JPS6212291A - 適応型輝度信号色信号分離フイルタ - Google Patents
適応型輝度信号色信号分離フイルタInfo
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- JPS6212291A JPS6212291A JP15198885A JP15198885A JPS6212291A JP S6212291 A JPS6212291 A JP S6212291A JP 15198885 A JP15198885 A JP 15198885A JP 15198885 A JP15198885 A JP 15198885A JP S6212291 A JPS6212291 A JP S6212291A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、適応型輝度信号色信号分離フィルタに関し
、特にたとえばNTSC方式の複合テレビジョン信号か
ら輝度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フ
ィルタに関する。
、特にたとえばNTSC方式の複合テレビジョン信号か
ら輝度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フ
ィルタに関する。
第5図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの構成の一
例を示すブロック図である。図において、入力端子1に
はNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号が入力さ
−れる。この複合カラーテレビジョン信号はA/D変換
器4を介して垂直方向フィルタ8bに与えられるととも
に、1ライン遅延回路5βに与えられる。1ライン遅延
回路5gの出力はそのまま垂直方向フィルタ8bに与え
られるとともに、1ライン遅延回路5mでさらに1ライ
ン分遅延された後、垂直方向フィルタ8bに与えられる
。垂直方向フィルタ8bは、通常、2ライン型くし形フ
ィルタと呼ばれるフィルタであり、その出力は帯域フィ
ルタ9bに与えられる。帯域フィルタ9bの出力は色信
号205として出力端子2から導出されるとともに、減
算回路6nの第1の入力に与えられる。また減算回路6
nの第2の入力には、1ライン遅延回路51の出力が補
償遅延回路5nを介して与えられる。補償遅延回路5n
は帯域フィルタ9bにおける遅延を補償するための回路
である。そして減算回路6nからは輝度信号207が出
力され、出力端子3に与えられる。
例を示すブロック図である。図において、入力端子1に
はNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号が入力さ
−れる。この複合カラーテレビジョン信号はA/D変換
器4を介して垂直方向フィルタ8bに与えられるととも
に、1ライン遅延回路5βに与えられる。1ライン遅延
回路5gの出力はそのまま垂直方向フィルタ8bに与え
られるとともに、1ライン遅延回路5mでさらに1ライ
ン分遅延された後、垂直方向フィルタ8bに与えられる
。垂直方向フィルタ8bは、通常、2ライン型くし形フ
ィルタと呼ばれるフィルタであり、その出力は帯域フィ
ルタ9bに与えられる。帯域フィルタ9bの出力は色信
号205として出力端子2から導出されるとともに、減
算回路6nの第1の入力に与えられる。また減算回路6
nの第2の入力には、1ライン遅延回路51の出力が補
償遅延回路5nを介して与えられる。補償遅延回路5n
は帯域フィルタ9bにおける遅延を補償するための回路
である。そして減算回路6nからは輝度信号207が出
力され、出力端子3に与えられる。
次にNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号に対す
る上記フィルタの動作について説明する。
る上記フィルタの動作について説明する。
標本化周波数fs=4・fsc (fscは色副搬送波
周波数)にて色副搬送波に同期標本化された複合カラー
テレビジョン信号201は、画面上で第6図のとと(格
子状の2次元配列となる。即ち、f s c−(455
/2)fHであるから、ラインごとに色信号Cの位相が
1806反転したものを1周期に4サンプル抽出したも
のとなる。ここで、図中、Yは輝度信号、CI、C2は
色信号を示している。今、1サンプルの遅延及び1ライ
ンの遅延を表す記号として、それぞれZ変換を用いてZ
−1及びZ−Lを用いることとする。ここで、Z−’=
eXp (−j2πf/4f sc)である。また、f
s c= (455/2)fHであるから、!−91
0となる。このとき、遅延回路51.5mを用いて遅延
させた1ライン遅延信号202と2ライン遅延信号20
3と現在の入力信号201とから、垂直方向フィルタ8
bにて色信号を含めたラインごとに支援するライン支援
信号204を抽出する。垂直方向フィルタ8bの伝達関
数Hv (Z)は、 HV (Z)=−1/4 (1−Z−’)”となる。即
ち、テレビジョン信号が近接画素間で類似しているとみ
なして、第6図の画面上で座標(m、n)のライン支援
信号Hc (m、n)をHc(m、n) =−1/4
(S(m、 n−1) −25(ra、n)+SCm
、 n+1) として抜き取ることになる。ライン支援信号は輝度信号
