JP2007327802A - 光学式水質計測器 - Google Patents

光学式水質計測器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007327802A
JP2007327802A JP2006158039A JP2006158039A JP2007327802A JP 2007327802 A JP2007327802 A JP 2007327802A JP 2006158039 A JP2006158039 A JP 2006158039A JP 2006158039 A JP2006158039 A JP 2006158039A JP 2007327802 A JP2007327802 A JP 2007327802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring instrument
main body
sliding block
water quality
instrument main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006158039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4759448B2 (ja
Inventor
Masao Fujio
昌男 藤生
Shigeo Sato
茂雄 佐藤
Masayoshi Fukuoka
正芳 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Hokuto Denko Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Hokuto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd, Hokuto Denko Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2006158039A priority Critical patent/JP4759448B2/ja
Publication of JP2007327802A publication Critical patent/JP2007327802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4759448B2 publication Critical patent/JP4759448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】水中に浸漬して使用する反射型の光学式水質計測器に付着した汚れを効果的に除去する。
【解決手段】光学式水質計測器1は、透明の検出用窓部2を有する有底円筒状の計測器本体部3と、該本体部3の内部に検出用窓部2の内面に臨ませて配置されていて被検水5の汚濁度等を検出する反射型検出器4と、検出用窓部2の外面を払拭して汚れを除去する洗浄装置6と、を備えている。計測器本体部3の底面3aの近傍にはフラット面3bが設けられていて、該フラット面3bに検出用窓部2が設けられ、該検出用窓部2の内面側に反射型検出器4の発光部4aと受光部4bが並べて配置されている。前記洗浄装置6は、前記フラット面3bおよび検出用窓部2の外面に沿って摺動して該窓部2の外面を払拭する摺動ブロック7と、摺動ブロック7を前記フラット面3bおよび検出用窓部2の外面に押し付けた状態で摺動させる摺動ブロック駆動機構8と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、検出部光学面を洗浄する洗浄装置を備えた光学式水質計測器に関するものである。
被検水に浸漬して汚濁度や水質等を光学的に測定する光学式水質計測器として、透過型検出器を使用するものと反射型検出器を使用するものが知られている。図5は、透過型検出器を使用した光学式水質計測器の一例を示す。この光学式水質計測器101は、中央部に円柱状の被検水貯留部102を有する有底円形状の計測器本体部(セル)103の内周面の対向位置に一対の透明の検出用窓部104,105を設けて光源室106と受光室107を設け、これら光源室106と受光室107にそれぞれ、前記被検水貯留部102に貯留されている被検水108の水質を検出する検出器109の発光部109aと受光部(センサ本体部)109bを取付け、前記発光部109aから照射した検出光を前記前記被検水貯留部102に貯留されている被検水を透過させて前記受光部109bで受けることにより被検水108の汚濁度等を検出するようになっている。このような、計測器本体部(セル)103を被検水108中に浸漬して使用する光学式水質計測器101は、前記透明の検出用窓部104,105に藻等が付着して汚損され易い。そこで、この種の光学式水質計測器101にあっては、前記被検水貯留部102内に円柱状の摺動ブロック110を上下動可能に取り付け、該摺動ブロック110をブロック駆動機構111により上下に摺動させて、前記摺動ブロック110の外周面に設けたシールリング112,113で前記窓部104,105を払拭して、これら窓部104,105に付着している藻等の汚れを除去する。(例えば、特許文献1参照)。
