JPS6255605B2 - - Google Patents

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JPS6255605B2
JPS6255605B2 JP5846579A JP5846579A JPS6255605B2 JP S6255605 B2 JPS6255605 B2 JP S6255605B2 JP 5846579 A JP5846579 A JP 5846579A JP 5846579 A JP5846579 A JP 5846579A JP S6255605 B2 JPS6255605 B2 JP S6255605B2
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JP
Japan
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signal
output
circuit
sound
waveform
Prior art date
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Expired
Application number
JP5846579A
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English (en)
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JPS55149021A (en
Inventor
Satoru Inoe
Teruo Usami
Takayuki Koizumi
Mataichiro Kiso
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は工場の外乱騒音等に影響されること
なく、被測定物であるモータ等の異常音を抽出
し、異常音の発生有無およびその原因を判別する
ようにした被測定音判別装置に関するものであ
る。 従来この種の装置はまだ実現されておらず、工
場内に防音室を設け、作業者がその中に入つて工
場騒音等の外乱音をしや断した状態で異常音の発
生の有無を判別していた。 従来の異常音の判別は以上のようにしてなさ
れ、判別装置を導入した事例も多少はあるが、異
常音が判別可能となるレベルまで外乱騒音をしや
断するために防音室を設けなければならず、精度
よく判別するためには非常に高価な防音室が必要
となつた。また防音室内で突発的に発生する騒音
等については除去できないという欠点があつた。 この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、被測定物の発生音
を検出する被測定音検出器と、外乱騒音を検出す
る騒音検出器とを備え、両検出器の信号を乗除算
しその出力信号を処理することにより、外乱騒音
等に影響されることなく、被測定物の異常音を判
別できるようにした被測定音判別装置を提供する
ことを目的としている。 以下この発明の一実施例を図について説明す
る。 第1図において、1は工場騒音の発生源、2は
発生源1からの工場騒音を検知するマイクロホ
ン、3は被測定物であるモータ6の異常音を検出
するマイクロホン、4,5はマイクロホン2,3
に取付けられた集音用パラボラアンテナ、7はマ
イクロホン2の増幅器、8はマイクロホン3の増
幅器である。 第2図は信号処理回路のブロツク図を示したも
ので、2,3は前述のマイクロホン、7,8は同
じく前述の増幅器、9は工場騒音の伝搬遅延時間
分だけマイクロホン2側の増幅器7の出力を遅延
させるアナログ遅延回路、14は増幅器8の出力
信号を平滑平均する平均回路、15は遅延回路9
の出力信号を平滑平均する平均回路、10は回路
14,15の出力によりレベル補正した回路8,
9の出力の積を出力する乗除算回路、11は乗除
算回路10の出力信号の正側信号の和算平均回
路、12は乗除算回路10の出力信号の負側信号
の和算平均回路、13は正側、負側平均回路1
1,12の出力信号の和算平均回路。16は前記
3つの平均回路11,12,13の出力レベルを
判別し、さらに論理演算を行なつて異常音の発生
の有無および原因を判定する判定回路、17は判
定回路16の信号を参照しつつ、異常音の発生時
に警報表示する警報表示回路である。なお、図
中、44はサンプリング間隔を制御する制御ライ
ンである。 第3図は第2図の乗除算回路10に入力される
増幅器8およびアナログ遅延回路9の出力信号を
正弦波と仮定した場合の乗除算回路10の入出力
