JPS6255421B2 - - Google Patents
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- JPS6255421B2 JPS6255421B2 JP57045161A JP4516182A JPS6255421B2 JP S6255421 B2 JPS6255421 B2 JP S6255421B2 JP 57045161 A JP57045161 A JP 57045161A JP 4516182 A JP4516182 A JP 4516182A JP S6255421 B2 JPS6255421 B2 JP S6255421B2
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- Japan
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- support frame
- bed
- pedestal
- support
- chassis
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 55
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、障害者用移動車に関するもので、
詳しくは、ベツド上に寝たままにされて、自分自
身では身動きができないような身体障害者を乗せ
て移動する障害者用移動車に係るものである。従
来、このような身体障害者を乗せて移動させる為
の移動車としては、色々な構成のものはあつた
が、ベツド上に寝ている人を、一人の介添者でも
つて移動車に乗せ替える乗せ替え手段が設けられ
た移動車が少なかつた。
詳しくは、ベツド上に寝たままにされて、自分自
身では身動きができないような身体障害者を乗せ
て移動する障害者用移動車に係るものである。従
来、このような身体障害者を乗せて移動させる為
の移動車としては、色々な構成のものはあつた
が、ベツド上に寝ている人を、一人の介添者でも
つて移動車に乗せ替える乗せ替え手段が設けられ
た移動車が少なかつた。
また、この数少ない乗せ替え用の技術手段とし
ては、寝ている人の頭部側を回転搬送ベルト上に
乗せてその身長方向に搬送して移動車上に乗せ替
える構成のものであつた為に、ベツド上に寝てい
る人の上半身に搬送ベルトを突込まないと寝てい
る人を移動車に乗せ替えられない欠点があるばか
りでなく、ベツドの頭部に衝立が取付けられてい
る一般的なベツドでは乗せ替え作業ができないと
謂う欠点があり、病院の手術台用の特殊な移動車
としてしか実用化されていなかつた。
ては、寝ている人の頭部側を回転搬送ベルト上に
乗せてその身長方向に搬送して移動車上に乗せ替
える構成のものであつた為に、ベツド上に寝てい
る人の上半身に搬送ベルトを突込まないと寝てい
る人を移動車に乗せ替えられない欠点があるばか
りでなく、ベツドの頭部に衝立が取付けられてい
る一般的なベツドでは乗せ替え作業ができないと
謂う欠点があり、病院の手術台用の特殊な移動車
としてしか実用化されていなかつた。
この発明は、前記の従来構造の移動車のもつ欠
点を解消して、一人の介添者によつて楽々と障害
者を移動車に乗せ替えることができる移動車を創
作すること、また、乗せ替えた移動車上の障害者
の姿勢を椅子掛けの姿勢にできて楽な姿勢で適当
な場所に運べたり、散策させてあげることができ
る移動車を創作することを目的とする。
点を解消して、一人の介添者によつて楽々と障害
者を移動車に乗せ替えることができる移動車を創
作すること、また、乗せ替えた移動車上の障害者
の姿勢を椅子掛けの姿勢にできて楽な姿勢で適当
な場所に運べたり、散策させてあげることができ
る移動車を創作することを目的とする。
この発明の一実施例を詳細に説明すると、1は
車台で、前横枠2と縦枠3と、更に平面視が前後
に屈曲している後横枠4とによつてフレームが構
成され、前記前横枠2の左右下端には360度自由
に回動できるキヤスター型の左右前輪5,5が取
付けられ、後横枠4の左側端部には前側が上位で
後側が後位となる筒体6を取付け、この筒体6内
にウオームとウオームホイルを介して回転ハンド
ル7に連接の軸を取付けてあり、この軸の右側に
止着した車軸を介して大型の後左車輪9を取付
け、また、後横枠4の右側端部には前記軸の方向
と同じ角度で設けられたピン10によつて、この
まわりに回動する首振片11を介して後右車輪1
2を取付け、更に、前記軸と首振片11とに夫々
アーム13,14を取付けて、この両アーム1
3,14をロツド15で連結し、前記回転ハンド
ル7によつて軸を回転すると、後左右車輪9,1
2が共に90度回動しながら前側が上位となる傾斜
姿勢に作動するよう構成されている。
車台で、前横枠2と縦枠3と、更に平面視が前後
に屈曲している後横枠4とによつてフレームが構
成され、前記前横枠2の左右下端には360度自由
に回動できるキヤスター型の左右前輪5,5が取
付けられ、後横枠4の左側端部には前側が上位で
後側が後位となる筒体6を取付け、この筒体6内
にウオームとウオームホイルを介して回転ハンド
ル7に連接の軸を取付けてあり、この軸の右側に
止着した車軸を介して大型の後左車輪9を取付
け、また、後横枠4の右側端部には前記軸の方向
と同じ角度で設けられたピン10によつて、この
まわりに回動する首振片11を介して後右車輪1
2を取付け、更に、前記軸と首振片11とに夫々
アーム13,14を取付けて、この両アーム1
3,14をロツド15で連結し、前記回転ハンド
ル7によつて軸を回転すると、後左右車輪9,1
2が共に90度回動しながら前側が上位となる傾斜
姿勢に作動するよう構成されている。
16は支枠で、図例では鉄製パイプからなる前
支枠16aと後支枠16bとからなり、前支枠1
