JPS62500027A - エプスタイン、バールウィルス核抗原と免疫反応する抗体を産生する化学的に合成されたポリペプチド - Google Patents

エプスタイン、バールウィルス核抗原と免疫反応する抗体を産生する化学的に合成されたポリペプチド

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
合成ポリペプチドとエプスタイン・ バールウィルス核抗原に関する抗体 本発明は免疫原、抗1つ、接種材料、抗体、エプスタイン・バールウィルスによ る病気の治療2診断に有効な方法及びシステム、そのウィルスの核抗原に関する ものである。 幻シ憚臘 エプスタイン・バール・つイルス(EBV)はヘルペスウィルス科の一種で人間 の感染性単核の病室体である。又、EBVはバーキットリンパ腫、上咽頭がん及 び免疫抑制患者に生ずるB−リンパ球腫瘍の病因に関係している。さらに、リュ ーマチ性関節炎やシエーグレン症1侯群のような人間の自己免疫疾患におけるこ のウィルスの役割の可能性を示す状況鉦拠がある。 IE BVは世界中の成人の80〜100%が感染している極めて一般的環境因 子である。初期もしくは一次感染は急性か又は潜伏性である。EBV移染が循環 血液、リンパ節及び肺臓中に存在するB−リンパ細胞中で潜伏している期間の長 い間追跡した。 潜伏とはつ・イルスが発現しないか又は部分的に発現した状態で細胞内に存在す る過程である。この潜伏は再び活性化することができる。生体内で潜伏を制御す る宿主因子はあまり知られていないが、1つまたはそれ以」二の免疫メカニズム の欠1員が重要因子となることを示すいくつかの証(処がある。 l?:Bvへの免疫応答の細胞毒性で抑圧性のT細胞要素は免疫ダログリンMに おけるE B Vによる急性感染を抑圧するのに非常に重要であることが報告さ れている。また、それらはEBVで潜伏的に感染させた+31Jンパ球の無料f ljな増殖を妨書するに重要である。 T細胞サプレッサーメカニズムの欠損は、アフリカのバーキットリンパ腫、上咽 頭がん、器官移植の拒絶反応をおさえるのに用いられる免疫抑制療法の結果性ず るB IJンバ球IItgA、及び種々の自己免疫の無秩序さの処理の間に生ず るリンパ球腫瘍の発生させるのに1R要であると考えられている。エプスタイン (Ep9tein )とアコング(Achong) 1174“エプスタイン・ バール・ウィルス”;スプリング−バーレグ(Spring−νerleg)版 、ベルリン、ハイデルベルグ(1970年)及び、クロウフォード(Crawf ord)等、ランセ・ノド(LanceL3 。 1355頁、(1980年)。加えて、それらのT細胞メカニズムやEBVが感 染したリンパ球のひきつづき起こる増殖の欠損がリューマチ性関節炎において重 要な役割を果していると考えられている。スローター(Slanghter ) 等、実験医学雑Lf、 (J、 Exp、Med) 、 + 48巻、 142 9頁(1978年)、デッパー(口epper)等、免疫学雑誌(J、 Imm unology ) 127巻、11(99頁(1981年)、トサト(Tos ato)等、英国医学雑vJ(N 、Engl 、 J 、Med、 ) 30 5巻。 1238頁(19B]年)。 EBVによる一次感染にひきつづく血ln学的及び細胞媒介した免疫応答はよ( 記述されているし、感染をi頂して発現されるウィルス抗原に対する宿主の応答 を反映している。組織におけるこの抗原の検出と同様にこれらの応答の側面がE BVに関連した疾患の診断に役立つようになってきている。 感染後検出される最も早いEBV関連の抗原はEBV銹導の核抗原(EBNA) である。EBNAは潜伏的に感染している増殖する形質転換したBリンパ細胞の 中に検出される。またEBNAはアフリカのバーキット腫瘍リンパ芽球や悪性の 上咽頭がん細胞の核中に検出される。 EBVに感染したBリンパ細胞の細胞核中のEBNAの濃度は細胞再生サイクル の種々の相で変化する。この様に、EBNAは周期的に合成されたり、分解され たりしている。そのような分解の結果として、EBNAのタンパク質断片(ポリ ペプチド)は細胞質を通過し、り(膜」−に存在するか、そこで発現すると18 ILられている。しかし、特異的なrE B N Aの分解ポリペブチI・は今 日まで同定されていない。 細胞の外股中又はその」−に存在するEBN八分へポリベプ・I−ドは宿−(T リンパ細胞に対してin大なφり激を構成し、抗EBNAの抗体を生産をうなが す免疫応答を開始すると信1〜られている。また、細胞表面上にE 13 N  A分解ポリペブチ1′を発現する、B細胞に対する特異的なT細胞応答は、EB NAM有(IEBVの感染した)Bリンパ細胞の増殖を制限するのに重要な細胞 毒性及び抑圧的TI(If抱の発生をうながす。 このように、EBNA及び抗IF、 I3 N A抗体の双方の存在に対する検 定はいくつかの一般的な臨床的見地からして重要である。さらに、E [3Vが 感染したBリンパ細胞に対する牛痘庶もまた臨床的に重要であろう。 抗E I3 Nへ抗体は典型的には退屈な抗補体性免疫螢光法(ACIF)を使 、って検定する。リードマン(Reed+wan )等、国際がん雑誌11巻、 499−520夏(1973年)。この検定法は顕微鏡のスライドガラスにE  13 Vを形質転換した人のB細胞を固定することを含んでいる。 患Hの血清をいろいろに希釈したものを固定した細胞に加える。抗補体性の血清 がその補体と混合されると(2段階操作)偽貨反応もしくはプロシンを生ずるた めに試験細胞のかたまりに、血清、補体、及びその抗補体性螢光結合物(3段階 操作)を連続的に添加することが重要である。 この検定法にはいくつかの問題点がある。それらにはこの検定は相対的に感度が 悪く、そして補体を1lllLで媒介される増巾を必要と−4−るという事実が 含まれている。加えて、この検定法は全く特異的ということではないし、その血 清がホ乳動物の細胞核に対する抗体を含む思考については判断することができな い、またさらに、抗補体免疫螢光検定法をつかって得られる定量的結果は再現性 がない。 これらやその他の理由で抗EBNA抗体に対する検定法は一般的に非常に僅かで 専門化した研究室に躍られている。 抗EBNA抗体を検定する上記の困難さは相対的に純粋なFiBNAが無いこと 根ざしている。ホ乳動物組織細胞培養から得られるER局のMi製は抗原の低濃 廣と多重形態のために複雑である。現行の方法のようにEBNAを発現する全細 胞を使用するのがより簡単で安価であるけれども、特異性や再現性の問題は直接 全細胞の使用の結集体ずるものである。 遺伝工学と合成ポリペプチドの技術は最近大量のタンパク質やポリペプチド′抗 原を製造するIjJ題に解答を与えた。しかし、いずれの技術も生のタンパク質 のアミノ酸配列が既知のときにのみ有効なものとなる。 天然のタンパク質のアミノ酸残基の配列はタンパク質それ自身から決定すること ができるが、これはしばしば困難を伴う。このタンパク質をコードL2でいる遺 伝子のヌクレオチド配列もまたクンバク質のアミノ酸残基配列を明らかにするこ とができる。しかし、全てのDNA配列は三種の可能な読み取り枠をもち、その 各々が全く異なるタンパク質を生ずる。それ故、その遺伝子から正しいタンパク 質のアミノ酸残基配列を引き出すには、正しい読み取り枠を知らなくてはならな い。 タンパク質をコードするDNA配列の正しい読み取り枠、つまり正しいアミノ酸 残基の配列は抗体の使用によって決定することができる。この戦略は、三つの可 能な遺伝子産物から得られる配列に対応するアミノ酸残基配列のタンパク質断片 もしくはポリペプチドを作ることを含んでいる。その遺伝子の天然のタンパク質 産物と免疫反応する抗体を誘導するタンパク質断片もしくはポリペプチドは、遺 伝子の正しい読み取り枠と一致している。逆に、もし、天然のタンパク質に対す る抗体が作ったタンパク質断片もしくはポリペプチドを認識するのならば、遺伝 子とタンパク質の関係も確立しているといえる。 ・\ラー(lleller) 等は、つ・イルス学雑aE (J 、Viro! 、’)の1982年ai巻、3++〜320頁で、−、キサヌクレオ千ドのグイ レフトリビーI・と2つのヌクレオチド99体を含む、lR3と命名したインタ ーナルリーン41ンを含むことが分ったE B V 1青仏子の一部のDN八へ 列を報告t7た。彼等はlR3の周囲及びそれを含む配列はBBNAをコードす るil伝子を含むごとを示す^IF拠について述べている。 しかし、丁で)の可能なり N A配列読み取り枠のものを翻JRシたものが知 られていなかったので、ヘラ−(1lel Ier)等は可能なEBNAタンパ ク質に対するアミノ酸配列を確定的に誘導できなかった。 1983年9月、へネジ−(l1ennessy)とキエフ(Kieff )は 米国H学アカデミ−の11を歩(Proc、Natl 、Acad 、Sci、  )の80巻。 5665〜5669夏(1983年)の中で、以前、ヘラ−(He目er)等に よ−)で報告されたE13VDNA配列の天然の読み取り枠を確定したと+長音 した。基本的に、i座らはI R3DNAを単離し、小さなランダムな断片に分 解し、大腸菌(E 、coli )の発現ベクターのlac Z遺伝子[1尻こ その小片を挿入し、その結果、全ての三つのEBNAil伝子読み取り枠が各々 別々のクローンとして発現させた。 IacZ 遺伝子はバクテリアの酵素であ るヘーターガラクトシダーゼをコードしている。I R3−1acZ遺伝子融合 産物はβ−ガラクトシダーゼタンパク質分子の第7と第9のアミノNl(第8番 は構築の過程で欠失している)の間に挿入した[R3タンパク質をもった1つの 融合クンバク質とj7て大腸菌中で発現される。 へ不ン−(1lenncssyl とキエフ(Kieff )は抗EBNA陽性 人間血清によ−)て確認される融合タンパクVをスクリーニングすることによっ て天然の読み取り枠のI R3DNAを発現する[ R3−1acZ遺伝子融合 体を同定した。そのよ・)に同定したプラスミドをpil1182−44と命名 した。 pKl1182−44により−Q現されるタンパク質がEBNΔ特W的抗原性決 定因子を含んでいることを確認するために、前にヘネシー(Henn−essy )とキエフ(Kieff )は臭化シアン分解(CNIlr) シたlR3−ガ ラクトシダーゼ融合タンパク質に対する抗血清をウサギで生じさせた。免疫原と して使ったCNBr断片はEBNAと相同的な53アミノ酸とベーク−ガラクト シダーゼと相同的な89アミノ酸を含んでいる。これらの抗血清は間接免疫螢光 法を使ってEBV感染細胞中の天然のBBNAを確認した。 ヘネシー(Hennessy)とキエフ(に1eff )の結果はE13NΔI R3@域の反復的性質に依存しているようだ、 pKH182−44により生成 する融合タンパク質はlR3領域(53アミノ酸)と相同的な比較的長いセグメ ントを含んでいる。それ故、融合タンパク質およびそのCNBr断片が抗原性の 決定因子を含んでいることは驚くに値しない。さらにヘネシー(Henness y)とキエフ(Kieff )は抗原性決定因子として働いているその断片中の 反復配列を同定しなかった。 ヘネシー(Hennessy)とキエフ(Kieff )は、人の血清中の抗E BNA抗体によって認識される物質を作ることができなかったが、そのデザイン のために臨床環境の中で使用するのは炉ねしいことである。EBNAに相同的な その融合タンパク質の53アミノ酸残基のセグメントは生理学的にも化学的にも ベータ・ガラクトシダーゼの一部である。それ故、その免疫学的性質はそこから 分離することのできないベータ・ガラクトシダーゼ分子の一部によってIfをう ける。事実、彼らの研究で使用される人血清の全てがベータ・ガラクトシダーゼ と反応し、ベータ・ガラクトシダーゼと吸着させ、遺伝学的に製造したタンパク 質に対する特異性をテストする前にこの反応性を除くような処理が必要となる。 遺伝子の正しい読み取り枠を決定し、臨床学的及び妙所」−の目的のために病原 に関係する抗原(免疫原)を大量に作る上での相互に関連した問題へのもう1つ の方法は、合成ポリペプチドの化学の使用である。抗原(免疫原)を作るこの方 法は一部に述べた遺伝子工学的方法よりも利点がある。合成ポリペプチド抗原は 天然のタンパク質の副産物やそのフラグメントは合まない。そしてそれらの使用 は望ましくない相互反応の可能性やへネジ−(Hennessy)とキエフ(K ie4f )の研究におけるのと同様nl1l/Iv試料の前処理の必要性を除 く。 合成抗原(免疫原)の開架や既知の特異性をもつ抗体を導入する為のそれらの使 用の一般的概念が1本られている一方、断定を許さないこの技術分野の広い領域 が残っている。これには少なくとも2つの理由がある。第1に、合成抗原(免疫 原)は必ずしも、その自然の環境下でその本来のクンバク質と免疫反応する抗体 を誘導しない。 第2に、ウィルスタンパク質のよ・うな天然に生ずる免疫原に対する宿主の天然 の抗体は、その免疫原のアミノ酸残基配列に対応するポリペプチドとほとんど免 疫反応を起こさない。この後者の現象は必須の2次、3次構造を欠いている短か い線状ポリペプチドの結果であると信しられている。 タンパク質に作られるべく抗体によるペプチドの結合に関する研究の多くは、ベ ンジャミニ(Benjani旧、E)等による″微生物学や免疫学における現在 の1−ピックス”の58巻、85〜134夏(1972年)のレヴユー・にまと めである。抗体結合におけるペプチド構造の役割はグツドマン(Goodman 、 J、W、)によって“免疫化学”6巻、139−149頁(1969年)に 強調されている。 抗体結合にペプチドの配列のどのような変化が影響するかに関する研究の多くは 抗体結合部位の構造が重要な役割を果たすことを示すことにより説明している。 それらの研究におりる配列や構造の変化の影響は相互に混合し分離するのが難し い、それらの研究のいくつかは、その結合に影響する抗原における構造上の変化 により、等しく良く説明されている。 分子レベルでの抗体応答は限られた配列(−次構造)の、限られた横費(2次、 3次構造)での抗原の結合を意味している。タンパク質抗原に対する免疫応答は 伝統的にクンバク質の一次、二次もしくは三次構造に対して起こるものとして説 明されてさている。 この古典的図式は、生理学的温廟及び溶液における全横1告がよく分っているも のに対してはいくらかの正統性をもつかもしれない。 しかし、その正統性はより動的な構凸をもつペプチド抗原に対しては疑がわしい 。 いくつかのグループが絹のフィブロイン(アンダーマン(Anderson)等 分子生物学雑u67巻、 459〜468 N (1972年))とコラーゲン (アンダーマン(Anderson)等B、B、R,C,39巻 802−80 8頁(1970年)、ドイル(Doyle)等分子生物学雑誌51t547〜5 91(1970年))のモデルとして合成したグリシンとアラニンもしくはグリ シンとセリンの反復配列のポリマーの構造的研究を報告し7た。最も系統的研究 は、公式(^Iax−Glyy)においてx−1,y=1.2そして3.またx =2.y=1.2そして3及びx−3,y−3であるようなホモポリマー的ブロ ック反復ユニッ1−をもつ一連のブロックホモポリマー的ポリペプチドの合成を 報告しているブラック(Brack )等の“生体高分子11巻563〜586 i(1972年)の研究がある。 