JPS6257944A - 粗紡機の管替装置 - Google Patents

粗紡機の管替装置

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JPS6257944A
JPS6257944A JP19817585A JP19817585A JPS6257944A JP S6257944 A JPS6257944 A JP S6257944A JP 19817585 A JP19817585 A JP 19817585A JP 19817585 A JP19817585 A JP 19817585A JP S6257944 A JPS6257944 A JP S6257944A
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bobbin
tube
full
bar
peg
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Yoshinori Saruwatari
猿渡 義徳
Shigeki Sekiya
茂樹 関谷
Yoshio Kurachi
倉知 喜男
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Howa Machinery Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/04Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines
    • D01H9/046Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines for flyer type machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上部支持式フライヤを配備して成る粗紡機前
面に沿って移動停止自在の管替機を配設し、粗紡機上方
にボビンホイールに沿って移動可能に多数の管支持具を
有するボビン搬送具を備え。
管替機によりボビンホイールとこれに対応する管支持具
間で満、空ボビンを交換する粗紡機の管替装置に関する
ものである。
従来の技術 粗紡機の管替装置は、従来多くの提案がなされており、
例えば■特開昭58−98435号に開示のように、粗
紡機前面に沿ってコンベアベルトと自動管替機を夫々間
欠走行させ、コンベアベルトの実質的な1回の移動量を
自動管替機の移動量の2倍とし、コンベアベルトの反走
行方向側端から空ボビンを供給すると共に走行方向側端
から満ボビンを次工程へ搬出し、自動管替機はその走行
方向側にて粗紡機ボビンレール上の満ボビンをその上部
を持って取出すと共に、反走行方向側にてコンベアベル
ト上の空ボビンをその上部を持ってボビンレール上へ移
送するもの、■特開昭50−89642号に示されてい
るように、粗紡機の満ボビンをその上部を持って2錘ず
つ取出す、あるいは空ボビンをその上部を持って2錘ず
つ供給するための管支持機構を備えると共に、ボビンの
授受を行う管保留機構を備えたワゴン型式の管替装置本
体と、粗紡機に沿って上方に配設された管搬送機構とか
ら構成され、この管搬送機構には管ホルダが取付けられ
ていて、先ず、管ホルダに予め吊下げである空ボビンの
上部を管支持機構が持って下降し、この空ボビンを一担
管保留機構へ預け、次いで管支持機構が粗紡機ボビンレ
ール上の満ボビンを取出して上昇し、前記空ボビンが装
着されていた管搬送機構の管ホルダに取出した満ボビン
を装着し、更に管支持機構を移動させて前記管保留機構
に預けた空ボビンを、粗紡機のボビンレール上の前記満
ボビンを取出した位置へ供給するもの、などがある。
発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術のうち、■によればコンベアベルトに一
旦満ボビンを載せた後にコンベアベルトの走行方向側端
で次工程(つまり精紡工程)へ運搬する満管未収納車へ
満管糸搬出機で積替える必要がある。これらの収納車や
搬出機を、複数の粗紡機間を往来できるようにワゴン型
とした場合には、これらの収納車や搬出機そして管替機
を積載して粗紡機間を往来する台車の動きに干渉が生じ
ないように制御が複雑となる。更に収納車から精紡クリ
ールへ再度満ボビンを持上げる必要があるので、自動化
のためには満ボビンの持上げ装置も必要となり、設備が
大掛りとなる問題があった。
しかも、コンベアベルトが各粗紡機前面に沿設されてい
るため、粗紡機間の通路が狭くなるという問題があった
。また、■によれば、粗紡機上方の管搬送機構との間で
満、空ボビンを受渡す時に、ボビンの上部を持って行う
ような管支持機構を備えているので、この管支持機構は
管搬送機構の管ホルダのごく近くまで移動する必要があ
り、管替機自体の高さが、管搬送機構に吊下されたボビ
ンと管替機上部が上下方向において重合するようなもの
となっていた。そのため、管搬送機構と管替機の移動レ
ールの工場内レイアウトが平面的に重なる、あるいは交
差するというレイアウトをとることが困難で、工場内レ
イアウトに制限がある上に管替機自体の高さが比較的高
