JP5320968B2 - 異音判定装置および異音判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異音判定装置および異音判定方法に関する。特に、本発明は、車両から発生される音に含まれる異音を判定する異音判定装置および異音判定方法に関する。
走行車両から発生される低級音は、ユーザに不快感を与える場合がある。工場出荷前の車両には、異音検査が実施される。
異音を検査する技術としては、下記の特許文献1に示すような異音判定装置が知られている。特許文献1に開示されている異音判定装置は、異音判定の対象とする複数の周波数帯域と、各周波数帯域に対応する判定パラメータとを検査者が設定することにより、音圧レベルと判定パラメータとを周波数帯域単位で比較するものである。このような構成によれば、周波数帯域単位で異なる判定パラメータを基準にして音圧レベルが判定されるため、製品の異音の有無を正確に判定することができる。
特開2006−126140号公報
しかしながら、上記異音判定装置では、製品毎に判定パラメータを複数設定する必要があるため、設定作業が複雑になるという問題がある。特に、走行車両から発生される異音を検査する場合には、車両の種類のみならず、車両が走行する路面などの外部要因まで考慮して、判定パラメータを設定する必要がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。したがって、本発明の目的は、ユーザによる簡単な設定作業により車両の異音を正確に判定することができる異音判定装置および異音判定方法を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
本発明の異音判定装置は、記憶手段、受付手段、補正手段、集音手段、解析手段、および判定手段を有する。前記記憶手段は、検査対象車両で発生される音に含まれる異音を判定するための判定値を記憶している。前記受付手段は、前記車両の特性および前記車両が走行する路面の特性のうち、少なくとも一方の特性についてのユーザによる設定を受付ける。前記補正手段は、前記受付けられた特性に応じた補正値を前記記憶手段に記憶されている判定値に加算することにより、当該判定値を補正する。前記集音手段は、前記車両から発生される音を集音して、音データを取得する。前記解析手段は、前記取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する。前記判定手段は、前記算出された音圧レベルと前記補正された判定値とを比較することによって、前記異音を判定する。
本発明の異音判定方法は、受付段階、補正段階、集音段階、解析段階、および判定段階を有する。前記受付段階は、検査対象車両の特性および前記車両が走行する路面の特性のうち、少なくとも一方の特性についてのユーザによる設定を受付ける。前記補正段階は、前記受付けられた特性に応じた補正値を前記車両で発生される音に含まれる異音を判定するための判定値に加算することにより、当該判定値を補正する。前記集音段階は、前記車両から発生される音を集音して、音データを取得する。前記解析段階は、前記取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する。前記判定段階は、前記算出された音圧レベルと前記補正された判定値とを比較することによって、前記異音を判定する。
本発明の異音判定装置および異音判定方法によれば、車両の特性および路面の特性のうち少なくとも一方の特性に基づいて判定値が補正されるため、ユーザによる簡単な設定作業により車両の異音を正確に判定することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、図中、同様の部材には同一の符号を用いた。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における異音判定装置の外観を示す図である。本実施の形態の異音判定装置は、検査対象車両の特性および当該車両が走行する路面の特性に基づいて評価ラインを補正し、補正後の評価ラインを基準に車両の異音の良否を判定するものである。
図1に示すとおり、本実施の形態の異音判定装置100は、マイクロホン110と装置本体部120とを備える。
マイクロホン110は、車両で発生される音を集音するものである。マイクロホン110は、集音手段として、車両から発生される音を集音して音データを取得する。マイクロホン110は、信号線111を介して装置本体部120に電気的に接続されており、マイクロホン110からの信号は、装置本体部120に送信される。なお、マイクロホン自体は、一般的なマイクロホンであるため、詳細な説明は省略する。
装置本体部120は、マイクロホン110からの信号を受信して、車両の異音の良否を判定するものである。装置本体部120には、種々の入力ボタンから構成される入力部121、ならびに種々の表示灯およびディスプレイから構成される出力部122が設けられている。また、装置本体部120には、判定処理の終了などをユーザに報知するための警報ブザーおよび外部のPCとのデータ通信のためのUSB端子が設けられている。
