JPS625932Y2 - - Google Patents

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JPS625932Y2
JPS625932Y2 JP17295781U JP17295781U JPS625932Y2 JP S625932 Y2 JPS625932 Y2 JP S625932Y2 JP 17295781 U JP17295781 U JP 17295781U JP 17295781 U JP17295781 U JP 17295781U JP S625932 Y2 JPS625932 Y2 JP S625932Y2
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sunroof
output
alarm
operational amplifier
signal
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JP17295781U
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JPS5876421U (ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の天井部に設けられたサンルー
フの開閉制御を行うサンルーフ制御装置に関す
る。
最近では乗員に開放感を与えることを目的とし
て自動車の天井部に開閉可能なサンルーフが装着
されており、実用に供されている。
従来のサンルーフ制御装置にあつては手動操作
によりサンルーフを開閉駆動するように構成され
ていた為に自動車走行中に雨が降つてきた場合に
も運転者がサンルーフを閉作動させるための手動
操作をする必要があつた。これは運転者にとつて
煩しいだけでなく運転操作に対する注意力を逸ら
されることにもなり兼ねない。
本考案の目的は降雨時にサンルーフを自動的に
閉作動させることが可能なサンルーフ制御装置を
提供することにある。
本考案の特徴は降雨状態を検出し、サンルーフ
閉作動に先立ち警報を発し警報後、一定時間経過
時にサンルーフを自動的に閉作動させるように構
成した点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図には本考案に係るサンルーフ制御装置
の一実施例の構成が示されており、同図において
1は図示しないサンルーフを開閉駆動するモータ
であり、該モータ1はマニユアルスイツチ(以
下、単にスイツチと称する。)2又はリレー3、
イグニツシヨンスイツチSW1を介してバツテリ
Bより給電される。ここでスイツチ2の可動接点
2A,2Bはサンルーフの開作動時には固定接点
2a,2c側に、また閉作動時には固定接点2
b,2d側に切換操作される。
また4はサンルーフに連動するポテンシヨメー
タであり、5は基準電圧設定部である。ここで基
準電圧設定部5は抵抗R1,R2,R3及びツエ
ナーダイオードZD1から構成されている。そし
てポテンシヨメータ4の一端はツエナーダイオー
ドのカソードに接続され、他端は接地されてい
る。
更に20はサンルーフの全閉状態を検出する全
閉状態検出回路であり、該全閉状態検出回路20
はオペアンプOP1、抵抗R4,R5,R6,R
7,R8からなり、抵抗R5,R6,R7により
基準電圧設定回路6が構成されている。オペアン
プOP1の反転入力端にはポテンシヨメータ4の
摺動接点からの電圧VPが、また非反転入力端に
は基準電圧設定回路6の基準電圧VREFが夫々、
入力される。ここでポテンシヨメータ4の出力電
圧VPは第2図に示すようにサンルーフの端部の
位置、即ち移動距離に応じてV1≦VP≦V2の範囲
で変化し、一方基準電圧VREFはVREF=V2−β
(但しβは極めて小さい値である。)に設定されて
いる。
更に30はサンルーフ閉作動中に体や物が挾ま
つたりすることによりサンルーフの閉作動が抑制
され、サンルーフが停止あるいは作動速度が遅く
なつた状態(閉作動抑制状態)を検出する抑制状
態検出回路であり、該抑制状態検出回路30はオ
ペアンプOP2,OP3、ツエナーダイオードZD
2、ダイオードD1、コンデンサC1,C2,C
3、ナンドゲート8、抵抗R9,R10,R1
1,R12,R13,R14,R15,R16,
R17,R18からなり、抵抗R16及びコンデ
ンサC3により遅延回路22が構成されている。
また40は降雨状態を検出する降雨検出回路であ
り、該降雨検出回路40は降雨量を検出するウエ
ツトセンサ9、オペアンプOP4、抵抗R20,
R21から構成されている。ここでウエツトセン
サ9の出力特性は第3図に示す如く、センサ出力
Wは降雨量αに対して直線的に変化し、あるレ
ベルで飽和状態となる。そしてオペアンプOP4
の反転入力端子には基準電圧Vthが印加されてい
る。
更に7は全閉状態検出回路20、抑制状態検出
回路30、降雨検出回路40の検出出力を取り込
み、アンド条件成立時に遅延回路11を介して出
力トランジスタ12にサンルーフを駆動するため
の制御信号を出力するアンドゲート、10はアン