6aは前記前横枠2の左端上に、また、後支枠1
6bは前記後横枠4の左端上にそれぞれ前後方向
に向うピン17,17を介して直立の状態から一
定の角度右側下方へ傾むく状態に回動自在に設け
られている。18,18はリンクで前記縦枠3に
ブラケツト19,19を介して縦方向のピンによ
つて枢着された揺動体20,20と前記前、後支
枠16a,16bと間を連接するものである。2
1はペダル杆で、前記前後の揺動体20,20を
連結したループ状杆に構成されており、背面視に
おいて前記支枠16よりもやや左側へ突出するよ
う設けられ、このペダル杆21を踏むとき支枠1
6が直立し、踏む状態を解くと左側へ倒れ得る状
態に設けられている。
支枠16aと後支枠16bとからなり、前支枠1
6aは前記前横枠2の左端上に、また、後支枠1
6bは前記後横枠4の左端上にそれぞれ前後方向
に向うピン17,17を介して直立の状態から一
定の角度右側下方へ傾むく状態に回動自在に設け
られている。18,18はリンクで前記縦枠3に
ブラケツト19,19を介して縦方向のピンによ
つて枢着された揺動体20,20と前記前、後支
枠16a,16bと間を連接するものである。2
1はペダル杆で、前記前後の揺動体20,20を
連結したループ状杆に構成されており、背面視に
おいて前記支枠16よりもやや左側へ突出するよ
う設けられ、このペダル杆21を踏むとき支枠1
6が直立し、踏む状態を解くと左側へ倒れ得る状
態に設けられている。
22はストツパーペダルで、前記ブラケツト1
9,19に枢着されて前記ペダル杆21と同じよ
うにループ状に設けられ、これには、前記揺動体
20を係止する係止突子23が設けられ、支枠1
6を立設するとその立設状態が保持されるように
係止突子23が揺動体20に係止し、ストツパー
ペダル22を踏み込むときこれが外れて支枠16
が傾動できるように設けられている。
9,19に枢着されて前記ペダル杆21と同じよ
うにループ状に設けられ、これには、前記揺動体
20を係止する係止突子23が設けられ、支枠1
6を立設するとその立設状態が保持されるように
係止突子23が揺動体20に係止し、ストツパー
ペダル22を踏み込むときこれが外れて支枠16
が傾動できるように設けられている。
24はストツパーペダル22を吊上げるよう弾
止したばねである。
止したばねである。
25は上下に調節できる調節支枠で、前支枠1
6aに挿通したパイプ25aと後支枠16bに挿
通したパイプ25bとを連結枠25cで連結して
構成され、この連結枠25cに取付けられたレバ
ー26,26と一体のピンが前支枠16a及び後
支枠16bに穿設の上下数段の孔27,27…の
いずれかに係合して該調節支枠25の高さを調節
できるように設けてある。
6aに挿通したパイプ25aと後支枠16bに挿
通したパイプ25bとを連結枠25cで連結して
構成され、この連結枠25cに取付けられたレバ
ー26,26と一体のピンが前支枠16a及び後
支枠16bに穿設の上下数段の孔27,27…の
いずれかに係合して該調節支枠25の高さを調節
できるように設けてある。
28は受台で、背受部28aと腰受部28bと
更に脚受部28cとに区分されている。そして、
これらは次の通り取付けられている。
更に脚受部28cとに区分されている。そして、
これらは次の通り取付けられている。
まず、腰受部28bは、平面視が型状の鉄製パ
イプで構成され、その前側の自由端が前記調節支
枠25のうちのパイプ25aの左側に一体に突設
ならしめた前支軸29に挿通して適宜抜止めを施
し、後側自由端は、前記後支枠16bの上部に挿
通されて上下動自在な筒体30に平面視が「型状
のブラケツト31を介して取付けられた後支軸3
2に挿通されており、その挿通状態には遊びが設
けられ、また、該腰受部28bを構成するパイプ
の右側端部は上下に薄く押圧変形されている。そ
して、前記筒体30が自由に上下動できるように
設けられている。33は扇状ブラケツトで、前記
筒体30に一体的に止着され、その弧状端面には
係止凹部a,a…が形成されている。
イプで構成され、その前側の自由端が前記調節支
枠25のうちのパイプ25aの左側に一体に突設
ならしめた前支軸29に挿通して適宜抜止めを施
し、後側自由端は、前記後支枠16bの上部に挿
通されて上下動自在な筒体30に平面視が「型状
のブラケツト31を介して取付けられた後支軸3
2に挿通されており、その挿通状態には遊びが設
けられ、また、該腰受部28bを構成するパイプ
の右側端部は上下に薄く押圧変形されている。そ
して、前記筒体30が自由に上下動できるように
設けられている。33は扇状ブラケツトで、前記
筒体30に一体的に止着され、その弧状端面には
係止凹部a,a…が形成されている。
背受部28aは鉄製パイプで平面視がループに
構成されていて、その左側枠部を前方へ突出し
て、この部分を前記扇状ブラケツト33の右側面
にピン34によつて枢着し、このピン34と前記
後支軸32とが同芯になるように設けられてい
る。
構成されていて、その左側枠部を前方へ突出し
て、この部分を前記扇状ブラケツト33の右側面
にピン34によつて枢着し、このピン34と前記
後支軸32とが同芯になるように設けられてい
る。
そして、この背受部28aの右側端パイプも上
下に薄く押圧変形してある。
下に薄く押圧変形してある。
脚受部28cは同じく鉄製パイプで平面視が長
方形のループ状に設けられ、前記腰受部28bに
リング金具35,35を介して回動自在に設けら
れている。
方形のループ状に設けられ、前記腰受部28bに
リング金具35,35を介して回動自在に設けら
れている。
36は連動機構で、前記脚受部28cの下部に
取付けた突起片37と前記背受部28aの下側に
取付けた」型状の突起片38とをロツド39aを
介して枢結し、更に、前記調節支枠25のパイプ
25bと突起片37とをロツド39bで枢結して