Yも含むため、帯域フィルタ9bによって高域成分であ
る色信号C(m、n)をHc(m。
周波数)にて色副搬送波に同期標本化された複合カラー
テレビジョン信号201は、画面上で第6図のとと(格
子状の2次元配列となる。即ち、f s c−(455
/2)fHであるから、ラインごとに色信号Cの位相が
1806反転したものを1周期に4サンプル抽出したも
のとなる。ここで、図中、Yは輝度信号、CI、C2は
色信号を示している。今、1サンプルの遅延及び1ライ
ンの遅延を表す記号として、それぞれZ変換を用いてZ
−1及びZ−Lを用いることとする。ここで、Z−’=
eXp (−j2πf/4f sc)である。また、f
s c= (455/2)fHであるから、!−91
0となる。このとき、遅延回路51.5mを用いて遅延
させた1ライン遅延信号202と2ライン遅延信号20
3と現在の入力信号201とから、垂直方向フィルタ8
bにて色信号を含めたラインごとに支援するライン支援
信号204を抽出する。垂直方向フィルタ8bの伝達関
数Hv (Z)は、 HV (Z)=−1/4 (1−Z−’)”となる。即
ち、テレビジョン信号が近接画素間で類似しているとみ
なして、第6図の画面上で座標(m、n)のライン支援
信号Hc (m、n)をHc(m、n) =−1/4
(S(m、 n−1) −25(ra、n)+SCm
、 n+1) として抜き取ることになる。ライン支援信号は輝度信号
Yも含むため、帯域フィルタ9bによって高域成分であ
る色信号C(m、n)をHc(m。
n)から分離する。そしてこれにより得られた色信号2
05は減算回路6nに送られる。減算回路6nは、1ラ
イン遅延信号202をさらに帯域フィルタ9bに応じて
補償遅延回路5nで遅延させた信号S (m、n)20
6から色信号C(m、 n205を差し引き、次式のご
とく輝度信号Y (mn)207を分離する。
05は減算回路6nに送られる。減算回路6nは、1ラ
イン遅延信号202をさらに帯域フィルタ9bに応じて
補償遅延回路5nで遅延させた信号S (m、n)20
6から色信号C(m、 n205を差し引き、次式のご
とく輝度信号Y (mn)207を分離する。
Y(m、n) =S(m、n) −C(m+n)前記帯
域フィルタ9bの伝達関数Hh (Z)は、たとえば Rh(Z) = −1/32 ・(1−Z−”) ”(
1+1’) t(1+z−”) として構成できる。
域フィルタ9bの伝達関数Hh (Z)は、たとえば Rh(Z) = −1/32 ・(1−Z−”) ”(
1+1’) t(1+z−”) として構成できる。
従来の輝度信号色信号分離フィルタは、以上のごとく垂
直方向フィルタと水平方向フィルタの特) 性を固定
し組合わせて構成している上に、テレビジョン信号の標
本化系列である画素が画面上で隣接しているものは類似
しているという仮定の上に成立していた。従って従来方
式では、画像の輝度及び色の変化が激しい領域において
は輝度信号と色信号が相互のチャネルに漏れ、このため
クロスカラーによる色の濁りやドツト妨害等の再生画像
の画質劣化を生ずるなどの問題点があった。
直方向フィルタと水平方向フィルタの特) 性を固定
し組合わせて構成している上に、テレビジョン信号の標
本化系列である画素が画面上で隣接しているものは類似
しているという仮定の上に成立していた。従って従来方
式では、画像の輝度及び色の変化が激しい領域において
は輝度信号と色信号が相互のチャネルに漏れ、このため
クロスカラーによる色の濁りやドツト妨害等の再生画像
の画質劣化を生ずるなどの問題点があった。
) この発明は上記のような問題点を解消するため
、 になされたもので、テレビジョン画像における急
激な信号変化においても正確な輝度信号と色信号の分離
を達成し得る適応型輝度信号色信号分離フィルタを提供
することを目的とする。
、 になされたもので、テレビジョン画像における急
激な信号変化においても正確な輝度信号と色信号の分離
を達成し得る適応型輝度信号色信号分離フィルタを提供
することを目的とする。
この発明に係る適応型輝度信号色信号分離フィルタは、
入力標本化信号を遅延して輝度信号9色信号を分離しよ
うとする注目標本点及びこれに隣接する標本点を同時に
得る遅延手段と、上記注目標本点及び隣接標本点の値か
らそれぞれ垂直方向低域周波数かつ水平方向高域周波数
成分エネルギ。
入力標本化信号を遅延して輝度信号9色信号を分離しよ
うとする注目標本点及びこれに隣接する標本点を同時に
得る遅延手段と、上記注目標本点及び隣接標本点の値か
らそれぞれ垂直方向低域周波数かつ水平方向高域周波数
成分エネルギ。
水平方向低域周波数かつ垂直方向高域周波数成分エネル
ギを検出するエネルギ検出手段とを設け、これら各手段
によって複合映像信号の波形の属性を小領域にて検出し
、その検出結果に応じて水平方向フィルタと垂直方向フ
ィルタの出力をスイッチ回路によって適応的に切換える
ようにしたものである。
ギを検出するエネルギ検出手段とを設け、これら各手段
によって複合映像信号の波形の属性を小領域にて検出し
、その検出結果に応じて水平方向フィルタと垂直方向フ
ィルタの出力をスイッチ回路によって適応的に切換える
ようにしたものである。
この発明においては、複合映像信号の垂直方向と水平方
向の波形がより緩かに変化する方向の信号値系列を用い
て輝度信号と色信号を分離するから、クロスカラー妨害
