JPS6260364B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6260364B2
JPS6260364B2 JP14333482A JP14333482A JPS6260364B2 JP S6260364 B2 JPS6260364 B2 JP S6260364B2 JP 14333482 A JP14333482 A JP 14333482A JP 14333482 A JP14333482 A JP 14333482A JP S6260364 B2 JPS6260364 B2 JP S6260364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translucent
weight
alcohol
cosmetics
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14333482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5933206A (ja
Inventor
Yoshimaru Kumano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP14333482A priority Critical patent/JPS5933206A/ja
Publication of JPS5933206A publication Critical patent/JPS5933206A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、外観上半透明を呈する化粧料、更に
詳しくは、アルコール/(水+アルコール)の一
定比の系において界面活性作用を有するポリグリ
セリン脂肪酸エステルを特定量含有してなる新規
な半透明化粧料に関する。 従来、水、アルコール、保湿剤などからなる水
アルコール系化粧料は化粧水、整髪剤、シエービ
ングローシヨンなどに多く利用されているが、そ
の殆んどは外観上透明なものである。僅少例では
あるが非透明のものがあり、これは静置時に2相
(油相と水相など)のものを使用時に振とうして
一時的に白濁させるものである。半透明の水アル
コール系化粧料は一般に状態が不安定であつて、
特に広い温度領域で十分に安定なものはこれまで
見当らない。 透明の水アルコール系化粧料を作るには汎用の
各種ポリオキシエチレン付加親水性界面活性剤を
使用すればよく、その調製は容易である。しか
し、半透明の水アルコール系化粧料は調製が困難
である。というのは、使用する界面活性剤によつ
ては高温域で曇点現象による白濁を生じたり、ま
た、低温域で界面活性剤の析出を生じたりして、
広い温度領域で十分に安定な半透明化粧料は得ら
れなかつたからである。 本発明者らは、このような状況にかんがみ鋭意
研究した結果、広い温度領域で安定な半透明化粧
料を開発することに成功した。 すなわち、本発明は、アルコール/(水+アル
コール)の重量比が0.01〜0.4である水アルコー
ル系において常温で液状又はペースト状のポリグ
リセリン脂肪酸エステルを0.01〜5重量%含有し
てなる半透明化粧料である。 かかる半透明化粧料は、−10℃〜80℃の広い温
度領域において半透明状態を長期間にわたり安定
的に維持することができ、沈殿、分離、白濁を生
起することがない。また、本発明の化粧料はアル
コールの含有により皮膚清涼感と皮膚収れん作用
を有する。 本発明において水アルコール系を構成するアル
コールは、例えばエタノールであり、アルコー
ル/(水+アルコール)の重量比は0.01〜0.4で
ある。該比が0.01未満の場合は、ポリグリセリン
脂肪酸エステルの量によつて白濁もしくは透明と
なり、0.4を超える場合はポリグリセリン脂肪酸
エステルの沈殿を生ずる。該比の好ましい範囲は
0.1〜0.3である。 本発明で用いるポリグリセリン脂肪酸エステル
は界面活性作用を有している。このものは、平均
重合度2以上のポリグリセリンと常温で液状の脂
肪酸とのエステル(エステル化度1〜3)であつ
て、常温で液状又はペースト状を呈するものであ
る。かかるものとしては、具体的には、例えばテ
トラ(ヘキサ、デカ)ポリグリセリンイソステア
レート、テトラ(ヘキサ、デカ)ポリグリセリン
オレート、テトラ(ヘキサ、デカ)ポリグリセリ
ンリノレート、テトラ(ヘキサ、デカ)ポリグリ
セリンリシノレートなど挙げられるが、好ましく
はヘキサポリグリセリンイソステアレート、ヘキ
サポリグリセリンオレート、デカポリグリセリン
イソステアレート、デカポリグリセリンオレート
が挙げられる。これらを1種又は2種以上使用す
ることができる。 ポリグリセリン脂肪酸エステルは0.01〜5重量
%、好ましくは0.1〜2重量%含有させることが
必要である。0.01重量%未満の場合はアルコー
ル/(水+アルコール)の比によつて白濁したり
沈殿したりする。5重量%を超える場合はポリグ
リセリン脂肪酸エステルが沈殿してくる。 本発明において半透明とは、水の透明度を100
としたとき透明度20〜95の領域のものを指す。一
般的に透明化粧料といわれるものは透明度95以
上、牛乳様に白濁したエマルジヨンは透明度15以
下である。 本発明の半透明化粧料には、目的に反さない限
度で、必要に応じ他の成分例えば香料、着色料、
