JPS6250436A - 冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材 - Google Patents
冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材Info
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- JPS6250436A JPS6250436A JP19102685A JP19102685A JPS6250436A JP S6250436 A JPS6250436 A JP S6250436A JP 19102685 A JP19102685 A JP 19102685A JP 19102685 A JP19102685 A JP 19102685A JP S6250436 A JPS6250436 A JP S6250436A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、冷間伸線性にすくれた低炭素鋼線材に関する
。
。
(従来の技術)
径故菖1乃至径故十μm径に伸線された極細鋼線は、そ
の径に応じて、PCワイヤー、各種スプリング用ワイヤ
ー、ロープワイヤ、ビードワイヤ、タイヤコード用ワイ
ヤ、高圧ホース用ワイヤ、スイッチングワイヤー、コロ
ナワイヤー、ドツトプリンタ用ワイヤー等、種々の用途
に用いられている。なかでも、極細鋼線は、従来は、通
常、高炭素鋼5.5 +n径圧延線材から中途に数度の
パテンティング処理を行なって、伸線加工ごとに伸線材
の靭性が低下するのを防止しつつ、数次にわたる冷間伸
線加工によって製造されているので、多くの製造工程数
を必要とすると共に、製造費用が高くならざるを得ない
。
の径に応じて、PCワイヤー、各種スプリング用ワイヤ
ー、ロープワイヤ、ビードワイヤ、タイヤコード用ワイ
ヤ、高圧ホース用ワイヤ、スイッチングワイヤー、コロ
ナワイヤー、ドツトプリンタ用ワイヤー等、種々の用途
に用いられている。なかでも、極細鋼線は、従来は、通
常、高炭素鋼5.5 +n径圧延線材から中途に数度の
パテンティング処理を行なって、伸線加工ごとに伸線材
の靭性が低下するのを防止しつつ、数次にわたる冷間伸
線加工によって製造されているので、多くの製造工程数
を必要とすると共に、製造費用が高くならざるを得ない
。
他方、純鉄や低炭素フェライト・パーライト鋼線材によ
れば、強加工による極細線への伸線自体は可能であるが
、伸線加工による強度の上昇が少ないので、最終製品と
しての極細鋼線における強度が低い。即ち、95〜99
%強加工伸線の場合でも、その強度は70〜13−Ok
gf/mm2であり、170Jf/mm2以上の強度を
達成することはできない。また、加工率99%以上の伸
線加工によっても、強度は190 kgf/mm2以下
である。
れば、強加工による極細線への伸線自体は可能であるが
、伸線加工による強度の上昇が少ないので、最終製品と
しての極細鋼線における強度が低い。即ち、95〜99
%強加工伸線の場合でも、その強度は70〜13−Ok
gf/mm2であり、170Jf/mm2以上の強度を
達成することはできない。また、加工率99%以上の伸
線加工によっても、強度は190 kgf/mm2以下
である。
また、熱処理によって焼入れ、焼戻しした焼戻しマルテ
ンサイト組織を有する線材が知られている。しかし、か
かる線材は、焼入れままでは良好な加工性を得ることが
できないので、焼戻し処理して線材の強度を大幅に低下
させて、加工性を得るものであり、従って、高強度高延
性極細鋼線を得ることができない。他方、焼入れままで
は、伸線前処理としての酸洗工程において、表面割れが
発生しやす(、延性自体も不足することが免れない。
ンサイト組織を有する線材が知られている。しかし、か
かる線材は、焼入れままでは良好な加工性を得ることが
できないので、焼戻し処理して線材の強度を大幅に低下
させて、加工性を得るものであり、従って、高強度高延
性極細鋼線を得ることができない。他方、焼入れままで
は、伸線前処理としての酸洗工程において、表面割れが
発生しやす(、延性自体も不足することが免れない。
本発明者らは、従来のフェライト・パーライト線材、パ
ーライト線材及び焼戻しマルテンサイト線材に代えて、
冷間伸線性にすぐれた高強度低炭素鋼線材を得るべく、
鋭意研究した結果、所定の化学成分を有すると共に、一
部残留オーステナイトを含有していてもよい針状のベイ
ナイト、マルテンサイト又はこれらの混合Mi織からな
