JP3083341B2 - 専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回路 - Google Patents
専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回路Info
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- JP3083341B2 JP3083341B2 JP03135072A JP13507291A JP3083341B2 JP 3083341 B2 JP3083341 B2 JP 3083341B2 JP 03135072 A JP03135072 A JP 03135072A JP 13507291 A JP13507291 A JP 13507291A JP 3083341 B2 JP3083341 B2 JP 3083341B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、専用回線モデムにお
いて専用回線がデータ通信不能となった場合、電話回線
を使用して回線バックアップを行うための電話回線バッ
クアップ回路に関するものである。
いて専用回線がデータ通信不能となった場合、電話回線
を使用して回線バックアップを行うための電話回線バッ
クアップ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電話回線バックアップ回路
の一構成例を示す回路図であって、端子1,2は専用回
線に、端子3,4は電話回線にそれぞれ接続されてい
る。
の一構成例を示す回路図であって、端子1,2は専用回
線に、端子3,4は電話回線にそれぞれ接続されてい
る。
【0003】専用回線でのデータ通信状態では、スイッ
チrl2-1 ,rl2-2 はそれぞれ側に接続し、専用回
線モデム変/復調部5は専用回線を使用してモデム信号
の送信、及び受信を行う。この時、スイッチrl1 は開
放し、PBトーン発生器7は無信号となる。
チrl2-1 ,rl2-2 はそれぞれ側に接続し、専用回
線モデム変/復調部5は専用回線を使用してモデム信号
の送信、及び受信を行う。この時、スイッチrl1 は開
放し、PBトーン発生器7は無信号となる。
【0004】電話回線によるバックアップ起動のための
ダイヤリング状態では、スイッチrl2-1 ,rl2-2 は
それぞれ側に接続し、スイッチrl1 は短絡となり、
PBトーン用交換機の場合はPBトーン発生器7がPB
トーンを送出する。また、ダイヤルパルス用交換機の場
合はダイヤルパルス発生器8がスイッチrl1 を開放/
短絡する事によりダイヤルパルスを発生する。この時、
専用回線モデム変/復調部5は無信号となり、データ通
信は不可能となる。
ダイヤリング状態では、スイッチrl2-1 ,rl2-2 は
それぞれ側に接続し、スイッチrl1 は短絡となり、
PBトーン用交換機の場合はPBトーン発生器7がPB
トーンを送出する。また、ダイヤルパルス用交換機の場
合はダイヤルパルス発生器8がスイッチrl1 を開放/
短絡する事によりダイヤルパルスを発生する。この時、
専用回線モデム変/復調部5は無信号となり、データ通
信は不可能となる。
【0005】発信側ではダイヤリング終了後、着信側で
はリング検出後、無条件に電話回線でのデータ通信状態
となる。この状態では、スイッチrl2-1,rl2-2 は
それぞれ側に接続し、スイッチrl1 は短絡となり、
専用回線モデム変/復調部5は電話回線を使用してモデ
ム信号の送信、及び受信を行う。この時、PBトーン発
生器7は無信号となる。
はリング検出後、無条件に電話回線でのデータ通信状態
となる。この状態では、スイッチrl2-1,rl2-2 は
それぞれ側に接続し、スイッチrl1 は短絡となり、
専用回線モデム変/復調部5は電話回線を使用してモデ
ム信号の送信、及び受信を行う。この時、PBトーン発
生器7は無信号となる。
【0006】電話回線でのデータ通信状態において、専
用回線の復旧をチェックできないため、専用回線がデー
タ通信不能であっても一定時間後、専用回線でのデータ
状態となる。
用回線の復旧をチェックできないため、専用回線がデー
タ通信不能であっても一定時間後、専用回線でのデータ
状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電話回線バックアップ回路では以下の欠点があった。
電話回線バックアップ回路では以下の欠点があった。
【0008】1: 発信側ではダイヤリング終了後、着
信側ではリング検出後、無条件に電話回線でのデータ通
信状態となるため、あらかじめ間違い電話や電話回線線
状態の良/否のチェックができない。
信側ではリング検出後、無条件に電話回線でのデータ通
信状態となるため、あらかじめ間違い電話や電話回線線
状態の良/否のチェックができない。
【0009】2: 電話回線によるバックアップ実行
中、専用回線を無条件に解放するため、専用回線が通信
できる状態に復旧したかどうかのチェックができない。
中、専用回線を無条件に解放するため、専用回線が通信