構成され、背受部28aを上方前方へ押上げて回
動させるとこれに伴つて筒体30が下方へ移動さ
れながら更に脚受部28cが後方下方へ回動され
るよう連動したものである。
取付けた突起片37と前記背受部28aの下側に
取付けた」型状の突起片38とをロツド39aを
介して枢結し、更に、前記調節支枠25のパイプ
25bと突起片37とをロツド39bで枢結して
構成され、背受部28aを上方前方へ押上げて回
動させるとこれに伴つて筒体30が下方へ移動さ
れながら更に脚受部28cが後方下方へ回動され
るよう連動したものである。
40はレバーで、背受部28aの左側パイプに
取付けられ、このパイプ内に挿通されるロツドを
介して前記扇状ブラケツト33の係止凹部a,a
に係脱する爪41を作動するもので、該爪41は
ばねで常に係止凹部aに係合保持されるよう構成
され、該レバー40で爪41を外すと背受部28
aが自由に回動できる構造になつている。
取付けられ、このパイプ内に挿通されるロツドを
介して前記扇状ブラケツト33の係止凹部a,a
に係脱する爪41を作動するもので、該爪41は
ばねで常に係止凹部aに係合保持されるよう構成
され、該レバー40で爪41を外すと背受部28
aが自由に回動できる構造になつている。
以上の通り受台28は略々水平となる展開状態
な姿勢と屈接できて椅子状態となる屈接状の姿勢
と変更可能に設けられている。
な姿勢と屈接できて椅子状態となる屈接状の姿勢
と変更可能に設けられている。
42a,43aはそれぞれ前記背受部28aと
腰受部28bとに設けられた縦パイプで、いずれ
も押圧変形ならしめた右端パイプ部の内側に所定
の間隔を設けて前後のパイプを連結するように設
けられている。42b,43bは同じく縦パイプ
で背受部28a及び腰受部28bの左端側の内側
に所定の間隔を設けて取付けられている。尚、縦
パイプ43bは伸縮自在になつている。
腰受部28bとに設けられた縦パイプで、いずれ
も押圧変形ならしめた右端パイプ部の内側に所定
の間隔を設けて前後のパイプを連結するように設
けられている。42b,43bは同じく縦パイプ
で背受部28a及び腰受部28bの左端側の内側
に所定の間隔を設けて取付けられている。尚、縦
パイプ43bは伸縮自在になつている。
44は縦軸で、背受部側縦軸44aと腰受部側
縦軸44bとに区分されていて、背受部側縦軸4
4aは背受部28aの左側パイプ自体及びこれに
取付けたブラケツト45,46に回転自在に軸受
けされ、他方腰受部側縦軸44bは腰受部28b
の前後パイプに止着のブラケツト47,48に回
転自在に軸受けされ、その後端部は前記「型状の
ブラケツト31に穿設の孔を通つて後方へ突出し
ている。そして、背受部側縦軸44aの前端と腰
受部側縦軸44bとは屈接自在なユニバーサルジ
ヨイント49を介して連結している。尚、このユ
ニバーサルジヨイント49の屈接位置は前記後支
軸32とピン34とを結ぶ線上に位置している。
50,51,52,53は前記縦軸44の局所に
止着した径大巻取ロール部を示す。
縦軸44bとに区分されていて、背受部側縦軸4
4aは背受部28aの左側パイプ自体及びこれに
取付けたブラケツト45,46に回転自在に軸受
けされ、他方腰受部側縦軸44bは腰受部28b
の前後パイプに止着のブラケツト47,48に回
転自在に軸受けされ、その後端部は前記「型状の
ブラケツト31に穿設の孔を通つて後方へ突出し
ている。そして、背受部側縦軸44aの前端と腰
受部側縦軸44bとは屈接自在なユニバーサルジ
ヨイント49を介して連結している。尚、このユ
ニバーサルジヨイント49の屈接位置は前記後支
軸32とピン34とを結ぶ線上に位置している。
50,51,52,53は前記縦軸44の局所に
止着した径大巻取ロール部を示す。
54は巻取用ハンドルで、前記背受部28aに
クランク軸部を回転自在に軸受けして、このクラ
ンク軸の先端と前記背受部側縦軸44aとの間に
一対のベベルギヤー55,56を噛合せて設け、
該巻取用ハンドル54で縦軸44を回転自在に構
成している。
クランク軸部を回転自在に軸受けして、このクラ
ンク軸の先端と前記背受部側縦軸44aとの間に
一対のベベルギヤー55,56を噛合せて設け、
該巻取用ハンドル54で縦軸44を回転自在に構
成している。
57,58はマツトで、前記背受部28aと腰
受部28bとのパイプの適所と縦パイプ42a,
42b,43a,43bとにブラケツトb,b…
を止着して、これに取付けられている。尚、この
マツト57,58は前記縦パイプ42a,43a
を境にして左右側に分離してあり、しかも該縦パ
イプ42a,43aの右側には所定の間隔が設け
られている。
受部28bとのパイプの適所と縦パイプ42a,
42b,43a,43bとにブラケツトb,b…
を止着して、これに取付けられている。尚、この
マツト57,58は前記縦パイプ42a,43a
を境にして左右側に分離してあり、しかも該縦パ
イプ42a,43aの右側には所定の間隔が設け
られている。
59は移動シートで、前記背受部28a及び腰
受部28bのマツト57,58上に敷設され、そ
の左端側下面に、前記巻取ロール部50,51,
52,53の各所に並設して夫々逆巻きに巻掛け
た巻掛帯(紐でも可)60a,60b,61a,
61b,62a,62b,63a,63bの自由
端部を、その一方側の巻掛帯60a,61a,6
2a,63aは前記マツトの上面に直接引出して
止着し、他方の巻掛帯60b,61b,62b,
63bはマツトの裏側から前記縦パイプ42a,
43aを迂回してマツトの上面に引き出して止着
している。
受部28bのマツト57,58上に敷設され、そ
の左端側下面に、前記巻取ロール部50,51,
52,53の各所に並設して夫々逆巻きに巻掛け
た巻掛帯(紐でも可)60a,60b,61a,
61b,62a,62b,63a,63bの自由
端部を、その一方側の巻掛帯60a,61a,6
