JPS6258228A - カメラの露出制御装置 - Google Patents

カメラの露出制御装置

Info

Publication number
JPS6258228A
JPS6258228A JP60200279A JP20027985A JPS6258228A JP S6258228 A JPS6258228 A JP S6258228A JP 60200279 A JP60200279 A JP 60200279A JP 20027985 A JP20027985 A JP 20027985A JP S6258228 A JPS6258228 A JP S6258228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photometric
value
exposure
face
clothes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60200279A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nakai
政昭 中井
Shuji Izumi
泉 修二
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Toshio Yamaki
敏生 山木
Hiroshi Mukai
弘 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP60200279A priority Critical patent/JPS6258228A/ja
Priority to US06/905,267 priority patent/US4821074A/en
Priority to US06/905,160 priority patent/US4690536A/en
Publication of JPS6258228A publication Critical patent/JPS6258228A/ja
Priority to US07/298,128 priority patent/US4937610A/en
Priority to US07/524,909 priority patent/US5017957A/en
Priority to US08/120,227 priority patent/US5311244A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明ば分割測光して露出を決めるカメラの制御装置
に関する。
[従来技術とその問題点] 自動焦点調整装置いわゆるオートフォーカスを備えたカ
メラにおいてはファインダー中央部にオートフォーカス
のためのゾーンマークがもうけられていて、撮影対象と
なる被写体にこのゾーンマークを合わせてオートフォー
カスを行うとともに、このゾーンマークで測光して自動
露出のための制御を行なうのが一般である。このような
機構のカメラでは焦点調整のために被写体を画面中央部
に位置させる必要があり、この状態でシャッターボタン
を押せば、画面上半分に不要なものが多く写り、構図上
好ましくない場合がある。従ってこのような場合には、
まず、被写体である人の顔でオートフォーカスを行なっ
てオートフォーカスロックした後に、構図を変更して撮
像していたが、速度写性に欠け、又、この操作を忘れて
しまい構図を決めたものの被写体以外の箇所に焦点調整
されてしまいピンボケの写真となってしまう恐れがある
。そこで被写体が人物の場合には顔よりも下の部分の衣
服で焦点調整及び露出調整を行うようにすれば好ましい
構図が得られるが衣服の反射率によって露出レベルが変
化し、顔に対しては適正露出されないといった問題点が
あった。
[発明の目的コ この発明は」二連した問題点をなくすためになされたも
のであり、被写体である人物のどの部分に焦点調整を行
なっても人物の顔に対して適正露出が可能なカメラの露
出制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] この発明のカメラの露出制御装置は、ファインダー画面
