JPS6258746A

JPS6258746A - 回線バツクアツプ方式

Info

Publication number: JPS6258746A
Application number: JP60196999A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Kajiwara; 梶原　義治; Isao Arai; 功荒井; Yoshikazu Yokoyama; 義和横山
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1985-09-06
Filing date: 1985-09-06
Publication date: 1987-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、回線バックアップ方式に関し、詳しくは通信
回線の障害時に、現用回線と予備回線の回線交換網の切
替えまたは切戻しを自動的に行う回線バックアップ方式
に関するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、現用回線と予備回線の障害時の切替えを自動
的にかつ迅速に行うため、予備回線として回線交換網を
用いるとともに、端末装置と回線との間に回線バックア
ップ装置を設け、現用回線の搬送波検出信号を常時監視
して、これがオフのとき自動的に回線交換網に発呼要求
を行い、同時に現用から予備に回線を切替え、現用回線
復旧時には搬送波検出信号のオンを検出して自動的に回
線を切替えることにより、回線切替えの信頼性、経済性
を向上させるものである。

〔従来の技術〕

従来、通信回線障害時のバックアップ方式としては、第
３図に示すように、現用回線７と同等の回１Ａ１２を予
備として用い１回線切替装置１１を設置することにより
、現用回線の障害発生時および復旧時に、両端において
、電話等で打合せを行った後、手動操作によって切替え
／切戻しを行う方法がとられている。なお、第３図にお
いて、１は端末装置またはセンタ、１０はモデム（変復
調装！！りである。また、別の方法として、第４図に示
すように、予備回線としてｌ！話回＃１１５を用い、回
線切替部［１１、およびＮＣＵ（＃Ｉ制御装置）１３を
設置することにより、現用回線７の障害発生時に、先ず
回線切替装置１１１１をｌ！話回線１５側に切替え、そ
の後、相手端末装置側に電話機１４を用いて発信し、打
合せの後、オンフックすることによって、両端末装置間
を電話回４１ｔ１５により接続する方法がある。現用回
線復旧時には、先ず。

回線切替部！！１１を現用回線７側に切戻し、その後、
ＮＣＵ１３を介して電話回線１５を切断する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように、従来１回線切替装置１１．予備回線１２．
または電話回線１５等を用いて、切替え〆切戻しを行っ
ているが、これらの方法では、切替え〆切戻し時に手動
操作が必要であり、また電話回線によるデータ伝送は品
質の面から高速データ通信には適さない等の問題がある
。

本発明の目的は、このような問題を解決し、現用回線と
予備回線の切替え／切戻しを自動的に、かつ短時間で確
実に行い、しかも信頼性、経済性を格段に向上させるこ
とができる回線バックアップ方式を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の回線バックアップ方
式は、現用回線と該現用回線の障害時等には予備回線を
用いて、端末装置相互間で通信を行う回線バックアップ
方式において、上記予備回線として回線交換網を用い、
上記現用回線の搬送波検出信号を常時監視して、障害時
に上記信号がオフとなることにより自動的に上記回線交
換網に対し発呼要求を行い、通信可状態になると現用回
線を回線交換網に切替え、また現用回線が復旧して、再
度搬送波検出信号がオンとなることにより、自動的に回
線交換網に対し切断指示を行い、回線を現用回線に切戻
すことに特徴がある。

〔作　　用〕

本発明においては、予備回線として回線交換網を用い、
現用回線の搬送波検出信号ＣＤを常時監視し、そのオン
、オフによって現用回線の障害／復旧を検出し、現用回
線と予備回線の切替え／切戻しを自動的に行う、また、
内部クロックにより、データを送出する端末装置に対し
ても適用可能である。さらに、レディ状態の回線交換網
に対して、一定時間ごとに発呼を行い、予備回線の状態
を診断し、異常の早期検出を行う。これにより、人手を
介すことなく、自動的に切替え〆切戻しができ、データ
を送出する端末装置でも回線交換網を利用でき、かつ予
備回線の状態を一定時間ごとに診断することにより、予
備回線の信頼性を向上できる。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を１図面により詳細に説明する。

第１図は１本発明の第１の実施例を示す回線バックアッ
プ方式のブロック図である。

第１図において、ｌは端末装Ｗ（またはセンタ）、２Ａ
は回線バックアップ装置（１次側）、２Ｂは回線バック
アップ装置（２次側）、３はモデム（変復調装置）部、
４はＤＳＵ（回線終端装置）部、５は回線切替制御部、
６は回線切替部、７は現用回線、８は回線交換網、ＣＤ
は現用回線の搬送波検出信号、ＥＸＬは回線切替指示信
号である。

