JPS60155735A - 粗紡機用のボビン移送装置 - Google Patents

粗紡機用のボビン移送装置

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JPS60155735A
JPS60155735A JP1069784A JP1069784A JPS60155735A JP S60155735 A JPS60155735 A JP S60155735A JP 1069784 A JP1069784 A JP 1069784A JP 1069784 A JP1069784 A JP 1069784A JP S60155735 A JPS60155735 A JP S60155735A
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bobbin
roving
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Yoshio Kurachi
倉知 喜男
Yoshinori Saruwatari
猿渡 義徳
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Howa Machinery Ltd
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Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、粗紡機から玉揚げした満ボビンや玉揚げ後の
粗紡機に供給する空ボビンを載置して機台の長手方向に
移送する粗紡機用のボビン移送装置に関するものである
従来技術及びその問題点 近年、粗紡機では、軽合金製の上部支持式フライヤの採
用により、その高速化とラージパッケージ化が促進され
るようになった。しかし、その反面、高速化とラージパ
ッケージ化によって粗紡機における管替作業や満ボビン
の搬出作業及び空ボビンの搬入作業等が重労働化するよ
うになり、一方これらの作業を自動化するための管替機
やボビン移送装置も既に数多く提案されている。
これらの従来装置は、特開昭58−98435号及び特
公昭57−27214号若しくは特開昭57−1067
29号公報に開示されているように、粗紡機の機台前面
に沿ってペッグコンベア等のボビン移送装置を近設し、
そのボビン移送装置の前側に、機台の長手方向に間欠的
に移動して所定錘宛管替を行う移動型の管替機、若しく
は、全錘を一斉に管替する一斉管替機を配備し、その移
動型の管替機、若しくは一斉管替機により粗紡機上の満
ボビンと該ボビン移送装置上の空ボビンを入れ替えて自
動管替するようになっている。しかるに、これらの従来
装置においては、ボビン移送装置が、粗紡機の前面に近
設されているために、粗紡機の運転中にこのボビン移送
装置上に満ボビンや空ボビンが載置されていると、粗糸
切れ等の補修作業に支障を来す。このため、管替機の管
替動作に連動して該ボビン移送装置を周回させることに
より満ボビンの搬出と空ボビンの搬入を行い、管替終了
時までに満ボビンの搬出を完了したり、戒は管替終了後
直ちに満ボビンの搬出を行い、機台前面に近設したボビ
ン移送装置を粗紡機の運転中に踏台として利用するよう
になっている。したがって、このボビン移送装置を満、
空ボビンのリザーブ場所として利用することができず、
粗紡機の満、空ボビンを次工程の粗紡機との間で自動搬
送する場合には、搬送する満、空ボビンのリザーブ場所
を別個に設けなければならないが、スペースの限られた
既設工場では紡機の設備台数を削減しない限りこの満、
空ボビンのリザーブ場所を設けることができなかった。
このため、スペースの限られた既設工場においては、粗
糸ボビンの自動搬送が実施できず、単に粗紡機の管替だ
けを自動化しても、管替時の重労働作業が解消されるだ
けで人員を削減することができないために採算が取れな
いことが多く、この粗紡機における管替の自動化を、投
資効果の大きい組糸ボビンの自動搬送若しくは自動篠替
等と同時に実施することが困難であった。
