JPS6258796A - Ｐａｌ方式適応型輝度信号色信号分離フイルタ - Google Patents
Ｐａｌ方式適応型輝度信号色信号分離フイルタInfo
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- JPS6258796A JPS6258796A JP19806785A JP19806785A JPS6258796A JP S6258796 A JPS6258796 A JP S6258796A JP 19806785 A JP19806785 A JP 19806785A JP 19806785 A JP19806785 A JP 19806785A JP S6258796 A JPS6258796 A JP S6258796A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、適応型輝度信号色信号分離フィルタに関し
、特にＰＡＬ方式の複合テレビジョン信号から輝度信号
と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フィルタに関
する。
、特にＰＡＬ方式の複合テレビジョン信号から輝度信号
と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フィルタに関
する。
第２図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの構成の一
例を示すブロック図である。図において、入力端子１に
はＰＡＬ方式の複合カラーテレビジョン信号が入力され
る。この複合カラーテレビジョン信号はＡ／Ｄ変換器４
を介して垂直方向フィルタ１２に与えられるとともに、
２ライン遅延回路５６に与えられる。２ライン遅延回路
５６の出力はそのまま垂直方向フィルタ１２に与えられ
るとともに、２ライン遅延回路５７でさらに２ライン分
遅延された後、垂直方向フィルタ１２に与えられる。垂
直方向フィルタ１２の出力は帯域フィルタ１３に与えら
れる。帯域フィルタ１３の出力は色信号２０５として出
力端子２から導出されるとともに、減算回路６７の第１
の入力に与えられる。また減算回路６７の第２の入力に
は、２ライン遅延回路５６の出力が補償遅延回路５８を
介して与えられる。補償遅延回路５８は帯域フィルタ１
３における遅延を補償するための回路である。
例を示すブロック図である。図において、入力端子１に
はＰＡＬ方式の複合カラーテレビジョン信号が入力され
る。この複合カラーテレビジョン信号はＡ／Ｄ変換器４
を介して垂直方向フィルタ１２に与えられるとともに、
２ライン遅延回路５６に与えられる。２ライン遅延回路
５６の出力はそのまま垂直方向フィルタ１２に与えられ
るとともに、２ライン遅延回路５７でさらに２ライン分
遅延された後、垂直方向フィルタ１２に与えられる。垂
直方向フィルタ１２の出力は帯域フィルタ１３に与えら
れる。帯域フィルタ１３の出力は色信号２０５として出
力端子２から導出されるとともに、減算回路６７の第１
の入力に与えられる。また減算回路６７の第２の入力に
は、２ライン遅延回路５６の出力が補償遅延回路５８を
介して与えられる。補償遅延回路５８は帯域フィルタ１
３における遅延を補償するための回路である。
そして減算回路６７からは輝度信号２０７が出力され、
出力端子３に与えられる。
出力端子３に与えられる。
次にＰＡＬ方式の複合カラーテレビジョン信号に対する
上記フィルタの動作について説明する。
上記フィルタの動作について説明する。
標本化周波数ｆｓ−４＝ｆｓｃ （ｆｓｃは色副搬送波
周波数）にて色副搬送波に同期標本化された複合カラー
テレビジョン信号２０１は、画面上で第３図のごとく格
子状の２次元配列となる。図中、Ｙは輝度信号、Ｕ、Ｖ
は色信号を示している。
周波数）にて色副搬送波に同期標本化された複合カラー
テレビジョン信号２０１は、画面上で第３図のごとく格
子状の２次元配列となる。図中、Ｙは輝度信号、Ｕ、Ｖ
は色信号を示している。
このとき、例えばラインｌに注目した場合、ライン（１
−２＞及びライン（ｊ！＋２）はラインｌに対して色副
搬送波の位相が１８０°反転したものとなっている。今
、１サンプルの遅延及び１ラインの遅延を表わす記号と
して、Ｚ変換を用いて２−１及びＺ−Ｌを用いることと
する。ここで、Ｚ−’＝ｅｘｐ （ｊ２ｙｃｆ／４ｆｓ
ｃ）である。また、 ｆ ｓ ｃ＝ （２８４１／４＋ １／６２５ ）ｆｌ