やドツト妨害が軽減される。
向の波形がより緩かに変化する方向の信号値系列を用い
て輝度信号と色信号を分離するから、クロスカラー妨害
やドツト妨害が軽減される。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。図において、1はNTSC方式の複合カラーテレビ
ジョン信号が与えられる入力端子であり、この複合カラ
ーテレビジョンはA/D変換器4に与えられる。このA
/D変換器4は、標本化周波数fs−4・fscにて複
合カラーテレビジョン信号を標本化するように構成され
ている。
る。図において、1はNTSC方式の複合カラーテレビ
ジョン信号が与えられる入力端子であり、この複合カラ
ーテレビジョンはA/D変換器4に与えられる。このA
/D変換器4は、標本化周波数fs−4・fscにて複
合カラーテレビジョン信号を標本化するように構成され
ている。
A/D変換器4によって標本化された複合カラーテレビ
ジョン信号は、908サンプル遅延回路5a、2サンプ
ル遅延回路5b、2サンプル遅延回路5c、及び908
サンプル遅延回路5dを介して判定回路10に与えられ
る。908サンプル遅延回路5a及び5dは標本化され
た複合カラーテレビジョン信号を908サンプル期間(
1サンプル期間はL / (4fsc) C5ec
) )遅延するための回路であり、2サンプル遅延回路
5b及び5Cは標本化された複合カラーテレビジョン信
号を2サンプル期間遅延するための回路である。これら
遅延回路5a〜5dによって、成る標本点における注目
標本値と、その注目標本点を取り囲む上下左右の標本点
における標本値とが同時的に抽出される。
ジョン信号は、908サンプル遅延回路5a、2サンプ
ル遅延回路5b、2サンプル遅延回路5c、及び908
サンプル遅延回路5dを介して判定回路10に与えられ
る。908サンプル遅延回路5a及び5dは標本化され
た複合カラーテレビジョン信号を908サンプル期間(
1サンプル期間はL / (4fsc) C5ec
) )遅延するための回路であり、2サンプル遅延回路
5b及び5Cは標本化された複合カラーテレビジョン信
号を2サンプル期間遅延するための回路である。これら
遅延回路5a〜5dによって、成る標本点における注目
標本値と、その注目標本点を取り囲む上下左右の標本点
における標本値とが同時的に抽出される。
また垂直方向フィルタ8aの入力には、A/D変換器4
の出力101と、2サンプル遅延回路5bの出力103
と、908サンプル遅延回路5dの出力105とが与え
られ、該垂直方向フィルタ8aの出力106は、補償遅
延回路5eを介してスイッチ回路7に入力される。補償
遅延回路5eは判定回路10の遅延を補償するためのも
のである。また、水平方向フィルタ9aの入力には、9
08サンプル遅延回路5aの出力102と、2サンプル
遅延回路5bの出力103と、2サンプル遅延回路5C
の出力104とが与えられ、該水平方向フィルタ9aの
出力109は補償遅延回路5fを介してスイッチ回路7
に入力される。補償遅延回路5fは判定回路10の遅延
を補償するためのものである。判定回路10の入力には
、A/D変換器4の出力101と、2サンプル遅延回路
5bの出力103と、908サンプル遅延回路5dの出
力105とが与えられる。この判定回路IOは、垂直方
向フィルタ8a及び水平方向フィルタ8bの選択を判断
するための回路であり、該判定回路10の出力108は
スイッチ回路7に与えられる。スイッチ回路7の出力1
11は出力端子2より色信号として出力される。また、
この出力は減算回路6aの一方入力に与えられる。この
減算回路6aの他方人力には、2サンプル遅延回路5b
の出力103が補償遅延回路5gを介して与えられる。
の出力101と、2サンプル遅延回路5bの出力103
と、908サンプル遅延回路5dの出力105とが与え
られ、該垂直方向フィルタ8aの出力106は、補償遅
延回路5eを介してスイッチ回路7に入力される。補償
遅延回路5eは判定回路10の遅延を補償するためのも
のである。また、水平方向フィルタ9aの入力には、9
08サンプル遅延回路5aの出力102と、2サンプル
遅延回路5bの出力103と、2サンプル遅延回路5C
の出力104とが与えられ、該水平方向フィルタ9aの
出力109は補償遅延回路5fを介してスイッチ回路7
に入力される。補償遅延回路5fは判定回路10の遅延
を補償するためのものである。判定回路10の入力には
、A/D変換器4の出力101と、2サンプル遅延回路
5bの出力103と、908サンプル遅延回路5dの出
力105とが与えられる。この判定回路IOは、垂直方
向フィルタ8a及び水平方向フィルタ8bの選択を判断
するための回路であり、該判定回路10の出力108は
スイッチ回路7に与えられる。スイッチ回路7の出力1
11は出力端子2より色信号として出力される。また、
この出力は減算回路6aの一方入力に与えられる。この
減算回路6aの他方人力には、2サンプル遅延回路5b
の出力103が補償遅延回路5gを介して与えられる。
補償遅延回路5gは色信号を分離するときに生じる遅延
を補償するための回路である。減算回路6aからは輝度
信号が出力され、この輝度信号は出力端子3に与えられ
る。
を補償するための回路である。減算回路6aからは輝度
信号が出力され、この輝度信号は出力端子3に与えられ
る。
