JPS625698B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS625698B2 JPS625698B2 JP7663082A JP7663082A JPS625698B2 JP S625698 B2 JPS625698 B2 JP S625698B2 JP 7663082 A JP7663082 A JP 7663082A JP 7663082 A JP7663082 A JP 7663082A JP S625698 B2 JPS625698 B2 JP S625698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- curved surface
- plate
- pressure vessel
- head plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000005242 forging Methods 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K21/00—Making hollow articles not covered by a single preceding sub-group
- B21K21/12—Shaping end portions of hollow articles
- B21K21/14—Shaping end portions of hollow articles closed or substantially-closed ends, e.g. cartridge bottoms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圧力容器のノズル一体型鏡板の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来、大型圧力容器のノズル付き鏡板は、圧延
材から熱間成形された略半球状の鏡板に穴加工
し、これにノズルを溶接によつて接合することに
より構成されていた。しかしながら、このような
方法で製造されたノズル付き鏡板は、溶接接合部
があるため、その欠陥及び劣化が問題となつてい
た。このため、例えば、原子炉用圧力容器のよう
に特に高い安全性が必要とされる場合には、運転
中においても定期的に溶接部の監視をする必要が
あつた。
材から熱間成形された略半球状の鏡板に穴加工
し、これにノズルを溶接によつて接合することに
より構成されていた。しかしながら、このような
方法で製造されたノズル付き鏡板は、溶接接合部
があるため、その欠陥及び劣化が問題となつてい
た。このため、例えば、原子炉用圧力容器のよう
に特に高い安全性が必要とされる場合には、運転
中においても定期的に溶接部の監視をする必要が
あつた。
鏡板とノズルとを一体に成形することができれ
ば、上記問題点を解消することができるが、従来
のプレス成形方法では、極めて大きな容量のプレ
ス装置を必要とし、現実的には不可能であつた。
ば、上記問題点を解消することができるが、従来
のプレス成形方法では、極めて大きな容量のプレ
ス装置を必要とし、現実的には不可能であつた。
本発明は、従来の圧力容器のノズル付き鏡板の
製造方法における上記のような問題点に着目して
なされたものであり、大容量のプレス装置を用い
ることなくノズル一体型鏡板を製造する方法を得
ることを目的としている。
製造方法における上記のような問題点に着目して
なされたものであり、大容量のプレス装置を用い
ることなくノズル一体型鏡板を製造する方法を得
ることを目的としている。
以下、本発明をその実施例を示す添付図面の第
1〜9図に基づいて説明する。
1〜9図に基づいて説明する。
まず、第1図に示すような鋼塊をすえ込み鍛造
によつて順次第2及び第3図に示すように成形し
て円板1とし、次いで第4図に示すように、円板
1の中央部にテーパリング2を当て、テーパリン
グ2に下向きの力を加えて第5図に示すように円
板1内に押込む。なお、テーパリング2の内径
は、鏡板のノズル外径部にほぼ等しくしてある。
次いで、テーパリング2を抜き出すと、第6図に
示すように円板1に環状のみぞ1aができる。次
に、円板1の環状のみぞ1aの外側の部分を鍛造
することにより展伸させ、第7図に示すような形
状のブランク材3とする(必要な場合には機械加
工を施す)。次いで、ブランク材3を800〜1300℃
の温度まで加熱し、第8図に示すように、ブラン
ク材3を下金型4上に置き上金型5により押圧す
る。下金型4は、製造すべき鏡板の外壁曲面に対
応した曲面のくぼみ4aを有しており、またその
くぼみ4aの中央部にはノズルに対する逃げ4b
が設けられている。上金型5は成形すべき鏡板の
内壁曲面に対応する凹状曲面を有しており、その
直径は成形すべき鏡板の内径部よりも小さくして
ある。この上金型5をプレス装置を用いて押圧す
ることによつてブランク材3を、第9図に示す状
態まで押し込む。これによつて、第9図に示すよ
うな形状のノズル一体型鏡板6が完成する。上金
型5は略部分球状の形状をしておりその直径は鏡
板の内径よりも小さいので、上金型5とブランク
材3との接触面積は小さくかつしごき加工がない
