JPS6262398A

JPS6262398A - 拍手音検出装置

Info

Publication number: JPS6262398A
Application number: JP20272485A
Authority: JP
Inventors: 隆上村; 智今村; 徹堀内; 淳一鷹見
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1985-09-13
Filing date: 1985-09-13
Publication date: 1987-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、採点機能を備えた音声再生装置いわゆるカ
ラオケ装置などに付設する拍手音検出装置に係り、プロ
の歌手とアマチュアの人との比較評価による採点表示時
に、拍手の程度に応じてそれを採点に加味できるように
拍手音を検出する拍手音検出装置に関するものである。

〈従来の技術〉近年、カラオケ装置に採点機能を付加してカラオケ愛好
者をより楽しませるようにしたものが増えている。

このものは、例えばプロの歌手のボーカルとアマチュア
の人のボーカルとを比較して点数表示するものである。

ボーカルの比較評価では、歌の音程、リズム、強弱など
の各要素を要素毎に比較し、これらを総合して評価する
ようにしている。

〈発明が解決しようとする問題点〉しかしながら、カラオケ装置は、１人で使用する場合の
他、多数の人々の前で歌を披露する場合がある。この場
合、単にボーカルの評価だはでなく、聴衆の拍手の数に
ついてもこれを採点に加味することによって、人間的な
要素を点数に反映させればカラオケ装置の使用に際して
楽しみも倍増する。

この拍手音は、単独では存在せず、伴奏やその他の雑音
と共に存在し、このうち伴奏音が比較的大きい。カラオ
ケ装置では、ボーカルが終了しても伴奏が大きな音量で
続いているが、拍手はボーカルの直後で発生する場合が
多く、従って、拍手と伴奏とが混合されている。そのた
め、拍手の数の大小の差が検出できず、殆んど伴奏音が
検出されて（２まう結果と々る。

く問題点を解決するための手段〉この発明は、このような問題点を解決するため、採点機
能を備えた音声再生装置において、観客の拍手音を収音
するマイクロホンと、このマイクロホンで収音された拍
手音信号を含む信号のうち中域および高域のみを通すフ
ィルターと、このフィルターを通過した信号を整流およ
び整形するとともに増幅する自動レベル制御増幅回路と
、この自動レベル制御増幅回路の出力信号波形を整形す
る波形整形回路と、この波形整形回路より得られる拍手
数に相当するパルス数を計数して採点表示処理を行なう
制御回路とで構成された拍手音検出装置により、拍手音
と伴奏音とを分離し、拍手音の数のみを検出できるよう
にしたものである。

〈作　用〉この発明の拍手音検出装置は、前記のように構成するこ
とによって、ボーカルが終了してなお伴奏が続いている
ときに拍手があっても、拍手と伴奏とを含む信号の中か
ら拍手音の信号を良好に分離し検出することができる。

〈実施例〉第１図は、この発明の拍手音検出装置の実施例の回路図
で、図中、１はマイクロホンで収音された拍手音信号を
含む信号が印加される端子、２はマイクロホンで収音さ
れた拍手音信号を含む信号のうち中域および高域のみを
通すフィルターで、この実施例ではバイパスフィルター
でその遮断同波数は１４Ｋｆ（Ｚである。３は前記フィ
ルター２を通過した信号を整流および整形するとともに
増幅する自動レベル制御増幅回路（以下、ＡＬＣアンプ
という）で、前記フィルター２を通過した信号は高利得
増幅回路３α。

直流除去用コンデンサ３ｂを介して整流回路３ｃのトラ
ンジスタＴｒ＋に供給される。この供給される信号があ
る程度以上のレベルを有すると、トランジスタＴｒ、の
ペース・エミッタ間に電流が流れ、この電流は抵抗Ｒと
コンデンサＣとで構成でれる積分回路で積分されて直流
制御信号とでれ、この直流制御信号は可変インピーダン
ス機能を有する前記高利得増幅回路３ａの入力信号端子
とアース間に接続されたトランジスタＴ７□に供給され
てその導通状態を制御する。

これにより、高利得増幅回路３αの入力信号レベルが制
御される。

これと同時に、前記トランジスタＴｒ１のコレクタに電
流が流れ、これにより、波形整形回路３ｄのトランジス
タＴ２３はそのベース電位が低くされてオンとなる。こ
のトランジスタＴｒ３のオンにより、そのコレクタより
周期パルス信号が取出される。すなわち、人力信号の基
本周波数（拍手の数）に応じたパルスの数の信号を出カ
スる。このＡＬＣアンプ３ば、先に本出邸人が特願昭５
９−８４８３３号（発明の名称　信号周期検出回路）と
して山砂しているものである。

４は波形整形回路（シュミット回路）で、前記ＡＬＣア
ンプ３の出力信号波形をさらに整形して方形波とする。

５は前記波形整形回路４より得られた拍手数に相当する
方形波のパルス数を計数して採点表示処理を行なう制御
回路で、前記パルス数を計数するカウンター回路５８と
処理回路５ｂとで構成されている。