第2図は垂直方向フィルタ8aの一実施例である。A/
D変換器4の出力101と908サンプル遅延回路5d
の出力105は加算回路6bに与えられ、該加算回路6
bの出力114は、1/2倍回路11aを介して減算回
路6Cの一方入力に与えられる。減算回路6Cの他方人
力には2サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ
る。減算回路6Cの出力116は1/2倍回路11bを
介して垂直方向フィルタ出力106として出力される。
D変換器4の出力101と908サンプル遅延回路5d
の出力105は加算回路6bに与えられ、該加算回路6
bの出力114は、1/2倍回路11aを介して減算回
路6Cの一方入力に与えられる。減算回路6Cの他方人
力には2サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ
る。減算回路6Cの出力116は1/2倍回路11bを
介して垂直方向フィルタ出力106として出力される。
第3図は水平方向フィルタ9aの一実施例である。90
8サンプル遅延回路5aの出力102と2サンプル遅延
回路5Cの出力104は加算回路6dに与えられ、該加
算回路6dの出力は1/2倍回路11cを介して減算回
路6eの一方入力に与えられる。減算回路6eの他方人
力には2サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ
、減算回路6eの出力119は1/2倍回路lidを介
して水平方向フィルタ出力109として出力される。
8サンプル遅延回路5aの出力102と2サンプル遅延
回路5Cの出力104は加算回路6dに与えられ、該加
算回路6dの出力は1/2倍回路11cを介して減算回
路6eの一方入力に与えられる。減算回路6eの他方人
力には2サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ
、減算回路6eの出力119は1/2倍回路lidを介
して水平方向フィルタ出力109として出力される。
第4図は判定回路10の一実施例である。A/D変換器
4の出力101と、908サンプル遅延回路出力5dの
出力105は加算回路6fに与えられ、加算回路6fの
出力120は減算回路6gの一方入力と加算回路6にの
一方入力に与えられる。減算回路6gの他方入力には2
サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ、減算回
路6gの出力121は加算回路6h及び2サンプル遅延
回路51に与えられる。加算回路6hの他方入力には、
2サンプル遅延回路51の出力122がさらに2サンプ
ル遅延回路5hを介して与えられる。
4の出力101と、908サンプル遅延回路出力5dの
出力105は加算回路6fに与えられ、加算回路6fの
出力120は減算回路6gの一方入力と加算回路6にの
一方入力に与えられる。減算回路6gの他方入力には2
サンプル遅延回路5bの出力103が与えられ、減算回
路6gの出力121は加算回路6h及び2サンプル遅延
回路51に与えられる。加算回路6hの他方入力には、
2サンプル遅延回路51の出力122がさらに2サンプ
ル遅延回路5hを介して与えられる。
加算回路6hの出力124は加算回路61の一方入力に
与えられ、該加算回路61の他方入力には2サンプル遅
延回路51の出力122が与えられる。加算回路61の
出力125は、絶対値回路12aを介して加減算回路6
jの一方入力に与えられ、該加減算回路6jの他方入力
には定数発生回路13の出力127が与えられる。加減
算回路6jの出力128は比較回路14に与えられる。
与えられ、該加算回路61の他方入力には2サンプル遅
延回路51の出力122が与えられる。加算回路61の
出力125は、絶対値回路12aを介して加減算回路6
jの一方入力に与えられ、該加減算回路6jの他方入力
には定数発生回路13の出力127が与えられる。加減
算回路6jの出力128は比較回路14に与えられる。
また、前記加算回路6にの他方入力には、2サンプル遅
延回路5bの出力103が与えられ、加算回路6にの出
力129は加算回路61及び2サンプル遅延回路5jに
与えられる。加算回路61の他方入力には、2サンプル
遅延回路5jの出力130がさらに2サンプル遅延回路
5kを介して与えられる。加算回路61の出力132は
減算回路6mの一方入力に与えられる。減算回路6mの
他方入力には2.サンプル遅延回路5jの出力130が
与えられる。減算回路6mの出力133は絶対値回路1
2bを介して比較回路14に与えられる。そして比較回
路14の出力は判定回路出力108として出力される。
延回路5bの出力103が与えられ、加算回路6にの出
力129は加算回路61及び2サンプル遅延回路5jに
与えられる。加算回路61の他方入力には、2サンプル
遅延回路5jの出力130がさらに2サンプル遅延回路
5kを介して与えられる。加算回路61の出力132は
減算回路6mの一方入力に与えられる。減算回路6mの
他方入力には2.サンプル遅延回路5jの出力130が
与えられる。減算回路6mの出力133は絶対値回路1
2bを介して比較回路14に与えられる。そして比較回
路14の出力は判定回路出力108として出力される。
次に動作を説明する。
A/D変換器4によって標本化周波数f 5w4fsc
にて標本化されたNTSC方式の複合カラーテレビジョ
