JPH02504395A - アポai定量のための診断方法及び診断システム - Google Patents

アポai定量のための診断方法及び診断システム

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JPH02504395A
JPH02504395A JP1504342A JP50434289A JPH02504395A JP H02504395 A JPH02504395 A JP H02504395A JP 1504342 A JP1504342 A JP 1504342A JP 50434289 A JP50434289 A JP 50434289A JP H02504395 A JPH02504395 A JP H02504395A
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apoal
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カーティス リンダ ケイ
スミス リチャード エス
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スクリップス クリニック アンド リサーチ ファウンデーション
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アポAl定量のための診断方法及び診断システム(技術分野) 本発明は血液サンプル中に存在する、7ポAl量を免疫学的に定量するのに有用 な抗体及びポリペプチドに関する。
(背景) リポタンパク質は血中コレステロールの主要なキャリヤーである。これらは、コ レステロール含有コアを囲む極性脂質と会合する1つ以上のタンパク質から成る 表面フィルムを有するミセル状脂質−タンパク賞複合体(粒子)である、リポタ ンパク質は本来、超遠心によって測定される浮遊密度に基づいて分類されており 、これにより4つの主要な密度グループ−キロミクロン、超低密度リポタンパク 質(VLDL)、低密度リポタンパク質(L D L)及び高密度リポタンパク 質(HD L)に分類されている。
現在、多くの研究により血漿HDLコレステロールレベルと冠動脈症(CAD) の発病との間に逆比例関係がある事が確認されている。すなわち、HDL粒子中 に存在する血中コレステロールレベルが高い程、CADの発病率が低下する。
同様に、現在多くの研究により、HDLの主要タンパク質成分であるアポリポタ ンパク質(アポAl)の血中レベルもCADの発病と逆相関があることが示され ている。さらに、ワイズワイラ−(Weis Weiler )等(クリニカル ケミストリー(Cl1n、 Chem、Lll、34B (1981)は、アポ Aルベルを知ることがHDLコレステロールの評価を向上しうろことを報告した 。
CADとの逆相関係により脂質代謝におけ−るアポA1の構造と機能に間して精 力的な研究が行なわれている。現在、アポA1の性化であると考えられている。
構造的には精製アポA1は高い割合(55%)のα−へリンクスを含み、HDL 粒子中のようにリン脂質と会合したときにはそれが70%に増大すると報告され ている。アポAlの脂質結合性は、主としてα−ヘリックス状でかつ両親媒性で あるプロリン残基により中断されている一連の22個のアミノ酸反復配列の働き によるようである。
本来のアポA1の臭化シアン−及びトリプシン断片のエドマン分解により測定し たアポAlのアミノ酸残基配列はブリューワー(Brewer )等により報告 された(バイオケム、バイオフィズリサーチ・コミュニケーション(Bioch em、 Biophys、 Res、 Comg+、)+10.623−630  (197B))、ブリューワ−(Brewer )等の方法に従がいアポAl を臭化シアン(CNBr)で分解すると4個の主要断片が生じ、それらは、アポ A1配列のアミノ末端からカルボキシ末端の方向にCNBr1、CNBr2、C NBr3及びCNBr4と命名した。 CNB r 1. CNB r 2、C NBr3及びCNBr4はCNBr切断過程でそこに存在するメチオニン残基が 分解される結果として生ずるホモセリンラクトンをそのカルボキシ末端に有する ポリペプチドであることに注意を要する。
本来のアポA!、すなわちHDL粒子中に存在するアポAlの免疫化学的特徴は 、それが抗原的に不均一でありかつ不安定であることから問題とされてきた事で ある。アポAtの抗原的不均一性は本来のHDL中の脂質によりいくつかのエピ トープがマスクされている事又は脂質又は他のHDL会舎タンパク賞によるアポ Alの構造の変化がいくつかのエピトープの抗体結合能を左右する事によるらし い、限定されに抗血清に対する免疫反応性の経時的変化から明白なようにアポA lの抗原的不安定性はインビトロで起こることが示されている自己会合及び脱ア ミド化のような現象によるらしい。
このようなアポA1の抗原的な不均一性及び不安定性は愚者の血液サンプル中の アポAlの定量法及び定量システムを構築するのを困難にしている。このことは 、中でもこれらのシステムが、このシステムにおいて基本的な抗アポAl抗体の 免疫反応性が少なくとも一定であり、また好ましくは患者のサンプル中のアポA 1と等価である参照物質(標準物質)を必要としていることによる。
最近、このアポAlの抗原的不均一性及び不安定性に関する問題を克服するため の努力は、その発現が特定の単離条件及び保存条件下で一定もしくは“保存”さ れている本来のアポAl上のエピトープを同定するためにモノクローナル抗体( MAB)を用いる事に集中してきている。さらに、ここで”保存性エピトープ。
と呼ぶこれらのエピトープは、脱アミド化を起こすプロセス又は保存によっても HDL上の発現が有意な影響を受けない、すなわち有意に増減しないアポAlエ ピトープとして定義される。
エピトープAと命名される代表的保存性アポAlエピトープはミルソープ(Me ltborpe )等により (アルテリオ(Arterio、)、  6゜2 85−296  (1986))MAB4H1と免疫反応するアポAT  CN Br1の一部であると定義された。ミルソープ(Milthorp )等による と、エピトープAの発現は、4℃から一80℃の温度で保存した愚者血清サンプ ル中で経時的に一定である。このことは、C,C’及びC#と命令され、全てア ポAlのCNBr2t+1域に存在するエピトープとは対照的である。すなわち これら全ては“非保存性”エピトープであり、その発現は同温度範囲の保存によ り有意に増減した。
(本発明の要約) 本発明は基本的に多くとも約40残基のアミノ酸から成り、かつそのアミノ酸配 列の一部として、式:%式% で表わされる配列を有するアポA1ポリペプチドに関する。
また、本発明は、 fal  アポAl/HDL (bl  アポA1単離物 tel  アポAI  CNBr1、及び(d)  ポリペプチド、 と免疫反応するが、 tel  アポAI  CNBr2 ffl  7ボAI  CNBr3、 (幻 アポAI  CNBr4、 (hl  ポリペプチドDEPPQSPWDII 、及び+i+  ポリヘブ+  )’ QSPWDRVKDLAとは免疫反応しない抗アポAl抗体分子を含む モノクロ−′ナル抗体に関する。
別の態様において本発明は、本質的にわずか約40残基のアミノ酸から成り、か つそのアミノ酸配列の一部として式:%式% で表わされる配列を有するアポA1ポリペプチドを少なくとも1回検定するのに 十分な量含むキット型の診断システムに関する。
また、本発明は、 fal  アポAl/HDL。
(b)  アポAIJIIi物、 fC)  アポAI  CNBr1、及び(dl  ポリペプチドDEPPQS PWDRν[lLAと免疫反応するが、 tel  アポAI  CNBr2、 ffl  アポAI  CNBr3、 (幻 アポAI  CNBr4、 (〜 ポリペプチドDEPPQSMIDR、及び(il  ポリペプチドQSP WDIIIVKDLAとは免疫反応しない抗アポAl抗体分子を含むモノクロー ナル抗体を少なくとも1回検定するのに十分な量含むキー/ )型の診断システ ムに関する。
さらに本発明は、血液サンプル中のアポA1量の検定法であって、 (1)サンプルを、 (a)抗1ポAlモノクローナル抗体であって、(i )アポAl/HDL。
(ii)アポA1単離物、 (iH)アポAT  CNBr1、及び(iv)ポリペプチドDEPPQSPW DRVKDLA 。
