JPS625847A - 鉱物質繊維板 - Google Patents

鉱物質繊維板

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Publication number
JPS625847A
JPS625847A JP60145154A JP14515485A JPS625847A JP S625847 A JPS625847 A JP S625847A JP 60145154 A JP60145154 A JP 60145154A JP 14515485 A JP14515485 A JP 14515485A JP S625847 A JPS625847 A JP S625847A
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JP
Japan
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mineral
colored
granules
paste
mineral fiber
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JP60145154A
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JPH0155216B2 (ja
Inventor
正 秋山
克幸 坂本
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019860005313A priority patent/KR900004787B1/ko
Priority to CN86105104A priority patent/CN1009627B/zh
Publication of JPS625847A publication Critical patent/JPS625847A/ja
Publication of JPH0155216B2 publication Critical patent/JPH0155216B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は天井板その他の建材として用いられる防火性、
断熱性、吸音性に優れた鉱物質繊維板に関するものであ
る。
(従来技術とその問題点) 従来から、鉱物質繊維板の製造方法としは、湿式抄造法
、或いはペースト法が知られている。
前者の湿式抄造法により得られた鉱物質繊維板は、曲げ
強度が大である利点を有する反面、表面は無模様であっ
て化粧性に劣るという欠点があり、後者のペースト法に
より得られた鉱物質繊維板は自然的な模様が得られる反
面、強度が弱くて欠けが生じ易いという欠点がある。
さらに、このような製法によって得られた鉱物質繊維板
を着色する場合、両者共に従来から表面塗装により行っ
ているために、その塗膜によって繊維間隙が塗料により
充填されて吸音効果が阻害されると共に塗装による着色
では切削加工を行うと表面部と切削加工部の表面状態が
異なるために均一な塗装ができず、化粧性を損なうとい
う問題点があった。
(発明の目的) 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、強
度が大で且つ自然的な模様と美麗な着色層を有し、その
上、表面研削や切削加工を行っても表面と同一の外観を
呈し、その化粧性を保持し得る鉱物質繊維板を提供する
ものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、本発明の鉱物質繊維板は、
抄造成形された鉱物質繊維基板の表面に、鉱物質繊維の
粒状体を着色してなる鉱物質繊維ペースト層からなる表
面層を一体に装着してあり、この着色表層部が研削され
て前記粒状着色体の無着色内部を表面に露出させてなる
ものであり、抄造成形された鉱物質繊維板により強度を
保持し、その表面に一体に装着した鉱物質繊維の着色粒
状体のペースト層よりなる表面板によって美麗な色彩を
有する化粧面を形成し、且つ切削加工を施してもその意
匠的効果をそのまま発揮し得るように構成したものであ
る。
(実施例の説明) 本発明の実施例を図面について説明すると、(1)は抄
造成形された鉱物質繊維板よりなる基板で、その表面に
鉱物質繊維の粒状着色体からなる鉱物質繊維ペーストか
ら得られた板状の表面層(2)を一体に装着しである。
この表面層(2)の表面には、研削によって鉱物質繊維
の粒状物の無着色内部(3)が多数、前面に亘って略均
−な分布状態で散在、露出しである。
鉱物質繊維基板(11は、ロックウールやスラグウール
等の鉱物質繊維を主体とし、これに必要に応じて適宜な
骨材及び故紙バルブ等を混入し、さらにスターチ等のバ
インダーを適量添加してなるスラリーを常法により連続
湿式抄造して湿潤状態のマットを得、これを乾燥するこ
とにより得ることができる。
一方、この鉱物質繊維基板(1)の表面に層着した表面
層(2)は、前述したように、鉱物質繊維の粒状着色体
のペーストより形成される。
このペーストは、まず、鉱物質繊維を適量の水で混練す
ることにより繊維を集束させて数ミリ−10ミリ程度の
大きさの繊維粒状体が多数集合してなる粒状体よりなる
ペースートを調整する。この時、鉱物質繊維に結合剤、
その他、増粘剤等を同時に添加しておく。次にペースト
に着色剤を添加し、ペーストの各粒状物が該着色剤によ
って均一に着色されるように混練することにより得るこ
とができる。
こうして着色された繊維粒状物は、湿潤繊維が集結した
ものであるため、着色剤は粒状物を粒状物を着色するが
中心部には着色剤が浸入せず、その中心部は無着色部と
なっているが、全部の粒状体がこのようになっている必
要はなく、成る一定以上の大きさの粒状体がこのように
なっていれば充分に目的が達せられる。
なお、着色剤としては、水溶性の染料又は水分散性の良
い顔料が用いられる。
この鉱物質繊維の粒状着色体のペースト層を、湿式抄造
により得られた鉱物質繊維板の表面に適宜厚さ積層し、
板状に成形したのち乾燥することによって鉱物質繊維基
板(1)上に着色表面層(2)が一体に層着した鉱物質
繊維板を得る。
この際、鉱物質繊維基板(1)が湿潤状態のマットであ
る時に前記混練ペースト層を層着し、しかるのち乾燥す
れば、乾燥工程と両者の一体化を同時に行うことができ
る。
こうして得られた鉱物質繊維板の表面層(2)の表層部
が平坦となるように研削すると、粒状体間の空間部より
なるトラパーチン模様と称せられる自然な虫食い状の凹
部模様(4)が表面に現出すると共に、表面に突出した
粒状体が部分的に研削除去されてその中心部の無着色部
(3)が露出するものである。
なお、着色粒状体の混練ペーストを得るに際して、発泡
剤を添加して粒状体間に気泡を含ませておけば、得られ
る鉱物質繊維板の表面に多数の空孔(5)を散在、分布
させることができ、一層良好なトラパーチン模様を形成
することができる。
(6) (7)は板状の表面層(2)に、該表面層の中
程に達する深さでもって縦横に刻設した条溝で、これら
の条溝(61(71により表面がタイル調に形成してい
るものであり、このような条溝(6) (7)を刻設し
ても、その側面は着色された面として現出するものであ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明の鉱物質繊維板によれば、鉱物質繊
維基板は抄造成形されたものであるため、曲げ強度が大
きくて天井板等の建材に使用しても充分に耐えることが
でき、又、この表面に一体的に層着した表面層は、鉱物
質繊維の粒状着色体のペースト層よりなるため、美麗な
化粧面を形成することができると共に切削加工や表面を
研削してもその着色による化粧効果を常に保持し得るも
のであり、その上、研削によって粒状着色体の無着色の
内部が表面に散在状態で露出して自然的造形感に冨んだ
化粧面を得ることができると共に着色ムラが生じても違
和感を与えることがない外観を呈するものである。
さらに、表面には繊維粒状体間の空隙部による虫食い状
の凹部模様が散在し、且つ表面層は内部に亘り着色され
ているために塗装が不要であるから繊維間隙や凹部模様
が塗料により埋設されることなく、従って、自然的外観
や吸音性を効果的に発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はその斜視
図、第2図は一部の拡大断面図である。 (11・・・鉱物質繊維基板、(2)・・・表面層、(
3)・・・無着色部、(4)・・・凹部模様。 七べ  1  払 δべ ご 高

