JPH01503380A - 集合体から部品を抽出し送出する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 集合体から部品を抽出し送出する装置 技術分野 本発明は一般に材料処理装置に関するものであり、特に集合体から部品を抽出し 、さらに処理機械に送出する装置に関するものである。

背景技術 後続の処理工程において形状および長さを変更される回転体型の部品の量産に際 しては、これらの部品をその集合体から抽出し、所定の姿勢に配置し、後続の処 理段階まで搬送する必要がある。

集合体からの部品の個々の抽出は、公知の排出装置によって、例えばポケット型 エレベータ、スクリュー型エレベータ、すなわち任意の把持スペースを備えた装 置によって実施される。

前記の型の排出装置による部品の集合体からの個別選別工程は、通常数段階に分 割される。

第１段階において、排出装置の把持要素が部品集合体を混合して部品の相対位置 を大きく変動させるために部品集合体に対して作用する。このような混合中のあ る瞬間に、単数または複数の部品が集合体全体とは無関係の、把持に適した姿勢 を取る。このように部品をその集合体から選別し特定の姿勢を取らせる段階を、 予備的配向段階と呼ぶ。

第２段階において、把持要素が前記の予備的に配向された部品に近接させられて 、部品を前記把持要素の把持スペースの中に落下させる。

第３段階において、把持要素の中に排出された部品が搬送され、集合体から分離 され、次の加工装置に送出する位置まで転送される。

操作される部品の最終的配向、すなわち特定の技術工程に必要とされる同一姿勢 を与える操作は、部品が把持要素のセル中に落下する際に、または部品の転送中 に、または部品の排出の瞬間に公知の技術によって実施される。

前記のポケット型−振動型排出装置は、上方の部品集合体から相当の荷重を受け る最下層の部品に対して配向作用が加えられるという欠点がある。従ってこのよ うな排出装置は、大きな可動性と遊離性とを有する簡単な形状の小型部品のみを 操作する事ができる。

さらに、最下層の部品に作用するので、上層の部品集合体全体が運動させられ、 これは部品の外側面に対してキズを生じ、また公知の排出装置の操作に附随する 異常に高いノイズを生じる。

さらにこのような排出装置のホッパの容量が限定されあり、これは装置の操作を 面倒にする。

エレベータ型排出装置は、処理される部品に対する把持要素の配向作用の能率が 低い欠点がある。実際上、把持要素は多数の把持セルを担持した傾斜コンベア・ ベルトである。このコンベア・ベルトの作用は、コンベア・ベルトに隣接する部 品集合体を通して把持セルまで移動する結果として生じる。一般にこの作用は垂 直方向であって、水平面においてはまったく作用しない。

その結果、部品は水平方向に作用されないので、排出に適した姿勢を取る速度が 遅く、部品がセルに入る確率が低く、これは排出工程の均一性と排出能力を低下 させる。

さらに、Ｌ／Ｄ＞３以上の細長い部品または複雑形状の部品を処理する際に、こ れらの部品をエレベータ型装置で処理する場合、いわゆるブリッジまたは拘留を 生じ、これは処理される部品の予備的配向と選別を完全に禁止する。

操作される部品のブリッジは排出装置の正常な機能を阻害し、非能率にする。

業界公知の装置（ソ連発明者証第１．０１９，７５６号）は、ホッパ中に集合体 として装入された部品の抽出手段を有し、この手段は把持スクリュー、搬送スク リューおよび搬送中に部品を所定姿勢に保持する要素とから成り、前記保持要素 は前記スクリューの長手方に配置され、配向プレートおよび案内面として形成さ れ、また前記把持スクリューは追加的螺旋グループを備え、その−芳の側面がス クリューの作動面に接続し、またそのピッチは搬送スクリューのピッチの少なく とも２倍である。

前記の排出装置に固有の欠点は、細長い部品を配向する能力が限定されている事 にある。処理される部品が能率的に配向されるためには、垂直面と水平面の両方 において配向作用を受けなければならない。この装置において部品の長さが把持 スクリューのピッチを越えない場合に、垂直面作用が生じる。

