JPS6260115A - 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6260115A
JPS6260115A JP20116585A JP20116585A JPS6260115A JP S6260115 A JPS6260115 A JP S6260115A JP 20116585 A JP20116585 A JP 20116585A JP 20116585 A JP20116585 A JP 20116585A JP S6260115 A JPS6260115 A JP S6260115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bias conductor
film
terminal
head
bias
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20116585A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Takagi
均 高木
Yoshio Takahashi
良夫 高橋
Kazumasa Hosono
和真 細野
Yoshio Koshikawa
越川 誉生
Hitoshi Kanai
均 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20116585A priority Critical patent/JPS6260115A/ja
Publication of JPS6260115A publication Critical patent/JPS6260115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は磁気テープ装置等に用いられるシャントバイア
ス型の磁気抵抗効果型ヘッド及びその製造方法において
、2つのシールド磁性体間に、絶膜される磁気抵抗効果
素子を、そのトランスジューサ部と端子部のみとし、そ
の間の端子引出し部を、磁界による抵抗変化のないバイ
アス導体の端子引出し部により兼備した構成とすること
より、磁気抵抗効果素子のρ−H特性を正確に11定す
ることを可能とし、またその磁気抵抗効果素子とバイア
ス導体とをケミカルエソチング工程とイオンミリングに
より形成することにより、磁気抵抗効果素子を精度良く
形成するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気テープ装置等に用いられる磁気抵抗効果型
ヘッドの改良及びその製造方法に係り、特にシャントバ
イアス型の磁気抵抗効果型ヘッドにおける磁気抵抗効果
素子のρ−H特性を正確に測定することを可能とするヘ
ッドの構造及びその製造方法に関するものである。
磁気テープ装置等に用いられるシャントバイアス型の磁
気抵抗効果型ヘッド(以下MRヘヘッと称する)は、バ
イアス導体と直接接合された磁気抵抗効果素子(以下M
R素子と称する)の両側に、それぞれ非磁性絶縁層を介
してシールド磁性体を配設した構成から成り、外部の電
流供給部よりMR素子及びバイアス導体に一定電流を供
給することにより、この電流は該MR素子及びバイアス
導体の抵抗値に応じて分流される。
このバイアス導体に分流する電流にようて発生する磁界
がMR素子のバイアス磁界として働(が、このようなヘ
ッド構成を磁界中においてそのl素子のρ−II特性を
測定する際に、該素子の端子引出し部の抵抗も磁界によ
って変化し、該特性を正確に測定することが出来ないと
いう問題があり、かかる問題の解消が要求されている。
〔従来の技術〕
第6図は従来のシャントバイアス型のMRヘヘッの一例
を示す要部断面図であり、例えばMn−Znフェライト
などから成るシールド磁性体を兼ねた磁性基板1上に5
i02等からなる第一絶縁層2を介して第7図の拡大斜
視図に示されるようにTi等からなるバイアス導体3に
直接接合されたパーマロイなどの強磁性体からなるMR
素子4が配設され、その上面に更に5i02等からなる
第二絶縁層5を介してパーマロイなどからなるシールド
磁性体層6及び5i02等からなる保護層7が積層され
た構成となっている。
8は磁気テープなどの磁気記録媒体9に対して上記MR
素子4の端面が露呈したヘッドのスライダ面である。
しかして、かかるヘッドのバイアス導体3とMR素子4
に、外部の電流供給部より一定の電流を供給することに
より、該バイアス導体3に分流する電流によって発生す
る磁界がMR素子4のバイアス磁界トしてバイアスされ
ると共に、シールド磁性体を兼ねた磁性基板1を磁化し
て実効バイアス磁界を増大させて、MR素子4を適正な
バイアス点で動作させている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでこのような構成のMRヘヘッにおいては、MF
?素子4のρ−■1特性をヘルムホルツコイル等による
一様な磁界中にて測定する際に、第7図に示すMR素子
