JPS625095Y2 - - Google Patents

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JPS625095Y2
JPS625095Y2 JP9738083U JP9738083U JPS625095Y2 JP S625095 Y2 JPS625095 Y2 JP S625095Y2 JP 9738083 U JP9738083 U JP 9738083U JP 9738083 U JP9738083 U JP 9738083U JP S625095 Y2 JPS625095 Y2 JP S625095Y2
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JP
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hinge
receiving frame
shelf
lid
connecting fitting
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JP9738083U
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JPS608738U (ja
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Priority to JP9738083U priority Critical patent/JPS608738U/ja
Publication of JPS608738U publication Critical patent/JPS608738U/ja
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Publication of JPS625095Y2 publication Critical patent/JPS625095Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は下水道内に短時間に大量の雨水が流
入し、マンホール蓋の蓋部を押上げて内圧を逃す
場合に自動車等が上面を走行しても破損しない内
圧逃し機構付のマンホール蓋を提供する。
従来の内圧逃し機構付のマンホール蓋に於て
は、下水道内に大量の雨水が流入すると、マンホ
ール蓋の蓋部を一定距離だけ水圧で押上げ可能に
配設し、押上げられた蓋部と受枠との間から水流
を噴出させて路面に放出していた。しかし、蓋部
が押上げられた状態で自動車等が上面を走行する
と蓋部と受枠を連結している連結手段が破損して
しまう欠点が存在した。
そこで本考案に於ては、受枠と、この受枠に嵌
合される蓋部と、前記受枠の内周面に突設され蝶
番用透孔の配設された蝶番用棚部と、この蝶番用
棚部の両側部と受枠の内周面とに配設された蝶番
用棚部の補強部材と、この補強部材の両側部から
受枠の内周面に架設した梁部材と前記蝶番用棚部
の蝶番用透孔に遊設され下端に係合突起が配設さ
れ上端が蓋部裏面に回動可能に連結された蝶番用
連結金具と、この蝶番用連結金具を基準として
120゜の位置に配設され蓋部を受枠に対し上方に
一定距離押上げ可能に配設した連結手段と、から
成る内圧逃し機構付のマンホール蓋と構成したの
で、水圧で押上げられている蓋部の蝶番用連結金
具を横方向に押圧する方向から自動車等のタイヤ
が乗上げても、蝶番用棚部及び側板が破損してし
まうことがない内圧逃し機構付のマンホール蓋を
提供することができる。
この考案の実施例につき図面に基づいて説明す
る。まず最初に第1図に基づいて述べると、路面
に設置されるマンホール蓋1は受枠2の傾斜内周
面2aに蓋部3の傾斜外周面3aが嵌合されて配
設され、また受枠2と蓋部3を螺番結合する為に
受枠2の内周面には蝶番用棚部4が突設され、こ
の蝶番用棚部4には直径方向に蝶番用長孔15が
配設され、また蝶番用棚部4の両側部分には垂直
方向に側板4a,4bが連設され、この側板4
a,4bの右側は受枠2の内周面に連設されてい
る。また側板4a,4bからは略水平に受枠2の
内周面に梁材4c,4dが架設されている。また
蓋部3の裏面端部には相対向して蝶番用立設壁
7,7が配設され、この蝶番用立設壁7,7の相
対向する面には円弧状凹部7a,7aが配設さ
れ、この円弧状凹部7a,7aには蝶番用連結金
具9の円球部8が回動自在に配設され、この蝶番
用連結金具9の下部は蝶番用棚部4の蝶番用長孔
15に遊設され、この蝶番用長孔15の下面と係
合するように蝶番用連結金具9の下端には突起1
0,10が水平に突設されている。
次に受枠2の内周面には蝶番用棚部4を基準と
して120゜の位置に棚部11,11が水平に突設
され、この棚部11,11の先端には直径方向に
U字形の切欠部12,12が配設されている。蓋
部3の表面には受枠2の棚部11,11の位置で
凹部13,13が配設され、この凹部13,13
の側壁は外広がりの傾斜面が配設され、この凹部
13,13の底壁には直径方向に棚部11,11
の切欠部12,12と同位置に長孔17,17が
配設され、そして凹部13,13には同形の挿入
片14,14が嵌合され、この挿入片14,14
の下面には棒状の係合金具18,18が立設さ
れ、この係合金具18,18は長孔17,17及