できる状態に復旧したかどうかのチェックができない。
【0010】3: ダイヤリング中、専用回線モデム変
/復調部が無信号状態となるため、データ通信ができな
い。
/復調部が無信号状態となるため、データ通信ができな
い。
【0011】4: 電話回線でのデータ通信状態から専
用回線でのデータ通信状態にもどった時、電話回線を無
条件に開放するため、再び電話回線によるバックアップ
を実行する場合、一回目のバックアップで使用した回線
状態の良い電話回線を再度使用することができない。
用回線でのデータ通信状態にもどった時、電話回線を無
条件に開放するため、再び電話回線によるバックアップ
を実行する場合、一回目のバックアップで使用した回線
状態の良い電話回線を再度使用することができない。
【0012】この発明は上記欠点を除去するためになさ
れたものであって、データ通信不可能状態の発生を防止
した信頼性の高い、また専用回線が復旧したときは迅速
に専用回線に切替わる優れた専用回線モデムにおける電
話回線バックアップ回路を提供することを目的とする。
れたものであって、データ通信不可能状態の発生を防止
した信頼性の高い、また専用回線が復旧したときは迅速
に専用回線に切替わる優れた専用回線モデムにおける電
話回線バックアップ回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、専用回線の異常時に第1のモデム変/復調
部を専用回線から電話回線に切替える専用回線モデムに
おける電話回線バックアップ回路において、回線状態を
チェックする第2のモデム変/復調部が特定パターンの
チェックモデム信号を用い、電話回線が正常であること
を確認した後に第1のモデム変/復調部を電話回線に切
替えると同時に第2のモデム変/復調部が特定パターン
のチェックモデム信号を用い、専用回線のチェックを開
始し、専用回線が復旧したことを検知したとき第1のモ
デム変/復調部を専用回線に再び切替える手段を設けた
ものである。
成するため、専用回線の異常時に第1のモデム変/復調
部を専用回線から電話回線に切替える専用回線モデムに
おける電話回線バックアップ回路において、回線状態を
チェックする第2のモデム変/復調部が特定パターンの
チェックモデム信号を用い、電話回線が正常であること
を確認した後に第1のモデム変/復調部を電話回線に切
替えると同時に第2のモデム変/復調部が特定パターン
のチェックモデム信号を用い、専用回線のチェックを開
始し、専用回線が復旧したことを検知したとき第1のモ
デム変/復調部を専用回線に再び切替える手段を設けた
ものである。
【0014】
【作用】専用回線から電話回線に切替えるとき、切替え
に先立って電話回線をチェック回路によりチェックする
ので、間違い電話や状態の良くない電話回線への切替え
によるデータ通信の中断を防止することができる。ま
た、電話回線に切替った後チェック回路により専用回線
の復旧を監視するので専用回線が復旧したとき該専用回
線に迅速に戻すことが可能となる。
に先立って電話回線をチェック回路によりチェックする
ので、間違い電話や状態の良くない電話回線への切替え
によるデータ通信の中断を防止することができる。ま
た、電話回線に切替った後チェック回路により専用回線
の復旧を監視するので専用回線が復旧したとき該専用回
線に迅速に戻すことが可能となる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路図であ
る。同図において、端子1,2は専用回線に、端子3,
4はバックアップ回線である電話回線にそれぞれ接続さ
れている。5はモデム信号を送信,受信する専用回線モ
デム変/復調部、6は間違い電話や回線状態の良/否を
チェックするためにチェックモデム信号を送信,受信す
るチェック用モデム変/復調部、7はPBトーンを出力
するPBトーン発生器である。8はリレーRL1 を駆動
することによりスイッチrl1 をオン,オフし、電話回
線にダイヤルパルスを出力するダイヤルパルス発生器、
9はリレーRL2 を駆動することによりスイッチrl
2-1 ,rl2-2 を切替える回線切替制御部である。な
お、上記の専用回線モデム変/復調部5,チェック用モ
デム変/復調部6,PBトーン発生器7,ダイヤルパル
ス発生器8,回線切替制御部9等は制御部(図示せず)
によって制御される。
る。同図において、端子1,2は専用回線に、端子3,
4はバックアップ回線である電話回線にそれぞれ接続さ
れている。5はモデム信号を送信,受信する専用回線モ
デム変/復調部、6は間違い電話や回線状態の良/否を
チェックするためにチェックモデム信号を送信,受信す
るチェック用モデム変/復調部、7はPBトーンを出力
するPBトーン発生器である。8はリレーRL1 を駆動
することによりスイッチrl1 をオン,オフし、電話回
線にダイヤルパルスを出力するダイヤルパルス発生器、
9はリレーRL2 を駆動することによりスイッチrl
2-1 ,rl2-2 を切替える回線切替制御部である。な
お、上記の専用回線モデム変/復調部5,チェック用モ
デム変/復調部6,PBトーン発生器7,ダイヤルパル