（であるから（ｆイ ：水平走査周波数） 、ｌ ＝１
１３５となる。このとき、遅延回路５６．５７を用いて
遅延させた２ライン遅延信号２０２と４ライン遅延信号
２０３と現在の信号２０１とから、垂直方向フィルタ１
２にて色信号を含めたラインごとに支援するライン支援
信号２０４を抽出する。垂直方向フィルター２の伝達関
数Ｈｖ （Ｚ）は、Ｈｖ （Ｚ）−−１／４ （１−Ｚ
−” ）”となる。即ち、テレビジョン信号が近接画素
間で類似しているとみなして、第３図の画面上で座標（
ｍ、ｎ）のライン支援信号）（ｃ （ｍ、ｎ）をＨｃ（
ｍ、ｎ） ＝ １／４ （Ｓ（ｍ、 ｎ−２） −
２３（ｍ、ｎ）＋Ｓ（ｍ、 ｎ＋２）） として抜き取ることになる。ライン支援信号は輝度信号
Ｙも含むため、帯域フィルター３によって高域成分であ
る色信号Ｃ（ｍ、ｎ）を）（ｃ（ｍ。
−２＞及びライン（ｊ！＋２）はラインｌに対して色副
搬送波の位相が１８０°反転したものとなっている。今
、１サンプルの遅延及び１ラインの遅延を表わす記号と
して、Ｚ変換を用いて２−１及びＺ−Ｌを用いることと
する。ここで、Ｚ−’＝ｅｘｐ （ｊ２ｙｃｆ／４ｆｓ
ｃ）である。また、 ｆ ｓ ｃ＝ （２８４１／４＋ １／６２５ ）ｆｌ
（であるから（ｆイ ：水平走査周波数） 、ｌ ＝１
１３５となる。このとき、遅延回路５６．５７を用いて
遅延させた２ライン遅延信号２０２と４ライン遅延信号
２０３と現在の信号２０１とから、垂直方向フィルタ１
２にて色信号を含めたラインごとに支援するライン支援
信号２０４を抽出する。垂直方向フィルター２の伝達関
数Ｈｖ （Ｚ）は、Ｈｖ （Ｚ）−−１／４ （１−Ｚ
−” ）”となる。即ち、テレビジョン信号が近接画素
間で類似しているとみなして、第３図の画面上で座標（
ｍ、ｎ）のライン支援信号）（ｃ （ｍ、ｎ）をＨｃ（
ｍ、ｎ） ＝ １／４ （Ｓ（ｍ、 ｎ−２） −
２３（ｍ、ｎ）＋Ｓ（ｍ、 ｎ＋２）） として抜き取ることになる。ライン支援信号は輝度信号
Ｙも含むため、帯域フィルター３によって高域成分であ
る色信号Ｃ（ｍ、ｎ）を）（ｃ（ｍ。
ｎ）から分離する。そしてこれにより得られた色信号２
０５は減算回路６７に送られる。減算回路６７は、２ラ
イン遅延信号２０２をさらに帯域ツイルタに応じて補償
遅延回路５８で遅延させた信号Ｓ （ｍ、ｎ）２０６か
ら色信号Ｃ（ｍ、 ｎ） ２０５を差し引き、次式の
ごとく輝度信号Ｙ （ｍ。
０５は減算回路６７に送られる。減算回路６７は、２ラ
イン遅延信号２０２をさらに帯域ツイルタに応じて補償
遅延回路５８で遅延させた信号Ｓ （ｍ、ｎ）２０６か
ら色信号Ｃ（ｍ、 ｎ） ２０５を差し引き、次式の
ごとく輝度信号Ｙ （ｍ。
ｎ）２０７を分離する。
Ｙ（ｍ、ｎ） ＝Ｓ（ｍ、ｎ） −Ｃ（ａ＋、ｎ）前記
帯域フィルター３の伝達関数）（ｈ（Ｚ）は、たとえば ！（ｈ（Ｚ）＝−４／３２・（１−Ｚ−”）”（１＋
Ｚ−’） ２ （１＋ Ｚ−１′）として構成できる
。
帯域フィルター３の伝達関数）（ｈ（Ｚ）は、たとえば ！（ｈ（Ｚ）＝−４／３２・（１−Ｚ−”）”（１＋
Ｚ−’） ２ （１＋ Ｚ−１′）として構成できる
。
従来の輝度信号色信号分離フィルタは、以上のごとく垂
直方向フィルタと水平方向フィルタの特性を固定し組合
わせて構成している上に、テレビジジン信号の標本化系
列である画素が画面上で隣接しているものは類似してい
るという仮定の上に成立していた。従って従来方式では
、画像の輝度及び色の変化が激しい領域においては輝度
信号と色信号が相互のチャネルに漏れ、このためクロス
カラーによる色の濁りやドツト妨害等の再生画像の画質
劣化を生ずるなどの問題点があった。
直方向フィルタと水平方向フィルタの特性を固定し組合
わせて構成している上に、テレビジジン信号の標本化系
列である画素が画面上で隣接しているものは類似してい
るという仮定の上に成立していた。従って従来方式では
、画像の輝度及び色の変化が激しい領域においては輝度
信号と色信号が相互のチャネルに漏れ、このためクロス
カラーによる色の濁りやドツト妨害等の再生画像の画質
劣化を生ずるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、テレビジョン画像における急激な信号変化に
おいても、正確な輝度信号と色信号の分離を達成し得る
ＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フィルタを提供す
ることを目的とする。