しかし細長い部品についてスクリューのピッチを長くすれば、把持スクリューの 螺旋角度が大となり、これはスクリューのネジ山の縁とその案内面との間に部品 の短面を閉塞させる危険性を伴い、これが装置の全体的故障を生じる。

把持スクリューの動作面に隣接して追加グループを備える結果、配向プレートと スクリュ一本体との間に間隙を生じる。

円錐面を有する製品が、その排出に際して、前記間隙の中に閉塞される傾向があ り、従ってこのような部品の処理が不可能となり、装置の生産能力が制限される 。

発明の開示 前記のような欠点を除去する事が本発明の一般的目的である。

本発明の特定の目的は、部品集合体から部品を抽出し送出する装置において、種 々のサイズおよび型の部品を集合体から抽出する事ができ、また部品の高能率の 予備的配向によって装置の生産力と部品の送出均一性とを著しく増大する事ので きる様な構造の把持スクリューを有する装置を提供するにある。

集合体として装入された部品を収容するホッパと、前記部品を抽出する手段とを 含み、前記手段は把持スクリューおよび搬送スクリューとして構成され、これら の両方のスクリューに沿って、部品を搬送中に所定姿勢に保持するためのポケッ トを成す要素が配置されるように成された部品をその集合体から抽出し送出する 装置において、本発明によれば集合体から抽出された部品を予備的に配向するた めの手段が把持スクリュー上に配置され、前記手段は把持スクリューの外径限度 を越えて延在する少なくとも１つの配向要素として構成される事によって、前記 の目的が達成される。

把持スクリューの相異なる直径の螺旋面部分が前記配向要素として使用される事 が好ましい。

前記配向要素を把持スクリューの下端に配置されたディスクとして構成する事が できる。本発明の他の実施態様によれば、配向要素は把持スクリューの下端に配 置された皿状体として形成される。

本発明の装置のこのような構造の故に、操作される部品の予備的配向能率が増進 され、 部品の送出を均一になす事ができ 本発明の本質は下記にある。把 度を越えて延在し把持スクリユー 面部分から成る予備的部品配向手 集合体の部品に対して垂直面と水 を加える事が可能となる。このよ りニー上の配向要素と接触した部 度を増大させ、また部品の配向姿 する。すなわち部品が装入ボケッ 適した姿勢を取らせる。

さらに本発明の装置は、装入さ 状およびその他の特徴に対応して 作用と水平作用とを生じる配向要 実験の示すように、適切に選定 ッジ形成を完全に防止し、種々の 体から抽出するために高能率の確 部品を集合体から抽出し配向す な解決法に基づく本発明の装置の の用途が拡大され、また新しい工 入が可能となる。

図面の簡単な説明 以下、本発明を図面に示す実施 する。付図において、 装置の生産量が増大し、　第１図は本発明による装置全体の部分破断断面ミる。

　第２図は第１図の円形部分Ａの拡大図であって２持スクリューの外径限　要素 の第１実施態様として把持スクリューの相異−の相異なる直径の螺旋　径の螺旋 面を使用する構造を示す図、ト段を配備する事により、　第３図は第２図の■− ■線に沿った断面図、ｋ平面における配向作用　第４図は把持スクリューの下部 に配置された大ヒラな作用は、把持スフ　面の一部として形成された配向要素の 他の実施態出品の空間姿勢の変動速　す部分破断断面図、姿勢をもつとも効率的 に　第５図は、第４図のｖ−ｖ線に沿った断面図、ノドに入るのにもっとも　第 ６図は、把持スクリユーの下端に配置されたりとして形成された配向要素の他の 実施態様の断される部品のサイズ、形　第７図は、把持スクリューの下端に配置 されたご、相異なる方向に垂直　として形成された配向要素の他の実施態様の断 面画素を使用する。　た第８図は第７図の■−■線に沿った断面図であ辷された 配向要素はブリ　本発明を実施するための最良の形態〕形状の部品をその集合　 本発明は、特に回転体として形成された部品の奮実な動作を生じる。　からこれ らの部品を抽出し送出するためのものでｒる問題の根本的に新規　この装置（第 １図）は垂直塔を備え、この垂直〕広範な機能の故に、そ　品３をバラ積みした ホッパ２を担持している。

