JPS6250885B2 - - Google Patents

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JPS6250885B2
JPS6250885B2 JP9022476A JP9022476A JPS6250885B2 JP S6250885 B2 JPS6250885 B2 JP S6250885B2 JP 9022476 A JP9022476 A JP 9022476A JP 9022476 A JP9022476 A JP 9022476A JP S6250885 B2 JPS6250885 B2 JP S6250885B2
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JP
Japan
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magnetic
powder
magnetic recording
weight
alloy powder
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Application number
JP9022476A
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JPS5316605A (en
Inventor
Hiroshi Ogawa
Yasuo Tamai
Goro Akashi
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS5316605A publication Critical patent/JPS5316605A/ja
Publication of JPS6250885B2 publication Critical patent/JPS6250885B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録体に関するもので、特に、す
ぐれた表面性、高い再生出力、高いS/N比を有
し、しかもドロツプアウトの増加が少ない高密度
磁気記録体に関するものである。 従来、磁気記録体、例えばビデオテープ等にお
いては、γ―Fe2O3、Co含有γ―Fe2O3
Fe3O4、Co含有Fe3O4、CrO2等の金属酸化物粉末
を強磁性体として結合剤中に混練分散し、非磁性
可撓性支持体上に塗工、乾燥して得たものが使用
されていた。これらビデオテープにおける記録波
長は小型VTRにおいては約2μmであるが、最
近になり、記録密度を上げるために更に短かい記
録波長に使用する必要が生じて来た。しかしなが
ら金属酸化物を使用した磁気記録体においては、
飽和磁束密度(Bs)及び抗磁力(Hc)が低いた
め、記録波長が短くなると高い再生出力が得られ
なかつた。 このため、金属強磁性粉末を使用して、Bm及
びHcの大きな磁気記録体を得る方法の開発が進
められている。金属強磁性粉末の製造法としては
以下に示した方法が提案されている。 (1) 強磁性体をつくり得る金属のしゆう酸塩を高
温下に水素気流中で還元する方法〔特公昭36―
11412号、36―22230号、38―14809号、40―
8027号、41―14818号、43―22394号、47―
38417号等の各公報を参照〕。 (2) ゲーサイトあるいは針状のγ―Fe2O3を高温
水素気流中で還元する方法〔特公昭35―3862
号、39―20939号、47―39477号等の各公報、及
び米国特許第3598568号、第3607220号、第
3681018号、英国特許第1192167号、西ドイツ国
特許公開第2130921号等明細書を参照〕。 (3) 強磁性金属を不活性ガス中で蒸発させる方法
〔特公昭46―25620号、47―27718号および特開
昭48―25662〜25665号、48―55400号公報を参
照〕。 (4) 強磁性体をつくり得る金属のカルボニル化合
物を分解する方法〔特公昭38―128号、40―
3415号公報、米国特許第2983997号、3172776
号、3200007号、3228882明細書参照〕。 (5) 水銀陰極を用い強磁性金属を水銀中に電析さ
せたのち、加熱して水銀と分離する方法〔特公
昭39―787号、39―15525号、40―8123号の各公
報および米国特許第3156650号明細書を参照〕。 (6) 強磁性体をつくり得る金属の塩の水溶液中で
還元性物質(水素化ホウ素化合物、次亜リン酸
塩あるいはヒドラジン等)を用いて還元し、強
磁性粉末を得る方法〔特公昭38―26555号、41
―4567号、41―4769号、43―20116号、47―
16052号、47―41718号、特開昭47―1353号、47
―41718号の各公報、米国特許第3206338号、