たもので、テレビジョン画像における急激な信号変化に
おいても、正確な輝度信号と色信号の分離を達成し得る
ＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フィルタを提供す
ることを目的とする。
この発明に係るＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フ
ィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号１色信号
を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する標本
点を同時に得る遅延手段と、上記注目標本点及び隣接標
本点の値からそれぞれ水平方向色信号エネルギ、垂直方
向色信号エネルギを検出するエネルギ検出手段とを設け
、これら各手段によって複合映像信号の波形の属性を小
領域にて検出し、その検出結果に応じて水平方向フィル
タと垂直方向フィルタの出力をスイッチ回路によって適
応的に切換えるようにしたものである。
ィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号１色信号
を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する標本
点を同時に得る遅延手段と、上記注目標本点及び隣接標
本点の値からそれぞれ水平方向色信号エネルギ、垂直方
向色信号エネルギを検出するエネルギ検出手段とを設け
、これら各手段によって複合映像信号の波形の属性を小
領域にて検出し、その検出結果に応じて水平方向フィル
タと垂直方向フィルタの出力をスイッチ回路によって適
応的に切換えるようにしたものである。
この発明においては、複合映像信号の垂直方向と水平方
向の波形がより緩かに変化する方向の信号値系列を用い
て輝度信号と色信号を分離するから、クロスカラー妨害
やドツト妨害が軽減される。
向の波形がより緩かに変化する方向の信号値系列を用い
て輝度信号と色信号を分離するから、クロスカラー妨害
やドツト妨害が軽減される。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第１図はこの発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。図において、入力端子１にはＰＡＬ方式の複合カラ
ーテレビジョン信号が与えられる。
る。図において、入力端子１にはＰＡＬ方式の複合カラ
ーテレビジョン信号が与えられる。
この複合カラーテレビジョン信号はＡ／Ｄ変換器４に与
えられる。このＡ／Ｄ変換器４は、標本化周波数ｆ ｓ
＝４・ｆｓｃにて複合カラーテレビジョン信号を標本化
するように構成されている。Ａ／Ｄ変換器４によって標
本化された複合カラーテレビジョン信号は、２２６日サ
ンプル遅延回路５１゜２サンプル遅延回路５３，２サン
プル遅延回路５４、及び２２６日サンプル遅延回路５２
を介して加算回路６１の一方入力に与えられる。２２６
日サンプル遅延回路５１及び５２は、標本化された複合
カラーテレビジョン信号を２２６８サンプル期間（１サ
ンプル期間は１ ／ （４ｆｓｃ） （ｓｅｃ ）
）遅延するための回路であり、２サンプル遅延回路５３
及び５４は標本化された複合カラーテレビジョン信号を
２サンプル期間遅延するための回路である。これらの遅
延回路５１〜５４によって、成る標本点における標本値
とその標本点を取り囲む上下左右２サンプルずつ離れた
標本点における標本値とが同時的に抽出される。
えられる。このＡ／Ｄ変換器４は、標本化周波数ｆ ｓ
＝４・ｆｓｃにて複合カラーテレビジョン信号を標本化
するように構成されている。Ａ／Ｄ変換器４によって標
本化された複合カラーテレビジョン信号は、２２６日サ
ンプル遅延回路５１゜２サンプル遅延回路５３，２サン
プル遅延回路５４、及び２２６日サンプル遅延回路５２
を介して加算回路６１の一方入力に与えられる。２２６
日サンプル遅延回路５１及び５２は、標本化された複合
カラーテレビジョン信号を２２６８サンプル期間（１サ
ンプル期間は１ ／ （４ｆｓｃ） （ｓｅｃ ）
）遅延するための回路であり、２サンプル遅延回路５３
及び５４は標本化された複合カラーテレビジョン信号を
２サンプル期間遅延するための回路である。これらの遅
延回路５１〜５４によって、成る標本点における標本値
とその標本点を取り囲む上下左右２サンプルずつ離れた