次に、図2を参照して、図1に示す異音判定装置100における装置本体部120について詳細に説明する。図2は、図1に示す異音判定装置の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すとおり、本実施の形態における装置本体部120は、入力部121、出力部122、記憶部123、および演算部124を備える。入力部121、出力部122、および記憶部123は、演算部124にそれぞれ電気的に接続されている。
入力部121は、種々の入力ボタンから構成され、ユーザによる車両の特性などの入力に用いられる。入力部121は、受付手段として、車両の特性および車両が走行する路面の特性についてのユーザによる設定を受付ける。
出力部122は、種々の表示灯およびディスプレイを含み、車両の異音の良否判定結果などを出力する。
記憶部123は、マイクロホン110により取得される音データを格納する。また、記憶部123は、記憶手段として、検査対象車両で発生される音に含まれる異音を判定するための基本評価ライン(判定値)、および、基本評価ラインを補正するための補正値を記憶している。
演算部124は、演算回路およびフィルタ回路を含み、補正部(補正手段)、解析部(解析手段)、判定部(判定手段)、分割部(分割手段)、算出部(算出手段)、抽出部(抽出手段)、および音質判定部(音質判定手段)として機能する。
ここで、補正部は、入力部121により受付けられた車両の特性および路面の特性に基づいて基本評価ラインを補正するものである。解析部は、マイクロホン110で取得された音データを周波数解析して所定の周波数領域における音圧レベルを算出するものであり、判定部は、算出された音圧レベルと補正された評価ラインとを比較することによって、異音を判定するものである。分割部は、音データを所定の時間間隔で分割して、複数の分割データを生成するものである。算出部は、異音判定結果が良好と判定された複数の車両の音データに基づいて基本評価ラインを算出するものである。抽出部は、音データから所定の音情報を抽出するものであり、音質判定部は、抽出部により抽出された音情報に基づいて、車両の音質の良否を判定するものである。なお、各部の具体的な処理内容については、後述する。
以上のとおり構成される本実施の形態の異音判定装置100によれば、ユーザによって設定される車両の特性および路面の特性に基づいて基本評価ラインが補正され、補正後の評価ラインを基準に、車両の異音の良否が判定される。以下、図3〜図8を参照して、本実施の形態の異音判定装置100における異音判定方法について説明する。
まず、図3を参照して、本実施の形態の異音判定方法における基本的な処理の流れについて説明する。図3は、本実施の形態の異音判定装置における異音判定方法を説明するためのフローチャートである。
図3に示すとおり、本実施の形態の異音判定方法では、まず、基本評価ラインが設定される(ステップS101)。より具体的には、車両から発生される音に含まれる異音を判定するための判定値の集合である基本評価ラインが設定される。本実施の形態では、異音の判定結果が良好な複数の車両の音データが記憶部123に記憶されており、異音の判定結果が良好な複数の車両の音データを平均化することにより基本評価ラインが算出される。算出された基本評価ラインは、記憶部123に記憶される。なお、ステップS101に示す基本評価ライン設定処理は、毎回実行される必要はなく、定期的に実行されることができる。あるいは、外部のPCによって基本評価ラインが算出され、異音判定装置100の出荷時に、USB端子を介して基本評価ラインが記憶部123に記憶されてもよい。あるいは、基本評価ラインは、ユーザにより任意に設定されてもよい。
次に、評価ラインが補正される(ステップS102)。本実施の形態では、ユーザにより設定される車両の特性、路面の特性、温度範囲、および気圧範囲に基づいて、ステップS101に示す処理で設定された基本評価ラインが補正される。ステップS102に示す評価ライン補正処理についての詳細な説明は後述する。
次に、車両から発生される音が計測される(ステップS103)。本実施の形態では、異音判定装置100が検査対象車両の後部座席に設置され、検査対象車両が評価路を走行している間に車両で発生される音が計測される。計測された音は、音データとして記憶部123に記憶される。
次に、車両の異音の良否が判定される(ステップS104)。本実施の形態では、ステップS103に示す処理で取得された音データが周波数解析され、音データの音圧レベルとステップS102に示す処理で補正された評価ラインとが比較されることによって、車両の異音の良否が判定される。ステップS104に示す異音判定処理についての詳細な説明は後述する。
次に、車両の音の音質が判定される(ステップS105)。本実施の形態では、ステップS103に示す処理で取得された音データに対して、種々のフィルタリング処理が実行され、車両から発生される音の音質の良否が判定される。ステップS105に示す音質判定処理についての詳細な説明は後述する。
そして、解析結果が出力され(ステップS106)、処理が終了される。本実施の形態では、ステップS104に示す異音判定処理およびステップS105に示す音質判定処理の判定結果に基づいて、出力部122としての表示灯が点灯する。
