JPS6258229A - 分割測光式カメラ - Google Patents

分割測光式カメラ

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JPS6258229A
JPS6258229A JP60200277A JP20027785A JPS6258229A JP S6258229 A JPS6258229 A JP S6258229A JP 60200277 A JP60200277 A JP 60200277A JP 20027785 A JP20027785 A JP 20027785A JP S6258229 A JPS6258229 A JP S6258229A
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JP
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light
exposure
flash
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Masaaki Nakai
政昭 中井
Shuji Izumi
泉 修二
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Toshio Yamaki
敏生 山木
Hiroshi Mukai
弘 向井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は分割測光して露出を決めるカメラに関する。
[従来技術とその問題点] 日中の逆光時に閃光発光いわゆるストロボ撮影する場合
の公知技術として、特開昭59−123825号に記述
されているように、被写体周囲の周辺光で自然光成分の
露出を決定し、被写体を前記露出による自然光とストロ
ボ調光とにより露光する方法が用いられている。この方
法によれば、被写体及び被写体周囲にたいして共に適正
に露出されるので通常の順光時に撮影したような写真が
出来上がり、逆光をねらって撮影した場合でもコントラ
ストの乏しい写真が出来上がってしまうといった欠点が
あった。
[発明の目的コ この発明は上述した問題点をなくすためになされたもの
であり、ストロボ撮影で被写体と被写体周囲との輝度差
が大きいとき自然光成分を少し多口に露出させ逆光シー
ンで撮影した印象を再現することの出来る分割測光式カ
メラを提供することを目的とする。
[発明の構成] この発明の分割測光式カメラは、閃光発光装置からの信
号で閃光発光モードに切換わるカメラにおいて、撮影画
面中央部を測光する中央部測光手段と、撮影画面周辺部
を測光する周辺部測光手段と、前記周辺部測光手段によ
る測光出力と中央部測光手段による測光出力との差を演
算する演算手段とを備え、閃光発光による撮影時に上記
演算手段による差信号に応じて露出量を補正することを
特徴とする。
[実施例] 第1図(A)、(B)はこの発明が適用される分割測光
式カメラにおける光学系の1実施例を示している。
第1図(A)は露出前の状態を示していて、第1図(B
)は露出時の状態を示めしている。
LEIは被写体レンズであり、このレンズLEI後方に
、一端側を支点とした回動可能なハーフミラ−MRIが
所定の角度で設けられている。更に、ハーフミラ−MH
Iの後方に露出時に開放されるシャッターSHとフィル
ムFLMが設けられる。
PLはハーフミラ−M’Rl上方に設けられたプリズム
であり、このプリズムPL後方にはファインダーFlが
設けられ、このファインダーFlにも補助のハーフミラ
−MR2が設けられている。5PCAは自然光測光用素
子であり、レンズLE2を介してハーフミラ−Mr(2
からの反射光が入射される。又、ハーフミラ−MHI直
後に測光用のサブミラーSMが設けられていて、このサ
ブミラーSMは前記ハーフミラ−MHIの回動に伴って
同様に回動するようになっている。サブミラー8M下方
にはオートフォーカス(AF)用の撮像素子であるCO
Dが設けられるとともに、露出時にフィルムFLMから
の反射光を測光するためのフラッシュ調光用受光素子5
PCBが所定の位置に設けられる。AFMはレンズLE