3494760号、3535104号、3567525号、3661556
号、3663318号、3700499号明細書を参照〕。 しかしながら、これらの金属強磁性微粉末を使
用した磁気記録体においては、加圧、加熱減磁が
少なく、高出力、高密度記録が可能である等の長
所を持つているが、一方、出力が大きい割には
S/N比が良くない等の短所を有しているために
実用化に困難をきたしていた。 本発明者等は、これら各製法による合金粉末を
研究した結果、前述の製法の内、(1)及び(2)による
ものは、得られた合金粉末が、原料の形骸粒子で
あるため粒子サイズが大きく、また表面が凸凹で
あり、また還元時にシンターを起こしやすいため
と思われるが分散性が悪く、S/N比の良い磁気
記録体は得られない事を見出した。 また(4)による合金粉末が原料が人体に有毒な物
が多く、取扱には厳重な注意を要するため困難を
生じていた。(5)による合金粉末は、水銀との分離
が困難であり、また、粉末の表面に水分が吸着し
ている、あるいは表面が水酸化物になつているた
めと思われるが、有機バインダーとのなじみがは
なはだ悪く、S/N比の良い磁気記録体は得られ
なかつた。(6)による合金粉末は、(5)によるものと
同様に粉末表面に水分を吸着している、あるいは
表面が水酸化物になつているためと思われるが、
有機バインダーとのなじみが悪くなる場合があ
り、S/N比の良い磁気記録体を得るには細心の
注意が必要であつた。 これに対し(3)の方法による蒸発法合金粉末は粒
子サイズが約2000Åと小さく、また表面が清浄で
あるためと思われるが、比較的S/N比の良好な
磁気記録体が得られる事を見出した。そして本発
明者等はこの方法において蒸発法合金粉末と結合
剤との混練を十分に行ない、磁性体を結合剤で包
んで表面電気抵抗を高めることによつてS/N比
を充分高める方法を先に提案したが、この場合磁
気テープの表面にゴミが付着し易くなつて、初期
のドロツプアウトは少ないにもかかわらず使用し
ている内にドロツプアウトが増加する傾向がある
ことが判明した。そしてこのようなドロツプアウ
トの増加の防止について研究を重ねた結果、磁性
層中に導電性微粉末を添加すればよいことを見出
して本発明に到達したものであり、本発明は非磁
性支持体上に強磁性粉末を結合剤中に分散せしめ
た磁性層を設けてなる磁気記録体において、強磁
性粉末が蒸発法合金粉末であり、かつ磁性層中の
この強磁性粉末に対し10〜30重量%の結合剤、1
〜15重量%の平均粒子サイズ1μ以下の導電性カ
ーボン微粉末が存在し、更に磁性層の表面電気抵
抗が1010Ω/square以下であることを特徴とする
磁気記録体の関するものである。 一方、磁気記録体の磁性層中に、導電性粉末や
帯電防止剤を加えて磁性層の表面電気抵抗を低下
させ、帯電性が少なくごみの付着によるドロツプ
アウトの少ない磁気記録体を得ることは従来知ら
れていたが、これらは強磁性粉末の電気抵抗が高
い場合にのみ用いられていたもので、CrO2、合
金粉末等の高導電性強磁性粉末には導電性粉末や
帯電防止剤は用いない方が好ましいとされてい
た。これは磁性層中に導電性粉末を加えると磁性
層の飽和磁束密度が低下し、また帯電防止剤を加
えるとブルーミングが生じやすくなる為であつ
た。 したがつて本発明において高導電性の蒸発法合
金粉末に対し導電性微粉末を加えて磁性層の表面
電気抵抗を低くすることは、従来知られている事
実からは極めて予測の難かしいことであつた。な
お、本発明の磁性層中に帯電防止剤を加えて表面
電気抵抗を低下させることはブルーミングが生じ
易くなつたり、表面電気抵抗が湿度により著しく
変化して乾燥状態では電気抵抗が大きくなるため
好ましくない。本発明による磁気記録体の磁性層
の表面電気抵抗(横軸)とドロツプアウトの増加
率(縦軸)との関係を添付の図に示した。表面電
気抵抗が109Ω/square以下でドロツプアウトの
増加が少ないことが解る。 本発明に使用される蒸発法合金微粉末とは、不
活性ガス中で磁性金属または磁性金属の合金ある
いは磁性金属と非磁性金属との合金を加熱蒸発さ
せた後凝縮せしめたものである。本発明に使用さ
れる不活性ガスとはヘリウム、窒素、アルゴン、
ネオン等の非酸化性のガスを示す。これら不活性
ガスの中に小量の酸素を含ませても良い。これら
不活性ガスの圧力は0.05〜300mmHg、好ましくは
0.1〜50mmHgで温度は−20℃〜60℃好ましくは0
℃〜30℃の範囲が適当である。 本発明に使用される磁性金属とは鉄、コバル
ト、ニツケル、ガドリニウム、テルビウム、ジス
ブロシウム等で好ましくは鉄、コバルト、ニツケ
ルである。これらの磁性金属は合金中の金属分の
80重量%以上好ましくは95重量%以上である。 本発明に使用される非磁性金属とは、亜鉛、ア
ルミニウム、銅、スズ、マンガン、クロム、モリ
ブデン等である。これらは合金中の金属分の20重
