JPS6261707B2 - - Google Patents

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JPS6261707B2
JPS6261707B2 JP59077615A JP7761584A JPS6261707B2 JP S6261707 B2 JPS6261707 B2 JP S6261707B2 JP 59077615 A JP59077615 A JP 59077615A JP 7761584 A JP7761584 A JP 7761584A JP S6261707 B2 JPS6261707 B2 JP S6261707B2
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JP
Japan
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weight
binder
aqueous
parts
fiber processing
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Application number
JP59077615A
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English (en)
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JPS60224877A (ja
Inventor
Kyoshi Kawamura
Masuji Izumibayashi
Masanori Sagara
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7761584A priority Critical patent/JPS60224877A/ja
Publication of JPS60224877A publication Critical patent/JPS60224877A/ja
Publication of JPS6261707B2 publication Critical patent/JPS6261707B2/ja
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、カーペツトのバツクコーテイング
用、フロツク加工用、不織布用、合成皮革用等い
わゆる繊維加工用バインダー、特に低温架橋性、
各種繊維に対する接着性および耐水性、耐溶剤
性、耐熱性、耐洗濯性、耐ドライクリーニング
性、摩擦堅牢度等の耐久性に優れ、しかもホルマ
リンを全く発生しない繊維加工用バインダーに関
するものである。 従来、繊維加工用のバインダーとしては、風合
いあるいは耐候性の面から、いわゆるアクリル系
エマルシヨンが巾広く用いられているが、耐洗濯
性、耐ドライクリーニング性、摩擦堅牢度等の耐
久性を付与するために官能性モノマーとしてN―
メチロール(メタ)アクリルアミドを共重合成分
として用いたものが多く、また更に耐久性を高め
るためにメラミン樹脂等の硬化剤を併用する必要
があつた。 しかし、このような繊維加工用バインダーは、
一定レベルの耐久性は有するものの硬化時のホル
マリン発生、および硬化に際しかなり高温での乾
燥が必要である点に大きな問題がある。 ホルマリンの発生は作業環境の悪化や衣料用途
に向けられない点が問題となり、高温乾燥は燃料
費や繊維の劣化が問題となる。またホルマリンを
発生せず、しかも比較的低温で架橋する官能基と
して(ブロツク化)イソシアネート基やエポキシ
基の利用も数多く試みられているが、耐久性の面
でホルマリンを発生するタイプのバインダーには
及ばないのが現状である。 本発明者らは、ホルマリンを全く発生せず、し
かも優れた低温架橋性、各種繊維に対する接着
性、耐久性を有する繊維加工用バインダーの開発
を目的として研究を重ねた結果、(メタ)アクリ
ル酸のアルキルエステルを主成分とする乳化重合
によつて得られる共重合体であつて、かつ、該共
重合体中に特定構造の有機珪素基とカルボキシル
基とを有するものおよび該共重合体に必要に応じ
て水性コロイダルシリカやシラン化合物を配合し
た水性樹脂組成物が、各種繊維加工用バインダー
としてホルマリンを発生せず、優れた低温架橋
性、各種繊維に対する接着性、耐久性を示すこと
を見出し、本発明を完成させるに至つたものであ
る。 すなわち、本発明は、分子中に重合性不飽和基
と珪素原子に直結する加水分解性基とを有する有
機珪素単量体(A)0.1〜20重量%、重合性不飽和カ
ルボン酸(B)0.1〜20重量%、炭素数1〜18個のア
ルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル(C)60〜99.8重量%およびその他の重合性単
量体(D)0〜40重量%(但し(A),(B),(C)および(D)成
分の合計は100重量%である)からなる単量体混
合物を水性媒体中で乳化重合した後、塩基性物質
を加えるかまたは加えずして得られる水性共重合
体分散液()100重量部(不揮発分換算)およ
び水性コロイダルシリカ()0〜40重量部
(SiO2含有分換算)および珪素原子に直結する加
水分解性基を有するシラン化合物()0〜20重
量部とからなる水性樹脂組成物を主成分とする繊
維加工用バインダーを提供するものである。 本発明に於いて使用する有機珪素単量体(A)は分
子中に少なくとも1個の重合性不飽和基と少なく
とも1個の珪素原子に直結する加水分解性基とを
有する化合物であり、乳化重合の過程又はそれ以
後の過程に於いて、珪素原子に直結する加水分解
性基の一部または全部が加水分解を受けてシラノ
ール基を形成し、これが縮合架橋反応し共有結合
を形成することにより、優れた各種繊維に対する
接着性、耐水性、耐溶剤性、耐熱性を発揮するも
のである。有機珪素単量体(A)としては、例えばビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリブトキシシラン、ビニルトリス
(β―メトキシエトキシ)シラン、アリルトリエ
トキシシラン、トリメトキシシリルプロピルアリ
ルアミン、γ―(メタ)アクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、γ―(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、γ―(メタ)アクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ―
(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ―(メタ)アクリロキシプロピルトリ
ス(β―メトキシエトキシ)シラン、N―β―
(N―ビニルベンジルアミノ)エチル―γ―アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N―ビニルベン
ジル―γ―アミノプロピルトリエトキシシラン、
2―スチリルエチルトリメトキシシラン、3―
(N―スチリルメチル―2―アミノエチルアミ
ノ)プロピルトリメトキシシラン、(メタ)アク
リロキシエチルジメチル(3―トリメトキシシリ
ルプロピル)アンモニウムクロライド、ビニルト
リアセトキシシラン、ビニルトリクロルシランな
どを挙げることができ、これらの群から選ばれる
1種又は2種以上の混合物を使用することができ
る。本発明においては、有機珪素単量体(A)を単量
体混合物中0.1〜20重量%の割合、より好ましく
は0.1〜10重量%の割合で使用する。有機珪素単
量体(A)が0.1重量%未満では、架橋密度が不充分
で、耐水性、耐溶剤性、バインダー強度の不充分
なものしか得られず、また20重量%を越えて多量
に使用しても、本発明の範囲内の場合に比べて耐
水性、耐溶剤性は向上せず、逆にバインダーの脆
さ、バインダー価格の上昇などの欠点が現われる
ので好ましくない。 重合性不飽和カルボン酸(B)は、分子中にカルボ
キシル基を1個以上有するものが用いられ、前記
有機珪素単量体(A)の縮合架橋反応を促進し、各種
繊維に対する接着性を向上させ、かつ水性共重合
体分散液の凍結安定性、機械的安定性、化学的安
定性の向上に寄与し、また塩基性物質を適当量加
えることにより水性共重合体分散液の粘度を所望
の範囲に調節することを可能にする作用を有す
る。重合性不飽和カルボン酸(B)としては、例えば
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などの如
き不飽和一塩基性酸;マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸などの如き不飽和二塩基性酸;炭素数1
〜17個のアルキルアルコールと不飽和二塩基性酸
のモノエステル化合物;エチレングリコル、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコールの如き
2価アルコールとメチルアルコール、エチルアル
コール、ブチルアルコールの如き低級1価アルコ
ールとのモノエーテルと不飽和二塩基性酸とのモ
ノエステル化合物などを挙げることができ、これ
らの群から選ばれた1種又は2種以上の混合物を
使用することができる。本発明において、重合性
