JPH07502484A - 哺乳動物免疫不全ウイルスの検出 - Google Patents

哺乳動物免疫不全ウイルスの検出

Info

Publication number
JPH07502484A
JPH07502484A JP51101692A JP51101692A JPH07502484A JP H07502484 A JPH07502484 A JP H07502484A JP 51101692 A JP51101692 A JP 51101692A JP 51101692 A JP51101692 A JP 51101692A JP H07502484 A JPH07502484 A JP H07502484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peptide
virus
fiv
immunodeficiency virus
amino acids
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP51101692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3356280B2 (ja
Inventor
ケンプ、ブルース・アーネスト
ヒルヤード、カーメル・ジュディス
リラット、デニス・ブライアン
バンドセン、ピーター・グレゴリー
Original Assignee
セント・ビンセンツ・インスティテュート・オブ・メディカル・リサーチ・リミテッド
アジェン・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=3775473&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH07502484(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by セント・ビンセンツ・インスティテュート・オブ・メディカル・リサーチ・リミテッド, アジェン・リミテッド filed Critical セント・ビンセンツ・インスティテュート・オブ・メディカル・リサーチ・リミテッド
Publication of JPH07502484A publication Critical patent/JPH07502484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3356280B2 publication Critical patent/JP3356280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/08Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses
    • C07K16/10Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses from RNA viruses
    • C07K16/1036Retroviridae, e.g. leukemia viruses
    • C07K16/1045Lentiviridae, e.g. HIV, FIV, SIV
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2740/00Reverse transcribing RNA viruses
    • C12N2740/00011Details
    • C12N2740/10011Retroviridae
    • C12N2740/15011Lentivirus, not HIV, e.g. FIV, SIV
    • C12N2740/15022New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/975Kit