以上のとおり、図3に示すフローチャートの処理によれば、まず、基準評価ラインが算出されて記憶部123に記憶される。そして、ユーザによる種々の設定に基づいて基本評価ラインが補正され、補正された評価ラインに基づいて、車両の異音の良否が判定される。加えて、車両で発生される音の音質の良否が判定される。以下、図4〜図8を参照しつつ、図3のフローチャートに示す各処理について詳細に説明する。
まず、図4を参照して、図3のステップS102に示す評価ライン補正処理について説明する。図4は、図3のステップS102に示す評価ライン補正処理を説明するためのフローチャートである。
図4に示すとおり、本実施の形態における評価ライン補正処理では、まず、検査対象車両の特性についてのユーザによる設定が受付けられる(ステップS201)。本実施の形態では、予め分類される4つの車両サイズ(S、M、L、およびLL)の中から、ユーザのボタン操作によって一の車両サイズが選択されることにより、検査対象車両の特性についての設定が受付けられる。
次に、車両の特性に応じた第1の補正値Kが決定される(ステップS202)。本実施の形態では、下記の表1に示すとおり、車両サイズ毎に第1の補正値Kが予め設定されており、ステップS201に示す処理で設定された車両の特性に対応する第1の補正値Kが決定される。
Figure 0005320968
なお、一般的に、検査対象車両のサイズが小さいほど、車室内の音は全体的に大きくなる傾向がある。このため、検査対象車両が小型車(S)である場合には、大型車(LL)よりも評価ラインを甘めに設定しないと、一般的な音まで異音と判定されてしまうおそれがある。したがって、車両サイズが小さいほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、第1の補正値Kは設定されている。
次に、車両が走行する路面の特性についてのユーザによる設定が受付けられる(ステップS203)。本実施の形態では、予め分類される3つの路面(舗装路、石畳路、砂利路など)の中から、ユーザのボタン操作によって一の路面が選択されることにより、路面の特性についての設定が受付けられる。
次に、車両が走行する路面の特性に応じた第2の補正値Rが決定される(ステップS204)。本実施の形態では、下記の表2に示すとおり、路面毎に第2の補正値Rが予め設定されており、ステップS203に示す処理で設定された路面の特性に対応する第2の補正値Rが決定される。
Figure 0005320968
なお、一般的に、路面の凹凸が大きいほど、走行車両の車室内の音は全体的に大きくなる傾向がある。このため、走行路が凹凸の大きい砂利路(未舗装路)である場合には、凹凸の小さい舗装路よりも評価ラインを甘めに設定しないと、一般的な音まで異音と判定されてしまうおそれがある。したがって、路面の凹凸が大きいほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、第2の補正値Rは設定されている。
次に、車両の周囲の温度についてのユーザによる設定が受付けられる(ステップS205)。本実施の形態では、予め設定される3つの温度範囲の中から、ユーザのボタン操作によって一の温度範囲が選択されることにより、温度についての設定が受付けられる。
次に、温度範囲に応じた第3の補正値Tが決定される(ステップS206)。本実施の形態では、下記の表3に示すとおり、温度範囲毎に第3の補正値Tが予め設定されており、ステップS205に示す処理で選択された温度範囲に対応する第3の補正値Tが決定される。
Figure 0005320968
なお、一般的に、周囲の温度が低いほど、走行車両の車室内の音は全体的に大きくなる傾向がある。このため、周囲の温度が低い場合には、温度が高い場合よりも評価ラインを甘めに設定しないと、一般的な音まで異音と判定されてしまうおそれがある。したがって、温度が低いほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、第3の補正値Tは設定されている。
次に、車両の周囲の気圧についてのユーザによる設定が受付けられる(ステップS207)。本実施の形態では、予め設定される3つの気圧範囲の中から、ユーザのボタン操作によって一の気圧範囲が選択されることにより、気圧についての設定が受付けられる。
次に、気圧範囲に応じた第4の補正値Aが決定される(ステップS208)。本実施の形態では、下記の表4に示すとおり、気圧範囲毎に第4の補正値Pが予め設定されており、ステップS207に示す処理で選択された気圧範囲に対応する第4の補正値Aが決定される。
Figure 0005320968
なお、一般的に、周囲の気圧が高いほど、走行車両の車室内の音は全体的に大きくなる傾向がある。このため、周囲の気圧が高い場合には、気圧が低い場合よりも評価ラインを甘めに設定しないと、一般的な音まで異音と判定されてしまうおそれがある。したがって、気圧が高いほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、第4の補正値Aは設定されている。