と反応するが、 (v)  アポAI  CNBr2、 (vi)アポAI  CNBr3、 hi)アポAT  CNBr4、 (vi)ポリペプチドDEPPQSPWDIi 、及び(ix )ポリペプチド QSPWDRVKDLA、とは免疫反応しない抗体分子を有するモノクローナル 抗体と、及び (b)本質的にわずか約40残蟇のアミノ酸から成り、かつ、そのアミノ酸配列 の一部として、式: %式% で表わされる配列を有するアポへIポリペプチドと、に混合することにより免疫 反応混合物を作り、(2)了ボAl含有免疫反応生成物が生成するのに十分な時 間、該免疫反応混合物を維持し、そして (3)ステップ(2)で生成した生成物量を測定し、それにより血液サンプル中 のアポAl量を測定する、 工程を含む方法に関する。この検定法において、工程(1) (a)の抗7ボA I  MABはMABAI−16であり、がっ、工程(1) (b)のポリペプ チドは、式: %式% から成る群から選ばれたポリペプチドであることが望ましい。
(図のFi! jiL ft説明) 図は本開示の一部を形成する。
第1図は、プリューワー(Brewer )等により報告された(バイオケム・ バイオフィズ・リサーチ・コミニニケーシヲン(Bioche@。
Biophya、 Res、 Co+ni、 ) 80.623−630 (1 97B) )アポAI  CNBr1のアミノ酸残基配列の残基値N1番から8 6番までの配列を示している。
残基位置86番に位置するメチオニン(M)残基での切断により生成するアポA I  CNBr1はホモセリンラクトンに転換したカルボキシ末端メチオニンを 有する残基位置1番から86番に相当する配列を有する。CNBr1のトリプシ ン切断で生成し、TIからT4と命名される4個断片の位置及び断片T3のBN FS−スカトールによる切断で生成し、Slと命名される1個の断片の位置も示 しである。
第2図は、アポAl/I(DLへのMAB  Al−16の結合を競合的に阻害 するアポAl/HDL、新鮮な血漿中に存在するHDL及びポリペプチドAl  l−15の能力を示している。タンパク賞濃度はマークウェル(Markwel l )等の方法(アナリティカルバイオケミストリー(Anal、 Bioch es+、 )、  81.206−120(1978))に従って測定した。対 数〔ロジント(logit) )変換したアポAl(Δ)、血漿(0)及びポリ ペプチドAl l−15(・)のデータは各々−1,96、−2,47、及び− 2,60の勾配を与えた。
第3図はMAB  Al−16に対する各ポリペプチドAI 1−10、Al  l−15、Al1−21及びA15−15の免疫活性〔例6で述べられている固 相競争RIAにおける抗体結合の50%阻害に要するペプチドのモル濃度(M) 値(IDse))を示している。ID、。値は対数(1ozft )変換競合曲 線の直線回帰解析により得られ、これらはこの図の上部に示されている。ペプチ ドAl l−15及びAl1−21に対するMARAl−16の親和性は、これ らのペプチドにより生成した対数変換直線の勾配が各々−2,60及び−2,5 7であったことから本質的に同一であると測定された。11合ペプチドの濃度は 第2図で述べられている方法により測定し、1リットル当りのモル数(w+M  )で示されている。
(本発明の詳細な説明) A、定義 (アミノ酸)ここで同定される全てのアミノ酸は天然のL型のものである。標準 的ポリペプチド命名法に従かい(ジャーナル・オブ・バイオロジカルケミストリ ー(J、 Biol、 CheIl、 )、  243 。
3557−59 (1969) )、アミノ酸残基の略号は以下の対応表に示さ れているものを使用した。
(対応表) Y    Tyr      L−チロシンG    Gay      グリ シンF     Phe      L−フェニルアラニンM    Met       L−メチオニンA    Ala      L−アラニンS     Ser      L−セリンI     Ice      L−イソロイ シンL     Leu      L−ロイシンT    Thr       L−スレオニンV    Val     L−バリンP     Pro        L−プロリンK    Lys      L−リジンHHis       L−ヒスチジン Q    Gin      L−グルタミンE     Glu       L−グルタミン酸WTrpL−)リプロファン RArg      L−アルギニン D     Asp      L−アスパラギン酸N    Asn       L−アスパラギンCCys      L−システィン 全てのアミノ酸残基配列は左から右に従来のアミノ末端からカルボキシ末端の方 向で書かれた式で表わされていることに注意せよ、さらに、アミノ酸残基配列の 始め又は終りのダフシはそのポリペプチド鎖における計約50残基までの1個以 上のアミノ酸残基からなる配列への結合を示している。
(アポAl/HDL)アポAl/HDLはHDL粒子上に存在する場合のアポA lを意味している。
(脱脂アポAl)脱脂アポAlは実質的に会合した脂質を持たないアポAlを意 味している。
(単離アポAl)単離アポAlは、一般的にアポAlに加えてHDL上に存在す るアポAI[のような他のタンパク質及び会合した脂質の両方を実質的に含まな いアポA1を意味している。
(ポリペプチド及びペプチド)ポリペプチド及びペプチドとは隣り合うアミノ酸 残基のα−アミノ基及びカルボキシ基間のペプチド結合により互いに連結した多 くとも約40残基の一連のアミノ酸を意味し、ここでは同義的に用いられている 語である。
(タンパク質)タンパク質とはポリペプチドと同様に互いに連結した約50残基 以上の一連のアミノ酸を意味して用いられる語である。
B、ポリペプチド ここで用いられているように、°アポAlポリペプチド”という語句はアポA1 分子の一部と相同的(構造がIIしている)なアミノ酸残基配列を有するポリペ プチドを意味している。
1つの態様において、本発明のアポAlポリペプチドは基本的に少なくとも約1 5残蟇でかつわずか約40残基のアミノ酸、好ましくは多くとも約25残基のア ミノ酸からなり、かつその配列の一部として式−DEPPSllPWDRVI[ lLA −r表わされる配列を有する。
別の!S様において、本発明のアポAlポリペプチドは本質的に少なくとも約1 5残基でかつわずか25残基、好ましくはわずか約21残基のアミノ酸から成り 、かつその配列の一部として、式ニー DEPPQSPWDRVKDLATVY VDV −ニよっT表わされる配列を有する。
好ましいアポAlポリペプチドを第1表に示す。
第1表 名称1     アミノ酸残基配列 A I 1−15    DEPPQSPWDRVKDLAA 11−21     DEPPQSPWDRVKDLATVYVDVl、 ここで用いている各ポ リペプチドの名称は、そのポリペプチドのアミノ酸残基配列が由来するアポAl タンパク質中の対応する残基を示している。
さらに本発明のアポAlポリペプチドは、実質的に全てのHDL上に存在するア ポA1により発現されるエピトープ(抗原決定基)を免疫学的に真憤る能力を特 徴とすることが望ましい。
また、ここで本ポリペプチドと呼ばれる本発明のアポA1ポリペプチドは、組換 えDNA技術を含むポリペプチド分野でよく知られている技術により合成し得る 。メリフィールド型の固相合成等の合成化学技術は純度、抗原特異性、不都合の 副産物がないこと、生成の容易さなどの理由で好ましい、使用可能な多くの技術 の秀れた概説は、固相ペプチド合成に関してはJ、M、スチュヮード(Stew ard )及びJ、 D、ヤング(Young ) 、  @固相ペプチド合成 ”、w、H,フリーマン版、サンフランシスコ、1969;M、ボダンスキ−( Bodanszky )等、′ペプチド合成ziン・ウィリー・アンド・ヤング (John Wiley & 5ons )版、第2&111976及びJ、マ イエンホーフy−(Meienbofer )+  ”ホルモンタンパク質及び ホルモンペプチド9、第2巻、第46頁、アカデミツクブレス版にューヨーク) 、1983及び古典的溶液合成に関してはE、シュローダ−(5chroder  )及びに、クプケ(Kubke )  ”ペプチド°、第1巻、アカデミツク ブレス版(二ニーヨーク)、1965に見ることができる。これらは参考とじて ここで引用している。これらの合成に使用し得る過当な保護基は前記テキスト及 び参考として引用するJ、F、W、マコーミ−(McOmie ) ’育機化学 における保fi基”、プレナムプレス版、ニューヨーク、1973に述べられて いる。