又、前記のように、粗紡機の機台前面に沿ってペッグコ
ンベア等のボビン移送装置を近設して自動管替を行うよ
うにした従来装置では、管替機が故障すると人手によっ
て管替を行うことになるが、この場合、ボビン移送装置
が機台前面に近設されていると、作業員は及び腰で重い
満ボビンを粗紡機上から取り出すことになり、人手によ
る管替が困難であった。
更に、前記の特開昭58−98435号公報に開示され
ている粗紡機における自動管替方法では、粗紡機の機台
前面に沿ってボビン移送装置を近設し、そのボビン移送
装置の前方を移動する管替機に、別個に作動する満ボビ
ン専用の取出部と空ボビン専用の挿入部からなる2組の
管替装置を並設して満ボビンと空ボビンの同時交換を行
うようになっている。このため、管替機が複雑かつ大型
になる。また、粗紡機は、金持作業員の作業効率を考慮
して第1図に示すように2金兄対設されており、この場
合、前記のような方向性ある管替機は、その方向を機谷
端側の通路上若しくは運搬車上で180度変換しないと
、対設した2台の粗紡機で共用することができなかった
。また、この従来の自動管替方法では、その管替機と、
ボビン移送装置のベルトコンベア及び機台両端部の満ボ
ビン搬出機並びに空ボビンの供給装置等の多数の装置が
夫々連動して作動するために、各装置の制御装置も複雑
となり、これら装置のうちの1個所でも故障すると全体
の装置が作動しなくなるという欠点を有していた。
更に又、前記の特公昭57−27214号及び特開昭5
7−106729号公報に開示されているような一斉管
替機による自動管替方法では、大型で高価な一斉管替装
機を粗紡機1台に1金兄設備する必要があり、設備費が
高騰する割に使用頻度が少なく、特に細番手の粗糸を主
体に紡出する工場では採算が取れないという欠点を有し
ていた。
概要と目的 本発明は、斯かる従来技術の欠点に鑑み、粗紡機の機台
前面に、作業員等が通る適宜な幅の作業通路を設け、そ
の作業通路の前側に、機台長手方向に周回するペッグコ
ンベアを沿設したことを特徴とし、粗紡機の運転中に、
前記ペッグコンベア上に満ボビンや空ボビンが載置され
ていても、粗紡機における粗糸切れ時の補修作業等の種
々の作業を自由に行うことができ、かつ、満、空ボビン
のリザーブ場所として利用でき、粗紡機の満、空ボビン
を次工程の精紡機間で自動搬送する場合に、満、空ボビ
ンのリザーブ場所を特別に設ける必要がなくスペースの
限られた既設工場における粗糸ボビンの自動搬送の実施
が容易となり、また、前記ペッグコンベア上へ玉揚げし
た満ボビンの搬出及び該ペッグコンベアへの空ボビンの
搬入を、粗紡機の管替周期の長い時間内に自由に行うこ
とができ、更に、粗紡機における管替を人手若しくは移
動型の管替機の何れの方法によっても実施可能であり、
その人手による管替作業が容易となり、また、移動型の
管替機によって満ボビンと空ボビンを同時に交換する場
合の管替機が簡単かつ小型となり、更に又、前記ペッグ
コンベアを対設した2台の粗紡機間の中央に配設してそ
のペッグコンベアを対設した2台の粗紡機で共用するこ
とにより、設備費及び据付面積を半減することができ、
前記した従来技術の欠点を解消し、粗紡機における自動
管替や粗糸ボビンの自動搬送等の実施が容易となる粗紡
機用のボビン移送装置を提供せんとするものである。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例によって詳細に説明す
る。第1図において、1は粗紡機を示し。
との粗紡機1は第2図に示すように、機台前部のトップ
、レール2に、その長手方向に所定のボビンピッチPを
保って前後列間に千鳥状に配備した複列の上部支持式の
フライヤ4が吊持され、そのフライヤ3は、トップレー
ル2内に配備した駆動軸と歯車を介して高速回転される
。また、このフライヤ3の中央部には、ボビン5の上部
穴に嵌挿して組糸ボビン成形の全動程に亘って常にボビ
ン上部を支持するボビンガイドレッグ4が突設されてい
る。一方、このトップレール2に吊持したフライヤ3の
下方には、組糸ボビン成形のための昇降運動を行うボビ