そして、基本評価ラインが補正され(ステップS209)、処理が終了される。本実施の形態では、ステップS201〜S208に示す処理により決定された第1〜第4の補正値K,R,T,Aに基づいて、基本評価ラインが補正される。具体的には、下記(1)式に示すとおり、周波数の関数P(f)で表現される基本評価ラインP(f)に、第1〜第4の補正値K,R,T,Aが加算されることにより、補正後の評価ラインP’(f)が算出される。
評価ラインP’(f)= 基本評価ラインP(f)+K+R+T+A …(1)
図5は、基本評価ラインを補正する処理を説明するための図である。
図5の破線は、予め記憶されている基本評価ラインP(f)を示し、実線は、補正後の評価ラインP’(f)を示す。図5の横軸は周波数であり、縦軸は音圧レベルである。
図5に示すとおり、本実施の形態の評価ライン補正処理では、ユーザによる設定に対応する補正値が加算されることによって、基本評価ラインP(f)が上方または下方に平行移動するように補正される。言い換えれば、車両の特性、路面の特性、温度範囲、および気圧範囲についてのユーザによる設定に基づいて、異音判定が甘くなる方向または厳しくなる方向に、評価ラインが補正される。
以上のとおり、図4に示すフローチャートの処理によれば、まず、車両サイズ、路面、温度範囲、および気圧範囲がユーザのボタン操作により設定され、これらの設定に応じて補正値が決定される。そして、決定された補正値に基づいて、基本評価ラインが補正される。このような構成によれば、ユーザの簡単なボタン操作により、異音を判定するための評価ラインを設定することができる。
なお、車両サイズおよび路面の凹凸と比較して、温度および気温の評価ラインに対する影響度は小さいため、図4のステップS205〜S208に示す処理は省略されてもよい。あるいは、図4のステップS205〜S208に示す処理は、季節の移り変わりに応じて数ヶ月毎に実行されてもよい。
次に、図6を参照して、図3のステップS104に示す異音判定処理について詳細に説明する。図6は、図3のステップS104に示す異音判定処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示すとおり、本実施の形態における異音判定処理では、まず、音データが所定の時間間隔で分割される(ステップS301)。本実施の形態では、図3のステップS103に示す処理で取得された音データが分割されて、複数の時分割音データが生成される。ここで、上記所定の時間間隔は、評価路を走行する車両の振動などにともなって突発的に発生される音を検出することができる程度に短い時間であり、たとえば、0.1〜1秒の範囲で設定される。
次に、複数の時分割音データの中から一の時分割音データが選択される(ステップS302)。本実施の形態では、計測開始時点からの時分割音データが順次に周波数解析されるように、ステップS301に示す処理で生成された複数の時分割音データの中から一の時分割音データが選択される。
次に、選択された時分割音データがフィルタリング処理される(ステップS303)。本実施の形態では、後続する周波数解析処理に先立って、ステップS301に示す処理で分割された時分割音データをフィルタリング処理することにより、時分割音データに含まれるノイズおよび解析対象ではない周波数帯域のデータが除去される。
次に、高速フーリエ変換(以下、FFTと称する)解析が実行される(ステップS304)。本実施の形態では、ステップS303に示す処理でフィルタリング処理された時分割音データに対してFFTが実行され、所定の周波数領域における音圧レベル(音圧スペクトル)が算出される。
次に、算出された音圧レベルと補正後の評価ラインP’(f)とが比較される(ステップS305)。本実施の形態では、ステップS304に示す処理で算出された音データの音圧レベルと、上述の評価ライン補正処理で補正された評価ラインP’(f)とが比較される。
そして、異音がカウントされる(ステップS306)。本実施の形態では、図7に示すとおり、補正後の評価ラインP’(f)を超える音圧レベルを有する音が異音と判定され、異音の数(たとえば、3個)がカウントされる。
そして、カウントされた異音の数が許容値未満か否かが判断される(ステップS307)。カウントされた異音の数が許容値未満の場合(ステップS307:YES)、車両の異音は良好と判断され(ステップS308)、ステップS310以下の処理に移行する。一方、カウントされた異音の数が許容値以上の場合(ステップS307:NO)、車両の異音は不良と判断され(ステップS309)、ステップS310以下の処理に移行する。
次に、すべての時分割音データが、異音判定されたか否かが判断される(ステップS310)。すべての時分割音データが異音判定されていない場合(ステップS310:NO)、すべての時分割音データが異音判定されるまで、ステップS302以下の処理が繰り返される。一方、すべての時分割音データが異音判定された場合(ステップS310:YES)、処理が終了される。
以上のとおり、図6に示すフローチャートの処理によれば、車両で発生される音の音データが周波数解析され、補正された評価ラインと比較されることにより、車両の異音の良否が判定される。このとき、音データを所定の時間間隔で複数に分割することにより、音データを平均化することなく、車両の振動などにともなって突発的に発生される音を確実に検出することができる。また、異音の数をカウントして車両の異音の良否を判定することにより、誤判定が防止される。