4の主要部となるトランスジューサ部4aの磁界による
抵抗の磁化の他に、両端子引出し部4b+ 4cの抵抗
も変化して、これがトランスジューサ部4aの変化した
抵抗値に重畳され、トランスジューサ部4aの本来の抵
抗の変化が不明確となり、MR素子4のρ−H特性を正
確に測定することが出来ないという問題があり、MR素
子4の磁気特性の変化や再生特性を劣化させる各種要因
を適切に追跡調査できない欠点があった。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、バイアス導体を利用してMR
素子をトランスジューサ部と磁界による抵抗変化のない
バイアス導体の端子引出し部とで構成するようにしてM
R素子のρ−H特性を正確に測定することを可能にした
新規なシャントバイアス型のMRヘヘッ及びその製造方
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、第1図に示すように
シールド磁性体を兼ねた磁性基板21とシールド磁性体
層26間に絶縁層22を介して配設されたバイアス導体
23と直接接合するMR素子24が、第2図の部分拡大
図に示すように該バイアス導体23にり・1して、その
トランスジューサ部24aと端子部24cのみが接合さ
れ、該トランスジューサ部24aと端子部24cとの間
の端子引出し部を、磁界により抵抗変化の生じない前記
バイアス導体23の端子引出し部23aにより兼ねた構
成とする。
また上記した構成のシャントバイアス型のMRヘヘッの
製造方法としては、第3図〜第5図に示すようにシール
ド磁性体を兼ねた磁性基板31上に第一絶縁層32を介
してバイアス導体膜33とMR素子形成用強磁性膜34
とを順に被着形成し、次に該素子形成用強磁性膜34を
形成すべきMR素子36のトランスジューサ部36aと
端子部36cの所定形状よりも大きいパターン形状にパ
ターニングする。
その後、パターニングした素子形成用強磁性膜35とバ
イアス導体膜33とをドライエツチング工程により一括
して所定素子パターン形状に選択的にパターニングする
。そのパターニングされたバイアス導体35及びMR素
子36上に、従来と同様に第二絶縁層とシールド磁性体
層及び保護層を順に被着形成し、更に磁気記録媒体と対
向させる面を切削研磨して前記MR素子36のトランス
ジューサ部36aが露出するスライダ面を形成すること
により完成させる。
〔作 用〕
このようなヘッド構成とすることにより、磁界中にてM
R素子24のρ−H特性を測定する際に、該MR素子2
4のトランスジューサ部24aのみに磁界による抵抗の
変化が生じてMR素子24の正確なρ−H特性を測定す
ることが可能となる。
また上記製造方法によりバイアス導体23とトランスジ
ューサ部24a及び端子部24cとからなるMR素子2
4を精度よく形成することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係るMRベフドの一実施例を示す要部
断面図である。
図において、21は例えばMn−Znフェライトからな
るシールド磁性体を兼ねた磁性基板であり、該磁性基板
21上にSiO3からなる第一絶縁層22を介してTi
などからなるバイアス導体23と、該バイアス導体23
と直接接合するパーマロイなどからなるMR素子24と
が、第2図の部分拡大図に示すように該バイアス導体2
3に対して、そのトランスジューサ部24aと端子部2
4cのみが接合され、該トランスジューサ部24aと端
子部24cとの間の端子引出し部を、磁界によって抵抗
変化の生じない前記バイアス導体23の端子引出し部2
3aにより兼ねた構成とする。
その上面に更に、5i02からなる第二絶縁層25を介
してパーマロイなどからなるシールド磁性体層26を及
び5i02からなる保護層27が順に積層された構造と
なっている。
28は磁気テープ等の磁気記録媒体29に対応するスラ
イダ面である。
しかして、このように構成されたMRヘヘッにおいては
、バイアス導体23と直接接合するパーマロイなどから
なるMR素子24をトランスジューサ部24aと端子部
24cのみとし、その間の端子引出し部を、該バイアス
導体23の端子引出し部23aにより兼ねた構成とする
ことにより、該MR素子24のρ−H特性をヘルムホル
ツコイルによる一様な磁界中にて測定する際に、MR素
子24のトランスジューサ部24aの抵抗のみが磁界に
より変化するので、該MR素子24の正確なρ−H特性
を測定することが可能となる。
次に上記構成のMl?ヘッドの製造方法の一実施例を説
明する。
先ず、第3図に示すように例えばMn−Znフェライト
からなるシールド磁性体を兼ねた磁性基板31上に5i
02からなる第一絶縁層32を0.5μmの厚さに被着
形成する。
次に該第−絶縁層32上にTiなどからなるバイアス導
体膜33と、該バイアス導体膜33と直接接合する形に
パーマロイなどからなるMR素子形成用強磁性膜34と
を、それぞれ0.4 μm 、 0.05μmの厚さに