保湿剤、防腐剤、水溶性高分子物質などを配合す
ることができる。 以下、本発明を実施例によつて説明する。 実施例 1 ヘキサポリグリセリンイソステアレート0.5重
量%及びエタノール5重量%を混合し撹拌して均
一に溶解させ、この混合液にイオン交換水94.5重
量%を加えて均一化して半透明化粧料を得た。こ
れらの操作は室温で行つた。得られた化粧料は透
明度40、安定性(1か月後)は良好で沈殿などの
生起は認められなかつた。 実施例2〜5、及び比較例1〜4 実施例1と同様にして下表に示す原料を用いて
半透明化粧料を作つた。得られた化粧料は下表に
示すような透明度と安定性を示した。なお、表に
は実施例1を再録した。
【表】 実施例 6 下記の原料を準備した。 エタノール 10.0重量% ヘキサポリグリセリンオレート 1.0 香 料 0.05 防腐剤 0.1 ジプロピレングリコール 5.0 イオン交換水 残部 まずイオン交換水以外の全部の原料を一緒にし
混合撹拌して均一な液を得た。この混合液にイオ
ン交換水を加え均一化して半透明清涼化粧水を得
た。これらの操作はすべて室温で行つた。 実施例 7 下記の原料から実施例6と同様な操作により半
透明ヘアトニツクを作つた。 エタノール 40重量% デカポリグリセリンイソステアレート 3 香 料 0.1 プロピレングリコール 10 殺菌剤 0.05 l−メントール 0.005 イオン交換水 残部 実施例 8 下記の原料を準備した。 エタノール 25重量% トリポリグリセリンイソステアレート
1 香料 0.05 メチルセルロース 0.1 グリセリン 2 抗炎症剤 0.05 イオン交換水 残部 まず〜を一緒にして混合撹拌し均一な液を
得た。別に〜を一緒によく撹拌して液を得
た。両方の液を一緒にし均一化して半透明マイル
ドシエービングローシヨンを得た。 実施例 9 エタノール 20重量% テトラポリグリセリンオレート 0.5 香料 0.1 カーボボール941 0.2 防腐剤 0.1 染料 適量 イオン交換水 残部 トリエタノールアミン 0.1 まず〜を混合撹拌し、この混合液に〜
の均一液を加えた。得られた混合液にを加えて
中和し増粘させて半透明ゼリー化粧料を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルコール/(水+アルコール)の重量比が
    0.01〜0.4である水アルコール系において常温で
    液状又はペースト状のポリグリセリン脂肪酸エス
    テルを0.01〜5重量%含有してなる半透明化粧
    料。
JP14333482A 1982-08-20 1982-08-20 半透明化粧料 Granted JPS5933206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333482A JPS5933206A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 半透明化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333482A JPS5933206A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 半透明化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933206A JPS5933206A (ja) 1984-02-23
JPS6260364B2 true JPS6260364B2 (ja) 1987-12-16

Family

ID=15336361

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JP14333482A Granted JPS5933206A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 半透明化粧料

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112602A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Shiseido Co Ltd 半透明化粧料
JPS6112603A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Shiseido Co Ltd 半透明化粧料
JPH0764754B2 (ja) * 1984-10-02 1995-07-12 花王株式会社 経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JPS61137810A (ja) * 1984-12-07 1986-06-25 Nonogawa Shoji:Kk 化粧料
CA2082561A1 (en) * 1991-11-12 1993-05-13 Francis J. Leng Antiperspirant materials and compositions

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JPS5933206A (ja) 1984-02-23

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