ン信号の標本化系列101は、遅延回路5a、5b、5
c、5dを通り、これにより画面上でダイヤモンド型格
子上の5つの標本点における標本値が同時に得られるこ
とになる。このとき、5つの標本点の中心となる標本点
、即ち注目標本点の座標を第6図の画面上で座標(m、
n)とすると、上下に位置する標本点の座標は(m。
にて標本化されたNTSC方式の複合カラーテレビジョ
ン信号の標本化系列101は、遅延回路5a、5b、5
c、5dを通り、これにより画面上でダイヤモンド型格
子上の5つの標本点における標本値が同時に得られるこ
とになる。このとき、5つの標本点の中心となる標本点
、即ち注目標本点の座標を第6図の画面上で座標(m、
n)とすると、上下に位置する標本点の座標は(m。
n−1)及び(m、n+1)であり、左右に2サンプル
ずつ離れた標本点の座標は(m−2−、n)及び(m+
2.n)となる。そして座標(m、n)の位置の複合カ
ラーテレビジョン信号(標本値)S (m、n)が信号
ライン103に現れた時点で、信号ライン105には信
号S(m、n−1)が現れ、信号ライン101には信号
S (m、n+1)が現れ、信号ライン104には信号
S(m−2,。
ずつ離れた標本点の座標は(m−2−、n)及び(m+
2.n)となる。そして座標(m、n)の位置の複合カ
ラーテレビジョン信号(標本値)S (m、n)が信号
ライン103に現れた時点で、信号ライン105には信
号S(m、n−1)が現れ、信号ライン101には信号
S (m、n+1)が現れ、信号ライン104には信号
S(m−2,。
n)が現れ、信号与イン102には信号S(m+2、n
)が現れる。このとき信号≦(m、n)に対し、他の4
つの標本点における複合カラーテレビジョン信号は色副
搬送波の位相が1806異なるため、垂直方向フィルタ
及び水平方向フィルタとして以下の処理にて各方向成分
の色信号C(m。
)が現れる。このとき信号≦(m、n)に対し、他の4
つの標本点における複合カラーテレビジョン信号は色副
搬送波の位相が1806異なるため、垂直方向フィルタ
及び水平方向フィルタとして以下の処理にて各方向成分
の色信号C(m。
n)を信号S (m、n)から分離する。
垂直方向フィルタ:
垂直方向色信号Cv(m、n)
= −1/4 (S(m、 n−1) −25(m、
n) +S(m、 n+1))水平方向フィルタ: 水平方向色、信号Ch(m、n) = 1/4 (S(m−2,n) 2S(m、n
) +S(m+2.n))このようにして得られた垂
直方向色信号106と水平方向色信号109は、補償遅
延回路5e、5fを介してスイッチ回路7に送出される
。
n) +S(m、 n+1))水平方向フィルタ: 水平方向色、信号Ch(m、n) = 1/4 (S(m−2,n) 2S(m、n
) +S(m+2.n))このようにして得られた垂
直方向色信号106と水平方向色信号109は、補償遅
延回路5e、5fを介してスイッチ回路7に送出される
。
ここで、垂直方向フィルタと水平方向フィルタS (m
、n)に関し、垂直方向の低域周波数成分であり、かつ
水平方向の高域周波数成分である帯域のエネルギと、水
平方向の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周
波数成分である帯域のエネルギを求め、エネルギの少な
い方向のフィルタの出力を選択するようにスイッチ回路
7を切り換える。
、n)に関し、垂直方向の低域周波数成分であり、かつ
水平方向の高域周波数成分である帯域のエネルギと、水
平方向の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周
波数成分である帯域のエネルギを求め、エネルギの少な
い方向のフィルタの出力を選択するようにスイッチ回路
7を切り換える。
垂直方向の低域周波数成分であり、かつ水平方向の高域
周波数成分である帯域のエネルギをDh(m、n)、水
平方向の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周
波数成分である帯域のエネルギをDv (m、n)とし
、絶対値近似を導入して表わすと、 Dh(m−+ n) = l (S(m−2,n−
1) +2S(m−2,n)+ S (m−2,n+1
) ) + 2 (S(m、n−1) +25(m、n)+
S (m、 n+1) ) −(S(m+2.n−1) +25(m+2.n)+S
(m+2.n+1)) l Dv(m、 n)= 1− (S(m−2,n−1)
+25(m、n−1)+ S (m+2. n−1)
) + 2 (S(m−2,n)+2S(m、n)+ S
(m+2+ n) ) −(S(m−2,n+1) +2S(m、n+1)+S
(m+2.n+1)) l とすることができる。この高域エネルギの小さい方向の
標本点のセットを用いて分離フィルタを構成する。ここ
で、第4図に示した判定回路1oでは、上記Dh (m
、n)、Dv (m、n)をそれぞれ因数分解し、式を
まとめた形で回路構成されており、Dh (m、n)を
求めるための回路の伝達関数Hh (Z)は Hh(Z) −(1+2Z−’+ Z”” ) −
(−1+2Z−2−Z−’)で表わされ、また[)v
(m、 n)についての伝達関数Hv (Z)は Hv(Z) = (−1+2Z−’ −Z−” )
・(1+2Z−2+ Z−’)で表わされる。但し