る微細な低温変態生成相がフェライト相中に均一に分散
されてなる複合組織を有する線材がすぐれた強加工性を
有する′ことを見出したが、尚、かかる冷間伸線性にす
くれる線材においても、高速伸線加工した場合、延性が
劣化し、場合によっては断線することがあることも見出
した。
ーライト線材及び焼戻しマルテンサイト線材に代えて、
冷間伸線性にすぐれた高強度低炭素鋼線材を得るべく、
鋭意研究した結果、所定の化学成分を有すると共に、一
部残留オーステナイトを含有していてもよい針状のベイ
ナイト、マルテンサイト又はこれらの混合Mi織からな
る微細な低温変態生成相がフェライト相中に均一に分散
されてなる複合組織を有する線材がすぐれた強加工性を
有する′ことを見出したが、尚、かかる冷間伸線性にす
くれる線材においても、高速伸線加工した場合、延性が
劣化し、場合によっては断線することがあることも見出
した。
即ち、このように高速伸線するときは、本来、冷間伸線
性にすぐれた金属組織を有する低炭素鋼線材であっても
、木質的に時効性が高いために、加工中の温度上昇によ
って延性が劣化する。しかも、伸線加工によって伸線強
度が上昇し、引張強度が約150 kgf/mm2以上
になるとき、水素の影響が現れやすくなる。特に、この
水素の影口は、強度が約200 kgf/+nm2以上
の場合に顕著である。
性にすぐれた金属組織を有する低炭素鋼線材であっても
、木質的に時効性が高いために、加工中の温度上昇によ
って延性が劣化する。しかも、伸線加工によって伸線強
度が上昇し、引張強度が約150 kgf/mm2以上
になるとき、水素の影響が現れやすくなる。特に、この
水素の影口は、強度が約200 kgf/+nm2以上
の場合に顕著である。
(発明の目的)
そこで、本発明者らはかかる問題を解決するために鋭意
研究した結果、所定の化学成分を有する鋼を線材に圧延
した後、又はこの線材を再加熱した後、冷却して、オー
ステナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイ
ナイト又はこれらの混合組織からなる低温変態生成相を
有する複合組織線材を製造する際に、上記冷却の過程に
おいて、所定の条件下にて線材を脱水素処理して、線材
の金属組織においてフェライト相中に固溶する(C+N
)重量を40ppm以下に規制するごとによって、かか
る組織が有する本来すぐれた加工性が保持される結果、
伸線速度によらずに、安定して高延性である伸線を得る
ことができることを見出し、また、一旦、上記のような
複合組織線材を製造した後、これを所定の条件にて過時
効処理を施すごとによっても、同様に、伸線速度によら
ずに、安定して高延性である伸線を得ることができるこ
とを見出した。
研究した結果、所定の化学成分を有する鋼を線材に圧延
した後、又はこの線材を再加熱した後、冷却して、オー
ステナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイ
ナイト又はこれらの混合組織からなる低温変態生成相を
有する複合組織線材を製造する際に、上記冷却の過程に
おいて、所定の条件下にて線材を脱水素処理して、線材
の金属組織においてフェライト相中に固溶する(C+N
)重量を40ppm以下に規制するごとによって、かか
る組織が有する本来すぐれた加工性が保持される結果、
伸線速度によらずに、安定して高延性である伸線を得る
ことができることを見出し、また、一旦、上記のような
複合組織線材を製造した後、これを所定の条件にて過時
効処理を施すごとによっても、同様に、伸線速度によら
ずに、安定して高延性である伸線を得ることができるこ
とを見出した。
従って、本発明は、一般的には、冷間伸線性にずくれた
低炭素鋼高強度線材の製造方法を提供することを目的と
し、特に、伸線速度によらずに、安定して高延性である
伸線を製造し得る冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材の
製造方法を提供することを目的とする。
低炭素鋼高強度線材の製造方法を提供することを目的と
し、特に、伸線速度によらずに、安定して高延性である
伸線を製造し得る冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材の
製造方法を提供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明による冷間伸線性にずくれた低炭素鋼線材は、重
量%で C0.02〜0.30%、 Si2.5%以下、及び Mn2.5%以下、 残部鉄及び不可避的不純物よりなり、一部残留オーステ
ナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイナイ
ト又はこれらの混合fJ1mからなる低温変態生成相が
体積分率lO〜76%の範囲にてフェライト相吊に均一
に分散されてなる複合&[を有すると共に、フェライト
相中に固溶している(C+−N)重量が40ppm以下
であることを特徴とする 特に、本発明においては、線材の金属組織における低温
変態生成相が針状であって、且つ、その体積分率が10
〜50%の範囲にあることが好ましい。
量%で C0.02〜0.30%、 Si2.5%以下、及び Mn2.5%以下、 残部鉄及び不可避的不純物よりなり、一部残留オーステ
ナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイナイ
ト又はこれらの混合fJ1mからなる低温変態生成相が
体積分率lO〜76%の範囲にてフェライト相吊に均一
に分散されてなる複合&[を有すると共に、フェライト
相中に固溶している(C+−N)重量が40ppm以下
であることを特徴とする 特に、本発明においては、線材の金属組織における低温
変態生成相が針状であって、且つ、その体積分率が10
〜50%の範囲にあることが好ましい。
先ず、本発明による低炭素鋼線材における化学成分につ
いて説明する。
いて説明する。
Cは、鋼片からの熱間圧延−線材に所定の複合組織を有
せしめると共に、所要の強度を与えるために、少なくと
も0.02%を添加することが必要である。しかし、過
多に添加するときは、マルテンサイト、ベイナイト又は
これらの混合組織からなる低温変態生成相(以下、単に
第2相ということがある。)の延性が劣化するようにな
るので、添加量の上限を0.30%とする。
せしめると共に、所要の強度を与えるために、少なくと
も0.02%を添加することが必要である。しかし、過
多に添加するときは、マルテンサイト、ベイナイト又は
これらの混合組織からなる低温変態生成相(以下、単に
第2相ということがある。)の延性が劣化するようにな
るので、添加量の上限を0.30%とする。
Siは、フェライト相の強化元素として有効であるが、
2.5%を越えて過多に添加するときは、変態温度を著
しく高温側にずらせ、また、線材の表面の脱炭を起こし
やすくするので、添加量は2゜5%を上限とし、好まし
くは1.5%とする。
2.5%を越えて過多に添加するときは、変態温度を著
しく高温側にずらせ、また、線材の表面の脱炭を起こし
やすくするので、添加量は2゜5%を上限とし、好まし
くは1.5%とする。
Mnは、線材を強化すると共に、第2相の焼入れ性を高
め、また、その形態を好ましくは針状化するために添加
されるが、2.5%を越えて過多に添加しても、これら
効果が飽和するので、Mnの添加量の上限は2.5%と
する。他方、添加量が余りに少ないときは、上記効果に
乏しいので、Mnは好ましくは0.3%以上添加される
。
め、また、その形態を好ましくは針状化するために添加
されるが、2.5%を越えて過多に添加しても、これら
効果が飽和するので、Mnの添加量の上限は2.5%と
する。他方、添加量が余りに少ないときは、上記効果に
乏しいので、Mnは好ましくは0.3%以上添加される
。
本発明においては、線材の金属組織を微細化するために
、Nb、■及びTiから選ばれる少な(とも1種の元素
を更に添加することができる。この組織の微細化のため
には、いずれの元素についても0.OO5%以上の添加
を必要とするが、しかし、過多に添加してもその効果が
飽和し、また、経済的にも不利であるので、その上限は
、Nbについては0.2%、■及びTiについてはそれ
ぞれ0.3%とする。
、Nb、■及びTiから選ばれる少な(とも1種の元素
を更に添加することができる。この組織の微細化のため
には、いずれの元素についても0.OO5%以上の添加
を必要とするが、しかし、過多に添加してもその効果が
飽和し、また、経済的にも不利であるので、その上限は
、Nbについては0.2%、■及びTiについてはそれ
ぞれ0.3%とする。
更に、本発明における線材に不可避的に含まれる元素又
は含まれてもよい元素について説明する。
は含まれてもよい元素について説明する。
Sは線材中のMn5filを少なくするために、0.0
05%以下とするのがよく、これにより線材の延性が向
上する。また、耐水素特性を向上させるためには、0.
OO3%以下とすることが好ましい。
05%以下とするのがよく、これにより線材の延性が向
上する。また、耐水素特性を向上させるためには、0.