ンレール6が配備され、そのボビンレール6内にはフラ
イヤ3と同心のボビンホイール7が配備され、そのボビ
ンホイール7が駆動軸と歯車を介して高速回転され、そ
のボビンホイール7の突出部7aにボビン5の下部穴を
嵌挿し、かつ、そのボビンホイール7の突出部7aに植
設した係合突起にボビン5の係合溝を係合してボビン5
がボビンホイール7と共に高速回転するようになってい
る。したがって、ボビン5は前記フライヤ3のボビンガ
イドレッグ4とボビンホイール7の突出部7aに嵌合し
て上下で支持され、ボビンホイール7と一体で高速回転
すると共に、ボビンレール6の昇降運動に伴って上下動
し、フライヤ3によって加熱された粗糸を層状に巻取っ
て満ボビン8を形成するようになっている。また、ボビ
ンレール6は、満ボビン8が形成されて機台が停止する
と、巻取位置から第2図に示す管替位置まで下降して管
替準備を完了するようになっている。
この粗紡機1の機台前面には、第1図及び第2に示すよ
うに、作業員や後述の管替機27等が通る適宜な幅の作
業通路9が機台両端側の通路10.11と通ずるように
機台全長に亘って開通している。12は、この作業通路
10の床面に敷設した管替機用の床レールであり、13
は、この作業通路9の前側に沿設したボビン移送装置で
ある。このボビン移送装置13は、機台の略全長に亘っ
て延びた枠体14が床面に固設され、その枠体14の両
端部に配備した左右の駆動軸15.16に、夫々2個宛
のチェンホイール17.17が適宜な間隔を保って固着
され、その左右の駆動軸15.16のチェンホイール1
7.17間にエンドレスチェン18.18が捲回され、
さらに、そのエンドレスチェン18.18のアタチメン
トに多数のプレート19が固着され、その上側のプレー
ト19に、粗紡機のボビンピッチPと対応するピッチで
かつ、粗紡機のボビンホイール7の前後列の間隔と同一
間隔を保った前、後列のベツグ20が千鳥状に配置され
、そのペッグコンベア21が枠体14の一端に配備した
正逆転可能なブレーキ付のギャードモータ22とVベル
ト等を介して連結され機台の長手方向に周回するように
なっている。
このペッグコンベア21は第2図に示すように、空ボビ
ン5(満ボビン8)を載置する面の高さHが、管替位置
へ下降したボビンレール6上に突出したボビンホイール
7のボビン載置面7bの高さSと略同−に設定されてい
る。尚、枠体14の内側面には、上下のプレート19を
夫々水平に保持する上下2段のガイドプレート23がペ
ッグコンベア21の略全長に亘って固設されている。ま
た。
このボビン移送装置13には、ペッグコンベア21の各
ペッグ20を粗紡機1のボビンホイール7と対応する管
替位置と、満ボビンの取出位置及び空ボビンの供給位置
に夫々適位置停止させる複数個のリミットスイッチ24
a、24b、24C(若しくは近接スイッチ)とスイッ
チドッグ25a、25b、25c等による適位置停止手
段が付設されている。
一方、粗紡機lの機台端側の通路10の床面には、レー
ル26が敷設され、そのレール26上に、管替機27を
搭載した運搬車28が配備されている。この管替機27
は、粗紡機1の前・面に設けた作業通路9の床レール1
2上を走行する台車29と、その台車29の上方にあっ
て、粗紡機1の管替位置へ下降したボビンレール6上の
満ボビン8と夫々対応し、その満ボビン8を上部で吊持
して取り出す長短2種類の満ボビン取出杆30A、30
Bと、その満ボビン取出杆30A、30Bの下方にあっ
て満ボビン8の下部を挟持する保持杆31と、他側に配
備したボビン移送装置13のペッグコンベア21上の空
ボビン5と夫々対応し、その空ボビン5を上部で吊持し
て取り出す長短2種類の空ボビン取出杆32A、32B
及びその保持杆33と、この満ボビン取出杆3OA、3
0B及び保持板31と、空ボビン取出杆32A、32B
及び保持杆33を、互に接近、離反させる前後動装置3
4とその両取出杆及び保持杆を昇降させる昇降装置35
と、満ボビン8と空ボビン5を取り出し後に両取出杆を
水平面内で180度宛旋回させて位置を入替える旋回装
置36を具備し、粗紡機lの一端から他端へ向けて間欠