、2−1は1ライン遅延、z −1は1画素遅延を示し
ている。さらに、ここで垂直方向フィルタあるいは水平
方向フィルタを選択する際の優先性を定数発生回路13
で与える。定数発生回路13で発生した定数K(正負の
いずれでもよい)127を加減算回路6jにて水平方向
の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周波数成
分である帯域のエネルギ126に加算するこトニヨリ、
最終的ニ[)v (m、 n) +K (信号128
)とDh (m、n)(信号134)とを比較する。
周波数成分である帯域のエネルギをDh(m、n)、水
平方向の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周
波数成分である帯域のエネルギをDv (m、n)とし
、絶対値近似を導入して表わすと、 Dh(m−+ n) = l (S(m−2,n−
1) +2S(m−2,n)+ S (m−2,n+1
) ) + 2 (S(m、n−1) +25(m、n)+
S (m、 n+1) ) −(S(m+2.n−1) +25(m+2.n)+S
(m+2.n+1)) l Dv(m、 n)= 1− (S(m−2,n−1)
+25(m、n−1)+ S (m+2. n−1)
) + 2 (S(m−2,n)+2S(m、n)+ S
(m+2+ n) ) −(S(m−2,n+1) +2S(m、n+1)+S
(m+2.n+1)) l とすることができる。この高域エネルギの小さい方向の
標本点のセットを用いて分離フィルタを構成する。ここ
で、第4図に示した判定回路1oでは、上記Dh (m
、n)、Dv (m、n)をそれぞれ因数分解し、式を
まとめた形で回路構成されており、Dh (m、n)を
求めるための回路の伝達関数Hh (Z)は Hh(Z) −(1+2Z−’+ Z”” ) −
(−1+2Z−2−Z−’)で表わされ、また[)v
(m、 n)についての伝達関数Hv (Z)は Hv(Z) = (−1+2Z−’ −Z−” )
・(1+2Z−2+ Z−’)で表わされる。但し
、2−1は1ライン遅延、z −1は1画素遅延を示し
ている。さらに、ここで垂直方向フィルタあるいは水平
方向フィルタを選択する際の優先性を定数発生回路13
で与える。定数発生回路13で発生した定数K(正負の
いずれでもよい)127を加減算回路6jにて水平方向
の低域周波数成分であり、かつ垂直方向の高域周波数成
分である帯域のエネルギ126に加算するこトニヨリ、
最終的ニ[)v (m、 n) +K (信号128
)とDh (m、n)(信号134)とを比較する。
即ち、比較回路14はスイッチ回路7の色信号出力C(
m、n)(信号111)に対し、選択信号108を送出
して以下のごとく制御する。
m、n)(信号111)に対し、選択信号108を送出
して以下のごとく制御する。
Dv(m、n) +K <[)h(m、n) ならば
C(m、n) =Cv(m、n)Dv (m、 n)
+ K ≧Dh(m、n)ならばC(m、n) =C
h(m、n)このC(m、n)(信号111)を用いて
、信号S (m、n)(信号112)から減算器6aで
減算操作して、輝度信号出力Y (m、n)を以下のご
とく求める。
C(m、n) =Cv(m、n)Dv (m、 n)
+ K ≧Dh(m、n)ならばC(m、n) =C
h(m、n)このC(m、n)(信号111)を用いて
、信号S (m、n)(信号112)から減算器6aで
減算操作して、輝度信号出力Y (m、n)を以下のご
とく求める。
Y (m、n)=S (m、n)−C(m、n)このよ
うに、本実施例による適応型輝度信号色信号分離フィル
タでは、色副搬送波の位相、が180@異なる垂直及び
水平の4つの標本点を用いて波形の少ない方向の信号を
検出し、その波形の少ない方向の信号を用いて輝度信号
と色信号を分離することができる。また本実施例では、
単に水平、垂直方向の高域周波数成分を検出するだけで
なく、垂直方向低域周波数成分であり、かつ水平方向高
域周波数成分、及び水平方向低域周波数成分であり、か
つ垂直方向高域周波数成分を検出してフィルタの選択を
行なうので、画像の変化方向をより正確に検出すること
ができ、解像度の向上を図ることができる。
うに、本実施例による適応型輝度信号色信号分離フィル
タでは、色副搬送波の位相、が180@異なる垂直及び
水平の4つの標本点を用いて波形の少ない方向の信号を
検出し、その波形の少ない方向の信号を用いて輝度信号
と色信号を分離することができる。また本実施例では、
単に水平、垂直方向の高域周波数成分を検出するだけで
なく、垂直方向低域周波数成分であり、かつ水平方向高
域周波数成分、及び水平方向低域周波数成分であり、か
つ垂直方向高域周波数成分を検出してフィルタの選択を
行なうので、画像の変化方向をより正確に検出すること
ができ、解像度の向上を図ることができる。
なお、上記実施例では垂直方向フィルタ及び水平方向フ
ィルタを2次のディジタルフィルタにて構成したが18
次数を多くして急峻なフィルタを構成してもよいことは
勿論である。
ィルタを2次のディジタルフィルタにて構成したが18
次数を多くして急峻なフィルタを構成してもよいことは
勿論である。
また、上記実施例では水平周波数に同期した色副搬送波
の4倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を標本化
