JPS6258404B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6258404B2 JPS6258404B2 JP9988881A JP9988881A JPS6258404B2 JP S6258404 B2 JPS6258404 B2 JP S6258404B2 JP 9988881 A JP9988881 A JP 9988881A JP 9988881 A JP9988881 A JP 9988881A JP S6258404 B2 JPS6258404 B2 JP S6258404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- plate
- disc
- springs
- retaining plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
- F16F15/1292—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means characterised by arrangements for axially clamping or positioning or otherwise influencing the frictional plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等のクラツチデイスクの改良に
関するものである。一般に、摩擦クラツチ装置と
しては、エンジンのクランク軸に取付けられたフ
ライホイールに、クラツチデイスクをプレツシヤ
プレートにて、圧接、離反し、それによつて動力
の断接を行うものが知られている。
関するものである。一般に、摩擦クラツチ装置と
しては、エンジンのクランク軸に取付けられたフ
ライホイールに、クラツチデイスクをプレツシヤ
プレートにて、圧接、離反し、それによつて動力
の断接を行うものが知られている。
このようなクラツチデイスクでは、歯打音、振
動対策として、従来、スプラインハブ（クラツチ
ハブ）とリテーナプレート（もしくはクラツチプ
レート）との間に、皿ばね（ダイヤフラムスプリ
ング）を介装していた。しかしながら、このよう
な皿ばねでは、クラツチプレートとスプラインハ
ブとの相対変位にかかわりなく、ヒステリシスは
ほぼ一定であるため、その効果は十分なものでは
なかつた。すなわち、ヒステリシスは、前記相対
変位が大きいときは大きく、小さいときは小さい
ことが望ましいからである。
動対策として、従来、スプラインハブ（クラツチ
ハブ）とリテーナプレート（もしくはクラツチプ
レート）との間に、皿ばね（ダイヤフラムスプリ
ング）を介装していた。しかしながら、このよう
な皿ばねでは、クラツチプレートとスプラインハ
ブとの相対変位にかかわりなく、ヒステリシスは
ほぼ一定であるため、その効果は十分なものでは
なかつた。すなわち、ヒステリシスは、前記相対
変位が大きいときは大きく、小さいときは小さい
ことが望ましいからである。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、従
来の皿ばねの代わりに、円周方向に波打つた２枚
のウエーブリングスプリングを用い、それによつ
てクラツチプレートとスプラインハブとが相対変
位するときに、前記２枚のウエーブリングスプリ
ングの間に発生する摩擦力によりヒステリシスト
ルクを得ることによつて、上記従来の不具合を解
消したクラツチデイスクを提供することを主目的
とし、円周方向に波打つた２枚のウエーブリング
スプリングを具備することを特徴とする。
来の皿ばねの代わりに、円周方向に波打つた２枚
のウエーブリングスプリングを用い、それによつ
てクラツチプレートとスプラインハブとが相対変
位するときに、前記２枚のウエーブリングスプリ
ングの間に発生する摩擦力によりヒステリシスト
ルクを得ることによつて、上記従来の不具合を解
消したクラツチデイスクを提供することを主目的
とし、円周方向に波打つた２枚のウエーブリング
スプリングを具備することを特徴とする。
以下、本発明の構成を、実施例について、図面
に沿つて説明する。
に沿つて説明する。
第１図および第２図において、１は摩擦クラツ
チ装置のクラツチデイスクで、スプラインハブ
２、ダンパー（スプリング）３、リテーニングプ
レート４、クラツチプレート５、およびデイスク
パツド６を備えている。
チ装置のクラツチデイスクで、スプラインハブ
２、ダンパー（スプリング）３、リテーニングプ
レート４、クラツチプレート５、およびデイスク
パツド６を備えている。
スプラインハブ２は中央ボス部２ａ内周にスプ
ライン７を有するとともに半径方向に延びるに円