ドゲート7の出力及び降雨検出回路40の出力を
取り込み、アンド条件成立時に警報回路13を動
作させるための制御信号を出力するアンドゲート
である。この警報回路13は例えば自走マルチバ
イブレータ等で構成される。また14は警報回路
13の出力を受けて警報を発するブザー等の発音
体である。
次に上記構成からなるサンルーフ制御装置の動
作について説明する。まず最初にサンルーフが乗
員によりスイツチ2を操作してモータ1を駆動す
ることによりある開度(位置)に調節された状態
にあるものとし、スイツチ2は切換操作されてい
ないものとする。この状態においてイグニツシヨ
ンスイツチSW1が閉成されると、全閉状態検出
回路20内のオペアンプOP1の反転入力端子に
はポテンシヨメータ4からの出力電圧VPが印加
されるがこの時、V1<VP<V2であるからオペア
ンプOP1、即ち全閉状態検出回路20からは論
理“1”信号が出力される。
またこの時、スイツチ2は切替操作されておら
ず、リレー3も非動作状態にあるため抑制状態検
出回路30内のオペアンプOP2,OP3の非反転
入力端子には電圧は印加されておらず、これらの
非反転入力端電圧VB,VRはほぼOVである。
一方オペアンプOP2の反転入力端子には電圧
Nが印加されているためにオペアンプOP2から
論理“0”信号がナンドゲート8の一方の入力端
に出力される。
ところでサンルーフが駆動されている間はコン
デンサC1、ダイオードD1を介してコンデンサ
C2にポテンシヨメータ4の出力電圧VPの時間
変化分に比例した電荷が充電されるが、コンデン
サC2の容量をコンデンサC1に比して十分大き
い適当な値に選定しておけば、サンルーフ停止時
又は作動速度が遅い時等の閉作動抑制状態である
場合にはコンデンサC2の電荷は抵抗R14を介
して放電される量がコンデンサC1を介して充電
される量よりも多くなるので低下し、コンデンサ
C2の両端間電圧は正常動作時に比して低くな
る。それ故、初期状態においてオペアンプOP3
からナンドゲート8の入力端には論理“0”信号
が、またオペアンプOP2からナンドゲート8の
入力端への出力も論理“0”信号が出力され、こ
の結果初期状態ではナンドゲート8、即ち抑制状
態検出回路30からは論理“1”信号が出力され
る。
他方、降雨検出回路40ではウエツトセンサ9
により検出される雨量が第3図に示す如くαO
下では該センサ9の出力VWはオペアンプOP4の
反転入力端に印加される基準電圧Vthに対してV
W<Vthの関係にあるからオペアンプOP4からア
ンドゲート7,10には論理“0”信号が出力さ
れるのでトランジスタ12は非導通状態にあり、
警報回路13は非動作状態にある。
さて雨量がαO以上になると、ウエツトセンサ
9の検出出力VWはVW>Vthとなり、オペアンプ
OP4から論理“1”信号が出力され、このため
アンドゲート7からはアンドゲート10の一方の
入力端及び遅延回路11を介して出力トランジス
タ12のベースに夫々、論理“1”信号が出力さ
れる。
この結果、アンドゲート10より論理“1”信
号が出力され、警報回路13が動作状態となり発
音体14により警報が発せられる。
一方、出力トランジスタ12のベースにはアン
ドゲート7の出力が遅延回路により一定時間td1
(例えばtd1=5秒)経過後に入力され、該トラン
ジスタ12は導通状態となるのでリレー3の接点
3A,3Bは閉成されモータ1は回転駆動され、
サンルーフは閉作動を開始する。この時オペアン
プOP2の非反転入力端には遅延回路22を介し
て、またオペアンプOP3の非反転入力端子には
基準電圧設定回路24を介して電源が供給され
る。そしてオペアンプOP2の非反転入力端にお
ける電圧は遅延回路22により一定時間td2(例
えばtd2=1秒)経過前ではVNより小であり、依
然としてオペアンプOP2からは論理“0”信号
が出力されており、ナンドゲート8から論理
“1”信号が出力されている。この為に発音体1
4からは警報は継続して発せられ、モータ1は回
転し続けるのでサンルーフは閉作動し続ける。
またこの時、オペアンプOP3の非反転入力端
には電圧VRが印加されるのでサンルーフの閉作
動開始時点ではオペアンプOP3からは論理
“1”信号が出力される。そしてサンルーフが駆
動されるとコンデンサC2は徐々に充電され、一
定時間tn経過後にオペアンプOP3の反転入力端
における電圧はVS(VS>VR)となりオペアン
プOP3からは論理“0”信号が出力される。
他方、オペアンプOP2の非反転入力端の電圧
は一定時間td2経過後、VBとなり(VB>VNに設
定されている。)、オペアンプOP2の出力は論理
“1”となるがtd2>tnに設定されているのでサン
ルーフが閉作動中は常にナンドゲート8から論理
“1”信号が出力されることになる。そしてサン
ルーフが全閉状態になるとポテンシヨメータの出
力VPはVP=V2となり、オペアンプOP1の出力
は論理“0”となるのでアンドゲート7の出力は
論理“0”となる。従つて発音体14による警報
は停止され、モータ1の回転駆動は停止されるの
でサンルーフの閉作動は停止されることとなる。