Ｌ業分野への自動化の導　垂直塔１に沿ってホッパ２の中に把持スクリュ配置さ れ、これらの把持スクリユ−４は部品をそ体から抽出して搬送スクリュー５に転 送し、この毬例について詳細に説明　クリユーがさらにこれらの部品を搬出シュ ート６る。

的配向ユニット１６（第１図）の中で実施され、部品は技術工程によって決定さ れる正確な姿勢に回転される。

しかし、ｒａ離性」を有しない部品（特に楕円形部品）は多くの場合に安定な姿 勢をとり、これらの部品は部品集合体から抽出される事をできなくなる。

「ブリッジ」の形成の主な原因は、垂直姿勢をとった４個の部品が把持スクリュ ーの周囲にランダムに配置されるにある。これらの部品は柵のように包囲して、 装入に適した水平位置にある部品が螺旋スクリュー通路に入る事を妨害する。

部品をこのような不都合な姿勢から出すためには、部品の集合体は水平面に運動 させるほか、垂直面においても運動させる事ができなければならない。

このような垂直運動は、送入装置において把持スクリュー４の外径限度を越えて 延在する要素によって加えられる。

楕円形および円錐面を有する回転体状の部品を部品集合体から抽出するためには 、把持スクリューの相異なる直径の螺旋面から成る配向要素（第２図、第３図） を使用する事が最も便利である。この配向要素は二重螺旋把持スクリュ−４の相 異なる直径の螺旋面７と８によって形成する事ができる。

部品の流さが配向要素すなわち大直径の螺旋面８の間ための垂直運動を加える事 ができる。このような場合、スクリユ−４に隣接して垂直姿勢をとる部品は、そ の底部が螺旋面８の突起部分上に載置される。把持スクリュー４が回転する際に 、部品が前記螺旋面によって押圧されて、この螺旋面との接触を失うまで上昇す る。

その結果、垂直に配置された部品が部品集合体の表面まで運動して、他の水平に 配置された部品を螺旋通路上に入らせる。この場合、垂直に配置された部品も、 その垂直運動中にまたは把持スクリュー４の周囲に集中した集合体の表面に達し た時に水平姿勢をとる。

このような型の部品を装入する際に、その円錐部分が配向プレート１３と螺旋面 ７の外側部分との間に進入する傾向がある。しかし螺旋面の厚さが薄いので、部 品を前記のスペースから移動させて把持スクリュー４の螺旋通路の中に前進させ る事ができる。

把持スクリュー４の螺旋面のピッチを越えた長さを有する部品を集合体から抽出 するためには、相異なる直径を有する螺旋面部分９．１０　（ｄ３＞ｄ４）によ って構成される配向要素（第４図、第５図）を使用するのが好都合である。

螺旋面部分９はホッパ２の底面から始まるので、前記螺旋面の始点と終点との間 に間隙［ｂ］が作られ、この間隙の大きさは部品３の直径より少し大である。

の近くで垂直位置をとった部品は、スクリューが始動する時に間隙ｒｂＪの中に 入る。スクリュー４がさらに回転すると、螺旋面の最初の部分が前記部品の末端 の下方に入り、この部品を螺旋面の長さだけ上昇させる。

把持スクリューの下部からの垂直部品の除去は、水平部品が螺旋通路に入って集 合体から抽出されるための好条件を成す。

配向要素の螺旋面９の故に、直立部品の支持末端に対して水平作用および垂直作 用が加えられ、その結果、場合によってはこの直立部品の転倒を生じ、装入に適 した水平姿勢をとらせる。

有段母線面を有する部品、例えばフランジ、ショルダ、ネジ付き部品を集合体か ら抽出するためには、把持スクリュー４の底面に取り付けられたディスク状配向 要素を使用する事がもっとも有効である。この場合、ディスク状配向要素の直径 は、把持スクリュー４の直径を超えていなければならない。

この型の部品は、相互に係合した時、垂直面よりは水平面において安定なブリッ ジを形成する。従ってこのようなブリッジ形成に対抗するため、部品集合体に加 えられる水平応力を増大しなければならない。

