JPS62500022A - 装入・移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 装入・移送装置 ■」 本発明は持揚げ・搬送設備に関し、さらに詳しくはバラ積み堆積から断片状物品 を取出して生産設備に向けて搬送する装入・移送装置に関する。

従来茨班 形状及び長さの異なった回転体等の量産にはバラ積み堆積から物品を一個宛取出 し、所望の姿勢に配列した後に次の生産工程に移送することが要望される。

堆積から物品を一個宛取出すことはポケット型振動・持揚げ装置等の従来の装入 装置によって行なわれる。一般に上記の装置は単純な形状の、１５０ｎ未満の短 い長さ、５０ｎ未満の小直径、２００ｇ未満の小重量の物品の堆積から取出すも のである。

ポケット型振動・装入装置は、生産設備の装入樋に物品を供給するホッパーの背 丈が高くなるので、ホッパーの装入が困難となる。又処理される物品のあるもの は安定した作動状態で処理せねばならない。ホッパーに物品をバッチ供給せねば ならぬため作動がさらに困難となる。

持揚げ・装入装置には上記の欠点がないが、この装置は堆積から複雑な形状の物 品を正確な姿勢で取出すことができない。この姿勢は上記装置の生産的可能性に おいてがなりの限定を生ずる。又従来の装入装置において、堆積から物品を取出 すための装置のパラメータ及び移送装置のパラメータは装入される物品のパラメ ータに密接な関係がある。

堆積から物品を取出した後に続いての移送をらせん（ねじ）で行なう装入装置は 公知である。しかしこの装置によって装入できる物品の標準寸法は限られたもの である。

ソビエト連邦発明者証第１　、００６　、３３９号クラスＢ　６５　Ｇ３３／１ ８（１９８３年３月２３日）で保護された装入装置が公知である。

この従来技４ネｉはケーシングと排出口とを有するホッパーと、移送用つるまき ねじと、装入用つるまきねじとを備え、両ねじは平板状の型板を有する。

装入用ねじの型板は断面が長円形で、又移送用ねじの型板の平板は、くさび形の 溝を形成するために装入用ねじの型板に対面した凹んだ曲面に形成されている。

装入用ねじの各ターンは移送用ねじの夫々のターンの上方に位置する。

上記の従来技術は生能上の下記の限界がある。

この装置は１２／ｄ＞ｌ　（ｌは物品の長さ、ｄは物品の径）の比率を有する円 板、座金、リング、平底の蓋等の物品のみが装入・移送できるものである。この ような物品はそれらの平坦部分でターン上に落付いてねじのターン上に安定する 。

即ち物品は遠心力よりも大きい摩擦力によってターン上に保持される。ｌ／ｄ＞ １の比率を有する筒状物品は垂直状姿勢が不安定なのでねじのターン上に円筒部 で接するようになる。

しかしこの場合は接触面積が小さいので、ねじのターン上に物品を保持するため の摩擦力が不足し、遠心力によって物品はターン上から投出される。このことは 装置の作動に困乱を生ずる。

さらに上記の従来技術において、装入用ねじの隣接ターン間の距離（溝の幅）は 、平坦状物品の場合に物品の厚さの２倍よりも小さく、或は６／ｄ＞ｌの比率を 有する回転体の場合に物品の径の２倍よりも小さくせねばならない。このような 必要条件は堆積から断片状物品を捕獲する能力を低下する。

この従来技術では、捕獲用ねじに沿って垂直に位置した物品は捕獲を妨げる安定 したブリッジを形成するので、ｌ／ｄ＞６の長形物品の装入は不可能である。

上記従来記述はく下記の理由で増大することができない）ねじの回転速度によっ て低効率に限定される。従来技術の作動に当って、両ねじを一方向に回転させる 。装入ねじのターンから移送ねじの夫々のターンに物品を移換える際に両ねじの ターンの接触点にある物品は反対方向の力を受ける。この一対の力にねじの回転 速度が加わって物品に回転を与える。

