JPS6251589A

JPS6251589A - エレベ−タ

Info

Publication number: JPS6251589A
Application number: JP19174885A
Authority: JP
Inventors: 奥平　昌容
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-08-30
Filing date: 1985-08-30
Publication date: 1987-03-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】し発明の技術分野］本発明はエレベータに係り、特に車いす利用者にも使用
されるエレベータに関する。

［発明の技術的青票とその問題点］従来から、一般のエレベータでは、扉の開閉が自動的に
行われ、扉開放時間もタイマ等により自動的に一定時間
（一般に５秒程度）に行なわれるようになっている。ま
た、扉にはセイフテイーシューが取付けられており、こ
のセイフティーシューが押されると扉が開放状態に一時
的に戻るようになっている。

ところで、近年型いす利用者の生活圏の拡大を図る社会
的要求の高まりにつれ、車いす利用者が上述したような
エレベータを利用する機会が多くなってきている。

しかしながら、このような従来のエレベータでは、車い
す利用者が利用した場合に、あらかじめ設定された扉開
放時間が経過しても乗り降りが行なわれていると、扉が
閉じ始めセイフテイーシューが車いすに接触し車いす利
用者に不快な思いを与えるという難点があった。また、
扉のセイフテイーシューが作動しない箇所で挟まれると
事故の原因になるおそれがあった。

［発明の目的］本発明はかかる従来の難点を解消すべくなされたもので
、一般乗客および車いす利用者が快適かつ安全に利用す
ることのできるエレベータを提供することを目的として
いる。

［発明の概要］すなわち本発明のエレベータは、建物内の昇降路内に昇
降自在に収容された乗かごと、この乗かごに取付けられ
た乗かご扉と、前記建物内の各階のエレベータ乗場に取
付けられた乗場扉と、前記乗かご扉および乗場扉の開閉
動作を制御する扉開閉制御装置とを備えてなるエレベー
タにおいて、前記乗かご内の床面に車いすを検知するよ
う設けられた第１の検知スイッチと、前記各エレベータ
乗場の床面に車いすを検知するよう設けられた第２の検
知スイッチと、これら第１および第２の検知スイッチを
、これらの一方の検知スイッチが作動されたとき他方の
検知スイッチが作動されるまで前記乗かご扉および乗場
扉の開放状態を継続さぼるよう制御する車いす用扉開閉
制御装置とを備えてなることにより、一般乗客および車
いす利用者が快適かつ安全にエレベータを利用すること
を可能としたものである。

［発明の実施例］以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図および第２図は本発明の一実施例のエレベータを
示すもので、これらの図において、昇降路１内には乗か
ご２が昇降自在に収容されており、この乗かご２には、
乗かご扉３が取付けられている。また、建物の各階には
エレベータ乗場４が設けられている。エレベータ乗場４
には、乗場扉５が取付けられており、乗場扉５は乗かご
扉３と連動して開閉するようになっている。

また、乗かご２内の床面２ａおよびエレベータ乗場４の
床面４ａには、車いす６を検知するよう車いす６の車輪
幅とほぼ等幅の間隔をおいて１対の検知スイッチ７．８
が配置されている。これらの検知スイッチ７．８は乗か
ご２に取付けられた車いす用扉開閉制御装置９を介して
乗かご２内に取付けられた扉開閉制御装置１０に接続さ
れている。車いす用扉開閉制御装置９は乗かご側あるい
はエレベータ乗場側のどちらか一方の検知スイッチが作
動されたとき他方の検知スイッチが作動されるまで、乗
かご扉３および乗場扉５の開放状態を継続するよう扉開
閉制御装置１０を制御するようになっている。

検知スイッチ７．８は、第３図に示すように、ボックス
１１内に複数のスイッチ１２が配置されており、このボ
ックス１１上に弾性体シート１３が配置され、この上に
フェイスプレート１４が取付けられて構成されている。

第４図は検知スイッチ７．８の回路図を示すもので、電
源ライン１５．１６間には、２個の検知スイッチ７．７
または８．８が直列に接続され、ざらにリレーコイル１
７が接続されており、これらと並列にリレー接点１８と
車いす用扉開閉制御装置９が接続されている。

このように構成されたエレベータは以下に述べるように
して利用される。

すなわち、まず、任意の階のエレベータ乗場４で車いす
利用者が車いす６により検知スイッチ８．８を作動ざぜ
、ざらに車いす利用者用のホールボタン（図示省略）を
作動させることにより乗かご２の呼びが登録される。こ
れにより乗かご２がその階に到着する。そして、乗かご
扉３および乗場扉５が開放される。このとき、エレベー
タ乗場４側の検知スイッチ８．８から確認信号Ｓ１が出
力され、この確認信号Ｓ１が車いす用扉開閉制御装＠９
に入力される。そして、車いす用扉開閉制御装置９から
扉開信号Ｓｏが出力され、乗かご２内の扉開閉制御装置
１０に入力され、これにより乗かご扉３および乗場扉５
の開放状態が継続される。