この後者の研究から報告された結果は、固体状態ではほとんどアラニンからなる ホモポリマーは、α−ヘリックスであるが、はとんどグリシンからなるホモポリ マーは無秩序であることをや)】告している。/8液中では、ポリアラニンはα −ヘリックスであるが、ポリ−(Ala 2− Gly 2 )はベータ反平行 型であると報じているやよりグリシンに冨むポリマーはα−ヘリックスでもβ− fjl造でもない他の固定した構造をもつと言われている。 ブラック(Brack )等によって報告されたグリシンとアラニンのホモポリ マーブロックは活性なエステル型のカルボキシル基を末端にもつグリシン残基を 有する2から6個のペプチドの反復ユニットの縮合重合により調すされた。2か ら68までの重合度がポリ(Ala −Gly 2 )に対して報告された。 ぞれらの研究に用いられた溶媒が例えば、水やリン酸禮術食塩水のよ・うな生理 学的に許容できるものではなかったとしても結果は次の二点を説明している。( 1)構造の変化はポリペプチドの配列の変化とともに起っている。(2)また構 造の変化は溶液から固体状態への変化の間に起っている。 電型−97−製廟 本発明はエプスタイン・バールウィルス核抗原(EBNA)と免疫反応を起こす 抗体の仕産を誘導する能力のある合成ランダム共重合ポリペプチドを企図したも のである。ランダム共重合ポリペプチドは約6から約40の、また好ましくは約 15から約20のアミノ酸残基を含んでおり、左から右に署かれた配列はアミノ 末端からカルボキシル末端の方向であり、公式−cry−R’ −Gly−R2 −Gly−−で現されるアミノ酸残基を含んでいる。そこでの個々に取り上げら れているR1とR2に割り当てられたアミノ酸残基は同じであっても異なってい てもよい、そして、R1とR2が両方ともグリシンでなければ、アラニン、アス パラギン、アルギニン、グリシン、ロイシン、プロリン、セリン及びスレオニン からなるグループから選らばれる。ポリペプチドは少なくともモル分率25のグ リシンを含んでいて、キャリヤーに結合され、ホ乳動物宿主の中に有効g導入さ れるとEBNAと免疫反応し抗体の生産を誘導することができる。 本発明の好ましいポリペプチドは次のものからなるグループから選択されるアミ ノ酸残基を含んでいる。 1i1 − Gly −八rg −Gly −^rt’、−GIV 11ii1  − Gly −Asn −Gay −Leu −Gly ;1iii1 −  Gly −Ser −Gly −Ser −Gay 。 ひとつのより好ましい具体例はR1がアラニンでR2も■Iアラニンであり結果 としてポリペプチドば−Gly −Ala −Gly −Ala −Gly−の 配列をもつ。 もう一つの好ましい具体例はR1はアラニンでR2はグリシンの場合で、結果と してポリペプチドは−Gly −Ala −Gly −Gly −Gly−の配 列をもつ。 またもう一つのより好ましい具体例はR1がグリシンでR2がアラニンの場合で 、結果としてポリペプチドは−Gly −Gly −Gly −Ala −Gl yの配列をもつ。 好ましいアミノ酸残基の配列は左から右にアミノ末端からカルボキシル末端へと いう方向で表わされる次にあげるもの、及び薬学的に許容されるその塩及び抗原 的に関連するその変化物からなるグループから選ばれる配列をもつ。 −Arg −Ala −Arg −Gly −八rg −Gly −Arg − Gly −Arg −Gly −Glu −Lys −Arg −Pro −N et −;−lie −Met −Ser −Asp −Glu −Gly − Pro −Gly −Tbr −Gay−Asn −Gly −Leu −Gl y −Glu −;−Pro −Gly −Ala −Pro −Gly −G ly −Ser −Gly −Ser −Gly −Pro −; また、それに対応するポリペプチド自体好まれるものは、すなわち、H−Arg  −Ala −Arg −Gly −Arg −Gly −八rg −Gly  −Arg −Gly −Glu −Lys −Arg −Pro −Met − OH;H−11e −Met −3er −Asp −Glu −Gly −P ro −Gly −Thr −Gly −Asn −Gly −Leu −Gl y −Glu −OH;H−Pro −Gly −Ala −Pro −Gly  −Gly −5et −Gay −3et −Gly −Pro −OH; 及びその薬学的に許容できる塩及びその抗原的に関連する変化物である。 特に好ましい具体化物では、合成ランダム共重合ポリペプチドは約8から約40 の、また特に好ましくは約15から約20のアミノ酸残基をもち、以前に定義し たcry−R3−cry −R’−cryのアミノ酸残基配列をもっている。ま たこのポリペプチドは、(8) 少なくともモル分率50%以上のグリシン残基 を含んでおり、tb+ キャリヤーと結合し、ホ乳動物の宿主中に幼果的な9が 導入されるとL’、 D N Aと免疫反応を起こす抗体の生産を誘導する能力 があり、tC1大然のE B N Aにより導入された人の抗体と免疫反応する ことができ、そして+d+ さらに左から右に7ミノ末端からカルボキシル末端 への方向で書かれた次に示す式で表わされるオーバーラツプする6ケのアミノ酸 残基配列をもつ。 −Gly −Ala −Gly−Gly−Ala −Gly −特に好ましいア ミノ酸残基配列は、左から右にアミノ末端からカルボキシル末端という方向で書 かれ、次にあげる式で表わされる配列及びその薬学的に許容できる塩さらにその 抗原的に関連する変化物からなるグループから選択される配列をもっている。 (i) −Gly −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −G ay −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Gl y −Gly −Arg −;(ii)−Lys−Gly−Thr−1目5−G lyGly−Thr−Gly−Ala −Gly −Ala −Gly −八I a −Gly −Gly −Ala −Gly−Ala Gly −1 (iii ) −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Gly  −八la −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly  −Gly −Gly −Ala −Gly −Gly Ala Gly; (iv) −Gly−Gly −Ala −Gly −Gly −Ala −G ly −Gly −Ala−Gly −Ala −Gly Gly −Gly  −Ala −Gly −;(v) −Gly−一部la −Gly −Gly  −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Gly −Ala − Gly −Gly −Ala −Gly −Giy −;(vi) −Gly− Gly−Ala −Gly −Ala−Gly−Gly −Ala −Gly  −Ala−Gay −Gly −Ala −Gly −Gly −GLy −A la −Gly −Ala −Gly −; (vi) −Gly −Gly −Gly −Ala −Gly −Giy − Ala −Gly −八la −Gly −Gly −Gly −Ala −G ly −Ala−Gly −;(viii) −Ala −Gly −Gly  −Ala −Gly −八Ia −Gly −Gly −Gly −Ala − Gly −Ala −Gly−;また、さらに好ましいそれに対応するポリペプ チドは、すなわち(i) I(−Gly −Gly −Gly −Ala −G ly −Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gl y −Gly −Gly −Gly −Arg−Of(;(ii) H−Lys  −Gly −丁hr −11is −Gly −Gly −Thr −Gly  −Ala−Gly−Ala −Gly−Ala−Gly −Gly −Ala  −Gly −Ala −Gly −OH; (iii ) H−Gly −Gly −Gly −Ala −Gly −Gl y −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Gly −Ala  −Gly −Gly −Ala −Gly −0■(: (iv) H−Gly−Gly−Ala −Gly Gly −Ala −Gl y −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Ala  −Gly −0!(;(V) H−Gly −Ala −Gly −Gly  −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly−Gly−Ala −Gl y −Gly −Ala −Gly −Gly −OH;(vD H−Gly  −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly−Gly−^18−cry −^1a −Gly−Gly−Ala −Gly −Ala −Gly −Gl y −Ala −Gly −Ala −Gly −OH;(vii ) H−G ly −Gly −Gly −Ala −Gay−Gly−^1a−Gly − Ala −Gly −Gly −Gly −Ala−Gly−Ala −Gly  −OH;(viii) H−Ala −Gly −Gly −Ala −Gl y −Ala −Gly −Gly −Gly Ala−Gly−Ala 7G 1y −OH;及びその薬学的に許容できる塩及びその抗原的に関連する変化物 である。 また本発明は、その反復ユニットの少なくとも1つが上に述べたポリペプチドで あるような多数の結合した合成ポリペプチド反復ユニットをもつ合成多重合体を も企図している。そのポリペプチド反(夏ユニットはアミド結合によりヘッド・ トウー・テイルを速成で結合していることも考えられる。他方、その合成ポリペ プチドモノマーが、分子内、ポリペプチド間のシスティンのジスルフィド結合の ようなアミド結合以外結合によって重合性多重合体を形成するような結合をする こともできる。 もう1つの具体例では、本発明のポリペプチドの有効量がEI3NAと免疫反応 を起こ1抗体をj誘導する能力のある接種物を形成するのに生理学的にかなった 希釈剤中で使用されている。抗体の産生に対して使用されるのに加えて、この発 明の接種物は細胞表面J1でFillNAもし、くはその断片を発現するリンパ 細胞に対する活性のある免疫性を導入する手段として人のワクチンとして1重用 することができる。 11:たもう1つ別な具体例としては、受容分子はEBNAと免疫反応A゛るこ とかできる抗体結合部位をもつように企図されている。その受容体は上記の合成 ポリペプチドそれ自身か結合体としてそれを含む合成免疫原に対して生している 。 rEたEI3NAの存在を検定する診療システムについても考えられている。、 −のシステムは上述の受容分子とEBNAと結合部位との免疫反応の信憂を指示 する手段と苓含んでいる。 さらに体内成分中でのEBNAに対する抗体分子の存在を検定する診療し・ステ ムも考えられている。そのようなシステムは上述の特に好ましい:tンダム共重 合合成ポリペプチドとEBNAに対する抗体分子とポリペブチ1′との免疫反応 を信号化する指示方法とから成る3、さらに好ましい具体例では このシステム はまた、特に好ましいポリペプチドを固定しまた固体7トリノクスを含む固体支 持体も含んでいる。免疫反応を起こした抗体分子のイソタイプを同定する手1立 もtたそのシステムに含まれている。 さらに、その細目包表面でE、 B N Aを発現するB−リンパ細胞に対する 受動的免疫に関する調製物も考えられている。その調製物は生理学的ム゛二かな った希釈剤中、上述の受容分子の有効量を含んでいる。 ホ乳動物宿主に導入されると、その調製物は細胞表面でEI3NAを発現するB リンパ細胞の宿主に対する影響を少なくする能力がある。 図の簡単な鋭吸 図の中では本発明の公開の一部を形成している。 図1はポリペプチド(F)、(B)及び(E)の円二色性スペクトルをプロット したものである。これらのポリペプチドはまたここでは各々F13.F62及び F]2と呼ばれている。各々のスペクトルは1ミリリットル当り1ミリグラム( ar/ml)の?Jlりの生理学的溶液(リン酸緩衝食塩水)中のポリペプチド の10回連続測定したものの平均したものである。旋光性はミリラジアンで表現 され、ナノメートル(n m )で表わされた偏光の波長に対してプロットしで ある。ポリペプチドF(R13)の比較的特徴のないプロットはこのサイズのペ プチドで通常得られるランダムな構造を示している。 ポリペプチドB(R62)でみられる谷とピークのスペクトルは比較的に安定な 2次構造、たぶんβ−シートに特徴的なものである。 データは示されていないが、ポリペプチドP2F、P60.F14及びR15は 本発明のより好ましいポリペプチドが生理学的溶液中で同様な安定した構造で存 在していることを示すたいへん類偵したスペクトルをもっている。ポリペプチド E(F]2>のスペクトルは、そのような構造に部分的に負っていることを示し ている。 図2は、合成ポリペプチドC(T’60)と13(R62)に対するウサギの抗 ペプチド抗血清を使用したEBV−形質転換W I −L、 2細胞の全細胞抽 出物のニトロセルロース免疫プロットの写真である。 以前に抗EBNA陽性、つまり抗EBNA抗体をもつと決定された人の血清(患 者T、Iから)を、1:20の希釈でレーンAに陽性コントロールとして使用し た。カサギの抗P−60(C)血lnは1;50の希釈で(レーンB)、ウサギ の抗−R62(B)血清はl:10の希釈で(レーンD)で、天然のEBNAを それらが認識することを示す陽性コントロールとして同様のバンドと免疫反応さ せた。 レーンA−Gは図の下に示しである。抗−R60血清によるrE BNAの認識 は、免疫プロッティングの1時間前にグリシン]・ル当り40マイクログラムの ポリペプチドP60と共に50分の1に希釈した抗P60血清をインキュベート することにより妨害される。(レーン3)6同様に、抗Pに2血清によるEBN への認識は免疫ブr17テイングの1時間前に40μg/mlのポリペプチドP 62とともに10分の1に希釈した抗P62血清をインキュベートすることによ り阻害された。 R60とR62の抗原的関係はレーン6と7に示されている。レーン6はEI3 NAバンドと免疫反応を起こした10分の1希釈の抗P62血清を示している。 レーン7では、EBNAバンドと抗P62血IIvとの免疫反応性が免疫プロッ ティング1時間前に40μg/mIのポリペプチドP60とインキュページ噌ン することにより阻害されている。 図3は溶液中での競合するポリペプチドによる患′M101+のEBNA陽件の 血?n中の抗G2血lRの活性の阻害を説明したグラフである。固相標的として ポリペプチドP62を使うイライラ法は、イライラ法で使用する前にポリペプチ ドP27.P62.P60.R89乃びFl(iの各々と1時間前処理をした患 者1011の血清を使、って行なわれた。またポリペプチドP27.P62.P 60.R89,PIGはここではそれぞれA、[3,C,D及びGと呼んでいる 。