の中央部に自動焦点調節のための測距ゾーンが設けられ
たカメラにおいて、前記測距ゾーンを含む画面中央部を
測光する第1の測光手段と、前記第1の測光手段による
測光ゾーンの上部を測光する第2の測光手段と、上記第
1及び第2の測光手段による測光出力のうち低輝度側の
測光出力を選ぶ選択手段と、前記選択手段による測光出
力の信号に基づいて露出制御を行う手段とを備えたこと
を特徴とする。
[実施例] 第1図(A)、(B)はこの発明が適用される分割測光
式カメラにおける光学系の1実施例を示している。
第1図(A)は露出前の状態を示していて、第1図(B
)は露出時の状態を示めしている。
LEIは被写体レンズであり、このレンズLEI後方に
、一端側を支点とした回動可能なノ\−フミラーMHI
が所定の角度で設けられている。更に、ハーフミラ−M
HIの後方に露出時に開放されるシャッターS)Iとフ
ィルムFLMが設けられる。
PLはハーフミラ−MHI上方に設けられたプリズムで
あり、このプリズムPL後方にはファインダーFIが設
けられ、このファインダーFlにも補助のハーフミラ−
MR2が設けられている。5PCAは自然光測光用素子
であり、レンズLE2を介してハーフミラ−MR2から
の反射光が入射される。又、ハーフミラ−MHI直後に
測光用のサブミラーSMが設けられていて、このサブミ
ラーSMは前記ハーフミラ−MHIの回動に伴って〜3
− 同様に回動するようになっている。サブミラー8M下方
にはオートフォーカス(AP)用の撮像素子であるCO
Dが設けられるとともに、露出時にフィルムFLMから
の反射光を測光するためのフラッシュ調光用受光素子5
PCBが所定の位置に設けられる6AF’MはレンズL
EIを前後に動作させるオートフォーカス用のモータで
ある。
第2図は上記自然光測光用素子5PCAの構成を示すも
のであり、中央部に上下して位置する5PCI、5PC
2と周辺部に位置する5PC3とからなっている。この
第2図は又、ファインダーFlを覗いた場合の構図に対
応してえかかれていて、AFZはオートフォーカスの対
象となる位置を示すオートフォーカスゾーンのマークで
ある。
本願のようにオートフォーカスにより焦点が合致した後
にオートフォーカスゾーンに位置する受光素子による自
動露出のための分割測光を行う場合、オートフォーカス
ゾーンが人物の顔に合っているときは適正に測光される
が、人物の服に合っている場合には、このときの服の反
射率によって主被写体である顔の部分にたいして露出が
過不足することがある。そこでこの実施例では既述した
ように部分測光用として二つの自然光測光用素子5PC
I、5PC2をそなえていて、この二つの測光素子のう
ち受光量の少ない方の測光素子で露出を決定している。
即ち、第3図(A)で示すように測光素子5PC2が人
物の顔を測光していて、測光素子5PCIが被写体より
も一般に明るい背景を測光している場合、受光量の少な
い測光素子5PC2が採用されるので被写体の顔に対し
て適正露出される。又、第3図(B)で示すように測光
素子5PCIが人物の顔を測光していて、測光素子5P
C2が被写体の服を測光している場合、このとき、服が
白っぽく反射率が顔の部分における反射率よりも高いと
き、測光素子は受光量の少ない5pctが採用されるの
で被写体の顔に対して適正露出される。一方、服が黒っ
ぽく反射率が顔の部分における反射率よりも低いとき、
逆に測光素子は5PC2が採用され、輝度の低い服に対
して露出されるので人物の顔に対しては露出過多となっ
てしまうが、一般にネガフィルムは露出過多に対しては
十分に広い許容度を有しているので不都合なく撮影可能
である。
第4図は本願実施例に用いられる制御回路のブロック図
を示している。
COMはCPU(中央処理装置)等から構成されたマイ
クロコンピュータであり、Eは制御用の電池であり、こ
の電池Eに接続された抵抗R1及びコンデンサーCIは
、電池Eの装着時にマイクロコンピュータCOMをリセ
ットさせるためのパワーオンリセット用のものである。