2a,63aは前記マツトの上面に直接引出して
止着し、他方の巻掛帯60b,61b,62b,
63bはマツトの裏側から前記縦パイプ42a,
43aを迂回してマツトの上面に引き出して止着
している。
したがつて、巻取用ハンドル54で縦軸44
を、正転あるいは逆転すると移動シート59が
左・右方向に移動するように設けられている。
を、正転あるいは逆転すると移動シート59が
左・右方向に移動するように設けられている。
64は脚受部28cに止着の脚受シートであ
る。
る。
65は足受枠で、脚受部28cの先端部パイプ
に折畳み自在に取付けられている。
に折畳み自在に取付けられている。
66は左側肘掛で、前記調節支枠25の前側パ
イプ25aの上端に挿通して設定できる略々側面
視がT字状の支持パイプ67の上部と、こ支持パ
イプ67から後方へ延ばした一体の枠68を介し
て取付けられている。
イプ25aの上端に挿通して設定できる略々側面
視がT字状の支持パイプ67の上部と、こ支持パ
イプ67から後方へ延ばした一体の枠68を介し
て取付けられている。
69は右側肘掛で、平面視が〓型のパイプ支枠
70の長手杆上に取付けられ、その短手杆の自由
端側を前記T字状の支持パイプ67の前部に挿通
して該支持パイプ67に取付けたレバー71で可
動できるピン(図示せず)によつて抜止めが規制
され、該レバー71を掴むとこの右側肘掛69は
自由に着脱あるいは回動できるようになつてい
る。
70の長手杆上に取付けられ、その短手杆の自由
端側を前記T字状の支持パイプ67の前部に挿通
して該支持パイプ67に取付けたレバー71で可
動できるピン(図示せず)によつて抜止めが規制
され、該レバー71を掴むとこの右側肘掛69は
自由に着脱あるいは回動できるようになつてい
る。
72はパイプ支枠70の短手杆部を受ける受
片、73はパイプ支枠70の短手杆部に止着のス
トツパー片を示し、この両片72,73の係合に
よつて右側肘掛69の右側下方回動が規制される
ようになつている。
片、73はパイプ支枠70の短手杆部に止着のス
トツパー片を示し、この両片72,73の係合に
よつて右側肘掛69の右側下方回動が規制される
ようになつている。
尚、支持パイプ67のパイプ支枠70を挿通す
るパイプの向きは前側ほど左寄りになるよう平面
視が斜設する状態に設けると、右側肘掛69を第
10図のように不使用状態に回動した場合に仮想
線で描く状態にでき、ベダル杆21やストツパー
ペダル22の踏込み操作が楽にでき至便である。
尚、74は把手で背受部28aの左側部裏側にの
み取付けられている。
るパイプの向きは前側ほど左寄りになるよう平面
視が斜設する状態に設けると、右側肘掛69を第
10図のように不使用状態に回動した場合に仮想
線で描く状態にでき、ベダル杆21やストツパー
ペダル22の踏込み操作が楽にでき至便である。
尚、74は把手で背受部28aの左側部裏側にの
み取付けられている。
次に、上例の作用について説明すると、まず、
第1図、第3図、第6図に示した通り、支枠16
が立設した状態にして、レバー40でピン41を
ブラケツト33の係合凹部aから外して受台28
の背受部28a、腰受部28b及び脚受部28c
が展開した略々水平の状態にし、再び、ピン41
を係合凹部aに係合させてその展開状態を保持な
らしめる。更に、右側肘掛けは、第1図のように
T字状の支持パイプ67から抜き外すか、あるい
は回動して第10図のようにしておく。更に、身
動きができない身体障害者が寝ているベツド75
に、この発明の移動車を第6図のように横付けに
したのち、ベツド75の高さに応じて、レバー2
6,26を操作することにより調節支枠25を上
下調節し、受台28の裏面がベツド75の上面よ
りもやや高くなる程度に設定する。
第1図、第3図、第6図に示した通り、支枠16
が立設した状態にして、レバー40でピン41を
ブラケツト33の係合凹部aから外して受台28
の背受部28a、腰受部28b及び脚受部28c
が展開した略々水平の状態にし、再び、ピン41
を係合凹部aに係合させてその展開状態を保持な
らしめる。更に、右側肘掛けは、第1図のように
T字状の支持パイプ67から抜き外すか、あるい
は回動して第10図のようにしておく。更に、身
動きができない身体障害者が寝ているベツド75
に、この発明の移動車を第6図のように横付けに
したのち、ベツド75の高さに応じて、レバー2
6,26を操作することにより調節支枠25を上
下調節し、受台28の裏面がベツド75の上面よ
りもやや高くなる程度に設定する。
次に、家庭用のベツドのように、ベツドが低く
できていて、ベツドの脚が短かく床面からの高さ
が低いような場合は、後車輪9,12をそのまま
にしておくと、これらがベツドの底部にもぐり込
めないから、このような場合には回転ハンドル7
を回転操作して後車輪9を傾動させる軸を回転さ
せ、第12図の通り後左右車輪9,12を90度ひ
ねりながら傾斜させる。
できていて、ベツドの脚が短かく床面からの高さ
が低いような場合は、後車輪9,12をそのまま
にしておくと、これらがベツドの底部にもぐり込
めないから、このような場合には回転ハンドル7
を回転操作して後車輪9を傾動させる軸を回転さ
せ、第12図の通り後左右車輪9,12を90度ひ
ねりながら傾斜させる。
次に、車台1の右側からベツド75の下に該車
台1を突込むと、受台28がベツド75の上面を
かすめるようにして移動する。このとき、受台2
8はベツド75の左右横幅のうち左側からおよそ
1/2以上の上面に位置する。尚、この際、障害者
Aはあらかじめ第7図の仮想線のように寝返りさ
せておくとよい。
台1を突込むと、受台28がベツド75の上面を
かすめるようにして移動する。このとき、受台2
8はベツド75の左右横幅のうち左側からおよそ
1/2以上の上面に位置する。尚、この際、障害者
