JPS6257083B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6257083B2 JPS6257083B2 JP14572280A JP14572280A JPS6257083B2 JP S6257083 B2 JPS6257083 B2 JP S6257083B2 JP 14572280 A JP14572280 A JP 14572280A JP 14572280 A JP14572280 A JP 14572280A JP S6257083 B2 JPS6257083 B2 JP S6257083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductors
- coils
- laminated
- magnetic layer
- coil
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/0006—Printed inductances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘導型積層コイルに関する。
誘導型コイルは、第1図に示すように2個のコ
イルを近接して配置して磁束の鎖交が生じるよう
にし、且つ直列に接続して成り、2個のコイルの
インダクタンスL1,L2及び相互誘導インダクタ
ンスMより成るインダクター、即ち理論的にL=
L1+L2+2Mより成るインダクターである。従来
の誘導型コイルは2個の磁心にそれぞれ巻線を施
してコイルとし、これらのコイルの末端を互に接
続して形成されるから、工程が複雑であり、また
製品の小型化が難しい。
イルを近接して配置して磁束の鎖交が生じるよう
にし、且つ直列に接続して成り、2個のコイルの
インダクタンスL1,L2及び相互誘導インダクタ
ンスMより成るインダクター、即ち理論的にL=
L1+L2+2Mより成るインダクターである。従来
の誘導型コイルは2個の磁心にそれぞれ巻線を施
してコイルとし、これらのコイルの末端を互に接
続して形成されるから、工程が複雑であり、また
製品の小型化が難しい。
本発明は積層法により、一体的で小型の、製造
が容易な誘導型積層コイルを提供する。本発明は
積層工程において、2つのコイルを構成すべき導
体パターンを対称化することにより、これらのコ
イルを接続するための半田づけなどの工程を用い
ないで、容易に第1図に示した回路構成を有する
誘導型積層コイルを提供することができる。
が容易な誘導型積層コイルを提供する。本発明は
積層工程において、2つのコイルを構成すべき導
体パターンを対称化することにより、これらのコ
イルを接続するための半田づけなどの工程を用い
ないで、容易に第1図に示した回路構成を有する
誘導型積層コイルを提供することができる。
以下、本発明を図示の実施例に関連して詳細に
説明する。なお、本発明のコイルの積層工程にお
ける磁性体層又は絶縁体層は誘導型積層コイルの
単体を構成する大きさの印刷層であつてもよい
し、各単位区画内が所定の形状になつている広い
シートでも良く、後者の場合は積層後又は焼成後
に単位区画に切出すことで多数の積層誘導型コイ
ルを製造することができるが、説明の都合上、単
一部品の製造について説明する。なお以下で磁性
体層とは電気絶縁性を有する磁性フエライト等の
磁性粉末をブルラール樹脂等の適宜なバインダー
でペースト化したものからシート化するとか、印
刷技術で薄層としたものであり、絶縁体層とはア
ルミナ等のセラミツク、或いはTiO2等の誘電体
の粉末から同様にペースト化し、シート化したも
のである。また以下で導体とはAg−PdやPd等の
好ましくは耐熱性の金属粉末を同様にペースト化
したものを用い印刷技術で形成された薄層を意味
する。これらは積層後に所定の高温度で焼成され
て一体化される。また以下の説明は絶縁性磁性体
層を用いる例に限定するが、他の絶縁体層を用い
ることも本発明に属する。
説明する。なお、本発明のコイルの積層工程にお
ける磁性体層又は絶縁体層は誘導型積層コイルの
単体を構成する大きさの印刷層であつてもよい
し、各単位区画内が所定の形状になつている広い
シートでも良く、後者の場合は積層後又は焼成後
に単位区画に切出すことで多数の積層誘導型コイ
ルを製造することができるが、説明の都合上、単
一部品の製造について説明する。なお以下で磁性
体層とは電気絶縁性を有する磁性フエライト等の
磁性粉末をブルラール樹脂等の適宜なバインダー
でペースト化したものからシート化するとか、印
刷技術で薄層としたものであり、絶縁体層とはア
ルミナ等のセラミツク、或いはTiO2等の誘電体
の粉末から同様にペースト化し、シート化したも
のである。また以下で導体とはAg−PdやPd等の
好ましくは耐熱性の金属粉末を同様にペースト化
