JPS6253127B1 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6253127B1
JPS6253127B1 JP3217484A JP3217484A JPS6253127B1 JP S6253127 B1 JPS6253127 B1 JP S6253127B1 JP 3217484 A JP3217484 A JP 3217484A JP 3217484 A JP3217484 A JP 3217484A JP S6253127 B1 JPS6253127 B1 JP S6253127B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
grain culm
conveyance
tip
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3217484A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Takizawa
Akito Taira
Yasufumi Ueda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP3217484A priority Critical patent/JPS6253127B1/ja
Publication of JPS6253127B1 publication Critical patent/JPS6253127B1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンバインにおける脱穀搬送装置に関
するものである。
(従来技術) 搬送途中から順次合流穀稈を水平状態に姿勢変
更するコンバインは実公昭44−15316号公報とし
て従来知られている。
又、刈取装置から脱穀装置へわたつて延びてい
る穀稈移送チエーンをもつたコンバインは特公昭
40−15410号公報として知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 前者のコンバインは第3図に示す如く株元側搬
送体24と穂先側搬送体25とが上下に配置さ
れ、平面視でV字形に配設されているもので行う
もので、株元側搬送体24で株元を挾持しながら
穂先側搬送体25で穂先を押圧して穀稈を強制的
に折曲げて水平状態に姿勢変更している。したが
つて、穀稈は穂先側搬送体25で無理に折曲げら
れるので、穀稈同志の絡みつきや穂先の絡みつき
が発生するものであつて安定した状態で搬送され
ない。
後者のものは、刈取られた稲麦を後方位置の脱
穀装置へ移送する中途において穂先部分を下向き
にほぼ垂直に屈曲させ懸垂状態で脱穀装置を通過
させて脱穀するものであるので、穀稈を無理に折
曲げることとなり穀稈が折損し易い。
(問題点を解決するための手段) したがつて本発明の技術的課題は、刈取られた
穀稈を無理のない姿勢で脱穀装置に送り込むこと
のできるコンバインを提供しようとするもので、
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は
次のようである。
引起し装置2の後方には刈取装置3を設けると
共に、刈取装置3の後方には複数の下部搬送装置
及び上部搬送装置を上下に設けて刈取穀稈を略直
立姿勢で後方に搬送する複数の直立搬送路11,
12,15を形成し、かつ該複数の直立搬送路の
終端部を互いに接近させて合流部を形成し、該合
流部と扱口から前下方に向かう延設部を備えた脱
穀装置5の自動送込搬送装置17との間に穀稈傾
倒部を有する株元搬送体16を設け、該株元搬送
体(以下「下部集合搬送体」という。)より穂先
側にあつて、穀稈の穂先部を下から支える穂先搬
送体19を設けてなるコンバインにおける穀稈搬
送装置にかかるものである。
(発明の効果) 本発明のものによれば、搬送途中から順次合流
穀稈を水平状態に姿勢変更するものに比し、穂先
部の絡みつきがなく、しかも重い穂先部を下から
支える状態で搬送するから特に多条刈り等の場合
脱穀装置への供給が円滑確実になるという特徴が
ある。
又、本発明のものは株元側は扱口から前下方に
向かつて延設された部分で穀稈を横倒し姿勢のま
ま持ち上げ穂先部を下から支える状態で自然に搬
送するから穀稈同志の絡みつきや穂先の絡みつき
がないもので脱穀装置への供給が円滑におこなわ
れるものである。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
立毛穀稈は分草杆1で分草され、その後部に配
置した引起し装置2で引起されて、刈取装置3で
刈取られ、走行装置4上の脱穀装置に移送される
が走行装置4から斜め下方に向かつて延設した支
持枠6の前方には刈刃を有する刈取装置3が配置