そして、本実施の形態の異音判定装置および異音判定方法によれば、ユーザが車両の特性および路面の特性を設定することにより評価ラインが補正され、補正された評価ラインに基づいて車両の異音の良否が判定される。したがって、ユーザによる簡単な設定作業により、車両の異音の良否を正確に判定することができる。
最後に、図8を参照して、図3のステップS105に示す音質判定処理について詳細に説明する。図8は、図3のステップS105に示す音質判定処理を説明するためのフローチャートである。
図8に示すとおり、本実施の形態の音質判定処理では、まず、音データに対して音響フィルタリング処理が実行される(ステップS401)。本実施の形態では、図3のステップS103に示す処理で取得された音データに対して、種々の音響フィルタリング処理が実行され、所定の音情報が取得される。ここで、所定の音情報とは、ラウドネス、シャープネス、およびラフネスなどの感覚尺度が数値化されたものである。なお、これらの音情報を抽出するための音響フィルタ自体は、一般的な音響フィルタであるため、詳細な説明は省略する。
そして、音響フィルタリング処理された音データの値が許容値未満か否かが判断される(ステップS402)。本実施の形態では、ステップS401に示す処理で音響フィルタリング処理された音データの値が、許容値未満か否かが判断される。
音響フィルタリング処理された音データの値が許容値未満の場合(ステップS402:YES)、車両で発生される音の音質が良好と判断され(ステップS403)、処理が終了される。一方、音響フィルタリング処理された音データの値が許容値以上の場合(ステップS402:NO)、車両で発生される音の音質が不良と判断され(ステップS404)、処理が終了される。
以上のとおり、図8に示すフローチャートの処理によれば、音データに対して所定の音情報を抽出するための音響フィルタリング処理が実行され、車両で発生される音の音質の良否が判定される。このような構成によれば、車両で発生される音に含まれる異音の判定に加えて、車両で発生される音の音質の良否を判定することができる。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、以下の効果を奏する。
(a)本実施の形態の異音判定装置は、記憶部、入力部、補正部、マイクロホン、解析部、および判定部を有する。記憶部は、検査対象車両で発生される音に含まれる異音を判定するための基本評価ラインを記憶している。入力部は、車両の特性および車両が走行する路面の特性についてのユーザによる入力を受付ける。補正部は、受付けられた特性に基づいて、記憶部に記憶されている基本評価ラインを補正する。マイクロホンは、車両から発生される音を集音して、音データを取得する。解析部は、取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する。判定部は、算出された音圧レベルと補正された評価ラインとを比較することによって、異音を判定する。したがって、検査対象車両の特性および路面の特性に基づいて基本評価ラインが補正されるため、ユーザによる簡単な設定作業により車両の異音を正確に判定することができる。
(b)車両の特性は、車両サイズであって、補正部は、車両サイズが小さいほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように基本評価ラインを補正する。したがって、検査対象車両の車種が変更される場合でも、ユーザによる車両サイズの設定により基本評価ラインが補正され、異音を正確に判定することができる。
(c)路面の特性は、路面の凹凸であって、補正部は、路面の凹凸が大きいほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、基本評価ラインを補正する。したがって、検査対象車両が走行する路面が変更される場合でも、ユーザによる路面の設定により基本評価ラインが補正され、異音を正確に判定することができる。
(d)本実施の形態の異音判定装置は、異音の判定結果が良好と判定された複数の車両の音データに基づいて、基本評価ラインを算出する算出部をさらに有する。したがって、基本評価ラインが精度よく設定されるため、より正確に異音を判定することができる。
(e)入力部は、車両の周囲の温度についてのユーザによる設定を受付け、補正部は、車両の周囲の温度が低いほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、基本評価ラインを補正する。したがって、車両の周囲の温度に起因する誤判定要因が取り除かれるため、より正確に異音を判定することができる。
(f)入力部は、車両の周囲の気圧についてのユーザによる設定を受付け、前記補正部は、気圧が高いほど補正後の評価ラインの音圧レベルが高くなるように、基本評価ラインを補正する。したがって、車両の周囲の気圧に起因する誤判定要因が取り除かれるため、より正確に異音を判定することができる。