したものを用い印刷技術で形成された薄層を意味
する。これらは積層後に所定の高温度で焼成され
て一体化される。また以下の説明は絶縁性磁性体
層を用いる例に限定するが、他の絶縁体層を用い
ることも本発明に属する。
第2図に示すように、先ず長方形のフエライト
磁性体層1を適当な平面板の面に印刷または付着
させ、中心垂直線(第2図で見て)に関して対称
な同心円2,3及び2′,3′の内部をコイル軌跡
して以下のように導体を印刷して行き2つの導電
コイルを形成する。先ず第2図の工程において、
磁性体層1の左右辺(第2図で見て)にそれぞれ
露出する引出部a,bを有するほぼL字形の導体
4,5を印刷する。導体4,5の内端は同心円
2,3及び2′,3′で規定される環内まで延長す
る。垂直線(第2図で見て)7,8は環の中心を
通る。第3図の工程で線7,8よりも外側の領域
に磁性体層9,10を積層し、次で導体4,5の
内端へそれぞれ接続する円弧状の導体11,12
を印刷する。次に第4図の工程に移り、線7,8
の内側部分(ただし層9,10に部分的に重畳さ
せる)に磁性体層13を積層した上、導体11,
12の一端にそれぞれ接続する円弧状の導体1
4,15を印刷する。(実際にはさらに第3図及
び第4図の工程を必要回数反復する)。次に第5
図の工程に移り、磁性体層16,17を層13と
部分的に重畳するようにして線7,8の左右に印
刷する。導体14,15の一端にそれぞれ接続す
る円弧状の導体18,19を印刷して第6図の工
程に移る。中心部分に下層16,17に一部重畳
する磁性体層20を積層した上、導体21を印刷
して2つの導体18,19を互に接続する。最後
に第7図のように第2図に示した磁性体層と同様
な磁性体層22を積層して、積層工程を終る。こ
の積層体を焼成炉で所定の高温で焼成して一体化
した焼結体を得る。最後に左右辺に露出した引出
部a,bに接続するように外部端子用ペースト
(銀、銅、ニツケル等の導電ペースト)を積層体
の側面及び上下面縁部に塗布し、比較的低温で焼
付けて外部端子23,24として本発明の誘導型
積層コイルを完成する。
磁性体層1を適当な平面板の面に印刷または付着
させ、中心垂直線(第2図で見て)に関して対称
な同心円2,3及び2′,3′の内部をコイル軌跡
して以下のように導体を印刷して行き2つの導電
コイルを形成する。先ず第2図の工程において、
磁性体層1の左右辺(第2図で見て)にそれぞれ
露出する引出部a,bを有するほぼL字形の導体
4,5を印刷する。導体4,5の内端は同心円
2,3及び2′,3′で規定される環内まで延長す
る。垂直線(第2図で見て)7,8は環の中心を
通る。第3図の工程で線7,8よりも外側の領域
に磁性体層9,10を積層し、次で導体4,5の
内端へそれぞれ接続する円弧状の導体11,12
を印刷する。次に第4図の工程に移り、線7,8
の内側部分(ただし層9,10に部分的に重畳さ
せる)に磁性体層13を積層した上、導体11,
12の一端にそれぞれ接続する円弧状の導体1
4,15を印刷する。(実際にはさらに第3図及
び第4図の工程を必要回数反復する)。次に第5
図の工程に移り、磁性体層16,17を層13と
部分的に重畳するようにして線7,8の左右に印
刷する。導体14,15の一端にそれぞれ接続す
る円弧状の導体18,19を印刷して第6図の工
程に移る。中心部分に下層16,17に一部重畳
する磁性体層20を積層した上、導体21を印刷
して2つの導体18,19を互に接続する。最後
に第7図のように第2図に示した磁性体層と同様
な磁性体層22を積層して、積層工程を終る。こ
の積層体を焼成炉で所定の高温で焼成して一体化
した焼結体を得る。最後に左右辺に露出した引出
部a,bに接続するように外部端子用ペースト
(銀、銅、ニツケル等の導電ペースト)を積層体
の側面及び上下面縁部に塗布し、比較的低温で焼
付けて外部端子23,24として本発明の誘導型
積層コイルを完成する。
完成されたコイルは第8図に示すように、左側
の及び右側の導体及び磁性体によるインダクタン
スL1及びL2と、これらのコイル間の誘導で生じ
るインダクタンスMとは、第1図に示した回路に
等価な回路構成を有する。
の及び右側の導体及び磁性体によるインダクタン
スL1及びL2と、これらのコイル間の誘導で生じ
るインダクタンスMとは、第1図に示した回路に
等価な回路構成を有する。
以上のように、本発明はチツプ形に一体化した
誘導型積層コイルを提供することができ、プリン
ト基板への取付けや半田づけが便利に行えるだけ
でなく、製造上も一貫した積層工程が採用でき
る。しかも2種のコイルは同時に印刷法で形成で
きるし、これらのコイルの接続も同種の一積層工
程として無理なく組込むことができるなどの利益
が提供できる。
誘導型積層コイルを提供することができ、プリン
ト基板への取付けや半田づけが便利に行えるだけ