またサンルーフ閉作動開始後、サンルーフに体
を挾む等の外的要因によりサンルーフの閉作動が
抑制された場合には既述した如く、サンルーフ閉
作動中に充電されたコンデンサC2の電荷はコン
デンサC1を介して充電される量よりも抵抗R1
4を介して放電される量が大となるので低下して
オペアンプOP3の反転入力端における電位は低
下し、オペアンプOP3の出力は論理“0”から
論理“1”に変化し、この結果ナンドゲート8か
ら論理“0”信号が出力され、アンドゲート7の
出力は論理“1”から論理“0”に変化するので
モータ1の回転駆動は停止され、サンルーフの閉
作動は停止させられる。
従つて本実施例によれば降雨時に自動的にサン
ルーフを閉作動させることができ且つサンルーフ
閉作動中における安全性が確保される。
本実施例によれば、サンルーフの閉作動直前に
警報器に警報信号を出力し、この警報信号出力
後、一定時間経過後に前記駆動装置にサンルーフ
を閉作動させるための制御信号を出力するように
しているため、サンルーフが閉じられる前に乗員
にサンルーフが閉じられることを知らせることが
できる。従つて、この警報により、サンルーフ閉
時にサンルーフとサンルーフ枠体の間に身体等が
誤つて挾まれることを防止し、安全性を向上する
ことができる。
又、サンルーフ閉作動中に外部要因等によりサ
ンルーフの閉作動が抑制された場合に駆動装置の
動作を停止させるための制御信号を駆動装置に出
力するようにしているため、誤つてサンルーフ閉
時にサンルーフとサンルーフ枠体の間に身体等が
挾まれた場合であつても、駆動装置を停止するこ
とができる。従つて、サンルーフ閉作動中におけ
る安全性を確保すると共に、サンルーフ装置の破
損を防止することができる。
以上に説明した如く本考案によれば降雨時にサ
ンルーフを自動的に閉作動させることが可能なサ
ンルーフ制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンルーフ制御装置の一
実施例の構成を示す回路図、第2図はサンルーフ
移動距離とポテンシヨメータの出力との関係を示
す特性図、第3図はウエツトセンサの出力特性図
である。 1……モータ、3……リレー、4……ポテンシ
ヨメータ、7,10……アンドゲート、20……
全閉状態検出回路、30……停止状態検出回路、
40……降雨検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンルーフを開閉駆動する駆動装置と、サンル
    ーフの閉作動時に警報を発する警報器と、降雨状
    態を検出する降雨検出回路と、サンルーフの全閉
    状態を検出する第1の検出手段と、サンルーフの
    閉作動中におけるサンルーフの閉作動抑制状態を
    検出する第2の検出手段と、前記降雨検出回路及
    び第1の検出手段の検出出力を取り込み、これら
    の検出出力に基づいて降雨時においてサンルーフ
    の閉作動直前に前記警報器に警報信号を出力する
    と共に、該警報信号出力後、一定時間経過時に前
    記駆動装置にサンルーフを閉作動させるための制
    御信号を出力し、且つ、前記第2の検出手段の検
    出出力に基づいて、サンルーフ閉作動中に外部要
    因等によりサンルーフの閉作動が抑制された場
    合、駆動装置の動作を停止させるための制御信号
    を駆動装置に出力する制御回路とを、有してなる
    サンルーフ制御装置。
JP17295781U 1981-11-20 1981-11-20 サンル−フ制御装置 Granted JPS5876421U (ja)

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JP17295781U JPS5876421U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 サンル−フ制御装置

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JPS5876421U JPS5876421U (ja) 1983-05-24
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107416A (ja) * 1983-11-12 1985-06-12 Aisin Seiki Co Ltd 開口覆材の自動開閉装置
JPS60115784A (ja) * 1983-11-28 1985-06-22 アイシン精機株式会社 開口覆材の自動開閉装置
JP2017007515A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 矢崎総業株式会社 報知装置
US9815371B2 (en) 2015-06-23 2017-11-14 Yazaki Corporation Information providing apparatus for vehicle

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