いので、管ホルダとのボビンの受渡動作が不安定になる
おそれがあった。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために、粗
紡機のボビンホイール列に沿って複数の管支持具を有す
るボビン搬送具を配設し、この粗紡機前面に沿って移動
停止自在に配設した管替機により、予め管支持具に吊下
げた空ボビンとボビンホイール上の満ボビンとを順次交
換するようにしてある粗紡機の管替装置において、前記
管替機は、管替時にボビンホイールと対応するペッグを
備えた満、空ボビン用のペッグバーを夫々備え、それら
のペッグバーは少くともボビンホイールとの間で満、空
ボビンの受渡しを行う下部受渡位置と、管支持具との間
で満、空ボビンの受渡しを行う上部受渡位置とに夫々昇
降装置によって昇降可能に装備し、更にこの管替機は、
ボビンホイール上の満ボビン上部を持ってその満ボビン
を下部受渡位置の満ボビン用ペッグバー上に取出し、か
つ、下部受渡位置の空ボビン用ペッグバー上の空ボビン
の上部を持ってその空ボビンをボビンホイール上へ供給
するように構成した受渡装置を具備していることを特徴
とするものである。
作用 前記手段によれば、管替時には下部受渡位置で受渡装置
により満ボビンの上部を持って満ボビン用ペッグバー上
へ満ボビンを載置して上昇させ管支持具に満ボビンを挿
着し、また、対応する管支持具に予め吊下された空ボビ
ンを上部受渡位置で空ボビン用ペッグバー上へ載置して
空ボビン用ペッグ(以下余白) バーを下降させて下部受渡位置において受渡装置により
前記満ボビンを取出した後のボビンホイール上へ管ボビ
ンを供給する。
実施例 第1〜3図において、1は粗紡機を示し、そのトップレ
ール2に前、後列に上部支持式フライヤ3・・が千鳥状
に吊持され、その上部支持式フライヤ3・・・は1スタ
ツフに4本ずつ一群としてその隣り合うピッチをPlに
保ち、また、この群相互で隣り合うフライヤ間のピッチ
をP2に保ち、前後間隔をLに設定されており、フライ
ヤ3・・・はトップレール2内に配備した駆動軸及び歯
車を介して高速回転される。これらのフライヤ3・・・
の下方にはボビンレール4が昇降可能に配備され、その
ボビンレール4には、フライヤ3・・・と同范1のボビ
ンホイール5a、5bが配置され、駆動軸と歯車を介し
て高速回転される。
次に管替装置について説明する。管替装置は、粗紡機1
の前面に沿って移動する管替機ADと、粗紡機1上方の
粗糸ボビンの搬送装置1ffcRとから構成される。先
ず、管替機ADについて説明する一管替機ADにおいて
、管替機本体6の底板7には車軸8と一体的な走行用車
軸9,9が走行方向の前後に一対、軸受10を介して回
動自在に支持され、一方の車#J8(第3図左側)には
従動用プーリ11が一体的に取付けられ、底板7上の走
行用モータ12の駆動用プーリ13との間にタイミング
ベルト14が懸回されている。夫々の走行用車軸9,9
は粗紡機1の前側床面に粗紡機1の長手方向全長に亘っ
て敷設した走行用レール15.15上に転動するように
載置されている。床面上には更に機台長手方向に沿って
ボビンホイール5a、5bの1スタツフの中心(以下、
粗紡機1の管替中心CLI、CL2・・・と記す)ごと
に近接体16が配設されている。一方、管替機本体6に
はその底板7上に後述の管替バーの第2.3番目の前、
後列用管替腕のピッチの中心に(以下、管替機1の管替
中心CLと記す)一致して前記近接体16を検出可能な
近接スイッチ17が取付けられ走行用モータ12が駆動
されると管替機ADが走行用レール15.15上を粗紡
機前面に沿って移動し、近接体16と近接スイッチ17
が対向すると所定の管替位置に停止されるようになって
いる。
次に管替機本体6の満ボビン用及び空ボビン用ペッグバ
ー18.19と夫々の昇降装置について説明する。満ボ
ビン用ペッグバー18は、ソノ上面に一列で、隣接する
ペッグ間隔が精紡クリールのボビンピッチPに設定され
たペッグ20・・・が1スタッフ分(4本)設けられ、
夫々のベツグ20は満ボビン用ペッグバー18上面に対
し上下方向に摺動可能で、かつ、上方へばね21により
付勢され1.抜は止めネジ22によりその上端が位置決
めされている。これは後述する空ボビン用ペッグバー1
9のペッグ20も同一構造である(第6図参照)。この
満ボビン用ペッグバー18はその左右両端にガイドブロ
ック23.23を固着し、このガイドブロック23.2
3は、管替機本体6の底板7から天板24に至る左右の
平行な2本のガイドバー25.25に上下動自在に嵌装
したスライドブロック26.26に上方へ向けて植設さ
れた第2のガイドバー27に上下摺動自在に嵌装されて
いる。左右のガイドブロック23.23の前面と、左右
のスライドブロック26.26の前面に夫々第1、第2
リンク材28.29の一端を上下動自在にピン連結し、
このガイドブロック23側のピン30の鉛直下方にスラ
イドブロック26側のピン31が位置されている。これ
らの第1−1第2リンク材28.29の他端はカムフォ
ロア32の支軸により回動可能にピン連結されている。
一方、管替機本体6の前記ガイドバー25.25の夫々
左右外側の側板33.33には前記カムフォロア32.