抗ポリベブ千1′活性率がミリリットル当りマイクロダラム表示での競合する ポリペプチド濃度に対する縦座標としてプロットしである。 図4は実証された伝染性単核症の場合におけるEBNA (点線。 O)とポリペプチドP62 (実線、・)に対する抗体出現の平行した時間経過 を示すグラフである。連続的血清を臨床着手後に採集し、右側縦座標にカタラ/  (Catalano)等が臨床研究雑誌(J、 C1jn。 Invest)の65巻123B −1242頁に報告した手順に従つた抗EB NA活性の測定の目盛がうっである。又血清試料は本発明のイライラ法の中で、 左縦座標に示されているよ・うに固相標的としてポリペプチドP62を使って検 定した。そこでは405ナノメーターでの吸光度がプロットしである。 図5は、ヘンル(Henle + G )等により、感染病唯u (J、 In fect。 Dis )の13oS、23】頁(1974年)に述べている古典的へCIF法 による検出を使って、抗EBNA (点線、0)と比較したポリペプチドP62 (実線、・)に対する抗体の初期検出を説明する2つのグラフからなっている。 連続的血清は臨床的に実証された伝染性単核症をもった2人の患者(#14、上 のパネル、#2、下のパネル)から採集した。血清は上述のカタラノ (Ca  ta Iano)等で報告しである方法で抗E B N A /rli性を滴定 した。抗ポリペプチド活性は、図4で報告しである活性をもつ、固相標的として のポリペプチドP62を使い、本発明のイライラ法を用いて測定した。 エプスタイン・バールウィルス(EBV)が感染した人間はつ・イルスにより形 質転換したBリンパ細胞中に存在するウィルス骨核抗原(EBNA)に対する抗 体を産生ずる。人中のEBNA及び抗EBNA抗体を検定するのに用いられてき た従来の臨床的手法は面倒臭いものである。さらに、細胞培養からのEBNAの 精製に対する現行の操作は大量生産に簡単に通用できるものではない。 本発明は現行の方法論のいくつかの問題点を解消する合成ポリペプチド技術の利 用を考えた。短かい合成ポリペプチドは免疫学的に天然のクンバク質に関する模 擬の抗原決定素となりうるし、その為天然のタンパク質を認識する予め分った特 異性をもつ抗体を産生するのに用いることができる。 “免疫学的模I9法”という言葉は、ここでは、本発明の免疫原性ポリペプチド はその誘導ポリペプチド及び本来のタンパク質の同じ配列部位に結合する抗体の 産生を誘導するということを意味して使われでいろ。この現象は実験的にも臨床 的にも利用することができる。 ′r験的に、合成ポリペプチドに対する抗体はDNAの読み取り枠を決定し、さ らにIE i(N Aのような臨床学的に¥A要なタンパク質のアミノ酸残基配 列を確定するのに使うことかできる。臨床学的には、合成ポリペプチドに現わさ れた予め分っている特異性をもつ抗体はat+折りの、あるいは、γ6療上の「 1的で使用することができる。 以前にヘラ−(I(eller)等はEB N Aをコードする遺伝子を含むD NAヌクレオチド配列を報告した。i皮等は、もしこのDNAがタンパク質に翻 訳されたら、その三種の可能な読み取り枠は、それに応して、111 セリン、 アルギニン、グリシン、 1iil グリシンとアラニン、及び1iiil グ ルタミン、グルタミン酸塩及びグリシンの三種のみからなる200以」二のアミ ノ酸残基からなる[R3タンパク質領域をコードしているだろうと予想している 。 Er3NA遺伝子中の可能な終止コドンの分布を考え合せると、IE 13 N  A分子の報告されている化学的性質は、lR3は最初にグリシンとアラニン残 基を含んでいることを示している。この示差を検定するために、グリシンとアラ ニンのランダム共重合体であるlR3をもつCr5NAタンパク質に基本的に対 応しているアミノ酸残基をもつ短かいポリペプチドを合成した。 本研究で用いた一連の小合成ポリペプチド(長さ5〜21アミノ酸残基)は、メ リフィールF (Merrif 1eld)とメリフィールド(Merrifi eld)等により、米国化学会is (J、 Am、 Chem、 Soc、) の85巻2149〜2】54頁(1963年)に報告された固相法を用いて合成 した。その配列は、[EBNAの提唱されたlR3領域の中がその丁度外側から の色々な領域を示すように選ばれた。 ここで7Iう“合成”というH葉は、そのポリペプチド分子もしくはポリペプチ ド反1ν単位は化学的¥段、つまり遺伝子T学的技術によるような、生物学的に 作られるというよりもむしろ化学的な合成によって組み立゛ζられるということ を意味している。このように、本発明を具体的なものとする合成ポリペプチドに 天然に存在するタンパク質やその断片は含まれていない。 又、化学的に合成したポリペプチドはタンパク質の臭化シアンの作用により作ら れるような天然に存在するタンパク質の分解産物とも違う。望ましいポリペプチ ドを得る為に連続的にアミノ酸ブロックを付加してい(、よく知られている同相 化学合成法は、有利な合成法で、以下により詳しく議論されている。 ここで示される全てのアミノ酸は天然のもの、もしくはL体である。標準的なポ リペプチド命名法に従って、アミノ酸の略号は以下のようにする。 記 命−アコ−仁醜 F Phe L−フェニルアラニン M Met L−メチオニン P ・ Pro L−プロリン K Lys L−リジン HHis L−ヒスチジン Q Gln L−グルタミン E Glu L−グルタミン酸 Z Glに L−グルタミン酸又は L−グルタミン W Trp L hリブ1−ファン RArg L−アルギニン I) Asp L−アスパラギン酸 N Asn L−アスパラギン B Asx L−アスパラギン酸又は L−アスパラギン CCys 、 L−システィン 本発明は約6〜約40の、より好ましくは約15から約20のアミノ酸残基を含 み、左から右へ、アミノ末端からカルボキシル末端の方向に−Gly −R’  −Gly−R2−Gly−の配列を含む合成ランダム共重合ポリペプチドを考え たものである。ここでR1及びR2はいずれもcryの場合を除いて、各々重複 も含めて、Ala 、 Asn 。 ^rg、GIy、しeu 、Pro 、Set 、 Thrから選ばれたアミノ 酸残基である。また、このポリペプチドは少なくとも25%モル分離のグリシン 残基を含み、キャリヤーと結合したとき又はホ乳動物宿主中にその有効量が導入 されたとき、EI3NAと免疫反応を起こす抗体の産生をうながす。 ひとつの好ましい具体例では、R1とR2が双方ともアルギニンであり、その結 果、そのポリペプチドは−Gly −Arg −Gly −Arg−cry−の アミノ酸配列をもっている。又、もう一つの好ましい具体例は、R1はAsnで R2はLeuでその結果、そのポリペプチドは、−Gly −Asn −Gly  −Leu −Gly−のアミノ酸配列をもっている。 又、さらにもう一つの好ましい具体例はRI、R2共にSetで、その結果、そ のポリペプチドは、−Gly −Set −Gly −Ser −Gly −の アミノ酸残基配列をもっている。 好ましいアミノ酸残基配列は左から右に、アミノ末端からカルボキシル末端の方 向で次の表示で示される配列、−^rg −Ala −Arg −Gly −A rg −Gly −Arg −Gly −八rg −Gly −Glu Lyg  −、Arg −Pro −Net −i−lie −Met −3er −A sp −Glu −Gly −Pro −Gly −Thr −−Pro −G l −Ala −Pro −Gly −Gly −5er −Gly −3er  −Gly −Pro −; 又は、その薬学的に許容できる塩、もしくは、抗原的に関連したその変化物を含 んでいる。 さらに好ましい具体例は、R1及びR2がAlaもしくはcryである。例えば 、R1はAlaでR2もAla、R’はAlaでR2がcry 。 そしてR1がGtyでR2がAlaであるやさらに好ましい具体例は、次のもの からなるグループから選ばれた式により現わされる5つのアミノ酸残基配列を含 んでいる。 fil cry −−八Ia −Gly −Ala −GIy ;1:l −G ly −Ala −Gly −Gly −Gly 11iiil −Gly − Gly −Gly −八la −Gly −。 “ランダム共重合体”という−8葉は通常使われている意味で使われている。こ のように、そのポリペプチドは、異なるアミノ酸残基の1.<ilJユニ、1・ を多く含んでいるという意味で共重合体である。その共重合体はそのポリペプチ ドの個々のアミノ酸残基が、アンダーソン(Anderson)等、ドイル(I loyle )等、又はブラック(Brack )等が以前に調整した交互共重 合体やブロック共重合体の反復配列にみられるような特殊な反復配列として存在 しないという理由で交互もしくはブ1コック共重合体に比べて、ランダムである 。 このように、そのポリペプチドが連続する反復配列−Ala −Gly−八la  −Gly Gly −Gly =Ala Gly−Gly−をもつときそれを R62(表2)と呼ぶとしても、そのポリペプチドのカルボキシル基末端は一Δ 1a−G1.y−ペプチドを含んでいる。結果として、ポリペプチドを通して反 i3iするアミノ酸残基配列はなく、ポリペプチドPG2はランダムコポリマー で、ブランク(Black )等により調製されたポリ (Ala X Gly  X )や、アンダーソン(Anderson)等によりjlHJされたポリ  (Set −Gly )のような、そのポリマー全体に渡って特殊なアミノ酸残 基配列の同じブロックの反復をもつようなブロック、1いh合体でもない。 本発明の合成ランダム共重合ポリペプチドは、しばしば単に“ポリペプチド”と か“合成ポリペプチド”というように使われる。この使用は簡潔さの為である。 ここで使われている“抗原的に関連した変化物”とは少なくとも抗原決定因子の 一部をもち、それ赦免疫学的反応性を有する、全体としてみたら種ケのアミノ酸 残基配列をもつポリペプチドを示している。 ここで使われている“抗原決定因子”とは同じ又は関連した抗原もしくは免疫原 により誘導される各々の抗体(免疫グロブリン)分子と特異的に相互作用を起こ すのに役立っている分子の構造的要素を示している。 ここで用いられる“免疫原的決定因子”とは、抗原として用いられたとき免疫原 と結合する抗体結合部位イディオタイプを含む抗体の宿主中での誘導に役立って いる分子の構造的要素を示している。 ここで用いられている“抗原”とは抗体により結合される実体を意味する。 ここで用いられている“免疫原”とは、宿主動物中で抗体の産生を誘導する実体 を述べている。いくつかの例においては、抗原と免疫原は同一物であるが、一方 、別な例ではその二つは異なっている。 例えば、以下に述べるように、ポリペプチドP62は、ウサギの体内での抗体の 産生を誘導するのに使われるのでひとつの免疫原として使われている。抗原とし て使われるときは、そのようにして誘導された抗体がポリペプチドP62と結合 する。つまり、ポリペプチドP62は免疫原でもあり抗原でもある。抗EBNA 抗体は、抗原としてのポリペプチドP62に対してと同様に免疫原でもあり抗原 でもあるEBNAと結合する。 本発明の好ましい具体例は、表1に示されている合成ランタン・共重合ポリペプ チドP89.F]2.R13と、その薬学的に許容できる塩及びその抗原的に関 連した変化物である。それらのポリペプチドは各々、R1とR2が以下のように 定義される一Gly−R’−c+y−R’−cry−のアミノ酸残基配列をもつ 。つまり、各ポリペプチドは少なくともモル分率25%以上のGlyを含む、そ して各々が前に述べたようなE 13 N Aに結合する抗体を誘導する能力を 有する。 表 1 合成ポリペプチドの配列 Gry −八1a−Gly −Ala −Gly −Gly −Gly −Gl y^rg−011 R89(D) [(−Arg−Ala−^rg−Gly−^rg −Gly − Arg。 Gly −八rg −Gly −Glu −Lys −Arg −Pro −M et−OH; R12(E) H−11e−Met−3er−^sp −Glu −Gly P ro−Gly −Thr −Gly −Asn −Gly−Leu −Gly  −Glu−011; FI3 (F) H−Pro−Gly−Ala −Pro −Gly −Gly  −Ser −Gly −5er −Gly −Pro −OH;R27(A)  H−Lys −Gly −Thr −11is −Gly −Gly −Th r −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly −八Ia −Gly  −Gly−Ala −Gly 〜^la −Gly −OH;Pf32 (B ) H−Ala −Gly −Ala −Gly −Gly −Gly −Al a −GIy−cty−Ala −Gly −Ala −Gly −Gly − Gly−Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −011;FI4  H−Gly −Gly −Ala −Gly −Gly −Ala 〜Gly  −[;1y−Ala Gly−Ala −Gly −Gly −Gly −A la−Gly−011; F 15 tl−Gly −Ala −Gly −Gly −Ala−Gly− Ala −Gly −Gly −Gly −Ala −Gly−Gly−Ala  −Gly−cry−oH; R16(G) H−Gly −Gly −Ala−Gly−Ala −Gly  −Gly −八Ia −Gly −Ala−Gly −Gly −Ala −G ly −Ala−Gly −Gly −Ala−Gly−Ala −Gly − OH;* カッコ付の大文字はここでいくつかの図や表に出てくる対1芯するポ リペプチドを示すのに使われている。 ポリペプチド/抗ボリベブチドリセプター結合や結合阻害の研究結果は、以下の セクション1Dで議論している。これらの結果はそのポリペプチドの間での配列 相同性の割合と関連する相互反応性や、相互阻害効果を説明している。例えば、 ポリペプチドP60は、R62と相同的な10ケのアミノ酸セグメントを含んで いる。ポリペプチドD2(表2)はポリペプチドP27.P60.P62.DI のセグメントと相同的な7ケのアミノ酸残基セグメントをもっている。この研究 で顕著な相互反応を示さなかったポリペプチドP89は、ポリペプチドP27. P62.60と相同的な配列をもっていない。 ざらに重要なことには、ポリペプチドP27.P62.P60゜Dlが共有する 8ケのアミノ酸残基配列は、少なくとも、すべての三つのランダム共重合ポリペ プチドに共通な1ケの抗原決定要素を含んでいる。それ故それらの三つのポリペ プチドは抗原的に関連する変化物となっている。さらに、その共有セグメントは 6ケのアミノ酸残基配列−cry−Ala −Gly −Gly−Ala −G ly−を含み、−GIy −R’ −cry−R2−cry−の式でR’及びR 2がAlaである一Gly −Ala −Gly −Ala−Gly−によって 表わされる重複配列をもっている。 ゛重複”によって、第2命名配列は第1命名配列の一部を含んでいることを意味 している。