また、反射型検出部を使用する光学式水質計測器201としては図6に示すものが知られている。この光学式水質計測器201は、反射型検出器202の発光部202aと受光部(センサ本体部)202bを容器203内の被検水204の液面204a上から突出させて並べて配置し、前記発光部202aから前記被検水204内に向けて検出光を照射し、前記被検水204に含まれている汚染物質等により反射して来た検出光を前記受光部202bで検出することにより前記被検水204の汚濁度等を測定するようになっている。(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−270231号公報 特開平11−160237号公報
ところで、前記反射型光学式水質計測器201は、反射型検出器202の発光部202aと受光部202bを被検水204の液面204a上から出した状態で配置しているので、前記透過型検出器を被検水中に浸漬する透過型光学式水質計測器101のように、藻等の付着による窓部の汚損という問題はないが、反射型検出器202の発光部202aと受光部202bを被検水204の液面上から出した状態で配置するという性質上、被検水の表面層部分の近傍の汚濁度等しか検出することができなかった。
本願発明の目的は、被検水中に浸漬して使用することにより被検水の表面層のみではなく、被検水の中層や下層の汚濁度等を検出することのできる反射型検出器を使用した光学式水質計測器を提供することにある。
また、本願発明の他の目的は、光学式水質計測器を被検水中に浸漬して使用することにより不可避的に発生する検出用窓部の汚れを効果的に除去することにある。
請求項1の発明は、有底筒状に形成されていて側面に透明の検出用窓部を有する計測器本体部と、該計測器本体部の内部に前記検出用窓部の内面に臨ませて配置されていて発光部から前記計測器本体部の外部の被検水に向けて照射した検出光を受光部で受けて前記被検水の水質を検出する検出器と、前記計測器本体部の外部に摺動可能に取付けられていて前記検出用窓部の外面を払拭して該外面に付着した汚れを除去する洗浄装置と、を備えた光学式水質計測器において、前記計測器本体部の底面の近傍の側面に前記透明の検出用窓部を設け、該検出用窓部の内面側に反射型検出器の発光部と受光部を並べて配置すると共に、前記洗浄装置を、前記計測器本体部の外面に沿って摺動して前記透明の検出用窓部の外面を払拭する摺動ブロックと、該摺動ブロックを前記計測器本体部の外面および前記透明の検出用窓部に押し付けた状態で前記計測器本体部の外面に沿って摺動させる摺動ブロック駆動機構と、で構成した。
請求項2の発明は、請求項1の光学式水質計測器において、前記計測器本体部を、円筒状に形成すると共に、底面部の近傍の外周面の一部をフラット面に形成し、該フラット面の一部に前記透明の検出用窓部を設けた。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の光学式水質計測器において、前記反射型検出器の発光部と受光部を前記検出用窓部の内面に対して平行な同一平面上に配置した。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロックの前記フラット面および透明の検出用窓部と接触する内面に、前記透明の検出用窓部側に開口する薬液封入部と、該薬液封入部の周囲を囲んだ状態で前記透明の検出用窓部外面に接触して前記薬液封入部内に封入された薬液の漏れを防止するとともに前記透明の検出用窓部外面を払拭するリング状のシールワイパーと、を設けた。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロックを、前記透明の検出用窓部を覆い隠すことのできる大きさに形成した。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロックを、長方体形状に形成した。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロックを、円形状に形成した。
請求項8の発明は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロックを前記透明の検出用窓部に押し付ける摺動ガイドを設けた。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項8に記載の光学式水質計測器において、前記摺動ガイドを、リング状に形成されていて前記計測器本体部の外面側に嵌合することにより前記摺動ブロックを前記計測器本体部の側面に沿って摺動可能に支持しているガイド本体部と、該ガイド本体部の前記摺動ブロックと対向する位置の内面に設けられていて前記計測器本体部の外面に接触して前記摺動ブロックの内面を前記計測器本体部の外面に押し付ける摺動材と、で構成した。
請求項10の発明は、請求項9に記載の光学式水質計測器において、前記摺動材を、前記ガイド本体部の内周面側に取付けられる弾性層と、該弾性層の内周側に設けられていて前記計測器本体部の外面に接触する低摩擦層と、で構成した。