32と対向して第5図に示すように上方へ向ってせばま
るような斜面34aを有するカム板34.34が管替機
本体の上下方向はぼ全長に亘って装着されている。底板
7上には、側板33.33間に亘って管替機ADの走行
方向に沿って駆動軸35が回動自在に支承され、この駆
動軸35の前記ガイドバー25.25と側板33.33
間部分には駆動スプロケット36.36が固定されると
共に、駆動!it!135の一端は側板33よす更に走
行車輪側へ突出し、スプロケット37が固定されている
。このスプロケット37と、駆動モータ38の回転軸の
スプロケット39との間にはチェン40が懸回されてい
る。前記駆動スプロケット36.36の鉛直上方には、
夫々駆動スプロケット36.36と対応して天板24に
近い位置に従動スプロケット41.41が回動自在に支
承され、対応する駆、従動スプロケット36,41間に
は昇降チェン42.42が夫々懸回され、夫々の昇降チ
ェン42の途中部分が第4図に示すように前記スライド
ブロック26.26の走行車輪方向側面に固着されてい
る。このようにして満ボビン用ペッグバー18の昇降装
置が構成され、第5図に示すように昇降チェン42.4
2の昇降によりスライドブロック26.26が昇降し、
がっ、スライドブロック26.26の上昇に伴い、満ボ
ビン用ペッグバー18は、左右のカムフォロア32間の
距離がカム34との係合で縮められてスライドブロック
26.26に対して押し上げられつつ上昇し、後述のボ
ビン搬送具114に満ボビンFBが挿着される上部受渡
位置(上昇端)S4と、後述する管替バーによりボビン
ホイール5a、5bより抜取られた満ボビンFBが満ボ
ビン用ペッグバー18上のペッグ20に装着される下部
受渡位置の受取位置S2とこれより下方の下部受渡位置
の準備位置Sl(下降端)間を鉛直に昇降するようにし
てある。
次に第1〜3図及び第6〜8図に示すように、空ボビン
用ペッグバー19は、前記満ボビン用ペッグバー18と
同様に、その上面に、満ボビン用ペッグバー18の各ペ
ッグ20と前後方向において一直線上に並んだ一列でか
つ隣接するペッグ間隔が精紡クリールのピッチPのペッ
グ20・・・が1スタッフ分(4本)設けられ、夫々の
ベツグ20は、前記同様空ボビン用ペッグバー19上面
に対して上下し、上方へ抜は止めされて付勢されている
。この空ボビン用ペッグバー19の昇降装置は、次のよ
うである。前記ガイドバー25.25の夫々やや斜め後
方に第2のガイドバー43.43をガイドバー25.2
5と並設し、夫々のガイドバ−43,43には昇降ブロ
ック44.44が昇降自在に嵌装されている。夫々の昇
降ブロック44には、側板33側に先端にカムフォロア
45を備えたカムレバー46が、昇降ブロック44に対
し回動する軸47の一端にキ一連結されて、前後方向に
揺動し軸47の他端には扇状のセクタギヤ48がキ一連
結しである。このセクタギヤ48は昇降ブロック44に
回動不能に固着した支軸49に前後方向に揺動自在に支
持された揺動腕50の歯車51に噛合している。揺動腕
50はその先端に固定軸52を挟み、この固定軸52は
、前記空ボビン用ペッグバー19に対してその左右両側
にて一体的に固着されたタイミングベルトプーリ53に
対して回動自在に遊嵌されている。更に前記支軸49の
先端にはタイミングプーリ54がキ一連結されて昇降ブ
ロック44に対し相対回動しないようになっており、こ
のタイミングプーリ54と前記タイミングプーリ53と
の間には、テンションプーリ55を介してタイミングベ
ルト56が懸回され、揺動腕50が揺動しても絶えず空
ボビン用ペッグバー19が水平状態を保持するようにな
っている。管替機本体6の底板7上にはガイドバー43
.43の後方位置に駆動スプロケット57.57が駆動
軸58に固着されて回動自在に支持され、この駆動軸5
8の更に一端には従動スプロケット59が固定され、駆
動モータ60のスプロケット61との間に駆動チェン6
2が懸回しである。
前記駆動スプロケット57.57の鉛直上方には駆動ス
プロケット57.57と対応して従動スプロケット63
.63が天板24近くに軸支され、これらの駆、従動ス
プロケット57.63間には夫々昇降子ェン64が懸回
してあり、その途中部分が昇降ブロック44の後面に接
続されている。
更に、左右の側板33.33の内側には夫々前記カムフ
ォロア45が嵌入して案内されるカム溝65aを備えた
溝カム板65が固着しである。このカム溝65aは、昇
降ブロック44の昇降に伴い第8図に示すような軌跡T
を描いて空ボビン用ペッグバー19が停動し、上下中間
の待機位[S7では、ペッグ中心がガイドバー43より
後方に位置して満ボビン用ペッグバー18が満ボビンF
Bを載置して鉛直に上昇するのに干渉しないようにし、
ボビン搬送具114がら空ボビンEBを受取る上部受渡
位置(上昇端)S8と、機台下方において、空ボビン用
ペッグバー19上の空ボビンEB下端高さが、管替状態
に下降したボビンレール4(第1図の状態)のボビンホ
イール5a、5b上端高さより僅かに高い位置にあり、
後述の前、後列用管替腕に空ボビンEBを渡す下部受渡
位置の受取位置S6と、これより下方の下部受渡位置の
完了位置S5の間で昇降するようにしてあり、しかも、
空ボビン用ペッグバー19の上部受渡位置S8と下部受
渡位置の受取位置S6と完了位置S5が前記満ボビン用
ペッグバー19の各位置s4、S2、Slと同一位置に
なるようにカム溝形状が設定されて前後動機構も合せ持
って空ボビン用ペッグバー19の昇降装置が構成されて
いる。
次に満、空ボビンの受渡装置について第1〜3図及び第
9〜11図を用いて説明する。管替機本体6の底板7に
管替中心CLに対して左右に等位置にブラケット67.
67を配設し、このブラケット67.67と後板66と
の間に水平案内バー68.68を横架し、また、管替中
心@線上には支持ブロック70が固着してあり、後板6
6との間には前記水平バー68.68と平行な送りバー
69が回動自在に支持されている。この送りバー69の
後板66側端部にはスプロケット71が固定され、この
スプロケット71とモータ84のスプロケット85との
間にチェン86が懸回しである。この送りバー69には
ほぼ全身に亘って送りネジ72が刻設されている。前記
水平案内バー68.68には門型のスライドベース73
の脚部が前後動自在に嵌装され1脚部下面にはプレート
74が固着され、このプレート74上には、前記送りバ
ー69の送りネジ72が螺合した雌ねじを有する送りブ
ラケット75が固着されている。スライドベース73の
脚部上部には管替バー76の左右下部に垂設された昇降
バー77.77が上下昇降自在に嵌装され、また、管替
バー76の前記昇降バー77.77の左右中間には昇降
用ねじ杆78が垂設され、このねじ杆78は、スライド
ベース73に水平回動自在に支持された駆動スプロケッ
ト79中心の送りねじ部80に螺合され、駆動スプロケ
ット79とスライドベース73に固定された駆動モータ
81のスプロケット82との間にチェン83が懸回され
ている。従って管替バー76は粗紡機前側に向って前後
動、かつ、昇降可能となっている。この管替バー76は
第10図に示すようにその上面が開口し、摺動面84.