標本点における標本値とが同時的に抽出される。
また、前記加算回路６１の他方入力にはＡ／Ｄ変換器４
の出力が与えられる。この加算回路６１の出力は１／２
倍回路７１．減算回路６２．及び１／２倍回路７２を介
してスイッチ回路１１の一方入力に与えられる。また減
算回路６２には、２サンプル遅延回路５３の出力が与え
られる。これら加算回路６１．ｌ／２倍回路７１．Ｆ２
算回路６２、及び１／２倍回路７２によって垂直方向フ
ィルタを構成している。
の出力が与えられる。この加算回路６１の出力は１／２
倍回路７１．減算回路６２．及び１／２倍回路７２を介
してスイッチ回路１１の一方入力に与えられる。また減
算回路６２には、２サンプル遅延回路５３の出力が与え
られる。これら加算回路６１．ｌ／２倍回路７１．Ｆ２
算回路６２、及び１／２倍回路７２によって垂直方向フ
ィルタを構成している。
一方、加算回路６３には、２２６８サンプル遅延回路５
１及び２サンプル遅延回路５４の出力が与えられる。こ
の加算回路６３の出力は１／２倍回路７３、減算回路６
４及び１／２倍回路７４を介して前記スイッチ回路１１
の他方入力に与えられる。
１及び２サンプル遅延回路５４の出力が与えられる。こ
の加算回路６３の出力は１／２倍回路７３、減算回路６
４及び１／２倍回路７４を介して前記スイッチ回路１１
の他方入力に与えられる。
また、減算回路６４には２サンプル遅延回路５３の出力
が与えられる。これら加算回路６３．１／２倍回路７３
．減算回路６４及び１／２倍回路７４によって水平方向
フィルタが構成される。
が与えられる。これら加算回路６３．１／２倍回路７３
．減算回路６４及び１／２倍回路７４によって水平方向
フィルタが構成される。
また、ｌ／２倍回路７２の出力は絶対値回路８１を介し
て加減算回路６５の一方入力に与えられる。この加減算
回路６５の他方人力には定数発生回路９の出力が与えら
れ、該加減算回路６５の他方入力には、定数発生回路９
の出力が与えられ、該加減算回路６５の出力は、比較回
路１０の一方入力に与えられる。また、１／２倍回路７
４の出力は絶対値回路８２を介して比較回路１０の他方
入力に与えられる。これら絶対値回路８１及び８２、加
減算回路６５．定数発生回路９．比較回路１０、及びス
イッチ回路１１によって、垂直方向フィルタ及び水平方
向フィルタの選択を判断及び実行する回路を構成してい
る。
て加減算回路６５の一方入力に与えられる。この加減算
回路６５の他方人力には定数発生回路９の出力が与えら
れ、該加減算回路６５の他方入力には、定数発生回路９
の出力が与えられ、該加減算回路６５の出力は、比較回
路１０の一方入力に与えられる。また、１／２倍回路７
４の出力は絶対値回路８２を介して比較回路１０の他方
入力に与えられる。これら絶対値回路８１及び８２、加
減算回路６５．定数発生回路９．比較回路１０、及びス
イッチ回路１１によって、垂直方向フィルタ及び水平方
向フィルタの選択を判断及び実行する回路を構成してい
る。
スイッチ回路１１の出力は出力端子２より色信号として
出力される。またこの出力は減算回路６６の一方入力に
与えられる。この減算回路６６の他方入力には、２サン
プル遅延回路５３の出力が補償遅延回路５５を介して与
えられる。補償遅延回路５５は色信号を分離するときに
生じる遅延を補償するための回路である。減算回路６６
からは輝度信号が出力される。この輝度信号は出力端子
３に与えられる。
出力される。またこの出力は減算回路６６の一方入力に
与えられる。この減算回路６６の他方入力には、２サン
プル遅延回路５３の出力が補償遅延回路５５を介して与
えられる。補償遅延回路５５は色信号を分離するときに
生じる遅延を補償するための回路である。減算回路６６
からは輝度信号が出力される。この輝度信号は出力端子
３に与えられる。
次に動作について説明する。
Ａ／Ｄ変換器４によって標本化周波数ｆｓ＝４ｆｓｃに
て標本化されたＰＡＬ方式の複合カラーテレビジョン信
号の標本化系列１０１は、遅延回路５１，５２，５３．
５４を通り、これにより画面」二でダイヤモンド型格子
上の５つの標本点における標本値が同時に得られること
になる。このとき、５つの標本点の中心となる標本点、
即ち注目標本点の座標を第３図の画面上で座標（ｍ、ｎ
）とすると、２ライン上下に位置する標本点の座標は（
ｍ、 ｎ−２）及び（ｍ、ｎ＋２）であり、左右に２サ
ンプルずつ離れた標本点の座標は（ｍ −２、ｎ）及び
（ｍ＋２．ｎ）となる。そして座標（ｍ、ｎ）の位置の
