JPS625343Y2 - - Google Patents

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JPS625343Y2
JPS625343Y2 JP1983004476U JP447683U JPS625343Y2 JP S625343 Y2 JPS625343 Y2 JP S625343Y2 JP 1983004476 U JP1983004476 U JP 1983004476U JP 447683 U JP447683 U JP 447683U JP S625343 Y2 JPS625343 Y2 JP S625343Y2
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JP
Japan
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plate
printing
stencil printing
base
ink
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JP1983004476U
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JPS58133455U (ja
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、印刷装置に係り、特に孔版印刷用原
版を用いて孔版印刷を行うことのできる簡便な印
刷装置に係る。
孔版印刷法の一つとして、光線を照射すること
により原稿の画像部に発生した熱により穿孔され
る感熱性孔版原紙上に従来の孔版印刷用インキよ
り実質的に硬いインキを層状に施してなる原版を
用いて孔版印刷を行う方法が本件出願人の先の出
願に係る特願昭50−30474号(特公昭54−23601
号)に於て既に提案されている。かかる孔版印刷
法は、感熱性孔版印刷用原紙を赤外線吸収性のイ
ンキで描かれた原稿の画像面に重ね合せ、前記原
紙の側より光線を照射し、原稿の画像部に発生し
た熱により前記原紙に穿孔画像を形成させ、かく
して製版された原紙上に硬いインキを層状に施し
て印刷装置により印刷を行う方法であり、かかる
印刷法にあつては、従来の一般的な孔版印刷の如
く一枚の用紙に印刷を行う度に印刷用原版上に適
量ずつインキを補給する必要はなく、相当枚数の
印刷物を途中でインキの補給を行うことなく良好
な仕上りをもつて印刷することができる。
かかる孔版印刷法の実施に使用されるに適した
印刷装置を本件出願人は実願昭50−94408号(実
公昭56−33728号)に於て既に提案している。こ
れは基盤と、該基盤に対し枢動する押圧レバーと
を有し、これら基盤と押圧レバーにはそれらが互
いに押合わされたとき互いに向い合う第一及び第
二の板部材がそれぞれ固定されており、これら板
部材の一方の表面に上記の如きインキ層を含んだ
印刷用原版を取付け、他方の板部材上に用紙を置
き、押圧レバーを基盤に対し枢動させ、一方の板
部材により支持された印刷用原版を他方の板部材
により支持された用紙上に押し付けることにより
該用紙に対し印刷を施すようになつているもので
ある。
しかしこの先の提案になる印刷装置に於ける前
記第一及び第二の板部材は、いづれもその材料に
ついては特に指定されておらず、木材、プラスチ
ツク或いは金属等の任意の材料にて作られてよい
ものであり、その実施例から見ても特にこれらの
板が透明板によりなるべきものとは考えられな
い。従つてかかる印刷装置により上記の如き要領
にて印刷を行うに当つて、一方の板部材に取付け
られたインキ層を備えた印刷用原版を、それが他
方の板部材上に置かれた用紙に対し該一方の板部
材によつて押し付けられた状態にて、該一方の板
部材を透過して見ることができることは保証され
ていない。しかし上記の如く幾枚にも亙つて印刷
を行うことのできるインキ層を備えた印刷用原版
に於けるインキの状態を常に正確に把握しつつ良
好な印刷状態を維持しつつ印刷を継続するために
は、印刷中に於て印刷用原版が用紙に押し付けら
れている状態に於けるそのインキ層の展延状態を
直視することができることが極めて有効である。
本考案はこの点に鑑み、前述の実願昭50−
94408号に於て提案されている如き作動原理に基
く孔版印刷装置であつて、しかも印刷中、即ち印
刷のために印刷用原版が用紙に対し押し付けられ
印刷用原版に施されたインキ層が圧縮力を与えら
れた状態にあるときに、該インキ層の状態を直視
的に観察することのできる孔版印刷装置を提供す
るものである。
以下に本考案を図面の実施例により詳細に説明
する。
添付の第1図は本考案による孔版印刷装置が特
に孔版の製版をも行うことのできる製版印刷装置
として構成された装置の外観を示す斜視図、第2