量%以下好ましくは5重量%以下である。 加熱蒸発のための熱源としては、プラズマジエ
ツト、エレクロトロンビーム又は高周波溶解炉が
有効である。中でもプラズマジエツトが蒸発装置
への取付け、配列が容易であり、装置全体の大き
さを小さくする事が出来るので好ましい。金属蒸
気の凝縮時に100Oe以上、好ましくは500Oeから
5000Oeの磁場を作用させると微粒子同志が連結
し、磁場配向性が大きくなり好ましい。 本発明に使用される結合剤としては従来公知の
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこ
れらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平
均分子量が10000〜200000、重合度が約200〜2000
程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エス
テルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルア
クリロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル
塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポリ
弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共
重合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、
ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロ
ース誘導体(セルロースアセテートブチレート、
セルロースダイアセテート、セルローストリアセ
テート、セルロースプロピオネート、ニトロセル
ロース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリ
エステル樹脂、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の
熱可塑性樹脂(ポリブタジエン、ポリクロロプレ
ン、ポリイソブレン、スチレンブタジエン共重合
体など)及びこれらの混合物等が使用される。 これらの樹脂の例示は特公昭37―6877号、39―
12528号、39―19282号、40―5349号、40―20907
号、41―9463号、41―14059号、41―16985号、42
―6428号、42―11621号、43―4623号、43―15206
号、44―2889号、44―17947号、44―18232号、45
―14020号、45―14500号、47―18573号、47―
22063号、47―22064号、47―22068号、47―22069
号、47―22070号、48―27886号公報、米国特許
3144352号;同3419420号;同3499789号;同
3713887号明細書に記載されている。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の
状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾燥
後に添加することにより、縮合、付加等の反応に
より分子量は無限大のものとなる。又、これらの
樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化
又は溶融しないものが好ましい。具体的には例え
ばフエノール・ホルマリン―ノボラツク樹脂、フ
エノール・ホルマリン―レゾール樹脂、フエノー
ル・フルフラール樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性
アルキツド樹脂、石炭酸樹脂変性アルキツド樹
脂、マレイン酸樹脂変性アルキツド樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂と硬化剤(ポリ
アミン、酸無水物、ポリアミド樹脂、その他)、
末端イソシアネートポリエステル湿気硬化型樹
脂、末端イソシアネートポリエーテル湿気硬化型
樹脂、ポリイソシアネートプレポリマー(ジイソ
シアネートと低分子量トリオールとを反応させて
得た1分子内に3ケ以上のイソシアネート基を有
する化合物、ジイソシアネートのトリマー及びテ
トラマー)、ポリイソシアネートプレポリマーと
活性水素を有する樹脂(ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、アクリル酸共重合
体、マレイン酸共重合体、2―ヒドロキシエチル
メタクリレート共重合体、パラヒドロキシスチレ
ン共重合体、その他)、及びこれらの混合物等で
ある。 これらの樹脂の例示は特公昭39―8103号、40―