Aはあらかじめ第7図の仮想線のように寝返りさ
せておくとよい。
この状態で、ストツパーペダル22を踏みこむ
と係止突子23が揺動体20から外れ、このた
め、支枠16は受台28の荷重によつて第7図の
ように傾斜し受台28の右端側がベツド75の上
面に接当する。また、別の方法では、障害者Aを
第6図のままにしておいて、受台28を傾斜しな
がら障害者Aの下面へ少しばかり侵入するように
してもよい。
と係止突子23が揺動体20から外れ、このた
め、支枠16は受台28の荷重によつて第7図の
ように傾斜し受台28の右端側がベツド75の上
面に接当する。また、別の方法では、障害者Aを
第6図のままにしておいて、受台28を傾斜しな
がら障害者Aの下面へ少しばかり侵入するように
してもよい。
即ち、いずれにしても操縦者である介添人が、
ベツド上の障害者を第7図に仮想線で示した通り
ベツドの右寄りへ寝返りさせると共に、巻取用ハ
ンドル54を回転して移動シート59を反巻取
側、即ち巻掛帯60a,61a,62a,63a
を巻戻し、逆に巻掛帯60b,61b,62b,
63bを巻取る。
ベツド上の障害者を第7図に仮想線で示した通り
ベツドの右寄りへ寝返りさせると共に、巻取用ハ
ンドル54を回転して移動シート59を反巻取
側、即ち巻掛帯60a,61a,62a,63a
を巻戻し、逆に巻掛帯60b,61b,62b,
63bを巻取る。
尚、この操作は1人作業では困難のように思わ
れるが、移動シート59は合成樹脂やゴム製であ
つて布と同じように屈曲自在である為に、寝てい
る障害者を寝返りさせない状態で移動シート59
を移動させた状態(現実には、障害者に突当つて
折曲つた状態になる)にしておき、次に、寝返り
させると共に該移動シート59を敷き込むとよ
い。
れるが、移動シート59は合成樹脂やゴム製であ
つて布と同じように屈曲自在である為に、寝てい
る障害者を寝返りさせない状態で移動シート59
を移動させた状態(現実には、障害者に突当つて
折曲つた状態になる)にしておき、次に、寝返り
させると共に該移動シート59を敷き込むとよ
い。
このようにして、寝返り状態の背中側に移動シ
ート59を敷いたのち、寝返り状態を解き、障害
者の頭部、背部、脚部を移動シート59上に載せ
る。そして、脚部はそれほど重くないので片足ず
つ脚受部28c上に先行して載せておく。
ート59を敷いたのち、寝返り状態を解き、障害
者の頭部、背部、脚部を移動シート59上に載せ
る。そして、脚部はそれほど重くないので片足ず
つ脚受部28c上に先行して載せておく。
次に、前記と逆に巻取用ハンドル54を回転す
ると、巻掛帯60a,61a,62a,63aが
第8図のようにして巻取られ、このため、移動シ
ート59が受台28上面に移動し、載せられた障
害者Aが難なく受台28上に寝たままの状態で移
動される。続いて、ペダル杆21を踏み込み、支
枠16を第9図のように直立状態に操作し、受台
28が水平な姿勢になるよう操作する。すると、
ベツド75の上面から受台28が少しばかり浮上
する。この状態で、右側肘掛69を元通りに復元
させ、ゆつくりと、車台1をベツド75の底部か
ら引き出す。このとき、障害者Aが載せられた受
台28もベツド75上から外れることとなる。
ると、巻掛帯60a,61a,62a,63aが
第8図のようにして巻取られ、このため、移動シ
ート59が受台28上面に移動し、載せられた障
害者Aが難なく受台28上に寝たままの状態で移
動される。続いて、ペダル杆21を踏み込み、支
枠16を第9図のように直立状態に操作し、受台
28が水平な姿勢になるよう操作する。すると、
ベツド75の上面から受台28が少しばかり浮上
する。この状態で、右側肘掛69を元通りに復元
させ、ゆつくりと、車台1をベツド75の底部か
ら引き出す。このとき、障害者Aが載せられた受
台28もベツド75上から外れることとなる。
次に、レバー40によつて、ピン41を扇状ブ
ラケツト33の係止凹部aから外しながら、背受
部28aを上方へ押し上げると、筒体30が下動
すると同時にロツド39aを介して脚受部28c
が後方下部へ折曲げられ、障害者Aは自動的に椅
子掛けの姿勢に変更される。
ラケツト33の係止凹部aから外しながら、背受
部28aを上方へ押し上げると、筒体30が下動
すると同時にロツド39aを介して脚受部28c
が後方下部へ折曲げられ、障害者Aは自動的に椅
子掛けの姿勢に変更される。
この状態で、次に、回転ハンドル7を回転操作
し、後左右車輪9,12を起立させると、移動車
をどこにでも自由に軽く運転でき、障害者Aを移
動できる。
し、後左右車輪9,12を起立させると、移動車
をどこにでも自由に軽く運転でき、障害者Aを移
動できる。
尚、移動車上の障害者Aをベツド75上に返す
には前記と逆操作をすることにより難なくベツド
上に戻すことができる。
には前記と逆操作をすることにより難なくベツド
上に戻すことができる。
以上、この発明は次の作用効を奏する。まず第
1番目の発明は、前後進及び左右横方向に移動可
能でベツド75台下へ侵入できる高さの低い車台
1を設け、この車台1の左右横方向一側に上方へ
立設する支枠16を基部側を当該車台1に枢支し
て他側へ一定量傾動可能に設け、この支枠16
に、この支枠16と反対側である傾き方向側に位
置してベツト上面に延設できてベツト上の障害者
を掬い受け得る受台28を装着し、当該受台28
の反支枠寄りの横方向自由端側が支枠と共に回動
傾斜してベツト面に接当できる傾斜姿勢とベツト
面から浮上する略々水平なる姿勢とに姿勢変更操
作可能に設けた構成としたものであるから、車台
1の一側部側がベツド台下へ潜り込んで荷重のか
かる受台28を安定して支持でき、特に、ベツド
上に寝ている障害者を極めて容易に掬い受け得る
ように受台28が支枠16と共にベツト側に傾む
いて受台28の自由端側がベツト面に食い込むよ
うに接当するから、ベツト上の障害者を受台28