Trは周辺各回路への給電用のトランジスタである。レ
リーズボタンの押動の第1段階でスイッチSWlはオン
になり、後述する測光とオートフォーカス用のトリガー
が動作し、第2段階でスイッチSW2はオンになりレリ
ーズスタート用のトリガーが動作する。
AVo、AVmaxはレンズLEIよりの情報であり、
開放絞り値及び最大絞値(最小口径絞り値)を示し、S
vはフィルム感度の設定情報である。Mgl。
Mg2.Mg3.Mg4はそれぞれ、レリーズマグネッ
ト、1幕制御マグネツト、2幕制御マグネット1絞り制
御マグネットであり、LCr)は各種情報を表示する表
示器である。5PCI−9PC3は既述した自然光測光
用素子であり、この測光用素子5Pct−8PC3の出
力はスイッチ5WCI−8WC3により選択され、演算
増幅器opt及びダイオードD d lからなる対数圧
縮回路で圧縮されたのち、演算増幅器OP2によりレベ
ルシフトされ、そして、A/D変換器を介してマイクロ
コンピュータCOMに人力される。FPはパルス出力回
路であり、開放状態からの絞り込み段数に対応してパル
スが出力され、そのパルス数はマイクロコンピュータC
OMにてカウントされる。SWCは、マイクロコンピュ
ータCOMの指令によりスイッチ5WC1−8WC3を
選択するスイッチコントローラである。露出時フィルム
面からの反射光を測光するフラッシュ調光用受光素子5
PCBの出力は演算増幅器OP3及びダイオードD d
 tからなる対数圧縮回路を介して加算器ADDの一方
の入力端子に入力され、他の一方の入力端子にはマイク
ロコンピユータCOMからの所定の信号がD/A変換器
を介して入力される。加算器ADDで加算された信号は
積分器INTEにて積分され、その積分値は比較器Cに
て比較される。比較信号である積分値が基準電圧V r
efを上回ったときに比較器Cよりフラッシュ装置PL
に発光を停止させる信号が送出される。積分器INTE
による積分は、マイクロコンピュータCOMの信号IN
TSと、フラッシュ装置PL)リガー用のX接点SWX
のa側への接点移行にともなって発生する接点すにおけ
る電圧とがAND条件を満たしたとき、AND回路から
の信号により開始する。画面中央のオートフォーカスゾ
ーン内の被写体はオートフォーカス用撮像素子CCDに
より検知され、その検知信号はインターフェイスIFを
介してオートフォーカスコントローラAF’Cに入力さ
れる。このオートフォーカスコントローラAFCにおい
て、マイクロコンピュータCOMからのオートフォーカ
ス開始信号AFSに従ってオートフォーカス用モータA
FMが駆動されレンズLE1の進退によりオートフォー
カスゾーン内の被写体がベストフォーカスされると、オ
ートフォーカス用モータAFMが停止されるとともにオ
ートフォーカス終了の信号AFEがマイクロコンピュー
タCOMに送出される。このように本実施例では、ワン
ショットのオートフォーカスを構成していて、第5図に
その動作のタイムチャートを示す。このタイムチャート
では、スイッチSWI、信号AF’S等は0”のときア
クティブとなっている。オートフォーカスが終了した後
もスイッチSWlがオンとなっているときは、レンズL
EIはロックされるが、オートフォーカスコントローラ
AFCは測距演算のみを行いその測距結果は信号線PI
を介してマイクロコンピュータCOMに入力される。再
びオートフォーカスを始動させるには一旦スイッチsw
lをオフにして再度オンにする。スイッチSWIがオフ
のときAFS=1.AFE=0となり初期状態に復帰さ
れる。
次に、実際の動作をフローチャートにより説明する。
まず、電池Eが装着されると、既述したようにパワーオ
ンリセットがかり、第1O図にそのリセットのルーチン
を示す。
ステップ910にてマイクロコンピュータCOMの各出
力ボートが初期化され、ステップSllにて、オートフ
ォーカスの完了直後でない(AFEF=0)ことが設定
される。そして、ステップS12にてINT2の割り込
みが禁止され、ステップS I 3にてlNTlの割り
込みが許可され、ステップS14でスタンバイ状態にな