複合カラーテレビジョン信号（標本値）Ｓ （ｍ、ｎ）
が信号ライン１０３に現れた時点で、信号ライン１０５
には信号Ｓ（ｍ。
て標本化されたＰＡＬ方式の複合カラーテレビジョン信
号の標本化系列１０１は、遅延回路５１，５２，５３．
５４を通り、これにより画面」二でダイヤモンド型格子
上の５つの標本点における標本値が同時に得られること
になる。このとき、５つの標本点の中心となる標本点、
即ち注目標本点の座標を第３図の画面上で座標（ｍ、ｎ
）とすると、２ライン上下に位置する標本点の座標は（
ｍ、 ｎ−２）及び（ｍ、ｎ＋２）であり、左右に２サ
ンプルずつ離れた標本点の座標は（ｍ −２、ｎ）及び
（ｍ＋２．ｎ）となる。そして座標（ｍ、ｎ）の位置の
複合カラーテレビジョン信号（標本値）Ｓ （ｍ、ｎ）
が信号ライン１０３に現れた時点で、信号ライン１０５
には信号Ｓ（ｍ。
ｎ−２）が現れ、信号ライン１０１には信号Ｓ（ｍ、ｎ
＋２）が現れ、信号ライン１０４には信号Ｓ（ｍ−２，
ｎ）が現れ、信号ライン１０２には信号Ｓ （ｍ＋２．
ｎ）が現れる。このとき信号Ｓ （ｍ、ｎ）に対し、他
の４つの標本点における複合カラーテレビジョン信号は
色副搬送波の位相が１８０°異なるため、垂直方向フィ
ルタ及び水平方向フィルタとして以下の処理にて各方向
成分の色信号Ｃ（ｍ、ｎ）を信号Ｓ （ｍ、ｎ）から分
離する。
＋２）が現れ、信号ライン１０４には信号Ｓ（ｍ−２，
ｎ）が現れ、信号ライン１０２には信号Ｓ （ｍ＋２．
ｎ）が現れる。このとき信号Ｓ （ｍ、ｎ）に対し、他
の４つの標本点における複合カラーテレビジョン信号は
色副搬送波の位相が１８０°異なるため、垂直方向フィ
ルタ及び水平方向フィルタとして以下の処理にて各方向
成分の色信号Ｃ（ｍ、ｎ）を信号Ｓ （ｍ、ｎ）から分
離する。
垂直方向フィルタ：
垂直方向色信号Ｃｖ（ｍ、ｎ）
＝ １／４ （Ｓ（ｍ、 ｎ ２） ２Ｓ（ｎ
＋、ｎ） ＋Ｓ（ｍ、 ｎ＋２））水平方向フィルタ
： 水平方向色信号Ｃｈ （ｆｆｉ、 ｎ）＝−１／４
（Ｓ（ｍ−２，ｎ）−２Ｓ（ｍ、ｎ）’＋Ｓ（ｍ＋２．
ｎ））このようにして得られた垂直方向色信号１０６と
水平方向色信号１０７は、スイッチ回路１１に送出され
る。
＋、ｎ） ＋Ｓ（ｍ、 ｎ＋２））水平方向フィルタ
： 水平方向色信号Ｃｈ （ｆｆｉ、 ｎ）＝−１／４
（Ｓ（ｍ−２，ｎ）−２Ｓ（ｍ、ｎ）’＋Ｓ（ｍ＋２．
ｎ））このようにして得られた垂直方向色信号１０６と
水平方向色信号１０７は、スイッチ回路１１に送出され
る。
ここで、垂直方向フィルタと水平方向フィルタの色出力
信号のどちらを選択するか決定する回路の動作について
説明する。注目標本点の信号Ｓ（ｍ、ｎ）に関し、垂直
方向色信号エネルギと、水平方向色信号エネルギとを求
め、それらを比較して色信号エネルギの少ない方向のフ
ィルタの出力を選択するようにスイッチ回路１１を切り
換える。
信号のどちらを選択するか決定する回路の動作について
説明する。注目標本点の信号Ｓ（ｍ、ｎ）に関し、垂直
方向色信号エネルギと、水平方向色信号エネルギとを求
め、それらを比較して色信号エネルギの少ない方向のフ
ィルタの出力を選択するようにスイッチ回路１１を切り
換える。
垂直方向色信号エネルギＤｖ （ｍ、ｎ）及び水平方向
色信号エネルギＤｈ （ｍ、ｎ）は絶対値近似を導入し
て、 Ｄｖ（ａ＋、 ｎ）−１’Ａ （Ｓ（ｍ、ｎ−２）−２
Ｓ（１１１，ｎ）＋Ｓ（ｍ、ｎ＋２）） Ｄｈ（ｍ、 ｎ） ＝ ｌ −’Ａ （Ｓ（ｍ−２，ｎ
）−２Ｓ（ｍ、ｎ）＋ Ｓ （ｍ＋２． ｎ） ） とすることができる。この色信号エネルギの小さい方向
の標本点のセットを用いて分離フィルタを構成する。さ
らにここで、垂直方向フィルタあるいは水平方向フィル
タを選択する際の優先性を定数発生回路９で与える。定
数発生回路９で発生した定数Ｋ（正負のいずれでもよい
）１０日を加減算回路６５にて垂直方向色信号エネルギ
１０９に加算することにより、最終的にＤｖ （ｍ、ｎ
）＋Ｋ（信号１１０）と［）ｈ （ｍ、 ｎ、）
（信号１１１〉とを比較する。
色信号エネルギＤｈ （ｍ、ｎ）は絶対値近似を導入し
て、 Ｄｖ（ａ＋、 ｎ）−１’Ａ （Ｓ（ｍ、ｎ−２）−２
Ｓ（１１１，ｎ）＋Ｓ（ｍ、ｎ＋２）） Ｄｈ（ｍ、 ｎ） ＝ ｌ −’Ａ （Ｓ（ｍ−２，ｎ
）−２Ｓ（ｍ、ｎ）＋ Ｓ （ｍ＋２． ｎ） ） とすることができる。この色信号エネルギの小さい方向
の標本点のセットを用いて分離フィルタを構成する。さ
らにここで、垂直方向フィルタあるいは水平方向フィル
