JPS6249659A - ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタおよびその製造方法

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JPS6249659A
JPS6249659A JP19078185A JP19078185A JPS6249659A JP S6249659 A JPS6249659 A JP S6249659A JP 19078185 A JP19078185 A JP 19078185A JP 19078185 A JP19078185 A JP 19078185A JP S6249659 A JPS6249659 A JP S6249659A
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JP
Japan
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layer
type
doped
region
base
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JP19078185A
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English (en)
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Masaki Inada
稲田 雅紀
Kazuo Eda
江田 和生
Toshimichi Oota
順道 太田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超高速・超高周波トランジスタとして有望なヘ
テロ接合バイポーラトランジスタに関するものである。
従来の技術 近年、バイポーラトランジスタのエミッタをベースより
もバンドギャップの大きい材料としたヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタは超高速・超高周波トランジスタの有
力候補の一つとして研究がさかんに行われるにいたって
いる。
以下図面を参照しながら、従来のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタ(以下HBT)について説明する。
第4図(a)は従来のエミッタが上方に位置した正常型
のHBTの構造を示し、第4図(b)はトランジスタサ
イズを小さくして高速化をはかるためにコレクタ面積を
小さくする工夫を行ったものである。
第4図(a)と(b)において、1は基板、2は高ドー
プのn型にした層、3はn型にドープしたコレクタ層、
4は高ドープのp型のベース層、5はn型にドープした
バンドギャップの大きい材料のエミッタ層、6は高ドー
プのn型のキャンプ層、7はエミッタ電極、8はベース
電極、9はコレクタ電極、lOは高ドープのp型の領域
、11はイオン注入による絶縁領域である。
以上のように構成されたHBTについてエミッターベー
ス、ベース−コレクタの接合容量の面から以下その動作
について説明する。
HBTの高速動作の指標であるf7およびr。
は次のように表わされる。
ここに、Icはコレクタ電流、W、はベース中、VSt
はコレクタ領域の電子の走向速度、lはコレクタの空乏
層の巾、CEIはエミッターベース間容量、Cc、はコ
レクターベース間容量、CPは浮遊容量、Wllはベー
ス中、D、はベースでの電子の拡散係数、q、には自然
定数、Tは絶対温度である。
HBTでは、エミッタをベースよりもバンドギャップの
大きい材料にすることによりベースからエミッタへのホ
ールのリークがおさえられるので、通常のバイポーラト
ランジスタと反対にベースを高ドーピング、エミッタと
コレクタを低ドーピングにすることができる。このこと
によりトランジスタの高速・高周波化にとって重要なベ
ース抵抗の低減をはかることができ、f、が大きくなる
さらに、一般にバイポーラトランジスタにおいてはCE
I、CC1は接合容量のドーピングによる因子CHI 
(n、  h)、Ccw (n、h)と接合面積A。3
、ACIとの積で表わされる。HBTでは、エミッタ、
コレクタが低ドープ、ベースが高ドープになっているた
め、CHI (n、h) 、Ccm (n、h)はエミ
ッタ、コレクタのドーピングにのみ依存しCtl、CC
Iは次のようになる。
CEI QCJ Ht  ・A El、 Ccm oc
 JH(・A (11従って、HBTでは通常のバイポ
ーラトランジスタに比べてCEI、Ccllが小さくな
りf、の増大が可能となる。さらにトランジスタのサイ
ズを小さくしてAEl、Acl1を小さくすることによ
り、CE II +CCIを小さくすることができるの
でより高速・高周波化が可能となる。
第4図+8)の構成ではエミッタ面積AE、はフォトリ
ソグラフィーにより小さくできるが、コレクタ面積Ac
3はAEIはど小さくできない。第4図(b)はこの点
を解決するために考案されている構造であり、酸素イオ
ンを深く注入することによりコレクタ層の部分11を絶
縁化し、Actを小さくし高速化をはかっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第4図中)のような構成ではイオン注入
により多層構活の内部の特定の箇所に絶縁領域をつくる
のでその製法とともに質の良い絶縁領域をつくるのが難
しいという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、第4図中)の11に対応す
る部分に質の良い絶縁領域を有する新しい構造のHBT
及びその製造方法を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタは、高ドープのn型の下地の上に、下
地と格子整合する半導体材料のn型にドープした層であ
ってその部分(n 9M域)を残してその残りを上下に
つきぬけた絶縁性の領域にかえた層と、その上に格子整
合する半導体材料のn型にドープした層であって下地の
当該nSI域を含む領域をコレクタ領域として残しその
残りを高ドープのp要領域に変えた層と、その上に格子
整合する半導体材料の高ドープのp型ベース層と、その
上にコレクタ部分の上部に位置するベースよりもバンド
ギャップの大きい格子整合する半導体材料からなるn型
にドープしたエミッタ層とを、少なくとも有することを
特徴とする。
また、本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製