9779号、41―7192号、41―8016号、41―14275
号、42―18179号、43―12081号、44―28023号、
45―14501号、45―24902号、46―13103号、47―
22065号、47―22066号、47―22067号、47―22072
号、47―22073号、47―28045号、47―28048号、
47―28922号公報、米国特許3144353号;同
3320090号;同3437510号;同3597273号;同
3781210号;同3781211号明細書に記載されてい
る。 本発明に使用されるこれら結合剤の割合は、蒸
発法合金粉末に対して10〜30重量%、特に15〜25
重量%が好ましい。10重量%未満では表面電気抵
抗が低くなるが、結合剤が少なすぎるため合金粉
末の分散性が悪くなるばかりでなく、磁性粉末が
磁性層から脱落し易くなり、S/N比が高くドロ
ツプアウトの増加の少ない磁気記録体を得ること
はできない。30重量%を越えると結合剤が多すぎ
るため表面電気抵抗が高くなり、また飽和磁束密
度が小さくなつて再生出力の高い磁気記録体を得
るこができない。 本発明に使用される導電性粉末とは、電気抵抗
が1Ω/cm以下好ましくは0.5Ω/cm以下で、粒
子径が1μ以下、好ましくは0.5μ以下の粉末で
ある。これらの例としてはAu,Ag,Al,Cu等の
微粉末も挙げられるが高価であるため好ましくな
く、本発明に特に好ましいものとしては炭素の微
粉末である。 本発明に使用される炭素微粉末とは(1)ランプブ
ラツク、(2)アセチレンブラツク、(3)サーマルブラ
ツク、(4)チヤンネルブラツク、(5)フアーネースブ
ラツク等の公知の方法によつて得られたカーボン
ブラツクもしくはグラフアイトであり、また変性
されたカーボンブラツク、例えばカーボンブラツ
クグラフトポリマーなども好ましい。カーボンブ
ラツクの平均粒子径は10mμから100mμが特に
好ましく、グラフアイトの平均粒子径は0.1μか
ら0.5μが特に好ましい。 これらカーボンブラツク及びグラフアイトの添
加量は蒸発法合金粉末に対して1〜15重量%、特
に好ましくは3〜10重量%である。添加量が1重
量%未満では磁性層の表面電気抵抗を下げる効果
がなく、15重量%を越えると磁性層の飽和磁束密
度を下げる結果、高い再生出力を有する磁気記録
体が得られず好ましくない。 添加量は上記の範囲内で、磁性層の表面電気抵
抗を1010Ω/square以下、特に好ましくは109
Ω/square以下になる様に添加する事が必要で
ある。1010/square以上では磁性層が帯電しやす
くなるためドロツプアウトの増加があり、本発明
の目的が達せられなくなる。 本発明に使用する磁性塗料の製法に関しては特
公昭35―15、39―26794号、43―186号、47―
28043号、47―28045号、47―28046号、47―28048
号、47―31445号、48―11162号、48―21331号、
48―33683号、ソ連特許明細書308033号等の公報
等にくわしく述べられている。これらに記載され
ている磁気塗料は強磁性体粉末、結合剤、塗布溶
媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑剤、研磨
剤等の添加剤を含む場合もある。 本発明の強磁性合金粉末は金属分が75重量%以
上であり、金属分の80重量%またはそれ以上が少
なくとも一種の強磁性金属(すなわち、Fe,
Co,Ni,Fe―Co,Fe―Ni,Co―NiまたはCo―
Ni―Fe)であり、金属分の20重量%またはそれ
以下、好ましくは0.5〜5重量%がAl,Si,S,
Sc,Ti,V,Cr,Mn,Cu,Zn,Y,Mo,Rh,
Pd,Ag,Sn,Sb,Te,Ba,Ta,W,Re,
Au,Hg,Pb,Bi,La,Ce,Pr,Nd,B,Pな
どの組成を有するものであり、少量の水、水酸化
物または酸化物を含む場合もある。 上記の強磁性合金粉末は1個の粒子が約50〜
1000Åであり、この粒子が2〜20個連鎖した針状
粒子である。 磁気記録層には、前記の結合剤、強磁性微粉末
の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤等が
加えられてもよい。 分散剤としてはカブリル酸、カブリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の脂肪酸(R1COOH、R1は炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li,Na,K等)またはアルカリ土
類金属(Ng,Ca,Ba)から成る金属石鹸;前記
の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前記