従、って物品の姿勢が不安定になり、物品がホッパーに落し戻されることになる 。

さらに、堆積から断片状物品を取出す作動をするのは装入ねじのみで、移送ねじ はこの作動をしない。このため同様に効率が低下する。

主里至皿玉 本発明の目的は寸法範囲が広くかつ種々の外形の物品を堆積から取出す装入・移 送装置における問題点を解決し、しかも実質的に装置の効率を向上させることで ある。

上記の目的は、内部に断片状の物品をバラ積み状に収容したホッパーと、バラ積 み状集積から物品を１個宛取出し、引によれば、堆積から物品を取出すねじを夫 々のターンが互に重なり合うように配設し、上記ねじはお互いに向って回転され 、ターンが重なり合う領域には物品が移送される方向を向ごとを特徴とする装入 −移送装置によって達成される。

取出した物品の集約領域が、物品取出し用ねじの一つと継がると共に移送用ねし に平行に配設された定長ねじて構成されると好都合である。このようにすると両 ねじのターンが重なり合わせる必要がない。

移送用ねしは節に作られ、後節の始端が前節の後端に接続するようにすることが できる。

その場合、移送用ねしには、バラ積み堆積から物品を取出すねじの溝数の合計に 等しい数の溝を設ける必要がある。

本発明のこのような構造によって、本文に開示の装置の技術的可能性を拡張し、 ねじ装置を用いてバラ積み状堆積から物品を取出して高所に搬送する効率を向上 する。

本発明の要旨は下記の通りである。堆積から物品を取出し、重なり合った夫々の ターンで位置決めをするねじを使用して、ねじの軸、隣接したターン、向きあっ たねじの端面及び、物品の自由度を制限する制限部材とによって「ポケット」を 構成する。この「ポケット」は２個から１０個の物品を捕獲する各種寸法にする ことができる。従って堆積から物品を取出しかつ物品によるブリッジ形成を防止 することができる。又大形の「ポケット」によって、どんな形の物品でも堆積か ら取出すことができる。このように構成されているので、堆積から数個の物品を 取出した時にねじのターンの重なり合いによって、ねじターンの一つと、該ねじ の軸と、隣接ねじのターンの一つと、物品の自由度を制限する制限部材とに接触 した１個の物品が、「ポケット」内の他の物品を払い落して安定した位置をとる 。このような物品の挙動によりホッパ内にバラ積み状に置かれた物品に接触した すべてのポケットに物品が充填される。従って装置の効率が極めて向上する。

ターンの重なり合い領域内に於いて移送されるべき物品を方向付ける部材によっ て、物品は所定の姿勢をとって移送用ねしで運ばれ易くなる。

ねじがお互いに向って回転することによって効率が向上する。上記の回転中に、 ホンバー内にバラ積み状に置かれた物品に接触したねじの部分は装入工程を行な う。この作動中に、両ねじに接触するようになった物品はねじのターンの重なり 合いが最大となる方向において同一方向の力を受け、「ポケット」内に捕獲され る。この力はねじの回転速度の増加につれて増大し、「ポケット」から物品が落 下するのを防止する。

定長ねじで形成した集約領域によって、堆積から物品を取出すねじから移送用ね しに向けて物品を極めて効率的に搬送することができる。ねじの回転が増大して も搬送の信頼性を低下することがなく、「ポケット」に送られたすべての物品を 移送用ねじに搬送することができる。

物品を取出すためのねじの溝の数を増大することによって、ねじの回転速度を変 化させないで装置の効率を向上することができる。このために移送用ねじの溝数 を物品を取出すための全てのねじの溝の穂数に等しくして、取出したすべての物 品を搬送する。

移送用ねじを節状に形成し、後節の始端で前節の終端に接続させることによって 、物品を極めて高所に持揚げることができ、ねじを短かくしてねじの製造を容易 にすると共に装置に組立てるのを容易にすることができる。

即ｈｉ！簡Ｊ口凛説をを 以下、添イＮｊ図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は装入・移送装置の全体図、第２図は第１図の■−■線についての断面図 、第３図は第１図の■−■線についての断面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ緑 についての断面図、第５図及び第６図は物品がかなり高所に持ち揚げられる装入 ・移送装置の実施例を示す図である。