請求項11の発明は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロック駆動機構を、前記摺動ブロックに先端部を取付けた駆動軸と、モータと、該モータの回転を前記駆動軸方向の運動に変換する回転/直線運動変換機構と、で構成した。
請求項12の発明は、請求項1〜請求項11の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロック駆動機構を、前記計測器本体部の外部に配置した。
請求項13の発明は、請求項1〜請求項9の何れかに記載の光学式水質計測器において、前記摺動ブロック駆動機構を、前記摺動ブロックを一端部側に取付けていると共に、他端部側が前記計測器本体部に設けた孔部を介して前記計測器本体部内に導入されている駆動軸と、前記計測器本体部内に設けられたモータと、前記計測器本体部内に設けられていて前記モータの回転を前記駆動軸方向の運動に変換する回転/直線運動変換機構と、前記駆動軸を挿入することにより前記摺動ブロックを前記計測器本体部の側面に沿って摺動させる筒状の摺動ガイドと、で構成した。
(1)請求項1の光学式水質計測器は、被検水内に沈めることにより、被検水の表面層のみならず、中層や下層等の各層の汚濁度等を反射型検出器によって検出することができる。また、前記検出用窓部が藻等で汚損された場合でも、摺動ブロック駆動機構で摺動ブロックを前記計測器本体部の外面に沿って摺動させることにより、前記摺動ブロックで前記透明の検出用窓部の外面を払拭して、該外面に付着した藻等を除去する。
(2)請求項2の光学式水質計測器は、、有底円筒状の外周面の一部にフラット面に形成し、該フラット面に検出用窓部を形成したので、曲面に較べて摺動ブロックを前記フラット面および検出用窓部に密着させ易いものになる。
(3)請求項3の光学式水質計測器は、反射型検出器の発光部と受光部を検出用窓部の内面に対して平行な同一平面上に配置した検出用窓部に対する発光部と受光部の角度を一定に保つことができる。
(4)請求項4の光学式水質計測器は、摺動ブロックを摺動させて前記薬液封入部の開口部を検出用窓部に位置させると、該検出用窓部は前記薬液封入部に封入されている塩素剤等の薬液に曝されて滅菌、洗浄される。前記薬液封入部はリング状のシールワイパーによって周囲を囲まれた状態になっているので薬液が漏れる虞はない。そして、摺動ブロックを摺動させると前記シールワイパーによって前記検出用窓部の外面が払拭されて外面の汚れが除去される。
(5)請求項5の光学式水質計測器は、計測時以外は、前記摺動ブロックで検出用窓部を覆っておくことにより、検出用窓部への藻等の付着を抑制することができる。
(6)請求項6の光学式水質計測器は、摺動ブロックを長方体形状にしたので、摺動ブロックを円形に形成する場合に較べて摺動ブロックを容易かつ安価に製造することができる。
(7)請求項7の光学式水質計測器は、摺動ブロックを円形状に形成したので、角部を有する長方体形状の摺動ブロックに較べて、被検水内に含まれる塵埃等が摺動ブロックに引っ掛かるのを防止することができる。
(8)請求項8の光学式水質計測器は、摺動ガイドによって、摺動ブロックに設けたシールワイパーを検出用窓部に押し付けて摺動ブロックと検出用窓部の間を確実にシールして薬液封入部の薬液の漏れを防止する。
(9)請求項9の光学式水質計測器は、リング状のガイド本体部に設けた摺動ブロックと対向する面に設けた摺動材によって、前記摺動ブロックを計測器本体部の側面に隙間無く押し付けることができる。
(10)請求項10の光学式水質計測器は、前記摺動材を、前記リング状のガイド本体部の内周面側に取付けられる弾性層と、該弾性層の内周側に設けられていて前記計測器本体部の外面に接触する低摩擦層と、で構成したので、前記弾性層の弾性で摺動ブロックを計測器本体部の外面に軽く圧着させ、且つ前記低摩擦層で前記リング状のガイド本体部を前記計測器本体部の側面に沿って円滑に摺動させることができる。
(11)請求項11の光学式水質計測器は、摺動ブロック駆動機構のモータの回転を回転/直線運動変換機構によって駆動軸方向の運動に変換して、該駆動軸の先端に取付けた摺動ブロックを計測器本体部の側面に沿って円滑に摺動させることができる。
(12)請求項12の光学式水質計測器は、摺動ブロック駆動機構を前記計測器本体部の外部に配置したので、摺動ブロック駆動機構のメンテナンスを容易に行うことが出来る。
(13)請求項13の光学式水質計測器は、摺動ブロック駆動機構を前記計測器本体部の内部に配置したので、摺動ブロック駆動機構を前記計測器本体部の外部に配置した場合に較べて、水中の浮遊物等が摺動ブロック駆動機構に付着するのを防止することができる。
図1は第1の実施の形態の光学式水質計測器を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)は摺動材の拡大断面図である。
光学式水質計測器1は、有底筒状に形成されていて側面に透明の検出用窓部2を有する計測器本体部3と、該計測器本体部3の内部に前記検出用窓部2の内面に臨ませて配置されていて発光部4aから前記計測器本体部3の外部の被検水5に向けて光ビームを照射する発光部4aおよび被検水5からの反射光を受光する受光部4bを有する検出器4と、前記計測器本体部3の外側に摺動可能に取付けられていて前記検出用窓部2の外面を払拭して該外面に付着した汚れを除去する洗浄装置6と、を備えている。