一般に関連する固相合成法は成長するペプチド鎖に1個以上のアミノ酸残基又は 過当に保護したアミノ酸残基を順次付加していくことを含む、通常第1番目のア ミノ酸のアミノ基又はカルボキシ基のいずれかが選択的に除去し得る適当な保護 基で保護されている。リジンなどの反応性側鎖を含むアミノ酸に対しては別の除 去し得る保護基が使用される。
例として固相合成を用いる場合は保護又は誘導化したアミノ酸をその非保護のカ ルボキシル基又はアミノ基を介して不活性な固体サポートに結合する。それから そのアミノ基又はカルボキシル基の保護基を選択的に除去した後、適当な保護を 行った相補的(アミノ又はカルボキシル)基を有する配列上次のアミノ酸を加え 、固体サポートにすでに結合している残基とアミド結合を形成するのに適した条 件下で反応させる。ついでアミン又はカルボキシル基の保護基を新しく付加した アミノ酸残基から除去した後、その次のアミノ酸(適当に保護したもの)を加え て、これらの操作を繰り返していく、全ての望ましいアミノ酸を適当な配列で結 合した後すべての末端及び側鎖の保護基(及び固体サポート)を順次又は一度に 除去し最終的ポリペプチドを得る。
本ポリペプチドはこれが必要とされる配列を含み、かつアポAlと免疫反応する 抗体と免疫反応し得る限り、アポAlのアミノ酸残基配列と同一である必要はな いことを理解すべきである。
従って保存的にしろ非保存的にしろそれらの使用に特定の利点を提供しうる変化 であるアミノ酸の置換も考え得る。保存的置換とは生物学的に類イ以する残基へ のアミノ酸置換である。保存的置換の例には、イソロイシン、バリン、ロイシン 又はメチオニンのような疎水性残基間の置換又はアルギニンとリジン間、グルタ ミン酸とアスパラギン酸間、又はグルタミンとアスパラギン間など極性残基間の 置換が含まれる。また“保存的置換′という語句には、ポリペプチドが必要とさ れる結合活性を示すならば未置換アミノ酸の代りに置換アミノ酸を使用すること も含まれる。
本発明のポリペプチドが1個以上の保存的又は非保存的置換が行なわれているた めアポA1の配列と同一ではない配列を有する場合、本発明のポリペプチドをラ ベル又は固体マトリクス又はキャリヤーに簡便に結合し得る1リンカ−”でその リンカ−残基が7ポA Iエピトープを形成しない、すなわちアポAlに構造が 類領していないリンカ−を提供する目的でいずれかの末端に別の残基を付加する 場合の残基位置99番のプロリン残基は置換又は欠失し得ないという条件でそれ らアミノ酸残基の通常わずか約30パーセント、より一般的にはわずか20パー セント、好ましくはわずか10パーセントが置換されている0本発明のポリペプ チドに使用し得るラベル、固体マトリクス及びキャリヤーは以下に説明する。
通常アミノ酸残基リンカ−は少なくとも1個の残基であり、また40個以上の残 基であることも可能であるが、より一般的には1から10個の残基であり、アポ A1エピトープを形成しないものである。リンカ−に使用される典型的アミノ酸 残基はチロシン、システィン、リジン、グルタミン酸及びアスパラギン酸等であ る。
さらに本ポリペプチドは特に指定されない限り、例えばアセチル化又はチオグリ コール酸アミド化等の末端N Hzアシル化、アンモニア、メチルアミン等によ る末端カルボキシルアミド化等による修飾されることにより天然のアポAIと配 列が異なり得る。
キャリヤーに結合し、当分野でキャリヤー−ハプテン結合体として知られている 物を生成するとき、本発明のアポA1ポリペプチドはアポA!、好ましくはHD L粒子の一部を成すアポAT(アポAl/HDL)と免疫反応する抗体を含み得 る。免疫学的交叉反応性の原則からみて、本発明は第1表に示したポリペプチド の抗原的関連変異体に関する。“抗原的に関連する変異体”とは少なくとも約1 5残基でかつわずか約40残基を含み、かつ配列DEPPQSPiRVl[lL Aを含み、かつ第1表のポリペプチド及びアポAlと免疫反応し得る抗体分子を 含み得るポリペプチドである。
C9抗体及びモノクローナル抗体 種々の文法型の“抗体°という語は一部の免疫グロブリン分子及び、又は免疫グ ロブリン分子の免疫学的活性部分すなわち抗体結合部位又はパラトープを含む分 子を意味する集合名詞としで用いられている。
“抗体結合部位”とは抗原を特異的に結合する重鎮及び軽鎖の可変及び超可変領 域を含む抗体分子の構造部分である。
ここで用いている種々の文法型の°抗体分子”という語句は本来の免疫グロブリ ン分子及び免疫グロブリンの免疫学的活性領域の両方を意味している。
代表的抗体分子とは本来の免疫グロブリン、実質的免疫グロブリン及び当分野で Fab、 Fab’、F(ab’)z及びF (V)として知られている領域を 含むバラトープを有する免疫グロブリン分子の一部である。
抗体のFab及びF (ab ’ LtJ域は、従来法を用いた実質的抗体の各 々パパイン及びペプシンによるタンパク質分解で調製される。
例えばチオフィロポラス(Theofilopolous )及びディクソン( Dixon )の米国特許第4,342,566号参照、また、Fab’抗体領 域もよく知られておりF(ab’)z領域のメルカプトエタノール等による二本 の重鎮領域を結ぶジスルフィド結合の還元及びそれにつづく生成したタンパク質 メルカプタンのヨードアセトアミド等の試薬によるアセチル化により生成する0 本来の抗体分子を含む抗体の方が好ましいのでここでは説明してこれを使用する 。
本発明のポリクローナル抗体は、1)わずか25残基のアミノ酸を含む本ポリペ プチド、及び2)アポAT/HDLと免疫反応し得ることを特徴とする。さらに 本発明のポリクローナル抗体は了ボAI  CNBr2、CNBr3及びCNB  r 4と免疫反応する抗体分子を実質的に含まないことを特徴とする。
種々の文法型の”モノクローナル抗体”という語句は特定の抗原と免疫反応し得 る唯1種の抗体結合部位を含む一部の抗体分子を意味する。従つて、一般にモノ クローナル抗体はそれが免疫反応する抗原に対する単一の結合親和性を示す、そ れゆえモノクローナル抗体はその各々が異なる抗原に免疫特異的な抗体結合部位 を複数含む抗体分子、例えば二特異的モノクローナル抗体も含み得る。
本発明のモノクローナル抗体(MAB)(本MAB)は、tel  アポAl/ 1(DL へ) アポA1単離物 tel  アポAI  CNBr1、及びidl  ポリペプチド Al1−1 5、と免疫反応するが、 (el  アポAI  CNBr2、 ffl  アポAT  CNBr3、 (幻 アポAI  CNBr4、 ((転) ポリペプチドAl l−10、及び++1  ポリペプチドAl5− 15、とは免疫反応しないことを特徴とする。
本発明の好ましいMABはアポAl/HDLと免疫反応し、そしてアポAT/H DL及びポリペプチドAl1−15に対する免疫反応性の比は、約1:5から約 5:1、好ましくは約1:2.5から約2.5:1そしてより好ましくは約1. 5:1から約1=1.5の範囲の僅を示す。
ここで用いられているように、種々の文法型の°免疫反応性”という語は所定量 の抗体及び所定量のアポAl/HDL間の免疫反応の50%を阻害するのに必要 な抗原濃度を意味する。すなわち免疫反応性とは0.50B / B o値(B oは競合抗原非存在下で結合する抗体の最高値であり、並びにBは競合抗原存在 下で結合する抗体量である。双方ともバックグランド補正したものである)を与 えるのに必要な抗原濃度である。ロンドバード(Rodbard )、クリニカ ルケミストリー(CIin、 Che+m、 ) 、  20. 1255−1 270 (1974)参照。
本発明のモノクローナル抗体は天然のアポAT/HDL及びポリペプチドAl1 −15に対し同一(区別できない)の親和性を有することがより望ましい、すな わち好ましいモノクローナル抗体は、別々に測定した時、統計解析でP < 0 .1、好ましくはP〈0.05、より好ましくはP<0.01の信頼度で区別で きない(等価である)ポリペプチドAll−15に対する親和性を宵している。
抗原に対するモノクローナル抗体の親和性の測定法及びそれらの親和性の比較法 は当分野ではよく知られている0例えばミニーシー(Muller )%ジャー ナル・オプ・イムノロジカル・メソフズ(J、 1mmuno1. Meth、  )  34. 345−352 (1980)及びソカル(5okal )等 、バイオメトリー(Biometry )、 W、 H,フリーマン版(198 1)参照、モノクローナル抗体の親和性の好ましい測定法は平衡競争阻害分析に よるものである。この方法では、特徴であるモノクローナル抗体への結合に対す るアポAI/HDL及びアポAl/HDLと競合するポリペプチドA11−15 の能力を測定し、かつ比較する。トサオ(丁sao )等、ジャーナル・オブ・ バイオロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 Che■、)。