り、マイクロコンピュータCOMは割り込みがかかるま
でその動作は停止する。
その後、スイッチSWIがオンになると、記述したよう
にマイクロコンピュータCOMにlNTlの割り込みが
かかり、第9図−1,IIで示すルーチンの処理がなさ
れる。
ステップS20にて信号PWC=0とすることにより、
トランジスタTrを介して各周辺回路に電源が供給され
たのち、ステップS21で表示器LCDの表示内容がク
リアーされる。次に、ステップ822でスイッチSWI
の状態が判定され、オンであればステップS23にて、
信号AFS=0とすることにより、オートフォーカスコ
ントローラAFCが動作してオートフォーカスがスター
トする。一方、スイッチSWIがオフであれば、ステッ
プS24でオートフォーカスの完了直後でない(AFE
F=0)ことが設定され、ステップS25にて信号AF
S=1としてオートフォーカスを停止させる。これは後
述するように、この実施例においてはスイッチSWIの
オフ後もマイクロコンピュータCOMは一定時間作動し
ているがこの間、オートフォーカスを停止させるためで
ある。
そしてステップ826にてオートフォーカスが終了(A
F’E=1)t、たかが判定され、終了していない場合
は後述するステップS29に進み、終了した場合はステ
ップS27にてオートフォーカス完了直後(AFEF=
1)であるかが判定され、完了直後であれば後述するス
テップS30に進み、完了直後でないならば、ステップ
82Bにて完了直後であることを示すAFEF=1が設
定され、次のステップS29に進む。ステップS29は
測光値BvをマイクロコンピュータCOMに取り込むサ
ブルーチンであり、オートフォーカス完了直後まではこ
のルーチンより常に測光出力がマイクロコンピュータC
OMに取り込まれるが、完了後はオートフォーカス完了
直後の値がメモリーされ測光出力は取り込まれなくなる
。但し、レリーズボタンが離されスイッチSWIがオフ
になり、AFE=1となれば再び測光出力が取り込まれ
るようになる。ステップS29におけるザブルーンを第
11図に示す。
まず、ステップS291にてnの値が1に設定され、ス
テップ5292にてnの値が端子P4上の信号5WCC
I、5WCC2にて設定される。これによりスイッチコ
ントローラSWCは次の表1で示すようにnの値に対応
して各スイッチ5WC1−8WC3が切り換えられ、所
定の測光用素子5PCI−8PC3が選択される。
表1゜ ステップ5293にてA/D変換器を始動させる信号(
ADSTR=1)が設定され、所定の測光用素子5pc
t〜5PC3の測光出力はA/D変換されてマイクロコ
ンピュータCOMの端子P。に入力される。その後、ス
テップ5294でA/D変換が完了(ADE=1)した
かが判定され、完了したならば、ステップ5295にて
、端子P。上の信号はレジスタBVn(n=1)に取り
込まれる。
ステップ5296でnの値が更新され、ステップ529
7における判定によりnの値が4になるまで上記動作が
繰り返される。従って、各レジスタBVI−BV4には
、それぞれ測光用素子5pc1.5pc2,5PC3,
5PC1+5PC2+SPO2の測光出力に対応した信
号が格納される。
そして、ステップ5298及び5299にて5PCI、
5PC2と5pca及び5PC1+5pc2+5PC3
との面積比による測光出力の差を補正し、レジスタII
V3及びBV4の値が補正される。例えば5PCIと5
PC3との面積比が1対8のとき5PC3の測光出力は
3段分減少され、5PCIとSPCI +5PC2+5
PCBとの面積比がl対lOの場合には5PCI +5
PC2+5PC3の測光出力は3.3段分減少される。
再び、第9図−Iに戻り、ステップ830〜S32にて
絞り値A V o、 A V max及びフィルム感度
S■が取り込まれる。ステップS33にて、フラッシュ
装置FLからの充電完了信号r(DYが判定され、充電
が完了(RDY=I)L、た場合には後述するフラッシ
ュモードの演算ステップへ進み、充電が未完了であれば
ステップS34以降の自然光演算ステップに進む。