把持スクリューが回転する際に、ディスク状配向要素１１の表面上に載置された 部品は水平方向に強い作用を受け、プレート１３に向かって移動し、プレート１ ３の縁部において追加的に支持されて運動を中止し、配向要素との相互作用の結 果生じるガを受けて前記のプレート１３の縁に沿って回転し、ポケットの中に入 る。ポケットの中に装入された部品のその後の通路は前記と同様である。

前記の型の部品に対する水平作用の増大は、把持スクリュ−４の下端に配置され た皿状体１２の形の配向要素を使用する事によって達成される。この場合、皿状 体１２の直径は把持スクリュー４の直径より大でなければならない。

把持スクリュー４の外径を超えて延在する皿状配向要素は、その傾斜面によって 部品集合体とさらに強く接触し、部品を配向プレート１３に向かって移動させる 。部品のその後の配向姿勢への回転は、前述の配向要素の特性とまったく同様で ある。

場合によっては部品集合体に対する配向作用の効率を増大するため、把持スクリ ュー４上に単一の配向要素でなく、複数の配向要素の組立体を配備する事が好ま しい。

例えば、把持スクリューの下端に配置されたディスク状配向要素と共に、相異な る直径を有する把持スクリュー螺旋面の一部として形成された複数の配向要素を 使用する事によって良好な結果が得られる。この場合、ディスク状要素の代わり に、皿状体を使用する事ができる。

ここに注意すべきは、把持スクリュ−４に隣接した薄い部品層のみが配向作用を 受け、集合体の他の部品は静止状態にある事である。この故に、製造工程の組織 的条件に対応する寸法のホッパを備える事ができる。

さらに、装置中に搬送スクリュー５を配備する事によって、ホッパ２を部品の装 入と待機に適したレベルに配置する事ができ、また装置の装入に必要な高さから 部品を排出する事ができる。従って、前記のように把持スフ的部品配向手段を配 備する事により、把持スクリューと接触する部品の姿勢の変更速度が増大され、 従って部品がポケットに装入される配向姿勢をとる確率が増大する。

処理される部品の表面のそれぞれの形状を考慮に入れて、もっとも効果的な配向 操作を成すために特定の型の配向要素、またはその他の型の配向要素、あるいは その組合せを使用して、予備的配向工程を確実に実施する事ができる。さらに適 切に選定された配向要素はブリッジの形成を防止し、装置の無事故運転を保証す る。さらに部品の非常に効果的な予備的配向の故に、装置の生産性を向上させ、 部品の母線面の長さと形状のいかんに拘らず、集合体からの部品の抽出と送出の 均一性を増大する事が可能であり、これは本発明の装置全体の技術的可能性を増 進する。

産業上の利用可能性 本発明による集合体から部品を抽出し送出する装置は、その能率的な予備的配向 機能の故に、種々の表面形状を有する長サイズの部品を含めて、部品の送出量と 均一性とを増大する事ができる。

本発明は、プレス加工、機械加工、組立て工程およびその他の工程など、高度の 技術を含む工業分野において使用するのに最適である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．ホッパ（２）の中に集合体として装入された部品（３）を抽出する手段を含 み、前記手段は把持スクリュー（４）および搬送スクリュー（５）として構成さ れ、これらのスクリューに沿って、部品を搬送中に所定姿勢に保持するためのポ ケットを成す要素が配置されるように成された部品をその集合体から抽出し送出 する装置において、集合体から抽出された部品を予備的に配向するための手段（ Ｂ）が把持スクリュー（４）上に配置され、前記手段（Ｂ）は把持スクリュー（ ４）の外径限度を越えて延在する少なくとも１つの配向要素として構成される事 を特徴とする装置。
2. ２．前記配向要素として、相異なる直径の把持スクリュー（４）の螺旋面部分（ ７，８，９，１０）が使用される事を特徴とする請求項１に記載の装置。
3. ３．前記配向要素はディスク（１１）として形成され、把持スクリュー（４）の 下端に配置される事を特徴とする請求項１に記載の装置。
4. ４．前記配向要素は把持スクリュー（４）の下端に配置された皿状体（１２）と して形成される事を特徴とする請求項１に記載の装置。