不飽和カルボン酸(B)は、重合性単量体混合物中
0.1〜20重量%の割合で使用する。重合性不飽和
カルボン酸(B)の割合が0.1重量%未満の場合は、
接着性改良効果や水性共重合体分散液の各種安定
性改良効果が充分ではなく、また20重量%を越え
て多量に使用すると、バインダーの耐水性が不良
となる。 (メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)は、炭
素数1〜18個のアルキル基を有するアクリル酸ア
ルキルエステルおよびメタアクリル酸アルキルエ
ステルの中の1種又は2種以上が用いられ、本発
明で他の成分とともに用いられることによりバイ
ンダーの熱または光により着色の防止や長期に亘
る耐久性を向上させる効果を有している。 (メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)は、炭
素数1〜18個の直鎖状もしくは分枝状脂肪族アル
キルアルコール又は脂環式アルキルアルコールと
アクリル酸もしくはメタアクリル酸とのエステル
化合物であり、例えば、アクリル酸もしくはメタ
クリル酸のメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、オクチル、2―エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリルあるいはシク
ロヘキシルエステルなどを挙げることができ、こ
れらの群から選ばれる1種又は2種以上の混合物
を使用することができる。本発明において(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル(C)は、単量体混
合物中60〜99.8重量%の割合で使用する。(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル(C)の割合が60重
量%未満の場合はバインダーの耐変色性、耐久性
が不良となる。 本発明においては、必要に応じて単量体混合物
中40重量%以下の割合で重合性単量体(D)を使用し
てもよい。重合性単量体(D)としては例えば、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アク
リル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸
グリシジル、アクリル酸もしくはメタクリル酸と
ポリプロピレングリコールとのモノもしくはジエ
ステル、アクリル酸もしくはメタクリル酸とポリ
エチレングリコールとのモノもしくはジエステ
ル、アクリル酸もしくはメタクリル酸とエチレン
グリコール、1,3―ブチレングリコール、1,
6―ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコー
ルなどの2価アルコールとのジエステル、アクリ
ル酸もしくはメタクリル酸とトリメチロールプロ
パンとのトリエステル、スチレン、ビニルトルエ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニル、
弗化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、エ
チレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、
ジシクロペンタジエン、ジビニルベンゼン、ジア
リルフタレート、(メタ)アクリルアミドなどを
挙げることができ、これらの群から選ばれる1種
又は2種以上の混合物を使用することができる。 重合性単量体(D)の割合を40重量%を越えて多量
に使用すると、該単量体(D)の種類によつてはバイ
ンダーの耐変色性、耐久性、耐水性が不良となる
ことがある。 本発明では、有機珪素単量体(A)、重合性不飽和
カルボン酸(B)、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル(C)および必要に応じて重合性単量体(D)を水性
媒体中で乳化重合する。繊維加工用バインダーと
しては必ずしも水性媒体を用いる必要はないが、
火災防止、作業環境の改善等の見地からは、有機
溶剤性媒体より水性媒体を用いる方が好ましい。
従つて、本発明で水性共重合体分散液を得る方法
としては、有機溶剤の存在下又は不存在下で重合
反応を行つて重合体を得た後これを水中に分散さ
せる方法もあるが、前記の如く火災防止や作業環
境の改善の見地、製造工程の簡略化、所要時間の
短縮および水性共重合体分散液の安定性の点から
水性媒体中での乳化重合によるのが最適の方法で