Iを前後に動作させるオートフォーカス用のモータであ
る。
第2図は上記自然光測光用素子5PCAの構成を示すも
のであり、中央部に上下して位置する5pct 、5P
C2と周辺部に位置する5PC3とからなっている。こ
の第2図は又、ファインダーFlを覗いた場合の構図に
対応してえかかれていて、AFZはオートフォーカスの
対象となる位置を示すオートフォーカスゾーンのマーク
である。
本願のようにオートフォーカスにより焦点が合致した後
にオートフォーカスゾーンに位置する受光素子による自
動露出のための分割測光を行う場合、オートフォーカス
ゾーンが人物の顔に合っているときは適正に測光される
が、人物の服に合っている場合には、このときの服の反
射率によって主被写体である顔の部分にたいして露出が
過不足することがある。そこでこの実施例では既述した
ように部分測光用として二つの自然光測光用素子5PC
I、5PC2をそなえていて、この二つの測光素子のう
ち受光量の少ない方の測光素子で露出を決定している。
即ち、第3図(A)で示すように測光素子5PC2が人
物の顔を測光していて、測光素子5pctが被写体より
も一般に明るい背景を測光している場合、受光量の少な
い測光素子5PC2が採用されるので被写体の顔に対し
て適正露出される。又、第3図(B)で示すように測光
素子5PCIが人物の顔を測光していて、測光素子S 
P 、C2が被写体の服を測光している場合、このとき
、服が白っぽ(反射率が顔の部分における反射率よりも
高いとき、測光素子は受光量の少ない5PCIが採用さ
れるので被写体の顔に対して適正露出される。一方、服
が黒っぽく反射率が顔の部分における反射率よりも低い
とき、逆に測光素子は5PC2が採用され、輝度の低い
服に対して露出されるので人物の顔に対しては露出過多
となってしまうが、一般にネガフィルムは露出過多に対
しては十分に広い許容度を有しているので不都合な(撮
影可能である。
第4図は本願実施例に用いられる制御回路のブロック図
を示している。
COMはCPU(中央処理装置)等から構成されたマイ
クロコンピュータであり、Eは制御用の電池であり、こ
の電池Eに接続された抵抗R1及びコンデンサーCIは
、電池Eの装着時にマイクロコンピュータCOMをリセ
ットさせるためのパワーオンリセット用のものである。
Trは周辺各回路への給電用のトランジスタである。レ
リーズボタンの押動の第1段階でスイッチSWIはオン
になり、後述する測光とオートフォーカス用のトリガー
が動作し、第2段階でスイッチSW2はオンになりレリ
ーズスタート用のトリガーが動作する。
AVo、AVmaxはレンズ[、Elよりの情報であり
、開放絞り値及び最大絞値(最小口径絞り値)を示し、
SVはフィルム感度の設定情報である。Mgt。
Mg2.Mg3.Mg4はそれぞれ、レリーズマグネッ
ト11幕制御マグネツト、2幕制御マグネツト、絞り制
御マグネットであり、LCDは各種情報を表示する表示
器である。5PCI〜5PC3は既述した自然光測光用
素子であり、この測光用素子5Pct〜5PC3の出力
はスイッチ5WC1〜5WC3により選択され、演算増
幅器OPl及びダイオードDdlからなる対数圧縮回路
で圧縮されたのち、演算増幅器OP2によりレベルシフ
トされ、そして、A/D変換器を介してマイクロコンピ
ュータCOMに入力される。FPはパルス出力回路であ
り、開放状態からの絞り込み段数に対応してパルスが出
力され、そのパルス数はマイクロコンピュータCOMに
てカウントされる。SWCは、マイクロコンピュータC
OMの指令によりスイッチ5WC1−9WC3を選択す
るスイッチコントローラである。露出時フィルム面から
の反射光を測光するフラッシュ調光用受光素子5PCB
の出力は演算増幅器OP3及びダイオードDd、からな
る対数圧縮回路を介して加算器ADDの一方の入力端子
に入力され、他の一方の入力端子にはマイクロコンピユ
ータCOMからの所定の信号がD/A変換器を介して入
力される。加算器ADDで加算された信号は積分WIN
TEにて積分され、その積分値は比較器Cにて比較され
る。比較信号である積分値が基準電圧V refを上回
ったときに比較器Cよりフラッシュ装置PLに発光を停
止させる信号が送出される。積分器INTEによる積分