(g)本実施の形態の異音判定装置は、音データを所定の時間間隔で分割して、複数の時分割音データを生成する分割部をさらに有する。したがって、突発的に発生される異音が確実に検出されるため、より正確に異音を判定することができる。
(h)本実施の形態の異音判定装置は、音データから所定の音情報を抽出する抽出部と、抽出された音情報に基づいて、車両の音質の良否を判定する音質判定部と、をさらに有する。したがって、車両で発生される音に含まれる異音の判定に加えて、車両で発生される音の音質を判定することができる。
(i)本実施の形態の異音判定方法は、受付段階、補正段階、集音段階、解析段階、および判定段階を有する。受付段階は、検査対象車両の特性および車両が走行する路面の特性についてのユーザによる設定を受付ける。補正段階は、受付けられた特性に基づいて、車両で発生される音に含まれる異音を判定するための基本評価ラインを補正する。集音段階は、車両から発生される音を集音して、音データを取得する。解析段階は、取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する。判定段階は、算出された音圧レベルと補正された評価ラインとを比較することによって、異音を判定する。したがって、検査対象車両の特性および路面の特性に基づいて基本評価ラインが補正されるため、ユーザによる簡単な設定作業により車両の異音を正確に判定することができる。
(第2の実施の形態)
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、2つのマイクロホンを用いる実施の形態である。
図9は、本発明の第2の実施の形態における異音判定装置の概略構成を説明するためのブロック図である。
図9に示すとおり、本実施の形態の異音判定装置100は、第1のマイクロホン110a、第2のマイクロホン110b、および装置本体部120を備える。なお、本実施の形態の異音判定装置100が第2のマイクロホン110bを備えていることを除いては、本実施の形態の異音判定装置の構成は、第1の実施の形態における構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第2のマイクロホン110bは、検査対象車両200の外部に設置され、車両200の外部の音を集音するものである。第2のマイクロホン110bは、車外音集音手段として、車両200の外部の音を集音して、車外音データを取得する。また、演算部124は、車外音データに含まれる特徴的な音を音データから除去する除去部として機能する。このような構成によれば、ノイズ成分である特徴的な音が除去された音データから車両の異音が判定されるため、より正確に異音を判定することができる。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、第1の実施の形態の効果に加えて、以下の効果を奏する。
(j)本実施の形態の異音判定装置は、車両の外部の音を集音して、車外音データを取得する第2のマイクロホンと、車外音データに含まれる特徴的な音を音データから除去する除去部と、をさらに有する。したがって、音データに含まれるノイズ成分が除去されるため、より正確に異音を判定することができる。
以上のとおり、説明した第1および第2の実施の形態において、本発明の異音判定装置および異音判定方法を説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、第1および第2の実施の形態では、車両の特性として、車両サイズが採用され、車両サイズに応じて第1の補正値が設定された。しかしながら、車両の特性は、車両サイズに限定されるものではなく、たとえば、車両の高級感に応じて第1の補正値が設定されてもよい。
また、第1および第2の実施の形態では、車両の特性および路面の特性の両方に基づいて、基本評価ラインが補正された。しかしながら、基本評価ラインは、車両の特性および路面の特性の一方に基づいて補正されてもよい。たとえば、基本評価ラインが車両の特性にのみ基づいて補正される場合には、路面の特性に応じた基本評価ラインを予め記憶部に複数記憶させておき、まず、ユーザが複数の基本評価ラインの中から路面の特性に応じた一の基本評価ラインを選択する。そして、ユーザによる車両の特性についての設定に応じて第1の補正値が決定され、決定された第1の補正値により上記選択された基本評価ラインが補正される。
また、第1および第2の実施の形態では、FFT解析によって得られる所定の周波数領域全体の中で異音の数がカウントされた。しかしながら、所定の周波数領域を複数の周波数帯域に分割して、周波数帯域毎に異音の良否を判定してもよい。
本発明の第1の実施の形態における異音判定装置の外観を示す図である。 図1に示す異音判定装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す異音判定装置における異音判定方法を説明するためのフローチャートである。 図3のステップS102に示す評価ライン補正処理を説明するためのフローチャートである。 基本評価ラインを補正する処理を説明するための図である。 図3のステップS104に示す異音判定処理を説明するためのフローチャートである。 周波数解析された音圧データの音圧レベルと基本評価ラインとを比較する処理を説明するための図である。 図3のステップS105に示す音質判定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における異音判定装置の概略構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 異音判定装置、