第７図は、第１図における現用回線障害／復旧時の動作
タイムチャートである。第７図により、障害発生から障
害復旧まで、およびその前後の動作を説明する。

通常、端末装置１は、回線切替部６およびモデム部３を
介して現用回線７に接続されており、この現用回線７を
通してデータの送受信を行っているが、現用回線障害／
復旧時には、回線交換網８への切替えおよび現用口＃７
への切戻しを行う。

すなわち、回線切替制御部５は現用回線７の検出信号Ｃ
Ｄを常時監視しており、この信号がオフになると、ＤＳ
Ｕ部４に対して発呼要求を行う。次に、ダイヤル送信可
状態になった後、他方の端末装置に対してダイヤルし９
送信可の状態になると同時に、回線切替部６に回線切替
指示を行い、現用回線７から予備としての回線交換、１
１１１８へ切替えを行う。一方、着信側では、呼出し信
号に対して応答信号を送出した後、通信可の状態になる
と同時に、回線切替部６に回線切替指示を行い、現用口
Ｂ７から予備としての回線交換網８への切替えを行う。

この時、発呼の衝突を防ぐため、回線バックアップ族［
２Ｂでは、現用回線７の検出信号ＣＤがオフとなった後
、一定時間経過後にＤＳＵ部４に対して発呼要求を行う
。ただし、既に回線バックアップ装置２Ａが発呼し、通
信可の状態になっていれば、２次側の回線バックアップ
装置２Ｂからの発呼は行わない。

障害検出側では、現用回線７が復旧すると、検出信号Ｃ
Ｄがオンとなり、これを回線切替制御部５が検出し、Ｄ
ＳＵ部４に対して復旧要求を行うと同時に、回線切替部
６に回線切替指示信号ＥＸＬを送出し、予備回線である
回線交換網８から現用回線７への切戻しを行う。他方の
端末装［１では、回線交換網８からの切断指示によって
回線切替部６に回線切替指示を行い、回線交換網８から
現用口ｍ７への切戻しを行う、これにより、現用回線７
の障害発生／復旧時、予備回線である回線交換網８との
間で切替え〆切戻しが自動的に行われ、また予備回線と
して回線交換網８を用いることにより、接続時間が短縮
され（１秒以下）、さらに高品質、高信頼性の通信が可
能となる。

第５図は、第１図における回線切替制御部の機能ブロッ
ク図である。

第５図において、１６ＡはＸ、２ルベル変換回路、１７
Ａはゲート回路、１８はＶ、２４Ｌ／ベル変換回路、１
９は発呼・復旧／着呼・切断制御回路、２０は発呼・復
旧起動回路、２１はＣＤ断検出回路、２２は回線切替制
御回路、２３Ａは同期／直並列変換回路、２４はヘルシ
ーチェック制御回路、ＥＸＬは回線切替指示信号、ＳＴ
１は端末装置のデータ送信用内部クロック信号、ＥＸは
回線ステータス信号、Ｃ１はＣＤ判定信号、Ｃ２は起動
信号である。回線切替部６からのＣＤ信号がオフになる
と、ＣＤ断検出回路２１がこれを検出して、ＣＤ判定信
号Ｃ１を発呼・復旧起動回路２０に送出する。起動回路
２０は、起動信号Ｃ２を発呼・復旧／着呼・切断制御回
路１９に送出することにより、制御回路１つはＤＳＵ部
４に対してゲート回路１７Ａ、Ｘ、２ルーベル変換回路
１６Ａを介し発呼要求を送出した後、ダイヤル信号を送
ると同時に、回線切替制御回路２２に回線ステータス信
号ＥＸを送る。回線切替制御回路２２は、回線切替部６
に回線切替指示信号ＥＸＬを送出する。なお、回線交換
網８がレディ状態のときには、ヘルシーチェック制御回
路２４により、一定時間ごとに発呼を行い、回線状態の
診断を行う。

第２図は、本発明の第２の実施例を示す回線バックアッ
プ方式のブロック図である。第２図において、２Ｃは回
線バックアップ族［（１次側）、２Ｄは回線バックアッ
プ装置（２次側）、９はクロック整合部、ＳＴＩは端末
装置ｌの内部クロックであり、その他の記号は第１図と
同一のものを表わしている。第２図において、第１図と
異なっている点は、回線切替制御装置５とＤＳＵ部４と
の間にクロック整合部９が挿入されていることである。