は、マイクロコンピュータCOMの信号INTSと、フ
ラッシュ装置FL)リガー用のX接点SWXのa側への
接点移行にともなって発生する接点すにおける電圧とが
AND条件を満たしたとき、AND回路からの信号によ
り開始する。画面中央のオートフォーカスゾーン内の被
写体はオートフォーカス用撮像素子CODにより検知さ
れ、その検知信号はインターフェイスIPを介してオー
トフォーカスコントローラAFCに入力される。このオ
ートフォーカスコントローラAFCにおいて、マイクロ
コンピュータCOMからのオートフォーカス開始信号A
FSに従ってオートフォーカス用モータAFMが駆動さ
れレンズLEIの進退によりオートフォーカスゾーン内
の被写体がベストフォーカスされると、オートフォーカ
ス用モータAFMが停止されるとともにオートフォーカ
ス終了の信号AFEがマイクロコンピュータCOMに送
出される。このように本実施例では、ワンショットのオ
ートフォーカスを構成していて、第5図にその動作のタ
イムチャートを示す。このタイムチャートでは、スイッ
チSWI、信号AFS等は“0“のときアクティブとな
っている。オートフォーカスが終了した後もスイッチS
Wlがオンとなっているときは、レンズLEIはロック
されるが、オートフォーカスコントローラAFCは測距
演算のみを行いその測距結果は信号線PIを介してマイ
クロコンピュータCOMに入力される。再びオートフォ
ーカスを始動させるには一旦スイッチSWlをオフにし
て再度オンにする。スイッチSWIがオフのときAPS
=1 、AFE=0となり初期状態に復帰される。
次に、実際の動作をフローチャートにより説明する。
まず、電池Eが装着されると、既述したようにパワーオ
ンリセットがかり、第10図にそのリセットのルーチン
を示す。
ステップSIOにてマイクロコンピュータCOMの各出
力ボートが初期化され、ステップSllにて、オートフ
ォーカスの完了直後でない(AFEF=0)ことが設定
される。そして、ステップSI2にてlNT2の割り込
みが禁止され、ステップS + 3にてlNTlの割り
込みが許可され、ステップS14でスタンバイ状態にな
り、マイクロコンピュータCOMは割り込みがかかるま
でその動作は停止する。
その後、スイッチSWIがオンになると、記述したよう
にマイクロコンピュータCOMにlNT1の割り込みが
かかり、第9図−1,1で示すルーチンの処理がなされ
る。
ステップS20にて信号pwc=oとすることにより、
トランジスタTrを介して各周辺回路に電源が供給され
たのち、ステップS21で表示器LCDの表示内容がク
リアーされる。次に、ステップ822でスイッチSWI
の状態が判定され、オンであればステップ823にて、
信号AFS=0とすることにより、オートフォーカスコ
ントローラAFCが動作してオートフォーカスがスター
トする。一方、スイッチSWIがオフであれば、ステッ
プS24でオートフォーカスの完了直後でない(A、F
EF=0)ことが設定され、ステップS25にて信号A
FS=1としてオートフォーカスを停止させる。これは
後述するように、この実施例においてはスイッチSWI
のオフ後もマイクロコンピュータCOMは一定時間作動
しているがこの間、オートフォーカスを停止させるため
である。
そしてステップS26にてオートフォーカスが終了(A
FE−1)したかが判定され、終了していない場合は後
述するステップS29に進み、終了した場合はステップ
S27にてオートフォーカス完了直後(AFEP=1)
であるかが判定され、完了直後であれば後述するステッ
プS30に進み、完了直後でないならば、ステップ82
Bにて完了直後であることを示すAFEF=1が設定さ
れ、次ll− のステップS29に進む。ステップS29は測光値Bv
をマイクロコンピュータCOMに取り込むサブルーチン
であり、オートフォーカス完了直後まではこのルーチン
より常に測光出力がマイクロコンピュータCOMに取り
込まれるが、完了後はオートフォーカス完了直後の値が
メモリーされ測光出力は取り込まれなくなる。但し、レ
リーズボタンが離されスイッチSWlがオフになり、A
FE=1となれば再び測光出力が取り込まれるようにな
る。ステップS29におけるサブルーンを第11図に示