ある。 乳化重合は、単量体滴下法、プレエマルシヨン
法あるいはそれらの方法の組合せなど公知の方法
を利用することができる。更に、単量体混合物を
2組以上の組に分割する多段階重合法をとること
もでき、その際それぞれ分割された組の単量体混
合物組成は同一にしてもよく異つてもよい。 乳化重合において、使用する乳化剤としては、
従来公知のアニオン性、カチオン性、ノニオン性
の乳化剤あるいは高分子乳化剤を使用すればよ
く、例えばナトリウムドデシルサルフエート、ア
ンモニウムドデシルサルフエート、ナトリウムド
デシルポリグリコールエーテルサルフエート、ス
ルホン化パラフインのアルカリ金属塩、スルホン
化パラフインのアンモニウム塩、ナトリウムドデ
シルベンゼンスルホネート、ナトリウムラウレー
ト、高アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアル
キルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルサルフエート、ポリオキシエチレンアルキル
アリールサルフエート、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシプロピレン重合体、ラウリルトリメチルア
ンモニウムクロライド、アルキルベンジルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ポリビニルアルコー
ル、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、ポリ
(メタ)アクリル酸アンモニウム、ポリヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ポリヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレートなどを挙げること
ができ、これらの群より選ばれる1種又は2種以
上の混合物を使用することができる。乳化剤の使
用量については特に制限はないが、余り多量に使
用するとバインダーの耐水性が劣化する傾向があ
るので、単量体混合物量に対して10重量%以下の
量を用いるのが好ましく、より好ましくは5重量
%以下の量を用いるのがよい。 重合触媒としては、乳化重合において通常使用
されているもの、例えば、過硫酸アンモニウム、
過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硼酸アン
モニウム、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、ジク
ミルパーオキサイド、ジ―t―ブチルパーオキサ
イド、過酢酸、2,2′―アゾビスイソブチロニト
リル、4,4′―アゾビス(4―シアノペンタノイ
ツク)酸又はそのアルカリ金属塩などの如きラジ
カル生成性重合開始剤を使用することができ、そ
の使用量は単量体混合物に対して0.01〜3重量%
の範囲とすればよい。そして、過酸化物を使用す
る場合に重合速度を増大させたり反応温度を低下
させる必要があれば、過酸化物とアスコルビン
酸、可溶性亜硫酸塩、ハイドロサルフアイト、チ
オ硫酸塩、スルホン蓚酸塩、硫酸第1鉄などとを
組合せてレドツクス系として使用することができ
る。 重合温度は30〜90℃の範囲とするのが好まし
く、また乳化重合技術において慣用の添加剤、例
えばキレート化剤、緩衝剤、鉱酸又は有機酸の
塩、PH規制助剤などを使用することも自由であ
る。このようにして乳化重合を行つたのち、その
まま水性共重合体分散液()として用いること
もできるが、塩基性物質を加えてPHを高くするこ
とにより水性共重合体分散液()の凍結安定
性、機械的安定性、化学的安定性を向上させるこ
とができ、また繊維に対する接着性が向上する場
合もあるので、通常PHが5以上になるよう塩基性
物質を加えるのが好ましい。塩基性物質として
は、例えばアンモニア、エチルアミン、ジエチル
アミン、トリエチルアミン、エタノールアミン、
トリエタノールアミン、ジエチルエタノールアミ
ン、苛性ソーダ、苛性カリなどを使用することが
できる。 このようにして得られた水性共重合体分散液
()は、そのままでも低温架橋性、各種繊維に
対する接着性、耐久性の優れた繊維加工用バイン
ダーを提供するものであるが、該分散液()に
必要に応じて水性コロイダルシリカ()を配合
しても良い。シリカ成分は上記共重合体中に形成
されたシラノール基と架橋反応するため、架橋密
度を高め、耐久性を更に向上する効果がある。 本発明に於いて使用する水性コロイダルシリカ
()は、一般にいわれているケイ酸の縮合体で
あつて粒子径が5〜100mμ、とくに7〜50mμ