ステップ934〜83Bにて、中心部の測光用素子5P
CI、5PC2のうち、暗い方の測光用素子の出力がB
Vaとして選出され、次に第9図−■で示すステップS
37でその測光値BVaが所定値Eよりも大きいかが判
定され、小さい場合にはステップS38にて別の所定値
りよりも小さいかが判定され、小さい場合には、ステッ
プS39で測光値として各測光素子の平均測光値である
BV4が採用される。このように a)中心部における測光値が一定値よりも小さく暗い場
合、平均測定光値を採用 b)上記以外の場合には中心部を2分割した測光値のう
ち暗い方の測光値を採用 されるようにしたので、被写体の輝度が低い場合、測光
素子の面積が小さいこともあって出力電流が微小となり
、これにより測光回路のリニアリティが保証されず測光
誤差が生じるといった問題点がなくなり、又、測光素子
が被写体である人物の服を測光していても、その服の反
射率にかかわらず常に適正に測光露出され得る。
一方、D<BVa<Eであれば、更に、ステップ840
〜S43にて測光値BVaが周辺測光用素子5PC3の
測光値BV3と比較され、その輝度差が一定値よりも大
きい場合にステップ844〜946にてその比較値に従
って測光値BVaが最適値となるように補正されるよう
になっている。
即ち、1 < 1BVa−BV 3 l< 3であれば
ステップS45にて補正され、又、1BVa−BV3 
l>3のときはBVaとBV3との大小に応じてステッ
プS44または846にてBVa値が補正される。
これにより、逆光時で被写体と周囲との輝度差が大きい
とき、被写体に対してのみ適正露出すれば背景等の従被
写体がとんでしまい不自然な写真が出来上がるといった
こともなくなる。
第6図は測光値BVとBVa−BV9の差に対応して設
定される測光モードを示しており、第7図はBVa−B
V3の差に対応してなされるBV値の補正量を示してい
る。
次のステップS47にて露光値Evとして前記測光値B
Vaにフィルム感度Svが加算され、ステップ848に
て最短シャッター最小時間T V l。
及び最小口径絞り値A V ll1axに対する最大露
光値E V maxが算出される。そしてステップS4
9.S50にてシャッタ一時間TVと絞り値AVとが所
定の式に従って算出される。ステップS51にて算出さ
れた絞り値AVが開放絞り値AVoよりも小口径である
かが判定され、もし大口径であればステップS52.S
53にてシャッタ一時間TV及び絞り値AVが変更され
る。
次のステップS54は表示lのためのサブルーチンであ
り、そのルーチンを第12図に示す。
まず、ステップ5541にて表示器LCD上の日中モー
ド及びフラッシュモードを示す表示ヤクをが消され、ス
テップ5542にて上記測光値BVnが一定値りよりも
小さいとき、即ち、中心部における測光値が一定値より
も小さくて暗い場合、ステップ5543にて平均測光露
出を示す表示、例えば一様に黒く表示される。一方、測
光値BVnが一定値りよりも大きいときはステップ55
44にて周辺部と測光値との輝度差が比較され、その輝
度差が一定値によりも小さいときはステップ5545に
てスポット測光露出を示す表示、例えば中央に黒丸が表
示され、前記輝度差が一定値によりも大きいときはステ
ップ8546にて逆光測光露出を示す表示、例えば中央
に黒丸が表示されたものとこの表示が反転したものとが
交互に表示される。この表示は第8図で示したファイン
ダー下部に設けられた表示器LCDに表示される。この
ように逆光状態を検知するために受光素子を特に設ける
ことなく各測光モードを事前に知ることができる。続い
てステップ5547でシャッタ一時間TV及び絞り値A
Vとが表示され、ステップS54におけるルーチンが終
了するとステップS80に進む。
一方、上記ステップ833にて充電が完了していればス
テップS60以降のフラッシュモードに進む。ステップ
S60.S61にて周辺部における測光値BV3と中心
部における測光値BVI。
BV2との差が共に一定値、例えば3よりも大きくない
ときは、ステップS62にてフラッシュ時における測光
