JPS62611Y2 - - Google Patents

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JPS62611Y2
JPS62611Y2 JP4059084U JP4059084U JPS62611Y2 JP S62611 Y2 JPS62611 Y2 JP S62611Y2 JP 4059084 U JP4059084 U JP 4059084U JP 4059084 U JP4059084 U JP 4059084U JP S62611 Y2 JPS62611 Y2 JP S62611Y2
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JP
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tooth part
thread
feed dog
needle
center
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JP4059084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は、ミシンの送り歯の改良に関するもの
である。
〔本考案の利用分野〕
上記ミシンの送り歯は、家庭用、工業用等のミ
シンの送り歯に利用出来る。
〔従来技術〕
従来、ミシンにおける絡み縫い防止装置とし
て、実公昭56−8384号公報がある。
このものは、送り歯14の左右の歯部15,1
6を連結する梁部17の中央部18より左方であ
る歯部15寄りに上昇する傾斜部19を形成した
ものである。
〔従来技術の問題点及びその技術的分析〕
この従来の送り歯では、中央部より右側に傾斜
部が無く、傾斜範囲が狭い為、第2図に示す様
に、時々下糸が中央部より右へ位置することがあ
るので、絡み縫い目(ヒツチステツチ)7の発生
を防ぎ美しい縫い目(ナチユラルステツチ)8を
得る事が出来なかつた。又ジグザグ縫いにおい
て、美しい縫い目(下糸のカタヨリがない)を得
るためには、下糸出口はボビンケースの中央付近
に位置するとよいことが実験により明らかとなつ
ている。又、水平全回転釜1においての送り歯2
の梁部3は、次の縫い目4形成に必要な下糸18
繰り出しの役目(第4,5図)を持つているた
め、傾斜部5の下糸18位置により繰り出し量に
変化が見られ、特に模様縫い(第7図)などにお
いては針落ち位置が色々変わるので、従来技術
(第2図)のような単純な傾斜5だけでは適正な
下糸18繰り出しが行なわれず糸締り不良が発生
する。
〔技術的課題〕
そこで、本考案は絡み縫い目(ヒツチステツ
チ)を防ぐ為に送り歯下部の梁部下面で、下糸が
左方向へ片寄るように又、下糸が送り歯上面に近
接するようにすることを、その技術的課題とする
ものである。
〔技術的手段〕
前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、送り歯の上部に設けられた左歯部と右歯
部を結梁部下面に、右歯部右端面と、針落ち中央
部よりやや左位置を結ぶ傾斜部を左上昇する様に
設け、中央歯部左端面下部の段部と連設し、左歯
部左端面と前記段部を結ぶ水平面を形成すること
である。
〔技術的手段の作用〕
前記技術的手段は、次のように作用する。すな
わち、送り歯2の上部位置に設けられた左歯部1
2と中央歯部14を結ぶ梁部3の下面に設けられ
た傾斜部5に下糸18が接触すると、該下糸18
は左歯部方向へ摺動移動し、必ず針17の落下位
置より左側に保持され、絡み縫い目(ヒツチステ
ツチ)発生を防ぐ事が出来、ジグザグ縫い模様の
左針落ち位置付近では下糸出口は、ボビンケース
10の中央付近に位置すると良いので左歯部13
と中央歯部14左端面下部間には出来るだけ下糸
18が縫い目付近になるよう梁部に設けた水平部
22を上方に設けるようにして、下糸18の糸締
りカタヨリをなくす作用を確保することが出来
る。
〔本考案によつて生じた特有の効果〕
本考案は、次の特有の効果を生じる。すなわち (1) 第1図の送り歯2の梁部3のゆるやかな傾斜
5は、針17が布に突きささると送り歯2も下
がり下糸18を左側へ移動させ直線時(針落ち
中央)針17に対して、下糸が左側となり、美
しい縫い目(ナチユラルステツチ)8を作るこ
とが出来る。
(2) 右歯角部14のR0.5より大きいRは、梁部
3に傾斜5をつけることにより、釜1とのスキ
マ19も少なくなり、上糸20抜けに支障をき
たす(上糸の糸抜け抵抗となり糸締り不良とな
る)のを防ぎスムーズな糸抜けを計るとが出来
る。
(3) 送り歯2中央部21よりジグザグ巾左側に設
ける段部16は、送り歯2の上下運動による下
糸繰り出し量を無くする後目をもち、模様縫い
(第7図)における糸締り不良6を防ぐことが
出来る。
〔実施例〕
以下、前記技術的手段の一具体例を示す実施例
について説明する。第4図及び第5図において、
水平全回転釜1にはボビンケース10が挿入さ
れ、該ボビンケース10に下糸出口9が併設され
ていて、前記ボビンケース10のほぼ中央には回
転自在にボビン24が挿入されている。該ボビン
24から摘出された下糸18は針板25に設けら
れた針孔26より上方へ繰り出され、縫い目4を
形成する。又上糸20は針17の針孔27を貫通
し、前記下糸18とによつて縫い目4を形成す
る。
第1図において本考案品の主なる構成を説明す
ると、送り歯2の中央部21の上端に中央歯部1
4を一体的凸状に設け、該中央歯部14の右端部
には、右歯部12を又、前記中央歯部14の左端
部には、左歯部13が一体的凸状に併設されてい
て該左歯部13と右歯部12を連結させる為に、
梁部3を設け、該梁部右下面には傾斜部5を左上
昇させ、前記中央部21よりやや左部に段部16
を設け、更にその一端から前記左歯部13へ向つ
て水平部22が設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案品の主要部を示す正面図、第
2図は、従来品の正面図、第3図は、美しい縫い
目(ナチユラルステツチ)の拡大図、第4図は、
本考案品を水平全回転釜の上面に装着した状態を
示す上面図、第5図は、上糸と下糸の糸くばり状
態を示す第4図の側面図、第6図は、模様縫い時
における糸締り不良(左側)を示す縫い目の拡大
図、及び第7図は、模様縫いパターンを示す上面
図である。 2……送り歯、3……梁部、5……傾斜部、1
2……右歯部、13……左歯部、14……中央歯
部、16……段部、21……針落中央部、22…
…水平部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針の手前に軸線が位置する全回転釜を使用する
    ミシンの送り歯に、左歯部、中央歯部及び右歯部
    を設け、該左歯部と右歯部を結ぶ梁部を併設せし
    めた水平全回転釜の送り歯において、前記梁部下
    面に右歯部右端面と、針落ち中央部より左位置を
    結ぶ傾斜部を左上昇する様に設け、前記、中央歯
    部左端面下部の段部と連接し、前記左歯部左端面
    と前記段部を結ぶ水平面を形成した水平全回転釜
    の送り歯。
JP4059084U 1984-03-21 1984-03-21 水平全回転釜の送り歯 Granted JPS60151491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4059084U JPS60151491U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 水平全回転釜の送り歯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4059084U JPS60151491U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 水平全回転釜の送り歯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151491U JPS60151491U (ja) 1985-10-08
JPS62611Y2 true JPS62611Y2 (ja) 1987-01-08

Family

ID=30549618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4059084U Granted JPS60151491U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 水平全回転釜の送り歯

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JP (1) JPS60151491U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60151491U (ja) 1985-10-08

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