アミノ酸残基のこの重複は、1文字アミノ酸残基コードを使って、下 に示しである重複する“枠で囲んだ”、配列領域により、ポリペプチドP62で 説明しであるや共存する6ケのアミノ酸残基を含む配列及び重複する5ケのアミ ノ酸残基を含む合成ランダム共重合ポリペプチドは、本発明の特に好ましい具体 例を設定する。そのような特に好ましい具体例のうち、本発明の合成共重合ポリ ペブチ1′はやく8から約40の、好ましくは約15から約20のアミノ酸残基 を含んでおり、前に定義したアミノ酸配列−cry −R’ −Gly−R2− cry−に加えて、少なくともモル分率50%のG1y残基を含み、ia+キャ リヤーと結合してホ乳IJI物宿主内に有効量導入されると、EBNAと免疫反 応を起こす抗体の産生をうながし、[blそして、天然のEBNAにより導入さ れる人の抗体と免疫反応する能力のある、左から右ヘアミノ末端からカルボキシ ル末端へ、 Gly −Aha −Gly −Gly −Ala −Gly −の式で表わさ れる配列を含む。 特に好ましいアミノ酸配列は、左から右へ、アミノ末端からカルボキシル末端の 方向へ次の式で示される配列、(i ) −Gly−Gly−Gly−Ala  −Gly −Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala − Gly −Gly −Gly −Gly −Arg −1(ii) −Lys  −Gly −Thr −11is −Gly −Gly、−Thr −Gly  −Ala −Gly−Ala −Gly −八la −Gly −Gly −A la −GIy −八Ia −Gly −; (iii) −八Ia −Gly −八Ia −Gly−Gly −Gly − Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly −G ly−Gly−Ala −GIy−cry−Ala −Gly −;(iv)  −Gly −Gly −Ala −Gly −Gly −Ala −Gly−G ly−Ala −Gly −Ala =G1.y −Gly Gly −八la  −Gly −;(V) −Gly −八la −Gly −Gly −Ala  −Gly −Ala −Gly、−Gly −Gly −Ala −Gly  Gly−Ala −Gly −Gly −;(vi) −Gly −Gly − Ala −Gly−Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −Al a −Gly −Gly −Ala −Gly −八la −Gly −Gly  −Ala −Gly −八la −Gly −;(ν目) −Gly −Gl y −Gly −Ala −Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly −Gly−Gly−Ala −Gly Ala −Gly ;(vi ii) −Ala−Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gl y−Gly −Gly −Ala −Gly −Ala −Gly ;及びその 薬学的に許容できる塩、又その抗原的に関連する変化物を含んでいる。 アミノ酸残基配列の最初又は最後のダラシ1は、アミノもしくはカルボキシル末 端各々についてHもしくはOHのようなラジカルへの結合、もしくはポリペプチ ド鎖中に1ケ以上で総数40アミノ酸残基までの、さらなる配列を含んでいる。 また、その対応するポリペプチド自身が特に好ましい、すなわち、表1のポリペ プチドP60.P27.P62.R14,R15゜R16と表2中のDIとD2 及びそれらに対応する薬学的に許容できる塩とそれらの抗原的に関連のある変化 物である。 ここでいう“薬学的に許容できる塩゛とは、技術上よく知られている方法で調製 されるす1−リウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アンモ ニウムやその+1似物を含む薬学的産業で用いられている非毒性のアルカリ金属 、アルカリ土類金属及びアンモニア塩のことである。またその言葉は、通用でき る有機又は無機酸と本発明の化合物を反応させることにより一般的に調製できる 非毒性酸付加塩をも含む。 代表的塩には塩酸塩、臭素酸塩2硫酸塩、!11!硫酸塩、酢酸塩、オキザール 酸塩、バリレート、オリニー1−、ヴオレート、ベンゾニー(・、酪酸塩、リン 酸塩、トシル酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩。 フマル酸塩、コハク酸塩、タートレート2、サイズ 抗EBNA抗体が結合する能力に関する合成ポリペプチドの大きさのF5)2が 研究された。一般的にはポリペブチ1゛の大きさが減少するにつれ、抗体の結合 能も減少することが分っている。 アミノ末端から最初の9ケのアミノ酸残基が直接反復している20ケのアミノ酸 残基からなり、アミノ酸基基金−文字コードで表2に示しである配列をポリペプ チドP62は含んでいる。以下の表2に示しであるよらに先行するアミノ末端ペ プチドからアミノ酸残基3ケが欠けてポリペプチドD1.I)2.D3を与える ようにPO2に相同的な一連のポリペプチドを合成した。それゆえ、PO2の配 列対称性が多い領域はDl、I)2.D3のポリペプチドには欠けている。 表 2 ポリペプチド 命名記号 ア ミ ノ 酸 配 列 DI : GGGAGGAGAGGC;AGGAGD2 F AGGAGAGG GAGGAGD3 j AGAGGGAGGAG A8 j AGAGGGAG A9 : GAGAGGGAG # 1文字コードをつかったポリペプチド配列は左から右ヘアミノ末端からカル ボキシル末端の方向で示されている。 * ポリペプチドP62中の入量体の直接反復の結合個所。 Dシリーズのポリペプチドの3種のヒトの抗EBNA血liI及びウサギの抗P 62血清との免疫反応を以下に述べられているイライザ法の固相中でのポリペプ チドを使って研究した。Dlに結合する抗体は、全ての試験された血清に対する 元のポリペプチドP62に結合する4)のとほぼ同じであった。それに対して、 ウサギの抗P62以外、いかなる血lnに対しても固相D3は結合しなかった。 D2に対する結果は中間的なもので、試験した血清に依存していた。このように 、このシリーズのポリペプチドの抗体認識は、ポリペプチドの起さが20から1 1アミノ酸残基に短かくなるにつれ、減少していった。 抗体結合が全ての血清に対して減しているという事実は、そのポリペプチドが2 ケの抗原決定因子を含み、そのうちの1つが配列の欠t11による影響をつけて いるために、特異的抗原決定因子が連続的アミノ酸残基の除外により欠tri  している可能性を示している。また、PO2の配列対称性は、反復の結合部分は 除いて、PO2中に存在する4から8アミノ酸残基のすべての配列がD3中にも 存在することを保証している。 イライザ法中の固相に結合しているポリペプチドの構造変化は抗体の認識の(m 制に寄りしているかもしれない。この可能性は溶液中での競合するポリペプチド のf′I!度変化全変化って、固相に結合したPO2へのいくつかの血清の結合 (免疫反応)を阻害することで研究した。抗血清は、PO2でコーティングした マイクロタイター板に加える前に、免疫反応(結合)を起こすのに十分な予め決 められた時間ポリペプチドP62.D1.D2及びD3の溶液と混ぜ合せ、反応 (インキュベート)させた。5人の患者からの血清を使ったこの研究結果は下の 表3にまとめである。 表 3 ペプチドP62*への抗体の結合を50%阻害する競合ポリペプチド濃度 − 競合ペプチド (マイクログラム/ミリリットル) 血清 PO2DI D2 D3 TJ O,050,050,1200 VM O,30,30,43 CV O,10,10,11O N6 0.6 0゜6 0.6 3 JC111500 *これらの測定に使われたイライザ法の操作はセクションIEf21とIIDに 述べである。 R62への抗体の結合に関するポリペプチドD1の阻害的作用は、R62自体の 阻害効果と区別できないと考えられている。これは試験したすべての血清に対し て正しい。 ざらに興味深いことに、ポリペプチドD3は、より長いポリペブチ1.とほぼ同 様にいくつかの血清VM及びN6を阻害した。この強い阻害効果は、これらの血 清のどれもがイライザ法中の同相に結合したD 3への結合を示さなかった事実 にもかかわらず起った。これらのデータは、そのポリペプチドはマイクロタイク ー板のプラスチックの表面に結合するとき、必要とする二次構造を維持するのに 必要な少なくと615アミノ酸残基以上の長さのものでなければならないことを 示すと信じられている。 認識に必要な最小の抗原サイズは、ポリペプチドA5.A6゜A7.A8.A9 についても研究した。表2に示したとおり、ポリペプチド八5は5ケのアミノ酸 残基をもち、一連の八6から八9の各メンバーは、A9の9残基にいたるまで先 のポリペプチドに1アミノ酸残基ずつ長さを増している。試験した抗面清ば、以 下に述べるイライザ法中のマイクロタイター板に結合しているときのこれらのポ リペプチドとは免疫反応を起こさなかった。 固相PG2へのヒ1−の抗IF、 B N A抗体の結合を阻害するAシリーズ のポリペプチドの能力に関するデータは以下の表4に示しである。 表 4 1ミリリットル当り100マイクログラムの1度でおこるペプチドP62への抗 体結合lI?I害率活性阻害率(%) 血清 A5 A6 A? A8 A9 TJ 96 80 91 74 3] VM 93 81 51 +7 9 CV 92 93 93 72 20 JC949260BB 74 S62 86 96 89 95 78S60106109 93 84 53 車 これらの研究は表3に述べられているのと同様に行なわれた。 試験したほとんど全ての血清は、非常に高濃度必要だったけれど(R62又はD lと等価な阻害を生じるのにその100倍以上の濃度)、八9により阻害された 。ざらに、3つの血清がA8と免疫反応全起こし、阻害され、A7により阻害さ れたのは1つであった。 より短かいポリペブチ1′ΔG及び八5により阻害されたものはなかった。 このように、ポリペプチドサイズの減少と平行する免疫反応性の減少は2つの効 果によるものと思われる。fllAll−ズのポリペプチドに示されるように、 抗体の結合する抗原上の結合部位の欠損の効果、と、+21 Dシリーズのポリ ペプチドにより示されるように、そのサイズの減少によるポリペプチドの構造上 の変化、である。 3構 造 本発明における合成ポリペプチドの構造上の特性は、円二色スペクトロスコピー (CD)により研究した。ポリペプチドP27゜R60,R62,R13,R1 5,FI6のCDスペクトルを測定した。図1に部分的に示したデータは、好ま しいアミノ酸残基配列、でR1及びR2は以前に述べたようなもの、や−cry  −八Ia −Gly −Gly −八la −Gly −を含む本発明のポリ ペブチ1′は、20℃で生理学的fa?&の中では比較的安定な二次構造をとる ことを示している。これらのポリペプチドのiRj!l:な構造は比較的安定な ので、ヒトの抗EBNへ抗体活性はこの特別な構j♂に応答して起こると信じら れている。 ■3.4叫資本 本発明は、また、複数の結合した合成、ランダム共重合ポリペプチド反iy1ニ ットを含み、少なくともその1つがここで述べられているポリペプチドであるよ ・うな合成各市合体を考慮している。 単独もしくはキャリヤーと結合した本発明の多重合体は、ポ乳動物宿主中にその 有効量が導入したとぎに、E BN八に結合する抗体の産生を誘導することがで きる。アミノ酸残基配列がR1,R2が以前に定義されたものであるような5残 基−cry −R’ −Gry −R2−Gly−の配列と6残基−GIy−八 Ia −Gly −Gly −Ala −Glyの配列を含み、また少なくとも  50%のモル分;ドのグリシンを含む、本発明の侍に好ましい合成ランダム共 重合ポリペプチドを含むこれらの多重合体はEBNAにより誘導されたヒトの抗 体にも結合することができる。 このように、それらの構成ポリペプチドと同様に、本発明の多重合体は免疫原性 で、ヒ1−の抗EBNA抗体に対し抗原性である。それゆえ、これらの多重合体 は、以下に述べる診療上の方法やシステムに有効な抗EBNA抗体の産生をうな がすのに利用でき、又、迩切な診療上の方法やシステムの中で抗原として利用す ることもできる。 全多重合体のうちに、約35以下のアミノ酸残基しか含まない多重合体は典型的 には免疫原として使用するのにギヤリヤーに結合する。総数約35以上のアミノ 酸残基をもつこれらの多f「合体は典型的にはキャリヤーなしでも免疫原として 十分に使用することができポリペプチド多重合体は以前に述べた固相法をつかっ て、ヘット−トウーテイル方式で合成ポリペプチドモノマーを結合していくこと により合成することができる。例えば、1つの完全なポリペプチド配列がレジン 上に合成することができ、つづいて1つ以上の同しか又は異なるポリペプチド配 列を合成することにより、後にレジンから切り離され、ここで述べたように使用 する全多重合ユニット配列をもつものがつくられる。このようなヘット−トウー テイルポリベブヂド各重合体は約2から4のポリペプチド反1シュニットを含む のが好ましい。 共重合ポリペプチドのポリマーとして合成することができる。ここで用いられて いるように、色々な文法−Fの形の“ポリマー”という言葉はポリペプチド結合 により結合している複数の合成ランタン・共F立合ポリペプチド反復ユニットを 含むある型の多重合体として定義される。 本発明の典型的ポリマーはアミノ及びカルボキシル末端の両方に付加したシステ ィン残基を含む(diCysポリペプチド)、本発明のポリペプチドモノマーを つかって合成することができる。diCysポリペプチドモノマーは、酸化tQ 作をつかって分子内、ポリペプチド間にシスティンのジスルフィド結合を形成す ることができ、免疫原性、抗原性のポリマーを形成する。そのようにして作られ たポリマーは反復ユニットとして本発明の複数の合成ランダム共重合ポリペプチ ドを含んでいる。これらの反復ユニットは上記の酸化したシスティン(シスチン )残基によって結合する。 キャリヤーに対するポリペプチドの結合の目的のためや、ポリマーの合成のため に本発明のポリペプチド中に1もしくは2ケのシスティン残基が存在することは 、本発明のポリペプチド反復ユニットのアミノ酸配列を修正することとしては解 釈されない。 C2接種物 もう一つの具体例には、本発明のポリペプチドは、効果的な量が投与されたとき EBNAと免疫反応する抗体を誘導することができる接種物ヌばワクチンを作る ために薬学的に許容できる希釈剤でうすめられる。 ?f々の文法」二の型での言葉′接種物”は、ここでは、EBNAに対する抗体 を作るのに用いられる活性成分としての本発明のポリペプチドを含む混合物をい うのに用いられている。ポリペプチドが抗体を作るのに用いられるとき、そのポ リペプチドは単独の場合もあるし、キャリヤーに結合した形もしくは多重合体と して使われることが理解されようが表現の簡略化の為に、これらの選択を、以後 常に表現するとは限らない。 約35残基以下のアミノ酸残基を含むポリペプチドに対しては、抗体の産生をう ながすのにはキャリヤーを使った方が好ましい。キャリヤーに結合したポリペプ チドは、抗体を作るところで、実際に使われよう。 その接種物はEBNAを発現する細胞を検出する診療」−の検定に使用する為に 抗体を産生ずるのに使うことができる。