84に形成され、後述の管替腕(前、後列用管替腕)を
有する前、後列用スライダ85.86が、この摺動面8
4.84上に第9図に示すように管替機本体6の背面か
ら見て左側から前列用、後列用・・・と交互に載置され
、管替バー76の前後のスライダホルダ87.88によ
り左右方向にのみ移動自在になっている。この管替バー
76には2本のスプライン軸89.90が機台長手方向
に沿って回動自在に支持され、2本のスプライン軸89
.90はその一端でギヤ列91を介して駆動モータ92
に連結されている。スプライン軸89には前、後列用ス
ライダ85.86間に対応して、両側に一条ずつの円筒
カム溝93A、93Bを刻設した溝カム93が摺動自在
にスプライン嵌合され、中央の溝カム93の左右両端に
摺接する溝カム93の左右方向移動規制部材94が管替
バー76に固着しである。前、後列用スライダ85.8
6の下面には前記カム溝93A、93Bと対応する位置
にカムフォロア95・・・が設けられ、これらのカムフ
ォロア95は夫々対応するカム溝に係合し、前、後列用
スライダ85.86は、その両端のものを除いて隣接す
る2つの溝カムにまたがっており、これらの溝カム93
A、93Bは、第10図に示す所定角度θ(点A、B間
)回動したとき、スライダ間ピッチをPlからP(又は
その逆)に変更するように形成されて前、後列用管替腕
の左右間隔変更装置が構成されている。前列用スライダ
85は粗紡機1のボビンホイール58列と対向可能な前
列用管替腕96を一体に備え、先端が2叉のフォークに
形成されてボビン上部の鍔部B1を下から支持するよう
にしてある。また、後列用人ライダ86には、ボビンホ
イールSb列と対向可能な後列用管替腕97−を備えて
おりこの後列用管替腕97は、左右のガイド杆98.9
8の先端に2叉のフォークを備え、後列用スライダ86
の摺動孔99.99に前記ガイド杆98.98が挿通さ
れて前後方向摺動自在にしである。ガイド杆98.98
の下側にはラック100が夫々刻設され、このラック1
00には後列用スライダ86に回動自在に支持されたピ
ニオン101が噛合され、このビニオン101の中心の
前記スプライン軸9oがスプライン嵌合し、このスプラ
イン軸90は前列用スライダ85に対しては遊嵌されて
前、後列用管替腕96.97の前後間隔変更装置が構成
される。そして、ギヤ列の各ギヤの歯数等はスプライン
軸89がθだけ回転した時に、丁度後列用管替腕97が
Lだけ移動するように設定され、第11図に示すように
粗紡機1の1スタツフの千鳥状配列から一列で精紡クリ
ールのボビン配列に一致した状態への変更動作(又はそ
の逆)を一つの駆動モ〜り92で同期的に行なうように
しである。尚。
管替機本体6の左右の側板33の内側には上下方向の所
定位置に近接スイッチSWI〜SW8が配設され、近接
スイッチSWI〜SW4は、満ボビン用ペッグバー18
のスライドブロック26に装着された近接体102を検
出するもので、近接スイッチSWIから順に、満ボビン
用ペッグバー18の下部受渡位置の準備位置SL、それ
より僅か上昇した下部受渡位置の受取位置S2.中間停
止位置S3、及び上部受渡位置S4の夫々を確認し、駆
動モータ38を停止させて夫々の位置に満ボビン用ペッ
グバー18を停止させ、また、近接スイッチSW5〜S
W8は、空ボビン用ペッグバー19のスライドブロック
44の後面より突出した近接体103を検出するもので
、近接スイッチSW5から順に、空ボビン用ペッグバー
19の下部受渡位置の完了位置S5、それより僅か上昇
した下部受渡位置の受取位置S6、第8図に示す待機位
置S7、及び上部受渡位置S8の夫々を確認し、駆動モ
ータ60を停止させて夫々の位置に空ボビン用ペッグバ
ー19を停止するようにしてある。
また、第3図に示すLS1〜3はスライドベース73の
後退端、受渡位置(満ボビン用ペッグバー18の各ペッ
グ20釦直上に一列状態の前、後列用管替腕96.97
のフォーク部が夫々対応する位置)、及び千鳥状のボビ
ンホイール5a、5b上に千鳥状の前、後列用管替腕9
6.97のフォーク部が夫々対応する前進端を確認する
リミットスイッチで、スライドベース73の脚部に装着
したドッグ104により作動されスライドベース73が
夫々の位置に停止するようにしてある。更に、管替バー
76下面の一方のスライドバー77にはドッグ105が
装着され、スライドベース73よリブラケットを介して
上下にリミットスイッチLS4.5が配置され、このリ
ミットスイッチLS4.5は管替バー76の上昇端と下
降端の確認を行い、管替バー76を夫々の位置に停止さ
せるものである。
次に第2図及び第12〜17図を用いて、粗糸ボビンの
搬送装置CRについて説明する。粗紡機1と図示しない
精紡機のクリールを結ぶ主搬送レール110が機台端側
方上方に架設され、この主搬送レール110に粗紡機側
の分岐搬送レール111が切換装置112を介して接続
されている。
この分岐搬送レール111は粗紡機1のボビンホイール
5a、5bに沿って管替時の前記管替機ADの満ボビン
用ペッグバー18の鉛直上方に吊下され、機台のアウト
エンド側を迂回して機台後方へ配設されている。これら
の搬送レール110.111は、第15図に示すように