前記計測器本体部3は、金属や合成樹脂等で円筒状に形成されていて、底面部3aの近傍の外周面の一部がフラット面3bに形成されていて、該フラット面3bの一部に前記透明の検出用窓部2が設けられている。
前記検出用窓部2は、透明のガラス又は合成樹脂によって円板状に形成されていて、前記計測器本体部3のフラット面3bに設けた窓孔3cに取付けられている。前記計測器本体部3のフラット面3bの表面および前記検出用窓部2の表面は、所謂面一になっていて、次に説明する洗浄装置6の摺動ブロック7を前記計測器本体部3のフラット面3bの表面および前記検出用窓部2の表面に沿って円滑に摺動させることができるようになっている。
前記検出器4の発光部4aと受光部4bは、前記検出用窓部2の内面に対して平行な同一平面状に配置されている。前記発光部4aは光源回路に接続され、前記受光部4bは信号増幅回路に接続されている。そして、前記発光部4aから発射した光ビームを、前記検出用窓部2を通して計測器本体部3の外部の被検水5に向けて照射し、該被検水5からの反射光を前記受光部4bで受光し、増幅回路で増幅した後、信号処理部で汚濁度や水質を演算する。
前記洗浄装置6は、前記計測器本体部3のフラット面3bに沿って摺動して前記透明の検出用窓部3のフラット面3bを払拭する直方体形状の摺動ブロック7と、該摺動ブロック7の内面を前記計測器本体部3のフラット面3bおよび検出用窓部2の外面に押し付けた状態で前記摺動ブロック7を摺動させる摺動ブロック駆動機構8と、を備えている。
前記摺動ブロック7は、前記検出用窓部2と対向する面に開口する薬液封入部9と、該薬液封入部9の周囲を囲んだ状態で前記計測器本体部3のフラット面3bおよび検出用窓部2の外面に接触して前記薬液封入部9内に封入された薬液10の漏れを防止すると共に、これら計測器本体部3のフラット面3bおよび検出用窓部2の外面を払拭するリング状のシールワイパー11と、を備えている。
前記摺動ブロック7は、前記検出用窓部2を覆い隠すことのできる大きさの長方体形状に形成されている。前記薬液封入部9の開口部は、前記検出用窓部2の外面の少なくとも前記発光部4aと受光部4bに対応する部分を薬液10に曝すことのできる大きさに形成されている。
前記摺動ブロック7は、その内面を前記計測器本体部3のフラット面3bに押し付けた状態で該フラット面3bに沿って摺動させるための摺動ガイド12を備えている。
前記摺動ガイド12は、前記摺動ブロック7を支持しているとともに前記計測器本体部3の外側に同心的に位置するリング状のガイド本体部13と、該ガイド本体部13の前記摺動ブロック7を取付けた位置と対向する位置の内面に設けられていて前記計測器本体部3の外面に接触していてその反力で前記ガイド本体部13を介して前記摺動ブロック7の内面を前記計測器本体部3の外面および検出用窓部2に押し付ける摺動材(スペーサ)14と、を備えている。
前記摺動材14は、前記ガイド本体部13の内面側に取付けられている弾性層15と、該弾性層15の内周側に設けられていて前記計測器本体部3の外周面に接触する低摩擦層16と、を備えている。前記弾性層15は、ゴムや合成樹脂等の弾性材で形成されている。また、前記低摩擦層16は、ポリ四ふっかエチレン樹脂、例えばテフロン(登録商標)等の低摩擦材で形成されている。そして、前記弾性層15の弾性を利用して適度の圧力で前記摺動ブロック7の内面を前記計測器本体部3のフラット面3bに押し付けると共に、前記低摩擦層16によって前記摺動ガイド12を前記計測器本体部3の外面に沿って円滑に摺動させる。
前記摺動ブロック駆動機構8は、前記摺動ブロック7に先端部を取付けた駆動軸21と、図示を省略したモータおよび該モータの回転を前記駆動軸方向の運動に変換する回転/直線運動変換機構と、コントローラ(制御機構)と、を備えている。そして、前記モータを一方向に回転(正転)させると、該モータの回転は前記回転/直線運動変換機構によって前記駆動軸方向の運動に変換されて前記摺動ブロック7を前記計測器本体部3のフラット面3bの下端側に移動させる。また、前記モータを他方向に回転(逆転)させると、該モータの回転は前記回転/直線運動変換機構によって前記駆動軸方向の運動に変換されて前記摺動ブロック7を前記計測器本体部3のフラット面3bの上端側に移動させる。前記摺動ブロック駆動機構8は、前記計測器本体部3の外部に配置されている。
次に、第1の実施の形態の光学式水質計測器の作用について説明する。前記摺動ブロック7は、前記検出用窓部2を洗浄するとき以外は前記計測器本体部3のフラット面3bの上端部の待機位置(前記検出用窓部2にオーバーラップしない位置)で待機している。そして、洗浄開始信号が発せられると、前記摺動ブロック駆動機構8によって前記摺動ブロック7が下降し、前記検出用窓部2を通って前記計測器本体部3のフラット面3bの下端部まで移動する。前記摺動ブロック7が前記検出用窓部2を通過する際に、前記リング状のシールワイパー11によって前記検出用窓部2が払拭されると共に、前記検出用窓部2が薬液10に曝されて、該窓部2に付着している藻等にダメージを与えて洗浄する。前記摺動ブロック7が前記計測器本体部3のフラット面3bの下端部まで移動した後は、前記摺動ブロック7は上昇し、前記検出用窓部2を通って再び該検出用窓部2を洗浄して前記計測器本体部3のフラット面3bの上端部の待機位置まで移動して、次の洗浄開始信号が発せられるまで待機する。