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳動物免疫不全ウィルスの検出 この発明は、哺乳動物免疫不全ウィルスの検出方法に関し、とりわけ、そのよう なウィルスに対する抗体の検出のためのイムノアッセイに使用するのに適したペ プチドに関する。
背景技術および従来技術 1981年にヒト後天性免疫不全症候群(AIDS)が認識されて以来、その原 因ウィルス、以前はヒトT細胞リンパ趣向性ウィルスタイプ■(human T −cell lymphotropic virus type III) ( HTLV−I[[)またはリンパ節障害関連ウィルス(lymphadenop athy−associatedvirus) (LAV)として知られていた ヒト免疫不全ウィルス(HIV)に対して鋭意研究がなされてきている。いまや 、HIV特異的な抗体がAIDSまたはAIDS関連症候群の殆どの患者の血清 中のみならず該ウィルスに暴露された非症候性の個体の血清中にも存在すること がわかっている。
さらに最近では、HIV−2として知られる変種ウィルスもAIDSを引き起こ し得ることがわかってきているeHIVウィルスによりコードされる種々のポリ ペプチドを利用したELISAなどのイムノアッセイ法が、診断およびスクリー ニングに広範に用いられてきている。たいていの場合、これらポリペプチドはウ ィルス材料から直接調製するか、または組換えDNA技術を用いたインビ)・口 発現系から得られるものであるが、そのような材料は理想的ではない。ウィルス 調製物から得た材料は生存能力のあるウィルスによって汚染されているかもしれ ず、それゆえ、そのような材料を用いる人には危険が伴う。組換え由来の材料は 非HIVタンパク質で汚染されているかもしれず、その結果、特異性が失われる 可能性がある。
この問題を克服する試みにおいて、HIVのポリペプチドが化学的な合成手段を 用いて製造されている0種々のHIV抗原のペプチド断片が、ンエネティソク・ システムズ・コーポレーション(Genetic SystemsCorpor ation)によるオーストラリア特許出願第597884 (57733/8 6)号、および米国特許第4735896号および第4879212号(ともに ユナ・rティラド・バイオメディカル(United Biomedical  Inc、)による)に開示されている。とりわけ、これら3つの明細書には、g p41糖タンパク質の保存された免疫優性(immunodominant)領 域、HIV−1の主要なエンベロープタンパク質の領域が開示されている。HI V−2のgp36タンパク質の類似の領域も合成されている。これら領域(エン ベロープタンパク質の縁膜部分に対応する)は、HIV−1およびHIV−2の 優先的な診断を可能にし、非常に高い感度と特異性のアッセイを提供する。
レトロウィルス感染、とりわけ免疫不全疾患の関連するレトロウィルス感染に関 する研究は、免疫不全ウィルスが哺乳動物種の間に広く広がっていることを示し ている。たとえば、サル免疫不全ウィルス(SIV株)がマカーク、ギポン、お よびチンパンジーなどの種々の旧世界のサル種で見つかっている。同様のウィル スがウシ科の動物(ウシ免疫不全ウィルス、BIV)およびネコ科の動物(ネコ 免疫不全ウィルス、FIV)に感染することもわかっている。FIVは家庭のネ コから最初に単離されたレトロウィルスであり、HIV−1と同じグループに属 することが示されている(ベダーゾン(Pederson、 N、 C,)ら: 5cience(1987)235 790)。このウィルスは、試験したすべ ての国の家庭のネコで見つかっており、AIDS患者で認められているのと類似 の健康状態と関係している;しかしながら、認められる感染は、家庭のネコで通 常みられるもののみである。クリプトコツカス症などの真菌感染はとりわけ共通 しており、症候処置によく対応している。
FIVはHIVを有するヒトにみられるような破局的な感染には至らないが、ま た該ウィルスはその発見までに少なくとも20年間ネコ集団中に存在したと思わ れるが、感染は非常に広範囲にわたっており、有意の苦痛および苦悩を引き起こ す。池の長期間での意味合いがあるのかもしれない。
たとえば、FIV抗体は、動物園の集団および自由に分布する動物の両方におい て、ライオン、ジャガー、ヒョウおよびピューマなどの大きなネコ科の動物に広 く分布することが最近わかってきた(バー(Barr M、 C,) 、カル( Calle P、R,)ら; J、Zoo atuj V/1ldlife M ed、 (1989) 20285;サビン(S abine M、 )および ウォーカー(Walker C,) ;Today’s Life 5cien ce、1991 3 34)、サビンおよびウォーカーによるオーストラリアの 研究では動物園の動物と家庭のネコとの接触を排除することはできないが、バー およびカルらによる研究における合衆国の動物園のネコ科の動物は家庭のネコお よび他の感染した外国産のネコのいずれとも接触をもっていなかった。家庭のネ コにおけるFIV感染の明示とは対照的に、大きなネコ科の動物では該ウィルス と臨床的疾患との間にいかなる相関関係をも示さなかった。多くの大きなネコ科 の動物種が滅亡の危機に瀕しているという事実を考慮するとき、野性集団の健康 および成有効率に対してFIV感染が有意の影響を及ぼしているか否かを決定す ることは非常に重要である。
FIVは抗原の面ではHI Vと関係しないが、またFIVタンパク質はI]I Vのタンパク質とは類似していないが、HIVアッセイの開発の過程で得られた 経験によりFIVアッセイの開発も迅速になることが可能となった。
p26抗原を利用したFIVのためのELISA試験キットが市販されている( ”ペットチェック(Pet Chek)” 、イデックス・コーポレーション( l dexx Corporation) ) 、 HI V@染の場合のよ・ うに、FIVの感染には、宿生体内でのウィルスの持続的な存在とともに抗体の 産生が続くことがわかっている。しかしながら、この試験を用いると、ヒトにお いてHIVウィルスの類似の試験で認められるものに比べて偽陰性が一層頻繁に 起こることがわかった。
家庭のネコにおいてFl〜rは、ヒトにおけるHIVと同様の仕方でT細胞に影 響を与える。この理由から、FIVは、たとえばワクチンや治療剤の試験におい てAIDSの実験モデルとして提唱されている。FIVの迅速で正確な診断がそ のような目的には必須である。
FIVの4つの株についてヌクレオチド配列が報告されている。これら公知の単 離物において一つの配列が保存されているが、いずれかの末端において変異が存 在する。FIVペタルア (P etaluma)およびFIV−PPRと呼ば れる合衆国由来の2つの株が以下の文献に記載されている:オルムステッド(O listed、 R,A、 ) 、バーンズ(Barnes、 A、 K、)  、ヤマモト(Yamao+oto、 J 、 K、 ) 、ヒルシュ(Hirs ch、 V、 M、 ) 、バーセル(Purcell。
R,H,)およびジョンソン(Johnson、P、R,) (1988) ネ コ免疫不全ウィルスのモレキュラークローニング、Proc、Natl、Aca d、Sci、USA 86・2448−2452;オルムステッド、ヒルシュ、 バーセルおよびジョンソン(1989)ネコ免疫不全ウィルスのヌクレオチド配 列分析ニゲツム組成および他のレンチウィルスとの関係、P roe、 N a tl、 A cad、 S ci、 IJ Sへ86 : 8088−8092  ;タルポット(Talbott、 R,L、 ) 、スバーガー(Sparg er、 E、 E、) 、ラプラス(Lovelace、 K、 M、 ) 、 フ4−/チュ(P 1tch、 W、 M、 ) 、ビータ−セン(Peter sen、 N、 C,) 、ルシウ(L uciw、 P 。
A、)およびエルグ−(Elder、 J、H,) (1989) 、ネコ免疫 不全ウィルスのヌクレオチド配列およびゲノム組成、Proc、 Natl、  Acad、 Sci、 U S A86 : 5743−5747、まfニーF IV TMlおIJJFIV TM2と呼ばれる日本由来の2つの株は、マキ( Maki、 N、 )、ミャザワ(Miyazava、 T、 )、フカサワ( Fukasawa、 T、 ) 、フカサワ(F ukasawa、 M、 )  、ハセガワ(Hasegawa、 A、 ) 、ハヤミ(Hayami、 M 、 ) 、ミキ(Miki、 K、 )およびミカミ (Mikami、T、)  (1992) Arch、Virol、123 : 29−45、ネコ免疫不 全ウィルス単離物の分子的特徴付1プおよび不均一性、に記載されている。