タを選択する際の優先性を定数発生回路９で与える。定
数発生回路９で発生した定数Ｋ（正負のいずれでもよい
）１０日を加減算回路６５にて垂直方向色信号エネルギ
１０９に加算することにより、最終的にＤｖ （ｍ、ｎ
）＋Ｋ（信号１１０）と［）ｈ （ｍ、 ｎ、）
（信号１１１〉とを比較する。
即ち１、比較回路１０はスイッチ回路１１の色信号出力
Ｃ（ｍ、ｎ＞（信号１１３）に対し、選択信号１１２を
送出して以下のごとく制御する。
Ｃ（ｍ、ｎ＞（信号１１３）に対し、選択信号１１２を
送出して以下のごとく制御する。
Ｄｖ（ｍ、ｎ） ＋Ｋ ＜Ｄｈ（ｉ、ｎ） ならばＣ
（ｍ、 ｎ） −ＣＶ （ＤＩ、 ｎ）Ｄｖ （ｍ、
ｎ） ＋ Ｋ ≧Ｄｈ （＋＊、 ｎ）ならばＣ（ｍ
、 ｎ） −Ｃｈ （ｎ＋、 ｎ）このＣ（ｍ、ｎ）（
信号１１３）を用いて、信号Ｓ （ｍ、ｎ）（信号］１
５）から減′を器６６で減算操作して、輝度信号Ｙ （
ｍ、ｎ）を以下のごとく求める。
（ｍ、 ｎ） −ＣＶ （ＤＩ、 ｎ）Ｄｖ （ｍ、
ｎ） ＋ Ｋ ≧Ｄｈ （＋＊、 ｎ）ならばＣ（ｍ
、 ｎ） −Ｃｈ （ｎ＋、 ｎ）このＣ（ｍ、ｎ）（
信号１１３）を用いて、信号Ｓ （ｍ、ｎ）（信号］１
５）から減′を器６６で減算操作して、輝度信号Ｙ （
ｍ、ｎ）を以下のごとく求める。
Ｙ （ｍ、ｎ）＝Ｓ （ｍ、ｎ）−Ｃ（ｍ、ｎ）このよ
うに、本実施例による適応型輝度信号色信号分離フィル
タでは、色副搬送波の位相が１８０ ’異なる垂直及び
水平の４つの標本点を用いて波形の変化の少ない方向の
信号を検出し、その波形の変化の少ない方向の信号を用
いて輝度信号と色信号を分離することができ、クロスカ
ラーによる色の濁りやドツト妨害等を軽減することがで
きる。
うに、本実施例による適応型輝度信号色信号分離フィル
タでは、色副搬送波の位相が１８０ ’異なる垂直及び
水平の４つの標本点を用いて波形の変化の少ない方向の
信号を検出し、その波形の変化の少ない方向の信号を用
いて輝度信号と色信号を分離することができ、クロスカ
ラーによる色の濁りやドツト妨害等を軽減することがで
きる。
なお、上記実施例では垂直方向フィルタ及び水平方向フ
ィルタを２次のディジタルフィルタにて構成したが、次
数を多（して急峻なフィルタを構成してもよいことは勿
論である。
ィルタを２次のディジタルフィルタにて構成したが、次
数を多（して急峻なフィルタを構成してもよいことは勿
論である。
また、上記実施例では水平周波数に同期した色副搬送波
の４倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を標本化
するようにしたが、標本点が画面上で格子状に並ぶよう
な周波数であれば色副搬送波の４倍に限らず、他の周波
数で標本化を行なうようにしてもよい。
の４倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を標本化
するようにしたが、標本点が画面上で格子状に並ぶよう
な周波数であれば色副搬送波の４倍に限らず、他の周波
数で標本化を行なうようにしてもよい。
また、上記実施例では注目標本点から２ライン上の標本
点と２ライン下の標本点を垂直方向の標本点として用い
、当該注目標本点から２サンプル前の標本点と２サンプ
ル後の標本点を水平方向の標本点として用いるようにし
たが、本発明はこれに限定されることなく、当該注目標
本点からより離れた距離の標本点を垂直方向の標本点あ
るいは水平方向の標本点として用いるようにしてもよい
。
点と２ライン下の標本点を垂直方向の標本点として用い
、当該注目標本点から２サンプル前の標本点と２サンプ
ル後の標本点を水平方向の標本点として用いるようにし
たが、本発明はこれに限定されることなく、当該注目標
本点からより離れた距離の標本点を垂直方向の標本点あ
るいは水平方向の標本点として用いるようにしてもよい
。
また、上記実施例では垂直方向の標本点として上下１個
ずつの標本点を用い、水平方向の標本点として左右１個
ずつの標本点を用いるようにしているが、垂直方向の標
本点として上下複数個ずつの標本点を用い、水平方向の
標本点として左右複数個ずつの標本点を用いるようにし
てもよい。なお上下の標本点はそれぞれの色副搬送波の
位相が同相であることが回路構成上好ましく、左右の標
本点も同様に色副搬送波の位相が同相であることが回路
構成上好ましい。
ずつの標本点を用い、水平方向の標本点として左右１個
ずつの標本点を用いるようにしているが、垂直方向の標