257.15222−15228 (19B2)参照。
例えばモノクローナル抗体によって示されるアポAl/)(DL及びポリペプチ ドAl1−15への親和性が同じく区別できない)かどうかの測定は以下のよう に行ない得る。
(a)液相競合体として存在するポリペプチドAl1−15の存在下既知量のモ ノクローナル抗体が固相のアポAl/HDLに結合する割合を種々の競合体濃度 で測定する。それから各結合率測定値の対数(logit )変換値を競合体( 液相ポリペプチド)濃度に対してプロットする。  (logit(Y)log  e Y/ 1−Y)(Yは所定量の競合体存在下におけるモノクローナル抗体 の結合パーセント)〕。
(b)ステップ(a)と同量のモノクローナル抗体を用い、液相競合体として存 在するアポAl/HDLの存在下、固相アポAl/)(DLに結合する抗体の割 合をステップ(a)と同じ競合体濃度で測定する。それから各結合率の対数変換 値を競合体(液相アポA I/HDL)fi度に対してプロットする。
(c)ステップ(a)及び(b)で得られた各プロットについて直線回帰解析を 行ない各々の勾配を得る。
(d)アポAl/HDL及びポリペプチドAl l−15について得られた勾配 を、ソカル(5okal )等、(上述、p485、ボックス14.5)が述べ た勾配等個性テストを用いて比較する。
一般的に抗体分子そのものを含む本モノクローナル抗体はナイマン(Niman  )等(参考として引用するプロシーディング・イン・ナショナル・アカデミ− ・オブ・サイエンス(Proc、 Natl、 Acad。
Sci、 )USA、主0.4949−4953 (1983))により報告さ れているポリペプチド誘導ハイプリドーマ技術を用いて調製し得る。N阜に言う とモノクローナル抗体組成物を生成するハイプリドーマを作るためにミエローマ 又はその他の自己増殖細胞系列を本発明のポリペプチドで高度免疫化した哺乳類 のNilから得られるリンパ球と融合する。
このミエローマ細胞系列は、リンパ球と同じ種に由来する方が好ましい、一般的 にマウスの129 Glx”株が好ましい哺乳類である0本発明で用いるのに適 したマウスミエローマにはヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン惑受性( HAT)細胞系列のP3X64−Ag8.653及びSp 210−Ag 14 があるが、これらは各々CRL1580及びCRL1581という名称でアメリ カン・タイプ・カルチ十−・コレクシツン(メリーランド州、ロックビル)から 入手し得る。
一般的に肺細胞はポリエチレングリコール(PEG)5000を用いてミエロー マ細胞に融合される。融合した細胞はHATに対する感受性で選択する0本発明 のモノクローナル抗体を生産するハイプリドーマは例6で述べられているラジオ イムノアッセイ(RI A)を用いて同定する。
本発明のモノクローナル抗体は適当なポリペプチド特異性をもつ抗体分子を分泌 するハイプリドーマを含む栄養培地からモノクローナルハイプリドーマ培養を開 始しする。この培養をハイプリドーマが培地中に抗体分子を分泌するのに十分な 条件及び時間維持する。それから抗体を含む培地を回収する。さらに抗体分子は 従来技術により隼離し得る。
これらの組成物を調製するのにを用な媒体は当分野でよく知られていると同時に 市販されており、それらには合成培養培地、近文系マウス等が含まれる0代表的 合成培地にはダルベツコ最小基礎培地(DMEM:ダルベツコ(Dulbecc o )等ピロロジー(Virology )  8.396 (1959)に4 .5g/Aグルコース、20mグルタミン及び20%ウシ胎児血清を補つたもの がある。
代表的近文系マウスにはBa1b/c株がある。
上述の方法で生産したモノクローナル抗体は例えばアポAl含有免疫反応産物の 生成をa・要とする診断及び治療法に使用し得る。
本モノクローナル抗体、すなわちMABA+−16の生産にを用なハイプリドー マはハイプリドーマ1(131E4であり、該ハイプリドーマは1988年3月 29日、ブタペスト協定に従かいアメリカン・タイプ・カルチ中−・コレクシラ ン(ATCC)(米国MD州コロツクビル 0852)に登録されATCC名が 与えられている()、ハイプリドーマ()は当分野でよく知られているように本 モノクローナル抗体を生産する他の不朽細胞系列を生成するのに用い得る。従っ て本モノクローナル抗体の生産はATCCによるハイプリドーマ培養に依存する わけではない。
D0診断システム 本発明のキット型の診断システムには、少なくとも1回の検定を行なうのに十分 な量の本アポAlポリペプチド及び、又は本モノクローナル抗体が別々にパフケ ージされた免疫化学試薬の形で含まれている。また、一般的にパンケージした免 疫化学試薬の使用説明書も含まれている。
ここで使用されているように、“パフケージ”という梧は所定量以下の本発明の ポリペプチド、ポリクローナル抗体又はモノクローナル抗体を保持し得るガラス 、プラスチック、紙、ホイル等の固体マトリクス又は固体物質を意味する。従っ て、例えばパフケージはミリグラム量の本ポリペプチドを入れるのに用いるガラ スバイアルでもよいし、またマイクロプレートの本ポリペプチドを機能的に固定 した、すなわち抗体により免疫学的に結合され得るように結合したマイクロプレ ートのウェルもパンケージとなり得る。
一般に”使用説明書°には試薬の濃度又は少なくとも1回の検定を行なう際の混 合する試薬及びサンプルの相対量、試薬/サンプル混合物の保持時間、温度、バ ッファ条件等のパラメータを記述した明確な発現が含まれる。
好ましい態様において、本発明の診断システムはさらに本発明のポリペプチド又 は抗体分子を含む複合体の生成を知らせ得るラベル又は指示手段を含んでいる。
ここで用いられている“複合体゛という語は抗体−抗原、又はレセプター−リガ ンド反応などの特異的結合反応の産物を意味する0代表的複合体は免疫反応産物 である。
ここで用いられている種々の文法型の“ラベル”及び”指示手段”という語は検 出し得るシグナルの生成に直接又は間接的に関与し複合体の存在を指示する単− 原子及び分子を意味する。いずれもラベル又は指示手段も発現したタンパク質、 ポリペプチド又は本発明の抗体の一部又はモノクローナル抗体組成物である抗体 に結合するか又はその中に取り込まれているが、もしくは別々に用いられる。そ してこれらの原子又は分子は単独か又は他の試薬と合せて用い得る。これらのラ ベルはそれ自体、臨床診断化学の分野ではよく知られており、それらが他所で述 べている新しいタンパク質の方法及び、又はシステムで使用されている場合に限 り本発明の一部を構成する。
抗体又は抗原を変性することなしに化学的に結合し、有用な免疫螢光トレーサー となる螢光色素を形成する螢光ラベル剤もラベル手段となり得る0適当な螢光ラ ベル剤とはフルオレセインイソシアネート(FIC)、フルオレセインイソチオ シアネート(FITC)、5−ジメチルアミン−1−ナフサレンスルホニルクロ ライド(DANSC)、テトラメチルローダミンイソチオシアネート(TRIT C) 、リザミン、ローダミン8200スルホニルクロライド(RB200SC )等の螢光色素である。免疫螢光分析技術の説明はデル力(Deluca )   “免疫螢光分析°(°道具としての抗体′)、マージャロニス(Marcha lonis )等線、ジョンウィリー・アンド・サンズ版189−231頁(1 9−82)(参考として引用する)に見られる。
好ましいM祿における指示グループにはホースラディシュバーオキシダーゼ(H RP)、グルコースオキシダーゼ等の酵素がある。基本的な指示グループがHR P又はグルコースオキシダーゼ等の酵素であるような場合には、レセプター−リ ガンド複合体(免疫反応物)が生成した事を可視化する付加試薬が必要である。
HRP用の付加試薬には過酸化水素及びジアミノベンジジンのような酸化色素前 駆体が含まれる。グルコースオキシダーゼに有用な付加試薬は2.2′−アジド −ジー(3−エチル−ベンズチアプリン−〇−スルホン酸)(ABTS)である 。