的に走行し、作業通路9の両側に配備した粗紡機上の満
ボビン8と、ボビン移送装置13上の空ボビン5を複数
錘宛同時に交換するようになっている。
また、粗紡機前面の作業通路9の前側に配備したボビン
移送装置113の一端側(第1図の上側)には、例えば
、本出願人が先に出願し特開昭58−41919号公報
に開示されているような粗糸ボビンの移し替え装置37
と、ボビン昇降装置38が配備され、その移し替え装置
37によってペッグコンベア21上の満ボビン8を2本
宛ボビン昇降装置38のペッグ39へ移し替え、さらに
、その満ボビン8をボビン昇降装置38によって上方へ
持ち上げ、その上方に待機している架空式の組糸ボビン
搬送装置40の搬送具41に順次吊持させるようになっ
ている。尚、この粗糸ボビンの移し替え装置37とボビ
ン昇降装置38は、次工程の粗紡機側から返送されてき
た空ボビン5をボビン移送装置13のペッグコンベア2
1へ搬入する際にも使用する。また、この移し替え装置
37とボビン昇降装置38は、ボビン移送装置毎に設け
る必要がなく、機台端側の通路11に床レールを敷設し
、その床レール上を移し替え装置とボビン昇降装置が移
動できるように構成し、その1組の移し替え装置とボビ
ン昇降装置によって複数台のボビン移送装置13を担当
するようにしてもよい。
次に、上記実施例の作用を説明する。粗紡機1の運転中
に、精紡機側から粗糸ボビン搬送装置40によって空ボ
ビン5が粗紡機の分岐搬送レール42側へ返送されてく
ると、その粗糸ボビン搬送装置40の搬送具41に吊持
された空ボビン5が、ボビン昇降装置38と移し替え装
置37によって間欠的に周回するペッグコンベア21の
ペッグ20に2本宛挿着されて順次他側へ移動し、その
ペッグコンベア21上に粗紡機1台分の空ボビン5が挿
着され、かつ、その空ボビン5が粗紡機1の巻取り中の
ボビンと夫々対応すると、ボビン移送装置13のリミッ
トスイッチ24aがスイッチドッグ25aによって作動
してペッグコンベア21を所定の管替位置に停止させる
。その後、粗紡機1が満管になってその運転が中止され
ると、ボビンレール6が巻取位置から第7−1図に示す
管替位置まで下降して停止する。次いで、粗紡機1の管
替準備が完了すると、第1図に示すように粗紡機1の機
台端側に待機していた管替機27が、運搬車28上から
発進し、粗紡機前面の作業通路9を機台端の一側(第1
図下側)から他側へ向けて移動を開始し、管替機27が
機台一端の最初の管替位置に接近すると、台車29の機
台側に付設した近接スイッチ43が粗紡機前面のフート
ステップ44に取付けた近接体45を検知して所定の管
替位置に適位置停止する(第7−1図)。管替機27が
管替位置に適位置停止すると、第7−1図に示す待機位
置にあった満ボビン取出杆30A、30B及び保持杆3
1と、他側の空ボビン取出杆32A、32B及び保持杆
33が、前後動装置34を介して夫々反対方向(第7−
1図における右側と左側)へ同時に前進し、夫々の先端
部でボビンレール6上の満ボビン8(4個)と、ペッグ
コンベア21上の空ボビン5(4個)をその上部と下部
の2個所で捕捉する。次いで、満ボビン8と空ボビン5
を捕捉した両側の取出杆及び保持杆が昇降装置35を介
して上昇すると、捕捉された満ボビン8と空ボビン5の
下部穴がボビンホイール7の突出部7aとペッグ20か
ら離脱して第7−2図に示す状態となる。次いで、満ボ
ビン8を保持した満ボビン取出杆3OA、30B及び保
持杆31と、空ボビン5を保持した空ボビン取出杆32
A、32B及び保持杆33が、前後動装置34を介して
第7−2図に示す前進端位置から第7−3図に示す後退
位置まで同時に後退すると、その両取出杆及び保持板が
旋回装置36を介して水平面内で180度宛旋回してそ
の位置を入替える(第7−4図)。その結果、満ボビン
8を保持した満ボビン取出杆3OA、30B及び保持杆
31が粗紡機側からボビン移送装置13側へ、また、空
ボビン5を保持した空ボビン取出杆32A、32B及び
保持杆33がボビン移送装置13側から粗紡機側へ同時
に変位する。次いで、その変位した両取出杆及び保持杆