するようにしたが、標本点が画面上で格子状に並ぶよう
な周波数であれば色副搬送波の4倍に限らず、他の周波
数で標本化を行なうようにしてもよい。
の4倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を標本化
するようにしたが、標本点が画面上で格子状に並ぶよう
な周波数であれば色副搬送波の4倍に限らず、他の周波
数で標本化を行なうようにしてもよい。
また、上記実施例では注目標本点から1ライン上の標本
点と1ライン下の標本点を垂直方向の標本点として用い
、当該注目標本点から2サンプル前の標本点と2サンプ
ル後の標本点を水平方向の標本点として用いるようにし
たが、本発明はこれに限定されることなく、当該注目標
本点からより離れた距離の標本点を垂直方向の標本点あ
るいは水平方向の標本点として用いるようにしてもよい
。
点と1ライン下の標本点を垂直方向の標本点として用い
、当該注目標本点から2サンプル前の標本点と2サンプ
ル後の標本点を水平方向の標本点として用いるようにし
たが、本発明はこれに限定されることなく、当該注目標
本点からより離れた距離の標本点を垂直方向の標本点あ
るいは水平方向の標本点として用いるようにしてもよい
。
また、上記実施例では垂直方向の標本点として上下1個
ずつの標本点を用い、水平方向の標本点として左右1個
ずつの標本点を用いるようにしているが、垂直方向の標
本点として上下複数個ずつの標本点を用い、水平方向の
標本点として左右複数個ずつの標本点を用いるようにし
てもよい。なお上下の標本点はそれぞれの色副搬送波の
位相が同相であることが回路構成上好ましく、左右の標
本点も同様に色副搬送波の位相が同相であることが回路
構成上好ましい。
ずつの標本点を用い、水平方向の標本点として左右1個
ずつの標本点を用いるようにしているが、垂直方向の標
本点として上下複数個ずつの標本点を用い、水平方向の
標本点として左右複数個ずつの標本点を用いるようにし
てもよい。なお上下の標本点はそれぞれの色副搬送波の
位相が同相であることが回路構成上好ましく、左右の標
本点も同様に色副搬送波の位相が同相であることが回路
構成上好ましい。
以上のように、この発明に係る適応型輝度信号色信号分
離フィルタによれば、垂直方向低域周波数成分であり、
かつ水平方向高域周波数成分である帯域のエネルギと、
水平方向低域周波数成分であり、かつ垂直方向高域周波
数成分である帯域のエネルギとを比較し、これにより複
合カラーテレ系列を用いて輝度信号と色信号を分離する
ようにしたので、クロスカラー妨害やドツト妨害の軽減
された輝度信号色信号分離フィルタを得ることができる
効果がある。
離フィルタによれば、垂直方向低域周波数成分であり、
かつ水平方向高域周波数成分である帯域のエネルギと、
水平方向低域周波数成分であり、かつ垂直方向高域周波
数成分である帯域のエネルギとを比較し、これにより複
合カラーテレ系列を用いて輝度信号と色信号を分離する
ようにしたので、クロスカラー妨害やドツト妨害の軽減
された輝度信号色信号分離フィルタを得ることができる
効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による適応型輝度信号色信
号分離フィルタの一例を示す概略ブロック図、第2図は
その垂直方向フィルタの一実施例を示すブロック図、第
3図はその水平方向フィルタの一実施例を示すブロック
図、第4図はその判定回路の一実施例を示すブロック図
、第5図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの一例を
示す概略ブロック図、第6図はNTSC方式の複合カラ
ーテレビジョン信号を色副搬送波周波数の4倍で同期標
本化した信号系列の画面上での配列を示す図である。 1・・・入力端子、2.3・・・出力端子、4・・・A
/D変換器、5a〜5k・”遅延回路、6b、6d、6
f、6h、6i、6に、611−・・加算回路、5a。 6c、6e、6g、6m−・・減算回路、6j・・・加
減算回路、7・・・スイッチ回路、8a・・・垂直方向
フィルタ、9a・・・水平方向フィルタ(帯域フィルタ
)、10・・・判定回路、lla〜lld・・・1i2
倍回路、13・・・定数発生回路、14・・・比較回路
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
号分離フィルタの一例を示す概略ブロック図、第2図は
その垂直方向フィルタの一実施例を示すブロック図、第
3図はその水平方向フィルタの一実施例を示すブロック
図、第4図はその判定回路の一実施例を示すブロック図
、第5図は従来の輝度信号色信号分離フィルタの一例を
示す概略ブロック図、第6図はNTSC方式の複合カラ
ーテレビジョン信号を色副搬送波周波数の4倍で同期標
本化した信号系列の画面上での配列を示す図である。 1・・・入力端子、2.3・・・出力端子、4・・・A
/D変換器、5a〜5k・”遅延回路、6b、6d、6
f、6h、6i、6に、611−・・加算回路、5a。 6c、6e、6g、6m−・・減算回路、6j・・・加
減算回路、7・・・スイッチ回路、8a・・・垂直方向
フィルタ、9a・・・水平方向フィルタ(帯域フィルタ
)、10・・・判定回路、lla〜lld・・・1i2
倍回路、13・・・定数発生回路、14・・・比較回路