す。
まず、ステップ8291にてnの値り月に設定され、ス
テップ5292にてnの値が端子P4上の信号5WCC
1,5WCC2にて設定される。これによりスイッチコ
ントローラSWCは次の表1で示すようにnの値に対応
して各スイッチSWCt−swcaが切り換えられ、所
定の測光用素子SPC1〜5PC3が選択される。
表1゜ ステップ5293にてA/D変換器を始動させる信号(
ADSTR=1)が設定され、所定の測光用素子5PC
I−8PC3の測光出力はA/D変換されてマイクロコ
ンピュータCOMの端子P。に入力される。その後、ス
テップ5294でA/D変換が完了(ADE=1)した
かが判定され、完了したならば、ステップ5295にて
、端子P。上の信号はレジスタBVn(n=1)に取り
込まれる。
ステップ5296でnの値が更新され、ステップ529
7における判定によりnの値が4になるまで上記動作が
繰り返される。従って、各レジスタBVI〜BV4には
、それぞれ測光用素子5PCI、5PC2,5PC3,
5PC1+5PC2+SPO2の測光出力に対応した信
号が格納される。
そして、ステップ5298及び5299にて5PCI、
5PC2と5PC3及び5PCI +5Pc2+5PC
3との面積比による測光出力の差を補正し、レジスタI
’3V3及びBY4の値が補正される。例えば5PCI
 、!:5PC3と゛の面積比が1対8のとき5PC3
の測光出力は3段分減少され、SPCIと5PCI+5
PC2+5PC3との面積比がl対lOの場合には5P
CI +5PC2+5PC3の測光出力は3.3段分減
少される。
再び、第9図−■に戻り、ステップ830〜S32にて
絞り値AVo、AVmax及びフィルム感度Svが取り
込まれる。ステップS33にて、フラッシュ装置PLか
らの充電完了信号r(DYが判定され、充電が完了(R
DY=1)した場合には後述するフラッシュモードの演
算ステップへ進み、充電が未完了であればステップS3
4以降の自然光演算ステップに進む。
ステップ834〜836にて、中心部の測光用素子5P
CI、5PC2のうち、暗い方の測光用素子の出力がR
Vaとして選出され、次に第9図−■で示すステップS
37でその測光値BVaが所定値Eよりも大きいかが判
定され、小さい場合にはステップ838にて別の所定値
りよりも小さいかが判定され、小さい場合には、ステッ
プs39で測光値として各測光素子の平均測光値である
BY4が採用される。このように a)中心部における測光値が一定値よりも小さく暗い場
合、平均測定光値を採用 b)上記以外の場合には中心部を2分割した測光値のう
ち暗い方の測光値を採用 されるようにしたので、被写体の輝度が低い場合、測光
素子の面積が小さいこともあって出力電流が微小となり
、これにより測光回路のリニアリティが保証されず測光
誤差が生じるといった問題点がなくなり、又、測光素子
が被写体である人物の服を測光していても、その服の反
射率にかかわらず常に適正に測光露出され得る。
一方、D<BVa<Eであれば、更に、ステップ940
〜S43にて測光値BVaが周辺測光用素子5PC3の
測光値BV3と比較され、その輝度差が一定値よりも大
きい場合にステップ844〜S46にてその比較値に従
って測光値BVaが最適値となるように補正されるよう
になっている。
即ち、1 < 1BVa−BY 3 l< 3テあれば
ステップS45にて補正され、又、1BVa−BY3 
l>3のときはBVaとBY3との大小に応じてステッ
プS44またはS46にてBVa値が補正される。
これにより、逆光時で被写体と周囲との輝度差が大きい
とき、被写体に対してのみ適正露出すれば背景等の従被
写体がとんでしまい不自然な写真が出来上がるといった
こともなくなる。
第6図は測光値BVとBVa−BY3の差に対応して設
定される測光モードを示しており、第7図はBVa−B
Y3の差に対応してなされるBV値の補正量を示してい
る。
次のステップS47にて露光値Evとして前記測光値B
Vaにフィルム感度SVが加算され、ステップ848に
て最短シャッター最小時間’rvt。
及び最小口径絞り値A V sawに対する最大露光値
E V maxが算出される。そしてステップS49.
