JPS6251606A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPS6251606A
JPS6251606A JP60190286A JP19028685A JPS6251606A JP S6251606 A JPS6251606 A JP S6251606A JP 60190286 A JP60190286 A JP 60190286A JP 19028685 A JP19028685 A JP 19028685A JP S6251606 A JPS6251606 A JP S6251606A
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嘉子 佐藤
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
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    • A61K8/9794Liliopsida [monocotyledons]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスイレン科植物またはモの抽出液から選ばれた
一種または二種以上を皮膚外用剤成分として配合するこ
とを特徴とし、日焼は後のほてり、カミソリまけ、肌荒
れ等を防止する効果に優れた皮膚外用剤を提供するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、天然物から抽出した各種原料、たとえばタンパク
質、多糖、抽出エキス、天然高分子等が、その使用効果
が特徴的であるため、皮膚外用剤に配合されてきた。し
かし日焼は後のほてり、カミソリまけ、肌荒れ等を防止
する効果に優れた皮膚外用剤は待望されているが、いま
だ十分でなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは上記事情に鑑み、皮膚に特徴的な有用性を
有する天然原料を得るべく鋭意研究をかぎねた結果、ス
イレン科植物またはその抽出液を皮膚外用剤基剤に配合
することによって日焼は後のほてり、カミソリまけ、肌
荒れ等を防止する効果に優れることを見出し、本発明を
完成するに至った。
し間埋点を解決するための手段および作用]すなわち、
本発明は、スイレン科植物またはその抽出液から選ばれ
た一種または二種以上を含有することを特徴とする皮膚
外用剤である。
本発明に用いられるスイレン科植物としてはコウホネ(
センコツ)、ネムロコウホネ、ハス、シュンサイ等が挙
げられる。例えばコウホネは打撲薬、婦人薬として漢方
製剤、生薬製剤の一成分として用いられているが、それ
らは内服剤としてであり、皮膚外用剤に配合された例は
見当らない。
本発明において、スイレン科植物を粉末化して用いても
良いし、溶媒で抽出し配合しても良い。抽出法は、溶媒
、例えば水、メタノールやエタノールのような低級アル
コール、含水低級アルコールなどのような適当な溶媒中
でコウホネなどの全草や根茎を加熱還流し、濾過して得
ることができ、一般にはこの抽出液を濃縮して使用する
。このような方法で得られた抽出液は、溶媒を留去後ざ
らに、1.3−ブチレングリコールのような溶媒に溶解
したり、または得られた液を適当に濃縮した濃縮物とし
て、本発明に使用することもできる。別の方法として、
コウホネの根茎を前記した適当な抽出溶媒で抽出して得
られる抽出物、ふるいはコウホネの根茎を熱水で抽出し
て得られる抽出物をシリカゲルクロマトグラフィーなど
の吸着系クロマトグラフィーを用いて分画して得られる
抽出物を用いることもできる。
本発明におけるコウホネなどの配合量には特に限定はな
いが、一般には根茎の乾燥物を使用する場合には皮膚外
用剤全量中、0.001〜Sli量%、根茎抽出物を使
用する場合には皮膚外用剤全量中0.005〜10重量
%(乾燥物重量として0.0001〜0.2重量%)、
更に好ましくは0.01〜5重量%(乾燥物重量として
0.0005〜0.1重量%)である。使用量が少ない
と本発明における目的効果が十分に発揮されない場合が
ある。
本発明の皮膚外用剤には上記の必須成分に加えて、必要
により、皮膚外用剤のタイプに応じて、油分、水、界面
活性剤、保湿剤、低級アルコール、増粘剤、香料、酸化
防止剤、キレート剤、色素、防腐防黴剤等、通常皮膚外
用剤に用いられる成分を配合することができる。
本発明の皮膚外用剤の剤型は任意であり、溶液系、可溶
化系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油一粉
末三層系等、どのような剤型でも構わない。
また、本発明の皮膚外用剤の用途も任意であり、化粧水