の範囲のものが好ましく、通常水性分散液の形態
で供給されているものをそのまま使用する事がで
きる。このような水性コロイダルシリカ()と
しては、例えば市販品として「スノーテツクス
O」「スノーテツクスN」「スノーテツクス
NCS」「スノーテツクス20」「スノーテツクス
C」(以上日産化学社製)、「Cataloid SN」
「Cataloid Si―500」(以上触媒化成工業社製)
等、及び表面処理されたコロイダルシリカ例えば
アルミン酸で処理された「Cataloid SA」(触媒
化成工業社製)等を挙げることができ、これらの
群から選ばれた1種又は2種以上を使用すること
ができる。 水性共重合体分散液()と水性コロイダルシ
リカ()を配合する方法としては、乳化重合し
た後の水性共重合体分散液()と水性コロイダ
ルシリカ()を単に混合する方法であつても良
く、また水性コロイダルシリカ()の存在下に
水性共重合体分散液()を乳化重合する方法で
あつても良い。後者の方法は単量体滴下法、プレ
エマルシヨン法あるいはそれらの組合わせなど公
知の方法を利用することができる。例えば水性コ
ロイダルシリカ()を含む水性媒体中に単量体
混合物を滴下して重合する方法、又は水性コロイ
ダルシリカ()と単量体混合物とのプレミツク
スを滴下して重合する方法、若しくは水性コロイ
ダルシリカ()と単量体混合物をそれぞれ別個
に滴下して重合する方法等を採用することができ
る。乳化剤及び重合触媒としては前述したものを
全て使用することができ、また乳化重合技術にお
いて慣用の添加剤、例えばキレート化剤、緩衝
剤、鉱酸又は有機酸の塩、PH規制助剤などを使用
することも自由である。このように水性コロイダ
ルシリカ()の存在下に乳化重合を行つたの
ち、そのまま水性樹脂組成物とすることもできる
が、塩基性物質を加えてPHを高くすることにより
水性樹脂組成物の凍結安定性、機械的安定性およ
び化学的安定性などを向上させることができ、ま
た繊維に対する接着性が向上する場合もあるの
で、通常PHが5以上になるよう塩基性物質を加え
るのが好ましい。塩基性物質としては、前述した
ものを全て使用することができる。水性コロイダ
ルシリカ()の存在下に水性共重合体分散液
()を乳化重合させる方法は、水性共重合体分
散液()の乳化重合の操作と、水性共重合体分
散液()と水性コロイダルシリカ()との混
合の操作が同時に行える為、工程を簡略化できる
利点がある。また場合によつては、水性共重合体
分散液()と水性コロイダルシリカ()との
単なる混合に比べてバインダーの架橋度が更に向
上することがある。 本発明において水性コロイダルシリカ()
は、水性共重合体分散液()100重量部(不揮
発分換算)に対して40重量部(SiO2含有分換
算)以下の範囲で使用する。40重量部を越えて多
量に使用しても、本発明の範囲内の場合に比べて
バインダー強度、耐久性が向上せず、逆に組成物
の不安定化、バインダー価格の上昇などの欠点が
現われるので好ましくない。 このようにして得られた水性共重合体分散液
()および該分散液()に必要に応じて水性
コロイダルシリカ()を配合した水性樹脂組成
物は、そのままでも繊維加工用バインダーとして
用いることもできるが、その他に公知の粘度調節
剤、撥水剤、架橋剤、発泡剤、整泡剤、無機充填
剤などを加えることができまた適宜機械発泡ある
いは希釈して用いることもできる。 また、上記水性共重合体分散液()あるいは
該分散液()に必要に応じて水性コロイダルシ
リカ()を配合した水性樹脂組成物は、一定期
間、例えば一年以上保存しておくと場合によつて
は繊維に対する初期の接着性を保持できないこと
がある。このような場合には、珪素原子に直結す
る加水分解性基を有するシラン化合物()を一
定期間保存した後の該分散液()あるいは該水
性樹脂組成物に配合することによつて、初期の接
着性を回復させることができる。すなわち、該分
散液()あるいは該水性樹脂組成物に必要に応
じて該シラン化合物()を配合しても、本発明
にかかる繊維加工用バインダーを得ることができ
る。使用できるシラン化合物()としては、例
えばアミノメチルトリエトキシシラン、N―β―
アミノエチルアミノメチルトリメトキシシラン、
γ―アミノプロピルトリメトキシシラン、N―β
―アミノエチル―γ―アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N―β―アミノエチル―γ―アミノプ
ロピルメチルジメトキシシランなどの如きアミノ
アルキルアルコキシシラン;γ―グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ―グリシドキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、β―(3,4―