これら単離物のenvタンパク質は、縁膜領域に下記配列を有する二アミノ酸番 号 配列 単離物 + 678−7081 KVEAKEKF LYTAFJIJ4QEI、GCN QNQF FCE X PKE P PR+680−7111 にV丁ソリ(1 !FJLYT入FAMQELGCNQNQFFCK工PLE Peヒa1urn a(679−710) KYIlaλ工EKFLYT八FAMQへLGCNQN QFFCFJPPS lrMI+779−710) R■込工EKFI、YT灯 甜QEI、GCNQIJQFFCKIPPS 笥2ウシ免疫不全ウィルス(BI V)は、AIDSを引き起こすHIVに近縁であり、HI VおよびFIVと同 様、レンチウィルス群の成員である(ガーベイ(Garvey、 K、 J 、  )ら; Virology (1990)エヱ5 391−409)。それは 、抗原的にHTVと交差反応し、培養ヒト細胞に感染することができる。レンチ ウィルスは、乳を介して吸乳動物に容易に伝播する。ごく最近にBIVは化学的 に特徴付けがなされ、それゆえ、同定および単離が可能となった。ウシの群れに おける慢性的な疾患との関連性についての研究が米国において進行中である(ウ ェットストーン(Whetstone、 C,Δ、)ら;Arch。
Virol、 1991 (印刷中))。
BIVは白血球の比率の大きな増大を引き起こし、このためウシ白血病ウィルス (BLV)により引き起こされる癌と間違えられることがある。BIVは、ファ ンデルマーテン(VanDerMaaten)らがウシビスナウィルスと名付け たウィルスをウソにおいて発見した(ファンデルマーテンら;J ournal  of the National Cancer 1 n5titute ( 1972) 4旦1649−1657)1972年に最初に発見された。該ウィ ルスが培養中のヒト細胞に感染すること(ンヨーンアド(G eorgiade s、 J 、 A、 )ら;J、Gen。
Virol、 (1978) 3旦375−381)、該ウィルスが旧Vと抗原 的に交差反応すること(アンポルスキー(A mborski、 G 、 F  、 )ら。
Veterinary Microbiology (1989) 20 24 7−253) 、および該ウィルスがビスナよりもH3N2に系統発生論的に近 いこと(ゴング(G onda。
発見された後、その名前はウシ免疫不全ウィルスと変えられた。
HIVの存在は、真菌感染、微生物感染およびウィルス感染、並びに免疫系によ り通常制御されている癌の影響を悪化させるので、BIVは慢性疾患およびウシ の幾つかの癌において同様の影響を有するように思われる。米国農務省により出 版されたばかりの論文において、“成育の悪い(poor doers)”一つ のウシ集団において78頭のうち34頭がBIVに対する抗体を有することがわ かり、南部米国の8つの州からの1997頭の主として乳牛の調査において4% BIVの罹患率が決定された(ウェットストーンら;Journal of V irology (1990) 643557 3561)。
他の種におけるレンチウィルスの場合のように、BIVの経済効果は間接的であ ろうし、他の微生物が関与しているかもしれないと考えるのは妥当な推測である 。HIVとの関連に基づき、BIVの存在を示す明らかな条件は慢性的な悪い成 長、慢性的な下痢、癌の経歴のあるウシ集団、重篤なヨーネ病、持続的なマイコ プラズマ感染、およびパリのウシにおけるイエンブラナ病(J embrana  disease)である。BIVの罹患率が決定され疾患との関連性が確定さ れるまでは、BIVを拡散させることの経済効果、またはBIVを除去すること の実行可能性および費用を推定することは不可能である。
効率的な試験および人工的な飼育により、ヤギおよびヒツジの群れから関節炎脳 炎ウィルスを比較的低コストで除去することは比較的に簡単であった。
BIVの他の可能な経済効果は、とりわけウシ海綿様脳症(BSE)(狂牛病( mad cow disease) )がイギリスの生産業に打撃を与えたヨー ロッパにおいて、遅発性ウィルス(slow virus)に対する公衆の恐怖 である。AIDSウィルスに関連するレンチウィルスが乳を介して伝播し得ると いう事実が知られたなら、ウシ集団がBIVフリーであると言明されることに対 する公衆の強い要求が現れるであろうと思われる。単に“BIVが存在しないこ とおよびおそらくヒトには有害な影響はないであろうこと”を宣言するだけでは 、もはや産業にとって充分ではないであろう。英国ではBSEの拡散の制御に失 敗したがために20,000頭以上のウシが屠殺されている。
それゆえ、ウソ集団の大スケールのスクリーニングに使用するのに適した、ウシ におけるBIVに対する抗体の検出のための迅速で経済的な試験に対して緊急の 必要性が存在する。このタイプの試験キットは、BIVが根源的な原因かどうか を調べるために慢性的な不健康の発生率の高いウシ集団をスクリーニングするう えで特に有用であり、また、これまでBIVフリーであったウシ集団の地理的領 域または国にBIVが輸入されることを防ぐために動物をスクリーニングするう えで有用である。
BIVおよびFIVの両方のための現在利用できる試験系では、全ウィルスに由 来するかまたは組換え由来タンパク質に由来するポリペプチド物質、またはその ようなポリペプチドのエピトープに対するモノクローナル抗体を利用している。
たとえば、イデックス・コーポレーションによる国際特許出願第W090/13 57号および第W090106510号(その全開示が参照のため本明細書中に 引用される)を参照。それゆえ、費用を削減し人に対する危険を回避するため、 合成ペプチド抗原を利用した迅速で便利で経済的なアッセイに対する緊急の必要 性が存在する。血液試料の不必要な操作(それ自体、該物質を操作する人に危険 を与え得る)を回避するため、全血試料で行うことのできるアッセイが特に有利 である。そのようなアッセイは、アジエン・リミッティッド(Agen l、1 m1ted)による我々の以前のオーストラリア特許出願第22224/88号 および第24182/88号に記載されており、SimpliREDの名称で市 場に出されている。
我々は、いまや、哺乳動物免疫不全ウィルスのエンベロープタンパク質の縁膜部 分の高度に保存された領域中の免疫優性領域を同定することができることを予期 せず見いだした。この配列は、通常のポリペプチド合成法を用いて合成すること ができ、該ウィルスに向けられた抗体を検出するためのイムノアッセイにおいて 用いることができる。この知見は、これらタンパク質における差異が知られてい ることおよび異なる種からの免疫不全ウィルスの抗原性における差異が知られて いることを考慮すると驚(べきことである。
発明の簡単な記載 大発明の一つの態様によれば1.哺乳動物免疫不全ウィルスのエンベロープタン パク質の免疫優性領域のジスルフィドループペプチドが提供される。
好ましくは、このペプチドは、有蹄動物かまたはネコ科動物のいずれかに感染す る免疫不全ウィルスに由来する。この明細書の目的のためには、“有蹄動物”は 、ウングラータ(Ungul、ata)科の全部、たとえばウシ、バッファロー 、スイギュウおよびヤクを含むウシ科動物;ヒツジ:ヤギ;ウマ;ラフダニトナ カイ、アカシカ、ダマシカおよびノロを含むシカ;アンチローブ;ラマ、アルパ カ:ビクーニャ;およびグアナコを包含するものである。“ネコ科動物”なる語 は、家庭のネコ、ライオン、トラ、ジャガー、ヒョウ、ピューマ、オセロットな どを含むネコ目の全成員を包含するものと理解されるべきである。
免疫不全ウィルスがFIVの場合、該ペプチドは、下記xVEAMEKFLYT APAMQELGCNONQFFCK工PLEのようにFIVペタルマ株のen v gp40タンパク質のアミノ酸680〜711、または該配列内の8または それ以上、好ましくは10〜20、さらに好ましくは20〜25、最も好ましく は25〜35アミノ酸の配列からなるのが好ましい。
免疫不全ウィルスがBIVの場合、該ペプチドは、下記・のようにenv gp 42タンパク質のアミノ酸625=−660、または該配列内の8またはそれ以 上、好ましくは10〜20.さらに好ましくは20〜25、最も好ましくは25 〜35アミノ酸からなるのが好ましい。
FIVおよびBTVの両方に対して、対応する領域を包含する他の単離物を用い ることもできる。