ス発生器8,回線切替制御部9等は制御部(図示せず)
によって制御される。
【0016】次に本実施例の動作を説明する。まず、専
用回線を用いるデータ通信状態では、スイッチr
l2-1 ,rl2-2 を側に切替える。これにより、専用
回線モデム変/復調部5は演算増幅器IC1 ,IC2 ,
スイッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線に接
続され、この専用回線を使用してモデム信号の送信,受
信を行う。この時、スイッチrl1 は開放とし、チェッ
ク用モデム変/復調部6及びPBトーン発生器7は無信
号にする。
用回線を用いるデータ通信状態では、スイッチr
l2-1 ,rl2-2 を側に切替える。これにより、専用
回線モデム変/復調部5は演算増幅器IC1 ,IC2 ,
スイッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線に接
続され、この専用回線を使用してモデム信号の送信,受
信を行う。この時、スイッチrl1 は開放とし、チェッ
ク用モデム変/復調部6及びPBトーン発生器7は無信
号にする。
【0017】次に、専用回線から電話回線に切替える必
要が生じた時、スイッチrl1 を短絡にする。そして、
PBトーン用交換機の場合はPBトーン発生器7でPB
トーンを発生し、演算増幅器IC3 、スイッチr
l2-2 、トランスT2 を通して電話回線に上記のPBト
ーンを出力する。ダイヤルパルス用交換機の場合はダイ
ヤルパルス発生器8によりリレーRL1 を駆動し、スイ
ッチrl1 を開放/短絡にすることにより電話回線にダ
イヤルパルスを出力する。その他は、上記の専用回線で
のデータ通信状態と同じであり、専用回線モデム変/復
調部5は専用回線を使用してデータ通信を続行する。
要が生じた時、スイッチrl1 を短絡にする。そして、
PBトーン用交換機の場合はPBトーン発生器7でPB
トーンを発生し、演算増幅器IC3 、スイッチr
l2-2 、トランスT2 を通して電話回線に上記のPBト
ーンを出力する。ダイヤルパルス用交換機の場合はダイ
ヤルパルス発生器8によりリレーRL1 を駆動し、スイ
ッチrl1 を開放/短絡にすることにより電話回線にダ
イヤルパルスを出力する。その他は、上記の専用回線で
のデータ通信状態と同じであり、専用回線モデム変/復
調部5は専用回線を使用してデータ通信を続行する。
【0018】発信側ではダイヤリング終了後、着信側で
はリング検出後、間違い電話や電話回線状態の良/否の
チェックを行う電話回線接続チェック状態となる。すな
わち、スイッチrl1 を短絡にし、チェック用モデム変
/復調部6を演算増幅器IC3 ,IC4 ,スイッチrl
2-2 ,トランスT2 ,スイッチrl1 を通して電話回線
に接続する。チェック用モデム変/復調部6は電話回線
を介して相手モデムに対し特定パターンのチェックモデ
ム信号を送信し、相手モデムからの特定パターンのチェ
ックモデム信号を受信する。その他は専用回線でのデー
タ通信状態と同じであり、専用回線モデム変/復調部5
は専用回線を使用してデータ通信を続行している。
はリング検出後、間違い電話や電話回線状態の良/否の
チェックを行う電話回線接続チェック状態となる。すな
わち、スイッチrl1 を短絡にし、チェック用モデム変
/復調部6を演算増幅器IC3 ,IC4 ,スイッチrl
2-2 ,トランスT2 ,スイッチrl1 を通して電話回線
に接続する。チェック用モデム変/復調部6は電話回線
を介して相手モデムに対し特定パターンのチェックモデ
ム信号を送信し、相手モデムからの特定パターンのチェ
ックモデム信号を受信する。その他は専用回線でのデー
タ通信状態と同じであり、専用回線モデム変/復調部5
は専用回線を使用してデータ通信を続行している。
【0019】上記電話回線接続チェック状態において、
チェック用モデム変/復調部6が相手モデムから受信し
たチェックモデム信号より特定パターンを検出した場
合、正常に電話回線が接続されたとみなして電話回線を
使用するデータ通信状態に切替える。検出できない場合
はこの電話回線を開放し、専用回線を使用するデータ通
信状態を続ける。
チェック用モデム変/復調部6が相手モデムから受信し
たチェックモデム信号より特定パターンを検出した場
合、正常に電話回線が接続されたとみなして電話回線を
使用するデータ通信状態に切替える。検出できない場合
はこの電話回線を開放し、専用回線を使用するデータ通
信状態を続ける。
【0020】電話回線を使用するデータ通信状態への切
替は、スイッチrl2-1 、rl2-2 をそれぞれ側に接
続し、スイッチrl1 を短絡にすることにより行う。こ
れにより、専用回線モデム変/復調部5は演算増幅器I
C1 ,IC2 ,スイッチrl2-2 ,トランスT2 ,スイ
ッチrl1 を通して電話回線に接続され、この電話回線
を使用してモデム信号の送信,受信を行う。この時、チ
ェック用モデム変/復調部6は演算増幅器IC3 ,IC
4 ,スイッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線