板部２ｂが一体的に連設されてなり、該中央ボス
部２ａには回転軸（図示省略）に嵌合され、円板
部２ｂにはダンパー３の取付孔２ｃが開設されて
いる。
ライン７を有するとともに半径方向に延びるに円
板部２ｂが一体的に連設されてなり、該中央ボス
部２ａには回転軸（図示省略）に嵌合され、円板
部２ｂにはダンパー３の取付孔２ｃが開設されて
いる。
上記円板部２ｂの両側には、中央ボス部２ａの
外周に嵌合されたリテーニングプレート４とクラ
ツチプレート５とが位置し、該両プレート４，５
がストツパピン８にて結合されている。これによ
り、両プレート４，５の保持部４ａ，５ａにダン
パー３が保持される。
外周に嵌合されたリテーニングプレート４とクラ
ツチプレート５とが位置し、該両プレート４，５
がストツパピン８にて結合されている。これによ
り、両プレート４，５の保持部４ａ，５ａにダン
パー３が保持される。
また、クラツチプレート５の周縁には、ドーナ
ツツ状の連結板９が一体的に連設され、該連結板
９の外周縁にデイスクパツド６，６が設けられて
いる。
ツツ状の連結板９が一体的に連設され、該連結板
９の外周縁にデイスクパツド６，６が設けられて
いる。
１０，１１はウエーブリングスプリングで、円
板部２ｂとリテーニングプレート４との間に、重
積状態で介設されている。上記円板部２ｂのウエ
ーブリングスプリング１０は、円周方向に波打つ
たウエーブ部１０ａと、円板部に形成される被係
合凹部２ｄに係合する係合凸部１０ｂとを備え、
該係合凸部１０ｂと被係合凹部２ｄとの係合によ
り円板部２ｂに固定されている。また、リテーニ
ングプレート４側のウエーブリングスプリング１
１は、前記ウエーブ部１０ａと同様の円周方向に
波打つたウエーブ部１１ａと、リテーニングプレ
ート４に穿孔された被係合孔４ｂに係合する係合
凸部１１ｂとを備え、該係合凸部１１ｂと被係合
孔４ｂとの係合によりリテーニングプレート４に
固定される。なお、両ウエーブリングスプリング
１０，１１のウエーブ部１０ａ，１１ａは、基本
的には同一形状である。
板部２ｂとリテーニングプレート４との間に、重
積状態で介設されている。上記円板部２ｂのウエ
ーブリングスプリング１０は、円周方向に波打つ
たウエーブ部１０ａと、円板部に形成される被係
合凹部２ｄに係合する係合凸部１０ｂとを備え、
該係合凸部１０ｂと被係合凹部２ｄとの係合によ
り円板部２ｂに固定されている。また、リテーニ
ングプレート４側のウエーブリングスプリング１
１は、前記ウエーブ部１０ａと同様の円周方向に
波打つたウエーブ部１１ａと、リテーニングプレ
ート４に穿孔された被係合孔４ｂに係合する係合
凸部１１ｂとを備え、該係合凸部１１ｂと被係合
孔４ｂとの係合によりリテーニングプレート４に
固定される。なお、両ウエーブリングスプリング
１０，１１のウエーブ部１０ａ，１１ａは、基本
的には同一形状である。
上記のように構成すれば、スプラインハブ２と
クラツチプレート５との相対変位の殆んどないと
きには、第３図に示されるように、ウエーブリン
グスプリング１０，１１のウエーブ部１０ａ，１
１ａがほぼ完全に合致した状態となり、ヒステリ
シスは小さく、主として歯打音に対して効果があ
る。また、スプラインハブ２とクラツチプレート
５との相対変位が大きいときには、第４図に示す
ように、それに伴つてウエーブリングスプリング
１０，１１も相対変位し、ウエーブ部１０ａ，１
１ａは互いに押圧しあつて大きな摩擦力を生じ、
それによつてヒステリシスは比較的大きくなり、
比較的大きな振動に対して効果を奏する。
クラツチプレート５との相対変位の殆んどないと
きには、第３図に示されるように、ウエーブリン
グスプリング１０，１１のウエーブ部１０ａ，１
１ａがほぼ完全に合致した状態となり、ヒステリ
シスは小さく、主として歯打音に対して効果があ
る。また、スプラインハブ２とクラツチプレート
５との相対変位が大きいときには、第４図に示す
ように、それに伴つてウエーブリングスプリング
１０，１１も相対変位し、ウエーブ部１０ａ，１
１ａは互いに押圧しあつて大きな摩擦力を生じ、
それによつてヒステリシスは比較的大きくなり、
比較的大きな振動に対して効果を奏する。
なお、上記実施例では、２つのウエーブリング
スプリング１０，１１を、円板部２ｂとリテーニ
ングプレート４との間に介装しているが、上記円
板部２ｂとクラツチプレート５との間に介装して
もよいのは勿論、何れの間にも介装するようにし
てもよい。
スプリング１０，１１を、円板部２ｂとリテーニ
ングプレート４との間に介装しているが、上記円
板部２ｂとクラツチプレート５との間に介装して
もよいのは勿論、何れの間にも介装するようにし
てもよい。
本発明は、上記のように、従来の皿ばねの代わ
りに、円周方向に波打つた２枚のウエーブリング
スプリングを用い、クラツチプレートとスプライ