上記配列は、表1に示すように、1文字のアミノ酸コードで表しである。
表1 アミノ酸 1文字略号 アスパラギン酸 D 本発明によるペプチドは、BIVやFIVなどの適当なウィルスの配列に由来す る対応DNA配列を利用した組換えDNA法を用いて合成することもできるが、 通常の固相ペプチド合成法を用いて化学的に合成するのが好ましい。
本発明の第二の側面に従い、哺乳動物免疫不全ウィルスのエンベロープタンパク 質の免疫優性領域のジスルフィドループペプチドに対して向けられたポリクロー ナルまたはモノクローナル抗体が提供される。そのような抗体は、当該技術分野 てよく知られた種々の通常の方法により調製することができる。
使用できる抗体としては、ポリクローナルおよびモノクローナル抗体、またはF (ab)、F(ab)2、Fv、単鎖Fv、またはVH7ラグメントを含む免疫 学的に機能を有するそのフラグメントが挙げられる。フラグメントは、通常の方 法または組換えDNA法により調製することができる。
本発明の第三の側面に従い、上記ペプチドを包含する試薬を使用する工程からな る、該ウィルスに暴露された哺乳動物からの生物学的試料中の哺乳動物免疫不全 ウィルスに対する抗体を検出するためのイムノアッセイが提供される。好ましく は、該イムノアッセイは試験キットの形態で提供される。
そのようなアッセイには、たとえば、ELISA、粒子凝集アッセイ、自己赤血 球凝集アッセイ、他の凝集アッセイ、ラジオイムノアッセイ、および蛍光イムノ アッセイが含まれる。本発明の特に好ましい態様において、該アッセイは、オー ストラリア特許出願第22224/88号および第24182/88号(その全 開示が参照のため本明細書中に引用される)に記載されているように、直接また は間接の全血凝集アッセイである。
本発明の第四の側面に従い、上記ペプチドに対して向けられた抗体からなる、哺 乳動物免疫不全ウィルスのための免疫吸着体が提供される。
本発明はFIVおよびBIVに言及して特に記載しであるが、本発明はその範囲 内に他の哺乳動物免疫不全ウィルスのenvタンパク質の縁膜部分の対応免疫優 性領域を包含することが明らかに理解されるであろう。
さらに、HIV−1およびHIV−2と同様に、F、I V、BIVまたは他の 哺乳動物免疫不全ウィルスのサブタイプのペプチドも本発明は包含することが理 解されるであろう。
さらに、上記で言及した特定のペプチドは、特定された配列を含む約35のアミ ノ酸からなるが、適当な抗体により認識されるコンフォメーションが保存される 限り、本発明のペブグ′ドが類似体または該配列中に列挙されたアミノ酸の保存 的な置換体を包含することは理解されるべきである。また、該配列は、上記配列 のいずれの末端に対してもアミノ酸がさらに付加することによって伸長すること ができること(とりわけ、適当なenvタンパク質の公知の配列に由来する伸長 )、または該配列はいずれかの末端からアミノ酸を欠失させる二とにより修飾す ることができることが理解されるべきである。
発明の詳細な記載 つぎに、本発明を下記非限定的実施例のみを参照し、また添付の図面を参照して 記載する。
添付の図面中、図1は合成F’TVペプチド抗原およびFIV陽性の抗血清を用 いたELISAアッセイの結果を示す。
実施例1 ペプチドの合盛 Boc−アミノ酸を用いたアブライドバイオンステムズ自動化ペプチド合成機を 用い(ケンブ(Kemp、 B、 E、 )ら、5cience(1988)2 41 1352−1.354)、固相合成のメリフィールド(Merrifie ld)法を用いて上記FIV (680−7111)およびB IV (625 −660)を合成した。
当業者によく知られているように、たとえばF mocや他の保護アミノ酸誘導 体を用いる方法などの別の化学的方法を用いることもできる。
4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂を用い、ペプチドをカルボキン末端アミン として調製した。このペプチドを固相樹脂から開裂させ、同時に無水フッ化水素 で処理して脱保護した。遊離になったペプチドを、そのアミノ酸組成に応じてカ チオンまたはアニオン交換クロマトグラフィーのいずれかにより、ついて01% トリフルオロ酢酸かまたはQ、1M重炭酸アンモニウムのいずれかの中での逆相 クロマトグラフィーにより精製した(ケンブおよびピアソン(Pearson  R,B、) ;タンパク質リン酸化(ハンター(T。
Hunter)およびセフトン(B、M、 5efton) )中の“プロティ ンキナーゼのためのペプチド基質の設計および使用”、Methods in  Enzymotogy% 1991λ旦旦121−134)。
この手順に従って合成したペプチドは、それぞれFIVおよびBIVに対する抗 体に対して高度に反応性であり、自己赤血球凝集、粒子凝集、エンザイム・イム ノアッセイおよびラジオイムノアッセイを含む種々のイムノアッセイに用いるこ とができる。
これら配列を有するペプチドは、内部のジスルフィド結合を含んでいる。これら ペプチドは、酸化形または還元形のいずれか、または結合基または保護基ととも に用いることができる。たとえば、これらペプチドは、担体分子と結合させるこ とができる。
BIV p26抗原からのペプチドは、比較目的のために同様の方法を用いて合 成し、FIVについで以前に行われたように(WO90/1357参照)エピト ープの存在についてスクリーニングする。
炭酸緩衝液中または30%酢酸中の0.25〜1gのペプチドでマイクロタイタ ープレートのウェルをコーティングした。試験血清をウェル中で1100の希釈 にてインキュベートシた。第二の試薬はプロティンへ−西洋ワサビペルオキシダ ーゼであった。反応液をABTSで20分間展開し、マイクロタイタープレート リーダーで405nmにて読み取った。結果を以下のようにして定義した ”陽性”結果は0.3より大きい光学密度を有していた。
“近接した(close)”結果は02と0.5の間の光学密度を有していた。
“強い”結果は10と30の間の光学密度を有していた。
感染したネコからの力価は通常800〜1600であったが、6400までの範 囲であった。
粗製のペプチド抗原を用いて得られた結果を図1にまとめて示す。1μgのペプ チドおよび1100の血清希釈を標準として選択して通常のスクリーニングに使 用した。
西オーストラリアで単離したウィルスの試料で皮下注射することにより、8匹の 子猫をFIVで実験的に感染させ、接種後にELISAを用いて試験した。
2週間ですべての子猫は血清陰性であったが、4週間後には血清陽性であった。
力価は6週間後にピークに達し、400〜6400の範囲であった。
実施例3 FIV p26タンパク質についてのELISAアッセイとの比較3 6アミノ酸のペプチドを用いたELI SAを、FIV p26抗原に基づく市 販のELISA(“Pet Chek” :イデソクス・コーポレーション)と 比較した。この比較は、表2にまとめたように、幾つかの不一致の結果を示した 。
表2 36アミノ酸のペプチド “Pet CHEK”[FIV (680−711) ] 上記16の不一致の結果のうち14は、一方または両方の試験に基づいてカット オフ値に近いものであった。これら結果は、優れた感度(Pet Chekアッ セイでは示されなかった陽性反応を検出することができたという点で)および優 れた特異性(Pet Chekアッセイは偽陽性の結果を示したと思われる点で )のオーストラリア特許出願第22224/88号および第24182/88号 に記載されているように、またウィルソン(Wilson、 K、 M、 )ら 、J。
I mmunol、 Methods、 1991 1旦旦119−128にも 記載されているように(その全開示を参照のため本明細書中に引用する)、ネコ 血液試料を全血凝集アッセイを用いても試験した。本発明の合成FIVペプチド およびネコ赤血球細胞に対して向けられた抗体を用いることにより、この方法を FIVおよびネコ血液と使用するのに適合させた。この抗体は、通常の方法を用 いて免疫することにより調製した。
FIVのための全血凝集アッセイ試験キット成分・ 1 抗赤血球抗体・ H74,53,4C1/180吸光係数1.0 2 抗ペプチド抗体 a)アフィニティーカラムおよび西洋ワサビペルオキソダーゼ標識・K2O,8 3,4D4/4−91 1gG1、吸光係数1.65b)陽性コントロール・K 21.83.1B5/25 1gM3、FIVペプチド KVEAMEKFLYTAFAMQ E L G CN Q N Q F F CK I P L E −NH。