その接種物により産生じた抗体は、その 細胞表面上でEBNAを発現するBリンパ細胞に対する受け身免疫を誘導するた めの準備に用いることができる。 fε々の文法型での言葉“ワクチン5は、ここでは、宿主動物の能動免疫を誘導 するのに使われる活性成分として本発明のポリペプチドを含むある種の接種物を いうのに用いられる。能動免疫は抗体の産生を含むので、ワクチンもしくは接種 物は同一の成分を含むことがあるかもしれないが、その使用法は異っている。は とんどの場合、ワクチン及び接種物の成分は、多くの動物で有用な補薬が人間で は用いられないことから異なったものとなる。 本接種物又はワクチンは、酸化したポリペプチド末端のシスティン残基を通して 互いに結合した個々のポリペプチドの重合体のような多重合体、又はキャリヤー に結合した結合体として本発明のポリペプチドを有効量含んでいる。しかし、表 現の簡略化の為に、本発明のポリペプチドの種々の具体化物はまとめて“ポリペ プチド”という言葉とその種々の文法型のものによって表わされいる。 投与当りの有効なポリペプチド量は、他にも考えられる中で、その技術分野では よく知られているとおり、接種される動物種、その動物の体重及び選択された接 種法に依存している。接種物及びワクチンは典型的には接種(投与)当り約10 マイクログラムから約500ミリグラムのポリペプチド濃度を含んでいる。キャ リヤーが用いられているときのポリペプチド量は、キャリヤーの重さを除いたポ リペプチドの市さを表わしている。 特別の実例接種物は以後与えられたキャリヤーとポリペプチドを加えた市さく結 合物の)で述べられている。 “投与当り”という言葉は、動物に対する1回の投与として適する物質的に分離 した単位を表わしており、その各々の単位は、必要な希釈剤、例えばキャリヤー 又は賦形剤と合せて望ましい治療上の効果を上げるのに必要と計算された予め決 められた量の活性物質を含んでいる。本発明の新たな投与に対する特許説明書は 、+a+ その活性物質の独創的特性と達成される特別な治療上の効果、とfb l 動物中で治療の為に使われるそのような活性物質を混合する技術に基づく制 限、を述べているものであって、それらは明細署に詳細に公開されて、おり本発 明の特徴をなすものである。 接種物は、典型的には乾燥した固体のポリペプチド結合物やポリペプチドポリマ ーを水や、食塩水、リン酸緩衝食塩水に懸濁することにより調製する。 又接種物は補薬も含むことがある。完全フレンド(Freund)補薬、不完全 フレンド(Frcund)補薬、みょうばんのような補薬はその技術分野ではよ く知られた物質であり、いくつかの業をから市販され本発明ポリペプチドにより 生ずる抗体及び誘導されるすべての抗体は、そのような抗体から作られる抗体結 合部位同様もう一つの本発明の具体化物を構成している。これらの分子はまとめ て受容体と呼ぶ。受容体は先に述べた接種物を使う免疫により、ネズミ、ウサギ 、ウマその他のホ乳動物中に生ずる。 適当なモノクローナル受容体、典型的には抗体そのものは、参考文献にその陳述 が組み込まれているところのナイマン(Niman )等らによって“米国科学 の進歩” (Pro、Natl、 Sci、、 U、 S、 A、 ) 。 80巻、 4949〜4953頁(1,983年)に述べられているハイブリド ーマ法をつかって調製した。簡単に、モノクローナル受容体を作るハイブリドー マを作るために、骨髄細胞又は他の自己増殖細胞系を本発明のポリペプチドで異 常免疫化されたホ乳動物の肺臓がら得られるリンパ細胞と融合した。 骨髄細胞系はリンパ細胞と同じ種由来であることが望ましい。典型的には、12 9 GIX“株のマウスは望ましいホ乳動物である。本発明で用いられるのに適 当なマウス骨髄細胞は、ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン感受性(H A T )の細胞系列P3X63−Ag8.653 (ATCCCRL 158 0) 、及びSp2 / O−Agl 4(ATCCCRL 1581)を含ん でいる。 #臓細胞は典型的にポリエチレングリコール(P E G) 1500ヲ用いて 骨髄細胞と融合させる。融合ハイプツトはHA Tに対する感受性で選択するこ とができる。本発明の受容体分子を産生ずるハイブリドーマは、以下に述べる原 料と方法のセクションITDに示す酵素結合免疫吸着検定法(EL[SA)をつ かって同定した。 モノクローナル受容体はハイブリドーマの上清から必ずしも取る必要はなく、望 ましいハイブリドーマを導入するホ乳動物の腹水から、一般的にはより高濃度で 得ることができる。腹水をつかったモノクローナル抗体の産生はよく知られてい ることであり、ここではこれ以上取り扱わない。 本発明の受容体はそれを生じさせたポリペプチドにも、また本発明のポリペプチ ドの免疫学的まれをする、対応するEBNA抗堂性決定部位にも結合する。この ように、本発明のポリペプチドは免疫原でもあり、抗原でもある。 本発明の受容体は、本来のEBhJ八分子八王子トープと比較して仕較的少ない エピトープしか、それらがもたない免疫原により生ずるという理由で、天然のポ リクローナル抗体と比べてオリゴクローナルと呼ぶことができよう、結果的に、 本発明の受容体はポリペプチドのエピトープと結合する一方、EBNAにより生 じた天然の抗体はIE B N A分子をとおしてエピトープと結合する。 表1で示したポリペプチドに対してウサギ中で生した本発明の抗体結合部位を含 む典型的な受容体分子はトービン(Towbin)等の一米国科学学会の進歩”  (Proc、 Natl、 Aead、 Sci、、 U、 S、 A)の7  fi巻4350〜4354 (1979年)の発表と、ビリンゲス(Bill ings)等の“米国科学学会の進歩” (Proc、 Natl、 Acad 。 Sci、+ u、s、 A)の80巻7104〜・7108頁(1983年)の 発表の免疫ブr1ノティング操作法を用いて研究した。さらに詳しいことは涼1 と方法のセクション(I+)に述べられている。 本発明の全てのポリペプチドは結合物としてタンパク質キャリヤーに結合し、以 後に述べるように接種物中にウサギへの有効量を導入することにより、ウサギの 抗ポリペプチド抗体を誘導することが分った。これらの受容体分子は、EBVで 形質転換したヒトのBリンパ体細胞系列W I −L 2、ラジ(Raj i) 及びダウン(Daudi )からfliJffされる本来のEBNAタンパク質 を認識する。 これらの研究のデータを一部図2に示す。コントロール実験として、IE r3  V感染に陰性なりリンパ細飽のタンパク抽出物(I3JAB細胞;スクリップ ス(Scripps > Dm床及び基礎研究所から入手可、う・ジョラ(La  Jolla )カルホルニア(CA))は抗ポリペプチド抗血清と反応するバ ンドは生じなかった。これらのデータは本発明の典型的な受容体分子はEBV感 染に特東的なタンパク質と免疫反応をおこすことを示している。加えて、本来の EBNAタンパク質に対するウサギの抗ポリペプチド抗体の免疫反応性は、図2 でも示されているように一つの抗原として使われる誘導性免疫原ポリペプチドに より阻害されよう。これらの結果は、特殊型の抗ポリペプチド抗血清はEBNA 抗λ性決定因子に特異的であることを示している。 ポリペプチドP62に対するウサギの抗ポリペプチド抗体はポリペブチFP27 .P62.P60及びP89の抗原性の比較を検討するために競争実験で使われ た。この抗体は以後に1玉べるイうイザ法中の結合型及び非結合型のポリペプチ ドと非常によく相互反応を起こした。固相のポリペプチドP62に対する抗ポリ ペプチド P62の結合は、その抗体を予めポリペプチドP62とインキュベ− 1・することにより98%阻害された。同様に、ポリペブチF P (i2に対 する抗ポリペプチドP 62の結合は、ポリペプチド■)60により81%、ポ リペプチドP27により36%の阻害をうけた。ポリペプチドP89は抗ポリペ プチドP62活性を全く阻害しなかった。 ヒトのEBV免疫血清もこの抗原決定因子を認識するかどうかを決めるために、 EBV−免疫したりニーマチ関節炎患者の血清(血清1011)をつかった競争 実験を行った。図3に示しであるその結果は、抗ポリペプチドP62をつかった ときのものと同様であった。これは、ポリペプチドP27.P62.P60が共 有している抗原決定因子はEBNAの天然の免疫原決定因子に類催していること を示しポリペプチドと前に述べたポリペプチドにより生ずる抗体及び抗体結合部 位(受容体);及び本発明の方法は免疫検定法のような給断上のテストにも用い ることができる。例えば、そのような診断上の技術には、酵素免疫検定法、酵素 増rfJ免疫検定技術、(E旧T)、酵素結合免疫吸着検定法(イライザ法)、 放射性免疫検定法(RIAL、螢光免疫検定法、単−又は二重抗体技術及びその 受容体もしくは抗原が何かの検出可能な目印又は検出手段でラベルしであるとい うその他の技術がある。一般的なものでは、マジオ(Maggio)の“酵素免 疫検定法” (Enzyme Lwmunoassay ) +CRC版、オハ イオ州クリーブランド(1981年)か、ゴールドマン(Gold*an M、  )の5螢光抗体法” (Fluorescent AntibodyMeth ods )アカデミツクブレス版、ニューヨーク州、ニューシーク(1980年 )を見よ。それらの方法を行なう際に有用なそれらの検定法及びシステムの特別 な例が以下に議論しである。 1、E[3NAの検定 身体試料中のEBNAの存在を検定する方法もここで考慮されている。一般的方 法では、検定される検体試料が準備され、本発明の合成ランダム共重合ポリペプ チドにより生ずる抗体結合部位を含む受容体分子と混ぜる。その混合物は検体試 料中に存在するEBNAと受容体分子が免疫反応するのに十分な予め決めた時間 維持する。 それからE!3NA分子が検定した検体試料中に存在するか否かを決める為に免 疫反応量を測定する。 本発明の1つの具体化したものとしてキットとなっている実例で示される診断シ ステムは1パツケージ中の本発明のポリペプチドにより生ずる抗体、潜在的全て の抗体及びFabやF(ab)’z抗体領域のような抗体結合部位のような本発 明の受容体分子を含む検体試料中のEBNAを検出するのに有効である。又、こ のシステムは受容体とその抗原との間の免疫反応の存在を信号化するための指示 方法をも含んでいる。 典型的指示法は125■と131 (のような放射性同位元素、アルカリホスフ ァターゼ、西洋わさびパーオキシダーゼ、ベーターD−ガラクトシダーゼ及びグ ルコースオキシダーゼのような酵素、そしてフルオレセインやローダミンのよう な螢光色素を含んでいる。その隋示物質は本発明の受容体と直接結合させること ができるし、又、本発明の受容体に反応(結合)する二次抗体、抗体結合部位又 はスタフィロコッカス費アウレウス(Staphylococcus aure us)(S、アラレラム(aureus) )タンパクへのような分離した分子 にも結合することもある。 そのような分離した分子指示方法の特別な例としては125■ラベルのS・アウ レウス(aureus)タンパク質入がある。 その指示方法は検出するべき免疫反応生成物を妨害せず、本発明の受容体に直接 結合させない場合には、その受容体から分離して包装する。アセトンで固定した 末梢血液リンパ細胞(PBL)スミアのような検体と混合するとき、その受容体 分子はEBNAと免疫反応して免疫反応物を生じ、その指示方法は、免疫反応生 産物の形成を知らせる。 EBNAの診断法の1具体例には増巾剤を含む免疫螢光体がある。 そのような検定において、PBLスミアは平坦な顕m鏡スライドにアセトンで固 定する0本発明に従って生じた抗体試料、例えばウサギ中で生じたものを一般的 には約lθマイクログラムから約500マイクログラム、よく知られた技法によ りスライドに接触させる。 本発明の未免疫反応抗体を洗い流したあと、もし必要ならスライド上のすべての 非特異的結合部位を典型的には子ウシ血清アルブミン(BSA)のようなタンパ ク質でブロックする。 補体又は抗・免疫グロブリン抗体のような第2の試薬(項中試薬)、例えばモル モット補体、をテストスライド上でインキユベートすることができる。 この第二のインキュベーシッンの後に、検定スライド上の抗体に結合しているも のはそのままにして、未反応の項中試薬は洗い流す。 w43の試薬(指示法)、例えばヤギの抗モルモット補体、をそのテストスライ ド上でインキユベートする。その第3の試薬はフルオレセインイソチオシアネー ) (F ETC)、ローダミンBイソチオシアネート(RITC)、テトラメ チルローダミンイソチオシアネ−1−(TR[TC) 、 4.4 ’−ジイソ チオシアノスヂルベンー2.2′−ジスルホン#1(、DIDS)及びその他こ の技術分野でよく知られているような螢光色素に結合させることによってラベル しである。 この第3のインキエベーシッン後、未反応の第3の試薬は洗い流され、そのテス トスライド上の補体に結合したFrTCでラベルしたヒツジ−抗モルモット補体 抗体が残る。FITCでラベルした第3試薬の存在は螢光顕微鏡をつかって検出 でき、EBV感染の存在の信号となる。 E B Vで感染していると分っているBリンパ細胞について、上に述べより詳 細には原料と方法セクションに述べられている免疫螢光検定法をつかってEBN Aの存在をテストンた。表1で示されている各ポリペプチドで生したウサギの抗 体はEBVI−3染細胞系列W1−