本点として上下複数個ずつの標本点を用い、水平方向の
標本点として左右複数個ずつの標本点を用いるようにし
てもよい。なお上下の標本点はそれぞれの色副搬送波の
位相が同相であることが回路構成上好ましく、左右の標
本点も同様に色副搬送波の位相が同相であることが回路
構成上好ましい。
以上のように、この発明によれば、垂直方向色信号エネ
ルギと水平方向色信号エネルギとを比較し、これにより
複合カラーテレビシラン信号の垂直方向と水平方向の波
形がより緩やかに変化する方向を検出し、該方向の信号
値系列を用いて輝度信号と色信号を分離するようにした
ので、クロスカラー妨害やドツト妨害の軽減された輝度
信号色信号分離フィルタを得ることができる効果がある
。
ルギと水平方向色信号エネルギとを比較し、これにより
複合カラーテレビシラン信号の垂直方向と水平方向の波
形がより緩やかに変化する方向を検出し、該方向の信号
値系列を用いて輝度信号と色信号を分離するようにした
ので、クロスカラー妨害やドツト妨害の軽減された輝度
信号色信号分離フィルタを得ることができる効果がある
。
第１図はこの発明の一実施例によるＰＡＬ方式適応型輝
度信号色信号分離フィルタの一例を示す概略ブロック図
、第２図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの一例を
示す概略ブロック図、第３図はＰＡＬ方式の複合カラー
テレビジョン信号を色副搬送波周波数の４倍で同期標本
化した信号系列の画面上での配列を示す図である。 １・・・入力端子、２．３・・・出力端子、４・・・Ａ
／Ｄ変換器、５１〜５８・・・遅延回路、６１．６３・
・・加算回路、６２．６４，６６．６７・・・減算回路
、６５・・・加減算回路、７１〜７４・・・１／２倍回
路、８１．８２・・・絶対値回路、９・・・定数発生回
路、１０・・・比較回路、１１・・・スイッチ回路。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
度信号色信号分離フィルタの一例を示す概略ブロック図
、第２図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの一例を
示す概略ブロック図、第３図はＰＡＬ方式の複合カラー
テレビジョン信号を色副搬送波周波数の４倍で同期標本
化した信号系列の画面上での配列を示す図である。 １・・・入力端子、２．３・・・出力端子、４・・・Ａ
／Ｄ変換器、５１〜５８・・・遅延回路、６１．６３・
・・加算回路、６２．６４，６６．６７・・・減算回路
、６５・・・加減算回路、７１〜７４・・・１／２倍回
路、８１．８２・・・絶対値回路、９・・・定数発生回
路、１０・・・比較回路、１１・・・スイッチ回路。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (6)
- （１）各標本点が画面上で格子状に配列するよう水平走
査周波数に同期した所定の周波数で標本化されたＰＡＬ
方式複合映像信号を入力とし、該複合映像信号からディ
ジタル的に輝度信号成分と色信号成分とを分離する適応
型輝度信号色信号分離フィルタであって、 前記複合映像信号を遅延して、輝度信号、色信号を分離
しようとする注目標本点の標本値と、該注目標本点と同
一走査ライン上の左右に位置しかつ互いに色副搬送波の
位相が同相である第１、第２の標本点の標本値と、上記
注目標本点の垂直方向上下に位置しかつ互いに色副搬送
波の位相が同相である第３、第４の標本点の標本値とを
同時に得るための遅延手段と、 それぞれ前記注目標本点における標本値と、前記第１及
び第２、第３及び第４の標本点における標本点の標本値
とを入力し、画面水平、垂直方向の信号系列から色副搬
送波の成分に相当する周波数成分を抽出して出力する水
平、垂直方向フィルタと、 前記注目標本点における標本値と、前記第１及び第２の
標本点における標本値とを入力とし、画面水平方向の信
号系列から色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽
出し、その絶対値を求めて水平方向色信号エネルギを検
出する水平方向色信号エネルギ検出手段と、 前記注目標本点における標本値と、前記第３及び第４の
標本点における標本値とを入力とし、画面垂直方向の信
号系列から色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽
出し、その絶対値を求めて垂直方向色信号エネルギを検