の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイドア
ルキルリン酸エステル;レシチン;トリアルキル
ポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(アル
キルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレン、
プロピレンなど);等が使用される。この他に炭
素数12以上の高級アルコール、およびこれらの他
に硫酸エステル等も使用可能である。これらの分
散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量部の
範囲で添加される。これらについては特公昭39―
28369号、同44―17945号、同48―7441号、同48―
15001号、同48―15002号、同48―16363号、同50
―4121号公報、米国特許3387993号;同3470021号
明細書等に記載がある。本発明による添加剤はこ
れら分散剤と併用しても分散剤の効果を何ら損う
事がない。 潤滑剤としては二硫化モリブデン、二硫化タン
グステンなどの無機微粉末;ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン塩化ビニル共重合体、
ポリテトラフルオロエチレンなどのプラスチツク
微粉末;α―オレフイン重合物;常温で液状の不
飽和脂肪族炭化水素(n―オレフイン二重結合が
末端の炭素に結合した化合物、炭素数約20);炭
素数12〜20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個
の一価のアルコールから成る脂肪酸エステル類な
どが使用できる。これらの潤滑剤は結合剤100重
量部に対して0.2〜20重量部の範囲で添加され
る。これらについては特公昭41―18064、43―
23889号、同46―40461号、同47―15621号、同47
―18482号、同47―28043号、同47―32001号、同
50―5042号公報、米国特許3470021号;同3492235
号;同3497411号;同3523086号;同3625760号;
同3630772号;同3642539号明細書;“IBM
Technical Disclosure Bulletin”Vol.9,No.7,
Page779(1966年12月);“ELEKTRONIK”
1961年,No.12,page380等に記載されている。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、
人造コランダム、ダイアモンド、人造ダイアモン
ド、ザクロ石、エメリー(主成分:コランダムと
磁鉄鉱)等が使用される。これらの研磨剤はモー
ス硬度が5以上であり、平均粒子径が0.05〜5μ
mの大きさのものが使用され、特に好ましくは
0.1〜2μmである。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加され
る。これらについては特公昭47―18572号、同48
―15003号、同48―15004号(米国特許3617378
号)、同49―39402号、同50―9401号公報、米国特
許3007807号;同3041196号;同3293066号;同
3630910号;同3687725号;英国特許1145349号;
西ドイツ特許(DT―PS)853211号;同1101000
号明細書に記載されている。 本発明の磁気記録層の形成は上記の組成で有機
溶媒に溶解し、混練、分散し、それぞれの塗布溶
液として、非磁性支持体上に塗布、乾燥する。こ
の磁性層を塗布後、乾燥するまでの間にそれぞれ
の磁性層中の磁性粉末を配向する処理を行なうこ
ともでき、又、乾燥後にそれぞれの磁性層の表面
平滑化処理を行なうこともできる。 この非磁性支持体の素材としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナフタ
レート等のポリエステル類、ポリプロピレン等の
ポリオレフイン類、セルローストリアセテート、
セルロースダイアセテート等のセルロース誘導
体、ポリカーボネートなどのプラスチツク;
Cu,Al,Znなどの非磁性金属;ガラス、磁器、
陶器等のセラミツクなどが使用される。 又、非磁性支持体の形態はフイルム、テープ、
シート、デイスク、カード、ドラム等いずれでも
良く、形態に応じて種々の材料が必要に応じて選
択される。 これらの非磁性支持体の厚みはフイルム、テー
プ、シート状の場合は約2〜50μm程度、好まし
くは3〜25μmである。又、デイスク、カード状
の場合は0.5〜10mm程度であり、ドラム状の場合
は円筒状とし、使用するレコーダーに応じてその
型は決められる。 上記の非磁性支持体は、フイルム、テープ、シ
ート、薄型フレキシブルデイスク等の可撓性支持
