JPS6250535A - 暗渠用ブロツク - Google Patents

暗渠用ブロツク

Info

Publication number
JPS6250535A
JPS6250535A JP18892985A JP18892985A JPS6250535A JP S6250535 A JPS6250535 A JP S6250535A JP 18892985 A JP18892985 A JP 18892985A JP 18892985 A JP18892985 A JP 18892985A JP S6250535 A JPS6250535 A JP S6250535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
block
walls
underdrain
hollow holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18892985A
Other languages
English (en)
Inventor
大吉 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP18892985A priority Critical patent/JPS6250535A/ja
Publication of JPS6250535A publication Critical patent/JPS6250535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下水路等、暗渠用に用いられる暗渠用ブロッ
ク(ボックスカルバート)の軽量化及び強化技術に関す
る。
(従来の技術と問題点) 暗渠用ブロックは、大きな土庄を受ける場所に布設され
る関係上、土庄に対抗するだけの十分な強度を保有する
ように設計されなければならない。
特に、製品にひび割れを発生させないためには、上下壁
体、左右立壁体のどの部分をとっても、全ての断面上の
コンクリートの引張応力度がl5kg/cm2以内でな
ければならない。
この強度向上のための手段として最も簡単なものは、壁
体の肉厚を厚くして断面二次モーメントを向上させる方
法があるが、このように壁体の肉厚を厚くすると、特に
、1辺の幅が数メートルに及ぶ大きなサイズのものにつ
いては、ただでさえ重量が重たい上に更に重量が増大し
、運搬時や施工時の取扱いが大変になるばかりか、使用
コンクリート量も増大し、コスト的に不利になるという
問題が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の実情に鑑みなされたもので
、その目的とするところは、壁体の肉厚を厚くして強度
の向上を図りながらも、壁体の肉厚を厚くすることによ
る重量の増加を抑えることができるようにした暗渠用ブ
ロックを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明の暗渠用ブロックで
は、 上下壁体と左右立壁体とで囲まれる水路を有する暗渠用
ブロックにおいて、 前記各壁体のうち少なくとも1つの壁体の肉厚内に水路
方向と直交方向に延在して中空穴を形成した。
(作用) 従って、本発明の暗渠用ブロックでは、壁体に中空穴が
形成されているので、この中空穴の分だけ重量を軽減す
ることができる。いい換えれば、壁体の肉厚を厚くして
強度を向上させても中空穴による軽量化によって製品の
全体重量の増加を抑えることができる。特に、断面二次
モーメントの向上により、コンクリートの引張応力度を
15kg/’c162以内に抑えることが容易となり、
ひび割れ発生を防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例〜第7実施例を図面により説
明する。尚、各実施例において、同一構成部分について
は、便宜上、図面の符号を同一にする。
まず、第1図〜第3図は第1実施例の暗渠用ブロックA
を示している。
この暗渠用ブロックAは、上壁体1、下壁体2、左立壁
体3、右立壁体4、で囲まれた水路5を有する断面略方
形の鉄筋コンクリートブロックに形成されている(図面
中、鉄筋は省略した)。
尚、ハンチ部の角度θは25°〜35°、θ1は55°
〜65°に形成されている。
そして、この暗渠用ブロックAには、左右立壁体3.4
の肉厚内にそれぞれ4個づつの中空穴6゜7が、上壁面
11がら下壁面21にがけて水路方向(第2図では図面
の表裏方向)と直交する方向に延在して貫通され、かつ
各中空穴6,7の両端開口部6L71 はそれぞれコン
クリート62゜72によって埋め戻されている。この場
合、左立壁体3の各中空穴6と右立壁体4の各中空穴7
は、第2図に示すように水路方向と直交する断面上にお
いて同一面上に形成され、従って、中空穴6゜6間及び
中空穴7,7間においては、第3図に示すように、各壁
体1,2,3,4が中実状態で連続し、かつこの連続中
実部分における上壁体1及び下壁体2を挿通してpcW
4棒12.22 が左右立壁面31.41 間に張設さ
れている。
尚、前記中空穴6.7は暗渠用ブロックAの成形時に、
左右立壁体3,4の肉厚部分に相当する位置に内型枠を
セットし、成形後においてこの内型枠を脱型することに
よって形成される。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例の暗渠用ブロックAでは、左右立壁体3.4 
に中空穴6,7が形成されていることか呟この中空穴6
.7の分だけ重量が軽減される。
従って、中空穴6,7 によって軽量化できる分だけ左
右立壁体3,4の肉厚を厚くしても製品重量は元のまま
に維持することができ、この肉厚を増大することによる
断面二次モーメントの向上で強度を向上させながら、重
量の増加及び使用コンクリート量の増加を抑えることが
できる。
特に、ひび割れについてみれば、引張応力度を15kg
/cI112以内に抑えることが容易に可能となり、ひ
び割れの発生を防止することができる。
又、実施例では、上壁体1及び下壁体2についてはPC
鋼棒12,22 により補強され、しかも中空穴616
間及び中空穴7,7間においては各壁体1,2,3,4
が中実状態で連続しているので、水路方向と平行な荷重
Pに対しても有効な補強構造となる。
又、実施例のように、各中空穴6.7の両端開口部61
.71  をコンクリート62.72  によって埋め
戻せば、中空穴6.7が密閉され、地下に滲込んだ雨水
が中空穴6,7内に浸入するのを防止でき、雨水が中空
穴6,7からコンクリート中を浸透して鉄筋を腐蝕させ
るといった不具合を防止できる。
次に、第4図は第2実施例の暗渠用ブロックBを示して
おり、この暗渠用ブロックBは、上下壁体1,2に両端
開口部がコンクリ−)82.92で埋め戻された中空穴
8.9が形成され、左右立壁体3.4 にPC撚線32