OO3%以下とすることが好ましい。
Pは粒界偏析の著しい元素であるので、その含有量を0
.01%以下とするのが好ましい。
.01%以下とするのが好ましい。
Nは固溶状態で存在すると、最も時効しやすい元素であ
る。従って、加工中に時効して加工性を阻害し、或いは
加工後にも時効して、伸線により得られる極細線の延性
を劣化させるので、0.004%以下とするのが好まし
い。特に望ましくは、0、 OO2%以下である。
る。従って、加工中に時効して加工性を阻害し、或いは
加工後にも時効して、伸線により得られる極細線の延性
を劣化させるので、0.004%以下とするのが好まし
い。特に望ましくは、0、 OO2%以下である。
ANは酸化物系介在物を形成し、この酸化物系介在物は
変形し難いために、線材の加工性を阻害する場合があり
、線材を伸線する間にこの介在物を起点として破断が生
じやすい。従って、八!の含有量は、通常、0.01%
以下であるが、特に好ましくは、0.003以下である
。
変形し難いために、線材の加工性を阻害する場合があり
、線材を伸線する間にこの介在物を起点として破断が生
じやすい。従って、八!の含有量は、通常、0.01%
以下であるが、特に好ましくは、0.003以下である
。
また、線材におけるSi/A/!比が大きくなるとき、
シリケート系介在物が増大し、特に、Al量が少ないと
きには、急激にシリケート系介在物が増大して、線材の
伸線性を劣化させるのみならず、伸線して得られる伸線
材の疲労特性が劣化する。従って、本発明においては、
好ましくは5ilAl比を400以下、特に好ましくは
250以下とする。更に、本発明によれば、St/Mn
比を0.7以下とすることが好ましい。特に望ましくは
、0.4以下とする。Si/Mn比が0.7を越えると
きは、介在物の組成や形態等が変化し、介在物の分散や
分布が原因となって、線材の伸線性を劣化させることが
あるからである。
シリケート系介在物が増大し、特に、Al量が少ないと
きには、急激にシリケート系介在物が増大して、線材の
伸線性を劣化させるのみならず、伸線して得られる伸線
材の疲労特性が劣化する。従って、本発明においては、
好ましくは5ilAl比を400以下、特に好ましくは
250以下とする。更に、本発明によれば、St/Mn
比を0.7以下とすることが好ましい。特に望ましくは
、0.4以下とする。Si/Mn比が0.7を越えると
きは、介在物の組成や形態等が変化し、介在物の分散や
分布が原因となって、線材の伸線性を劣化させることが
あるからである。
一方、CaやCe等の希土類元素を添加することによっ
て、MnS介在物の形状を調整することも好ましい。
て、MnS介在物の形状を調整することも好ましい。
また、前記したNb、■及びTiを含めて、A!等を添
加することにより、固溶CやNを固定することもできる
。更に、本発明による極細線の用途に応じて、用いる線
材にはCr、Cu及び/又はMOをそれぞれ1.0%以
下、N+を6%以下、A7!及び/又はPをそれぞれ0
.1%以下、Bを0゜02%以下適宜に添加することも
できる。
加することにより、固溶CやNを固定することもできる
。更に、本発明による極細線の用途に応じて、用いる線
材にはCr、Cu及び/又はMOをそれぞれ1.0%以
下、N+を6%以下、A7!及び/又はPをそれぞれ0
.1%以下、Bを0゜02%以下適宜に添加することも
できる。
更に、本発明による線材は、フェライト相中に固溶して
いる(C+N)重量が40ppm以下であることを要す
る。即ち、本発明においては、線材において、フェライ
ト相中に固溶している(C+N)重量を40ppm以下
とすることによって、伸線速度によらずに、安定して高
延性である伸線を得ることができる。(C+N)重量が
40ppmを越えるときは、加工度が大きくなるにつれ
て、伸線の延性が劣化し、引張強度200 kgf/m
m2以上の高強度伸線を得ることが困難となる。
いる(C+N)重量が40ppm以下であることを要す
る。即ち、本発明においては、線材において、フェライ
ト相中に固溶している(C+N)重量を40ppm以下
とすることによって、伸線速度によらずに、安定して高
延性である伸線を得ることができる。(C+N)重量が
40ppmを越えるときは、加工度が大きくなるにつれ
て、伸線の延性が劣化し、引張強度200 kgf/m
m2以上の高強度伸線を得ることが困難となる。
本発明によるかかる線材は、前記した化学成分を含む鋼
を線材に圧延した後、又はこの線材を再加熱した後、冷
却して、一部残留オーステナイトを含有していてもよい
マルテンサイト、ベイナイト又はこれらの混合組織から
なる低温変態生成相がフェライト相中に均一に分散され
てなる複合組織を有する線材を製造する際に、上記低温
変態生成相の体積分率を10〜70%の範囲とすると共
に、上記線材の冷却に際して、550〜200°Cの温
度範囲における平均冷却速度を40°C/秒以下とする
ことによって得ることができる。