出する垂直方向色信号エネルギ検出手段と、 前記各エネルギ検出手段の検出結果を比較する比較手段
と、 該比較手段が、水平方向色信号エネルギ検出手段の検出
結果が垂直方向色信号エネルギ検出手段の検出結果より
も小さいことを検出したとき前記水平方向フィルタの出
力を選択して出力し、逆の場合前記垂直方向フィルタの
出力を選択して出力することにより色信号成分を出力す
るスイッチ回路と、 該スイッチ回路の出力を前記複合映像信号から減じて輝
度信号成分を出力する減算回路とを備えたことを特徴と
するＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フィルタ。 - （２）前記水平あるいは垂直方向色信号エネルギ検出手
段のいずれか一方が、検出出力に定数を与えて優位性を
付与するための定数付与手段を有するものであることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載のＰＡＬ方式適応
型輝度信号色信号分離フィルタ。 - （３）前記第１及び第２の標本点をそれぞれ１個ずつと
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
項記載のＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フィルタ
。 - （４）前記第１及び第２の標本点をそれぞれ複数個ずつ
としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
２項記載のＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号分離フィル
タ。 - （５）前記第３及び第４の標本点をそれぞれ１個ずつと
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４
項のいずれかに記載のＰＡＬ方式適応型輝度信号色信号
分離フィルタ。 - （６）前記第３及び第４の標本点をそれぞれ複数個ずつ
としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
４項のいずれかに記載のＰＡＬ方式適応型輝度信号色信
号分離フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806785A JPS6258796A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Ｐａｌ方式適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806785A JPS6258796A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Ｐａｌ方式適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258796A true JPS6258796A (ja) | 1987-03-14 |
Family
ID=16384970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19806785A Pending JPS6258796A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Ｐａｌ方式適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6258796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533808U (ja) * | 1991-10-03 | 1993-05-07 | 石垣機工株式会社 | 浮上ろ材を用いた汚水の処理装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19806785A patent/JPS6258796A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533808U (ja) * | 1991-10-03 | 1993-05-07 | 石垣機工株式会社 | 浮上ろ材を用いた汚水の処理装置 |
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