,42が挿通されている点で第1実施例とは異なってい
る。
この第2実施例においては、上下壁体1,2は中空穴6
.7 によって引張応力度を15kg/c+o2以内に
抑え、又、左右立壁体3,4はPCI線32゜42によ
るプレストレス導入によって引張応力度15kg/cm
2に抑えることが容易にでき、各壁体1゜2.3.4の
ひび割れ発生を防止することができる。
第5図は第3実施例の暗渠用ブロックCを示しており、
この暗渠用ブロックCは、左右立壁体3゜4に中空穴6
,7が上壁体11から下壁体21にかけて貫通して形成
されると共に、上下壁体1 。
2に中空穴8,9が形成され、かつ各中空穴6゜7.8
.9が水路方向と直交する断面上において同一面上で連
通形成されたものである。
この第3実施例は、引張応力度を15kg/cm2以内
にするために、各壁体1,2,3.4に同一断面上に連
通して中空穴6,7,8.9を形成し、加えて上下壁体
1,2にPCW4棒12,24によりプレストレスをか
(すたものである。
第6図は第4実施例の暗渠用ブロックDを示しており、
この暗渠用ブロックDは、上下壁体1 。
2に中空穴8.9が形成され、かつ該中空穴8゜9は貫
通穴ではなく、右立壁面41に開口した有底穴に形成さ
れ、これは中空穴8.9 を形成するときに、内型枠の
一端を左立壁面31から露出させない位置にセットした
ことによるもので、この場合、内型枠の一端にビン(又
はボルト等)を左立壁面31から突出するように取付け
ておき、脱型に際しては、ビンを叩打して右立壁面41
から内型枠を脱型し、その後、ビン穴83.93及び中
空穴8,9の右立壁面開口部84.94  をフンクリ
−)85.95及び86.96 によって埋め戻した構
造となっている。
次に、第7図は第5実施例の暗渠用ブロックEを示して
おり、この暗渠用ブロックEは、左右立壁体3,4にそ
れぞれ3個の中空穴6,7が形成され、かつ上下壁体1
,2に前記中空穴〇、7 と交互に位置するように2個
の中空穴8,9が形成された構造となっている。
第8図は第6実施例の暗渠用ブロックFを示しており、
この暗渠用ブロックFは、上部材1aと下部材2bとの
2分割構造に形成され、上部材1a及び下部材2bの左
右立壁体3a、4a及び3b、4bにそれぞれ中空穴6
a、7a及び6b。
7bが符合するように形成されたちのである。
尚、下部材2bの中空穴6b、?bの上端開口部はコン
クリ−)62b、?2bにより埋め戻されており、これ
は上部材1aと下部材2bとの接合部100,101 
 から水路5内の汚水が滲み込み、これが下部材2bの
中空穴6b、7bに流入するのを防ぐためである。
又、この第6実施例において、立壁体3a、3b及び4
a、4bにPC鋼棒を通してプレストレスを加えてもよ
い。
第9図は第7実施例の暗渠用ブロックGを示しており、
この暗渠用ブロックGは、上壁部材ICと下壁部材2d
と左右立壁部材3e、4fとの4分割構造に形Ik、さ
れ、その組立て状態における暗渠用ブロックGの左右立
壁体3,4に中空穴6゜7が形成されたものである。
以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明
の具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく
、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても
本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、中空穴の数や配設ピッチ等はブロックの大きさ
等を勘案して適宜に決定できるし、又、中空穴の穴形状
についても、四角形、多角形、円形、グ円形等、その形
状及び大きさに限定はないし、−製品において断面形状
や断面寸法の異なる中空穴を組み合せてもよい。
又、中空穴の両端開口部の埋め戻しは必ずしも必要でな
いが、雨水の浸入防止の上からは埋め戻すのが好ましい
又、実施例では壁体にPC鋼棒又はPC撚り線を通して
プレストレスを加えた場合を示したが、この20w4棒
等は必ずしも必要でないし、逆に、PCgA棒を各4壁
体の全てに設けてもよい。
又、中空穴は、各壁体のうち、少なくとも1つの壁体、
例えば土壁体のみに形成されていればよく、このほか、
左右立壁体の2壁体と、土壁体又は下壁体のいずれかと
いうように、合計3壁体に中空穴を形成するようにして
もよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の暗渠用ブロックでは
、壁体の肉厚内に形成した中空穴によって軽量化できる
分だけ壁体の肉厚を厚くして断面二次モーメントを向上
させて引張応力度を小さくすることができ、製品の強度
を向上させながら重量の増加を抑えることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の暗渠用ブロックを示す切欠
斜視図、第2図は第1図I−I断面図、第3図は第1図
■−■断面図、第4図は第2実施例の暗渠用ブロックを
示す断面図、第5図は第3実施例の暗渠用ブロックを示
す断面図、第6図は第4実施例の暗渠用ブロックを示す
断面図、第7図は第5実施例の暗渠用ブロックを示す切
欠斜視図、第8図は第6実施例の暗渠用ブロックを示す
断面図、第9図は第7実施例の暗渠用ブロックを示す断
面図である。 A、B、C,D、E、F、G:暗渠用ブロック1:土壁
体 2:下壁体 3:左立壁体 4:右立壁体 5:水路 6.7,8,9:中空穴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)上下壁体と左右立壁体とで囲まれる水路を有する暗
    渠用ブロックにおいて、 前記各壁体のうち少なくとも1つの壁体の肉厚内に水路
    方向と直交方向に延在して中空穴を形成したことを特徴
    とする暗渠用ブロック。
JP18892985A 1985-08-27 1985-08-27 暗渠用ブロツク Pending JPS6250535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18892985A JPS6250535A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 暗渠用ブロツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18892985A JPS6250535A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 暗渠用ブロツク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6250535A true JPS6250535A (ja) 1987-03-05