び切欠部12,12に摺動可能に遊設され、また
下端には係合部19,19が配設され、この係合
部19,19は蓋部3が水圧等で押上げられると
棚部11,11の下面と係合する。
次に第3図に示されたマンホール内に流水が充
満し、マンホール蓋1に内圧が係つた場合につい
て述べると、蓋部3が水圧で押上げられると、蝶
番用連結金具9の突起10,10が受枠2の蝶番
用棚部4の下面に係合して蓋部3の右方はそれ以
上押上げられなくなる。一方に於て蓋部3の左方
では蓋部3が押上げられると、係合金具18,1
8の係合部19,19が受枠2の棚部11,11
の下面に当接して蓋部3をそれ以上押上げること
が不能となる。この蓋部3の押上げられた状態で
は、蓋部3は受枠2に対して略平行な位置で受枠
2に隔設され、そして受枠2と蓋部3との空間よ
り水流を路面に排水する。そしてマンホール内よ
りの水流の噴出が止まると蓋部3は自重で下がる
が、この場合に蓋部3は係合金具18,18が受
枠2の棚部11,11の切欠部12,12に2点
接触しているので水平方向には自由度がなく、下
方に移動して受枠2の傾斜内周面2aに蓋部3の
傾斜外周面3aが嵌合して自動的に受枠2に蓋部
3が配置される。
次に第4図に示された水圧で蓋部3が押上げら
れている時に蝶番用連結金具9に対し、横方向か
ら自動車等のタイヤ20が乗上げた場合について
述べると、蓋部3は左方に押されると共に傾斜す
る(第4図参照)ので、蓋部3の傾斜外周面3a
は受枠2の傾斜内周面2aと嵌合せず、タイヤ2
0による押圧力は蝶番用連結金具9が蝶番用長孔
5の側部及び下端の突起10が側板4a,4bに
当接することによつて受ける。その為に蝶番用棚
部4及び側板4a,4bは蝶番用連結金具9でこ
じられて破損していまうので、該こじれに対して
蝶番用棚部4及び側板4a,4bを補強する為に
梁材4c,4dを側板4a,4bと受枠2の内周
面との間に架設する。その結果、蝶番用連結金具
9に対し横方向から自動車等のタイヤが乗上げて
も、蝶番用棚部4及び側板4a,4bが破損しな
い。
また梁材4c,4dの実施例としては第5図に
示された断面均一の梁材4c,4dを架設する場
合と、補強効果を向上させる為に第6図に示され
た断面が変化する梁材4c,4dとが存在する。
【図面の簡単な説明】
第1図はマンホール蓋の断面図、第2図は受枠
と蓋部のみの裏面図、第3図は蓋部が水流で押上
げられた状態の断面図、第4図は蓋部が押上げら
れた時に自動車等のタイヤが乗上げた状態の断面
図、第5図及び第6図は梁材の実施例の断面斜視
図を表わす。 1……マンホール蓋、2……受枠、3……蓋
部、4……蝶番用棚部、4a,4b……蝶番用棚
部の側板、4c,4d……梁材、5……蝶番用長
孔、7……蝶番用立設壁、8……円球部、9……
蝶番用連結金具、10……突起、20……タイ
ヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受枠と、この受枠に嵌合される蓋部と、前記受
    枠の内周面に突設され蝶番用透孔の配設された蝶
    番用棚部と、この蝶番用棚部の両側部と受枠の内
    周面とに配設された蝶番用棚部の補強部材と、こ
    の補強部材の両側部から受枠の内周面に架設した
    梁部材と前記蝶番用棚部の蝶番用透孔に遊設され
    下端に係合突起が配設され上端が蓋部裏面に回動
    可能に連結された蝶番用連結金具と、この蝶番用
    連結金具を基準として120゜の位置に配設され蓋
    部を受枠に対し上方に一定距離押上げ可能に配設
    した連結手段と、から成る内圧逃し機構付のマン
    ホール蓋。
JP9738083U 1983-06-25 1983-06-25 内圧逃し機構付のマンホ−ル蓋 Granted JPS608738U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9738083U JPS608738U (ja) 1983-06-25 1983-06-25 内圧逃し機構付のマンホ−ル蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9738083U JPS608738U (ja) 1983-06-25 1983-06-25 内圧逃し機構付のマンホ−ル蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608738U JPS608738U (ja) 1985-01-22
JPS625095Y2 true JPS625095Y2 (ja) 1987-02-05

Family

ID=30231661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9738083U Granted JPS608738U (ja) 1983-06-25 1983-06-25 内圧逃し機構付のマンホ−ル蓋

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Publication number Publication date
JPS608738U (ja) 1985-01-22

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