、その断面形状を下方を開口した矩形断面に形成し、こ
の搬送レール110.111内を車軸113が転動して
組糸ボビン搬送用のボビン搬送具1】4が搬送レール1
10.111に沿って走行するようになっている。この
ボビン搬送具114の基板115下側に長手方向に互い
に精紡クリールのボビンピッチPを保って複数個(本実
施例では6個)の管支持具116が吊設され、ボビン搬
送具114は互いに更に連結杆117を介して連結され
て粗紡機一台分の組糸ボビンを吊下し得るだけ接続して
長い搬送具連118を形成している。搬送具連118の
管替中心は、先頭から2.3本目間の中心から4・Pご
とにLl、L2としである。次に119は、この搬送具
連118を移送させる移送装置で搬送レール110.1
11に、前記搬送具連118の全長よりも短い間隔で複
数組配置されている。
この移送装置119は、搬送レール110.111上に
またがって固定されたベース120の両側に、竪軸12
1を中心に揺動アーム122を水平方向に揺動自在に支
持し、この揺動アーム122の一方には回転円板123
を回動自在に支持し。
他方には駆動モータ124に接続した回転円板125が
、前記回転円板123と対向し、ボビン搬送具114の
基板115を両側からばね126の力で挟み1回転円板
125を積極駆動して搬送具連を移送するようにしてあ
る9次に、このボビン搬送具連の後方(第19図右方)
にあるいくつかのボビン搬送具114の基板115上に
は1両側へ突出した割出し位置決めビン127が、一台
の粗紡機の管替停止同数個だけ、その相互ピッチを、前
記管替機1の一回の移動ピッチ(3・PL+p2)とボ
ビン搬送具114の管替中心ピッチ(4・P)の差P4
 (=4・P−3・PL−P2)に保って固着されてい
る。そして、この割出し位置決めピン127を検出する
近接スイッチPxが搬送レール111よりブラケット1
28を介して取付けられ、この近接スイッチPxの反対
側には、キャッチャ−129がシリンダ130の作動で
揺動し、搬送具連118が第1の管替位置し1にある時
、第1の割出し位置決めピン127が近接スイッチPx
と対向し、かつ割出し位置決めビン127と係脱するよ
うにしてあり、駆動モータ124とシリンダ130は、
第17図に示す制御回路210により管替時には1ピツ
チ(P4)送りをし、管替終了後に精紡機側へ粗糸ボビ
ン(満)を送ったり、管替開始前に空ボビンEBを吊下
した搬送具連118を所定の粗紡機1前面に搬送する際
には連続送りをするようにしてある。この回路のうち、
コントローラSPCは、駆動モータ124を制御するも
ので、モータの人、切、回転速度1回転方向を接点RM
H−l等の開閉で制御するものである。尚、切換装置1
12は支軸131と一体にこの支軸131を中心に水平
方向に揺動するように搬送レール110に装着した搬路
切換板132と、支軸131の上端に取付け、シリンダ
133の前後動で揺動する揺動腕134とから成る。
次に動作を説明する。先ず、粗紡機1の満管予告指令で
、予め空ボビンEBを吊下した搬送具連118を主搬送
レール110から粗紡機1前面の分岐搬送レール111
へと移送する。このとき、移送装置119は第17図に
示す回路205の高速スイッチの接点Hiと回路207
の逆転スイッチの接点Rを閉じ、するとリレーRTH,
RTHRが励磁され、回路208の常閉接点RTH−1
が開き、キャッチャ−用シリンダ130に接続した図示
しないソレノイドバルブのソレノイドSOLが切換り、
シリンダ130が前進してキャッチャ−129が上方へ
移動する。同時に回路209のコントローラSPCに接
続された接点RTHR−1が閉じてかつ、シリンダ13
0がその前進端で前進端リミットスイッチLSA (回
路200)をONにし、リレーRLSAがONとなる。
すると回路206の接点RLSA−2が閉じリレーRM
HがONとなって回路209の接点RMH−1、RMH
−2が閉じ、移送装置119の駆動モータ124は高速
逆転されてその回転円板125により搬送具連118を
高速移送し、搬送具連118の先端を第19図に示すよ
うに近接スイッチ135が確認して回路205の接点H
iを開としソレノイドSQLを切換えてシリンダ130
を後退させて第1の割出し位置決めピン127にキャッ
チャ−129が係合して搬送具連118の管替中心L1
が粗紡機1の管替中心CLIに一致して最初の管替位置
に停止される。次いで粗紡機1の満管指令により、管替
機ADが粗紡機1の前面に接合され、1番目の近接体1
6と近接スイッチ17とが対向して最初の管替位置に停
止され、管替機AD、搬送具連118、粗紡機1の夫々
の管替中心CL、Ll、CLIが一致している(第3図
、第18図(A))、次いで管替バー76が下降端かつ
後退端にある状態でその前、後列用管替腕96.97を
一列配列から千鳥配列に変更し、送りバー69を回転さ
せて管替バー76をボビンレール4上の満ボビンFBへ
向けて前進させ、その前進端にて停止させ、前、後列用
管替腕96.97のフォーク部を満ボビンFBの上部鍔
部BT下方へ挿入して昇降用ねじ杆78を回動して管替
バー76を上昇端まで上昇させ、前、後列用管替腕96