【、2中のEBNAfc検出することができ る。 」−記検定法を遂行するのに有用な望ましい診断システム、で好ましくはキノ! −になったものは、各パッケージ中にtal E RN Aと免疫反応する本発 明の受容体(抗体) 、(bl その受容体と反応するモルモフト・の補体、抗 免疫グロブリン抗体又はS、アウレウス(Aureus)タンパク質へのような 補体(pの第2の増巾試薬、Tel その増巾試薬と反応する抗体又は抗イ本D 〜部分のような分別した分子の一部となるか、直接その増i+試薬に結合する( 斤示拭薬、を含んでいる。その指示法は間接的にその増巾試薬の媒介をとおして 、受容体分子とEBNAとの免疫反応のC8号を示す。 上記の増巾試薬と同様、ここに述べられている受容体分子と診断システムの各( h示拭薬は溶液、液体分散物又は凍結乾燥したもののような基本的に乾燥粉末と して与えられる。その指示試薬がその増巾試薬と異なる分子であるときは、その t斤示試薬は別々に包装される。 その指示拭よが酵素であるときは、その酵素基質はそのシステムの別々に包装し た形で与えられる。以前に述べた顕微鏡スライI′のような固体支持体、目ゼ以 トの緩衝液及びアセトンもこの炒断検定システム・中で各々別々の包装置11位 で与えられる。 診断システムに関してここで議論した包装は診断システムで慣習的に使われるも のである。そのような包装はガラス及びプラスチック(例えば、ポリエチレン、 ポリプロピレン及びポリカーボネ−1・)のビン、バイアル、プラスチックやプ ラスチックホイルの薄い外装その他のものを含んでいる。 本来の生物学的に活性な全抗体は上に述べられている免疫螢光検定法のような多 くの診断システムには必要ではない、むしろ免疫学的に活性で、特異的型を含む 抗体分子の抗体結合部位のような抗原結合及び認識受容体部位が用いられる。そ のような抗体結合部位の例は、その技術分野でよく知られているように各々パパ イン及びペプシンを使ってタンパク質分解によりつくられるFab及びF(ab ’)2のようなその分野でよく知られているものである。 2、抗E I3 Nへ抗体の検定 本発明のもう1つの診断法は検体中の抗EBNA抗体を検出するイライザ法であ る。ここではポリペプチドP62のような本発明の特に望ましいポリペプチドは 抗原として使われ、そして好ましくはファルマシア・ファイン・ケミカル(Ph ar+1Iacia Fine Chemicals)社にュージャージー州( New Jersey) + ビス力タウェイ(Piscataway) )か らセファデックスとして市販されている網状デキストラン、アガロース、 II !1ITクリルアミド、ニトロセルロース又はマイクロタイター板のウェルのよ うな固体マトリックスに結合(吸着)させ固体サポートを作る。 特に望ましいポリペプチドを検定すべき神体と混ぜる。その混合物を、検体中に 存在する抗EBNA抗体がそのポリペプチドと免疫反応するに十分な決った時間 維持する。その免疫反応の存在は検体中の抗EBNA抗体の存在を知らせる指示 手段で検出した。 上記の方法で用いられる典型的イライザ法は、ポリスチレン又はポリビニルクロ ライド製の12もしくは96ケのウェルをもつマイクロタイター板からなる固体 マトリックス上に吸着した、特に望ましいポリペプチドを含む固体サポートを使 用する。 マイクロタイター板のウェルの壁土の非特異的結合部位は典型的には子ウシ血清 アルブミン([3SA)のようなタンパク質でブロックした。洗浄により未結合 のポリペプチド及びBSAをマイクロタイターウェルから取り除いた。 人の血清、血液又は血漿のような挟体試料を上記のポリペプチドが結合した固体 サポートと混合し、固体と液体の二相からなる混合物をつ(る。その固液用混合 物を、検体中の抗E13N八抗体がポリペブチ11元厚と免1へ反応するのに十 分な時間維持した。それからその固液用は一般的に分局1する。第2のらヘル化 したtb示手段を含む抗体、抗体結合1(イ≦位ヌはぞの抗体き反応するS、ア ウレウス(橿+reus)タンパク質、への溶液を固体用と混合してもう−っの 固液摺?r1合物を作る61′lI!型的な第2の抗体はフプースI−不一ムの 抗体がヒ1検出から由来−4−るところのパーオキシダーゼでラベルしたヤギの 抗ヒトIg抗体である。さらなるイ1用な酵素ラベルはアルカリホスファターゼ 、ヘーターD−ガラクトンダーゼ及びグルコースオギシダーゼである。固相と第 2のラベル化抗体からなる混合物をファースI・不−人の抗体と二つの抗体間の 免疫反応のような指示手段の間の反応物を作るのに十分な予め決められた時間( 30分間)維持する。それから固相及び液相を分離する。 1記の第2の抗体も免疫グロブリンの一種のみに特異的で、それと免疫反応する (例えば、IgG、IgM、IgE、IgA、IgD)。そのような抗体は以下 表6に示されるように、検体中に存在する抗IJNΔ抗体の免疫グ1:jプリン のクラスを同定する能力を与える。さらに第2の抗体又は抗体結合部位は2つの タイプの免疫グロブリンの軽鎖(例えば、カンバスはラムダ)の1つに特異的で 、それと免疫反応する。これらの抗体は検体中に存在する免疫グロブリン分子の 同−型を同定する能力を与える。 さらにバーオギンダ〜ゼに対する過酸化水素のような酵素ラベルに対するも(質 、アルカリホスファターゼに対するp−ニトロフェニルリン酸、又は○−)二二 レンジアミンのような色形成色素前駆体を含む溶液を面相と混合する。それから 予め選1ツ(シた波長(例えば、各々490又は405ナノメーター)での光学 濃度を一定時間経過後に測定しく例えば60分後)、検体中に抗EBN△抗体が 存在するかどうかを決める為に:2ントロールの光学1度とjJ、較する。 本発明のもう1つの具体例はポリスチレン要の】2ウェルマイクロターイタ−ス トリップのような固体マトリックスとそのマ(・リノクスに吸f固定した本発明 のポリペプチドからなる固体サポートを合乙゛キットになった診1析システムを 含んでいる。またこのシステムは好ましくは、パーオキシダーゼラベルのヤギの 抗ヒトIg抗体のような結合した指示手段をもつ別々に包装した抗ヒトIg抗体 を含み、またさらに別に包装した0−フェニレンジアミンのような色形成色素前 駆体と過酸化水素のような結合した指示手段に対する基質も含まれている。過酸 化水素は通常比較的に不安定なためにキット中には含まれず、普)mは使用者に より補なわれる。このシステムを使用する検定に便利な緩衝塩も乾燥物や液体の 形で1ヶ以上の分離した包装で含んでいる。ヒトの抗EBNA抗体や抗F、 B  N A抗体を含まないヒ1−抗体く正常なヒト抗体)を合む個々の包装も陽性 及び陰性のコントロールとして各々含んでいる。血清のような神体中の抗ヒトI g抗体の存在に対する検定は上記の方法を使ったこの診断システムをつかって行 なわれる。 以前に述べまた後に原料と方法セフシラン(IT)で詳しく述べるのと同様に典 型的なイライザ法は、先に述べた抗補体免疫螢光(ACIF)を用いて確定した 抗EBNA陽性の血清型の91人の血清中に、抗ポリペプチド免疫グロブリンの 存在をスクリーニングするのに用いられていた。その血清を20分の1の希釈で 検定したとき、全ての9N*体は、ポリペプチドP27.P62.P60及びF 16.F14.F15に対して陽性であった。320分の1のより高い希釈率で さえ、91のIE B NΔ陽性血清中83ケがイライヂ法中でポリペプチドP 62と免疫反応を起こした。このように、ACIFにより確定した抗BBNへ抗 体測定値と各血清の抗ペプチド活性には優れた相関があるように思われる。 加えて、その結果は、ACIFとより単純で容易な本イライザ技法の間の優れた 相関を示している。さらに、その結果は抗E13 N△抗体に対する診断検定に 対する本発明のポリペプチドの有用性も示している。Fの表5にEBVで誘導し た伝染性単核症の収縮前後の2つの検体から得られた血清の反応性を示している 。双方の場合におい°ζ、ボリベプヂFP27’、I)[li2. II;0と 結合した抗体は感染前にはなく、後で現れてきた。それとは反対に、ポリペプチ ドP89に結合する抗体は産生されなかった。 さらに研究を進めると、27ケの非免疫供与体の以前に報告した登録簿〔カタラ ノ (Catalano)等、臨床研究Lt (J、CI in、 Inves t)65巻、1238〜1245頁(1980年)〕からの貯蔵血清を前に述べ たイライザ法におけるポリペプチドP62とP2Oに対する結合でスクリーニン グした。用いられた血清のEBV免疫資格はエプスタイン・バール・ウィルス外 皮抗原(VCA)の存否で定義した。 VCAに対する血l#抗体をもたない(VCA−)ものはEBV感染性で、典型 的に抗EBNA抗体は低濃度しかもっていない。各ポリペプチドに対する有急な 反応性を示す血lRは、表5でわかるように、なかった。 表 5 ヒト血清i中のEBNAペプチドに対する抗体【−一遭 忠旬嚇そ匈ソX塵−菫 ≠η二見吐馴とP27 PO2P2OPR9 VCA十正常 13 155 958 154 23VCA+正常 23 51 6 819 145 16Sトプレモノヌクレオシス II 13 51 QS B−ポストモノヌクレオシス 33 514 115 23Mtl−プレモノヌ クレオシス +5 77 72 2!’IMV−−ボストモノヌクレオシス I O263116225VCA−正常(n=27)’ 67±235 ND’ 4 5±+8 NDl、全ての血清は20分の1の希釈でテストンた。 2、光学濃度は、30分の基質インキュベーシッン後、405ナノメートルVC A”血清。 4、過去も現在もVCAに対する抗体の欠除によって示されるようなEBV関連 の病気の臨床的2(iを示さない27人からの血清。 5、平均光学濃変上標準偏差。 6、行なわなかった。 感染の進行に伴うイライザ法と、Ac+F吟所法との関連を試験する為に、8人 のカレッジ年令の学生の貯蔵血清で伝染性単核症の到来後連続的に採増したもの をポリペプチドP62を用いた前述のイうゴザ法で試験した。全ての学生は従来 の方法1例えばAC[Fによりへ11定されたように、感染後10月から1年に かけて抗EIISA測定値ハ増加り、た。へ7/l/ (llenle )等は “伝染病PlID ” (J、 Infect。 Dis )の130巻231〜239頁(1974年)に報告している。 検体の半分では、抗P62抗体は、図4中の患者15に対して示されているとお り、対応する抗EBNA測定値と平行している。他の半分は、ポリペプチドP6 2に対する抗体はその徴候の到来後最初の1力月で投出される一方、それらの抗 体はACIF法をつかって最近検出された。これらの結果は図5中の患ft+4 と2に対して示されている。それ故、抗P62抗体は抗EBNA抗体が標準的抗 −補体免疫螢光法によって検出される以前に本発明のイライザ法をつかって検出 することができる。 ム、・ト染性単核症の経過に沿って、ある時間に個体の免疫応答に主に寄与する 免疫グロブリンの分類をするのに、ヒトのIgG又はIBMに特異的な2次(1 !を示)抗体を原料と方法セクション(II)で述べられているように・Cライ ザ法の中で使う。下の表6はイライザ法中でポリペプチドに対して測定したEB V感染中の異なる時間からの2個体の血清をつかった研究の結果である。 表 6 単核症感染後の抗ペプチド活性のポリペプチドP62結合イライザ検出法による 出現 感染後の 患者 MV 患者 15 時間 1g M’ IgG’ IgM’ IgG’感染前 103’ 74 N D’ ND1週間 245 80 152 1131力月 87 37 225  118 3力月 136 60 208 11812力月 ND ND 249 375 21力月 145 600 185 9941、 ヒトIgMvf異的二次抗体 を使って検出した患者の1gMレベル。 2、 ヒ[gGlI異的二次抗体を使って検出した患者のIgGレベル。 3.405ナノメーターの6!i長で測定した光学濃度。 4、行なわれなかったもの。 このイライラ法をつかって、小さいけれどIgM抗体値が上昇したということは テストした全ての一連の而〆nにおいて再現よく観察できる。イライラ法により 測定した免疫応答はEBV感染中1gMが典型的に1gGの前に現れることで正 常である。IgC抗体の前にIgM抗体が出現することは表6中、患者15に対 して特によく示されている。、再び上の結果はEr3Vの感染は少なくとも本発 明のポリペプチドの1つと反応する抗体の産生の原因となっている。 より大きな抗ポリペプチドのイライザ法研究において、先に述べた19のVCA −血清の登録簿をポリペプチドP27.P62゜P2O,F12.F13.F1 4.F15.FI6に対してスクリーニングした。VCA〜血清のどれもが陽性 反応を起こさなかった。 典型的データは後の表7に示した。下の表7中に示した典型的結果はVCA+の IW体の全てが各ポリペプチドに対し陽性、つまり結合すべき抗体をもっている ことを示している。 いくつかのリューマチ関節症の生者の血清6イライザ法でスクリーニングした。 これらの結果も表7にまとめである。 表 7 ヒト1fII清中のイうゴザ法でべ11定した平均抗ベブ千ドレヘル ポリペプチドに対する平均抗体活性1 患者グループ 血清数 P27 PO2P2OF]2 F1a F168or−’ !/20” 19  22 17 77 34 41 478orm’ I/20 26 521 8 54 394 128 70 733Nor+ 1/320 4890 223  70 37 37 11i6RA+5 +/20 28 597 999 5 64 118 113 843RA+ 1/320 48 12G 348 1 22 50 50 2:Hl、血清インキエベーシクン後30分に405ナノメ ーターの波長でHl淀した活性。 2、VCA町貧生1冴陣。 3、血清をテストンたときの希釈率。 4、 VCAlqk生(固0− 5、リューマチ関節炎をもつと診断された(門木。 正常、VCΔ陽性(コントロール)及びRA患者間の差は血清を320分の1に 希釈したときに最もよくみることができる。RA患Hの抗体レヘルは、ウィル: フーノクス・ランク・サン法(WilcoにRank Sum Method) 全つかって分析したとき、この希釈率のときにデス1したすべてのポリペプチド に対し有意に高い値であった(有意性99%以上)。 ソーグレン症、全身性エリ1−71・−デス、(SLY)及び強皮症(P S  S)をもつ患者も高低両血清希釈率についてスクリーニングした。これらの患者 グループと正常な人との間でみられる差異は、ポリペプチドP27. Pfi2 .P2O,F]6.FI4.Fi5に対するPSS患者の測定値が比較的高い値 であったということだけであった。これらの結果は、がなり、以前のEBVに関 係する感染もしくはそれらの自己免疫病にEBVを含んでいたことに寄因すると 考えられている。これらのデータは診断法としてのイライラ法の有効性を城しる ものではない。 3、 fil ff1J+免疫のためのr%備細胞表面にEBNΔを発現する潜 伏性Bリンパ細胞をもつ患者を、E B N八と免疫反応をおこす本発明の合成 ポリペプチドにより生ずる本発明の受容体、望ましくは全抗体で処理することが できる。その受8体は蘂学的に許容できる希釈剤中に分散させた有効量の受容体 を含む単位服用9の形で与えられるつそのような抗体の6効9とはその抗体の反 応性や種t、nによって界なる。一般的には、小者の体正午ログラム当り、約0 .5ミリグラムから約25.0 =、リグラムがff妨と考えられている。その 抗体は、3から20口間隔で砂回、静脈内、筋肉内、又は腹股内に投与さガ、る 。 またその抗体は外科的もしくは科学的処理と、馬に与えることもある。 その抗体は、前述の接種物をつかった、本発明のポリベブヂドムこ、とり抗体を イtしさせる処理を番、1どこしノこ4t4 ftと冑なる動物種の血〆nや血 漿から得ることができる。また、その抗体は、その分野ではよく知られている技 術をつかってハイプリドーマ細胞を調製することにより、腹水溶液のようなモノ クローナルなものから17ることもできる。免疫複合体が住じたときに補体を活 性化する能力があるという理由で、抗体そのものが結合部位として望ましい。 ■、方法と原料 A、ポリペプチドの合成 本発明のポリペプチドは、メリフィールF (Merrifield)等の米国 化学会Lt (J、 静、Chew、 Soc、) 85巻、 2+、49〜2 +54頁(1963年)とホーテン(Ilough ten)等の国際ペプチド 及びタンパク質研究誌(Int、 J、 Pept、 Prot、 Res、)  16巻、3]1〜320 Tr、(1980年)に述べられている固相法によ り化学合成した。ペプチド合成の面相法は、米国、カルフォルニア州ベーカリ− のベフタマンインスッルノン1−社(Beckman Instrument  Co、 )から市販されているベックマンモデル990B+fリベブチド合成機 をつかって行なった。 接種物中で用いられた35残基以下のポリペプチドに対しては、システィン残基 をアミノ末端もしくは、カルボキシル末端に付は加えて以下に述べるタンパク質 キャリヤーへの結合を助けた。全てのポリペプチドの組成はアミノ酸分析により 確かめた。 上記固相法による本発明の合成ポリペプチドを作るに当り、アミノ酸残基をカル ボキシル末端残基からエステル結合をとおして樹脂(固相)に結合した。