また、放射性元素もを用なラベル化剤であり、ここでの説明に用いている0代表 的ラジオラベル化剤はガンマ線を放出する放射性元素であるa  ”’1%   ”’1%  ””I、+st■及び”Crt!どのそれ自身がガンマ線を放出す る元素は一部のガンマ線発生放射性元素指示グループを形成している。特に12 51が好ましい。もう1つの有用なラベル手段グループにはそれ自身陽電子を発 生するIIC,IIF、IIC及び13Nなどの元素がある。そのように発生す る陽電子は動物の体内に存在する電子と衝突してガンマ線を生成する。また、I I+インジウス又は3Hのようなベータ発生物も有用である。
ラベルの結合、すなわちポリペプチド及びタンパク質のラベル化は当分野ではよ く知られている0例えばハイブリドーマによって生産された抗体分子は培養培地 中の成分として提供される放射性同位元素含有アミノ酸の代謝的取込みによりラ ベル化し得る。
例えばガルフレ(Ga1fre )等、メソソズ・イン・エンザイモロジ−(M eth、 Enzyw+o1. ) 、73.3−46 (1981)参照。
活性化した官能基を介するタンパク質の結合又はカンプリング技術も特に有用で ある0例えばオーラメアス(Aurameas )等、スカンジナビアン・ジャ ーナル・オブ・イムノロジー(5cand、 J。
1m+*uno1. ) 、8−1補7.7−23 <1978) 、ロンドウ エル(Rodwall )等、バイオテクノロジー(Biotecb、 ) 、 3.889−894 (1984)及び米国特許第4.493,795号参照。
また診断システムは好ましくは別のパンケージとして特異的結合試薬を含み得る ・“特異的結合試薬”とは本発明の試薬又はこれらの試薬を含む複合体を選択的 に結合し得る分子であるがそれ自身は本発明のポリペプチド又は抗体分子組成物 ではない。代表的特異的結合試薬は第2の抗体分子、補体タタンパク質又はその 断片、S、オーレウス(aureus )タンパク質A等である。この特異的結 合試薬は、本発明の試薬が複合体の一部として存在するときその試薬と結合する ことが望ましい。
好ましい態様においては特異的結合試薬はラベル化されている。
しかし診断システムがラベル化されていない特異的結合試薬を含むとき、一般的 にこの試薬は増巾手段又は増巾試薬として使用される。これらの8様においてラ ベル化した特異的結合試薬はその増巾手段が本発明の試薬を含有する複合体に結 合したときその増巾手段を特異的に結合し得る。
本発明の診断キットは°EL I SA ’様式で使用し、血液、血清又は面素 などの血液サンプル中のアポA1量を検出し得る。
”ELlSA”とは面相に結合する抗体又は抗原及び酵素−抗原又は酵素−抗体 結合体を使用し、サンプル中に存在する抗原の検出及び定量する酵素結合免疫吸 着検定法である。ELISA技術の説明はり、P、サイフ(5ites )等の “基礎及び臨床免疫学”、1982年CA州ロスアラモスのレンジメディカル出 版発行、第4編第22章、及び米国特許第3,654,090号、第3,850 ,752号及び第4,016,043号に見られる(これらは全て参考として引 用したものである)。
このように、好ましい態様において本発明のアポAlポリペプチド又はモノクロ ーナル抗体は固体マトリクスに固定し、本診断システム中の1つのパフケージに 含まれる固体サポートを生成し得る。
一般的に試薬は水性媒体からの吸着により固体マトリクスに固定されるが当分野 でよく知られているタンパク質及びポリペプチドに通用し得るその他の固定様式 も使用し得る。
また有用な固体マトリクスも当分野ではよく知られている。これらの物質は非水 溶性であり、またこれらにはファルヤシアファインケミカルズ(NJ州、ピスカ タウエイ)から商標SEPI(ADHXの名で市販されている架橋デキストラン 、アガロース、IL州北シカゴのアボンドラボラトリーズ社から市販されている 約1ミクロンから約5ミリメートル径のポリスチレンビーズ、シート、テープ又 はヘラ状のポリ塩化ビニル、ポリスチレン、架橋アクリルアミド、ニトロセルロ ース又はナイロン製の生地、ポリスチレン又はポリ塩化ビニル製のチェーブ、プ レート又はマイクロプレートのウェルが含まれる。
ここで述べている診断システムの試薬、ラベル化した特異的結合試薬又は増巾試 薬は、溶液、液体分散物又は例えば凍結乾燥体のような実質的な乾燥粉末の形で 提供し得る。指示手段が酵素の場合、その酵素基質もこのシステムの別のパンケ ージで提供され得る。前述のマイクロプレートのような固体サポート及び1つ以 上のバッファも本診断検定システムの別にパッケージされた要素として含み得る 。
診断システムに関し、ここで議論されているバンキング材は診断システムで一般 に使用されているものである。これらには、ガラス及びプラスチック製(例えば ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリカーボネート製)の瓶、バイアル、プラ スチック及びプラスチックホイルコート化包装材等が含まれる。
E、検定法 本発明は免疫化学反応試薬として本発明のポリペプチド、ポリクローナル抗体、 又はモノクローナル抗体を用い、その量がサンプル中のアポAl量に直接的又は 間接的に関係する免疫反応産物を生成させて、生物学的液体サンプル中のアポA 1を定量する種々の免疫検定法に関する。当業者は、本発明の免疫化学試薬を身 体サンプル中に存在するアポAl量に関係する免疫反応産物を生成するのに使用 し得る多くの従来の臨床診断化学的方法があることを理解できるであろう、従っ て、ここでは代表的検定法について述べるが、本発明はこれに制限されるもので はない。
競合的又は非競合的な不拘−及び均一操作法が本発明の検定法を行う上で採用し 得る0例えば本発明は以下のステップを含む血液サンプル中のアポAl量を検定 する競合的方法に関する;(Ml  液液サンプルを、 (1)本発明のモノクローナル抗体、好ましくはAl−16、及び (ii)本発明のアポA1ポリペプチド、好ましくはA11−Is又はAl1− 21、 と混合して免疫反応混合物を作る。
血液サンプルは、既知量の血液又は血清又は血漿など血液由来産物として提供さ れるのが好ましい、使用するサンプルのタイプに関係なく、当分野で知られてい るようにサンプルは少なくとも約12時間絶食したヒトから入手することが好ま しい。
このようなサンプルは°絶食サンプル9と呼ぶ、また、血清又は血漿をサンプル として用いる場合、検定するアポAlエピトープの発現を修正する目的でそのサ ンプルを変性剤で処理する必要はないことが注目される。
混合するモノクローナル抗体量は既知であることが望ましい。
さらにモノクローナル抗体がラベル化、すなわち、酵素、放射性核種などの指示 手段に機能的に結合されている態様が望ましい。
アポAlポリペプチドは、固体サポートの一部、すなわち固体マトリクスに機能 的に結合して存在し、その結果生成する免疫反応混合物は、固相及び液相を有す る方が好ましい、さらに免疫反応混合物中に存在するポリペプチド量がそのエピ トープと免疫反応し得る免疫反応混合物中に存在する抗体結合部位数と比較して 過剰のエピトープを形成するのに十分な量で存在することが望ましい。
(b)  その免疫反応混合物を約4℃〜約5,45℃の温度で、サンプル中に 存在するアポA1がモノクローナル抗体中に存在する抗アポAl抗体結合部位の 一部と免疫反応(免疫学的に結合)し、アポAl含有免疫反応産物を形成するの に十分な時間である約10分から約16〜20時間等所定の時間、生物学的検定 条件下に維持する。
生物学的検定条件とは本発明の免疫化学的試薬及び検定するアポAlの生物学的 活性を維持する条件である。これらの条件には、約4℃〜約45℃の温度範囲、 約5〜約9のpH範囲及びWW水から約1モル濃度の塩化ナトリウム溶液のイオ ン強度範囲が含まれる。これらの条件を至適化する方法は当分野ではよく知られ ている。
(C)  生成したアポAl含有免疫反応産物の量を測定し、それによりサンプ ル中のアポAl量を測定する。
直接的又は間接的なアポAl含有免疫反応産物の定量は一般に使用する指示手段 のタイプに依存する、当分野でよく知られている検定法で行ない得る。
好ましい競合検定法の場合、ステップ(C)で測定する生産物量は血液サンプル の代りに、既知量の本ポリペプチド、好ましくはAl l−15又はAl1−2 1を含むコントロールサンプルを用い同様に生成させ、かつ定量した免疫反応産 物量に関係している。
別の態様において、本発明は次のステップを含む二重抗体又は1サントイフチ9 免疫検定法に関する。
(51)  血液サンプルを第1の抗体、好ましくはモノクローナル抗体と混合 して、抗体とサンプル中に存在するアポAT/HDLが本モノクローナル抗体、 好ましくはMABAI−16と免疫反応し得る第1の免疫反応産物を作り得る第 1の免疫反応混合物を作る。第1の抗体は固体マトリクスに機能的に結合してい ることが望ましい。