本文に開示の装入・移送装置は、例えばサイフオン用ガスシリンダのような主と して回転体形の断片状物品をその堆積から取出して移送するように構成されたも のである。

第１図及び第２図について説明すると、本装置は垂直状の架台１を含み、架台に は断片状物品３をバラ状に堆積したホッパー２と駆動装Ｗ４が固着されている。

ホッパー２内には架台１　（第３図）に沿って、堆積から物品３を取出すための ねじ５．６が設けられ、又ホッパーの上方には、物品を移送するための定長のね じ７及びねじ８，９が設けられている。

ねじ５．６の軸１０．１１の下部には互に噛合する歯車１２　、１３が取付けら れていて、ねじ５，６を同期回転させる。

ねじ５，６は一条ねじに作られ、それらのターンの巻き方向は反対で、かつター ンの厚さに等しい同幅の溝１４．１４ａを備えている。このように構成されるの で、一方のねじのターンは最小間隙をもって他のねじの溝に入込んで両ターン間 の重なり合い領域を形成している。又定長のねじ７は溝１５を備える。

ホッパー２内のねじ５，６に沿った両夕・−・ンの重なり合い領域に、取出すべ き物品３．の自由度を制限する制限部材１６が設けられている。この部材は垂直 の菱形柱状をしているく第２図）６ 取出した物品３を集めるためにねじ５は定長ねじ７に固着されている。ねじ５及 び６の溝１４及び１４ａは互いに円滑に噛合っている。ねじ６は二条ねしに形成 された移送用ねじ８に固着されている。

移送用ねじ８の一つの溝１７はねじ６の溝１４ａから連続したものであるが、他 の溝１８は連続せずに、ねじ５により取出されてねじ７の溝１５から送られて来 る物品３を移送するように構成されている。

ねじ７ど移送ねじ８とはターンを重なり合わせずに互に平行に配設され、移送用 ねじ８の溝１７はねじ７のターンの側面１９に対向して配置され又他の４１８は ねじ７の溝１５に対向して配設されている。

移送用ねじ８の上方には移送ねじ９がその下端を移送ねじ８の上端に接して設け られている。両ねじの溝のあるものは互に対向している。

架台１には、ねじの端部を収容した軸受装置２０が設けられている。軸受装置２ ０に面取部２２を有する案内２１　、２１３を設けて軸受装置の部分を物品が通 り過ぎるようにする。又架台１に沿って案内２３　、２４を設ける（第４図）。

ねじ５，６には二つ或は三つ以上の溝を設けることができる。移送用ねじのつる 巻状溝の数を、ねじ５，６の溝数の合計に等しくせねばならない。又定長ねじ７ の溝数を、該定長ねじに係合した堆積から物品を取出すねじの溝数に等しくせね ばならない。

物品の持揚げ高さを高（するために、第５図及び第６図に示すように前節の終端 上に後節の始端を次々に配設した数節に形成することができる。この場合、物品 が軸受は装置の部分を通り過ぎるように案内２１　、２１２と類似の案内を設け る。

次に本発明の装置の作動について説明する。

ホッパー２内には物品３（第１図）がバラ状に堆積されていて、物品３の一部（ 数個）は、ねじ５，６の溝１４　、１５、ターンの側面２５　、２Ｇ、、制限部 材１６及び軸１０．１１とで形成された「ポケット」（第２図）に落込む。

「ポケット」の大きさは物品の形状・寸法によって異なるが２個〜１０個の物品 が落込むようになっている。。

ねじ５，６が相互に向って回転すると「ポケット」に落込んだ物品３は溝１４　 、１５に不規則状に定着されて上昇する。回転状のねじによって物品が回転され ると共に他の物品に回転を伝える。堆積内を通過する物品によって堆積をゆり動 がず（上記の動揺は「ポケット」内に置かれた物品により行なわれる）、上記は 捕獲領域にある物品を連続的に移動させると共に「ポケット」内に物品を装入す る。このようにして物品の律動的な供給が行なわれる。

堆積から離れると物品３　（例えば第２．３図に示すように制限部材１６の左側 に位置する）は溝１４に直接載せられて、両ねじ即ちねじ５の軸と制限部材１６ に接触し、回転する両ねじの反力によって「ポケット」内に押込まれる。これと 同時に上記の物品は回転を続けて、ねじ５，６との接触が充分でない隣接物品を 払落とす。