値BVfとして周辺部の測光値BV3が採用される。一
方、その差が3よりも大きいとき、即ち逆光モードと判
定された場合、ステップS63もしくはステップ866
にて、フラッシュ時における測光値BVrとして、周辺
部の測光値BV3から前記周辺部と中心部との測光値の
差に応じた値、この実施例では測光値の差を3で割った
値が差し引かれた値を採用している。但し、ステップ8
64〜S65もしくはステップ867〜86Bで示した
ように、フラッシュ時の測光値BVfが周辺部の測光値
BV3よりも露光値E■で3以上大きいときには、3を
その上限値としている。即ち、 a)周辺部が中心部よりかなり明かるいとき、周辺部に
対してやや過剰気味に露出し、露出不足となる中心部の
被写体に対してはフラッシュ光で補うようにする。(但
し、上限のEV値は3までとする) b)周辺部と中心部との明かるさにあまり差が無いとき
は周辺部及び被写体共に適正露出される。
これにより、逆光時で撮影した場合、周辺部はやや露出
過度に写り、目で見た場合のようにより自然な写真が仕
上がる。
次のステップS69にて露光値EVとして前記測光値B
Vfにフィルム感度SVが加算され、ステップ870に
て同調スピードTVxで適正となる絞り値AVが算出さ
れる。そして、ステップ871〜S74にて、算出され
た絞り値AVが最小口径絞り値AVa+axよりも小口
径又は、開放絞り値AVoよりも大口径であるかが判定
され、範囲外であれば最小口径絞り値A V mayま
たは、開放絞り値AVoを採用する。つぎのステップ8
75は表示2のためのサブルーチンであり、そのルーチ
ンを第13図に示す。表示2は充電完了表示と日中シン
クロ表示に関するものであり、ステップ5751にて前
記表示器LCDに充電完了を示す 。
ための表示器がなされ、ステップ5752にて測光範囲
を示す表示が消され、そして、ステップ5753にてシ
ャッタ一時間TV及び絞り値AVが表示される。次のス
テップ5754でフラッシュ時の測光値BVfが3より
も大きいとき、ステラプ5755にて日中シンクロの表
示ヤミがなされ、小さいときはステップ8756に進み
、日中のシンクロ表示器はなされない。ステップS75
におけるルーチンが終了するとステップS80に進む。
第9図−■のステップS80にてオートフォーカス完了
直後(AFEF=1)であるかが判定され、完了直後ま
ではステップS81にて焦点合致時からのずれであるデ
フォーカスDEFは0とされ、一方、オートフォーカス
完了直後は記述したようにレンズLEIは駆動されない
がステップS82にて測距演算がなされていて、オート
フォーカスコントローラAFCからマイクロコンピュー
タCOMの端子P、にデフォーカスDEFの値が逐次取
り込まれる。これは後述するようにデフォーカス量の大
小に応じてフラッシュ装置の調光量を増減するためのも
のである。ステップ983では■NTπ1即ち、スイッ
チSWIがオンにされているかが判定され、スイッチS
WlがオンであればステップS84.S85にてマイク
ロコンピュータ00M内のタイマーは停止してプリセッ
ト状態となっているが、スイッチSWIがオフになれば
ステップ886にてタイマーが始動するようになってい
て、レリーズボタンが離されてもタイマーにより設定さ
れた一定時間内は電源がホールドされるようになってい
る。この一定時間内に再びスイッチSWIがオンになら
なければタイマー割り込みによりリセットのルーチンで
あるステップSIOに戻りスタンバイ状態となる。次の
ステップS87ではフィルム巻き上げ完了でオフするス
イッチSW4の状態が判定され、オフになればステップ
888にてINT2の割り込みが許可され、第9図−■
のステップS22に戻る。 次に、レリーズボタンの押
動の第2段階でスイッチSW2がオンになると、INT
2の割り込みが発生して第14図で示したINT2のル
ーチンの処理がなされる。
ステップ5100でINT2の割り込みを禁止し、ステ
ップ5101,5I02,5I03で1幕及び2幕制御
マグネットMg2.Mg3と絞り制御マグネットMg4
とがオンされる(I CMG= 1.2 CMG=1.