され、その上部には前方に掻込輪体7を具えた下
部搬送装置8がある。
この下部搬送装置8は穀稈の株元を挟持搬送す
るもので、後述する上部搬送装置と同様な構成か
らなつているが、図面を簡単にするためこれは第
2図においては省略されている。
上部搬送装置は穀稈の穂先を挟持搬送するもの
であるが、これは刈取つた穀稈の穂先を縦搬送し
てから横搬送する左上部搬送装置と縦搬送のみか
らなる右上部搬送装置とからなつている。
ここで左上部搬送装置とか右上部搬送装置とい
うのは図面に向かつて左側ないしは右側にある上
部搬送装置をさすもので実際は走行装置の進行方
向の右側ないしは左側にある上部搬送装置をさす
ものであつて後述する左、右とあるもも同様な意
味で用いられている。
左上部搬送装置は第2図のものにおいてほぼ直
角三角形状に配置された突起付無端帯9とその直
角を挟む2辺に沿つた上部搬送案内体10とから
なつていて、これら無端帯9と案内体10とで縦
搬送路11と横搬送路12を構成している。
したがつて、この左上部搬送装置に対応する左
下部搬送装置8は以上のような左上部搬送装置と
同様な構成からなつている。
右上部搬送装置は直線状に配置された突起付無
端帯13とこれに相対向して配置された上部搬送
案内体14とからなつていて縦搬送路15を形成
しているが、案内体14の終端は縦搬送路15と
横搬送路12との合流点Pに位置し、無端帯13
はこの合流点から更に引き続いて後方に延設され
て合流後の穀稈を縦搬送するようになつている。
ここで右上部搬送装置に対応する右下部搬送装
置8は案内体14と同じ長さをもつもので、その
長さの範囲内において右上部搬送装置と同じ構成
である。
以上の如く、複数の下部搬送装置及び上部搬送
装置を上下に設けて、刈取穀稈を略直立姿勢で後
方に搬送する複数の直立搬送路11,12,15
を形成していて、しかも複数の直立搬送路11,
12,15の終端部を互いに接近させて合流部P
を形成している。
16は左下部搬送装置における横搬送路(図示
しない)の延長方向に配置された株元搬送体で、
図示のものはほぼ直角三角形状の突起付無端帯と
その直角を挟む2辺に沿つて配置された相対向す
る合流端より右側にある案内体(図示していな
い)とからなつており横搬送を司る。
そして、右上部搬送装置13が下部集合搬送体
16の横搬送路と交叉するように配置されて穀稈
傾倒部を形成し、下部集合搬送体16の縦搬送路
は、脱穀装置5の自動送込搬送装置17に穀稈を
引継ぐようにこれに連絡されている。
したがつて、自動送込搬送装置17はその挟扼
杆18と共に扱口から前下方に向かつて延設され
ていてその始端部が下方集合搬送体16とラツプ
している。19は左上部搬送装置における横搬送
路12の終端部から脱穀装置5に向かつて配設さ
れた穂先搬送体で、穀稈の穂先を下から支える状
態で確実に脱穀装置内に供給するためのものであ
る。そこで、この無端帯は左上部搬送装置の横搬
送路12の終端より後方で、しかも右上部搬送装
置より遠い位置に配設されて穀稈を受継ぐように
設けられている。
又、この無端帯の設けられた部分に扱口に向か
つて穀稈を誘導する案内板を設けることもある。
なお、20は扱胴、21は扱口に設けられた穀稈
供給樋、22,23は走行装置4の前方と後方に
設けられた座席と原動機である。
さて、走行装置4を前進させると立毛穀稈は分
草杆1で分草され、引起し装置で倒伏した穀稈は
引起されながら刈取装置3で刈取られ、刈取られ
た穀稈の株元は、下部搬送装置8の掻込輪体7で
下部搬送路内に掻込まれ、引続いて左下部搬送装
置における突起付無端帯で縦搬送されてから横搬
送された穀稈の株元は、右下部搬送装置における
突起付無端帯から縦搬送されてきた穀稈の株元と
第2図P点で合流し、下部集合搬送体16に引継
がれる。
一方左上部搬送装置における突起付無端帯9で
縦搬送されてから横搬送された穀稈の穂先は右上
部搬送装置における突起付無端帯13で縦搬送さ
れてきた穀稈の穂先と合流点Pで合流する。
そして穂先の横方向移送は、ここで中止される
と共に突起付無端帯13で縦方向に搬送される。
このように穂先は合流点で横方向移送が中止され
るにもかかわらず株元は下部集合搬送体16は横
方向に依然として搬送されるから、今迄直立状態
で搬送されてきた穀稈は傾倒する。
かくして、傾倒された穀稈は穂先を下から支え
る穂先搬送体19と株元搬送体16の縦搬送路に
引継がれ、株元のみは更に自動送込搬送装置17
の前方傾斜部に引継がれて次第に引上げられ、扱
口において完全に横倒し状態となつて脱穀装置に
供給される。
かくの如く、穂先側搬送に当たつて合流部まで
は直立姿勢で穀稈を搬送し、合流部以降には扱口
から前下方に向かつて延設された脱穀装置の自動
送込搬送装置と穀稈を下から支える状態で搬送す