なお、上述の動作説明においては、前記摺動ブロック7を1回往復させて、前記検出用窓部2を払拭する場合を説明したが、前記摺動ブロック7を数回往復させて、前記検出用窓部2をより完全に払拭するようにしてもよい。この場合、洗浄開始信号が出力された洗浄動作中の場合には、計測信号は直前値を保持し、洗浄終了後に計測状態が再開される。
また、上記光学式水質計測器1による常時計測を必要としない場合には、図2(A),(B)に示すように、前記摺動ガイド12を前記検出用窓部2の位置で待機させてもよい。前記摺動ガイド12を前記検出用窓部2の位置で待機させることにより、前記検出用窓部2は、前記摺動ガイド12で覆い隠された状態になり、前記検出用窓部2の表面にゴミや藻等が付着するのを防止すると共に、前記検出用窓部2の一部(少なくとも前記発光部4aと受光部4bに対応する位置)を前記薬液10に長時間曝して、付着している藻等を除去する。
そして、計測時には、前記摺動ブロック駆動機構8によって前記摺動ブロック7を上昇させて、前記検出用窓部2を露出させる。この動作の際に、計測動作前の計測信号は、0値を示すなど通常の計測信号と明らかに区別できる伝送出力を設定し、計測動作後は、計測停止信号が出力されるまで被検水の計測値を継続して測定し伝送出力として外部出力する。計測停止信号を受けた場合には、前記摺動ガイド12が前記検出用窓部2の位置で停止し、計測終了となる。計測終了時の計測信号は、0値を示すなど通常の計測信号と明らかに区別できる伝送出力を設定する。
図3は第2の実施の形態の光学式水質計測器31を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は底面図である。第2の実施の形態の光学式水質計測器31と前記第1の実施の形態の光学式水質計測器1の主たる相違点は、摺動ブロック駆動機構8の構成が若干異なる点および摺動ブロック駆動機構8の主要部が前記計測器本体部3内に収容されている点にある。
前記摺動ブロック駆動機構8は、略正方形の摺動ブロック7Aを下端側に取付け、上端側が前記計測器本体部3のフラット面3bの上部に位置する庇状面3dに設けた孔部3eを介して前記計測器本体部3内に導入されている駆動軸32と、前記計測器本体部3内に設けられたモータ33と、前記計測器本体部3内に設けられていて前記モータ33によって前記駆動軸32の回転を軸方向運動に変換させる回転/直線運動変換機構34と、前記駆動軸32を挿入することにより前記摺動ブロック7Aを前記計測器本体部3のフラット面3bに沿って摺動させる筒状の摺動ガイド35と、を備えている。前記摺動ブロック7Aは、薬液封入部9とリング状のシールワイパー11を備えている。
前記回転/直線運動変換機構34は、前記モータ33の軸33aにカップリング36を介して接続されたリードスクリュー37と、該リードスクリュー37の回転により軸方向に移動するスライドブロック38と、を備えている。前記リードスクリュー36は、筒状のカラー39内に回転可能に収容されている。前記筒状のカラー39は、外周面に軸方向に伸びるスリット40を有している。前記スライドブロック38は、前記筒状のカラー39に前記スリット40に沿って移動可能に組み付けられている。前記スライドブロック38のカラー側の端部には、前記リードスクリュー37の螺旋溝41に係合するリード突起42が設けられていて、前記モータ33でリードスクリュー37を回転させると、該モータ33の回転は前記スライドブロック38の直線運動に変換される。
前述したように、前記スライドブロック38には前記駆動軸32の上端部が取付けられていると共に、前記駆動軸32の下端部は、前記計測器本体部3のフラット面3bの上部の庇状面3dに設けた孔部3eを介して前記計測器本体部3外に導き出され、前記摺動ブロック7Aに接続されている。なお、前記孔部3eの内周と駆動軸32の外周の間はシールリング43によってシールされていて、前記計測器本体部3の内部に被検水5が浸入しないようになっている。
次に、第2の実施の形態の光学式水質計測器31の作用について説明する。第2の実施の形態の光学式水質計測器31の作用も前記第1の実施の形態の光学式水質計測器1の作用と略同じであるが、一通り説明する。前記摺動ブロック7Aは、前記検出用窓部2を洗浄するとき以外は前記計測器本体部3のフラット面3bの上方の待機位置で待機している。そして、洗浄開始信号が発せられると、前記摺動ブロック駆動機構8のモータ33が一方向に回転し、該モータ33の回転は前記回転/直線運動変換機構34によって前記スライドブロック38の下降運動に変換されて、該スライドブロック38に上端部が取付けられている駆動軸32および該駆動軸32に取付けられている摺動ブロック7Aが下降し、前記検出用窓部2を通って前記計測器本体部3のフラット面3bの下端部まで移動する。前記摺動ブロック7Aが前記検出用窓部2を通過する際に、前記シールリング11によって前記検出用窓部2が払拭されると共に、前記検出用窓部2が薬液10に曝されて洗浄される。前記摺動ブロック7Aが前記計測器本体部3のフラット面3bの下端部まで移動した後は、前記摺動ブロック7Aは上昇し、再び前記検出用窓部2を払拭、洗浄して前記計測器本体部3のフラット面3bの上端部の待機位置まで移動し、次の洗浄開始信号が発せられるまで待機する。その他の構成は、第1の実施の形態の場合と同じであるので重複する説明は省略する。
