JPS62501063A - 回転自在なドライバ−シ−トに設けられた操縦部材用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 回転自在なドライバーシートに設けられた丘縦部材用装置 ［技術的分野］ 本発明はスリップ操舵（ｓｌｉｐ−ｓｔｅｅｒｉｎｇ）車両の走行速度および方 向を調節するための枢動自在かつ回転自在な、好ましくはＴ字状の操縦レバーを 含み、車両の回転自在なドライバーシートに取付けられた操縦部材のための装置 に関する。

〔技術的背景］ 作業段階に応じてドライバ二が前方および後方の双方を見なければならない作業 用装置および他の車両には１通常回転自在なドライバーシートが設けられる。

一つのＴ字状操縦レバーにより車両の操縦を行うスリップ操舵車両では、操縦部 材は従来ドライバーシートから突出し、シートの回転運動に従うコンソールに取 付けられていた。ドライバーシートが元の位置にあ後方ヘシフトすると、車両は 後方へ駆動され、車両は操縦部材をその長手方向軸のまわりで回転した方向に転 回するようになっている。固定して設置した結果。

操縦部材全体はドライバーシートが回転するとキニ回転するので、操縦部材の同 じ側が常時ドライバーに向く。ドライバーシートが３元の位置から例えば１８０ ゜たけ回転した状態で操縦レバーをシフトすると、この結果車両は予想していた 方向に対して逆方向に移動してしまう。例えば、ドライバーが操縦レバーを後方 にシフトし、同時にレバーを右側へ回転すると、車両は前方かつ左側に移動して しまう。このため少なくとも未経験のドライバーが特に狭い通路でかかる車両を 操縦する際極めて大きな問題となる。

［発明の概要］ 本発明の目的は、この問題を解決することにあり。

この目的は操縦部材を接続部材によりシートの脚部の固定部分にリンクすると共 に、ドライバーシートに回転自在に支承し、ドライバーシートの回転に際して操 縦部材がドライバーシートの脚部のまわりの円形路に沿って移動して接続部材が 操縦部材の方向を車両の長手方向軸に対して維持することにより達成される。こ のような態様により、操縦レバーはドライバーシートの回転位置いかんを問わず 一定の方向に機能し続ける。

本発明の特徴は、添附した請求の範囲第１〜６項から明らかとなる。

［好適な実施の態様］ 次に添附図面を参照して本発明の詳細な説明するが、この図面は本発明に従い回 転自在なシートに操縦部材をいかに配置できるかの例を示す。

本例ではＴ字状になっている操縦レバー２を備えた操縦部材１は２本発明に従い ドライバーシート３に回転自在に取付けられ、かつドライバーのシー１−３が回 転する間車両の長手方向に対する方向を維持したまま操縦部材１はドライバーシ ートの脚Ｈ４を中心にした円形路に沿って移動するようドライバーシートの脚部 ４の固定部分４ａに接続されている。このような態様では、操縦レバー２の操縦 移動方向は、ドライバーシートが各特定時にとる位置と無関係に常時一定のまま である。車両は操縦レバー２がシフトされる方向に移動するよう常時セットされ 、車両は、特定時点において長手方向軸まわりに操縦レバーを回転する方向へ常 時転回する。

操縦部材１は、ドライバーシートから前方に突出するコンソール上またはドライ バーシートのアームレストの一つ（好ましくは右側レスト）のいずれかに取付け てもよい。後者の例は、操縦部材１が一つの同じ操縦レバー２により互いに別々 に調節される２つの通路が設けられたバルブ部材から構成されるよう車両の操縦 をサーボを補助にして行う場合に主に関連する。

操縦部材１は２例えばこの部材１の底部側面に固定された垂直シャフト６により ドライバーシート３の脚部４の固定部分４ａに接続でき、垂直シャフトの底端部 にははめば歯車７または同等物が設けられ、このはめば歯車７は、前記固定部分 ４ａに固定された同じ大きさのはめば歯車９にエンドレスチェイン８により接続 される。このような態様の結果、操縦部材１は車両の長手方向に対して常時同一 方向を向く。

操縦部材１のドライバーシートの脚部４の固定部分４ａに対する接続は、ねじり 防止ワイヤによっても達成できるがこの場合、ねじり防止ワイヤの頂端部は操縦 部材１の底部側に固定し、底端部は、ドライバーシート３の好ましくはＴ字状の 脚部４内に進入し、固定部分４ａに固定される。この後者のワイヤによる接続方 法は、前者のチェインによる接続方法よりも多少簡単で、より安価である。

図面は、車両のサーボ集合体までの接続パイプも。

例えば車両の液圧ポンプ用調節部材も示していないが、これら部品はドライバー シートのアームリスト５およびシートの後方だけでなく２脚部４を通っ、て車両 の前記構成部品までの箇所に適宜描くことができる。

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Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．スリップ操舵車両の走行速度および方向を調節するための枢動自在かつ回転 自在な，好ましくはＴ字状の操縦レバー（２）を含み，車両の回転自在なドライ バーシート（３）に取付けられた操縦部材（１）のための装置において， 操縦部材（１）を接続部材（６，７，８，９）によりシートの脚部（４）の固定 部分（４ａ）にリンクすると共にドライバーシート（３）に回転自在に支承し， ドライバーシート（３）の回転に際し操縦部材がドライバーシートの脚部（４） のまわりの円形略に沿って移動して接続部材（６，７，８，９）は操縦部材（１ ）の方向を車両の長手方向軸に対して維持することを特徴とする操縦部材用装置 。
2. ２．操縦部材（１）はドライバーシートのアームレスト（５）の一つに取付けら れていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．接続部材（６，７，８，９）は，操縦部材（１）の底面に固定された垂直シ ャフト（６）と，前記シャフト（６）の底端に結合されたはめば歯車（７）また は同等品と，このはめば歯車と列をなすようドライバーシートの脚部（４）の固 定部分（４ａ）に固定された同じ大きさのはめば歯車（９）と，前記はめば歯車 （７，９）にかけられたエンドレスチェイン（８）とから成る請求の範囲第２項 記載の装置。
4. ４．接続部材はねじり防止ワイヤから成り，このワイヤの頂端は操縦部材（１） に固定され，底端部はドライバーシートの好ましくは柱状脚部（４）に進入し， 固定部分（４ａ）に固定されていることを特徴とする請求の範囲第２項記載の装 置。
5. ５．操縦部材（１）は液圧的に駆動される車両上で操舵および駆動を調節するよ う支持されていることを特徴とする請求の範囲第１〜４項のいずれかに記載の装 置。
6. ６．操縦はサーボで補助されることを特徴とする請求の範囲第５項記載の装置。