に移す場合に、受台28の傾斜が急傾斜にならな
いこととあいまつて容易に障害者を移し変えるこ
とができる。特に、ベツト75と受台28との間
に段差の少ない状態でしかも受台28が大きく傾
斜しない状態になるから、難なく一人の介添者に
よつて障害者を受台上に移すことができ、しか
も、受台28上へ障害者を移した後は、該受台2
8を水平に戻して所定の適当な所へ障害者を運べ
るという特有な作用効果を奏することができる。
1番目の発明は、前後進及び左右横方向に移動可
能でベツド75台下へ侵入できる高さの低い車台
1を設け、この車台1の左右横方向一側に上方へ
立設する支枠16を基部側を当該車台1に枢支し
て他側へ一定量傾動可能に設け、この支枠16
に、この支枠16と反対側である傾き方向側に位
置してベツト上面に延設できてベツト上の障害者
を掬い受け得る受台28を装着し、当該受台28
の反支枠寄りの横方向自由端側が支枠と共に回動
傾斜してベツト面に接当できる傾斜姿勢とベツト
面から浮上する略々水平なる姿勢とに姿勢変更操
作可能に設けた構成としたものであるから、車台
1の一側部側がベツド台下へ潜り込んで荷重のか
かる受台28を安定して支持でき、特に、ベツド
上に寝ている障害者を極めて容易に掬い受け得る
ように受台28が支枠16と共にベツト側に傾む
いて受台28の自由端側がベツト面に食い込むよ
うに接当するから、ベツト上の障害者を受台28
に移す場合に、受台28の傾斜が急傾斜にならな
いこととあいまつて容易に障害者を移し変えるこ
とができる。特に、ベツト75と受台28との間
に段差の少ない状態でしかも受台28が大きく傾
斜しない状態になるから、難なく一人の介添者に
よつて障害者を受台上に移すことができ、しか
も、受台28上へ障害者を移した後は、該受台2
8を水平に戻して所定の適当な所へ障害者を運べ
るという特有な作用効果を奏することができる。
第2番目の発明は、前記第1番目の発明に加え
て、受台28を、背受部28aと腰受部28bと
更に脚受部28cとの三区分に区分けし、この区
分を屈接可能に枢結して背受部28aと脚受部2
8cとをリンク機構を介して各区分が略々水平な
展開状態と椅子状の屈接状態とに姿勢変更可能に
設けた障害者用移動車の構成としたから、第1番
目の発明における既に述べた作用効果を達成でき
ることは勿論のこと、この作用効果に加えて、障
害者を椅子掛け状態の姿勢に簡単に変更でき、更
に、その姿勢で支枠と反対側が下位になるように
傾斜できるから、障害者を容易に抱き降ろすこと
ができる。
て、受台28を、背受部28aと腰受部28bと
更に脚受部28cとの三区分に区分けし、この区
分を屈接可能に枢結して背受部28aと脚受部2
8cとをリンク機構を介して各区分が略々水平な
展開状態と椅子状の屈接状態とに姿勢変更可能に
設けた障害者用移動車の構成としたから、第1番
目の発明における既に述べた作用効果を達成でき
ることは勿論のこと、この作用効果に加えて、障
害者を椅子掛け状態の姿勢に簡単に変更でき、更
に、その姿勢で支枠と反対側が下位になるように
傾斜できるから、障害者を容易に抱き降ろすこと
ができる。
第3番目の発明は、第1番目の発明における受
台28の支枠16側には適宜操作によつて回転す
る縦軸44を設け、前記受台28上に前記縦軸4
4の正、逆回転を受けて該受台28上から反支枠
16に変位してベツド75上に延設される状態と
受台28上に位置される状態とに移動可能な屈曲
自在な可撓性の移動シート59を設けた障害者用
移動車の構成としたものであるから、第1項発明
の作用効果をそつくり発揮できると共に、加え
て、ベツト上に寝ている障害者を可撓性の移動シ
ートに載せ変えて受台上に移送するとき、ベツト
と受台との接当面に段差が生じないから該移動シ
ートがこの接当面部分で大きな屈折が起らず、移
動シートが可撓性で優しく障害者の肌身に順応し
て載せ変えが容易なものでありながら極くスムー
スに移動シートがベツトと受台との境目を移動
し、障害者にシヨツクや痛みを与えないでベツト
から受台上に楽に載せ変えることができる。更
に、受台28上に移された障害者を所望の場所へ
運ぶことができる作用効果を奏する。
台28の支枠16側には適宜操作によつて回転す
る縦軸44を設け、前記受台28上に前記縦軸4
4の正、逆回転を受けて該受台28上から反支枠
16に変位してベツド75上に延設される状態と
受台28上に位置される状態とに移動可能な屈曲
自在な可撓性の移動シート59を設けた障害者用
移動車の構成としたものであるから、第1項発明
の作用効果をそつくり発揮できると共に、加え
て、ベツト上に寝ている障害者を可撓性の移動シ
ートに載せ変えて受台上に移送するとき、ベツト
と受台との接当面に段差が生じないから該移動シ
ートがこの接当面部分で大きな屈折が起らず、移
動シートが可撓性で優しく障害者の肌身に順応し
て載せ変えが容易なものでありながら極くスムー
スに移動シートがベツトと受台との境目を移動
し、障害者にシヨツクや痛みを与えないでベツト
から受台上に楽に載せ変えることができる。更
に、受台28上に移された障害者を所望の場所へ
運ぶことができる作用効果を奏する。
第4番目の発明は、第1番目の発明に加えて、
受台28を、背受部28aと腰受部28bと更に
脚受部29cとの三区分に区分けし、この区分を
屈接可能に枢結して背受部28aと脚受部28c
とをリンク機構を介して各区分が略々水平な展開
状態と椅子状の屈接状態とに姿勢変更可能に設
け、前記受台28の支枠16側の少なくとも腰受
部28bと背受部28aにはその枢結部と対応す
る部分で屈折できて適宜操作によつて回転する縦
軸44を設け、前記受台28上に前記縦軸44の
正、逆回転を受けて該受台上から反支枠16側に
変位してベツド75上に延設される状態と受台2
8上に位置される状態とに移動可能な可撓性の移