なお、上述の動作説明においては、前記摺動ブロック7Aを1回往復させて、前記検出用窓部2を払拭する場合を説明したが、第1の実施の形態の場合と同様に、前記摺動ブロック7Aを数回往復させて、前記検出用窓部2をより完全に払拭するようにしてもよい。
なお、図4は前記摺動ブロック7の変形例を示す。この変形例においては、摺動ブロック7Aを円形状に形成した。前記摺動ブロック7を円形状に形成したので、角部を有する略正方形の摺動ブロック(図3)に較べて、被検水内に含まれる塵埃等が摺動ブロックに引っ掛かるのを防止することができる。また、被検水に流れがあるような場合でもその流れを円滑にすることができる。その他の構成は基本例の場合と同じであるので重複する説明は省略する。
図1は第1の実施の形態の光学式水質計測器を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)は摺動材の拡大断面図。 図2は第1の実施の形態の光学式水質計測器の使用方法の一例を示し、(A)は正面図、(B)は断面図。 図3は第2の実施の形態の光学式水質計測器を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は底面図。 図4は第2の実施の形態の光学式水質計測器の変形例を示す正面図。 従来例の説明図。 他の従来例の説明図。
符号の説明
1…光学式水質計測器
2…検出用窓部
3…計測器本体部
3a…底面部
3b…フラット面
4…検出器
4a…発光部
4b…受光部
5…被検水
6…洗浄装置
7、7A…摺動ブロック
8…摺動ブロック駆動機構
9…薬液封入部
10…薬液
11…シールワイパー
12…摺動ガイド
13…ガイド本体部
14…摺動材
15…弾性層
16…低摩擦層
31…光学式水質計測器
32…駆動軸
33…モータ
34…回転/直線運動変換機構
35…摺動ガイド
36…カップリング
37…リードスクリュー
38…スライドブロック
39…カラー
40…スリット
41…螺旋溝
42…リード突起

Claims (13)

  1. 有底筒状に形成されていて側面に透明の検出用窓部を有する計測器本体部と、該計測器本体部の内部に前記検出用窓部の内面に臨ませて配置されていて発光部から前記計測器本体部の外部の被検水に向けて照射した検出光を受光部で受けて前記被検水の水質を検出する検出器と、前記計測器本体部の外部に摺動可能に取付けられていて前記検出用窓部の外面を払拭して該外面に付着した汚れを除去する洗浄装置と、を備え、
    前記計測器本体部は、底面の近傍の側面に前記透明の検出用窓部を備え、
    前記検出器は、前記検出用窓部の内面に臨ませて発光部と受光部を並べて配置した反射型検出器で構成され、
    前記洗浄装置は、前記計測器本体部の外面に沿って摺動して前記透明の検出用窓部の外面を払拭する摺動ブロックと、該摺動ブロックを前記計測器本体部の外面および前記透明の検出用窓部に押し付けた状態で前記計測器本体部の外面に沿って摺動させる摺動ブロック駆動機構と、を備えていることを特徴とする光学式水質計測器。
  2. 前記計測器本体部は、円筒状に形成されていて、底面部の近傍の外周面の一部にフラット面を有し、該フラット面の一部に前記透明の検出用窓部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学式水質計測器。
  3. 前記反射型検出器は、発光部と受光部が前記検出用窓部の内面に対して平行な同一平面状に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学式水質計測器。
  4. 前記摺動ブロックは、前記透明の検出用窓部と接触する内面に、前記透明の検出用窓部側に開口する薬液封入部と、該薬液封入部の周囲を囲んだ状態で前記透明の検出用窓部外面に接触して前記薬液封入部内に封入された薬液の漏れを防止するとともに前記透明の検出用窓部外面を払拭するシールワイパーと、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の光学式水質計測器。
  5. 前記摺動ブロックは、前記透明の検出用窓部を覆い隠すことのできる大きさに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の光学式水質計測器。
  6. 前記摺動ブロックは、長方体形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の光学式水質計測器。
  7. 前記摺動ブロックは、円形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の光学式水質計測器。