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抄造成形された鉱物質繊維基板の表面に、鉱物質繊維の
    粒状体を着色してなる鉱物質繊維ペースト層からなる表
    面層を一体に装着してあり、この着色表層部が研削され
    て前記粒状着色体の無着色内部を表面に露出させてなる
    ことを特徴とする鉱物質繊維板。
JP60145154A 1985-07-02 1985-07-02 鉱物質繊維板 Granted JPS625847A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60145154A JPS625847A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 鉱物質繊維板
KR1019860005313A KR900004787B1 (ko) 1985-07-02 1986-07-01 광물질 섬유화장재(化粧材)의 제조방법
CN86105104A CN1009627B (zh) 1985-07-02 1986-07-02 制备矿物质纤维装饰材料的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60145154A JPS625847A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 鉱物質繊維板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS625847A true JPS625847A (ja) 1987-01-12
JPH0155216B2 JPH0155216B2 (ja) 1989-11-22

Family

ID=15378672

Family Applications (1)

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JP60145154A Granted JPS625847A (ja) 1985-07-02 1985-07-02 鉱物質繊維板

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JP (1) JPS625847A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252590A (ja) * 1988-03-31 1989-10-09 Ndc Co Ltd セラミックス系多孔質板ならびにその製造方法
JPH02243575A (ja) * 1988-06-23 1990-09-27 Celotex Corp 防音用無機ファイバボードの湿式成形方法
JPH0387224U (ja) * 1989-12-22 1991-09-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252590A (ja) * 1988-03-31 1989-10-09 Ndc Co Ltd セラミックス系多孔質板ならびにその製造方法
JPH02243575A (ja) * 1988-06-23 1990-09-27 Celotex Corp 防音用無機ファイバボードの湿式成形方法
JPH0387224U (ja) * 1989-12-22 1991-09-04

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JPH0155216B2 (ja) 1989-11-22

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