.97に満ボビンFBを吊下する。この時、満ボビン用
ペッグバー18は下部受渡位置の準備位置S1にあり、
また、空ボビン用ペッグバー19は、その待機位置S7
から昇降用チェン64の駆動により前方へ移動されつつ
上昇されて上部受渡位置S8まで上昇し、管替位置にあ
る搬送具連118の4本の空ボビンEBをそのペッグ2
0上へ載置する(第18図(B))、次いで空ボビン用
ペッグバー19は空ボビンEBを載置したまま下降、後
退して待機位[1tS7に停止し、同時に管替バー76
が後退しつつその前、後列用管替腕96.97が満ボビ
ンFBを吊下したまま千鳥から一列に配列され1丁度満
永−ビン用ペッグバー18の各ペッグ20の鉛直上方に
取出した各満ボビンFBが位置する受渡位置に停止し、
ここで満ボビン用ペッグバー18が僅か上昇して受取位
置S2でその各ペッグ20上に満ボビンFBを載置する
。(第18図(C))、次いで管替バー76を後退端へ
後退させ、昇降チェン42を駆動して満ボビン用ペッグ
バー18を鉛直上方へ上昇させて満ボビンFBを空の管
支持具116に挿着する。と同時に待機位置S7にある
空ボビン用ペッグバー19を、その空ボビンEBの上部
鍔部BTが、上昇端でかつ一列状態で後退端にある管替
バー76の前、後列用管替腕96.97が挿入し得る高
さになるような受取位置S6へ下降、前進させる(第1
8図(D))、次いで満ボビン用ペッグバー18を下降
して中間停止位[S3に停止させ、また、−列状態で上
昇端かつ後退端にある前、後列用管替腕96.97をそ
のまま前進して前記受渡位置で停止させ、空ボビンEB
の上部鍔部BTの下方へ挿入し、次いで空ボビン用ペッ
グバー19を僅か下降させて下部受渡位置の完了位1i
tS5に位置させ、前、後列用管替腕96.97に空ボ
ビンEBを一列に吊下する(第18図(E))、次いで
前、後列用管替腕96.97を一列から千鳥配列に変更
しつつ管替バー76を前進端に位置させ、管替バー76
を下降して粗紡機1の空ボビンホイール5a、5b上へ
空ボビンEBを挿着する(第18図(F))。次いで管
替バー76を後退端まで後退させ、そこで前後列用管替
腕96.97を千鳥配列から一列配列に配列変更する(
第18図(G))。次いで下部受渡位置の完了位置S5
にある空ボビン用ペッグバー19を待機位[S7まで上
昇。
後退させ、次いで中間停止位置S3にあった満ボビン用
ペッグバー18を下部受渡位置の準備位置S1まで下降
させる。
こうして−回の管替動作を完了すると、次の管替位置ま
で管替機ADが移動し、この時、第17図に示す回路2
01の接点Pi(lピッチ送り信号)を閉じ、リレーR
TPがONとなる。すると、回路208の接点RTP−
1がOFFとなりシリンダ130のソレノイドバルブの
ソレノイドS。
Lが切換り、シリンダ130が前進しキャッチャ−12
9が上方へ揺動して第1の割出し位置決めピン127と
の係合が外れ、次いでシリンダ130が前進端でリミッ
トスイッチLSAをONとするとリレーRLSAがON
となり、回路202の接点RLSA−1がON、リレー
RMPがON、従って回路209のコントローラSPC
の接点RMP−1、RMP−2がONとなって駆動モー
タ124を低速で正転させ、第19図で矢印B方向へ搬
送具連118を移動させる。次いで第2の割出し位置決
めピン127が近接スイッチPXにより確認されると、
回路203の近接スイッチ接点pxがON、リレーRP
XがON(この時に接点PiはOFFとなるようにしで
ある。)、回路201の接点RPX−1がOFF、すL
/−RTPもOFF、回路204(7)RPX−2がO
N、タイマTRがONとなる6そうすると回路208の
接点RTP−1がONとなってソレノイドSQLが切換
り、シリンダ130が後退し、キャッチャ−129が下
降し、この間も搬送具連118は低速で動き、動いてき
た第2の割出し位置決めピン127をキャッチャ−12
9が捕捉し、キャッチャ−129の前端部に割出し位置
決めピン127が確実に圧接するように所定時間チイマ
TRで余分に駆動モータ124を正転させる。タイマT
Rがタイムアツプすると、タイマ接点TR−1、TR−
2がOFFとなり、リレーRMP、RPXがOFF、タ
イマTRがリセットされ、駆動モータ124が停止され
、その結果搬送具連118は1ピツチP4だけ移動し、
第19図CB)に示すように管替機ADの管替中心CL
と粗紡機1及び搬送具連118の第2の管替中心CL1
.L2が一致して2回目の管替を開始する。以上の動作
をくり返し、粗紡機1一台分の管替が完了すると、搬送
具連118を高速で精紡機側へ搬送するために、回路2
05で接点Hiを閉じ、リレーRTHがON、接点RT
H−1がOFFとなり、ソレノイドSOLが切換り、キ
ャッチャ−129用のシリンダ130が前進してキャッ
チャ−129が上昇し、前進端リミットスイッチLSH
がONL、てリレーRLSAがONとなりリレーRMH
がONとなって回路209のコントローラに接続された
接点RMH−1、RMH−2が閉じ、またこの時接点R
THR−2が閉じているので駆動モータ124は高速正
転し、満ボビンFBを精紡機1一台分吊持した搬送具連
118が精紡機クリールへと搬送される。