FIV 680−711 (gp40)の主要なコートタンパク質の免疫優性領 域に対応 (a)赤血球結合分子H74,53,4C1/180の調製ネコ赤血球細胞に対 して向けられた抗体を、通常の免疫およびスクリーニング手順を用いて調製した 。マウスをネコ赤血球細胞で免疫し、免疫した動物の牌臓細胞をマウスミエロー マ細胞と融合することによりモノクローナル抗体を製造した。これら抗体をスピ ン凝集アッセイによりスクリーニングした。スピン凝集は、ファイアット(Wy att)とストリート(S treet)の方法(AustJ Mecl La b 5ciS4 48 50)の変法により行った。50μIの細胞培養上澄み 液を50μlの1%赤血球細胞懸濁液とマイクロタイタープレート中で混合した 。この実施例では、グリコホリンには結合したが凝集はしなかった抗体を選択し た。384のウェルのうち、50の主要なりローンを選択した。
その後に吸光研究を行い(50のネコ全血試料)、モノクローナル抗体H74゜ 53.4CI/180 (4C1/180)を選択した。
完全な抗体をProsep A製造法により精製した。精製したモノクローナル 抗体4C1/180を1%W/Wペプシンで37℃にて40分間消化した。この 抗体を1/10 12%酢酸でpH3,5まで酸性にした。3.5M)リス緩衝 液(pH8,0)を添加してpHを8まで上げることにより反応を停止させ、F (ab)zフラグメントを5200ゲル濾過クロマトグラフイーにより精製した 。
F(ab)2フラグメントを最終濃度が10mMのメルカプトエチルアミンとと もに37℃にて30分間インキュベートして還元した。部分的に還元したFab フラグメントを、10mg/mlのDTNBとともに室温にて30分間反応させ 、ついで最終濃度が30mMのヨードアセトアミドを室温にて30分間添加する ことにより安定化した。ついで、得られたF a b−TNB−Acフラグメン トをウルトロゲルAcA44ゲル濾過クロマトグラフィーにより精製した。
(b)FIVペプチドの調製 FIV 680−711 (gp40)(上記配列)の主要なコートタンパク質 の免疫優性領域に対応するペプチドを、0.5Mジチオトレイトールで室温にて 30分分間光した。10mMHC]を添加して反応を停止させた。この混合物を 、10m1の40 : 60 アセトニトリル HCI溶液で処理した5ep− pak C18カートリツジ(ミリボア・ウォーターズ)に適用した。還元した ペプチドをS ep−pakに3回循環させ、20m1の10mMHCLで洗浄 し、ついで5mlの4060アセトニトリル:HCIで溶出した。ついで、還元 したペプチドを一夜、凍結乾燥した。
(c)ペプチドと抗体の結合およびFIV試薬の精製:上記ピのペプチドを6M グアニジノーHCL中に溶解し、上記(a)からの4CI/180 Fab−T NB−Acfi&物と0.5 (1,0): 1.0ペプチド:抗体のモル比に て室温にて1分間混合した。最終濃度が30mMのヨードアセトアミドを室温に て30分間添加することにより反応を停止させた。
クルトロゲルAcA44ゲル瀘過カラム上で最初の精製を行って遊離のペプチド を除き、ついで抗ペプチド抗体カラム(K2O,83゜4D4/4−91)上で アフィニティー精製を行って遊離の4CI/180抗体を除いた。ついで、クル トロゲルAcA44ゲル濾過カラム上で最終精製を行った。
(d)FIV試薬の調合およびアッセイ手順ニリン酸緩衝食塩水(pH7,4;  10μg/m1(7)2−NBA、0.5%i:べ、および0.5mg/ml の3A1/48 Fab−Acダブ0フカー抗中でFIV試薬を15μg/ml に調合した。
アッセイのため、凝固阻止処理した血液をプラスチックスライド上に置き、25 μlのFIV試薬を加え、混合した。スライドを2分間振動させ、凝集を読み取 った。表3および表4は、それぞれFIV陽性試料およびFIV陰性試料を試験 した結果を示す。
表3 陽性試料を試験した結果の要約: 試料 陽性の数 感度(%と FIV陰性試料を試験した結果: 試料 陰性の数 特異性(%) 西オーストラリア感染前 24/24 100%チャッツウッド獣医外科 18 /18 100%血漿 陰性血漿 91/91 100% 試験した全試料 180/182 98.9%*これら試料のうちの一つは最初 の収集では陽性であると確認されたが、その後のサンプリングでは陰性であった 。
実施例5 FIVの合成ペプチド(620−711)を用いたELISAアッセ イの感度および特異性 FIVの合成ペプチド(680−711)を用い、ELISAアッセイの感度お よび特異性を評価するためさらに研究を行った。マイクロタイタープレートのウ ェルを炭酸緩衝液中または30%酢酸中の1μgのペプチドでコーティングした 。試験血清をウェル中で1 : 100の希釈にてインキュベートした。
第二の試薬はプロティンA−西洋ワサビペルオキソダーゼであった。2,2°ー アジノジー(3−エチルベンズチアゾリン)スルホン酸(シグマ)で20分間反 応を展開し、マイクロタイタープレートリーダーで420nmにて読み取った。
91の陽性試料および91の陰性試料を試験した結果を表5に示す。結果は以下 に定義する通りであった “陰性”結果は0 5未満の光学密度を有していた。
“近接した”結果は0.5と1,5の間の光学密度を有していた;“陽性”結果 は1 5を越える光学密度を有していた。
A 420nmで読み取った吸光度 *これらの血漿のいずれもFIV試薬とは陽性の凝集を示さなかった(実施例4 参照)。
**一つの試料は2週間の実験的感染からのものであり、他の3つの試料は陰性 であることが確認された。
実施例7BTVペプチド ELISAアッセイおよび全血凝集アッセイの両方を用い、上記FIVについて 記載したようにしてBIV gp42ペプチドを試験しBIV p26抗原と比 較した。
BIVタンパク質p25を比較のための試験抗原として選択した。というのは、 実験的な感染においては、それがウェスタンブロッティングによって検出される 主要な抗原であり、自然の感染においてはp26に対する抗体が全ての自然に感 染したウシに存在するからである(ウェットストーンら; J ournalo f VirologY (1990)64 3557−3561)。
自然に感染したウシおよび実験的に感染させたウシの両方からの血清を試験した 。
全血凝集アッセイについては、ELISAアッセイにおいて最も有用であると同 定されたペプチドをウシ赤血球に結合するモノクローナル抗体に結合させる。
発明の利点 本発明によるペプチドは、全ウィルスまたはウィルス溶解液のいずれを用いる必 要もなく化学的に合成または組換えタンパク質発現により製造される。ペプチド の使用は、ウィルス溶解液または不純なタンパク質調製物の使用に比べ、汚染タ ンパク質のため、または検出には必要でないウィルスタンパク質の本質的でない 領域の存在により引き起こされる非特異的な交差反応性のための偽陽性の結果を 回避する。本発明の好ましい態様のペプチドは合成的に調製されるので、品質を 制御することができ、それゆえ試験結果の再生性が保証される。
この発明のペプチドはまた、強い体液性免疫反応および細胞性免疫反応を引き起 こすことがわかった。たとえば、ヒツジを繰り返し免疫すると1 : 5000 0の力価で免疫血清が誘発された。それゆえ、本発明のペプチドは免疫吸着体と して有用であることが期待される。
本発明は、一般的概念であって、本明細書の前記具体的記載に限定されないこと は明らかに理解されるであろう。
LL+145Ot7 ’G″O +mar+ vm A帥−#Il#ITIE、 PeTIAIJ 曽υ泣t@6 フロントページの続き (51) Int、C1,6識別記号 庁内整理番号//A61K 39/39 5 D 9284−4C39284−4C (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、 ML、MR,SN、TD、T G)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU 、 MG、 MW、 NL、 NO,PL、RO,RU、 SD、SE、 US FI (72)発明者 ヒルヤード、カーメル・シュディスオーストラリア国4064 クイーンズランド、パブイントン、ガリバー・ストリート21番(72)発明者  リラット、デニス・プライアンオーストラリア国4114クィーンズランド、 ウッドリッジ、ホープ・ストリート3番(72)発明者 バンドセン、ピータ− ・グレゴリ−オーストラリア国4069クイーンズランド、フィッグ・ツリー・ ポケット、ゲームズ・ストリート19番