体の場合は帯電防止、転写防止、ワウフラツター
の防止等の目的で、磁性層を設けた側の反対の面
がいわゆるバツクコート(backcoat)されてい
てもよい(すなわち、バツク層を有することであ
る)。 バツクコートに関しては、例えば米国特許
2804401号、同3293066号、同3617378号、同
3062676号、同3734772号、同3476596号、同
2643048号、同2803556号、同2887462号、同
2923642号、同2997451号、同3007892号、同
3041196号、同3115420号、同3166688号、同
3761311号明細書等に示されている。 磁性粉末及び前述のバインダー、本発明の有機
シリコーン化合物、分散剤、潤滑剤、研磨剤、溶
剤等は混練されて磁性塗料とされる。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまず分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつづけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗布液の混練分散にあたつては各種の混練
機が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロ
ールミル、ボールミル、ペブルミル、トロンミ
ル、サンドグライダー、Szegvariアトライタ
ー、高速インペラー分散機、高速ストーンミル、
高速度衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミ
キサー、ホモジナイザー、超音波分散機などであ
る。 混練分散に関する技術は、T.C.PATTON著の
“Paint Flow and Pigment Dispersion"(1964
年、John Wiley&Sons社発行)に述べられてい
る。又、米国特許第2581414号、同2855156号明細
書にも述べられている。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコート、
エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスフアーロー
ルコート、グラビヤコート、キスコート、キヤス
トコート、スプレイコート等が利用でき、その他
の方法も可能であり、これらの具体的説明は朝倉
書店発行の「コーテイング工学」253頁〜277頁
(昭和46.3.20発行)に詳細に記載されている。 本発明の磁気記録体は非磁性支持体上に上記の
塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥する。又、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層、又
は2層以上の磁性層を設けても良い。又、特開昭
48―98803号〔西ドイツ公開特許(DT―OS)
2309159号〕、同48―99233号公報〔西ドイツ公告
特許(DT―AS)2309158号〕等に記載された如
く、多層同時塗布法によつて同時に2層または2
層以上の磁性層を設けても良い。 塗布の際に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;エーテル、グリコールジ
メチルエーテル、グリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが使用できる。 この様な方法により、支持体上に塗布された磁
性層は必要により前記のように層中の磁性粉末を
配向させる処理を施したのち、形成した磁性層を
乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施した
り、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁気
記録体を製造する。特に本発明に於ては磁気記録
層の表面平滑化処理をほどこすと、表面が平滑
で、且つ耐摩耗性にすぐれた磁気記録体が得られ
ることが判明した。 この場合、配向磁場は交流または直流で約500
〜10000ガウス程度である。磁性層の乾燥温度は
約50〜150℃程度、好ましくは100〜120℃、特に
好ましくは80〜90℃で、空気流量は1〜5K/
m2、好ましくは2〜3K/m2で乾燥時間は約30
秒〜10分間程度、好ましくは1〜5分である。 磁性体の配向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつ
て配向される。 磁性粉末の配向方法は下記の特許中にも述べら
れている。 例えば米国特許1949840号;2796359号;
3001891号;3172776号;3416949号;3473960号;
3681138号明細書;特公昭32―3427号;39―28368