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシ
ラン、β―(3,4―エポキシシクロヘキシル)
エチルメチルジメトキシシランなどの如きエポキ
シアルキルアルコキシシラン;γ―メルカプトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ―メルカプトプロ
ピルメチルジメトキシシランなどの如きメルカプ
トアルキルアルコキシシラン;テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシ
シラン、テトラプトキシシランなどの如きテトラ
アルコキシシラン;メチルトリメトキシシラン、
メチルトリエトキシシラン、メチルトリメトキシ
エトキシシラン、エチルトリメトキシシランなど
の如きアルキルトリアルコキシシラン;ジメチル
ジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランな
どの如きジアルキルジアルコキシシラン;γ―ク
ロロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3―
トリクロロプロピルトリメトキシシランなどの如
きハロゲン化アルキルアルコキシシラン;メチル
トリアセトキシシラン、ジメチルジアセトキシシ
ランなどの如きアルキルアシロキシシラン;トリ
メトキシシラン、トリエトキシシランなどの如き
ヒドロシラン化合物などを挙げることができ、こ
れらの群より選ばれる1種又は2種以上の混合物
を使用することができる。これらのシラン化合物
()の使用量は、配合によつて初期の接着性ま
で充分に回復せしめ、しかもバインダーの価格を
適当な範囲に収めるため、水性共重合体分散液
()100重量部(不揮発分換算)に対し20重量部
以下が好ましい。 本発明の繊維加工用バインダーは、有機珪素単
量体(A)、重合性不飽和カルボン酸(B)、(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル(C)および重合性単量体
(D)から導かれた水性共重合体分散液()および
該分散液()に必要に応じて水性コロイダルシ
リカ()やシラン化合物()を配合してなる
水性樹脂組成物を主成分としているために、各種
繊維に対する接着性、低温架橋性、耐久性などが
著しく優れ、更に水性分散液であるため火災や環
境汚染などの心配がないなどの優れた特徴を有し
ており、各種繊維加工製品の製造に極めて有効に
利用できる。そして、例えばカーペツトのバツク
コーテイング用、フロツク加工用、不織布用、合
成皮革用等の繊維加工用バインダーとして用いる
ことにより、低温乾燥条件下においても強度、耐
久性に優れ、しかもホルマリンを全く発生しない
等の特長を有した加工品を得ることができる。 本発明のバインダーにより加工される繊維素材
としては、繊維加工の各種用途に応じて選ぶこと
ができ、麻、木綿、羊毛、レーヨン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリプ
ロピレンなどの天然もしくは合成繊維が用いら
れ、それらの構造にも限定はない。 以下実施例により本発明を詳細に説明するが、
本発明の範囲がこれら実施例のみに限定されるも
のではない。なお例中特にことわりのない限り%
は重量%を、部は重量部をそれぞれ示すものとす
る。また、各々の性能試験は下記に示す方法で行
つた。 1 フロツク加工用性能試験 加工布の作成条件 バインダーに28%アンモニア水を添加して粘度
25000cpsに調整し、これをドクターナイフによ
りレーヨンスフ綾9A上に塗布量200g/m2になる
ように均一に塗布し、直ちに電気植毛機を用いて
電圧30KV、極間距離10cmで1.5デニール、0.6mm
のレーヨンパイルを植毛した。次いで90℃で10分
間加熱乾燥し、冷却後余剰のパイルを除去した。 耐摩耗性試験 学振型染色摩耗堅牢度試験機を用い、JIS L―
1084 45R法に従つて試験した。 水湿潤時耐摩耗性は、試験片を水中に15分間浸
漬した後ぬれた状態で、パークレン湿潤時耐摩耗
性は試験片をパークレン中に15分間浸漬した後ぬ
れた状態で各々試験した。 耐摩耗性はパイルが脱落して基布表面が露出す
るまでの摩擦回数で判定した。 2 カーペツトバツクコーテイング用性能試験 加工条件 バインダー100部に重質炭酸カルシウム30部、
28%アンモニア水を適量加え、均一に混合し、粘
度30000cpsに調整し、基布がポリプロピレンス