動シート59を設けた障害者用移動車の構成とし
たものであるから、第3番目の発明によつてもた
らされる作用効果を全て達成できると共に受台2
8上に移された障害者をベツド上から外して、受
台28上に移動シート59を介して受けたまま
で、障害者を水平な寝姿から椅子に腰掛けさせた
姿勢に簡単に姿勢変更ができ、屋外に連れ出して
散策させることができる作用効果を奏する。
受台28を、背受部28aと腰受部28bと更に
脚受部29cとの三区分に区分けし、この区分を
屈接可能に枢結して背受部28aと脚受部28c
とをリンク機構を介して各区分が略々水平な展開
状態と椅子状の屈接状態とに姿勢変更可能に設
け、前記受台28の支枠16側の少なくとも腰受
部28bと背受部28aにはその枢結部と対応す
る部分で屈折できて適宜操作によつて回転する縦
軸44を設け、前記受台28上に前記縦軸44の
正、逆回転を受けて該受台上から反支枠16側に
変位してベツド75上に延設される状態と受台2
8上に位置される状態とに移動可能な可撓性の移
動シート59を設けた障害者用移動車の構成とし
たものであるから、第3番目の発明によつてもた
らされる作用効果を全て達成できると共に受台2
8上に移された障害者をベツド上から外して、受
台28上に移動シート59を介して受けたまま
で、障害者を水平な寝姿から椅子に腰掛けさせた
姿勢に簡単に姿勢変更ができ、屋外に連れ出して
散策させることができる作用効果を奏する。
尚、前記実施例の車台1の車輪は、前側の左右
両側に360度自由回動のできるキヤスター型の左
右前輪5,5を設け、後側の左右両輪9,12は
90度回動して前倒れとなる特殊な構成の車輪にし
たが、このような特殊な構成にする必要は全くな
く全車輪がキヤスター型の車輪で構成されてあつ
てもよく、更に、第14図及び第15図に示した
通り、車台1の後部も、縦枠3と後横枠4とが平
面視略々T字状に構成され、この後横枠4の左右
端部に回転自在に車輪9a,12aが取付けられ
る車軸76,76を縦ピン77,77によつて枢
着して設け、この車軸76,76に一体的に止着
したアーム78,79を、後横枠4に取付けたブ
ラケツト80に縦軸81を介して回動操作自在に
設けられた天秤杆82の両側にロツド83,84
を介して連結し、この天秤杆82をレバー85で
操作するとき、一対の車輪9a,12aが前方へ
向く状態と斜めあるいは横方向へ向く状態とに操
作可能とし、更に、このレバー85を上下回動可
能に基部を枢着して、係止枠86で車輪の縦、横
更には斜め向きの状態に係合保持する構成にして
もよい。また、更に、このレバー85に車輪9a
を挾む挾体87を図示のように設けておくと、第
17図のようにして車輪9aに上部から係合させ
て該車輪9aの回転にブレーキを掛けることがで
き極めて至便である。
両側に360度自由回動のできるキヤスター型の左
右前輪5,5を設け、後側の左右両輪9,12は
90度回動して前倒れとなる特殊な構成の車輪にし
たが、このような特殊な構成にする必要は全くな
く全車輪がキヤスター型の車輪で構成されてあつ
てもよく、更に、第14図及び第15図に示した
通り、車台1の後部も、縦枠3と後横枠4とが平
面視略々T字状に構成され、この後横枠4の左右
端部に回転自在に車輪9a,12aが取付けられ
る車軸76,76を縦ピン77,77によつて枢
着して設け、この車軸76,76に一体的に止着
したアーム78,79を、後横枠4に取付けたブ
ラケツト80に縦軸81を介して回動操作自在に
設けられた天秤杆82の両側にロツド83,84
を介して連結し、この天秤杆82をレバー85で
操作するとき、一対の車輪9a,12aが前方へ
向く状態と斜めあるいは横方向へ向く状態とに操
作可能とし、更に、このレバー85を上下回動可
能に基部を枢着して、係止枠86で車輪の縦、横
更には斜め向きの状態に係合保持する構成にして
もよい。また、更に、このレバー85に車輪9a
を挾む挾体87を図示のように設けておくと、第
17図のようにして車輪9aに上部から係合させ
て該車輪9aの回転にブレーキを掛けることがで
き極めて至便である。
図は、この発明の一実施例を示し、第1図及び
第2図は全体の斜面図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ第1図、第2図の要部を示した側面図、第5
図は第3図の要部を示した平面図、第6図〜第9
図はそれぞれ作用を説明する為の簡略背断面図、
第10図は作用説明用の要部の斜面図、第11図
及び第12図は第1図の要部の側面図、第13図
は第12図の要部の背面図、第14図は別例の台
車部分を示した側断面図、第15図はその平面
図、第16図及び第17図はその作用状態を示し
た平面図である。 図中記号 1は車台、16は支枠、28は受
台、28aは背受部、28bは腰受部、28cは
脚受部、44は縦軸、59は移動シート、75は
ベツドを示す。
第2図は全体の斜面図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ第1図、第2図の要部を示した側面図、第5
図は第3図の要部を示した平面図、第6図〜第9
図はそれぞれ作用を説明する為の簡略背断面図、
第10図は作用説明用の要部の斜面図、第11図
及び第12図は第1図の要部の側面図、第13図
は第12図の要部の背面図、第14図は別例の台
車部分を示した側断面図、第15図はその平面
図、第16図及び第17図はその作用状態を示し
た平面図である。 図中記号 1は車台、16は支枠、28は受
台、28aは背受部、28bは腰受部、28cは
脚受部、44は縦軸、59は移動シート、75は
ベツドを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前後進及び左右横方向に移動可能でベツド台
下へ侵入できる高さの低い車台1を設け、この車