ンハブとが相対変位するときに、２枚のウエーブ
リングスプリングの間に発生する摩擦力によりヒ
ステリシストルクを得ることができるようにした
ため、前記相対変位の小さいときはヒステリシス
が小さく、また、相対変位の大きいときはヒステ
リシスが大きくなり、歯打音、振動対策として理
想的な状態に近くなるという優れた効果を有す
る。
りに、円周方向に波打つた２枚のウエーブリング
スプリングを用い、クラツチプレートとスプライ
ンハブとが相対変位するときに、２枚のウエーブ
リングスプリングの間に発生する摩擦力によりヒ
ステリシストルクを得ることができるようにした
ため、前記相対変位の小さいときはヒステリシス
が小さく、また、相対変位の大きいときはヒステ
リシスが大きくなり、歯打音、振動対策として理
想的な状態に近くなるという優れた効果を有す
る。
図面は本発明の実施態様を例示するもので、第
１図はクラツチデイスクの中央縦断面図、第２図
はクラツチデイスクの一部を省略して示す正面
図、第３図および第４図はそれぞれスプラインハ
ブとリテーニングプレートとの相対変位がないと
きおよびあるときの状態を示す説明図である。 １……クラツチデイスク、２……スプラインハ
ブ、４……リテーニングプレート、５……クラツ
チプレート、７……スプライン、１０，１１……
ウエーブリングスプリング。
１図はクラツチデイスクの中央縦断面図、第２図
はクラツチデイスクの一部を省略して示す正面
図、第３図および第４図はそれぞれスプラインハ
ブとリテーニングプレートとの相対変位がないと
きおよびあるときの状態を示す説明図である。 １……クラツチデイスク、２……スプラインハ
ブ、４……リテーニングプレート、５……クラツ
チプレート、７……スプライン、１０，１１……
ウエーブリングスプリング。
Claims (1)
- １ 中央ボス部内周にスプラインを有するスプラ
インハブに半径方向に延びる円板部を一体的に設
け、該円板部の両側に、上記中央ボス部外周に回
転可能に嵌合するリテーニングプレートとクラツ
チプレートとを設け、該両プレートをストツパピ
ンで結合したものであつて、前記リテーニングプ
レート若しくはクラツチプレートと、上記円板部
との間に、円周方向に波打つた２枚のウエーブリ
ングスプリングを介設し、該ウエーブリングスプ
リングの一方をリテーニングプレート若しくはク
ラツチプレートに、他方を円板部にそれぞれ固定
し、それによつてクラツチプレートとスプライン
ハブとが相対変位するときに、２枚のウエーブリ
ングスプリングの間に発生する摩擦力によりヒス
テリシストルクを得ることを特徴とするクラツチ
デイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9988881A JPS585533A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | クラツチデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9988881A JPS585533A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | クラツチデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS585533A JPS585533A (ja) | 1983-01-12 |
| JPS6258404B2 true JPS6258404B2 (ja) | 1987-12-05 |
Family
ID=14259311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9988881A Granted JPS585533A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | クラツチデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585533A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE68910769T2 (de) * | 1988-09-29 | 1994-03-24 | Aisin Seiki | Kupplungsscheibe. |
-
1981
- 1981-06-27 JP JP9988881A patent/JPS585533A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS585533A (ja) | 1983-01-12 |
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