ため、プレス力は小さくても十分に成形可能であ
る。
によつて順次第2及び第3図に示すように成形し
て円板1とし、次いで第4図に示すように、円板
1の中央部にテーパリング2を当て、テーパリン
グ2に下向きの力を加えて第5図に示すように円
板1内に押込む。なお、テーパリング2の内径
は、鏡板のノズル外径部にほぼ等しくしてある。
次いで、テーパリング2を抜き出すと、第6図に
示すように円板1に環状のみぞ1aができる。次
に、円板1の環状のみぞ1aの外側の部分を鍛造
することにより展伸させ、第7図に示すような形
状のブランク材3とする(必要な場合には機械加
工を施す)。次いで、ブランク材3を800〜1300℃
の温度まで加熱し、第8図に示すように、ブラン
ク材3を下金型4上に置き上金型5により押圧す
る。下金型4は、製造すべき鏡板の外壁曲面に対
応した曲面のくぼみ4aを有しており、またその
くぼみ4aの中央部にはノズルに対する逃げ4b
が設けられている。上金型5は成形すべき鏡板の
内壁曲面に対応する凹状曲面を有しており、その
直径は成形すべき鏡板の内径部よりも小さくして
ある。この上金型5をプレス装置を用いて押圧す
ることによつてブランク材3を、第9図に示す状
態まで押し込む。これによつて、第9図に示すよ
うな形状のノズル一体型鏡板6が完成する。上金
型5は略部分球状の形状をしておりその直径は鏡
板の内径よりも小さいので、上金型5とブランク
材3との接触面積は小さくかつしごき加工がない
ため、プレス力は小さくても十分に成形可能であ
る。
以上説明してきたように、本発明によると、一
体に形成されたノズルを有する圧力容器の鏡板を
製造する方法において、鋼塊から円板を鍛造し、
ノズルの直径に略対応する内径を有するテーパリ
ングを円板の所定の位置に押し込むことにより環
状のみぞを形成し、円板の環状のみぞの外側部分
を略鏡板の肉厚となるまで鍛造して展伸させるこ
とにより鏡板を平板状に展開した形状のブランク
材を作り、このブランク材を熱間成形温度まで加
熱した状態でプレス装置に取り付けた上金型及び
下金型によつて所定形状に成形するようにしたの
で、強大なプレス装置を必要とすることなく小さ
なプレス力によつてノズル一体型鏡板を成形する
ことができる。これによつて溶接部のないノズル
付き鏡板を容易に得ることができ、溶接部が存在
することに付随する従来の種々の問題点を解消す
ることができる。
体に形成されたノズルを有する圧力容器の鏡板を
製造する方法において、鋼塊から円板を鍛造し、
ノズルの直径に略対応する内径を有するテーパリ
ングを円板の所定の位置に押し込むことにより環
状のみぞを形成し、円板の環状のみぞの外側部分
を略鏡板の肉厚となるまで鍛造して展伸させるこ
とにより鏡板を平板状に展開した形状のブランク
材を作り、このブランク材を熱間成形温度まで加
熱した状態でプレス装置に取り付けた上金型及び
下金型によつて所定形状に成形するようにしたの
で、強大なプレス装置を必要とすることなく小さ
なプレス力によつてノズル一体型鏡板を成形する
ことができる。これによつて溶接部のないノズル
付き鏡板を容易に得ることができ、溶接部が存在
することに付随する従来の種々の問題点を解消す
ることができる。
なお、鏡板の形状は、断面形状が円、楕円等の
任意の形状であつても金型の形状をそれに対応さ
せれば成形可能であり、またノズルが2個以上の
鏡板であつてもブランク材形状及び金型を変える
ことにより成形可能である。
任意の形状であつても金型の形状をそれに対応さ
せれば成形可能であり、またノズルが2個以上の
鏡板であつてもブランク材形状及び金型を変える
ことにより成形可能である。
第1〜7図はそれぞれ、鋼塊を鍛造してブラン
ク材とする各段階における材料の形状を順次示す
図、第8図は成形前の金型及びブランク材を示す
図、第9図は成形完了時の金型及びブランク材を
示す図である。 1……円板、2……テーパリング、3……ブラ
ンク材、4……下金型、5……上金型、6……ノ
ズル付き鏡板。
ク材とする各段階における材料の形状を順次示す
図、第8図は成形前の金型及びブランク材を示す
図、第9図は成形完了時の金型及びブランク材を
示す図である。 1……円板、2……テーパリング、3……ブラ
ンク材、4……下金型、5……上金型、6……ノ
ズル付き鏡板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一体に形成されたノズルを有する圧力容器の
鏡板を製造する方法において、 鋼塊から円板を鍛造し、ノズルの直径に略対応
する内径を有するテーパリングを円板の所定の位
置に押し込むことにより環状のみぞを形成し、円
板の環状のみぞの外側部分を略鏡板の肉厚となる
まで鍛造して展伸させることにより鏡板を平板状
に展開した形状のブランク材を作り、このブラン
ク材を熱間成形温度まで加熱した状態でプレス装
置に取り付けた上金型及び下金型によつて所定形
状に成形することを特徴とする圧力容器のノズル
一体型鏡板の製造方法。 2 上金型及び下金型によるブランク材の成形
は、鏡板の最終形状の内壁曲面に対応する凸曲面
を有する略部分球状の上金型と、鏡板の最終形状
の外壁曲面に対応する凹曲面及びノズルに対する
逃げ部を有する下金型とを用いて行なわれる特許
請求の範囲第1項記載の圧力容器のノズル一体型