でなく、製造上も一貫した積層工程が採用でき
る。しかも2種のコイルは同時に印刷法で形成で
きるし、これらのコイルの接続も同種の一積層工
程として無理なく組込むことができるなどの利益
が提供できる。
第1図は誘導型積層コイルの概念図、第2図な
いし第7図は本発明のコイルを製造するための順
次工程を示す平面図、及び第8図は完成した本発
明の誘導型積層コイルの平面図である。図中主な
部分は次の通りである。 1,9,10,13,16,17,20,2
2:磁性体層、4,11,14,18:左側コイ
ル用導体、5,12,15,19:右側コイル用
導体、21:結合用導体、23,24:外部端
子。
いし第7図は本発明のコイルを製造するための順
次工程を示す平面図、及び第8図は完成した本発
明の誘導型積層コイルの平面図である。図中主な
部分は次の通りである。 1,9,10,13,16,17,20,2
2:磁性体層、4,11,14,18:左側コイ
ル用導体、5,12,15,19:右側コイル用
導体、21:結合用導体、23,24:外部端
子。
Claims (1)
- 1 約半ターン分の2つの導体が相並んで左右対
称に形成され、それらの内端を残した外側部分を
覆う2つの絶縁性磁性層が左右対称に形成され、
前記2つの磁性層の上に前記2つの導体の内端に
接続する互に逆方向に周回する約半ターン分の2
つの導体が延長形成され、これらの2つの導体の
外端を残して両者を同時に覆う共通の磁性層が中
央部分に形成され、この共通の磁性層の上にこれ
ら2つの導体の外端に接続する互に逆方向に周回
する約半ターン分の2つの導体が形成され、以下
所要回数同様に積層され、こうして形成された2
組のコイルの始端は積層体の外部に引出され、終
端は導体片で互に接続されている、一体焼結の誘
導型積層コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14572280A JPS5769714A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Induction type laminated coil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14572280A JPS5769714A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Induction type laminated coil |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5769714A JPS5769714A (en) | 1982-04-28 |
JPS6257083B2 true JPS6257083B2 (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=15391611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14572280A Granted JPS5769714A (en) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | Induction type laminated coil |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5769714A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0158079U (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-11 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5700140B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2015-04-15 | 株式会社村田製作所 | 積層型コモンモードチョークコイル |
CN118575238A (zh) * | 2022-08-09 | 2024-08-30 | 株式会社村田制作所 | 电感器部件和电感器部件内置基板 |
-
1980
- 1980-10-20 JP JP14572280A patent/JPS5769714A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0158079U (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5769714A (en) | 1982-04-28 |
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