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物免疫不全ウイルスのエンベロープタンパク質の免疫優性領域のペプ チドであって、該ペプチドはジスルフィドループを含むもの。
  2. 2.有蹄動物かまたはネコ科の動物のいずれかに感染する免疫不全ウイルス由来 のものである請求項1に記載のペプチド。
  3. 3.下記配列: 【配列があります】 を有するネコ免疫不全ウイノレスのenvgp40タンパク質のアミノ酸680 −711からの少なくとも8連続アミノ酸からなる請求項1に記載のペプチド。
  4. 4.下記配列: 【配列があります】 を有するウシ免疫不全ウイルスのenvgp42タンパク質のアミノ酸625− 660からの少なくとも8連続アミノ酸からなる請求項1に記載のペプチド。
  5. 5.10〜20のアミノ酸からなる請求項3または請求項4に記載のペプチド。
  6. 6.20〜25のアミノ酸からなる請求項3または請求項4に記載のペプチド。
  7. 7.25〜35のアミノ酸からなる請求項3または請求項4に記載のペプチド。
  8. 8.組換えDNA注を用いる工程からなることを特徴とする、請求項1〜7のい ずれか1に記載のペプチドの調製法。
  9. 9.化学的合成法を用いる工程からなることを特徴とする、請求項1〜7のいず れか1に記載のペプチドの調製法。
  10. 10.請求項1〜7のいずれか1に記載のペプチドに対して向けられたポリクロ ーナルまたはモノクローナル抗体または免疫学的に機能を有するそのフラグメン トまたは抗体類似体。
  11. 11.請求項1〜7のいずれか1に記載のペプチドからなる試薬を用いる工程か らなることを特徴とする、該ウイルスに暴露された哺乳動物からの生物学的試料 中の哺乳動物免疫不全ウイルスに対する抗体の検出のためのイムノアッセイ。
  12. 12.オーストラリア特許出願第22224/88号および第24182/88 号に記載されているように、該凝集アッセイが直接または間接の全血凝集アッセ イである請求項15または請求項16に記載の凝集アッセイ。
  13. 13.請求項11または請求項12に記載のイムノアッセイを行うための試験キ ット。
  14. 14.請求項10に記載の抗体からなることを特徴とする、哺乳動物免疫不全ウ イルスに対する免疫吸着体。
JP51101692A 1991-06-14 1992-06-12 哺乳動物免疫不全ウイルスの検出 Expired - Lifetime JP3356280B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPK671191 1991-06-14
AU6711 1991-06-14
PCT/AU1992/000280 WO1992022573A1 (en) 1991-06-14 1992-06-12 Detection of mammalian immunodeficiency viruses