鏡板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663082A JPS58196136A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 圧力容器のノズル一体型鏡板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663082A JPS58196136A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 圧力容器のノズル一体型鏡板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58196136A JPS58196136A (ja) | 1983-11-15 |
JPS625698B2 true JPS625698B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=13610684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7663082A Granted JPS58196136A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 圧力容器のノズル一体型鏡板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58196136A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110146365A1 (en) * | 2009-12-23 | 2011-06-23 | Zimmer Gmbh | Method for manufacturing an orthopedic implant |
CN103567339B (zh) * | 2012-08-07 | 2016-08-03 | 上海重型机器厂有限公司 | Cap1400蒸汽发生器椭圆形封头的锻造成形方法 |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP7663082A patent/JPS58196136A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58196136A (ja) | 1983-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3359935A (en) | Apparatus for securing deformable sheet metal elements | |
JP2001087836A (ja) | 異形リングの製造方法 | |
JPH01133622A (ja) | 極厚板三次元曲面プレス成形方法 | |
JPS625698B2 (ja) | ||
JPH07116770A (ja) | 異形リングの製造方法 | |
US4306342A (en) | Method of manufacturing a crank arm for a welded crankshaft, and a pressing equipment for carrying out the method | |
JP3479416B2 (ja) | 圧力容器のフランジ一体型鏡板およびその製造方法並びにそのブランク材 | |
JP3272601B2 (ja) | 厚肉テーパ付中空部材の製造方法 | |
JPH0224619B2 (ja) | ||
JPH0929362A (ja) | パイプの接続端部の成形装置及びパイプの接続端部の成形方法 | |
JPS62114743A (ja) | ノズルの一体成形方法 | |
JPS5913936B2 (ja) | 溶接クランクシヤフト用クランクア−ム製造方法およびこの方法を実施するプレス装置 | |
JP4110677B2 (ja) | 据え込み鍛造装置 | |
JPH06114479A (ja) | 鍛鋼製水室鏡の製造方法 | |
JPS63317231A (ja) | 鍛造リングの口絞り成形方法 | |
US4051709A (en) | Method of producing connector fittings for pipes | |
JPS58196135A (ja) | 圧力容器のカバ−フランジの製造方法 | |
JPH05337590A (ja) | 等速継手の外輪の製造方法および装置 | |
JPH06210363A (ja) | 半球形管板の製作方法 | |
JP2520726B2 (ja) | フランジを有する部品の成形方法 | |
JP2000317565A (ja) | プレス成形品の据え込みプレス増肉方法 | |
JP2636315B2 (ja) | 焼結鍛造時のワーク冷却防止方法 | |
SU1013060A1 (ru) | Способ изготовлени поковок типа колес | |
JPS6238736A (ja) | 複合ポンチを用いたノズル一体鍜造成形法 | |
JPS63174750A (ja) | ノズルの一体成形方法 |