この動作説明図のうち第18図(A)又は(H)に示す
ように、搬送具連118に吊下したボビン下端と管替機
AD上端との間に充分な上下方向の隙間が生じ、従って
第12図に示すように、平面的に見て搬送レール110
.111と管替機ADの走行レール15とが交差するよ
うな部分CPにおいて、丁度ボビンを吊下した搬送具連
118と管替機ADが平面的に重なっても上下方向にお
いて重合しないため、工場内での搬送レールと管替機の
走行レール又は管替機を搭載して粗紡機台側面に沿って
移動させる台車の走行レール136(第12図)のレイ
アウトが容易となる。
尚、本実施例では管替機の玉揚げ動作のみで粗紡機の千
鳥配列を精紡機のクリールのボビン配列(−列)にする
ようにしたので、玉揚げした満ボビンを精紡機へ搬送す
る際の後処理を簡略化できる。
また、本実施例では、搬送具を精紡機クリールのピッチ
で1列にしたもので説明したが、これに限ることはなく
、精紡機クリールへ搬送するのに最も好ましい配列(例
えば粗紡機の千鳥配列そのまま、あるいは千鳥状ではあ
るが各ボビン間の前後、左右間隔を適宜変更する)であ
ればよく、粗紡機の千鳥配列のままでよいなら、管替バ
ーの前、後列用管替腕の左右1前後間隔変更装置を省略
してもよい。また1本実施例では、満、空ボビン用ペッ
グバーを夫々上部受渡位置へ向かって上昇させるとき、
この上昇運動を利用して夫々上昇するスライドブロック
又は昇降ブロックに対して更に上方へ移動するようにし
たので、スライドブロックや昇降ブロックの実際の上昇
端は各ペッグバーの上部受渡位置よりも低い位置であっ
て、このことば管替機本体の高さをより低くすることを
可能にした。更に、本実施例では満、空ボビン用ペッグ
バーの下部受渡位置を同一としたので、管替バーの制御
動位置を、3箇所(前、後端と中間位置)にでき、管替
バーの制御を容易とし、さらに、管替バーの前後動方向
の必要スペースも小さくできる。
本実施例では、満ボビン用ペッグバーは、下部受渡位置
においてその準備位置から受取位置へ上昇させて満ボビ
ン用ペッグバー上に満ボビンを載置するようにしたが、
下部受渡位置の受取位置に満ボビン用ペッグバーを停止
させておき、管替バーを上下させて満ボビン用ペッグバ
ー上に満ボビンを渡すようにしてもよい。更に、搬送具
連の移送装置も従来から知られているバッテリーカーの
ようなものであってもよい。また、前、後列用受渡腕も
本実施例のものに限らず、例えば特願昭58−2509
63号に示すように、ねじ送り機構を用いたものやシリ
ンダ等を用いたものでもよい。
更に満、空ボビン用昇降装置はチェンとチェンスプロケ
ットを用いて説明したが、ベルト駆動などでもよい。ま
た1本実施例では4錘ずつ管替するもので説明したが、
粗紡機のボビンホイール配列によって、一度に適宜な錘
数を処理するようにしたものであってもよい。更に、満
、空ボビン用ペッグバーの上部受渡位置を同一としたが
、例えば空ボビン用ペッグバーの昇降装置から前後動機
構を省略して満ボビン用ペッグバーと同様な鉛直な昇降
装置とし、搬送レールを二側にして夫々満ボビン用ペッ
グバー、空ボビン用ペッグバーの上方に満ボビン用、空
ボビン用の搬送レールが配設してあってもよい。この場
合、満ボビンを満ボビン用ペッグバーに取出し、鉛直上
方の満ボビン用搬送レールの管支持具に装着し、次いで
空ボビン用ペッグバーを上昇させて空ボビン用搬送レー
ルから空ボビンを受取り、下降してから管替腕を前進さ
せて粗紡機に供給するという手順でも実施できる。
発明の効果 以上のように本発明では、粗紡機前面に沿って移動、停
止自在な管替機に、満ボビン用ペッグバーと空ボビン用
ペッグバーを昇降装置により管支持具との間でボビンを
受渡す上部受渡位置とボビンホイールとの間でボビンを
受渡す下部受渡位置とに昇降可能に装備し、更にボビン
ホイールから満ボビンを下部受渡位置の満ボビン用ペッ
グバーのベツグ上へ取出し、かつ、下部受渡位置の空ボ
ビン用ペッグバー上の空ボビンをボビンホイール上へ供
給する受渡装置を具備し、管支持具とのボビンの受渡を
ペッグバーによりそのペッグ上にボビンを載置して行う
ようにしたので、管支持具の高さが従来と同一であって
も、ペッグバーの上部受渡位置を管支持具の高さより更
にボビン長さ分程度低くでき、従って床面からの管替機
自体の高さを管支持具にボビンが支持された時のボビン
下端よりも低くでき管替機を安定して使用できる。
これにより、管支持具に支持されたボビン下端と管替機
上端とは上下方向において重合しないため、管支持具及
び管替機の工場内レイアウトが容易となる。更に、上記
のような効果を有するものであっても、ワゴン型の管替
機としたために一台の管替機で複数の粗紡機の管替を実
施でき、しかも、直接粗紡機上方の管支持具へ玉揚げす
るので、一旦、粗紡機の前側にあるペッグコンベア上へ
玉揚した後、後工程(精紡機)へ連結した天井レールの
管支持具へ再度移送する従来装置に比べ、精紡クリール
への連結が容易であり、また、満、空ボビン用ペッグバ
ーを平行して動作させることもでき、管替時間を短縮し
得るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は粗紡機の管替装置の側面図、第2図は管替装置