S50にてシャッタ一時間TVと絞り値AVとが所定の
式に従って算出される。ステップS51にて算出された
絞り値AVが開放絞り値AVoよりも小口径であるかが
判定され、もし大口径であればステップS52.S53
にてシャッタ一時間TV及び絞り値AVが変更される。
次のステップS54は表示lのためのサブルーチンであ
り、そのルーチンを第12図に示す。
まず、ステップ5541にて表示器LCD上の日中モー
ド及びフラッシュモードを示す表示器1が消され、ステ
ップ5542にて上記測光値BVnが一定値りよりも小
さいとき、即ち、中心部における測光値が一定値よりも
小さくて暗い場合、ステップ5543にて平均測光露出
を示す表示、例えば一様に黒く表示される。一方、測光
値BVnが一定値りよりも大きいときはステップ554
4にて周辺部と測光値との輝度差が比較され、その輝度
差が一定値によりも小さいときはステップ5545にて
スポット測光露出を示す表示、例えば中央に黒丸が表示
され、前記輝度差が一定値によりも大きいときはステッ
プ8546にて逆光測光露出を示す表示、例えば中央に
黒丸が表示されたものとこの表示が反転したものとが交
互に表示される。この表示は第8図で示したファインダ
ー下部に設けられた表示器L CDに表示される。この
ように逆光状態を検知するために受光素子を特に設ける
ことなく各測光モードを事前に知ることができる。続い
てステップ5547でシャッタ一時間TV及び絞り値A
Vとが表示され、ステップS54におけるルーチンが終
了するとステップS80に進む。
一方、上記ステップS33にて充電が完了していればス
テップS60以降のフラッシュモードに進む。ステップ
S60.S61にて周辺部における測光値BV3と中心
部における測光値BVI。
nV2との差が共に一定値、例えば3よりも大きくない
ときは、ステップS62にてフラッシュ時における測光
値BVfとして周辺部の測光値BV3が採用される。一
方、その差が3よりも大きいとき、即ち逆光モードと判
定された場合、ステップS63もしくはステップ966
にて、フラッシュ時における測光値BVfとして、周辺
部の測光値BV3から前記周辺部と中心部との測光値の
差に応じた値、この実施例では測光値の差を3で割った
値が差し引かれた値を採用している。但し、ステップ5
64〜S65もしくはステップ867〜86Bで示した
ように、フラッシュ時の測光値B■fが周辺部の測光値
BV3よりも露光値EVで3以上大きいときには、3を
その上限値としている。即ち、 a)周辺部が中心部よりかなり明かるいとき、周辺部に
対してやや過剰気味に露出し、露出不足となる中心部の
被写体に対してはフラッシュ光で補うようにする。(但
し、上限のEV値は3までとする) b)周辺部と中心部との明かるさにあまり差が無いとき
は周辺部及び被写体共に適正露出される。
これにより、逆光時で撮影した場合、周辺部はやや露出
過度に写り、目で見た場合のようにより自然な写真が仕
上がる。
次のステップS69にて露光値Evとして前記測光値B
Vfにフィルム感度Svが加算され、ステップS70に
て同調スピードTVxで適正となる絞り値AVが算出さ
れる。そして、ステップ571−974にて、算出され
た絞り値AVが最小口径絞り値AVIIlaXよりも小
口径又は、開放絞り値AVoよりも大口径であるかが判
定され、範囲外であれば最小口径絞り値A V max
または、開放絞り値AVoを採用する。つぎのステップ
S75は表示2のためのサブルーチンであり、そのルー
チンを第13図に示す。表示2は充電完了表示と日中シ
ンクロ表示に関するものであり、ステップ5751にて
前記表示器LCDに充電完了を示すための表示ケがなさ
れ、ステップ5752にて測光範囲を示す表示が消され
、そして、ステップ8753にてシャッタ一時間TV及
び絞り値AVが表示される。次のステップ5754でフ
ラッシュ時の測光値BVfが3よりも大きいとき、ステ
ラブ5755にて日中シンクロの表示カフがなされ、小
さいときはステップ8756に進み、日中のシンクロ表
示:ケはなされない。ステップS75におけるルーチン
が終了するとステップS80に進む。
第9図−■のステップS80にてオートフォーカス完了
直後(AFEF=1)であるかが判定され、完了直後ま
ではステップ981にて焦点合致時からのずれであるデ
フォーカスDEFはOとされ、一方、オートフォーカス
完了直後は記述したようにレンズLEIは駆動されない