次いで、車いす利用者がエレベータ乗場４から乗かご２
内に乗込み乗かご２内の検知スイッチ７．７を作動させ
る。これにより検知スイッチ７．７から確認信号Ｓ２が
出力され、この確認信号Ｓ２が車いす用扉開閉制御装置
９に入力され、車いす用扉開閉制御装置９から扉開信号
ＳＣが出力され、扉開閉制御装置１０に入力される。こ
れにより乗かご扉３および乗場扉５が閉じられる。次い
で、乗かご２が移動して指定された目的階に到着すると
乗かご扉３および乗場扉５が開放される。このとき乗か
ご２内の検知スイッチ７．７から確認信＠Ｓ２が出力さ
れ、車いす用扉開閉制御装置９に入力される。そして車
いす用扉開閉制御装置９から扉開閉制御装置１０に扉開
信＠ＳＯが入力される。これにより乗かご扉３および乗
場扉５の開放状態が継続される。次いで、車いす利用者
が乗かご２からエレベータ乗場４に降りてエレベータ乗
場４側の検知スイッチ８．８を作動ざ往ると、この検知
スイッチ８．８から確認信号Ｓ１が車いす用扉開閉制御
装置９に入力される。そして車いす用扉開閉制御装置９
から扉開信号ＳＣが出力され扉開閉制御装置１０に入力
されることにより乗かご扉３および乗場扉５が閉じられ
る。

この実施例では、乗かご２内の床面２ａおよびエレベー
タ乗場４の床面４ａに車いす６を検知するように検知ス
イッチ７．８を配置し、これらの検知スイッチ７．８を
車いす用扉開閉制御装置９に接続して扉の開放状態の継
続を制御したので、巾いす利用者が乗り降りの途中で乗
かご扉３あるいは乗場扉５に挟まれるようなことが防止
され、この結果、快適かつ安全にエレベータを利用する
ことができる。また、検知スイッチ７．８はそれぞれ車
いす６の車輪幅とほぼ等幅の間隔をおいて配置したので
、１対の検知スイッチ７．７または８．８を同時に作動
させることにより確認信号Ｓ１またはＳ２が出力される
ので、他の乗客に踏まれても誤動作を防止することがで
きる。

第５図は本発明の他の実施例を示すもので、この実施例
では、乗かご２内の床面２ａおよびエレベータ乗場４の
床面４ａに配置される検知スイッチ７．７の上面に円弧
状の断面を有する凹部１９が形成されており、その凹部
１９の側面に光電式のスイッチ２０が配置されている。

この検知スイッチ７．８は、車いす６の両側の車輪で２
粗間時に光軸２１を遮ることにより充電式のスイッチ２
０が作動され、確認信号Ｓ１またはＳ２が出力されるよ
うになっている。

この実施例では、検知スイッチ７．８を光電式のスイッ
チ２０により構成したので、検知スイッチ７．８が確実
に作動され、車いす利用者が乗り降りの途中で扉に挟ま
れるようなことが防止され、エレベータを快適かつ安全
に利用することができる。

なお、以上説明した実施例では、車いす利用者が車いす
６によりエレベータ乗場４の検知スイッチ８．８を作動
させ、ざらにホールボタン（図示省略）を作動ざＵるこ
とにより、乗かご２の呼び登録を行なうように構成した
例について）ホべたが、エレベータ乗場４の検知スイッ
チ８．８を呼び登録装置（図示省略）に接続して検知ス
イッチ８．８を作動さぜることにより、乗かご２の呼び
登録を行なうように構成してもよいことはもちろんであ
る。

［発明の効果コ以上説明したように本発明のエレベータでは、乗かご内
の床面に車いすを検知するよう設けられた第１の検知ス
イッチと、各エレベータ乗場の床面に車いすを検知する
よう設けられた第２の検知スイッチと、これら第１およ
び第２の検知スイッチを、これらの一方の検知スイッチ
が作動されたとき他方の検知スイッチは作動されるまで
乗かご扉および乗場扉の開放状態を継続さけるよう制御
する車いす用扉開閉制御装置とを備えているので、一般
乗客および車いす利用者が快適かつ安全にエレベータを
利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のエレベータを示す縦断面図
、第２図は第１図の平面図、第３図は第１図の実施例に
使用される検知スイッチの斜視図、第４図は乗かこの回
路図、第５図は本発明の他の実施例に使用される検知ス
イッチの斜視図である。１・・・・・・・・・昇降路２・・・・・・・・・乗かご３・・・・・・・・・乗かご扉４・・・・・・・・・エレベータ乗場５・・・・・・・・・乗場扉６・・・・・・・・・車いす７．８・・・検知スイッチ９・・・・・・・・・車いす用扉開閉制御装置１０・・
・・・・・・・扉開閉制御装置出願人　　　　　株式会
社　東芝代理人弁理士　　須　山　佐　− 第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）建物内の昇降路内に昇降自在に収容された乗かご
と、この乗かごに取付けられた乗かご扉と、前記建物内
の各階のエレベータ乗場に取付けられた乗場扉と、前記
乗かご扉および乗場扉の開閉動作を制御する扉開閉制御
装置とを備えてなるエレベータにおいて、前記乗かご内
の床面に車いすを検知するよう設けられた第１の検知ス
イッチと、前記各エレベータ乗場の床面に車いすを検知
するよう設けられた第２の検知スイッチと、これら第１
および第２の検知スイッチを、これらの一方の検知スイ
ッチが作動されたとき他方の検知スイッチが作動される
まで前記乗かご扉および乗場扉の開放状態を継続させる
よう制御する車いす用扉開閉制御装置とを備えてなるこ
とを特徴とするエレベータ。