるため、テープ、ヘッドにダメージを与えずに停止
することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は、テープ走行制御装置の構成図である。

テープ１は供給リール２から巻取リリール３へ送られる
。供給リール２及び巻取りリール３には、各々の回転速
度に応じたパルスを検出するリールパルス検出部４，５
がつながっており、各リールパルスは、増幅機構９，１
０を通してマイクロコンピュータ１１（以下マイコンと
呼ぶ）に入力されている。マイコン１１は、モータ駆動
袋Ｍ８を通してモータ７を制御できるようになっている
。モータ７は伝達装置６を介して巻取リリール３を回転
させる。

第２図は、リールパルス検出部４．５の構成図であり、
図のような白黒のパターンを供給リール２及び巻取リリ
ール３に印刷しておき、フォトインタラプタ等の光学素
子により検出部４，５を構成することにより、各リール
の回転に応じたパルス出力を得ることができる。

第３図はマイコン１１の処理をブロック図で示したもの
である。

テープ定速走行制御部１００は、両リールから得られた
リールパルスにより両リールの回転周期が一定となるよ
うにモータ回転制御部１０１を制御する。これによりテ
ープは、ある速度で定速走行することができる。テープ
速度制御部１０２は、定速走行するスピードをテープ定
速走行制御部１００に出力する。

第４図は、テープ速度制御部１０２の処理を示す　　・
フローチャートである。

テープ速度制御部１０２は、早送り、巻戻し時に、テー
プ定速走行制御部１００に速度設定を出力するが通常走
行時は、高速走行するように設定し、供給リール２のリ
ールパルスが、ある規準値αよりも速くなったことを検
出することにより、テープエンドに近づいたと判断して
、低速走行の設定をする。尚、この規準値αは、高速走
行中に低速走行に切換えて、低速で安定して走行できる
までの時間に相当するように選ぶものとする。

以上により、早送り、巻戻し時にテープエンド付近まで
は高速走行し、テープエンドが近づくと低速走行に切換
えることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、テープエンド付近までは、高速走行し
、テープエンドが近づくと低速走行に移ることができる
ので、ヘッドやテープにダメージを与えずに高速で走行
することができ、全体としての早送り、巻戻し時間を短
縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図はリールパ
ルス検出部の構成図、第３図はマイコン処理のブロック
図、第４図はマイコンのテープ速度制御部の処理のフロ
ーチャートである。 １・・・テープ、２・・・供給リール、３・・・巻取リ
リール、４，５・・・リールパルス検出部、７・・・モ
ータ、１１・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、供給リールと巻取りリールの回転時間に相関する回
   転信号を得る回転測定手段と、 該回転測定手段で得る回転信号に基づいて所定演算によ
   り求めた値と予め与えられた規準値を比較する比較手段
   と、 該比較手段の比較出力に応答して供給リールから巻取り
   リールへのテープの送り用のモータの速度制御をする走
   行制御手段を有し、 供給リールから巻取りリールへのテープの走行スピード
   を所定速度に保つように制御されるテープ走行制御装置
   において、 該回転測定手段で得られる供給側リールの回転信号と予
   め与えられる規準値とを比較し、その比較出力により所
   定走行スピードを減速制御することを特徴とするテープ
   走行制御装置。