が前後動装置34を介して夫夫反対方向へ同時に前進し
たのちに、昇降装置35を介して下降すると、第7−5
図に示すように、空ボビン5の下部穴がボビンホイール
7の突出部7aに嵌挿されると同時に満ボビン8の下部
穴もペラコンベア21のペッグ2oに嵌挿され、これに
よって、最初の4錘に対する満ボビン8と空ボビン5の
交換が同時に終了する。最初の管替が終了すると、満ボ
ビン取出杆3OA、30B及び保持杆31と、空ボビン
取出杆32A、32B及び保持杆33が前後動装置34
を介して夫々の前進端位置から同時に後退し、保持して
いた満ボビン8及び空ボビン5から離脱して第7−1図
に示す後退位置へ復帰する。次いで、管替機27は最初
の管替位置から発進して次の管替位置まで移動し、前記
と同様に次の4錘に対して管替を行い、更に、この管替
作業を全錘に亘って行ったのちに、逆方向に走行して機
台端側の運搬車28上へ復帰する。
また、管替を終了した管替機27は運搬車28を介して
次の粗紡機側へ移動して待機する。一方、管替が終了し
た粗紡機1は管替位置へ下降していたボビンレール6が
巻始め位置まで上昇し、管替後の空ボビン5の上部穴へ
フライヤ3のボビンガイドレッグ4が挿入されたのちに
再び運転に入るが、この場合、管替機27は機台前面の
作業通路9から退去゛しているために、作業員はこの作
業通路9内へ入って空ボビンへの粗糸端の巻付は作業や
、粗糸切れ錘の補修作業等を自由に行うことができる。
一方、ボビン移送装置13のペッグコンベア21上へ玉
揚げされた満ボビン8は、該ボビン移送装置13が作業
通路9の前側に配置されているため、粗紡機1に対する
作業員の作業に支障を来すことがないので、次の管替時
までの適宜な時期に移し替え装置137とボビン昇降袋
W38を介して粗糸ボビン搬送装置40へ移し替えて精
紡機側へ自動搬送される。また、本実施例の管替機27
は、前記のように満ボビン8と空ボビン5の交換を同時
に行うので、管替時間が短縮され、管替による粗紡機の
停台時間を低減することができ、かつ、本実施例の管替
機27は方向性がないので反転されることなく、対設し
た2台の粗紡機で共用することができる。
上記実施例では、粗紡機1台にボビン移送装置13を1
台配備した場合について説明したが、このボビン移送装
置13を第1図に示すように対設した2台の粗紡機の中
央に配備し、そのボビン移送装置13のペッグコンベア
21を対設した2台の粗紡機で共用することも可能であ
る。このようにすると、ボビン移送装置13の設備費と
据付面積が半減するために、特に、据付面積に制限のあ
る既設工場への設置が容易となる。また、上記の実施例
では、粗紡機の管替を、満ボビン8と空ボビン5を同時
に交換する管替機27によって行った場合について説明
したが、本発明はこれに限定するものでなく、前記実施
例における管替機27の空ボビン取出杆32A、32B
及び保持杆33を省鴫し、満ボビン取出杆30A、30
B及び保持杆31により満ボビン8の玉揚げだけを実施
したり、或は、別の揺動式の満ボビン取出杆及び保持杆
を装備した管替機によって満ボビン8の玉揚げだけを実
施し、空ボビンの挿着を人手によって実施することも可
能であり、更に、ボビン移送装置に満ボビンと空ボビン
を同時に載置できるだけのベツグを設け、管替に先立っ
てそのボビン移送装置へ空ボビンを挿着し、そのボビン
移送装置上の空ボビンと粗紡機の満ボビンを人手によっ
て交換し、管替後の満ボビンを該ボビン移送装置、移し
替装置、ボビン昇降装置等を介して粗糸ボビン搬送装置
に移し替えて精紡機側へ自動搬送するようにしてもよい
。更に又、前記実施例では、ボビン移送装置13の一端
側に粗糸ボビンの移し替え装置37とボビン昇降装置3
8を配備し、粗糸ボビンを架空式の粗糸ボビン搬送装置
40によって自動搬送したが、この粗糸ボビンの自動搬
送を床面を走行する運搬台車等によって実施することも
可能である。
また、従来の粗紡機は、その錘数が精紡機の錘数の4分
の1、即ちクリール1列分のボビン数よりも少なく設定
されていることが多く、この場合、粗紡機1台分の満ボ