号;40―23624号;40―23625号;41―13181号;
48―13043号;48―39722号公報などである。 又、西ドイツ特許公告(DT―AS)1190985号
明細書に記載された如く、上層と下層の配向を異
なつた方向に行なつても良い。 前記のそれぞれの磁性層の乾燥後の表面平滑化
処理はカレンダリング、スムースニングシートな
どによつて行なわれる。カレンダリングの場合は
メタルロールとコツトンロールまたは合成樹脂
(たとえばナイロン)ロールなどの2本のロール
の間を通すスーパーカレンダー法によつて行なう
のが好ましい。スーパーカレンダーの条件は約50
〜100Kg/cm、好ましくは100〜500Kg/cmのロー
ル間圧力で、約35〜150℃、好ましくは40〜100℃
の温度で、5〜500m/分の処理速度で行なうの
が好ましい。温度及び圧力がこれらの上限以上に
なると磁性層および非磁性支持体に悪影響があ
る。又、処理速度が約5m/分以下だと工業生産
性が悪く、約500m/分以上だと処理操作が困難
となる。 これらの表面平滑化処理については米国特許
2688567号;同2998325号;同3783023号;西独公
開特許(DT―OS)2405222号明細書;特開昭49
―53631号、同50―10337号公報などに記載されて
いる。 以下実施例を用いて本発明を具体的に説明す
る。 Γ 合金粉末Aの製造 重量比でFe:Ni=80:20の合金をプラズマガ
ン、空心コイル、円錐筒型の捕集器を備えた密閉
容器中に入れ、容器をアルゴンガスで0.5mmHgに
した後、アルゴンのプラズマジエツトで加熱し蒸
発させる。蒸発した金属蒸気の凝縮時に空心コイ
ルで500エルステツドの磁場を作用させた後、捕
集器にて捕集する。得られた蒸発法合金粉末の最
大磁化は125emu/g、抗磁力1200Oeであつた。
これを合金粉末Aとする。 Γ 合金粉末Bの製造 合金粉末Aで使用したFe:Ni=80:20合金の
かわりにFe:Co=60:40合金を使用し、同様の
操作にて合金粉末を得た。得られた蒸発法合金粉
末の最大磁化は、145emu/g、抗磁力800Oeで
あつた。これを合金粉末Bとする。 上記の合金粉末300部に夫々、 ポリエステルポリウレタン 20部 (主にエチレンアジベートと4,4′―ジフエニ
ルメタンジイソシアネートとの反応物、スチ
レン相当重量平均分子量約13万) 合成不乾性油変性アルキツド樹脂 15部 (主にグリセリン、無水フタル酸、合成不乾性
油の反応物、油長29%、水酸基価130) シリコーン油(ジメチルポリシロキサン)3部 オレイン酸 6部 導電性カーボンブラツク (添加量を表1及び2に示す。) (平均粒子サイズ81mμ、電気抵抗0.172Ω/
cm2) 酢酸ブチル 600部 を加え、ボールミルで18時間分散した後、高速剪
断分散を4時間行なつた後、ポリイソシアネート
(バイエルAG社製デスモジユールL―75)を20部
加え、更に1時間分散を行い磁性塗料を得た。得
られた磁性塗料を平均孔径1μのフイルターで
過した後、22μ厚のポリエチレンテレフタレート
フイルム上に乾燥厚3μになる様に塗工し、
2000Oeの磁場配向処理を行ない、乾燥した後、
スーパーカレンダーロール処理を行ない、1/2イ
ンチ巾にスリツトして磁気記録体を得た。 得られた磁気記録体の結合剤の割合は合金粉末
に対して16.7重量%である。 実施例 1 合金粉末Aを使用した磁気記録体のカーボン添
加量と測定結果を表1に示す。
【表】
【表】 実施例 2 合金粉末Bを使用した磁気記録体のカーボン添
加量と測定結果を表2に示す。
【表】 実施例 3 合金粉末Aを使用し、結合剤量のみを表3に示
す様に変えて実施例1と同様の操作にて磁気記録
体を得た。ただし、個々の結合剤相互の割合は実
施例1と同様であり、導電性カーボン量は合金粉
末Aに対して5重量%添加した。得られた結果を
表3に示す。
【表】
【表】 比較例 1 合金粉末Aを使用し、実施例1の導電性カーボ
ンブラツクのかわりに、帯電防止剤として常用さ
れる第4級アンモニウム塩(商品名カチオンF2
―50、日本油脂製、ベンツアルコニウムクロライ
ドと思われる)を9部使用した他は実施例1と同
様の方法にて磁気記録体を得た。得られた磁気記
録体の特性を表4に、また湿度を変えた時の表面
電気抵抗の変化を表5にサンプルNo.3と併記す
る。
【表】
【表】 比較例 2 鉄―コバルト合金(鉄55モル%、コバルト45モ
ル%)をコバルト含有酸化鉄を水素で還元するこ
とにより得た。この鉄―コバルト合金を使用し
て、実施例1と同様にして1/2インチ巾のビデオ
テープを得た。得られたテープの特性を既述の実
施例とともにNoC―11、C―12、C―13として下
記の表6および添付の図面に示す。
【表】 従つて、従来の鉄―コバルト合金では、カーボ
ンの添加により表面電気抵抗は下がるが、△DO