、乳液、クリーム、パック等のフエーシャル皮膚外用剤
やファンデーション、分散液、軟膏などの剤型をとるこ
とができる。
[実施例] つぎに実施例および比較例をあげて、本発明を具体的に
明らかにする。本発明はこれにより限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。
実施例1 (1)グリセリン             5.0(
2)クエン西勺               0.0
3(3)クエン酸ソーダ           0.0
5(4)エタノール(95%)           
10.0(5)POE(15モル)オレイルエーテル 
    1.0(6)コウホネ抽出物※       
   1.0(7)香料              
  0・1(8)防腐剤              
 0.1(9)色素                
適量(10)精製水              残余
※コウホネの根茎を充分水洗し、粉末にしたもの20部
に、70%エタノール120部を加え、室温にて10日
間時々攪拌しながら抽出を行い、濾別して約100部の
抽出液を得る。
製法 (4) (5) (6) (7) (8)を室温にて混
合溶解し、同じく室温にて混合溶解した(1) (2)
 (3) (9) (10)中へ攪拌添加して化粧水を
得た。
比較例1 実施例1から(6)のコウホネ抽出液を除いた以外は全
て実施例1と同様にして比較例1を得た。
実施例1及び比較例1の紫外線紅斑による試験を下記の
試験法で実施した。
すなわち、ハートレイ系アルピノモルモットの背部皮膚
を刈毛・刺毛し、正中線を対称に背部皮膚にゴム板を用
いて1.41X1.41cm2の区画を4区画設け、中
波長紫外線(λmax = 305nm)を2.OJ/
cm2照射して紅斑を作成した。紫外線照射後片側の区
画に実施例1または比較例1を塗布し添加、経時的に紅
斑の形成を判定した。試料の塗布部位の紅斑(El)と
無塗布部位の紅斑(EO)を求め、次式によって紫外線
紅斑抑制率を算出し、試料の紫外線紅斑抑制率とした。
紫外線紅斑抑制率= EO−El 100%EO 試料塗布後3時間後の測定値を例として、その結果を表
−1に示す。
判定方法を以下に示す。
(判定) 0 :紫外線紅斑抑制率 65%以上 O:   ツノ        ツノ      40
2C以上65%未満△ :   n     11  
 20%以上40%未満×   二    ノl   
     ツノ       203;未満(以下余白
) 表−1紫外線紅斑抑制率 コウホネ抽出液、ネムロコウホネ抽出液に非常に強い紫
外線紅斑抑制作用を認めた。
次に日焼は後のほてり、肌荒れの防止効果を明らかにす
るために下記の実使用テストを実施した。
日焼は後のほてり、肌荒れ等に悩む、健康な女性の被試
験者、1群20名として計2群で実施し、1群は実施例
1を塗布し、2群は比較例1を塗布し、日焼は後のほて
り、及び1週間後の肌荒れを判定し総合評価した。その
結果を表−2に示す。
判定方法を以下に示す。
(日焼は後のほてり、肌荒れの判定基準)著効:日焼は
後のほてり、および1週間後′の肌荒れがほとんど目立
たなくなった。
有効:日焼は後のほてり、および1週間後の肌荒れが非
常に弱くなった。
やや有効:日焼は後のほてり、および1週間後の肌荒4
れがやや馨くなった。
無効:日焼は後のほてり、および1週間後の肌荒れは変
化なし。
表2から明らかなようにコウホネ抽出液を配合した実施
例1は著効、有効例が多く、日焼は後のほてり、および
1週間後の肌荒れを防ぐ効果が高いことを示している。
実施例2   W10クリーム (1)グリセリン            5.0(2
)ポリエチレングリコール (分子量400)            2.0(3
)コウホネ抽出液※          2.0(4)
セタノール             4.0(5)ス
クワラン             5.0(6)ステ
アリン酸            1.0(7)ミツロ
ウ              1.0(8)ワセリン
               1.0(9)POE(
25モル)セチルエーテル     2.0(10)グ
リルセリルモノステアレート    1.5(11)ヒ
アルロン酸ナトリウム       0605(12)
防腐剤               0.1(13)
香料                0.15(14
)精製水               残余※コウホ
ネの根茎を充分水洗し、粉末にしたもの5Kgに水10
Q、を加え、10時間加熱還流して濾過し、得られた濾
液を3日間静置し、濾過し濾液に水を加え、全量1(l
とした。