を線材に圧延した後、又はこの線材を再加熱した後、冷
却して、一部残留オーステナイトを含有していてもよい
マルテンサイト、ベイナイト又はこれらの混合組織から
なる低温変態生成相がフェライト相中に均一に分散され
てなる複合組織を有する線材を製造する際に、上記低温
変態生成相の体積分率を10〜70%の範囲とすると共
に、上記線材の冷却に際して、550〜200°Cの温
度範囲における平均冷却速度を40°C/秒以下とする
ことによって得ることができる。
線材における上記低温変態生成相の体積分率が10%よ
りも少ないときは、得られる線材が強度に劣り、他方、
70%を越えるときは、複合組織線材としての特徴が低
下し、高強度かえられるものの、冷間伸線性に劣るよう
になるからである。
りも少ないときは、得られる線材が強度に劣り、他方、
70%を越えるときは、複合組織線材としての特徴が低
下し、高強度かえられるものの、冷間伸線性に劣るよう
になるからである。
上記のような混合組織を有する線材を得るためには、次
の方法によることができる。
の方法によることができる。
その第1は、上記鋼片を線材に圧延工程中に上記複合組
織とする方法であって、鋼片を制御圧延するか、又は熱
間圧延した後に加速冷却する。この場合の冷却速度は5
°C/秒以上とすることが好ましい。これよりも小さい
冷却速度では、通常のフェライト・パーライト組織とな
るからである。
織とする方法であって、鋼片を制御圧延するか、又は熱
間圧延した後に加速冷却する。この場合の冷却速度は5
°C/秒以上とすることが好ましい。これよりも小さい
冷却速度では、通常のフェライト・パーライト組織とな
るからである。
第2の方法は、圧延線材を改めて熱処理する方法であり
、鋼をAC3点以上に加熱した後に調整冷却する。
、鋼をAC3点以上に加熱した後に調整冷却する。
前記冷却に際しての550〜200℃での平均冷却速度
が40℃/秒を越える場合は、線材の過時効や脱水素が
不十分であるので、高速伸線性にすぐれた線材を得るこ
とが困難である。特に実用的な観点から好ましい平均冷
却速度は、通常Al〜b ては、上記冷却の途中で550〜200°Cの温度範囲
において5秒以上の間、保持することを含むものとする
。
が40℃/秒を越える場合は、線材の過時効や脱水素が
不十分であるので、高速伸線性にすぐれた線材を得るこ
とが困難である。特に実用的な観点から好ましい平均冷
却速度は、通常Al〜b ては、上記冷却の途中で550〜200°Cの温度範囲
において5秒以上の間、保持することを含むものとする
。
次に、特に、本発明においては、線材の金属組織におけ
る前記低温変態生成相は、微細な針状であって、且つ、
フェライト相中に体積分率10〜50%の範囲にて均一
に分散分布されていることが好ましい。かかる複合組織
を有する線材は、例えば、前記した化学成分を有する鋼
片から前記のようにして、複合X1織を有する線材を得
た後、この線材をA(1〜Ac3温度域に加熱して、オ
ーステナイト化を進行させ、次いで、このようにして得
た線材を平均冷却速度40〜b 00〜550℃まで冷却することによって得ることがで
きる。
る前記低温変態生成相は、微細な針状であって、且つ、
フェライト相中に体積分率10〜50%の範囲にて均一
に分散分布されていることが好ましい。かかる複合組織
を有する線材は、例えば、前記した化学成分を有する鋼
片から前記のようにして、複合X1織を有する線材を得
た後、この線材をA(1〜Ac3温度域に加熱して、オ
ーステナイト化を進行させ、次いで、このようにして得
た線材を平均冷却速度40〜b 00〜550℃まで冷却することによって得ることがで
きる。
このように、従来のフェライト・パーライト組織に代え
て、残留オーステナイトを含有していてもよいマルテン
サイト、ベイナイト又はこれらの混合組織からなる線材
を得た後、この線材をAc+〜AC3域に加熱し、冷却
することにより、極めて微細な針状の低温変態生成相が
フェライト相中に均一に分散された複合Mn織を有する
線材を得ることができる。A C1”” A C*域へ
の加熱及び冷却の条件が上記範囲をはずれるときは、第
2相が塊状化し、或いは第2相に塊状の粒子が混在して
、強加工性を損なうことがあるので、好ましくない。
て、残留オーステナイトを含有していてもよいマルテン
サイト、ベイナイト又はこれらの混合組織からなる線材
を得た後、この線材をAc+〜AC3域に加熱し、冷却
することにより、極めて微細な針状の低温変態生成相が
フェライト相中に均一に分散された複合Mn織を有する
線材を得ることができる。A C1”” A C*域へ
の加熱及び冷却の条件が上記範囲をはずれるときは、第
2相が塊状化し、或いは第2相に塊状の粒子が混在して
、強加工性を損なうことがあるので、好ましくない。
また、本発明による線材は、前記した所定の化学成分を
含む鋼を線材に圧延した後、又はこの線材を再加熱した
後、冷却して、一部残留オーステナイトを含有していて
もよいマルテンサイト、ベイナイト又はこれらの混合組