の正面図、第3図は平面図、第4図は満ボビン用ペッグ
バーの昇降装置の側面図、第5図は満ボビン用ペッグバ
ーの動作説明図、第6図は空ボビン用ペッグバーの昇降
装置の側面図、第7図は第6図の1−1線に沿う展開図
、第8図は空ボビン用ペッグバーの移動軌跡を示す図、
第9図は管替バーの断面図、第10図は第9図の■−■
断面図、第11図は前、後列用管替腕の作動説明図、第
12図は搬送装置と走行レール及び粗紡機の平面図、第
13図は移送装置の平面図、第14図は移送装置及び位
置決め装置の側面図、第15図は第14図の■−■断面
図、第16図は切換装置平面図、第17図は移送装置及
び位置決め装置の制御回路、第18図は管替動作説明図
、第19図は粗紡機、管替機、搬送装置の関係図である
。 1・・・粗紡機、 3・・・上部支持式フライヤ、 5
a。 5b・・・ボビンホイール、 18.19・・・満ボビ
ン用、空ボビン用ペッグバー、 20・・・ペッグ、 
76・・・管替バー、 96.97・・・前、後列用管
替腕、 111・・・搬送レール、 115・・・基板
、 116・・・管支持具、118・・・搬送具連、 
119・・・移送装置、 125・・・回転円盤、 1
27・・・位置決めピン、 FB・・・満ボビン。 ZB・・・空ボビン、 AD・・・管替機、 CR・・
・搬送装置。 px・・・検出スイッチ 特許出願人     豊和工業株式会社第5回 第1 第7図 引 第11図 (A) (B) 瀉13因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部支持式フライヤを配備して成る粗紡機上方に、
    粗紡機の各ボビンホイールに対応する複数の管支持具を
    有するボビン搬送具をボビンホイール列に沿って配設し
    、一方、粗紡機前面に沿って管替機を移動、停止自在に
    配設し、その管替機によりボビンホイール上の満ボビン
    と、管支持具に予め吊下げた空ボビンとを順次交換する
    ようにしてある粗紡機の管替装置において、前記管替機
    は、管替時にボビンホイールと対応するペッグを備えた
    満ボビン用及び空ボビン用のペッグバーを夫々備え、そ
    れらのペッグバーは、少くともボビンホイールとの間で
    満、空ボビンの受渡しを行う下部受渡位置と、管支持具
    との間で満、空ボビンの受渡しを行う上部受渡位置とに
    夫々昇降装置によって昇降可能に装備し、更にこの管替
    機は、ボビンホイール上の満ボビン上部を持ってその満
    ボビンを下部受渡位置の満ボビン用ペッグバー上に取出
    し、かつ、下部受渡位置の空ボビン用ペッグバー上の空
    ボビン上部を持ってその空ボビンをボビンホイール上へ
    供給するように構成した受渡装置を具備していることを
    特徴とする粗紡機の管替装置。 2、粗紡機が上記支持式フライヤを千鳥状に配置した複
    列式粗紡機であって、受渡装置は粗紡機前面に向って前
    後動可能でかつ昇降可能な管替バーを備え、この管替バ
    ーには管替機を所定の管替位置に停止させた状態で千鳥
    状のフライヤと対向可能な前、後列用管替腕を具備させ
    、更にこの管替バーには、前、後列用管替腕の前後、左
    右間隔変更装置を備えて成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の粗紡機の管替装置。 3、管交換時に満ボビン用ペッグバーが対応する管支持
    具の直下で昇降するように装備され、空ボビン用ペッグ
    バーの昇降装置は、空ボビン用ペッグバーが満ボビン用
    ペッグバーと干渉しないように昇降しつつ前後動してそ
    の上、下部受渡位置が満ボビン用ペッグバーの上、下部
    受渡位置と同一になるような前後動機構を合せ持つこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、2項記載の粗紡機
    の管替装置。 4、管替機左右のガイドバーに上下摺動自在に嵌装した
    スライドブロックをガイドバーに沿って周回する駆動チ
    ェンに接続し、このスライドブロックには第2のガイド
    バーを夫々植設し、これらの第2のガイドバーに満ボビ
    ン用ペッグバーの左右両端部を上下摺動自在に嵌装し、
    前記左右のスライドブロックと前記満ボビン用ペッグバ
    ーの左右端部に夫々第1、第2リンク材の一端を上下揺
    動自在にピン連結すると共にそれらの他端を互いにカム
    フォロアにてピン連結し、一方、管替機の側板にはスラ
    イドブロックの上方移動に伴い左右の2つのカムフォロ
    ア間距離を変化させてペッグバーをスライドブロックに
    対して押上げるようにしたカム板を装着して満ボビン用
    の昇降装置を構成して成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1、3項記載の粗紡機の管替装置。
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