伽〕 このようにして生成した第1の免疫反応混合物を第1の免疫反応産物が生 成するのに十分な時間、生物学的検定条件に維持する。それから第1の免疫反応 産物をサンプルから分離することが望ましい。
lc)  第1の免疫反応産物を、 (i)本発明のモノクローナル抗体、好ましくはMABAI−16、及び (it )本発明のアポA1ポリペプチド、好ましくはAl l−15又はAl 1−12 (ステップ(ii)はステップ(i)の前か又は実質的に同時、すなわち約5〜 lO分以内、好ましくは約1〜2分以内に行うことが望ましい) と混合することにより第2の免疫反応混合物を作る。
(dl  このようにして生成した第2の免疫反応混合物を第2の、又は“サン ドインチ”免疫反応産物を生成するのに十分な時間、生物学的検定条件に維持す る。
(e)  生成した第2の免疫反応産物を定量し、それによりサンプル中のアポ ATを定量する。
ステップ(c)(i)の本モノクローナル抗体は、好ましくは酵素等でラベル化 されており、従って生成する第2の免疫反応産物はラベル化されていることが望 ましい。
好ましい二重抗体検定法において、二重抗体法のステップ(e)で測定した免疫 反応産物の量は血液サンプルの代りに既知量の本ポリペプチド、好ましくはAl 1−15又はAl1−21を含むコントロールサンプルを用いて同様に生成し、 かつ定量した免疫反応産物量に関係している。
例 以下の例は本発明を説明するものであって、これを制限するものではない。
】、抗原の調製 A、ポリペプチド ポリペブチドAl1−10、Al1−15、Al1−21及びAl5−15はモ デル430人自動ペプチド合成機(アプライドバイオシステムズ、CA州フォス ターシティ)を使用し、メリフィールド(Merrifield )(アドパン ストエンザイモロジ−(Adv。
EnzyIlol、 )  32.221−96 (1969))により報告さ れている古典的固相法を用いて合成した。ペプチドレジンはフン化水素で切断し 、抽出後、逆相C18カラムを使用した高速液体クロマトグラフィーにより純度 を確認した(つを−ターズアソシエーツ、MA州ミルトート)。
ペプチドAl1−15及びAl1−21のアミノ酸残基配列は先の第1表に示し た。ポリペプチドAl1−10及びAl15−15の配列を以下の第2表に示す 。
A I 1− ] ODEPPQSPWDRA I 5−15      QS PWDRVKDLAB、アポAl/HDLの調製 HDLは地方血液バンク(CA州、サンディエゴ、サンディエゴプラズマセンタ ー)の正常絶食提供者血液のプラズマフェレシスによって得た血漿から単離した 。この目的のため、このようにして得た血漿を最終濃度5ミリモル濃度(−M) ベンズアミジン、11ジイソプロピルフルオロホスフエート、10m?!エチレ ンジアミン四酢# (EDTA) 、10ミリグラム/ミリリツトル(■/ l 1l) 大豆トリプシンインヒビター及び10,000ニー’−7ト/■pアプ ロチニンとなるように調整した。その後HDLを密度調整に固体の臭化カリウム を用いた連続的超遠心により、この調整血漿から単離した。
第1にこの調整血漿を約2000,000xgで18〜24時間達心し、生成す る上滑の下層を回収した。その下層に密度が1.063g/ミリリフドル(g/ sf)以上となるまで固体KBrを加えた。この混合物に1.063 g/ m lの密度のKBrを含む0、】%EDTA溶液を重層し;200.OOOxgで 48時間以上遠心した。再び下層を回収し、それに密度が1.21g/mf以上 によるように固体KBrを加えた。この調整層に密度1.21g/m1cDKB rを含む0.1%EDTA液に重層後、200,000xgで48時間以上遠心 した。
その後、その上層を回収し、密度が1.063 g/ ej!以上になるまで固 体KBrを添加した。この調整上層に密度1.063g/+clのKBrを含む 0.1%EDTAを重層し、さらに200,000xgで48時間以上遠心した 。
その中間層を回収し、それに密度が1.21g/mf以上になるまで固体KBr を混合した、この調整中間層に、密度1.21g/vanのKBrを含む0.1 %EDTA溶液を重層し、300.000Xgで48時間以上遠心した。 1. 063〜]、21 g/ mAの密度を有するHDL含有上層を回収した0回収 したHDLはリポタンパク賞パンフ7  (LLB : 0.15 mM Ha ck、 0.3 mM EDTA及びO,OO5%α−テコフェロール水溶液) に対して透析し、このアポAl/HDLは無菌状態で保存し、3日以内に使用し た。
C0脱脂アポA1の調製 脱脂アポAlはアポAl/HDLから脂質を有機抽出することにより調製した。
例IBで調製した゛アポAl/HDLサンプルをまずPH7,5の0.01パー セントEDTA溶液に対し一晩透析した後0.003パーセントEDTA溶液に 対して約12時間透析してからチューブ当り10〜20ミリグラムのタンパク質 となるように凍結乾燥した。各チューブに35@lの無水アルコール:無水エー テル(1: l)を4℃で添加した。混合後この溶液を一20℃に20分間維持 した。それからこの溶液を0℃、1100Oxで30分間遠心し、その上清をデ カンテーション後、アポAl含有ペレントを回収した。
前述のエタノール/エーテル抽出をあと2回、計3回行った。
つづいて、そのサンプルに4℃で351117!の無水エーテルを加え、この混 合物を一20℃に30分間維持した後、−20℃、10001gで30分間遠心 した。このアポAT含有ペレントを回収し、窒素を用いて乾燥して脱脂アポAl を回収した。この脱脂7ポAlはアポAlばかりでなく、アポA1のようなHD Lに関連する他のタンパク質も含むことに注意を要する。
D、アポA1単離物の調製 アポA1はキノシタ(Kinoshita )等(ジャーナル・オブ・バイオケ ミストリー(J、 Biochem、 ) 9土、615−617  (198 3)の操作に従かい高速液体クロマトグラフィー(HP L C)を用いたサイ ズ分別により脱脂アポAlから単離した。
脱脂アポAT約300m1を200マイクロリツトル(μl)の0.1%ドデシ ル硫酸ナトリウム(SDS) 、0.1Mリン酸ナトリウム(pH7,0)に溶 解し、スフェロゲルーTSK3000SWHPLCカラム(ベフクマンインスッ ラメント社、CA州マフラートンによるサイズ分別を行った。アポAl単離物を 含むフラクシヨンを一20℃で保存した。またアポATは先に述べた脱脂及びポ リアクリルアミド電気泳動によっても単離した。
E、ポリアクリルアミド−)IDLの調製法に示す量の別個に調製した溶液を混 合し架橋反応混合物を作ることにより、HDLをポリアクリルアミド中に固定化 した。
fa)  50+qrHDLを含む4.3*1のLLB。
価) 28%(W/V)アクリルアミドを含む1.25mj!の水溶液、(C) 2%(W/V)N、N’メチレン−ビスアクリルアミドを含む2.5talの水 溶液、 fdll、25mjのLLB。
(e)1%(W/V)過@酸アンモニウムを含む1.2mNの水溶液。
架橋反応は37℃で約16時間行った。架橋が起らなかったならつづいてTEM ED (N、N、N’、N’−子トラメチルエチレンジアミン)を混合し、37 ℃、約90分以内で架橋させた。
生じたポリアクリルアミドの塊りを20m1tLLBの存在下で機械的にホモジ ナイズし、ついで遠心濾過によりLLBで洗浄してポリアクリルアミド−HDL とした。
2、 モノクローナル抗体の作製 Ba1b/c B y Jマウス(スクリブスクリニックアンドリサーチファン デーションビバリウム、CA州ラうョラ)を完全フロインドアジュバント(CF  A)中の免疫原としての50μgポリアクリルアミド及び500ユニ7)のイ ンターフェロンγで腹水注射(i、p、 )により免疫化し、ついで各々約3週 間の間隔をあけてインターフェロンを含まない不完全フロイントアジ二バンド( 1陥)を用いた二次及び三次免疫化を行った。
最後のアジュバントを含む免疫化から約9カ月後で融合4日前生理食塩水中50 μgのHDLを用い、静脈注射(i、ν、)でマウスを追加免疫し、さらに1日 後に同様の潅流追加免疫化を行った。
このような処理を行った動物を殺し、各マウスの肺臓を採取した。そして肺細胞 サスペンションを調製した。ついでこの牌細胞すスベンジ曹ンから、23℃、l ooorpmで約10分間の遠心により肺細胞を抽出した。上滑除去後、細胞ペ レットを5 mlのNBJCJ溶解バンファに再懸濁し、これを約10分間イン キュページ古ンした。