この制御回路５は、例えば第２図に示すフローチャート
のような動作を行なうマイクロコンピュータを使用して
もよい。

第３図は音声再生装置いわゆるカラオケ装置６の外観斜
視図で、７，７は第１および第２のテープレコーダ部で
、７ｃＬ、７αば＋　−７”カセットの装填部、７ｂ、
７ｂは操作釦群、７０゜７０はボーカルのマイクロホン
調整つまみ、７ｄ、７ｄは１−プ走行速度調整つまみ、
８はスピーカの音量調整つまみ、９はスピーカ、１０は
拍手音を収音するマイクロホンである。

以上のような構成になるこの発明の実施例において、ボ
ーカルが終了すると、まだ伴奏が続いているうちに拍手
が起る。この拍手音は第３図に示すようなカラオケ装置
６に配設したマイクロホン１０に収音式れる。このマイ
クロホン１０はカラオケ装置６の上面の一部に設けられ
、ボーカルのマイクロホン（図示せず）とは別個のもの
である。このマイクロホン１０には拍手音と伴奏音とが
同時に収音されるが、マイクロホン１０の向きが上方に
向いているので、伴奏音の影響は少ない。

拍手音と伴奏音との混合された信号は、例えば第４図の
Ａに示すような波形（第１図のＡ点の信号波形）で、第
１図の入力端子１に印加される。ここで、実線で示した
周波数の高い波形は拍手音信号で、点線で示した周波数
の低い波形を伴奏音信号とする。

この人の波形の信号は、フィルター２に通される。この
フィルター２は１４ＫＩ（Ｚ以下は通さないバイパスフ
ィルターであるので、その出力は第４図のＢに示すよう
な波形（第１図のＢ点の信号波形）になる。

第４図のＢ′に示す波形は前記Ｂに示す波形の一部を拡
大したものである。このＢ波形を有する信号はＡＬＣア
ンプ３に印加される。このＡＬＣアンプ３では整流後に
波形９整形されて、第４図のＣに示す波形（第１図の０
点の信号波形）の信号が出力される。この出力信号はさ
らに波形整形回路４に人力され、第４図のＤに示す波形
（第１図のＤ点の信号波形）のパルスが出力される。こ
の出力パルスは後段の制御回路５に入力される。

この制御回路５が例えば第２図に示すフローチャートの
ような動作を行なうマイクロコンピュータの場合には、
まず、先生のボーカルが終了すると、生徒が１人目であ
ればそのときの生徒の歌に対する拍手に基づくパルス数
を基準値１として記憶し、例えば７０点（α点表示）を
表示する。次に２人目の生徒の歌に対する拍手に基づく
パルス数を計測して基準値２として記憶し、例えば７０
点（ａ点表示）を表示する。

ここで、基準値１と基準値２の相加平均を計算し、これ
を今後の基準値（７０点相当）として固定する。３人目
以降の生徒の歌に対する拍手に基づくパルス数を取り込
むと、前記基準値と比較して比例計算して点数を計算し
て表示する。

ただし、３人目以降の生徒の点数が１００点以上になる
場合は１００点を表示し、これを基に基準値を計算し直
して固定する。４０点以下の場合も４０点を表示して基
準値を設定し直して次に移行する。

〈発明の効果〉以上説明したように、この発明によれば、ボーカルが終
了してなお伴奏があっても１拍手と伴奏とを含む信号の
中から拍手音の信号の分離が比較的良好に行なわれ、こ
の拍手数の大小によりこれを採点に加味するととてよっ
て、歌の音程、リズム、強弱などの各要素の評価だけで
なく、人間的な要素を採点に反映させ、カラオケ装置の
使用に際して楽しみを倍増させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の拍手音検出装置の実施例の回路図、
第２図は前記回路におけ−る拍手数に相当する方形波の
パルス数を計数して採点表示処理を行なう制御回路とし
てのマイクロコンピュータのフローチャートを示す図、
第３図はカラオケ装置の外観斜視図、第４図は前記回路
の各部の信号波形を示すものである。１・・・拍手音信号を含む信号が印加される端子、２・
・・拍手音信号を含む信号のうち中域および高域のみを
通すフィルター、３・・・フィルターヲ通過した信号を
整流および整形するとともに増幅する自動レベル制御増
幅回路、４・・・波形整形回路、５・・・拍手数に相当
する方形波のパルス数を計数して採点表示処理を行なう
制御回路、６・・・カラオケ装置、７，７・・・第１お
よび第２のテープレコーダ部、７α、７α・・・テープ
カセットの装填部、７ｂ、７ｂ・・・操作釦群、７０．
７ｏ・・・ボーカルのマイクロホン調整つまみ、７Ｃ１
，７（１・・・テープ走行速度調整つまみ、８・・・ス
ピーカ音量調整つまみ、９・・・スピーカ、１０・・・
拍手音を収音するマイクロホン。特許山砂人　　　日本ビクター株式会社代　　理　　人
　　　　尾　　　股　　　行　　　雄同　　　　　　　
　荒　　　木　　　友　之　助＠２！！１

Claims

【特許請求の範囲】

採点機能を備えた音声再生装置において、観客の拍手音
を収音するマイクロホンと、このマイクロホンで収音さ
れた拍手音信号を含む信号のうち中域および高域のみを
通すフィルターと、このフィルターを通過した信号を整
流および整形するとともに増幅する自動レベル制御増幅
回路と、この自動レベル制御増幅回路の出力信号波形を
整形する波形整形回路と、この波形整形回路より得られ
る拍手数に相当するパルス数を計数して採点表示処理を
行なう制御回路とで構成された拍手音検出装置。