台1の左右横方向一側に上方へ立設する支枠16
を基部側を当該車台1に枢支して他側へ一定量傾
動可能に設け、この支枠16に、この支枠16と
反対側である傾き方向側に位置してベツト上面に
延設できてベツト上の障害者を掬い受け得る受台
28を装着し、当該受台28の反支枠寄りの横方
向自由端側が支枠16と共に回動傾斜してベツト
面に接当できる傾斜姿勢とベツト面から浮上する
略々水平なる姿勢とに姿勢変更操作可能に設けて
なる障害者用移動車。 2 前後進及び左右横方向に移動可能でベツド台
下へ侵入できる高さの低い車台1を設け、この車
台1の左右横方向一側に上方へ立設する支枠16
を基部側を当該車台1に枢支して他側へ一定量傾
動可能に設け、この支枠16に、この支枠16と
反対側である傾き方向側に位置してベツト上面に
延設できてベツト上の障害者を掬い受け得る受台
28を装着し、当該受台28の反支枠寄りの横方
向自由端側が支枠16と共に回動傾斜してベツト
面に接当できる傾斜姿勢とベツト面から浮上する
略々水平なる姿勢とに姿勢変更操作可能に設ける
と共に、この受台28を背受部28aと腰受部2
8bと更に脚受部28cとの三区分に区分けし、
この区分を屈折可能に枢結して背受部28aと脚
受部28cとをリンク機構を介して各区分が略々
水平な展開状態と椅子状の屈折状態とに姿勢変更
可能に設けた障害者用移動車。 3 前後進及び左右横方向に移動可能でベツド台
下へ侵入できる高さの低い車台1を設け、この車
台1の左右横方向一側に上方へ立設する支枠16
を基部側を当該車台1に枢支して他側へ一定量傾
動可能に設け、この支枠16に、この支枠16と
反対側である傾き方向側に位置してベツト上面に
延設できてベツト上の障害者を掬い受け得る受台
28を装着し、当該受台28の反支枠寄りの横方
向自由端側が支枠16と共に回動傾斜してベツト
面に接当できる傾斜姿勢とベツト面から浮上する
略々水平なる姿勢とに姿勢変更操作可能に設け、
この受台28の支枠側には適宜操作によつて回転
する縦軸44を設け、前記受台上に前記縦軸44
の正逆回転を受けて該受台上から反支枠側に変位
してベツト上に延設される状態と受台上に位置さ
れる状態とに移動可能な可撓性の移動シート59
を設けてなる障害者用移動車。 4 前後進及び左右横方向に移動可能でベツド台
下へ侵入できる高さの低い車台1を設け、この車
台1の左右横方向一側に上方へ立設する支枠16
を基部側を当該車台1に枢支して他側へ一定量傾
動可能に設け、この支枠16に、この支枠16と
反対側である傾き方向側に位置してベツト上面に
延設できてベツト上の障害者を掬い受け得る受台
28を装着し、当該受台28の反支枠寄りの横方
向自由端側が支枠16と共に回動傾斜してベツト
面に接当できる傾斜姿勢とベツト面から浮上する
略々水平なる姿勢とに姿勢変更操作可能に設ける
と共に、この受台28を背受部28aと腰受部2
8bと更に脚受部28cとの三区分に区分けし、
この区分を屈折可能に枢結して背受部28aと脚
受部28cとをリンク機構を介して各区分が略々
水平な展開状態と椅子状の屈折状態とに姿勢変更
可能に設け、前記受台28の支枠側の少なくとも
腰受部28bと脚受部28cには、その枢結部と
対応する部分で屈折できて適宜操作によつて回転
する縦軸44を設け、前記受台上に前記縦軸44
の正逆回転を受けて該受台上から反支枠側に変位
してベツト上に延設される状態と受台上に位置さ
れる状態とに移動可能な可撓性の移動シート59
を設けてなる障害者用移動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045161A JPS58163363A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 障害者用移動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045161A JPS58163363A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 障害者用移動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58163363A JPS58163363A (ja) | 1983-09-28 |
JPS6255421B2 true JPS6255421B2 (ja) | 1987-11-19 |
Family
ID=12711533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57045161A Granted JPS58163363A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 障害者用移動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58163363A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911851A (ja) * | 1982-07-11 | 1984-01-21 | 井浦 忠 | 障害者用移動車 |
JPS59177047A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-06 | 井浦 忠 | 移動寝台車 |
-
1982
- 1982-03-20 JP JP57045161A patent/JPS58163363A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58163363A (ja) | 1983-09-28 |
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