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07502484A true JPH07502484A (ja) 1995-03-16
JP3356280B2 JP3356280B2 (ja) 2002-12-16

Family

ID=3775473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51101692A Expired - Lifetime JP3356280B2 (ja) 1991-06-14 1992-06-12 哺乳動物免疫不全ウイルスの検出

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5591572A (ja)
EP (1) EP0602046B2 (ja)
JP (1) JP3356280B2 (ja)
AT (1) ATE160358T1 (ja)
AU (1) AU667669B2 (ja)
CA (1) CA2111325C (ja)
DE (1) DE69223250T3 (ja)
WO (1) WO1992022573A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6228608B1 (en) * 1991-02-28 2001-05-08 Aquila Biopharmaceuticals, Inc. Recombinant FIV glycoprotein 160 and P24 gag protein
GB9219936D0 (en) * 1992-09-21 1992-11-04 Pitman Moore Inc Vaccines
FR2721031B1 (fr) * 1994-06-09 1996-07-26 Centre Nat Rech Scient Fragment peptidique spécifique du virus de l'immunodéficience féline (VIF) et son utilisation comme réactif de diagnostic.
FR2732346B1 (fr) * 1995-03-27 1997-05-30 Centre Nat Rech Scient Proteines mutees, codees par un gene env mute de lentivirus, fragments peptidiques inclus dans lesdites proteines, vecteurs d'expression exprimant lesdites proteines mutees et leurs applications
US5849303A (en) * 1995-06-07 1998-12-15 American Home Products Corporation Recombinant feline Immunodeficiency virus subunit vaccines employing baculoviral-expressed envelope glycoproteins derived from isolate NCSU-1 and their use against feline immunodeficiency virus infection
US6458528B1 (en) * 1998-05-15 2002-10-01 Idexx Laboratories, Inc. Diagnosis of feline immunodeficiency virus infection using ENV/GAG polypeptide markers
US7094884B2 (en) 2001-06-22 2006-08-22 Roche Diagnostics Corporation Soluble complexes of amylod β peptide and peptidyl prolyl isomerase chaperone and methods of making and using them
US7094757B2 (en) 2001-06-22 2006-08-22 Roche Diagnostics Corporation Complexes comprising a prion protein and a peptidyl prolyl isomerase chaperone, and method for producing and using them
US7244819B2 (en) 2001-06-22 2007-07-17 Roche Diagnostics Operations, Inc. Fusion polypeptides, vaccines and compositions of FKBP chaperones and target polypeptides
US6962982B2 (en) 2001-06-22 2005-11-08 Roche Diagnostics Corporation Soluble complexes of target proteins and peptidyl prolyl isomerase chaperones and methods of making and using them
FR2828687B1 (fr) * 2001-08-17 2003-12-12 Hippocampe Nouveaux peptides et leur utilisation comme medicaments contre l'infection par le fiv chez le chat
WO2006011919A1 (en) * 2004-06-30 2006-02-02 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus
ATE435425T1 (de) * 2003-09-11 2009-07-15 Idexx Lab Inc Verfahren zum nachweis des felinen immunschwächevirus
AU2004304348B2 (en) * 2003-12-18 2009-02-26 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus
WO2005080939A2 (en) * 2004-02-19 2005-09-01 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus
AU2005267605B2 (en) * 2004-06-30 2009-03-26 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus
WO2006011920A1 (en) * 2004-06-30 2006-02-02 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus (fiv) comprising the use of peptides derived from the v3 region of the fiv env protein
US7291338B2 (en) * 2005-03-09 2007-11-06 Idexx Laboratories, Inc. Method and device for detecting feline immunodeficiency virus
WO2011123781A1 (en) 2010-04-02 2011-10-06 Idexx Laboratories, Inc. Detection of feline immunodeficiency virus