ポリペ プチドがシスティン残基を経由してキャリヤーに結合されるか、もしくは末端の システィン残基を経由して重合されるときには、樹脂にエステル結合するカルボ キシル末端残基としてシスティン残基を用いるのが便利である。 各々付は加誠るアミノ酸のアルファアミノ基は、そのアミノ酸が成長するポリペ プチドに加えられる前にタージャリーブ1−キシカル2江ニル(t−BoC)基 で保護する。そのt −BoC基は成長するボリベブヂ1′随に次のアミノII Itを結合さ一仕る前に除かれる。 また、反応性アミノ酸側鎖もポリベブ千ド合成の間保護しておく。 通常full鎖保護基には次のようなものが使われる。チロシンに対しては0−  (p−ブロモヘンシロキシカルボニル)、スレオニン、セリン、アスパラギン 酸、グルタミン酸には0−ヘンシル、システィン乙こはS−メトキシヘンシル、 ヒスチジンにはジニトロフェニル、リジンには2−クロロヘンジキシ力ルボニル 、アルギニンにはトシルの各基である。 保護したアミノ酸は薄層クロマトグラフィーでまゝ−スポットを与えるよう適当 な溶媒で再結晶する。結合反応は、最9]のN末端アミノ酸のミリ当量数当り1 0倍モル過剰の保護アミノ酸とジシクロへキシルカルボジイミドを加えて行なう のが典型的である。また両試桑を2倍モル量使・うこともある、アスパラギンに 対しては、保護アミノ酸に対して当モル量のN−ヒドロキシベンゾトリアゾール を加え、溶媒としてはジメチルホルムアミドを使う、全ての結合反応はギシ7  (Gisin )が分析化学(Anal、 Chew。^cta、 )の58巻 、248〜249F((1972年)に発表したピクリン酸試験により、99% 以上進行していた。 囁みどおりのポリペプチドを合成した後、生成した保護ポリペプチド(約1グラ ム)を2ミリリアトルのアニソールで処理し、約20ミリリツトルの無水フッ化 水素をつかって、ドライアイス温度で、反応容器中にpkNシた。生した混合物 を約1時間4℃でカクハンし、保護基を切るとともに樹脂からポリペプチドをは ずした。窒素気流中、4°Cでフッ化水素をとばしたあと、残査を無水のジエチ ルエーテルで3回抽出し、残査を減圧下で乾燥した。 真空乾燥した物質を5%酢酸で抽出しく50ミリリツトルで3回)、樹脂から遊 離したポリペプチドを分離した。抽出物を含有する溶液を凍結乾燥して、弔−の 酸化をうけていないポリペプチドを得る。 生成した合成ポリペプチドは、抗EBNA抗体を検出する酵素結合免疫吸着法( イライザ法)での試薬として使うことができる。またその合成ポリペプチドは、 渣れをキャリヤーに結合して結W杉にし、以後に議論するように生理学的に許容 できる希釈剤にその有効量を分散さ仕ることによって、接種物を作るのに用いる ことができる。 また、本発明の合成多重合体は、ひとつのポリペプチドのカルボキシル末端と別 のポリペプチドのアミノ末端が”?ミド結合で端と端が(ヘッド−I・ウーティ ルに)結合する、本発明の複数のポリペプチドの固相合成により合成することが できることに注目されよう。 そのような合成多重合体は好ましいことにひとつの長いポリペプチド多重合体と して合成されるが、また個々のポリペプチドとして合成し、引きつづいて水中で の1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドのようなカ ルボジイミド試)東を用いて互いに結合させるように作ることもできる。ひとつ の単一ポリペプチドとして合成するときの多重合体中に含まれるアミノ酸残基の 総数は約50ケ以下が望ましく、結果として、本発明の約8ケのポリペプチドは 、単一のポリペプチドとして合成する単一のヘッド=トゥーティル多重合体鎖の 中に組み込むことができる0合成ヘッド・トウ・ティル多重合体は、より望まし くは本発明の2から約4ブロツクの結合した合成ランダム共重合ポリペプチドを 含んでおり、そして総数約40ケ以下のアミノ酸残基を含んでいる。・B、ポリ マーの調製 本発明のポリペプチドは互いに結合して多数のポリペプチド反復ユニットを含む 抗原性もしくは免疫原性ポリマー(合成多重合体)を形成する。そのようなポリ マーは典型的に増加した免疫原性及び抗原性をもつという有利さがある。加えて 、重合性免疫原かつかわれるならキャリヤーは一般的に必要とはしない、ポリマ ーを作るさいに異なるポリペプチドモノマーが使われたなら、いくつかのεBN ^抗原性決定因子に対する抗体と免疫反応をする能力が得られるゆさらに、いく つかのEBNAの抗原性決定因子と免疫反応する抗体を誘導する接種物中につか われるとき、そのようなポリマーの能力は汀利なものである。 本発明のポリマーは、」−4記のようにポリペプチドを合成し、′ジンスティン 末端”ポリペプチドを作る為に、アミン末端とカルホキ、フル末端にンステイン 基を含ませることにより合成する。例えば、表1のポリペプチドや表2のDlと D2のポリペプチドは、その還ノT:型でジンスティン末端ポリペプチドを与え るべく、アミノ及びカルボキシル末端に付加的なシスティン残基を含むよう合成 する。合+L l&、典型的実験室規模の合成においては、10ミリグラムのジ システインボリペプチド(非酸化型のシスティン残基を含む)を0.1Mのアン モニウム・ビカーボネート緩衝液250ミリリットルにとか一1゛。それかCZ )その溶解したジンスティン末端のポリペプチドを空気中で約18時間、もしく はエルマン(lEllman)試験でメルカプタンが検出されなくなるまで、そ のyB液をゆっくり撹拌し空気酸化さ仕る。[エルマン(EIl+nan)の生 化学、生物物理学の記録(Arch。 niochem、Biophys、) 82巻、70−77頁(1959年)を 見よ)。 そのように合成したポリマー(合成多重合体)はシスティン(シスケン)残基を 酸化することによりノ(に結合した合成ランダム共重合ポリペプチド反復ユニッ トを複数含んでいる。典型的にはそのようなポリマーは、ヘノ)′・1つ・ヘッ ド及びティル・1・6・ティル型、つまり、両方のポリペプチドの末端の結合基 が同一となるような、二つのポリペプチド反復ユニットのアミノ末端が、2つの カルボキシル末端のときと同様、ひとつのシスティン残基をとおして互いに結合 することができる。 C8±−ヤーv−ヤーニ二−Δ稈伍 音成ポリペプチドは、リウ(1,iu)等が“生化学″ (lliochem、 )の8o、66qoi (1979年)に発表した方法により、キャリヤーとし 7てのキーホール・リンベーノ1 ヘモシアニン(K L I()に結合させる 。簡単に116と、4ミリゲご・ム(■)のキトリヤーをnl−マレイミドベン ゾイル−N〜ヒドロキシサクシンイミドエステル0.51暉で活性化し、引き続 いて、アミノ又はカルボキシル末端のシスティンを通して5r@のポリペプチド と反応させ、約10から35)lfEitパーセントのポリペプチドを含む結合 物を作る。 合成ポリペプチドのアミノ又はカルボキシル末端に1ヶ以上のアミノ酸残基を付 加し、キャリヤーへのポリペプチドの結合を助ける。 前に議論したように、合成ポリペプチドのアミノ又はカルボキシル末端に付加し たシスティン残基はジスルフィド結合によりポリマーを形成するのに特に有用で あることが分る。しかし結合物を作る上で、この分野でよく知られている他の方 法も使われる。典型的なこれ以外の結合操作には、クリブスタイン(klips tein )等が伝染病雑誌(J 、 Infect、 Dis、)の147巻 、3!8〜326頁(1983年)に報告したグルタルアルデヒドのようなジア ルデヒド、ミカエル(Michael )付加反応生成物やその他のものの使用 、もしくは合成多重合体を複数のポリペプチドを互いに結合して作るときに!J 11論したように水溶性カルボジイミドを使用してキャリヤーへのアミド結合を 作るときのようなカルボジイミド技術の使用を含んでいる。 有用なキャリヤーはこの分野ではよく知られており、一般的にはタンパク質その ものである。そのようなキャリヤーの典型的なものには、キーホール・ヘモシア ニン(Kl、H)、エデスチン、シログロブリン、子ウシ血清アルブミン(B  S A)又はヒト血清アルブミン(I S A)のようなアルブミン、ヒツジの 赤血球(SRBC)のような赤血球、チクナス・テクソイド、ポリ (D−リジ ュノ、Dグルタミン酸)のようなポリアミノ酸同様のコ1/う・トキソイド及び その他のものがある。 この分野ではよく知られているように、中間的結合基をつかって合成ポリペプチ ドをそのキャリヤーに結合するのはしばしば有益である。上述のよらに、グルタ ルアルデヒドはそのよ・うな結合基の−はここで用いるように、m−マレゴミ1 ′ヘンシイルーN−ヒドロキジサクシンイミド(MBS)が望ましい。 さらに、リウ(Liu )等がジノ前に公開したように、MBSをエステル−ア ミド交換反応によってそのキャリヤーに最初に付加する。 その後、その付加の次にマレイミトニ市結合への千オ酢酸(CH3CO3Hのよ うなブロックされたメルカプト基の付加をさせることができる。アシル保護基の 切断後、ジスルフィド結合を脱保護した結合基メルカプタンと合成ポリペプチド の付加させたシスティン残基の間にジスルフィド結合を形成させる。 キャリヤーの選択は抗原の決定因子領域よりは、抗原の最終的な使用に依存して おり、本発明に特に含まれていない規準に基づいている。例えば、接種物が動物 に使用されるならば、特別な動物中で都合の悪い反応が起こらないキャリヤーを 選らぶべきだろう。 D。イライザ法 抗ペプチド抗体の結合や阻害の研究は酵素結合免疫吸着検定法(イラ・イザ法) により以下に述べられるように行う。 簡fitに86と、1ミリリットル中10マイクログラムの濃度のポリペブチ1 ′を含むr(13S(Inミリモラー (mM)のホウ酸す1−リウム(p旧) 、3)、150mM塩化ナトリウム)を100マイクロリットル加えることによ りマイクロタイターウェル(コスタ−(Co5tar) V、マイアミ州、ケン ゾリノジ 3590番)を抗原としての(固りのポリペプチドでコー1−する。 ウェルと抗I夏を含むf3液の接触を予め決められた、典型的には15分の間、 20℃に保ち、抗原でコ〜1・した固相を作る4、固相と液相を分離し、BBS で三匣洗浄する。 非特蹟的結合部位苓各−7エルに1%の子ウシ血清アルブミン(BSA)を20 0マイク1コリノトル加えて、別の固液用混合物を作ることにより阻害し、その 固液用を30分間20℃に保つ。その相を分離し、過111で未結合のBSAを B B Sで3崩洗って取り除く。 ウェル当り、BBSで20分の1に希釈した血清を100マイクロリツI・ル加 えることにより固液混合相を作り、ウサギやヒトの血清(検体試料)の抗ポリペ プチド活性を検定した。希釈した血清と抗原をコートした固相の接解を1時間の ような、予め決められた時間、20℃に保ち、免疫反応物を生成さ拷る。同相液 相を分離し、それから固相、この場合は抗原をコードし、免疫反応物を含むウェ ルをBBSで三度洗う。 吸着したポリペプチドと免疫反応したヒト血清中の抗体をアルカリホスファター ゼを結合したヤギの抗ヒト1g抗体(カリフォルニア州、バーリントン(Bur lington) 、タボ製(Tago) )を含む指示手段をつかって積出し た。 吸着したポリペプチドと免疫反応するウサギ血清中の抗体を、アルカリホスファ ターゼを結合したヤギの抗つサギIg抗体(カーケガード(Kirkc4ard  )とベリー(Perry )研究所載、MD州、ガイサースバーグ(Gai  thorsherg) )を含むt行来手段をつかって検定した。 いずれの場合でも、100マイクロリツトルのBBSで300分の1に希釈した 指示抗体を各ウェルに加え、さらに固液用混合物を作る。この個液相混合物を予 め決めた時間、1時間20℃に保ぢ、固相に結合したヒ′ト抗体と指示手段との 反応生成物を形成させる。その相は分ぬtし、固相はBBSで3度洗う。 ポリペプチド特異的抗体へ結合したアルカリホスファターゼ結合の抗体を1)− ニトロフェニルリン酸の1)−ニトロフェニルへの酵素的加水分解を分光学的測 定する。簡単にいえば、100マイクロリットルのp−ニトロフェニルリンM、 (2mM塩化マグネシウム(pH9,8)、50mM炭酸す1−リウム中1ミリ リットル当り1ミリグラムの)を各ウェルに加える。酵素反応を1時間進行さセ 、カリフォルニア州イングルウッド(Inglewood )のフロー研究所( FIONl、aboratorie!l)から市販されているタイターチク(T ITEI?TEK)分光光度計で405nmの光学濃度を測定した。 E、細胞培養 細胞中で−1−産されたE 13 N Aと免疫反応する本発明の受容体分子の 能力を以−トに述べるようにW l−L 2 、ラジ(Raj i) 、ダウン <Daudi )及びBJAB細胞系列をつかって研究した。Wl−L2細胞( MD、 ヘセスダ(Rethasda ;米国培養物改築(AmericanT ype Cu1(ure Co11ection)の八TCCCRL 8155  WIL2−NS)は遺伝性スフェロサイティノク、貧血症のヒ1患考から抗導 したE IE V陽性非産生B−リンパ球系列の1種である。レビー(Levy )等のガン(Cancer) 22巻5 ] 7〜524YJ(+96R年)の 報告をみよ。 ラジ(Raji) @胞(Ml)、ベセスダ(Bethcsda) 、米国培養 物収集物、ΔTCCCCL 86)はバーキット(Burkitt )リンパ球 からのEVr3遺伝子陽性、EBNA崖生リンパ球様細胞の1種である。エプス タイン(EpsLein )の国際ガン研究Q (J、Nat、CancerI ns() 34巻、231頁(1965年)の報告をみよ。ダウン(Da++d i )細胞(MD、ベセスダ(Bethesda)の米国培養物収集物、八TC CCCL、213)もEBNA産生細胞系列の1つである。 BJAB細胞はカリフォルニア州、う・ジッタ(La Jolla)のスクリッ プス(Scripps )臨床及び基礎研究所から市販されている非EBNA産 生のリンパ球細胞系列のひとつである。 J二記細胞系列は2mMの丁5−グルタミンと10%の胎児の子ウシ血清を?i li ッたRPMI 1640培地(ムーア(Moore)の米国医学会誌(J 、Am、 Med、As5oc、) 199S519−524頁(1967年) 、及びモートン(Marton)のイン・グイ1−口(In Vitro) 、 6巻89〜100Jl:(1970年)の報告を見よ)で培養した。 F、倉!lL良刊U死 EBN八産へ及び非産生(コン1−ロール)細胞の抽出物を、本発明の受容体が EIINA発現を診断するのに有効かどうか判断する為に調製した。上に述べた 培養物からの細胞を、0.2 m Mのフェニルメチルスルホニルフルオライド 4含むリン酸庁術食塩水(PBS、150m、M塩化ナトリウム、10m、Mリ ン酸すトリウム、pl+7.4 )で洗い、網状赤血球標準緩衝液(R2H、I Om M塩化ナトリウム。 10mMt−リス−塩酸、pl+7.4.1.5 m M塩化マグネシウム、0 .2mMフェニルメチルスルホニルフルオライド)中5分間膨張させ、0.2〜 0.35モル濃度(M)の塩化すトリウムに羽整した3〜5倍容のBBS中で超 音波処理して破壊した。水中に30分間装いた後、その超音波処理物を細胞破片 を除くために、10,000にgで15分間の遠心分離にかけた。 