に接続され、この専用回線を使用して相手モデムに特定
パターンのチェックモデム信号を送信し、相手モデムか
らの特定パターンのチェックモデム信号を受信する。な
お、PBトーン発生器7は無信号にする。
替は、スイッチrl2-1 、rl2-2 をそれぞれ側に接
続し、スイッチrl1 を短絡にすることにより行う。こ
れにより、専用回線モデム変/復調部5は演算増幅器I
C1 ,IC2 ,スイッチrl2-2 ,トランスT2 ,スイ
ッチrl1 を通して電話回線に接続され、この電話回線
を使用してモデム信号の送信,受信を行う。この時、チ
ェック用モデム変/復調部6は演算増幅器IC3 ,IC
4 ,スイッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線
に接続され、この専用回線を使用して相手モデムに特定
パターンのチェックモデム信号を送信し、相手モデムか
らの特定パターンのチェックモデム信号を受信する。な
お、PBトーン発生器7は無信号にする。
【0021】電話回線を使用するデータ通信状態におい
て、チェック用モデム変/復調部6が相手モデムから受
信したチェックモデム信号より特定パターンを検出した
時、専用回線が復旧したとみなして、電話回線を保持し
たまま専用回線でのデータ通信状態に戻す。検出できな
い場合は検出するまで電話回線でのデータ通信状態を続
ける。この専用回線でのデータ通信状態に戻すために
は、スイッチrl2-1 ,rl2-2 をそれぞれ側に接続
し、スイッチrl1 を短絡にする。これにより、専用回
線モデム変/復調部5は演算増幅器IC1 ,IC2 ,ス
イッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線に再び
接続され、この専用回線を使用してモデム信号の送信,
受信を行う。この時、スイッチrl1 を短絡とし、チェ
ック用モデム変/復調部6を演算増幅器IC3 ,I
C4 ,スイッチrl2-2 ,トランスT2 ,スイッチrl
1 を通して電話回線に接続する。チェック用モデム変/
復調部6は電話回線を使用して相手モデムに特定パター
ンのチェックモデム信号を送信し、相手モデムからの特
定パターンのチェックモデム信号を受信する。なお、P
Bトーン発生器7は無信号とする。
て、チェック用モデム変/復調部6が相手モデムから受
信したチェックモデム信号より特定パターンを検出した
時、専用回線が復旧したとみなして、電話回線を保持し
たまま専用回線でのデータ通信状態に戻す。検出できな
い場合は検出するまで電話回線でのデータ通信状態を続
ける。この専用回線でのデータ通信状態に戻すために
は、スイッチrl2-1 ,rl2-2 をそれぞれ側に接続
し、スイッチrl1 を短絡にする。これにより、専用回
線モデム変/復調部5は演算増幅器IC1 ,IC2 ,ス
イッチrl2-1 ,トランスT1 を通して専用回線に再び
接続され、この専用回線を使用してモデム信号の送信,
受信を行う。この時、スイッチrl1 を短絡とし、チェ
ック用モデム変/復調部6を演算増幅器IC3 ,I
C4 ,スイッチrl2-2 ,トランスT2 ,スイッチrl
1 を通して電話回線に接続する。チェック用モデム変/
復調部6は電話回線を使用して相手モデムに特定パター
ンのチェックモデム信号を送信し、相手モデムからの特
定パターンのチェックモデム信号を受信する。なお、P
Bトーン発生器7は無信号とする。
【0022】上記の専用回線を使用するデータ通信の状
態で、専用回線に切替えてから一定時間専用回線に異常
がない場合、もしくは相手モデムから受信したチェック
モデム信号より特定パターンを検出できなくなった場
合、保持していた電話回線を開放する。
態で、専用回線に切替えてから一定時間専用回線に異常
がない場合、もしくは相手モデムから受信したチェック
モデム信号より特定パターンを検出できなくなった場
合、保持していた電話回線を開放する。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したようにこの発明に
よれば、モデム変/復調部を専用回線から電話回線に切
替える際、事前にこの電話回線の状態をチェック回路で
チェックし、また、モデム変/復調部を電話回線に切替
えた後前記専用回線の状態を前記チェック回路でチェッ
クしているので、電話回線バックアップ時、以下の効果
が期待できる。
よれば、モデム変/復調部を専用回線から電話回線に切
替える際、事前にこの電話回線の状態をチェック回路で
チェックし、また、モデム変/復調部を電話回線に切替
えた後前記専用回線の状態を前記チェック回路でチェッ
クしているので、電話回線バックアップ時、以下の効果
が期待できる。
【0024】1: 発信時、及び着信時、間違い電話に
よるデータ通信不可能状態が発生しなくなる。
よるデータ通信不可能状態が発生しなくなる。
【0025】2: 発信時、及び着信時、回線状態の良
/否を判断し、良好な電話回線でのみバックアップを行
うことができる。
/否を判断し、良好な電話回線でのみバックアップを行
うことができる。
【0026】3: 電話回線でのデータ通信状態におい
て、専用回線の復旧状態を判断し、復旧した場合すぐに
