JPS6348622Y2 - - Google Patents

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JPS6348622Y2
JPS6348622Y2 JP1983075411U JP7541183U JPS6348622Y2 JP S6348622 Y2 JPS6348622 Y2 JP S6348622Y2 JP 1983075411 U JP1983075411 U JP 1983075411U JP 7541183 U JP7541183 U JP 7541183U JP S6348622 Y2 JPS6348622 Y2 JP S6348622Y2
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JP
Japan
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wheelchair
escalator
relay
operating device
energized
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JP1983075411U
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JPS59179870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエスカレータ装置、特に車椅子の使
用者が利用可能に構成されたものの安全装置に関
するものである。
車椅子使用者の利用可能なエスカレータとして
例えば特公昭56−41555号公報に示されたものが
あるが、搬送中に車椅子使用者が車椅子から落ち
ること等の不測の事故が発生したときであつても
エスカレータの運転が継続される不具合があつ
た。
この考案は上記の欠点を解消するもので、搬送
中の車椅子使用者に異状を生じたときに容易に停
止させることができるエスカレータ装置を提供し
ようとするものである。
以下、第1〜第4図によつてこの考案の一実施
例を説明する。
図中、1はエスカレータの主枠、2は主枠1に
立設された欄干、2aは欄干2の上部を構成する
フレーム、3はフレーム2aに移動可能に係合さ
れて循環移動する移動手摺、4は多数が連結され
て主枠1内を循環運転される一般踏段、5は一般
踏段4の相互間に連結された車椅子用踏段、6は
欄干2の上部に設けられた安全装置で、7A〜7
Dはそれぞれフレーム2aの上面から後退した凹
所に設けられて、欄干2長手に対して互いに離れ
て配置された安全装置6のスイツチ、8A〜8C
はそれぞれ欄干2にばね8dを介して装着されス
イツチ7A〜7Dのいずれか上部をおおつて配置
された安全装置6のカバー、9Aはエスカレータ
の乗降口近くの建物に設けられた車椅子運転の要
求スイツチ、9Bは乗降口近くの欄干2に設けら
れた車椅子運転スイツチ、9Cは主枠1内に設け
られて一方の乗降口近くに配置されて車椅子用踏
段5に押圧されて動作する位置スイツチ、9Dは
主枠1内に設けられて他方の乗降口近くに配置さ
れて車椅子用踏段5に押圧されて動作する位置ス
イツチ、9Eはエスカレータの乗降口近くの建物
に設けられたエスカレータを通常運転に復帰させ
るためのスイツチ、9Fは要求スイツチ9A近く
に設けられた通常の停止スイツチ、10は車椅子
運転の要求リレーで、10a,10bはこれの常
開接点、10cは常閉接点、11はエスカレータ
の通常運転リレーで、11a,11bはこれの常
開接点、12は車椅子用踏段5を主枠1の乗降口
の所定位置に停止させる停止リレーで、12a〜
12cはこれの常開接点、13は車椅子用運転リ
レーで、13a,13bはこれの常開接点、14
は車椅子用踏段5を主枠1の一方の乗降口から他
方の乗降口へ運転するための補助リレーで、14
aはこれの常開接点、14b,14c,14dは
常閉接点、15は車椅子運転の要求リレー10、
停止リレー12、車椅子用運転リレー13、補助
リレー14等からなる車椅子用運転装置、(+),
(−)は電源である。
今、エスカレータが通常運転されているとする
と、要求リレー10、補助リレー14が消勢され
ており、接点10c及び接点14c,14dが閉
成している。このため(+)−10c−14d−
12−(−)の回路によつて停止リレー12が付
勢され接点12bが閉成されている。そして
(+)−9F−12b−14c−11b−11−
(−)の回路によつて通常運転リレー11が付勢
されてエスカレータが通常運転され、接点11
a,11bは閉成されている。このような状態で
車椅子運転の要求スイツチ9Aが押されると
(+)−9A−11a−10−(−)の回路によつ
て要求リレー10が付勢され接点10a,10b
は閉成され10cは開放される。そして(+)−
14b−10a−10−(−)の回路によつて要
求リレー10が自己保持される。そして運転中の
車椅子用踏段5によつて位置スイツチ9Cが押圧
されると、それの接点が開放するので停止リレー
12が消勢され接点12a〜12cが開放され
る。そして接点12bの開放により通常運転リレ
ー11は消勢されてエスカレータが停止し接点1
1a,11bが開放される。この間に車椅子用踏
段5はわずかに移動し位置スイツチ9Cは再び閉
成し(+)−9C−9D−12−(−)の回路によ
つて停止リレー12が付勢され接点12a〜12
cが閉成して次の動作に備える。この状態で車椅
子用踏段5が主枠1の一方の乗降口の所定位置に
停止し車椅子の使用者が乗り込む。ついで車椅子
運転スイツチ9Bが押されると(+)−9B−1
0b−13−(−)の回路によつて車椅子用運転
リレー13が付勢されて接点13a,13bが閉
成し、(+)−9F−12b−7A−7B−7C−
7D−13a−11−(−)の回路によつて通常
運転リレー11が付勢され接点11a,11bが
閉成しエスカレータが運転されて車椅子の使用者
が他方の乗降口に向つて搬送され、また同時に
(+)−9F−12b−7A−7B−7C−7D−
11b−11−(−)の回路により通常運転リレ
ー11が自己保持される。また接点13bの閉成
により(+)−12c−13b−14−(−)の回
路によつて補助リレー14が付勢されて接点14
aは閉成し、接点14b〜14dは開放され、接
点14aの閉成により(+)−12c−14a−
14−(−)の回路によつて補助リレー14が自
己保持される。なお、この状態で車椅子の使用者
が異常発生等により車椅子運転スイツチ9Bから
手を離せば車椅子用運転リレー13は消勢され
る。そして車椅子用踏段5が移動し主枠1の他方
の乗降口に達すると位置スイツチ9Dが押圧され