Family

ID=16232360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18892985A Pending JPS6250535A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 暗渠用ブロツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6250535A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191523A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Haneda Concrete Industrial Co Ltd コンクリート組立構造体
JP2014125813A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Umezawa Michinori 耐震型プレキャストボックスカルバート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525567B2 (ja) * 1971-09-25 1977-02-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525567B2 (ja) * 1971-09-25 1977-02-15

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191523A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Haneda Concrete Industrial Co Ltd コンクリート組立構造体
JP2014125813A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Umezawa Michinori 耐震型プレキャストボックスカルバート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3990874C2 (de) Selbsttragendes, miteinander zu verbindendes Schalungselement zum Gießen von Wandkonstruktionen
US4154554A (en) Retaining wall and anchoring means therefor
KR100862385B1 (ko) 각형 널말뚝과 그것을 이용한 벽체구조물 및 그 시공방법
KR101255027B1 (ko) 프리캐스트 라멘형 암거박스
JPS6250535A (ja) 暗渠用ブロツク
KR100592346B1 (ko) 비탈면 보강토 옹벽 시공방법
KR102482690B1 (ko) 거푸집 일체화 pc 패널을 이용한 하부기초 시공방법
JP3251698B2 (ja) トンネル覆工用エレメントおよびそれを用いたトンネル構築方法
JPS61122320A (ja) 連続地中壁と地下構築物との結合方法
JPH0349199Y2 (ja)
JPS6250536A (ja) 暗渠用ブロツク
JPH0439905Y2 (ja)
JP2847694B2 (ja) 防波堤用ケーソンおよびそれらの連結方法
KR102482691B1 (ko) 스트럿 타이 보강재를 이용한 하부기초구조 및 그 시공방법
KR102316592B1 (ko) 결합력을 상승시킨 옹벽연결구조
JPS61122399A (ja) 鉄筋支保工及び鉄筋支保工を用いた地山壁面の構築方法
JPH11140863A (ja) 鋼管矢板の継手部材、継手構造、及びそれらを用いた鋼管矢板基礎
JP2621485B2 (ja) 構造物地中壁の築造方法
KR102510481B1 (ko) 슬러리월 연결구조 및 이를 이용한 슬러리월 시공방법
KR102587240B1 (ko) 흙막이 벽체용 강재 조립 엄지파일
JP3200031B2 (ja) 土留擁壁
JP3644652B2 (ja) 連壁工法
KR200157899Y1 (ko) 연결이음부가 형성된 조립식 암거 블럭
JP2947083B2 (ja) 深溝用ブロックの施工方法
JPH09151432A (ja) 既設護岸構造物の補強工法