波形を示したもので、20は周波数fの外乱騒音
Nif、21は周波数fのモータ音Sif、22は波形
20と波形21の同相、同周波数の乗算結果波形
SifNif、23は外乱騒音Nifに比し位相遅れαを
有する同周波数の波形Sif(−α)、24は波形2
0と波形23の同周波数、位相遅れαの乗算結果
波形Sif(−α)Nif、25は波形20の倍周波数
の波形Si2f、26は波形20と波形25の倍周波
数、同相の乗算結果波形Si2fNifである。なお図
中の斜線部分は、負値の波形部分を示している。 また、第4図は第2図の乗除算回路10に入力
される回路8,9,14,15の出力信号を正弦
波と仮定し、同周波数、同位相波形を乗除算回路
10に入力した場合の入出力信号を示したもの
で、28はアナログ遅延回路9の出力信号Ni、
27は増幅器8の出力信号Si、29は波形27と
波形28の乗算結果波形SiNi、30は平均回路1
5の出力信号
【式】31は平均回路1 4の出力信号
【式】32は乗除算結果波 形である。ここで乗除算回路10での演算式は、 となる。 第5図は実際のモータ音Siおよび外乱騒音Niを
入力とした時の処理結果波形を示したもので、3
3は外乱騒音Niで、区間Aは騒音レベルが大き
いことを示している。34は異常音を発生してい
るモータ音Si、35は回路8,9の出力のレベル
補正を必要としない時の乗除算回路10の出力信
号SiNi36は乗除算回路10の出力信号
【式】の正値の和算平 均をとる正側平均回路11の出力信号、37は前
記信号の負値の和算平均をとる負側平均回路12
の出力信号、38は上記波形37をスレツシヨル
ドレベルL1で波形整形した信号、39は和算平
均回路13の出力信号で、信号36,37の和で
ある。40は信号39をスレツシヨルドレベル
L3で波形整形した信号、41はスレツシヨルド
レベルL3ではなく、スレツシヨルドレベルL2
波形整形した信号、42は判定回路16の出力信
号で、信号38と信号40のAND出力信号、4
3は同じく判定回路16の出力信号で信号38
と、信号41と、信号40の反転信号のAND出
力信号である。 次に本発明の動作を第1図ないし第5図を用い
て説明する。 第1図においてモータ6を駆動すると、マイク
ロホン3によつてモータ音が集音される。また同
時に発生源1からの工場騒音がマイクロホン2お
よび3に集音され、増幅器7,8によつてそれぞ
れ増幅された音信号を検出することができる。こ
こで発生源1からの工場騒音は無限遠から来るも
のと考えていいので、マイクロホン2,3間の距
離lに対して普通十分大きいが、音の伝搬遅延時
間t=(0.6T+331.5)/l秒(Tは温度)遅れる
ため、第2図のアナログ遅延回路9によつてマイ
クロホン2で検出される信号をt秒だけ遅延させ
る。乗除算回路10は上記回路9,8,14,1
5の出力信号を乗除算するものであるが、まず回
路9,8の出力信号を正弦波と仮定して第3図、
第4図を用いて説明する。 外乱騒音20とモータ音21が同相、同周波数
の場合、上記両者の乗算結果は波形22に示すご
とく正の波形となる。ここでモータ音21に位相
遅れαがあると両者の乗算結果に波形24に示す
ごとく負の値(斜線部分)が発生する。さらに異
なる周波数の波形25になると、両者の乗算結果
は波形26のごとくとなり、一周期の和は0とな
る。本発明は上記で述べたように、波形24,2
6に示した負の値を抽出することによりモータ6
の異常音発生の有無を判別するものである。 次に回路9,8の出力信号Si,Niが第4図の波
形27,28のように変化した場合、モータ音2
7ではt3間とt2間が同じレベルであるが、乗算結
果波形29ではt3間のレベルが小さくなる。そし
て波形27,28が平均回路14,15によつて
平均されると、出力波形30,31が出力される
ため両者の比
【式】を信号29 に乗算すると波形32が出力される。これはモー
タ音27と比例した波形となる。 次に第5図を用いて、実際の信号処理について
述べる。 ここで、まず第1図に示したごとく、モータ6
から発生する音は集音用パラボラアンテナ4があ
るためマイクロホン2には集音されず、マイクロ
ホン3にはモータ6の発生音Siと外乱騒音Niの合
成音が集音されることは明らかである。 モータ6を駆動すると、回路9および8の出力
信号として信号33,34が得られる。信号33
の区間Aは外乱騒音レベルが大きいことを示した
もので、信号34にも区間Aに対応する区間
A′において同周波数、同位相成分の大きい波形
として検出される。また信号34の区間B,Cの