プリツトヤーン、パイルがナイロンのタフテツド
カーペツトの裏面に塗布量1000g/m2になるよう
に均一に塗布し、次いで熱風乾燥機で100℃で20
分間加熱乾燥した。 抜糸強度 JIS―L―102「敷物試験方法」に従いカーペツ
トの抜糸強度を測定した。 耐候性試験後の抜糸強度は試験片をサンシヤイ
ン型ウエザオメータに1000時間かけた後常温で24
時間放置し測定した。 3 合成皮革用性能試験 加工条件 離型紙の上に20μの厚味に溶剤型ポリウレタン
樹脂を塗布した後乾燥し、スキン層を形成させ
る。しかる後、バインダーに28%アンモニア水を
添加して粘度20000cpsに調整したものをドクタ
ーナイフにより該スキン層の上に塗布量150g/
m2になるように均一に塗布し、直ちに綿/ポリエ
ステル織布をはり合わせ、110℃で5分間加熱乾
燥した。冷却後、離型紙を剥離して合成皮革を得
た。 剥離強度 JIS―K―6772記載の剥離試験条件に従つて測
定した。ジヤングル試験後剥離強度は、50℃、相
対湿度98%以上の恒温恒湿室に試験片を30日間入
れた後、室温で24時間放置した後測定した。 実施例 1 滴下ロート、撹拌機、不活性ガス導入管、温度
計及び還流冷却器を備えたフラスコに水100部、
乳化剤としてナトリウムドデシルサルフエート
1.0部および重合触媒として過硫酸カリウム0.5部
を仕込みをゆるやかに窒素ガスを吹込みながら75
℃に加熱し、撹拌して均一な水溶液とし、ついで
そこへ滴下ロートより予め調製しておいたビニル
トリエトキシシラン1部、メタクリル酸3部、メ
タクリル酸メチル10部およびアクリル酸ブチル86
部から成る単量体混合物を2時間かけて滴下し
た。その後、温度を75℃に保持し、さらに1時間
撹拌して乳化重合させ、ついで30℃に冷却し、濃
度28%のアンモニア水を加えてPHを7.0に調整し
不揮発分50.0%、粘度500cps(B型粘度計、
12rpm、25℃;以下の実施例においても全て同様
である。)の繊維加工用バインダー分散液(1)を得
た。この分散液(1)の繊維加工用バインダーとして
の性能試験を行なつた。その結果は第4表に示し
た通りであつた。 実施例 2〜4 単量体混合物組成、乳化剤、重合触媒、重合温
度、水および塩基性物質を第1表に示した通りと
する他は、実施例1と同様の操作をくり返して繊
維加工用バインダー分散液(2)〜(4)を得た。これら
の分散液(2)〜(4)の繊維加工用バインダーとしての
性能試験を行なつた。その結果は第4表に示した
通りであつた。
【表】 実施例 5 滴下ロート、撹拌機、温度計及び還流冷却器を
備えたフラスコに実施例1で得た繊維加工用バイ
ンダー分散液(1)を200部仕込み、撹拌しながら50
℃に加熱し、ついでそこへ水性コロイダルシリカ
「スノーテツクスO」(日産化学社製、粒子径10〜
20mμ、SiO2含有量20%)20部を滴下ロートよ
り30分間かけて滴下した。その後、温度を50℃に
保持して更に1時間撹拌した後、冷却して不揮発
分47.2%の繊維加工用バインダー組成物(5)を得
た。この組成物(5)の繊維加工用バインダーとして
の性能試験を行なつた。その結果は第4表に示し
た通りであつた。 実施例 6〜8 繊維加工用バインダー分散液に対する水性コロ
イダルシリカの使用比率及び配合条件を第2表に
示した通りとする他は、実施例5と同様の操作を
くり返して繊維加工用バインダー組成物(6)〜(8)を
得た。これらの組成物(6)〜(8)の繊維加工用バイン
ダーとしての性能試験を行なつた。その結果は第
4表に示した通りであつた。
【表】
【表】 実施例 9 2個の滴下ロート、撹拌機、不活性ガス導入
管、温度計及び還流冷却器を備えたフラスコに水
172部、水性コロイダルシリカ「スノーテツクス
C」(日産化学社製、粒子径10〜20mμ、SiO2
有量20%)20部、乳化剤としてナトリウムドデシ
ルベンゼンスルホネート3.0部および重合触媒と
して過硫酸アンモニウム1.0部を仕込み、ゆるや
かに窒素ガスを吹込みながら65℃に加熱し撹拌し
て均一な水溶液とした後、1つの滴下ロールより
予め調製しておいたビニルトリアセトキシシラン
5.0部、アクリル酸3.0部、アクリル酸エチル182
部、アクリロニトリル10部から成る単量体混合物
を、もう一方の滴下ロートより亜硫酸水素ナトリ
ウム0.5部を水20部に溶解した水溶液をそれぞれ
2時間かけて滴下した。その後、温度を65℃に保
持し、さらに2時間撹拌して乳化重合させ、つい
で30℃に冷却し、濃度28%のアンモニア水を加え
てPHを9.0に調整し、不揮発分49.9%の繊維加工
用バインダー組成物9を得た。この組成物(9)の繊
維加工用バインダーとしての性能試験を行なつ