この熔解細胞サスベンジランに10−1のダルベンコ修正イーグル培地(DME M)(ギプコ)及びHEPES (4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペリ ジンエタンスルホン酸〕バンファを混合し、ついでこの混合物を23℃、110 00rpで約10分間遠心した。
この上清をデカンチーシーンし、ペレットを15蒙lのDMEM及びHEPES に再懸濁してから23℃、1000μlmで約10分間遠心した。上記の操作を くり返した。
それからこのペレットを511JのDMEM及びHEPESで再懸濁した。この 牌細胞すスペンジッンの部分種本をカウンティング用に確保した。融合は細胞系 列P3x63Ag 8.653  (ATCC1580)のサブクローンである 非分泌性マウスミエローマ細胞系列P3x63Ag 8.653.1を用い以下 の方法で行った。ミニローマ:肺細胞の比約1:10又は1:5を用い、十分量 のミエローマ細胞を遠心でペレットを作り、15sjのDMEM及びHEPES で2度洗浄した後23℃、1000rp−で遠心した。
肺細胞及びミエローマ細胞を15−lの丸底試験管中で合せ、このafi2混合 物を23℃、11000rpで10分間遠心した後その上滑をアスピレータ−で 除いた。その後約37℃で激しく攪拌しながらl ml、ピペットを用いて20 0.c+jの50パーセント(W/V)ポリエチレングリコール4000 (P EG、ATCC。
MD州バルチモア)水溶液を加えてそのペレットを破壊し、15〜30秒間、緩 やかに攪拌した。この細胞混合物を700rp−で4分間遠心した。
PEGを加えてから約8分後、細胞を乱すことなくペレットに5 *JのDME M+HEPESを加えた。1分後、この混合物をl  mlピペットで攬拝し、 さらに4分間インキニベーシヨンした。
この混合物を1000μlwaで7分間遠心した。上滑をデカンチーシラン、ペ レットに5■lのHT(ヒボキサンチン/チミジン)培地をゆっくり加え、静か に5分間放置した。それからこのペレットを大きな塊りに壊ねし、ついで予め7 .5+sJのHT培地を入れておいたT75フラスコの中に入れた(フラスコ当 り2.5sjり。
この細胞サスペンションを37℃でインキュベーシヨンして融合細胞を生育させ た。245時間後、フラスコに10mlのHT培地を加え、ついで6時間後0. 3mJの0.045Mアモノプテリンを加えた。融合から48時間後、フラスコ に10m1.のHAT (ヒポキサンチン/アミノプテリン/チミジン)培地を 加えた。
融合から3日後、ケネソト(Kennett )等(カレント・トピックス・イ ン・マイクロバイオロジー・アンド・イムノロジー(Curr、  Top、   Microbiol、  fmunol、  )8 1.  7 7  (1 978)  )により報告された方法でウェル当り約2XIO’個生細胞の割合 で(計768ウェル)HATバンファ培地を用いたG6穴組織培養プレートに生 細胞をブレーティングした。
HAT培地を用い、融合後7日間細胞を生育させ、その後は約4〜5日の間隔を 置いてHT培地を用いて生育させた。生育は顕微鏡で観測した。約2週間後培養 上、清を回収し、基本的にはカーチス(Curtiss )及びニジイントン( Edgington )の方法に従った(ジャーナル・オプ・バイオロジカル・ ケミストリー(J。
Biol、 Che+*、 )  25ユ、15213〜15221  (19 82))面相ラジオイムノアッセイによりHDL特異的抗体の存在を検定した。
簡単に言うと、まずマイクロプレートのウェルに5μg/蒙lアポAT/HDL を含む5μlのPBSを入れた。このプレートを4℃に一晩(約16時間)!持 し、アポAl/HDLをウェルの壁に付着させた。5PRIAバンフア C2, 68mM  KCI、1.4 7mM   KHtPO,、137sM   N aCl、  8.0 3mM  NatllPO,,0,05%Tween − 20,0,1K I Ll/m# )レイゾール、0.1%BSA、0.015 %NaN5 )を用い4回ウェルを洗浄後、各ウェルに3%正常ヤギ血清(NG S)及び3%ウシ血清アルブミンを含む5PRIAバツフア200μlを加え、 過剰のタンパク質結合部位をブロックした。このプレートを20℃に30分間維 持した後、これを振ってウェルを空にし、乾爆さセて固体サポート、すなわちア ポA1/HDLを機械的に固定化させる固体マトリクスとした。
その後各ウェルに50μlのハイブリドーマ組織培養上滑を入れ、固相免疫反応 産物を作つた。この混合物を37℃に2時間維持し、固相免疫反応産物を生成さ せた。先に述べたようなウェル洗浄の後、ml当りタンパク質0.25μgの1 25!ラベル化ヤギ抗マウス1.G50μEを各ウェルに加え、ラベル化反応混 合物を作った。この混合物を37℃に1時間維持し、′11ラベル化固相免疫反 応産物を生成させた。先に述べたようなウェル洗浄の後、各ウェルに結合した+ !S1ラベル化産物の量をガンマシンチレーシ;ンで測定した。
約16個のハイブリドーマ培養物からその培地に抗HD)I抗体を分泌するハイ ブリドーマAl−16を選択した。ハイブリドーマAl−16はIgGza免疫 グロブリン重鎮を有することが測定され、さらにここで述べているような特性を 有することが明らかにされた。
3、 モノクローナル抗体の調製及び精製0.3sjのミネラルオイルで怒作し 、かつ5X10”個のハイブリドーマ細胞を1!腔注射した、退会10のBa1 b/Cマウスから腹水を得た。腹水の平均発注時間は9日であった。23℃、1 5、OOOXg、15分間の遠心による清澄化後、ハイブリドーマH135D3 によって生産された腹水を収集し、−20℃で凍結保存した。
5個のハイブリドーマから、10mM)リス(pE8.0)の0−0.5モル濃 度(M)濃度勾配を用いたファルマシアモノQ  HR515アニオン交換カラ ム(ファルマシアファインケミカルズ、NJ州、ピスカタウェイ)を使用した高 速タンパク質液体クロマトグラフィー(F P L C)により、各々のAl− 16モノクロ一ナル抗体を精製した。この精製Mabをアミコン攬袢限外濾過セ ル(MA州デンバー:PM30メンフ゛レン)によりleg/mJの濃度にま? ff111、PBS(lJ7ail衝液、pH7,2) ニ対しr透frした後 、−70℃で保存した。
4、放射性ヨウ素化 HDL、アポAl及びヤギ抗マウスIgの免疫化学的精製物の放射性ヨウ素化は 、エンザイモビーズヨウ素化操作法及びバイオラボ社から入手した(CA州、バ ーリンガム)エンザイモビーズを用いて酵素的に行った。エンザイモビーズによ るヨウ素化は以下に議論されるように、固相ラジオイムノアンセイ用の抗原及び 抗体の特性化にも使用した。
5、 アポAl臭化シアン断片持異性 MABAI−16のアポAI  CNBr断片持異性はカーチス(Curtis s )等(プロシーディング・オン・ザ・ワークシランプ・オン・リボプロティ ンへテロジェナイアティ−(Proceeding ofthe Worksh op on Lipoprotein )Ieterogeneity )+リ フペル(Lippel)編、NIH刊行番号87−2646、p、  363− 377(1987))の方法に従かいウェスタンブロンド分析により測定した。
N車に言うとCNBr断片化を90%ギ酸に溶かしたアポAl車離物について行 った。CNBrを13000倍モル過剰量加え、その反応混合物を約20℃に約 15時間維持した。凍結乾燥後、このCNBr断片を1%SDS、0.OIM   )リス(pH8,2)溶液中で可溶化し、カーチス(Curtiss)等(ジ ャーナル・オン・バイオロジカル・ケミストリー(J、 Biol、 CheI l、 )  260. 2982−93 (1983))によって報告されてい る、8M尿素及び2%アソホリンを含む6%ポリアクリル7ミドスラブゲルを用 いた等電点電気泳動で分画した。電気泳動的に分離タンパク質をl’1ABAl −16との免疫反応に使用するニトロセルロースに転移させた。免疫反応産物の 生産を放射性ヨウ素化したヤギ抗マウスIgによるオートラジオグラフィーで検 出した。
これらの実験の結果はMABAI−16がアポAT  CNBr断片CNBr2 、CNBr3及びCNB r 4とは免疫反応しないが、CNBr1とは免疫反 応することを示している。′−たこれらの結果はMABAl−16がアポAlj igl物と免疫反応することを示していることに注意を要する。