FMg=1)。ステップ8104にてフラッシュ調光量
DASVがまずフィルム感度Svによって設定され、次
のステップ6105〜8108にてデフォーカスDEF
量の値に対応して補正されるようになっていて、デフォ
ーカス量が一定値dより大きいとき即ちフォーカスロッ
クした焦点合致時の距離よりもレリーズ時における画面
中央の従被写体が遠方にあるときはDASVを+1し、
逆にデフォーカス量が−dよりも小さく画面中央の従被
写体が近くにあるときにはDASVを=1する。このよ
うに、 a)  −d<DEF<d  のときは通常調光b)D
EF>d   のとき不足気味に調光C)DEF〈−d
 のとき過剰気味に調光されるようになっている。これ
は、TTL調光型のフラッシュ装置においては、カメラ
本体内の測光地図の関係で画面の周辺部に被写体があり
中央部が抜けているようなときでは画面中央部からの反
射光が少ないので全体としてやや過剰気味に露出され、
逆に画面中央部に主被写体よりも近くに従被写体がある
場合には露出不足となる。これは外光型のフラッシュ装
置でもフラッシュ装置側の測光地図や配光ムラにより起
こり得る。そこで上述したように補正することにより、
主被写体がレリーズ時に画面中央からはずれていても、
主被写体は、画面中央部に位置する従被写体の遠近にか
かわらず常に適正露出される。尚、この不足および過剰
の程度はdの大きさに応じて設定してもよい。ステップ
8109にて前記調光量DASVは端子P3を介して出
力され、D/A変換器にてアナログ信号に変換される。
ステップSZOにて信号AFS=1としてオートフォー
カスコントローラAFCが停止され、ステップ5lll
にて信号ADSTR=OとしてA/D変換器が停止され
る。そしてステップ5112にて信号RMg=1として
レリーズマグネットMglがオンとなりレリーズする。
ステップSl 13にて5IIlsec待機したのちス
テップ5114で信号RMg=Oとしてレリーズマグネ
ットMglはオフされる。ステップ5115にて開放絞
り値AVoから前記絞り値AVに絞り込むための絞り込
み段数AVrが求められ、そして、ステップ8116に
て前記絞り込み段数AVrがイベントカウンタにセット
され、ステップ5117にてイベントカウントがスター
トする。即ち、信号FMg=1として絞り制御マグネッ
トMg4のオンにより開放から絞り込まれると、これに
対応して出力されるパルス出力回路FPからのパルスが
カウントされる。所定の絞り込み段数AVrがカウント
されるとイベントカウントのための割り込みがかかる。
第15図はその割り込みルーチンを示していて、ステッ
プ5l181にて信号FMg=0として絞り制御マグネ
ットMg4がオフにされ、所定の絞り値AVにセットさ
れる。メインルーチンはステップ5117の後にステッ
プ8119にて50m5ec待機したのち、ステップ9
120にて信号INTS=1とする。
これにより、AND回路は能動状態となる。スイッチS
WXが接点aに切替わった時点で積分器INTEはスタ
ートする。ステップ5121にて信号ICMg=0とし
て1幕制御マグネットMg2をオフすることにより保持
されていたl幕シャッターが動作する。ステップ512
2にてシャッター開放時間SSがカウントされ、所定の
時間になればステップ5123にて信号2CMg=0と
して2幕制御マグネットMg3をオフすることにより保
持されていた2幕シヤツターが動作して露光が完了する
。その後、ステップ5124にてフィルム巻き上げ完了
でオフになっていたスイッチSW4が2幕シヤツタ一走
行完でオンになると、ステップ5125に進み、50m
5ec待機したのちステップ5126で信号INTS=
0として前記lNTlのルーチンに戻る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、ファインダー中央部
に、オートフォーカスのための測距ゾーン部を測光する
第1の測光手段と、第1の測光手段上部の第2の測光手
段とを設け、前記二つの測光手段のうち低輝度の測光手
段の出力信号に基づいて露出制御するようにしたので構
図上、人物の衣服に対して焦点調整及び測光した場合で
も、衣服の反射率に関係なく人物の顔に対してほぼ適正
露出される。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はこの発明の1実施例における測
光時および露出時の光学系断面図、第2図は第1図にお
ける測光素子の拡大図、第3図(A)、(B)は第2図
における測光素子により実際に被写体を測光するときの
説明図、第4図はこの発明の1実施例に適用される制御
部のブロック図、第5図は第4図におけるオートフォー
カスの動作を示すタイムチャート、第6図は測光値と測
光値差に対する測光モードを示す図、第7図は第6図で
なされる補正を示す図、第8図は第4図における表示器
の表示の一例を示す図、第9図−1,■ないし第15図
は第4図におけるマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャートである。 COD・・・撮像素子、5PCB・・・フラッシュ調光
用受光素子、5PCA・・・自然光測光用素子、COM
・・・マイクロコンピュータ、R1・・・抵抗、CI・
・・コンデンサー、E・・・電池、Tr・・・トランジ
スタ、8WI 、SW2.SW4・・・スイッチ、Mg
 l −Mg4・・・マグネット、L CD・・・表示
器、5PCI〜5PC3・・・測光用素子、swc l
−8WC3・・・スイッチ、OPI〜OP3・・・演算
増幅器、Dd・・・ダイオード、FP・・・パルス出力
回路、SWC・・・スイッチコントローラ、ADD・・
・加算器、INTE・・・積分器、C・・・比較器、A
FC・・・オートフォーカスコントローラ、AFM・・
・オートフォーカス用モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファインダー画面の中央部に自動焦点調節のため