図はその縦断面図である。図に於て、1は基台で
あり、該基台1の一端部に枢着装置2により押圧
板3が枢動可能に装着されている。基台1の上面
には原稿又は印刷シートを載置される台座4が固
定されており、この実施例に於ては、該台座4は
ウレタンフオームの如き適当なクツシヨン材によ
り構成されている。押圧板3はその枢着部に於て
図示する如く前記基台1との間に取付けられた板
ばね5により常時上方にはね上げられた位置に偏
倚されており、又該押圧板3の揺動端側には該押
圧板を前記板ばね5の作用に抗して下方に押圧す
るための把手6が形成されている。又押圧板3に
は前記台座4に対応する部位に該押圧板を上下に
貫通して開口する四角形状の開口部7が形成され
ていると共に、押圧板3の下面には前記開口部7
を塞ぐべく透明ガラス等からなる透明押圧板要素
8が取付けられており、更に押圧板3の下面には
透明押圧板要素8の外縁部近傍に図にて符号9に
て総括的に示されている感熱性孔版印刷用原版を
交換可能な態様にて支持するための支持具10が
取付けられている。これにより押圧板3は孔版印
刷用原版6の取付部と対応する部分を透明板によ
り構成されることになる。
第3図はかかる製版印刷装置に使用されるに便
利な感熱性孔版印刷用原版の一例を示す縦断面図
であり、この場合、11は比較的厚い紙よりなる
枠体であり、該枠体の一方の面に和紙や紗の如き
多孔性支持体12と熱可塑性樹脂フイルム13と
の接着積層体からなる感熱性孔版印刷用原紙14
が貼着されており、又その他方の面を覆うことの
できる光透過性の透明な印刷インキ不通過のシー
ト15がその一端にて前記枠体11に貼着されて
いる。かかる感熱性孔版印刷用原版は、前記感熱
性孔版印刷用原紙14に感熱穿孔によつて所定の
穿孔が施されたのち、孔版印刷用原紙14上に比
較的硬いインキ16の層が施され、その上から前
記印刷インキ不通過性のシート15がかぶせら
れ、前記インキが不用意にまわりのものに付着す
る恐れのないインキを層状に施された孔版印刷用
原版を与えるように構成されている。即ち、孔版
印刷用原版9は、孔版印刷用原紙14と印刷イン
キ不通過性シート15とを互いに重ね合せられて
該両者間にインキ16の層を施されるようになつ
ている。
又、前記押圧板3の開口部7には前記支持具1
0によつて押圧板3の下面に取付けられる感熱性
孔版印刷用原版9に向けて光線を照射する光線照
射ユニツト17が着脱自在な態様にて装着されて
いる。光線照射ユニツト17は、内面に反射鏡1
8が装着されて下面が開放されたハウジング19
を備えており、このハウジング19内の上部に
て、この実施例の場合、光源要素として市販され
ているフラツシユバルブ20を装填担持するソケ
ツト構造21が構成されている。又前記基台1内
には図には示されていないが電池電源とコンデン
サとを含む電源装置22を備えており、この電源
装置22は、押圧板3を台座4に向けて押付けた
とき、圧力スイツチ23が閉じることにより前記
コンデンサに充填された電荷を前記フラツシユバ
ルブ20に供給するように回路構成されている。
以上の如く構成された製版印刷装置を用いて製
版印刷を行う場合は、先ずインキ16が充填され
ていない感熱性孔版印刷原版9をそれの感熱性孔
版原紙14の熱可塑性樹脂フイルム13が下面側
にくる姿勢にて支持具10をもつて透明押圧板要
素8の下面に取付ける。そして基台1の台座4上
に原稿を載せ、把手6をもつて押圧板3を板ばね
5の作用に抗して台座4の上面に向けて押付け
る。すると感熱性孔版印刷用原版9の原紙14は
前記台座4上に載せられた原稿の上面に密着させ
ると共に、圧力スイツチ23が閉じることにより
電源装置22のコンデンサに充填された電荷がフ
ラツシユバルブ20に供給され、フラツシユバル
ブ20が閃光し、光線を透明押圧板要素8を透過
させて前記原紙14に向けて照射する。これによ
り原紙14を透過して原稿の画像部に発生した熱
により前記原紙14に穿孔画像を形成し原版を作
成する。この時には透明押圧板要素8は光照射用
のステージガラスとして作用する。かくして原紙
14に穿孔画像が形成されてならば、原版9を一
旦押圧板3から取外し、印刷インキ不通過性シー
ト15を開いてインキ16を原紙14の上に層状
に施し、そののち印刷インキ不通過性シート15
を閉じて原版9を再び支持部10をもつて押圧板
3の下面に以前と同じ姿勢にて取付ける。
次に台座4上に原稿に代えて被印刷物を載せ、
この状態にて把手6をもつて押圧板3を押下げ、
原版9を台座4上に押付ける。すると、原版9の
原紙14の穿孔部からインキ16が押出され、こ
れが台座4上に載せられている被印刷物上に転移
して印刷が完了する。以後、押圧板3を持上げた
状態にて前記台座4上に新しい被印刷物を載せ、
その度に押圧板3を基台1に向けて押下げれば、
原版9に装填されているインキがなくなるまで相
当枚数の印刷を行うことができる。尚、かかる印