6、  MAB Al−16の免疫反応性本来のアポAl/HDL、脱アミド化 アポAl/HDL及び種々のポリペプチドに対するMARAI−16の免疫反応 性を以下に示す競合RIAによってテストした。
10 u g /lan (1)7ポAl/HDLを含むPBS(0,15MN aC1,0,OLM  NaPO,、pH7,2)100plをマイクロプレー トのウェルに加えた。このプレートをシェーカー上で20℃に1時間維持し、ア ポAl/HDLをウェルに付着させて固体サポートを作る。過剰の液体を吸引に よってウェルがら除去した後、200、c+#のフ゛ロンク)8液(PBS中3 %BSA、3%NGS)を各ウェルに加え、ついでそのウェルをシェーカー上、 20’Cに30分間維持する。つづいてこのブロック溶液を吸引で除去し、その ウェルを5PRIAバフフアで3回洗浄した。
その後各ウェルにまず3%BSA及び種々の濃度の競合抗原、すなわち了ボAl /)(DL、又はペプチドを含むPB350μlを加え、ついで$2に3%BS Aを含むPBS?1 : ]、25X10’に希釈した清澄化腹水の形のMAB AI−1650μlを加えて競合免疫反応混合物を作った。コントロールウェル では、競合抗原又は抗体の代りに3%BSAを含むPBSを用いた。
この免疫反応混合物をシェーカー上4℃で約16時間維持し、固相免疫反応産物 を生成させた。先に述べたようにウェルを洗浄した後、100μlの12Jラベ ル化ヤギ抗マウスTg  (3%BSAを含むPBS中、100JJ1当り2x lQ’ (7))lJ7o。
酢酸沈殿化物となるように希釈した+zS)−ヤギ抗マウスIg>を各ウェルに 加える。このようにして作ったラベル化免疫反応混合物をシェーカー上4℃に4 時間維持した。つづいてこのウェルを先に述べたように5PR)Aで洗浄し、生 成した+2J−ラベル化固相免疫反応産物量を測定した。
アポAI/HDL、新鮮な血漿中のHDL及びポリペプチドAl1−15と免疫 反応するMABAI−16の能力を先に述べたRIAにおける競合物として各々 を使用することにより比較した。この実験の結果を第2図に示す、アポAl/H DL、血漿HDL及びポリペプチドAll−15の対数変換データの勾配は−1 ,96、−2,42及び−2,60であった。MAB  AT−16は血1HD L及びペプチドAl1−15に対し基本的に同一の親和性を示した。このことは MABAI−16により認識される血@HDL及びペプチド上のエピトープの発 現は、同一でないにしろ僚でいることを示している。しかし、脱脂したアポA+ に対するMABAI−16の親和性はかなり小さく、アポA1のアミノ末端部分 は脱脂により変化を受けていることを示している。
第1表及び第2表に示したポリペプチドに対するMARAI−16の免疫反応性 を比較するため、各々のストック溶液を10μg / s 1 (1)濃度で調 製した。このストック又はこのストックの2倍希釈シリーズ50μlをこの例で 述べたRTAL:Dfi台者として使用した。第3図に図式で示したこの実験の 結果は、ペプチドAl1−10及びAl5−15は固相アポAl/HDLへの門 ABAT−16の結合を阻害し得ないことを示している。しかし、ペプチドAl 1−15及びAl1−21は効果的競合者であった。
さらに、対数変換曲線の勾配分析は、ペプチドAl1−15及びAl1−21へ のMABAI−16の親和性は同じであることを示した。
特定のB様及び例を含む先の明細は本発明を説明するためのものであってこれを 制限する意図はない。本発明の真の精神及び範囲を逸脱することなしに他の多く のイ1正や変化を行ない得る。
ロジット(V) 合成ペプチド(M) FIG、 3 平成  年  月  日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1、事件の表示   PCT/US891012622、発明の名称   アポ AI定量のための診断方法及び診断システム 3、補正をする者 事件との関係  出願人 名 称  スクリップス クリニック アンドリサーチ ファウンデーション 5、補正命令の日付  平成2年9月4日6、補正の対象    明細書及び請 求の範囲の翻訳文7、補正の内容    別紙のとおり 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)基本的に多くとも40残基のアミノ酸を含み、かつアミノ酸残基配列の一 部として、式−DEPPQSPWDRVKDLA−で表わされる配列を有するア ポAIポリペプチド。 (2)前記ポリペプチドが、 a)DEPPQSPWDPVKDLA、及びb)DEPPQSPWDRVHDL ATVYVDVからなる群から選ばれる式で表わされるアミノ酸残基配列を有す る請求の範囲(1)記載のポリペプチド。 (3)モノクロ−ナル抗体であって、 (a)アポAI/HDL、 (b)アポAI単離物、 (c)アポAICNBr1、及び (d)ポリペプチドDEPPQSPWDRVKDLA、と免疫反応するが、 (e)アポAICNBr2、 (f)アポAICNBr3、 (g)アポAICNBr4、 (h)ポリペプチドDEPPQSPWDR、及び(i)ポリペプチドQSPWD RVKDLA、とは免疫反応しない抗アポAI抗体分子を含むモノクロ−ナル抗 体。 (4)前記抗体分子がATCCを有するハイブリドーマによって生産されるもの である請求の範囲(3)記載のモノクロ−ナル抗体。 (5)少なくとも1回の検定を行なうのに十分な量のアポAIポリペプチドであ って、 (a)DEPPQSPWDRVKDLA、及び(b)DEPPQSPWDRVK DLATVYVDVからなる群から選ばれる式で表わされるアポAIポリペプチ ドを含むキット型の診断システム。 (6)前記ポペプチドを固体マトリクスに機能的に結合させた請求の範囲(5) 記載の診断システム。 (7)さらに、少なくとも1回の検定を行なうのに十分な量のモノクロ−ナル抗 体であって、 (a)アポAI/HDL、 (b)アポAI単離物、 (c)アポAICNBr1、及び (d)ポリペプチドDEPPQSPWDRVKDLA、と免疫反応するが、 (e)アポAICNBr2、 (f)アポAICNBr3、 (9)アポAICNBr4、 (h)ポリペプチドDEPPQSPWDR、及び(i)ポリペプチドQSPWD RVKDLAとは免疫反応しない抗アポAI抗体分子を含むモノクロ−ナル抗体 を含有する請求の範囲(5)記載の診断システム。 (8)前記抗体分子がATCCを有するハイブリドーマによって生産されるもの である請求の範囲(7)記載の診断システム。 (9)前記抗体分子を酵素指示手段に機能的に結合させた請求の範囲(7)記載 の診断システム。 (10)少なくとも1回の検定を行なうのに十分な量のモノクロ−ナル抗体であ って、 (a)アポAI/HDL、 (b)アポA1単離物、 (o)アポAICNBr1、及び (d)ポリペプチドDEPPQSPWDRVKDLAと免疫反応するが、 (e)アポAICNBr2、 (f)アポAICNBr3、 (g)アポAICNBr4、 (h)ポリペプチドDEPPQSPWDR、及び(i)ポリペプチドQSPWD RVKDLAとは免疫反応しない抗アポAI抗体分子を含むモノクロ−ナル抗体 を含有するキット型診断システム。 (11)前記抗体分子がATCCを有するハイブリドーマによって生産され得る ものである請求の範囲(10)記載の診断システム。 (12)前記抗体分子を酵素指示手段に機能的に結合させた請求の範囲(11) 記載の診断システム。 (13)血液サンプル中のアポAI量の検定法であって、(8)血液サンプルを 、 (i)ATCCを有するハイブリドーマにより生産される抗アポAIモノクロ− ナル抗体と、及び(ii)a)DEPPQSPWDRVKDLA及びb)DEP PQSPWDRVKDLATVYVDVからなる群から選ばれるアポAIポリペ プチドと、に混合することにより免疫反応混合物を作り、(b)該免疫反応混合 物を、アポ含有免疫反応産物が生成するのに十分な時間維持し、そして (c)ステップ(b)で生成した産物量を測定することにより、血液サンプル中 のアポAI量を測定する、工程を含む方法。 (14)前記ポリペプチドが固体マトリクスに機能的に結合し、かつ前記抗体が 酵素ラベルに機能的に結合し、かつ工程(b)で生成した前記産物がラベル化し た免疫反応産物である請求の範囲(13)記載の方法。 (15)アポAI/HDL及びポリペプチドDEPPQSPWDRVKDLAと 免疫反応し得る抗体分子を生産し、ATCCを有するハイブリドーマ。
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