る穂先搬送体である別の穂部供給無端帯とを設け
たので、従来の搬送途中から順次合流穀稈を水平
状態に姿勢変更するものに比べれば、自動送込搬
送装置の延設部で株元を挟持し、かつ穂先搬送体
で重い穂先部を下から支える状態で搬送するから
穀稈同志の絡みつきや穂先の絡みつきがなく、し
たがつて穀稈が安定した状態で搬送され、特に多
条刈り等の場合脱穀装置への供給が円滑確実に行
われると云う特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を具えたコンバインの側面
図、第2図は同上の略式平面図、第3図は従来の
コンバインを示す平面図である。 2……引起装置、3……刈取装置、5……脱穀
装置、11,12,15……直立搬送路、16…
…株元搬送体、17……自動送込搬送装置、19
……穂先搬送体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 引起し装置2の後方には刈取装置3を設ける
    と共に、刈取装置3の後方には複数の下部搬送装
    置及び上部搬送装置を上下に設けて刈取穀稈を略
    直立姿勢で後方に搬送する複数の直立搬送路1
    1,12,15を形成し、かつ該複数の直立搬送
    路の終端部を互いに接近させて合流部を形成し、
    該合流部と扱口から前下方に向かう延設部を備え
    た脱穀装置5の自動送込搬送装置17との間に穀
    稈傾倒部を有する株元搬送体16を設け、該株元
    搬送体16より穂先側にあつて、穀稈の穂先部を
    下から支える穂先搬送体19を設けてなるコンバ
    インにおける穀稈搬送装置。
JP3217484A 1984-02-22 1984-02-22 Pending JPS6253127B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3217484A JPS6253127B1 (ja) 1984-02-22 1984-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3217484A JPS6253127B1 (ja) 1984-02-22 1984-02-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6253127B1 true JPS6253127B1 (ja) 1987-11-09

Family

ID=12351569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3217484A Pending JPS6253127B1 (ja) 1984-02-22 1984-02-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6253127B1 (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6253127B1 (ja)
JPS596661Y2 (ja) 刈取収穫機
JPS5820091Y2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPS5828493Y2 (ja) 軸流型コンバイン
JPS6016286Y2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPH0140442Y2 (ja)
JP3258808B2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPS5836253Y2 (ja) コンバインの扱深さ調節装置
JPS6340118Y2 (ja)
JPH0132847Y2 (ja)
JPS643442B2 (ja)
JPS5938107Y2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送装置
JPS6036022Y2 (ja) コンバインの搬送装置
JPS5836251Y2 (ja) コンバインにおける刈取搬送装置
JPS6137219Y2 (ja)
JP2551458Y2 (ja) コンバインの刈取部における搬送装置
JPS5938109Y2 (ja) コンバインにおける穀稈搬送案内装置
JPH041768Y2 (ja)
JPS6013334Y2 (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JPS6036031Y2 (ja) 刈取脱穀機
JP2500786Y2 (ja) 茎稈搬送装置
JPS585007B2 (ja) コンバイン
JPH0117954Y2 (ja)
JPS646686Y2 (ja)
JPS6227081Y2 (ja)