た。その結果は第4表に示した通りであつた。 比較例 1〜3 単量体混合物の組成を第3表に示したように本
発明の範囲外とする他は実施例1と同じ操作をく
り返して比較用の繊維加工用バインダー分散液(10)
〜(12)を得た。これらの比較用の分散液(10)〜(12)の繊
維加工用バインダーとしての性能は、第4表に示
した通り本発明の繊維加工用バインダー分散液お
よび繊維加工用バインダー組成物に比べ著しく劣
つていた。
【表】
【表】
【表】 比較例 4 実施例5において用いた繊維加工用バインダー
分散液(1)を比較用繊維加工用バインダー分散液(10)
にかえる他は実施例5と同じ操作をくり返して比
較用の繊維加工用バインダー組成物(13)を得
た。この比較用の組成物(13)の繊維加工用バイ
ンダーとしても性能は、第4表に示した通り本発
明の繊維加工用バインダー分散液および繊維加工
用バインダー組成物に比べ著しく劣つていた。
【表】
【表】 実施例 10 実施例1で得た繊維加工用バインダー分散液(1)
を用い、製造直後、室温6ケ月保存後、室温12ケ
月保存後の各時点で繊維加工用バインダーとして
の性能試験を行なつた。また、室温6ケ月保存後
の繊維加工用バインダー分散液(1―1)100部
にγ―グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
2部を加えよく混合して得られた繊維加工用バイ
ンダー組成物(1―1a)及び室温12ケ月保存後の
繊維加工用バインダー分散液(1―2)100部に
γ―グリシドキシプロピルトリメトキシシラン3
部を加えよく混合して得られた繊維加工用バイン
ダー組成物(1―2a)についても同様の性能試験
を行なつた。これらの性能試験の結果は第5表に
示した通りであつた。
【表】 比較例 5〜7 実施例10において用いた繊維加工用バインダー
分散液を第6表に示す比較用繊維加工用バインダ
ー分散液もしくは比較用繊維加工用バインダー組
成物とする以外は実施例10と同様の操作をくり返
して、性能試験を行なつた。結果は第6表に示し
た通りであつた。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 分子中に重合性不飽和基と珪素原子に直結す
    る加水分解性基とを有する有機珪素単量体(A)0.1
    〜20重量%、重合性不飽和カルボン酸(B)0.1〜20
    重量%、炭素数1〜18個のアルキル基を有する
    (メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)60〜99.8
    重量%およびその他の重合性単量体(D)0〜40重量
    %(但し(A),(B),(C)および(D)成分の合計は100重
    量%である。)からなる単量体混合物を水性媒体
    中で乳化重合した後、塩基性物質を加えるかまた
    は加えずして得られる水性共重合体分散液()
    100重量部(不揮発分換算)および水性コロイダ
    ルシリカ()0〜40重量部(SiO2含有分換
    算)および珪素原子に直結する加水分解性基を有
    するシラン化合物()0〜20重量部とからなる
    水性樹脂組成物を主成分とする繊維加工用バイン
    ダー。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3706697A (en) * 1970-09-03 1972-12-19 Goodrich Co B F Emulsion polymerization of acryloxy-alkylsilanes with alkylacrylic esters and other vinyl monomers
JPS5657860A (en) * 1979-10-18 1981-05-20 Kansai Paint Co Ltd Coating composition for building material
JPS5763316A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Dainippon Ink & Chem Inc Multicomponent copolymer latex
JPS58120542A (ja) * 1981-12-24 1983-07-18 ピ−ピ−ジ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド 水性サイズ剤組成物およびそれを用いて作製した熱硬化性ポリマ−補強材用ガラス繊維

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