製法 (4)〜(13)を混合溶解し、同じく混合溶解した(
1) (2) (3)(11)(11) (14)の中
へ攪拌混合して乳化する。
ホモジナイザーにより乳化粒子を整え、その後、熱交換
器にて室温まで冷却してW10クリームを得た。
実施例3   パック (1)ポリビニルアルコール        10.0
(2)ポリエチレングリコール (分子量400)            0.4(3
)グリセリン             3.0(4)
シュンサイ抽出液※         0.1(5)エ
タノール(95%)8.0 (6)防腐剤               0.1(
7)香料                0.1(8
)精製水               残余※シュン
サイの全草を充分水洗し、約5mmに細切したもの10
Kgに1.3−ブチレングリコール50Q、を加え、5
0℃で2日間浸漬した。これを濾過し、濾液を室温で5
時間攪拌し、析出した沈澱物を濾過して除去した。濾液
は1.3−ブチレングリコールを加え、全量501とし
た。
製法 室温で(5)〜(7)を混合溶解し、(1) (2) 
(3) (4)および(8)を80℃で混合溶解した中
に攪拌添加した後、室温まで放冷してパックを得た。
実施例4   固形白粉 (1)タルク                85.
4(2)ステアリン酸            1.5
(3)ラノリン               5.0
(4)スクワラン             5.0(
5)コウホネ粉砕物※          0.1(6
)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 2.0(7)
トリエタノールアミン         1.0(8)
香料                適量(9)顔料
               適量※コウホネの根茎
を充分水洗し、約5Hに細切したもの5Kgをざらに粉
砕し、得られた粉砕物をまず100メツシユの篩にかけ
、ざらに325メツシユの篩にかけて平均粒子が約40
ミクロンの粉末部2Kgを得た。
製法 タルク、顔料をニーダ−でよくかきまぜる。
(粉末部)  トリエタノールアミンを50%相当量の
精製水に加え70℃に保つ(水相)。香料を除く他の成
分を混合し、加熱溶解して70℃に保つ(油相)。水相
に油相を加えホモミキサーで均一に乳化し、これを粉末
部に加えニーダ−で練り合わせたあと水分を蒸発させ粉
砕機で処理する。ざらにこれをよくかきまぜながら香料
を均一に噴霧し圧縮成型し固形白粉とする。
実施例5   軟膏 (1)コウホネ抽出液※          0.5(
2)ステアリルアルコール       18.0(3
)モクロウ              20.0(4
)ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エス
テル  0.25 (5)グリセリンモノステアリン酸 エステル  0.25 (6)ワセリン              40.0
(7)精製水               残余※コ
ウホネの根茎を充分水洗し、約511IIIIに細切し
たもの5Kgに水Lotを加え、10時間加熱還流して
濾過し、得られた濾液を3日間静置し、濾過し濾液に水
を加え、全量101とした。
製法 (1)と 精製水を70℃に保ち(水相)他の成分を7
0℃にて混合溶解する(油相)。水相に油相を加えホモ
ミキサーで均一に乳化後冷却して軟膏を得た。
[発明の効果] 本発明の皮膚外用剤は皮膚に対してなめらかな使用感、
保湿効果、柔軟効果、消炎効果を有し、日焼は後のほて
り、カミソリまけ、肌荒れ等を防止する効果に優れた皮
膚外用剤である。
特許出願人 株式会社 資 生 堂 手続補正書く自発) 昭和61年9月10日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称 皮膚外用剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1)明細書第10頁最終行のr(13)香料 0.1
54の後に、次の文章を挿入します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スイレン科植物またはその抽出液から選ばれた一種また
    は二種以上を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
JP60190286A 1985-08-29 1985-08-29 皮膚外用剤 Expired - Fee Related JPH0643293B2 (ja)

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