がステップS82にて測距演算がなされていて、オート
フォーカスコントローラAFCからマイクロコンピュー
タCOMの端子PtにデフォーカスDEFの値が逐次取
り込まれる。これは後述するようにデフォーカス量の大
小に応じてフラッシュ装置の調光量を増減するためのも
のである。ステップS83では■NT=1即ち、スイッ
チSWlがオンにされているかが判定され、スイッチS
WlがオンであればステップS84.S85にてマイク
ロコンピュータ00M内のタイマーは停止してプリセッ
ト状態となっているが、スイッチSWIがオフになれば
ステップ886にてタイマーが始動するようになってい
て、レリーズボタンが離されてもタイマーにより設定さ
れた一定時間内は電源がホールドされるようになってい
る。この一定時間内に再びスイッチSWlがオンになら
なければタイマー割り込みによりリセットのルーチンで
あるステップS10に戻りスタンバイ状態となる。次の
ステップS87ではフィルム巻き」二げ完了でオフする
スイッチSW4の状態が判定され、オフになればステッ
プ88BにてINT2の割り込みが許可され、第9図−
■のステップS22に戻る。 次に、レリーズボタンの
押動の第2段階でスイッチSW2がオンになると、IN
T2の割り込みが発生して第14図で示したINT2の
ルーチンの処理がなされる。
ステップ5100でINT2の割り込みを禁止し、ステ
ップ5101,5102,5103で1幕及び2幕制御
マグネットMg2.Mg3と絞り制御マグネットMg4
とがオンされる(I CMG= 1.2 CMG=1 
、FMg=1)。ステップ5104にてフラッシュ調光
量DASVがまずフィルム感度SVによって設定され、
次のステップ5105〜5t08にてデフォーカスDE
F量の値に対応して補正されるようになっていて、デフ
ォーカス量が一定値dより大きいとき即ちフォーカスロ
ックした焦点合致時の距離よりもレリーズ時における画
面中央の従被写体が遠方にあるときはDASVを十lし
、逆にデフォーカス量が−dよりも小さく画面中央の従
被写体が近くにあるときにはDASVを−1する。この
ように、 a)−d<DEF<d  のときは通常調光b)DEF
>d   のとき不足気味に調光c)DEF<−d  
のとき過剰気味に調光されるようになっている。これは
、TTL調光型のフラッシュ装置においては、カメラ本
体内の測光地図の関係で画面の周辺部に被写体があり中
央部が抜けているようなときでは画面中央部からの反射
光が少ないので全体としてやや過剰気味に露出され、逆
に画面中央部に主被写体よりも近くに    。
従被写体がある場合には露出不足となる。これは外光型
のフラッシュ装置でもフラッシュ装置側の測光地図や配
光ムラにより起こり得る。そこで上述したように補正す
ることにより、主被写体がレリーズ時に画面中央からは
ずれていても、主被写体は、画面中央部に位置する従被
写体の遠近にかかわらず常に適正露出される。尚、この
不足および過剰の程度はdの大きさに応じて設定しても
よい。ステップ5109にて前記調光量DASVは端子
P3を介して出力され、D/A変換器にてアナログ信号
に変換される。ステップ8110にて信号AFS=1と
してオートフォーカスコントローラAFCが停止され、
ステップ5illにて信号ADSTR=OとしてA/D
変換器が停止される。そしてステップSt 12にて信
号RMg=1としてレリーズマグネットMglがオンと
なりレリーズする。ステップ8113にて5 m5ec
待機したのちステップ5114で信号RMg=Oとして
レリーズマグネットMglはオフされる。ステップ51
15にて開放絞り値AVoから前記絞り値AVに絞り込
むための絞り込み段数AVrが求められ、そして、ステ
ップ8116にて前記絞り込み段数Avrがイベントカ
ウンタにセットされ、ステップ8117にてイベントカ
ウントがスタートする。即ち、信号FMg=1として絞
り制御マグネットMg4のオンにより開放から絞り込ま
れると、これに対応して出力されるパルス出力回路FP
からのパルスがカウントされる。所定の絞り込み段数A
Vrがカウントされるとイベントカウントのための割り
込みがかかる。第15図はその割り込みルーチンを示し
ていて、ステップ5l181にて信号FMg=0として
絞り制御マグネッ)Mg4がオフにされ、所定の絞り値
AVにセットされる。メインルーチンはステップ511
7の後にステップ5119にて50m5ec待機したの
ち、ステップ5120にて信号INTS=1とする。