はあまり変化がなく改良されないことがわかる。
これは、おそらく鉄―コバルト合金では磁性層自
体が少しづつケズレてDOになるためと思われ
る。 また、従来の鉄―コバルト合金では分散性が悪
いため、表面光沢が低く、また、再生出力、S/
N比もすぐれていないことがわかる。 表1〜6の結果の測定法を示す。 Bm:外部磁場3000Oeで測定した時の最大磁束密
度、単位ガウス。(測定器:東英工業製VSM) Br/Bm:外部磁場3000Oeで測定した時の残留磁
束密度と最大磁束密度の比。(測定器:同上) 表面電気抵抗:20℃、40%RHの雰囲気で1/2″の
間隔を有する平行電極間に1/2″巾のテープを直
角にはさみ電極間の磁性層の抵抗値を測定した
(測定器:タケダ理研製TR―8651エレクトロメ
ーター)、単位Ω/square。 表面光沢:入射角45゜、反射角45゜の全反射(測
定器:ガス試験機製、デジタル測色色差計
AUD―CH―GV3) 再生出力:得られた磁気録体に5MHz基準信号を
記録した時の再生出力。CrO2テープを基準
(±0.0dB)とした時の相対値、単位、dB。(測
定機:SONY AV―8700統一I型VTR) S/N比:5MHz基準信号を再生した時に5±
0.5MHzに変調されて出てくる信号の出力と5M
Hz再生出力との比。CrO2標準テープのS/N
を0dB、とした相対値、単位はdB。(測定機:
SONY製AV―8700 統一I型VTR) △D.O.:20℃、40%RHの雰囲気中でテストパタ
ーンを記録し、100回再生した後のドロツプア
ウトの増加個数をドロツプアウトカウンターに
て測定した、単位、個/10分。(測定機、
SONY製AV―8700 統一I型VTR、日本自動
制御製IDC―2ドロツプアウトカウンター) ブルーミング:ビデオテープを36mmφのガラス管
に2Kgの張力で巻き、60℃、90%RHで24時間
保存した後、巻き返して表面を目視した。 表1、2から、本発明による蒸発法合金粉末を
使用した磁気記録体は、カーボンを入れないとド
ロツプアウトの増加が著しい事、またカーボンを
加えて表面電気抵抗を下げたものはドロツプアウ
トの増加が少ない事が解る。更にカーボンを加え
てもBr/Bm、表面光沢及びS/N比に大きな変
化がない事から、カーボンの添加は蒸発法合金粉
末の分散性に影響を与えない事が解る。またカー
ボンの量は蒸発法合金粉末に対して1〜15重量%
が好ましく、3〜10重量%が特に好ましい事が解
る。 表3から、結合剤量は蒸発法合金粉末に対して
10〜30重量%が好ましく、15〜25重量%が特に好
ましい事が解る。 表4、5から、帯電防止剤を加える事は磁性層
の表面電気抵抗を下げるが、湿度による変化が大
きく、また磁性層にブルーミングを生ずるため好
ましくない事が解る。 以上の事から、本発明により蒸発合金粉末を使
用したS/N比が高くしかもドロツプアウトの増
加の少ない、磁気記録体が得られる事が解る。 本発明の実施態様は以下のものである。 (i) 特許請求の範囲における蒸発法合金粉末の一
種以上の金属蒸気が0.5〜35Torrの不活性ガス
中で蒸発、凝縮されたことを特徴とする磁気記
録体。 (ii) 上記(i)において蒸発のための熱源としてプラ
ズマジエツトを使用したことを特徴とする磁気
記録体。 (iii) 上記(ii)において金属蒸気に凝縮時に500〜
5000エルステツドの磁場を作用させたことを特
徴とする磁気記録体。 (iv) 特許請求の範囲における蒸発法合金粉末が
100emu/g以上の飽和磁化を有することを特
徴とする磁気記録体。 (v) 特許請求の範囲において、使用される蒸発法
合金粉末が鉄、コバルト、ニツケル、ガドリニ
ウム、テルビウム、ジスブロシウムから選ばれ
た磁性金属と、亜鉛、アルミニウム、銅、ス
ズ、マンガン、クロム、モリブデンから選ばれ
た非磁性金属からなる合金粉末である事を特徴
とする磁気記録体。 (vi) 特許請求の範囲において使用される導電性微
粉末がカーボンブラツクである事を特徴とする
磁気記録体。
【図面の簡単な説明】
添図の図は本発明磁気記録体の磁性層の表面電
気抵抗とドロツプアウトの増加率の関係を示した
ものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非磁性支持体上に強磁性粉末を結合剤中に分
    散せしめた磁性層を設けてなる磁性記録体におい
    て、強磁性粉末が蒸発法合金粉末であり、かつ磁
    性層中のこの強磁性粉末に対し10〜30重量%の結
    合剤、1〜15重量%の平均粒子サイズ1μ以下の
    導電性カーボン微粉末が存在し、更に磁性層の表
    面電気抵抗が1010Ω/square以下であることを特
    徴とする磁気記録体。
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