制限部材１６の右側に位置した物品３は、同様に「ポケット」内において安定し た姿勢をとる。

このようにして「ポケット」は夫々−個の物品を維持する。

本装置は次のように作動を続ける。

制限部材１６の左側でねじ５の溝１４内に位置した物品３は上方に移動して集約 領域において定長ねじ７の溝１５に入る。この場所で物品はねじ６０側面２６及 び制限部材１６と接触しないようになって、ねじ５の回転方向に上昇移動中に案 内２３　、２４に接触するに至る。この時に物品３は移送用ねじ８の溝１８内に 転がり込む。

集約領域において制限部材１６の右側であってねじ６の溝１４ａ内に位置した物 品は上昇移動中にねじ５のターンの側面２５と接触しないようになり、ねじ６の 回転方向に前進移動中に同様にして案内２３　、２４と接触するに至り、ねじ７ ，８の溝１５　、１８で形成された空所に安定する。

さらに上昇中にすべての物品は案内２１の面取部２２に接触して物品をねじ８の 軸１１に向けて押付けられる。

この領域において最終的集約が行なわれる。即ちすべての物品は二条ねじ形の移 送用ねじ８の溝１７　、１８に載せられる。

物品が上昇されると物品は案内２１と接触しないようになってねし８．９の溝で 形成された空所に転がり込む。

このようにして軸受装置２０は迂回した後に物品は次の軸受装置２０ａに向って 運ばれ、案内２１ａによって上記と同様に軸受装置２０ａを迂回する。

さらに二条ねじ形の移送ねじ９の溝内を上昇移動中に、物品は排出ステーション （図示せず）に送られる。

ターンを互に重ね合わせかつ互に回転させたねじの使用は、バラ積み堆積から如 何なる形状・寸法の物品でも取出し得る可能性を提供することによって本文に開 示の装置の技術的利用可能性を拡大し、又両ねじが物品の捕獲をするので効率が 向上するものである。

物品の自由度を制限すると共にバラ積み状堆積から断片状物品を取出すねじのタ ーンの重なり合いＨ域に置かれた制限部材の使用によって、集約領域に物品を確 実に移送する正確な位置に物品を移送することができる。

ねじに沿って案内を設けることによって、移送用ねじを分割して物品を高所にま で移送することができる。このことは本装置の技術的利用可能性を拡張するもの である。

箕、！９１（７）利、凪可覗性 本発明の装置は、モータ製造、自動車工業、Ｔ作機械の製造、機械の製造に使用 する機械設備に断片状物品を送る装入・移送装置に使用すると最も利益がある。

本発明の装置ば又ポリエチレン製のびん及び其他の容器の包装・充填・密封用自 動化ラインに使用することができる。

国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．内部に断片状の物品（３）をバラ積み状に収容したホッッバー（２）と、バ ラ積み状集積から物品（３）を１個宛取出し、引続いて、物品の自由度を制限す る制限部材（１６）に沿って移送する同期作動のねじとを備えた装入一移送装置 において、堆積から物品（３）を取出すねじ（５，６）を夫々のターンが互に重 なり合うように配設し、上記ねじはお互いに向って回転され、ターンが重なり合 う領域には物品（３）が移送される方向を向いた制限部材（１６）の一つが配設 され、又物品を移送するねじ（８，９）が該ねじ（８，９）に沿って配列した案 内（２１，２１ａ）を有した物品の集約領域を備えたことを特徴とする装入一移 送装置。
2. ２．取出した物品（３）の集約領域が、物品（３）取出し用ねじ（５）の一つと 継がると共に移送用ねじ（８）に平行に配設された定長ねじ（７）で構成され、 ねじ（７）とねじ（８）のターンが重なり合っていない請求の範囲第１項記載の 装置。
3. ３．移送用ねじ（８，９）には、パラ積み堆積から物品（３）を取出すねじ（５ ，６）の溝数の合計に等しい数の溝が設けられた請求の範囲第１項記載の装置。 ４、移送用ねじ（８，９）が節状につくられ、後節の始端が前節の終端に接続し て設けられた請求の範囲第１項記載の装置。