  8. 前記摺動ブロックは、前記透明の検出用窓部に押し付ける摺動ガイドを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の光学式水質計測器。
  9. 前記摺動ガイドは、リング状に形成されていて前記計測器本体部の外面側に嵌合することにより前記摺動ブロックを前記計測器本体部の側面に沿って摺動可能に支持しているガイド本体部と、該ガイド本体部の前記摺動ブロックと対向する位置の内面に設けられていて前記計測器本体部の外面に接触して前記摺動ブロックの内面を前記計測器本体部の外面に押し付ける摺動材と、を備えていることを特徴とする請求項8に記載の光学式水質計測器。
  10. 前記摺動材は、前記ガイド本体部の内周面側に取付けられる弾性層と、該弾性層の内周側に設けられていて前記計測器本体部の外面に接触する低摩擦層と、を備えていることを特徴とする請求項9に記載の光学式水質計測器。
  11. 前記摺動ブロック駆動機構は、前記摺動ブロックに先端部を取付けた駆動軸と、モータと、該モータの回転を前記駆動軸の直進運動に変換する回転/直線運動変換機構と、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の光学式水質計測器。
  12. 前記摺動ブロック駆動機構は、前記計測器本体部の外部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項11の何れかに記載の光学式水質計測器。
  13. 前記摺動ブロック駆動機構は、前記摺動ブロックを一端側に取付け、他端部が前記計測器本体部に設けた孔部を介して前記計測器本体部内に導入されている駆動軸と、前記計測器本体部内に設けられたモータと、前記計測器本体部内に設けられていて前記モータの回転を前記駆動軸方向の運動に変換する回転/直線運動変換機構と、前記駆動軸を挿入することにより前記摺動ブロックを前記計測器本体部の側面に沿って摺動させる筒状の摺動ガイドと、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の光学式水質計測器。

JP2006158039A 2006-06-07 2006-06-07 光学式水質計測器 Active JP4759448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006158039A JP4759448B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 光学式水質計測器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006158039A JP4759448B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 光学式水質計測器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007327802A true JP2007327802A (ja) 2007-12-20
JP4759448B2 JP4759448B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38928371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006158039A Active JP4759448B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 光学式水質計測器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4759448B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168702A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp 浮遊固形物濃度計及び浮遊固形物濃度計測システム
JP2012168198A (ja) * 2012-06-11 2012-09-06 Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp 浮遊固形物濃度計及び浮遊固形物濃度計測システム
JP2013205375A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Kurita Water Ind Ltd 水質測定装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119991A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Showa Highpolymer Co Ltd Preparation of synthetic resin emulsion
JPS6258746A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回線バツクアツプ方式