これにより、AND回路は能動状態となる。スイッチS
WXが接点aに切替わった時点で積分器INTEはスタ
ートする。ステップ5121にて信号ICMg=Oとし
て1幕制御マグネットMg2をオフすることにより保持
されていた1幕シヤツターが動作する。ステップ812
2にてシャッター開放時間SSがカウントされ、所定の
時間になればステップ5123にて信号2CMg=0と
して2幕制御マグネットMg3をオフすることにより保
持されていた2幕シヤツターが動作して露光が完了する
。その後、ステップ5124にてフィルム巻き上げ完了
でオフになっていたスイッチSW4が2幕シヤツタ一走
行完でオンになると、ステップ5125に進み、50m
5ec待機したのちステップ5126で信号INTS=
Oとして前記lNTlのルーチンに戻る。
尚、中央部の測光用素子を2個設ける代わりに1個にし
てもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、日中のシンクロモー
ドでの撮影において主被写体周囲の背景等に対してやや
過剰気味に露出し、主被写体に対してはフラッシュ光で
適正露出するようにしたの゛    で、逆光時の撮影
らしくコントラストの豊かな写真が仕上がる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はこの発明の1実施例における測
光時および露出時の光学系断面図、第2図は第1図にお
ける測光素子の拡大図、第3図(A)、(B)は第2図
における測光素子により実際に被写体を測光するときの
説明図、第4図はこの発明の1実施例に適用される制御
部のブロック図、第5図は第4図におけるオートフォー
カスの動作を示すタイムチャート、第6図は測光値と測
光値差に対する測光モードを示す図、第7図は第6図で
なされる補正を示す図、第8図は第4図における表示器
の表示の一例を示す図、第9図−I、TIないし第15
図は第4図におけるマイクロコンピュータの動作を示す
フローチャートである。 COD・・・撮像素子、5PCB・・・フラッシュ調光
用受光素子、5PCA・・・自然光測光用素子、COM
・・・マイクロコンピュータ、R1・・・抵抗、C1・
・・コンデンサー、E・・・電池、Tr・・・トランジ
スタ、SWI 、SW2.SW4・・・スイッチ、Mg
l〜Mg4・・・マグネット、L CD・・・表示器、
5pct−spC3・・・測光用素子、5WCI−8W
C3・・・スイッチ、OPI〜OP3・・・演算増幅器
、Dd・・・ダイオード、FP・・・パルス出力回路、
swc・・・スイッチコントローラ、ADD・・・加算
器、INTE・・・積分器、C・・・比較器、AFc・
・・オートフォーカスコントローラ、AFM・・・オー
トフォーカス用モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)閃光発光装置からの信号で閃光発光モードに切換
    わるカメラにおいて、撮影画面中央部を測光する中央部
    測光手段と、撮影画面周辺部を測光する周辺部測光手段
    と、前記周辺部測光手段による測光出力と中央部測光手
    段による測光出力との差を演算する演算手段とを備え、
    閃光発光による撮影時に上記演算手段による差信号に応
    じて露出量を補正することを特徴とする分割測光式カメ
    ラ。
JP60200277A 1985-09-09 1985-09-09 分割測光式カメラ Expired - Lifetime JPH077171B2 (ja)

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US06/905,160 US4690536A (en) 1985-09-09 1986-09-09 Exposure control device for a camera in flash photography
US07/298,128 US4937610A (en) 1985-09-09 1989-01-17 Exposure control device for a camera
US07/524,909 US5017957A (en) 1985-09-09 1990-05-18 Exposure control device for a camera
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