織からなる低温変態生成相がフェライト相中に均一に分
散されてなる複合組織を有する線材を得た後、この線材
を200〜600℃の温度範囲において、好ましくは5
秒以上再加熱して、過時効処理を施すことによっても、
得ることができる。この方法において、上記範囲をはず
れる加熱温度は、過時効処理温度として適切でない。尚
、加熱温度にもよるが、処理時間が5秒よりも短いとき
は、過時効処理の効果が乏しく、目的とする線材を得る
ことができない場合がある。
含む鋼を線材に圧延した後、又はこの線材を再加熱した
後、冷却して、一部残留オーステナイトを含有していて
もよいマルテンサイト、ベイナイト又はこれらの混合組
織からなる低温変態生成相がフェライト相中に均一に分
散されてなる複合組織を有する線材を得た後、この線材
を200〜600℃の温度範囲において、好ましくは5
秒以上再加熱して、過時効処理を施すことによっても、
得ることができる。この方法において、上記範囲をはず
れる加熱温度は、過時効処理温度として適切でない。尚
、加熱温度にもよるが、処理時間が5秒よりも短いとき
は、過時効処理の効果が乏しく、目的とする線材を得る
ことができない場合がある。
(発明の効果)
以上のように、本発明による低炭素鋼線材は、本来、冷
間伸線性にすぐれる線材に所定の条件にて脱水素処理を
施し、又は過時効処理を施すことによって、フェライト
中の(C十N)Nを所定値以下に抑えるので、すぐれた
伸線性が保持されることとなり、従って、伸線速度にか
かわらずに、高延性である線材を得ることができ、勿論
、高速伸線に際しても断線がない。
間伸線性にすぐれる線材に所定の条件にて脱水素処理を
施し、又は過時効処理を施すことによって、フェライト
中の(C十N)Nを所定値以下に抑えるので、すぐれた
伸線性が保持されることとなり、従って、伸線速度にか
かわらずに、高延性である線材を得ることができ、勿論
、高速伸線に際しても断線がない。
特に、本発明の線材によれば、伸線速度20m/分以上
の伸線速度にて、且つ、合計減面率30%以上にて、強
度150kgf/mm”以上であり、しかも、高延性で
ある伸線を安定して得ることができる。
の伸線速度にて、且つ、合計減面率30%以上にて、強
度150kgf/mm”以上であり、しかも、高延性で
ある伸線を安定して得ることができる。
(実施例)
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例によって何ら限定されるものではない。
れら実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例1
第1表に示す化学組成を有する符号R1の鋼を径ioa
mの線材に圧延した後、ステルモア冷却によって、55
0〜200℃の範囲の温度における平均冷却速度を2°
C/秒として調整冷却して、フェライト中にマルテンサ
イトが体積分率16%にて均一に分散されてなる複合M
i織綿線材製造した。
mの線材に圧延した後、ステルモア冷却によって、55
0〜200℃の範囲の温度における平均冷却速度を2°
C/秒として調整冷却して、フェライト中にマルテンサ
イトが体積分率16%にて均一に分散されてなる複合M
i織綿線材製造した。
また、符号R2の鋼からなる鋼を径5.5關線材に圧延
した後、直接焼入れして、フェライト中にマルテンサイ
トが体積分率70%にて均一に分散されてなる複合m織
線材を製造し、次いで、この線材を330℃で5分間過
時効処理した。これら線材における内部摩擦による固溶
(C+N)重量の測定結果を第1表に示す。
した後、直接焼入れして、フェライト中にマルテンサイ
トが体積分率70%にて均一に分散されてなる複合m織
線材を製造し、次いで、この線材を330℃で5分間過
時効処理した。これら線材における内部摩擦による固溶
(C+N)重量の測定結果を第1表に示す。
このようにして得た各線材を酸洗、潤滑処理後、伸線に
供した。第1図に結果を示すように、符号R1からなる
上記線材は、伸線速度による伸線の延性の劣化がない。
供した。第1図に結果を示すように、符号R1からなる
上記線材は、伸線速度による伸線の延性の劣化がない。
また、第2図に示すように、符号R2の線材を伸線速度
50m/分にて伸線して、引張強度200kIX1″/
mm”以上の高強度高延性伸線を製造することができる
。
50m/分にて伸線して、引張強度200kIX1″/
mm”以上の高強度高延性伸線を製造することができる
。
実施例2
第1表に示す化学組成を有する鋼A及びBをそれぞれ径
5.5 m*″gA材に圧延し、直接焼入れして、マル
テンサイト主体の組織を有せしめた。次いで、この線材
をフェライト・オーステナイト2相域に再加熱し、冷却
して、低温変態生成相の形態を針状とした。この低温変
態生成相の体積分率は、鋼Aからの線材は20%、鋼B
からの線材は25%であった。これら線材における内部
摩擦による固溶(C+N)重量の測定結果を第1表に示
す。