て接点が開放され停止リレー12が消勢されて、
接点12a〜12cが開放される。これによつて
車椅子運転の要求リレー10、通常運転リレー1
1、補助リレー14はすべて消勢されてエスカレ
ータは停止し車椅子の使用者の乗つた車椅子用踏
段5が主枠1の一方の乗降口から他方の乗降口へ
運転され所定位置に停止する。そして車椅子運転
の要求リレー10、補助リレー14の消勢による
接点10a,10bの開放、接点10cの閉成、
また接点14a〜14cの開放、接点14dの閉
成によつて(+)−10c−14d−12−(−)
の回路により停止リレー12が付勢され接点12
a〜12cが閉成されて次の運転が準備される。
ついで、車椅子の使用者が車椅子用踏段5から降
りてスイツチ9Eを押すと、(+)−9F−12b
−14c−9E−11−(−)の回路によつて通
常運転リレー11が付勢されエスカレータが通常
運転される。
そして、車椅子用踏段5によつて搬送されてい
る車椅子の使用者に異常が生じたり、使用者が危
険を感じたりして安全装置6のカバー8A〜8C
のいずれかを押すと、スイツチ7A〜7Dのいず
れかが動作して開放する。一方、車椅子用運転中
は補助リレー14が付勢されていて、接点14c
が開放されているためスイツチ7A〜7Dのいず
れかの開放によつて通常運転リレー11が消勢さ
れるのでエスカレータが停止し、異状時の二次的
な事故を防ぐことができる。なお、エスカレータ
の通常運転中は接点14cが閉成されているの
で、一般乗客がカバー8A〜8Cのいずれかを押
しても、通常運転リレー11が消勢されることは
なく、いたずらによるエスカレータの無用な停止
を防ぐことができる。
以上説明したとおりこの考案は、一般踏段を車
椅子用踏段が設けられて、これら踏段を循環運転
し一般乗客を搬送する通常運転装置が設けられる
とともに、車椅子用運転装置により車椅子用踏段
をエスカレータの一方の乗降口の所定位置に停止
させかつ再起動させて他方の乗降口の所定位置に
停止させるものに、エスカレータの欄干上部に設
けられ操作されたときに通常運転中であればエス
カレータの運転を継続し、車椅子搬送運転中であ
れば車椅子用運転装置を消勢し車椅子搬送運転時
のエスカレータを停止させる安全装置を設けたも
のである。これによつて、通常運転中に安全装置
がいたずら等によつて誤操作されてもエスカレー
タの運転が阻害されることがなく、また車椅子搬
送運転中に搬送されている車椅子の使用者に異状
が生じたり、使用者が危険を感じたりしたときに
安全装置を操作することによつてエスカレータを
停止することができる異状時の二次的事故を未然
に防止することができる安全なエスカレータ装置
を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるエスカレータ装置の一
実施例を概念的に示す側面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第1図のエスカレータ装置の要部電
気回路図である。 1……主枠、2……欄干、4……一般踏段、5
……車椅子用踏段、6……安全装置、15……車
椅子用運転装置。なお、図中同一部分は同一符号
により示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エスカレータの主枠に設けられた一般踏段及び
    車椅子用踏段を循環運転する通常運転装置と、上
    記車椅子用踏段を上記エスカレータの一方の乗降
    口の所定位置に停止させかつ再起動させて上記エ
    スカレータの他方の乗降口の所定位置に停止させ
    る車椅子用運転装置とが設けられたエスカレータ
    装置において、上記エスカレータの欄干上部に設
    けられ操作されたときに上記通常運転装置が付勢
    されて上記エスカレータが通常運転中であれば上
    記通常運転装置を消勢せず、上記車椅子用運転装
    置が付勢されて上記エスカレータが車椅子用運転
    中であれば上記車椅子用運転装置を消勢し上記エ
    スカレータを停止させる回路を有する安全装置を
    備えたことを特徴とするエスカレータ装置。
JP7541183U 1983-05-20 1983-05-20 エスカレ−タ装置 Granted JPS59179870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7541183U JPS59179870U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 エスカレ−タ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7541183U JPS59179870U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 エスカレ−タ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179870U JPS59179870U (ja) 1984-12-01
JPS6348622Y2 true JPS6348622Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30205477

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JP7541183U Granted JPS59179870U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 エスカレ−タ装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212590A (ja) * 1985-07-09 1987-01-21 株式会社東芝 昇降用エスカレ−タ
EP2542493B1 (en) * 2010-03-03 2021-10-20 Kone Corporation People mover

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JPS5020481A (ja) * 1973-06-29 1975-03-04
JPS5072396A (ja) * 1973-10-29 1975-06-14

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JPS5076588U (ja) * 1973-11-15 1975-07-03

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