JPH07270231A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Riko Kagaku Kenkyusho:Kk 光電光度計
JPH0968489A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Shimadzu Corp 液体測定用複合プローブ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119991A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Showa Highpolymer Co Ltd Preparation of synthetic resin emulsion
JPS6258746A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回線バツクアツプ方式
JPH07270231A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Riko Kagaku Kenkyusho:Kk 光電光度計
JPH0968489A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Shimadzu Corp 液体測定用複合プローブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168702A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp 浮遊固形物濃度計及び浮遊固形物濃度計測システム
JP2013205375A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Kurita Water Ind Ltd 水質測定装置
JP2012168198A (ja) * 2012-06-11 2012-09-06 Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp 浮遊固形物濃度計及び浮遊固形物濃度計測システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4759448B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103940782B (zh) 浊度计
US10591455B2 (en) Mobile water analysis
JP4912096B2 (ja) マイクロチップ検査装置
JP6144419B2 (ja) 顕微鏡観察容器および観察装置
MX2012009890A (es) Sensor fluorometrico.
MX2012009899A (es) Fluorometro porttil y metodo de uso.
JP2016529483A (ja) 水性環境水パラメータ試験システムおよび方法
JP2007315969A (ja) 自動分析装置および分注機構の分注異常判定方法
JP4759448B2 (ja) 光学式水質計測器
JP2008261770A (ja) 光学式試料測定装置、光学セル、及び、水質測定装置
US9243714B2 (en) Sealing system and retractable assembly including such
JP5072777B2 (ja) 試料測定装置
JP2013113652A (ja) 気泡検出装置
JP2006098226A (ja) シリンジポンプの異常検出方法及び液体吸引吐出器並びに生化学分析装置
JP5086286B2 (ja) 自動分析装置
JP2013148518A (ja) 自動分析装置
CN105264355B (zh) 流体诊断设备及其使用方法
ES2336279T3 (es) Procedimiento para la vigilancia de la transparencia optica de una ventana de observacion y disposicion para la limpieza de una ventana de observacion.
TWI740124B (zh) 光學清潔盒
CN209471044U (zh) 一种用于水下探测器的油封防水结构及水下探测器
CN109374582A (zh) 一种用于水下探测器的油封防水结构及水下探测器
JP2012032184A (ja) 光学プローブ及びそれを用いた分光測定装置
CN107532994A (zh) 包括用于微量样品的高灵敏度光吸收单元的测量装置
WO2023149455A1 (ja) 測定計、測定装置、測定システム、及び測定方法
JPH02259451A (ja) 濁度計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4759448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250