5.5 m*″gA材に圧延し、直接焼入れして、マル
テンサイト主体の組織を有せしめた。次いで、この線材
をフェライト・オーステナイト2相域に再加熱し、冷却
して、低温変態生成相の形態を針状とした。この低温変
態生成相の体積分率は、鋼Aからの線材は20%、鋼B
からの線材は25%であった。これら線材における内部
摩擦による固溶(C+N)重量の測定結果を第1表に示
す。
次に、これらの線材A及びBを再加熱した後、冷却し、
ここに、再加熱温度800℃から水冷して得た線材をそ
れぞれ比較例線材A1及びB1としく550〜200°
Cの範囲における平均冷却速度は115℃/秒)、また
、線材Aについて、水冷の途中において、約550℃か
ら調整冷却して得た線材を本発明線材A2とする(55
0〜200℃の温度における平均冷却速度は25°C/
秒)。
ここに、再加熱温度800℃から水冷して得た線材をそ
れぞれ比較例線材A1及びB1としく550〜200°
Cの範囲における平均冷却速度は115℃/秒)、また
、線材Aについて、水冷の途中において、約550℃か
ら調整冷却して得た線材を本発明線材A2とする(55
0〜200℃の温度における平均冷却速度は25°C/
秒)。
同様に、線材Bについて、800℃から水冷して、約3
50℃で10秒間冷却停止して得た線材を本発明線材B
2とする。
50℃で10秒間冷却停止して得た線材を本発明線材B
2とする。
上記各線材を熱処理した後、冷間伸線するまでの延性の
経時変化を破断絞り(%)にて評価して、第2表に示す
。比較例線材であるA1及びB1共に、熱処理後の時間
経過による延性の劣化が顕著であり、また、酸洗による
延性劣化も顕著である。
経時変化を破断絞り(%)にて評価して、第2表に示す
。比較例線材であるA1及びB1共に、熱処理後の時間
経過による延性の劣化が顕著であり、また、酸洗による
延性劣化も顕著である。
即ち、これらの線材は、水素感受性が高いことが理解さ
れる。
れる。
次に、比較例線材AI及び本発明線材A2の伸線結果を
第3図に示す。これらは共に、強冷間伸線加工性にすぐ
れる金属組織を有する線材であるが、A1は高速伸、腺
の過程において、伸線歪約3以上にて延性の劣化がみら
れる。しかし、A2は、高速伸線によっても、伸線歪6
以上の伸線が可能であって、しかも、250 kgf/
mm2以上の高強度高延性伸線を得ることができる。
第3図に示す。これらは共に、強冷間伸線加工性にすぐ
れる金属組織を有する線材であるが、A1は高速伸、腺
の過程において、伸線歪約3以上にて延性の劣化がみら
れる。しかし、A2は、高速伸線によっても、伸線歪6
以上の伸線が可能であって、しかも、250 kgf/
mm2以上の高強度高延性伸線を得ることができる。
また、比較例線材B1及び本発明線材B2も共に強冷間
伸線加工性にすぐれる金属組織を有する線材であるが、
第4図に示すように、水冷ままの線材B1は、高速伸線
の過程において延性の劣化を生じ、200kgf/mm
”以上の高強度高延性伸線を得ることができない。また
、伸線歪5以上の伸線加工は困難である。
伸線加工性にすぐれる金属組織を有する線材であるが、
第4図に示すように、水冷ままの線材B1は、高速伸線
の過程において延性の劣化を生じ、200kgf/mm
”以上の高強度高延性伸線を得ることができない。また
、伸線歪5以上の伸線加工は困難である。
第1図及び第2図は、本発明の方法による線材の伸線歪
と得られる伸線の引張強度及び破断絞りとを異なる伸線
速度に対して示すグラフ、第3図及び第4図は、本発明
の方法による線材と比較例としての線材について、高速
伸線したときの伸線歪と得られる伸線の引張強度及び破
断絞りとを示すグラフである。 ’Q:’r、i・ ミー/ 叉5.7 第1図 第2図 ;細粗Vxi(JO(’A) 仲piL:、t、、俊) 第3図 第4図
と得られる伸線の引張強度及び破断絞りとを異なる伸線
速度に対して示すグラフ、第3図及び第4図は、本発明
の方法による線材と比較例としての線材について、高速
伸線したときの伸線歪と得られる伸線の引張強度及び破
断絞りとを示すグラフである。 ’Q:’r、i・ ミー/ 叉5.7 第1図 第2図 ;細粗Vxi(JO(’A) 仲piL:、t、、俊) 第3図 第4図
Claims (4)
- (1)重量%で C0.02〜0.30%、 Si2.5%以下、及び Mn2.5%以下、 残部鉄及び不可避的不純物よりなり、一部残留オーステ
ナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイナイ
ト又はこれらの混合組織からなる低温変態生成相が体積
分率10〜70%の範囲にてフェライト相中に均一に分
散されてなる複合組織を有すると共に、フェライト相中
に固溶している(C+N)重量が40ppm以下である
ことを特徴とする冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材。 - (2)上記低温変態生成相が針状であって、且つ、その