専用回線でのデータ通信に戻ることができる。
て、専用回線の復旧状態を判断し、復旧した場合すぐに
専用回線でのデータ通信に戻ることができる。
【0027】4: バックアップ実行時におけるデータ
通信不可能状態がなくなる。
通信不可能状態がなくなる。
【0028】さらに、前記モデム変/復調部を専用回線
に再び切替えたとき、電話回線を一定期間保持するの
で、 5: 再び電話回線によるバックアップを実行する場
合、一回目のバックアップで使用した回線状態の良い電
話回線を再度使用することができる。
に再び切替えたとき、電話回線を一定期間保持するの
で、 5: 再び電話回線によるバックアップを実行する場
合、一回目のバックアップで使用した回線状態の良い電
話回線を再度使用することができる。
【0029】更に、実施例では2線式専用回線の場合の
電話回線バックアップ回路について説明したが、送信と
受信の回路分離し、PBトーン発生器,ダイヤルパルス
発生器,およびリング検出器を2つの電話回線に使用可
能とすれば、この発明は4線式専用回線においても適用
可能である。
電話回線バックアップ回路について説明したが、送信と
受信の回路分離し、PBトーン発生器,ダイヤルパルス
発生器,およびリング検出器を2つの電話回線に使用可
能とすれば、この発明は4線式専用回線においても適用
可能である。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】従来の電話回線バックアップ回路の回路図であ
る。
る。
5 専用回線モデム変/復調部 6 チェック用モデム変/復調部 7 PBトーン発生器 8 ダイヤルパルス発生器 9 回線切替制御部 10 リング検出器 RL1 ,RL2 リレー rl1 ,rl2-1 ,rl2-2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−193653(JP,A) 特開 平2−90773(JP,A) 特開 平2−260752(JP,A) 特開 昭63−86943(JP,A) 特開 昭59−107661(JP,A) 特開 平2−13059(JP,A) 特開 平2−159858(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 3/22 - 3/36
Claims (2)
- 【請求項1】 専用回線の異常時に第1のモデム変/復
調部を専用回線から電話回線に切替える専用回線モデム
における電話回線バックアップ回路において、回線状態
をチェックする第2のモデム変/復調部が特定パターン
のチェックモデム信号を用い、電話回線が正常であるこ
とを確認した後に前記第1のモデム変/復調部を前記電
話回線に切替えると同時に前記第2のモデム変/復調部
が特定パターンのチェックモデム信号を用い、前記専用
回線のチェックを開始し、前記専用回線が復旧したこと
を検知したとき前記第1のモデム変/復調部を前記専用
回線に再び切替える手段を設けたことを特徴とする専用
回線モデムにおける電話回線バックアップ回路。 - 【請求項2】 前記第1のモデム変/復調部を前記専用
回線に再び切替えたとき、使用していた前記電話回線を
一定時間保持し、前記一定時間内に前記専用回線に異常
が発生した場合、前記使用していた電話回線に前記電話
回線の状態をチェックすることなく切替える請求項1記
載の専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135072A JP3083341B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135072A JP3083341B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360362A JPH04360362A (ja) | 1992-12-14 |
JP3083341B2 true JP3083341B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15143197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03135072A Expired - Fee Related JP3083341B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 専用回線モデムにおける電話回線バックアップ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083341B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP03135072A patent/JP3083341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04360362A (ja) | 1992-12-14 |
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