順に被着形成する。
次に第4図に示すように前記MR素子形成用強磁性膜3
4をケミカルエツチングを用いたフォトリソグラフィ工
程により、鎖線により示す形成すべきMI?素子36の
トランスジューサ部36a と端子部36cの所定形状
よりも大きいパターン形状にパターニングする。
しかる後、第5図に示すように上記パターニングした素
子形成用強磁性膜34とバイアス導体膜33とをイオン
ミリング工程により一括して所定素子パターン形状に選
択的にパターニングしてバイアス導体35及びMR素子
36を形成する。以下、形成されたバイアス導体35及
びMR素子36上に従来と同様に5i02からなる第二
絶縁層とパーマロイ等からなるシールド磁性体層及び5
i02からなる保護層とをそれぞれ1μm、1μm 、
 0.5μmの厚さに順に被着形成する。
更に、前記第二絶縁層にスルホールを設けてMR素子3
6の端子部36cに外部接続リードを接続すると共に、
磁気記録媒体と対応する面を切削研磨して前記肝素子3
6の1−ランスジューサ部36aが露出するスライダ面
を形成することにより、第1図に示す如き肝へノドが完
成される。
このような?IRヘッドの製造方法によれば、バイアス
導体35及びトランスジューサ部36aと端子部36c
とからなるMR素子36を精度よく形成することが可能
となる。またMR素子36としてトランスジューサ部3
6a以外に端子部36cを設けている所以は、上記第二
絶縁層に外部接続リードを接続すべきスルホールを設け
る際に、バイアス導体35を保護するためである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係るMRヘヘ
ッによれば、MR素子のトランスジューサ部の抵抗のみ
が磁界により変化するので、該MR素子の正確なρ−H
特性を測定することが可能となり、例えば、ヘッド加工
時の機械的応力によるMl?素子の磁気特性の変化や磁
気テープ走行系の不備による再生特性の劣化などの、再
生特性に影響を及ぼす各種の要因を分離して追跡調査す
ることができる優れた利点を有する。
またその製造方法によれば、バイアス導体及びトランス
ジューサ部と端子部とからなるMRffi子ヲ精度よく
形成することが可能となる。
従って、本実施例で説明したシールドタイプのシャント
バイアス型1’lRヘツドはもとより、ヨークタイプ、
或いはその他のタイプのシャントバイアス型MRヘッド
及びその製造に通用して極めて有利であり、実用上、優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気抵抗効果型ヘッドの一実施例
を示す要部断面図、 第2図はバイアス導体及び磁気抵抗効果素子の一実施例
を示す部分拡大斜視図、 第3図乃至第5図は本発明に係る磁気抵抗効果型ヘッド
の製造方法の一実施例を順に 製造方法するための工程図、 第6図は従来の磁気抵抗効果型へノドを説明するための
要部断面図、 第7図は従来のバイアス導体及び磁気抵抗効果素子を示
す部分拡大斜視図である。 第1図乃至第5図において、 21、31は磁性基板、22.32は第一絶縁層、23
、35はバイアス導体、23aはバイアス導体の端子引
出し部、24.36はMR素子、24a、 36aはト
ランスジューサ部、24c、36cは端子部、25は第
二絶縁層、26はシールド磁性体層、27は保護層、3
3はバイアス導体膜、34はMR素子形成用強磁性膜を
それぞれ示す。 @ 1 図        第 22 庄Jfイーfかパ介二〉大工I呈図 第4図 MR亨Jつ111#7−二〉2−工刺冒刀@ 5 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのシールド磁性体(21、26)間に、絶縁
    層(22、25)を介してバイアス導体(23)と直接
    接合した磁気抵抗効果素子(24)が配設されたヘッド
    構成であって、上記磁気抵抗効果素子(24)は前記バ
    イアス導体(23)に対して、そのトランスジューサ部
    (24a)と端子部(24c)のみが接合され、該トラ
    ンスジューサ部(24a)と端子部(24c)との間の
    端子引出し部を、前記バイアス導体(23)の端子引出
    し部(23a)により兼備してなることを特徴とする磁
    気抵抗効果型ヘッド。
  2. (2)シールド磁性体を兼ねた磁性基板(31)上に第
    一絶縁層(32)を介してバイアス導体膜(33)と磁
    気抵抗効果素子形成用強磁性膜(34)とを順に被着形
    成する工程と、該素子形成用強磁性膜(34)を磁気抵
    抗効果素子(36)のトランスジューサ部(36a)と
    端子部(36c)の所定形状よりも大きいパターン形状
    にパターニングする工程と、該パターニングした素子形
    成用強磁性膜(34)とバイアス導体膜(33)とをド
    ライエッチング工程により一括して所定素子パターン形