体積分率が10〜50%の範囲にあることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の冷間伸線性にすぐれた低炭
素鋼線材。 - (3)重量%で C0.02〜0.30%、 Si2.5%以下、 Mn2.5%以下、及び Al0.01%以下、 残部鉄及び不可避的不純物よりなり、一部残留オーステ
ナイトを含有していてもよいマルテンサイト、ベイナイ
ト又はこれらの混合組織からなる低温変態生成相が体積
分率10〜70%の範囲にてフェライト相中に均一に分
散されてなる複合組織を有すると共に、フェライト相中
に固溶している(C+N)重量が40ppm以下である
ことを特徴とする冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材。 - (4)上記低温変態生成相が針状であって、且つ、その
体積分率が10〜50%の範囲にあることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の冷間伸線性にすぐれた低炭
素鋼線材。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19102685A JPS6250436A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材 |
CA000516759A CA1332210C (en) | 1985-08-29 | 1986-08-25 | High strength low carbon steel wire rods and method of producing them |
EP86306576A EP0213917B1 (en) | 1985-08-29 | 1986-08-26 | High strength low carbon steel wire rods and method of producing them |
DE3650255T DE3650255T2 (de) | 1985-08-29 | 1986-08-26 | Hochfester kohlenstoffarmer Stahlwalzdraht und Verfahren zum Herstellen dieses Drahtes. |
US07/629,035 US5141570A (en) | 1985-08-29 | 1990-12-19 | High strength low carbon steel wire rods |
US07/888,865 US5338380A (en) | 1985-08-29 | 1992-05-27 | High strength low carbon steel wire rods and method of producing them |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19102685A JPS6250436A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250436A true JPS6250436A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16267655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19102685A Pending JPS6250436A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 冷間伸線性にすぐれた低炭素鋼線材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250436A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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JPS63317626A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Kobe Steel Ltd | 超高強度極細線の製造方法 |
JP2003096544A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Nippon Steel Corp | 高強度高炭素鋼線用線材及びその製造方法 |
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-
1985
- 1985-08-29 JP JP19102685A patent/JPS6250436A/ja active Pending
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