波形はモータ6の異常音発生波形で、波形33に
比べて異周波数又は異なる位相信号として検出さ
れる。 上記波形33,34を乗除算回路10に入力し
て得られる出力信号が信号35であり、また信号
35に対しさらにレベル補正がされた信号の正側
平均回路11の出力が信号36で、信号33,3
4の区間A,B,Cの値が大きく抽出される。又
負側平均回路12の出力が信号37で区間B,C
では負方向に信号が大きく出て、区間Aすなわち
外乱騒音レベルが大なる時、負の値は小さくな
る。そして上記信号37をスレツシヨレベルL1
で波形整形すると、信号38を得ることができ
る。 さらに、和算平均回路13に信号36,37を
入力すると、信号39が得られる。これをスレツ
シヨルドレベルL2,L3で波形整形すると信号4
1,40を得ることができ、信号38と信号40
のAND信号42によりモータ6に異常音が発生
しているものと判定し、しかもこのAND信号4
2の検査時間におけるパルス数が多ければモータ
6の異常音異周波成分が多いと判別される。また
信号38と、信号41と、信号40の反転信号の
AND信号43によりモータ6に異常音が発生し
ているものと判定し、しかもこのAND信号43
の検査時間内におけるパルス数が少なければモー
タ6の異常音の位相の遅れ又は進み成分が多いと
判別される。このように上記信号42,43の発
生量により、判定回路16においてモータの異常
原因を分類し、警報表示回路17で警報表示出力
される。以上のことから、信号33に示した区間
Aの外乱騒音が大きくなつても判別には何ら影響
を及ぼさないので、精度よく異常音を検出できる
ことは明らかである。 なお、上記実施例では集音用パラボラアンテナ
を用いたが、指向性の良いマイクロホンを用いて
もよく、またモータ音がほとんど入力しない程度
に第1図の距離lを取れば、集音用パラボラアン
テナを用いなくともよい。又アナログ遅延回路9
についてもマイクロホン2,3を十分近づけ、し
かもマイクロホン2にモータ音が入力されない構
成にすれば不要となる。また信号37の負の値を
検出するのみで異常音の発生有無を検出すること
ができる。 以上のように、この発明によれば、外乱騒音と
被測定物から発生する音とをそれぞれ検出する各
検出器の出力信号を乗除算処理することにより、
外乱騒音が発生する場合でも防音室等のしや断物
を用いることなく、安価な設備で精度の高い被測
定音判別装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による被測定音判
別装置の構成図、第2図は前記実施例の信号処理
回路のブロツク図、第3図a〜gは第2図の回路
の動作説明のため正弦波を乗算処理したときの波
形図、第4図a〜fは第2図の回路の動作説明の
ため正弦波を第2図の乗除算回路に入力したとき
の入出力波形図、第5図a〜hは第2図の各ブロ
ツクの出力信号を示す波形図である。 1……外乱騒音発生源、6……被測定物として
のモータ、10……乗除算回路、11……正値平
均回路、12……負値平均回路、13……和算平
均回路、16……判定回路。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物の動作によつて生じる音を検出する
    被測定音検出器と、 前記被測定物の動作以外によつて生じる音を検
    出する騒音検出器と、 前記両検出器の出力信号を両出力の比によりレ
    ベル補正して乗算する乗除算回路と、 この乗除算回路の出力信号の正値および負値の
    和算平均をとる正値平均回路および負値平均回路
    と、 この両平均回路の出力信号の和をとる和算平均
    回路と、 上記負値平均回路の出力レベルを第1のスレツ
    シヨルドで、上記和算平均回路の出力レベルを第
    2及び第3のスレツシヨルドで波形整形して第1
    ないし第3の出力を求め、該第1と第3の出力の
    論理積と、上記第3の出力の反転出力および上記
    第1および第2の出力の論理積とを算出し、両論
    理積出力を用いて前記被測定物の動作が正常か否
    かの判別およびその原因の判別を行なう判定装置
    とを備えたことを特徴とする被測定音判別装置。
JP5846579A 1979-05-10 1979-05-10 Discriminating device for sound to be measured Granted JPS55149021A (en)

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