G、免疫ブ一り天ゴガ造圧 上記細胞抽出物を、本発明の抗EI3NA抗体又は典型的な受容体分子を含むと 知られているヒト血清をつかってIE B N Aに対する険定を行った。抽出 物に2倍容のエタノールを加え、−20℃で約18時間処理することにより沈殿 させ濃縮し、試料緩衝液(S B。 10%グリセリン、 2%2メルカプトエタノール、1%ラウリル硫酸ナトリウ ム(S D S) 、0.002%ブロムフェノールブルー。 40mM Tris−ncp (pH7,4)にとかすか、SO3−ポリアクリ ルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)の試料緩衝液で6倍に希釈した。7 .5%ポリアクリルアミドゲルを作り、リムリ(1,aenmli )が自然( Na ture)の277巻、680〜685頁(1970)に発表した手順に 従って、レーン当り、50〜200マイクログラムのタンパク質♀をチャージし て泳動した。 電気泳動後、SDSポリアクリルアミドゲルからのタンパク質のパン1′を1− −ビン(Towbin)等が米国科学会の進歩(Pro、Natl。 Acad、 Sii、U、S、A、)の76 y!54350〜53549 ( + 979年)に報告した手頃に従って、ニトロセルロースソー)・(Ml、デ 1−ロイド、シレイチャー・アンド・シュエル(Schleicl+er &  5chue11 )製)状の固体支持体へ電気泳動的に移行させた。これは、1 2.5mMのトリスヒドロキサイド、96mMグリシン及び20%メタノール中 、70ポルトで2〜3時間、バイオ・ラドM([lio −RI)d) l・ラ ンス・プロット装置(カリホルニ7、リッチモンド(R4chmond) 、バ イオラド(Bio−Rad)社)をつかって行った。 移行につづいて、二1−ロセルロースフィルター又はプロットは、非特異的結合 を減らず為にPBS中、2%BSA(w/v)もしくはPBS中2%のバラグー ミルク(w/v)f6液で1時間飽和させた。そのプロットを37℃で1時間、 PBS、又は2%ミルク2ml中にE[3N八陽性ヒト血清もしくはウサギの抗 ポリペプチド抗体0.1mlを加えた溶液で免疫反応を起こさせた。 E 13 N Aタンパク質に結合した抗ペプチド抗体はそのプロットを指示試 桑と反応させζ)ことにより検出した。この例としては、201の1251でラ ベルした(ミリリットル当り毎分200,000カウント、ミリグラム当り毎分 106カウント)S、アラレラム(Aureus)タンパク質入(カリフォルニ ア、う・ジッラ(La Jolla)カルバイオケム(Calbiochem) 社)を37℃で30分間、免疫反応物と接触させた。そのプロットをPBSで洗 い、−70℃で一晩、コクツク(Kodak )のXARx−線フイルムに露光 させた。 H,丸−一部 本発明の受容体分子は上述のポリペプチドもしくは多重合体を含む接種物で免疫 化することによって、そのホ乳動物内に生ずる全抗体を含んでいる。ポリペプチ ドも多重合体も単独か又はキーホール・リンペラ1−へモソアニン(KLH)の ようなキャリヤータンパク質に結合した形で使用される。しかし、ポリペプチド は結合体として、多重合体は単独で使われることが望ましい。 ウサギは完全フレンドアトバント(co+*plete Freund’s a djuvant)中1,0■の結合体を含む接種物で免疫化され、1力月後、不 完全フレンドアトバント(i+acomplete Freund’s adj uvant)中1.0■の結合体を含むものでさらに増進させた。各免疫は尻の 皮下注射で行った。 ウサギは増進接種後1から2力月で採血された。 免疫学的に活性な抗体を含む血lNはその分野ではよく知られている方法により 、血液からつくられた。これらの抗体は本発明の口6以上のポリペプチド及びE BNA抗原性決定因子と免疫反応を起こした。それらはE F3 N Aを検定 するシステム中で利用された。 +161々の接種物を次のようにCFA又はIFAをつかってjlliI製した 。 接種当りの望ましいポリペプチド量(例λばltIg)を与えるに1−分な結合 物は、pH7、2のPBS (約0.5 ml>に溶かした。さらに同量のCF A又はIFAを結合物溶液に混ぜ、水−油比が1対lの結合物、水及びアトバン トを含む接種物を作った。その接種物は、その後、均一化し接種物とした。その ように調製した接種物の体祐は典型的には1mlで、結合物、PBS及びアトバ ントのいくらかはエマルジョン化の間に失なわれている。実質的に回収されたす べてのエマルジッンを注射筒に入れ、前述のようにウサギに導入する。ウサギに 導入した接種物量はエマルジョン化の前に存在したものの約90%あると考えら れているや 上記の接種物ストック溶液は本発明の接種物の実例である。ここで説明している ように、それらは、EBNAと免疫反応する受容体分子を産生ずるのに使用する ことができる。 ■、免疫螢光−歴作一 もう一つの検体中のEBNAを検定する方法は本発明の受容体分子と受容体−E BNA免疫反応産物を検出するための螢光指示手段を利用するものである。 本発明において、上記のように増殖させた2X10’1lIWI−L2細胞を細 胞遠心1!l(サイトスピン(eytospin) + シャントン・サウザー ン(Shandon 5outhern) +アストモア(Astmoor )  +ランコーン(Runcorn ) +チシール(Chesire ) +英 国)をもちいて、平坦な顕微鏡スライド上に広げた。20℃で5分間、空気乾燥 したあとで、細胞をアセトンで2分間固定し、20℃で2分間空気乾燥する。そ のスラーイドは使用するまで一20℃で保存する。 固定したw+−t、2i胞について、ポリペプチドP、27. P2O。 1)62.P89で生ずるウサギの抗ポリペプチド抗体(本発明の受容体)をつ かってEBNAに対する検定を行った。VBS緩衝液(120mMバルビトール pl+7.3. 144mM塩化ナトリウム。 2.5mM[化マグ翠ソウム、0.75mM塩化カルシウム)で10分の1に希 釈した各ウサギ抗血清50μlを抗体とEBNAが免疫反応するのに」−分な予 め決めた時間(例えば30分間)、スライド」二20℃でインキエヘートした( 固定細胞と接触を保った)、陰性コントロールスーうイドを正常ウサギ血清をつ かって同様の処理を行った。 」−記インキュベーションの間、抗ポリペプチド抗体の一部は、固定化したW  I −L 2細胞中に存在するEBNAと免疫反応した。未反応の抗体はVBS で洗うことにより取り除き、スライド上には[F、 B N A−受容体免疫反 応産物が残る。 1F、I’(N Aに結合した抗ポリベブ千ド抗体は最初はVBSで10倍に希 釈したモルモ5・1・の補体(クゴ(Tago) 、バーリンガム(llurl ingame) +カリフルニア州)50μβを各スライドと、その補体が受容 体と結合するに十分な時間(30分間)インキュベーションすることによって検 出される。それからそのスライドを VBSで洗浄し、ウサギの抗21ミリペプ チドIgGに結合していない補体をとり除いた。 フルオレセインでラベルしたヤギの抗モルモットC3(ラベルした抗補体抗体、 カベル研究所(Cappel Laboratories)、コクランビル(C ocbranville) 、P A )をその抗原抗体補体複合体を検出する のに使った。VBSで20倍に希釈した50μβのtけ示抗+m清を上記のよう に30分間20℃で各スライドについてインキュイー1−シた。未結合のヤギ抗 モルモア)C3はVI33でスライドから洗い流した。それから免疫反応産物を 螢光顕微鏡をつかって観察した。 ポリペプチドの構造的性質を、そのポリペプチドがヒ1の抗EBNA抗体と免疫 反応するのに必要とする二次構造を明確にするために研究した。そのポリペプチ ドをリン酸緩衝食塩水中にlq/m+の濃度となるように溶解した。スペクトル を試料1mlをつかって、デジタル・イクウィップメント・コーポレーション( 旧gita1.E、quip+mentCorporation ) 11 /  02 コンピューター (デジタルイクウィップメントコーポレーション(旧 gital Equipment Corporation )、メイナード( Maynard ) 、マイアミ)と連結、自動化したキャリー(Cary)  61分光偏光光度計(キャリー・インスツルメンl−(CaryInstrum ents ) 、、アプライ1′・フィジックス・コーポレーション、(App lied Physics Corp、 ) 、モンロビア(Monrovia ) 、カルホルニア)で測定した。各ポリペプチド10回連続スキャンの平均を 図1に示したようにプロットした。 前記のものは本発明の実例を示L7たものでそれを制限するものではない、多く の多様化やイー正が、本発明の新しい概念の真の精神や観点から離れることなし に有効とすることができる。 ここに例としてあげられる特別のポリペプチド、抗体、それらの混合物及び使用 法はなんら制限を意味したり議論したりするものではないことを理解するべきで ある。 FIG、 I FIG、 2 ぺ・プラト 仇ωJEraNAc e B 13 saベインしター −−Q−B−C %jルペヂセF浩2囮 FIG、 4 開拓は杓閏 FIG、 5 手続補正帯(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/[JS851014843、補正をする者 事件との関係 出願人 5、補正命令の日付 昭和61年10月7日6、補正の対象 明細書及び請求の 範囲の翻訳文国際X11査報告 W*″i″”’ ””””’ −’ POT/IJS8S1014114力合衆 国 カリフォルニア州 92014 デルマー ヴイスタオーシャノ−1482 4 力合衆国 カリフォルニア州 92024 リューカディア /くディ ロード  1618 力合衆国 カリフォルニア州 92075 ソラナ ビーチ フアベニュー 5 58

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.約6から約40のアミノ酸残基を含み、左から右にアミノ末端からカルボキ シル末端の方向で式 【配列があります】 で示されるような5個のアミノ酸配列を含み、ここでのR1とR2は各々同じか あるいは異なるもので、共にGlyである場合を除く、Ala.As,Arg, Gly,Leu.Pro,Ser,Thrを含む群から選ばれたものであるよう な合成ランダム共重合ポリペプチドで、少なくともモル分率25%以上のグリシ ン残基を含み、キャリヤーに結合し、ホ乳動物宿主に有効量導入されたとき、E BNAと免疫反応を起こし抗体の産生をうながすことのできる上記ポリペプチド 。 2.アミノ酸残基配列が次に示すものからなる群から選ばれるようなものを含む 請求の範囲第1項記載の合成ポリペプチド。 (i)【配列があります】; (ii)【配列があります】; (iii)【配列があります】; (iv)【配列があります】; (v)【配列があります】; (vi)【配列があります】. 3.上記ポリペプチドで、 (a)少なくともモル分率50%のグリシン残基を含み、(b)左から右にアミ ノ末端からカルボキシル末端の方向に、式【配列があります】 で示され、上記5個の残基配列とオーバーラツプする付加的な6個のアミノ酸残 基を含み、 (c)EBNAにより誘導されるヒトの抗体と免疫反応を起こす、請求の範囲第 1項記載の合成ポリペプチド。 4.上記ポリペプチドのアミノ酸残基配列が、左から右にアミノ末端からカルボ キシル末端の方向に、次の式(i)【配列があります】; (ii)【配列があります】; (iii)【配列があります】; (iv)【配列があります】; (v)【配列があります】; (vi)【配列があります】; (vii)【配列があります】; (viin)【配列があります】,theで示されるものからなる群から選ばれ る配列を含むもの、又その薬学的に許容される塩、及びその抗原的に関連した変 化物であるような請求の範囲第3項記載の合成ポリペプチド。 5.上記アミノ酸配列が約15から約20個のアミノ酸残基を含むような請求の 範囲第3項記載の合成ポリペプチド。 6.反復ユニットとして複数の結合した合成ランダム共重合ポリペプチドを含む 合成多重合体。 7.上記ポリペプチド反復ユニットがアミド及びジスルフィドからなる群から選 ばれた結合により互いに連結しているような請求の範囲第6項記載の多重合体。 8.薬学的に許容される希釈剤に溶解又は分散した請求の範囲第1項記載の合成 ランダム共重合ポリペプチドを含み、EBNAと免疫反応する抗体を誘導するの に適した合成ポリペプチド接種物で、ホ乳動物宿主中にその有効量が導入された ときに、EBNAと免疫反応する抗体の産生をうながすことのできる上記接種物 。 9.上記ポリペプチドがキャリヤーに結合したような請求の範囲第8項記載の合 成ポリペプチド接種物。 10.ポリベブチドカが投与当り約10マイクログラムから約500ミリグラム 存在するような単位投与型の請求の範囲第8項記載の合成ポリペプチド接種物。 11.請求の範囲第1項の合成ランダム共重合ポリペプチドを含む合成免疫原に より生ずる抗体結合部位をもつ受容体分子。 12(a).請求の範囲第1項記載の合成ランダム共重合ポリペプチドによって 生ずる受容体分子、や (b).E8NAと受容体との免疫反応を知らせる指示手段、を含む、EBNA の存在を検定するためのキットの形をした診断システム。 13(a).検定されるべき検体を用意し、(b).請求の範囲第3項記載の合 成ランダム共重合ポリペプチドと上記検体を混合し、 (c).上記検体中に存在する抗EBNA抗体力{上記ポリペプチドと免疫反応 するに十分な予め決った時間上記混合物を維持し、(d).上記免疫反応の存在 を決定する、ステップからなる検体中の抗EBNA固体を検定する方法。 14.上記ポリペプチドを上記混合の前に固体の支持体に固定するステップをも 含めた請求の範囲第13項記載の方法。 15.(a)請求の範囲第3項記載の合成ランダム共重合ポリペプチド、と (b)上記ポリペプチドとEBNAに対する抗体との免疫反応を知らせる指示手 段、 を各々別々の包装にして含む、検体中のEBNAに対する抗体の存在を検定する 、キットの形をした診断システム。 16.上記合成ポリペプチドを上記マトリックスに固定し、固体支持体を形成さ せたような請求の範囲第15項記載の診断システム。 17.上記指示手段がヒトの抗EBNA抗体と免疫反応を起こすことのできるラ ベル化した抗体であるような請求の範囲第16項記載の診断システム。 18.請求の範囲第1項記載の合成ポリペプチドによって生ずる有効量の抗体を 含む、その細胞表面上にEBNAを発現するBリンパ細胞に対する能動免疫のた めの処理。 19(a).検定されるべき検体を用意し、(b).請求の範囲第1項記載の合 成ランダム共重合ポリペプチドにより生ずる抗体結合部位をもつ受容体分子と混 合し、(c)上記受容体分子が上記検体中に存在するEBNAと免疫反応するに 十分な予め決めた時間、上記混合物を維持し、(d).上記免疫反応の量を測定 する、ステップからなる検体中のEBNAの存在を検定する方法。 20.請求の範囲第3項記載の合成ランダム共重合ポリペプチドに免疫学的に結 合したヒトの抗EBNA抗体を含む免疫反応産物。
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