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (6)
- (1)各種本点が画面上で格子状に配列するよう水平走
査周波数に同期した所定の周波数で標本化された複合映
像信号を入力とし、該複合映像信号からディジタル的に
輝度信号成分と色信号成分とを分離する適応型輝度信号
色信号分離フィルタであって、 前記複合映像信号を遅延して、輝度信号、色信号を分離
しようとする注目標本点と同一走査ライン上の左右に位
置しかつ互いに色副搬送波の位相が同相である第1、第
2の標本点の標本値と、上記注目標本点の垂直方向上下
に位置しかつ互いに色副搬送波の位相が同相である第3
、第4の標本点の標本値とを同時に得るための遅延手段
と、それぞれ前記注目標本点における標本値と、前記第
1及び第2、第3及び第4の標本点における標本点の標
本値とを入力し、画面水平、垂直方向の信号系列から色
副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して出力す
る水平、垂直方向フィルタと、 前記注目標本点における標本値と、前記第3及び第4の
標本点における標本値とを入力とし、画面垂直方向の信
号系列から垂直方向低域周波数成分を抽出するとともに
該抽出した垂直方向低域周波数成分及びこれを遅延させ
て得られる各成分からその水平方向高域周波数成分を抽
出し、その絶対値を求めて垂直方向低域周波数成分であ
りかつ水平方向高域周波数成分である帯域のエネルギを
検出する水平方向高域エネルギ検出手段と、前記注目標
本点における標本値と、前記第3及び第4の標本点にお
ける標本値とを入力とし、画面垂直方向の信号系列から
垂直方向高域周波数成分を抽出するとともに該抽出した
垂直方向高域周波数成分及びこれを遅延させて得られる
各成分からその水平方向低域周波数成分を抽出し、その
絶対値を求めて水平方向低域周波数成分でありかつ垂直
方向高域周波数成分である帯域のエネルギを検出する垂
直方向高域エネルギ検出手段と、前記各エネルギ検出手
段の検出結果を比較する比較手段と、 該比較手段が、水平方向高域エネルギ検出手段の検出結
果が垂直方向高域エネルギ検出手段の検出結果よりも小
さいことを検出したとき前記水平方向フィルタの出力を
選択して出力し、逆の場合前記垂直方向フィルタの出力
を選択して出力することにより色信号成分を出力するス
イッチ回路と、該スイッチ回路の出力を前記複合映像信
号から減じて輝度信号成分を出力する演算回路とを備え
ことを特徴とする適応型輝度信号色信号分離フィルタ。 - (2)前記水平あるいは垂直方向高域エネルギ検出手段
のいずれか一方が、検出出力に定数を与えて優位性を付
与するための定数付与手段を有するものであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の適応型輝度信号色
信号分離フィルタ。 - (3)前記第1及び第2の標本点をそれぞれ1個ずつと
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項記載の適応型輝度信号色信号分離フィルタ。 - (4)前記第1及び第2の標本点をそれぞれ複数個ずつ
としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
2項記載の適応型輝度信号色信号分離フィルタ。 - (5)前記第3及び第4の標本点をそれぞれ1個ずつと
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4
の項いずれかに記載の適応型輝度信号色信号分離フィル
タ。 - (6)前記第3及び第4の標本点をそれぞれ複数個ずつ
としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれかに記載の適応型輝度信号色信号分離フィ
ルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15198885A JPS6212291A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15198885A JPS6212291A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212291A true JPS6212291A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15530602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15198885A Pending JPS6212291A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 適応型輝度信号色信号分離フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212291A (ja) |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP15198885A patent/JPS6212291A/ja active Pending
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