    の測距ゾーンが設けられたカメラにおいて、前記測距ゾ
    ーンを含む画面中央部を測光する第1の測光手段と、前
    記第1の測光手段による測光ゾーンの上部を測光する第
    2の測光手段と、上記第1及び第2の測光手段による測
    光出力のうち低輝度側の測光出力を選ぶ選択手段と、前
    記選択手段による測光出力の信号に基づいて露出制御を
    行う手段とを備えたことを特徴とするカメラの露出制御
    装置。
JP60200279A 1985-09-09 1985-09-09 カメラの露出制御装置 Pending JPS6258228A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60200279A JPS6258228A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 カメラの露出制御装置
US06/905,267 US4821074A (en) 1985-09-09 1986-09-09 Exposure control device for a camera
US06/905,160 US4690536A (en) 1985-09-09 1986-09-09 Exposure control device for a camera in flash photography
US07/298,128 US4937610A (en) 1985-09-09 1989-01-17 Exposure control device for a camera
US07/524,909 US5017957A (en) 1985-09-09 1990-05-18 Exposure control device for a camera
US08/120,227 US5311244A (en) 1985-09-09 1993-09-14 Exposure control device for a camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60200279A JPS6258228A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 カメラの露出制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6258228A true JPS6258228A (ja) 1987-03-13

Family

ID=16421671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60200279A Pending JPS6258228A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 カメラの露出制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6258228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5023656A (en) * 1989-04-20 1991-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic printing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5023656A (en) * 1989-04-20 1991-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic printing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4821074A (en) Exposure control device for a camera
JPH04257830A (ja) カメラの閃光調光制御装置
US6363221B1 (en) Flash photography system with preliminary and main emission
JPS6258229A (ja) 分割測光式カメラ
JPH11288024A (ja) カメラシステムおよび閃光撮影システム
JPS62160428A (ja) 閃光用測光装置
JPS6258228A (ja) カメラの露出制御装置
US5748996A (en) Device and method for sensing brightness
JPS6258232A (ja) フラツシユ発光量制御装置
US4937610A (en) Exposure control device for a camera
JPS6258230A (ja) カメラの測光モ−ド表示装置
JP3548264B2 (ja) カメラ
JPS6259937A (ja) 自動焦点調整装置付きカメラの露出制御装置
GB2258317A (en) Exposure control apparatus of camera
JPH0943670A (ja) カメラシステム
JPS62203140A (ja) カメラ
GB2409532A (en) Photometry at full-aperture and stop-down positions
US5017957A (en) Exposure control device for a camera
JPH09146151A (ja) ストロボ調光装置
JPH035569B2 (ja)
JPS6173132A (ja) 補助光を用いた自動焦点調整を行なうカメラシステム
JPH077173B2 (ja) 露出演算装置
JPH0830837B2 (ja) カメラの露出制御装置
JPS61215537A (ja) 閃光調光装置
JPH0933992A (ja) ストロボ調光システム