    状に選択的にパターニングする工程とを行った後、パタ
    ーニングされた磁気抵抗効果素子(36)上に第二絶縁
    層とシールド磁性体層及び保護層を順に被着形成するこ
    とを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法。
JP20116585A 1985-09-10 1985-09-10 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法 Pending JPS6260115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20116585A JPS6260115A (ja) 1985-09-10 1985-09-10 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20116585A JPS6260115A (ja) 1985-09-10 1985-09-10 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6260115A true JPS6260115A (ja) 1987-03-16

Family

ID=16436445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20116585A Pending JPS6260115A (ja) 1985-09-10 1985-09-10 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6260115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345602A (en) * 1991-09-07 1994-09-06 Blaupunkt Werke Gmbh Receiver with multiple antennas

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345602A (en) * 1991-09-07 1994-09-06 Blaupunkt Werke Gmbh Receiver with multiple antennas

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3672043A (en) Miniature magnetic head
US4768121A (en) Magnetic head formed by composite main pole film and winding core for perpendicular magnetic recording
JPS6412003B2 (ja)
JPS6260115A (ja) 磁気抵抗効果型ヘツド及びその製造方法
JPS62200517A (ja) 垂直磁気記録用磁気ヘツドおよびその製造方法
JPS60175208A (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPS61110320A (ja) 薄膜磁気ヘツドの製造方法
JPH0346884B2 (ja)
JPS6337811A (ja) ヨ−クタイプ磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘツド
KR900004741B1 (ko) 수직 자기기록용 자기헤드 및 그 제조방법
JPS61248214A (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPH03252909A (ja) 垂直磁気記録再生薄膜ヘッド用溝構造磁性基板
JPH0830928A (ja) ヘッド特性測定用磁気ヘッド
JPS6226618A (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPS5977617A (ja) 薄膜磁気ヘツドの製造方法
JPS60254404A (ja) 薄膜磁気ヘツドの製造方法
JPH0580722B2 (ja)
JP2002183914A (ja) 複合型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
JPS60113313A (ja) 磁気抵抗効果ヘッド
JPH08316547A (ja) 磁気検出素子及びその製造方法
JPS60202513A (ja) 磁気抵抗効果型マルチ磁気ヘツドの製造方法
JPH05159242A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッドおよびその製造方法
JPS5857613A (ja) 薄膜磁気ヘツドの製造方法
JPH09147323A (ja) 薄膜磁気ヘッドとその製造方法
JPH04162272A (ja) 磁気ヘッドスライダ