110,110a,110b マイクロホン(集音手段、車外音集音手段)、
111 信号線、
120 装置本体部、
121 入力部(受付手段、温度設定受付手段、気圧設定受付手段)、
122 出力部、
123 記憶部(記憶手段)、
124 演算部(補正手段、解析手段、判定手段、算出手段、分割手段、抽出手段、音質判定手段、除去手段)、
200 車両。

Claims (10)

  1. 検査対象車両で発生される音に含まれる異音を判定するための判定値を記憶している記憶手段と、
    前記車両の特性および前記車両が走行する路面の特性のうち、少なくとも一方の特性についてのユーザによる設定を受付ける受付手段と、
    前記受付けられた特性に応じた補正値を前記記憶手段に記憶されている判定値に加算することにより、当該判定値を補正する補正手段と、
    前記車両から発生される音を集音して、音データを取得する集音手段と、
    前記取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する解析手段と、
    前記算出された音圧レベルと前記補正された判定値とを比較することによって、前記異音を判定する判定手段と、を有することを特徴とする異音判定装置。
  2. 前記車両の特性は、車両の大きさであって、
    前記補正手段は、前記車両の大きさが小さいほど前記補正後の判定値の音圧レベルが高くなるように、前記判定値を補正することを特徴とする請求項1に記載の異音判定装置。
  3. 前記路面の特性は、路面の凹凸であって、
    前記補正手段は、前記路面の凹凸が大きいほど前記補正後の判定値の音圧レベルが高くなるように、前記判定値を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の異音判定装置。
  4. 前記異音の判定結果が良好と判定された複数の車両の前記音データに基づいて、前記判定値を算出する算出手段をさらに有し、
    前記記憶手段は、前記算出手段で算出された判定値を記憶していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  5. 前記車両の周囲の温度についてのユーザによる設定を受付ける温度設定受付手段をさらに有し、
    前記補正手段は、前記温度が低いほど前記補正後の判定値の音圧レベルが高くなるように、前記判定値を補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  6. 前記車両の周囲の気圧についてのユーザによる設定を受付ける気圧設定受付手段をさらに有し、
    前記補正手段は、前記気圧が高いほど前記補正後の判定値の音圧レベルが高くなるように、前記判定値を補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  7. 前記音データを所定の時間間隔で分割して、複数の分割データを生成する分割手段をさらに有し、
    前記解析手段は、前記分割データを周波数解析して前記音圧レベルを算出し、
    前記判定手段は、前記所定の時間間隔毎に前記異音を判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  8. 前記音データから所定の音情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された音情報に基づいて、前記音の音質の良否を判定する音質判定手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  9. 前記車両の外部の音を集音して、車外音データを取得する車外音集音手段と、
    前記車外音データに含まれる特徴的な音を前記音データから除去する除去手段と、をさらに有し、
    前記判定手段は、前記特徴的な音が除去された前記音データから、前記異音を判定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の異音判定装置。
  10. 検査対象車両の特性および前記車両が走行する路面の特性のうち、少なくとも一方の特性についてのユーザによる設定を受付ける段階と、
    前記受付けられた特性に応じた補正値を前記車両で発生される音に含まれる異音を判定するための判定値に加算することにより、当該判定値を補正する段階と、
    前記車両から発生される音を集音して、音データを取得する段階と、
    前記取得された音データを周波数解析して、所定の周波数領域における音圧レベルを算出する段階と、
    前記算出された音圧レベルと前記補正された判定値とを比較することによって、前記異音を判定する段階と、を有することを特徴とする異音判定方法。
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