刷作業時は、照射ユニツト17を押圧板3から取
外しておけば、透明押圧板要素8を経て原版9を
見ることができる。従つて印刷インキ不透過シー
ト15が透明フイルムにより作られていれば、原
版9に於けるインキ層16の状態を該原版が印刷
のために圧縮されている状態に於ても観察するこ
とができ、インキの展延状態、部分的な消耗度等
を容易に知ることができる。
以上に於ては本考案を特定の実施例について詳
細に説明したが、本考案はかかる実施例のみに限
られるものではなく、本考案の範囲内にて種々の
実施例が可能であることは当業者にとつて明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による孔版印刷装置が製版印刷
装置として構成された実施例の外観を示す斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図は第1図及び
第2図に示す製版印刷装置に用いられるに適した
感熱性孔版印刷用原版の一例を示す断面図であ
る。 1……基台、2……枢着装置、3……押圧板、
4……台座、5……板ばね、6……把手、7……
開口部、8……透明押圧板要素、9……感熱性孔
版印刷用原版、10……支持具、11……枠体、
12……多孔性支持体、13……熱可塑性樹脂フ
イルム、14……感熱性孔版印刷用原紙、15…
…シート、16……インキ、17……光線照射ユ
ニツト、18……反射鏡、19……ハウジング、
20……フラツシユバルブ、21……ソケツト構
造、22……電源装置、23……圧力スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に被印刷物を載置される台座を備えた基台
    と、前記基台の一端に枢着され前記台座に対向す
    る下面に孔版印刷用原紙と透明なインキ通過性シ
    ートとを重ね合せられて該両者間にインキ層を施
    される孔版印刷用原版を支持する手段を備えた押
    圧板とを有し、前記押圧板の回動操作により該押
    圧板より支持された孔版印刷用原版が前記台座上
    の被印刷物に押付けられることにより押圧式に孔
    版印刷を行う孔版印刷装置に於て、前記押圧板は
    前記孔版印刷用原版の取付部と対応する部分を透
    明板により構成されていることを特徴とする孔版
    印刷装置。
JP447683U 1983-01-17 1983-01-17 孔版印刷装置 Granted JPS58133455U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP447683U JPS58133455U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 孔版印刷装置

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JP447683U JPS58133455U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 孔版印刷装置

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Publication Number Publication Date
JPS58133455U JPS58133455U (ja) 1983-09-08
JPS625343Y2 true JPS625343Y2 (ja) 1987-02-06

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ID=30017323

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JP447683U Granted JPS58133455U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 孔版印刷装置

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JPH08300793A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Riso Kagaku Corp 製版印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50116505U (ja) * 1974-03-07 1975-09-23

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JPS58133455U (ja) 1983-09-08

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