また、第６図は、第２図のクロック整合部の機能ブロッ
ク図である。第６図において、１６Ｂ、１６ＣはＸ、２
ルベル変換回路、！、’Ｂ、１７Ｃはゲルト回路、２３
Ｂは同期／直並列変換回路、２５はバツブア／バッファ
制御回路、Ｓは回線交換４！Ｒ８のクロック、Ｔは送信
データである。

第２図において、現用口１ＩＡ７と回線交換ｍｓとの切
替え〆切戻しの動作は、第１実施例（第１図）と同じで
ある。！７図の動作シーケンスチャートも、そのまま適
用できる。回線交換＃１８にデータを送出する場合、端
末装置１は回線交換網８＠のクロックでデータの送出を
行う必要があるため、端末装置１が内部クロックでデー
タを送出していると、送出タイミングの同期はずれが生
じてしまう。従って５クロック整合部９は、端末装置１
が内部クロックでデータを送出している場合に対処する
ため、バッファ／バッファ制御回路２５でデータを一旦
菩積することにより、端末装置１の内部クロックと回線
交換網８側のクロックとの同期をとっている。すなわち
、切替制御回路５からＤＳＵ部４に対して発呼要求が送
出されてきた時、レベル変換回路１６Ｂ、１６Ｃを介し
て中継するが、送信データが送られてきた時にはゲート
回路１７Ｃを介してバッファ／バッファ制御回路２５に
蓄積し４回線交換網８からのクロックＳに同期してバツ
ブア／バツブア制御回路２５からデータを送出し、レベ
ル変換回路１６Ｃを介してＤＳＵ部４に送信する。これ
により、端末装置１が内部タイミングでデータの送信を
行っている場合でも、回線交換Ｗ１８を用いた回線バッ
クアップ方式の適用が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、現用回線と予備
の回線交換網との切替え、または切戻しを自動的にかつ
短時間で行うことができ、また内部クロックでデータ伝
送している端末装置にも適用できる。さらに、回線交換
網がレディ状態のときに、一定時間ごとに予備回線の状
態を診断して、異常の早期発見を行うことができるので
、データ通信回線の信頼性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す回線バックアップ
方式のブロック図、第２図は本発明の第２の実施例を示
す回線バックアップ方式のブロック図、第３図、第４図
はいずれも従来の回線バックアップ方式のブロック図、
第５図は第１図、第２図における回線切替制御部の機能
ブロック図５第６図は第２図におけるクロック整合部の
機能ブロック図、第７図は本発明による現用回線と回線
交換網の切替え〆切戻しタイムチャートである。１：端末装置（またはセンタ）、２Ａ、２Ｂ、２Ｃ，２
Ｄ：回線バックアップ装置、３：モテム部（変復調装置
）、４：ＤＳＵ部（回線終端装置）、５：回線切替制御
部、６：回線切替部、７：現用回線、８：回線交換網、
９：クロック整合部、１０：モデム、１に回線切替装置
、１２：予備回線、１３７ＮＣＵ（＃１制御装置）、１
４：ｆｔ話機、１５：電話回線、１６Ａ、１６Ｂ、１６
Ｃ：Ｘ、２ルベル変換回路、１７ａ、１７ｂ、１７ｃ：
ゲート回路、１８：Ｖ、２４レベル変換回路、１９：発
呼・復旧／着呼・切断制御回路、２０；発呼・復旧起動
回路、２１：ＣＤ断検出回路、２２：回線切替制御回路
、２３Ａ、２３Ｂ：同期／直並列変換回路、２４：ヘル
シーチェック制御回路、２５：バッファ／バッファ制御
回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）現用回線と該現用回線の障害時等には予備回線を
用いて、端末装置相互間で通信を行う回線バックアップ
装置において、上記予備回線として回線交換網を用い、
かつ現用回線と予備回線の切替制御を行う手段を設け、
該切替制御手段は、上記現用回線の搬送波検出信号を常
時監視して、障害時に上記信号がオフとなることにより
自動的に上記回線交換網に対し発呼要求を行い、通信可
状態になると現用回線を回線交換網に切替え、また現用
回線が復旧して、再度搬送波検出信号がオンとなること
により、自動的に回線交換網に対し切断指示を行い、回
線を現用回線に切戻すことを特徴とする回線バックアッ
プ方式。
（２）上記切替制御手段から回線交換網にデータを送出
する場合、一旦バッファに蓄積して回線交換網のクロッ
クに同期して送出することを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の回線バックアップ方式。
（３）上記切替制御手段は、回線交換網の異常を早期検
出するため、該回線がレディ状態のときには、予め定め
た時間ごとに発呼を行い、接続確認後復旧させて端末装
置間の回線状態を診断することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の回線バックアップ方式。