ビンを自動搬送によって精紡機のクリールへ供給すると
、満ボビンの個数が不足し、その後に行う自動篠替時に
空錘を生ずることになり、また逆に、精紡機側から粗紡
機側へ空ボビンを自動搬送すると、空ボビンの個数が多
いために、搬送手段上に空ボビンが残り、その後に行う
満ボビンの自動搬送に支障を来すことになる。
しかし、本発明のボビン移送装置は、満ボビンの搬出と
空ボビンの搬入を管替と切り離して行うことができるた
め、ペッグコンベア上のペッグ数を予め粗紡機の錘数よ
りも多く設定しておけば、そのボビン移送装置上で満ボ
ビンと空ボビンの個数調整を行うことができるので、既
設工場において粗糸ボビンの自動搬送及び自動篠替を行
う場合に極めて好都合である。
効 果 本発明は以上のように、粗紡機の機台前面に、作業員等
が通る適宜な幅の作業通路を設け、その作業通路の前側
に、機台の長手方向に周回するペッグコンベアによるボ
ビン移送装置を沿設したので、粗紡機の運転中に、前記
ペッグコンベア上に満ボビンや空ボビンが載置されてい
ても、粗紡機における粗糸切れ時の補修作業等の種々の
作業を自由に行うことができ、かつ、ボビン移送装置を
満、空ボビンのリザーブ場所として利用できるので、組
糸ボビンを次工程の精紡機との間で自動搬送する場合に
、満、空ボビンのリザーブ場所を特別に設ける必要がな
くなり、スペースの限られた既設工場において、粗糸ボ
ビンの自動搬送の実施が容易となり、かつ、その場合に
、ペッグコンベア上の満ボビンの搬出及び空ボビンの搬
入を粗紡機の管替の長い時間内に自由に行うことができ
る。
また、粗紡機の管替を人手若しくは移動型の管替機の何
れの方法によっても実施でき、その人手による管替作業
が容易となる。また、移動型の管替機によって満ボビン
と空ボビンを同時交換して自動管替を行う場合に、その
管替機を簡単かつ小型でき、しかも、その方向性がなく
なるために従来のように管替機の方向を180度変換し
なくても対設した2台の粗紡機に共用することができる
更にボビン移送装置上で満、空ボビンの個数調整を行う
ことができるので既設工場における粗糸ボビンの自動搬
送及び自動篠替の実施が容易となる。
更に又、ペッグコンベアによるボビン移送装置を対設し
た2台の粗紡機間の中央に配置してそのボビン移送装置
を2台の粗紡機で共用することにより、設備費及び据付
面積が半減し、据付面積に制限のある既設工場への設置
が容易になり、従来技術の欠点が解消され、粗紡機にお
ける自動管替や粗糸ボビンの自動搬送等の実施が容易に
なるという特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は中間
断面図、第3図はボビン移送装置の平面Nn 2 3 図、第4図はボビン移送装置の縦断面図、第5図は管替
機の平面図、第6図は粗糸ボビンの移し替え装置及びボ
ビン移降装置等を示す正面図、第7図は管替機の作動説
明図である。 1・・・粗紡機、 9・・・作業通路、13・・・ボビ
ン移送装置、 21・・・ペッグコンベア、 27・・
・管替機、 37・・・粗糸ボビンの移し替え装置、3
8・・・ボビン昇降装置 特許出願人 豊和工業株式会社 特匍昭GO−155735(7)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粗紡機の機台前面に、作業員等が通る適宜な幅の作
    業通路を設け、その作業通路の前側に、機台長手方向に
    周回するペッグコンベアを沿設したことを特徴とする粗
    紡機用のボビン移送装置。 2、前記ペッグコンベアを、対設した2台の粗紡機間の
    中央に配備し、該ペッグコンベアを、対設した2台の粗
    紡機で共用するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の粗紡機用のボビン移送装置。
JP1069784A 1984-01-24 1984-01-24 粗紡機用のボビン移送装置 Granted JPS60155735A (ja)

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