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086002A (en) * 1987-09-07 1992-02-04 Agen Biomedical, Ltd. Erythrocyte agglutination assay
US4894347A (en) * 1987-09-17 1990-01-16 Agen Limited Erythrocyte agglutination assay
US5177014A (en) * 1988-12-05 1993-01-05 Idexx Laboratories, Inc. Monoclonal antibodies to feline-T-lymphotropic lentivirus
US5219725A (en) * 1988-12-05 1993-06-15 Idexx Laboratories Incorporated Monoclonal antibodies to feline-t-lymphotropic lentivirus
JP3058685B2 (ja) * 1989-05-08 2000-07-04 アイデックス ラボラトリーズ インコーポレーテッド ネコt細胞リンパトロピック レンチウィルスのポリペプチド
US5380830A (en) * 1989-09-18 1995-01-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Molecular clones of bovine immunodeficiency-like virus
FR2669338A1 (fr) * 1990-11-21 1992-05-22 Centre Nat Rech Scient Fragments peptidiques issus de la proteine externe du vif, anticorps antifragments, application de ceux-ci au diagnostic et/ou au traitement de l'immunodeficience feline.
WO1993001304A1 (en) * 1991-07-10 1993-01-21 Synbiotics Corporation Synthetic peptides related to fiv-env proteins

Also Published As

Publication number Publication date
CA2111325A1 (en) 1992-12-23
EP0602046A1 (en) 1994-06-22
US5591572A (en) 1997-01-07
JP3356280B2 (ja) 2002-12-16
WO1992022573A1 (en) 1992-12-23
DE69223250T3 (de) 2008-02-28
CA2111325C (en) 2007-10-23
EP0602046B2 (en) 2007-02-21
DE69223250T2 (de) 1998-04-16
ATE160358T1 (de) 1997-12-15
AU667669B2 (en) 1996-04-04
EP0602046B1 (en) 1997-11-19
DE69223250D1 (de) 1998-01-02
AU1973992A (en) 1993-01-12
EP0602046A4 (en) 1995-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2971034B2 (ja) リンパ節症/後天性免疫不全症候群ウイルスの抗原
JPH07502484A (ja) 哺乳動物免疫不全ウイルスの検出
US4663436A (en) Leukemia-associated virus immunogen, vaccine and assay
JP2682959B2 (ja) エプスタイン・バーウィルス初期抗原(拡散)に関連する合成ポリペプチドおよび抗体
JP2733059B2 (ja) Htlv−▲iii▼抗体の診断用ペプチド並びにそれらの製造法及び用途
JPS63501716A (ja) 合成ペプチドおよびaidsおよびarcの診断ならびにワクチン注射へのその使用
JPH01308299A (ja) Hiv―1感染の診断及び治療に有用な組成物
IE903433A1 (en) Novel peptides associated with the cd4 binding region of¹gp120 and their methods
JPH0751598B2 (ja) Htlv‐1感染検出用合成ペプチド抗原
JPS62500027A (ja) エプスタイン、バールウィルス核抗原と免疫反応する抗体を産生する化学的に合成されたポリペプチド
JPH01500432A (ja) Aidsおよびarcのウィルス原因物質に対して免疫化するための組成物および方法
CN114276422B (zh) 新型冠状病毒s蛋白多肽抗原及其应用
NZ207121A (en) Synthetic peptides with antigenicity of oncoproteins; antibodies; vaccines and diagnostic agents
US6033672A (en) Method of stimulating an immune response to caprine arthritis-encephalitis virus (CAEV) in humans through the administration of CAEV immunogens
CA2104285A1 (en) Recombinant fiv glycoprotein 160 and p24 gag protein
US20020081566A1 (en) Hiv protein epitopes immunologically homologous to hla
CA2086922C (en) Synthetic peptides and mixtures thereof for detecting hiv antibodies
EP0326490B2 (en) Synthetic peptides and mixtures thereof for detecting HIV antibodies
US4794168A (en) Leukemia-associated virus immunogen, vaccine and assay
JP2004535369A (ja) 試薬およびワクチンとして使用するための免疫原性hivペプチド
FR2612519A1 (fr) Nouvelles fractions peptidiques inductrices d'anticorps protecteurs contre le virus de la leucemie bovine, procede pour l'obtention de telles fractions, leurs sequences codantes et vaccins realises a partir de ces fractions
Torres et al. SIV envelope glycoprotein epitopes recognized by antibodies from infected or vaccinated rhesus macaques
US6218102B1 (en) Synthetic peptides and mixtures thereof for detecting HIV antibodies
US6210874B1 (en) Synthetic peptides and mixtures thereof for detecting HIV antibodies
JP2705791B2 (ja) Aids関連病の検出のための合成抗原

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081004

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081004

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081004

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091004

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091004

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111004

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121004

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121004

Year of fee payment: 10