造方法は、高ドープのn型の下地の上に、下地と格子整
合する半導体材料のn型にドープした層とその層の上に
界面が空気に触れないように保護層を続けてエピタキシ
ー形成し、当該n型にドープした層の部分(n 9M域
)を残してその残りを絶縁性の領域にかえた後、エピタ
キシー装置の中で空気に触れないように保護層を除去し
、当該層の上に、格子整合する、n型にドープしたコレ
クタ層、p型にドープしたベース層とn型にドープした
エミッタ層を順次エピタキシー形成し、当該n型領域を
含むように位置したコレクタ層、ベース層とエミッタ層
の層状構造からなるトランジスタ構成部である柱状部分
の周辺部あるいは当該柱状部の周辺部のエミッタ層をベ
ース層までのぞいた当該柱状部の周辺部を当該絶縁性の
領域に接するように高ドープのp要領域にかえて製造す
ることを特徴とする。
作用 本発明の構成では、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
のキャリア濃度に依存する容量が小さくできることに加
えて、エミッタの面積がフォトリソグラフィーにより小
さくできかつベース層とつながった高ドープのp型領域
の下に絶縁領域を確実に導入できることによりコレクタ
面積も確実に小さくできるので接合面積に依存する容量
成分を小さくでき、全体としてエミッターベース接合容
量およびベース−コレクタ接合容量を著しく小さくでき
る。これによりトランジスタの高速・高周波化をはかる
ことができる。
本発明の製造方法を用いれば、従来の方法ではイオン注
入により層状構造の深部の特定の箇所を絶縁化すること
が難しくかつ絶縁化後のイオン注入、拡散などによる高
ドープのp要領域の形成時に、形成された絶縁領域が変
成を受は質がおちるおそれがあるのに対して、確実にこ
の部分に良質の絶縁領域を導入できるのでコレクタ面積
を小さくできる。n型にドープした層の部分に絶縁性の
領域を形成するためにエピタキシーを中断して空気中に
取り出す必要があり界面がダメージを受ける心配がある
が、表面にInAsを形成して界面を保護して取り出し
処理を施した後エピタキシー成長装置中で■、A、を除
去すると界面がダメージを受けずに良質のエピタキシー
膜が続けて形成できるので解決できる。また、本発明の
製造方法では問題となる界面はトランジスタ構成にとっ
て最も重要なエミッターベース間、ベース−コレクタ間
界面を用いないことも有利な点である。
実施例 以下本発明の実施例のヘテロ接合バイポーラトランジス
タおよびその製造方法について図面を参照しながら説明
する。
第1図(a)、 (b)は本発明の実施例の概念図を示
すヘテロ接合バイポーラトランジスタの構造を示すもの
である。
第1図(b)はベース電極の形成を容易にするためのも
のでありどちらを用いても良い。従来例の第4図(b)
とは、コレクタ領域の周辺部が高ドープのp型領域とな
り、当該p型領域の下部に絶縁層が形成されている点が
異なっている。第2図は実際の材料による実施例を示す
。第3図はこれらの構造の製造方法の実施例を示す。ま
ず、第3図(alのように半絶縁性ないし高ドープのn
型のG、As基板の上に高ドープのn型のG−As層2
を分子線エピタキシー成長し、その上にn型にドープし
たG、A、層12とI、、ASの薄膜層13を分子線エ
ピタキシー形成する。ついで、bのようにn型のG、A
、層12の部分11にフォトリソグラフィー法と02イ
オン注入の適用により上下につきぬけた絶縁性の領域1
1を形成する。その後分子線エピタキシー装置中に再び
入れl−AsをAs雰囲気中で完全に除去したのち、C
に示すようにn型にドープしたG−Asのコレタフ層3
、高ドープのp型にドープしたG−Asのベース層4、
n型にドープしたバンドギャップの大きいAlxG−+
−xAsのエミッタ層5、高ドープのn型にドープした
G、A8のキャップ層6を順次エピタキシー形成する。
ついでホトリソグラフィーとエツチング法によりdの構
造とし、B11イオンを注入し高ドープのp型の領域1
0をeのように形成する。ついで、ホトリソグラフィー
とエツチング法によりrの構造としエミッタ電極7、ベ
ース電極8、コレクタ電極9を形成する。
第1図(al、 (blに示す構成にすることによりヘ
テロ接合バイポーラトランジスタ特有のキャリア濃度分
布によりキャリア濃度分布に依存するエミッターベース
接合容量、ベース−コレクタ接合容量を小さくできるこ
とに加えて、エミッタ面積をフォトリソグラフィーによ
り十分に小さくできかつコレクタ面積もコレクタ領域の
周辺部を高ドープのp型領域に変え、かつこのp型領域
が絶縁層と接する構成となっているので十分に小さくで
きる。
このことにより接合面積によるエミッターベース接合容
量、ベース−コレクタ接合容量も小さくできる。このた
め、fT、f、の増大をはかることができる。
実施例の方法において高ドープのp型の領域は、コレク
タ形成層をつきぬけて絶縁層の領域にまで入り込んで良
いので形成するのが容易である。この方法としては実施
例ではB、のイオン注入を用いているのが他のイオンで
も良く、また拡散などの方法の適用も可能である。
なお、実際の実施例ではA1.G□−xAs −G、A
よ系の材料を用いているが、格子整合する材料系たとえ
ばI、、、G、、−、P−G、A、系、I。
G−+−XAI  I −XA l l−X As  
I n P系、G、A。
−G、系、G、P−3,系などを用いたヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタにも本発明の構造および製造方法を
適用できることは勿論のことである。
また、実施例ではエミッタにのみベースよりも、バンド
ギャップの大きい材料を用いているが、コレクタにもベ
ースよりもバンドギャップの大きい材料を用いたダブル
ヘテロ接合バイポーラトランジスタでも良いのはもちろ
んのことである。また、製造方法としてn型にドープし
た層とその上に1、A、層のエピタキシー形成を行った
のち絶縁性の領域を形成する方法をとっているが、1.
A。
はど種々の処理に強くないが、A、を用いて表面をカバ
ーしてエピタキシー装置から取り出し絶縁性の領域を形
成することもできる。また、I、lA。
の代りにI IIXGIII−XAI混晶エピタキシー
膜を用いることもできる。また、エピタキシー法として
はMBE法の他に種々のものを適用することができる。
発明の効果 以上のように本発明では、エミッタとコレクタのうち、
少なくともエミッタにベースよりもバンドギャップの大
きい材料を用い、エミッタを上側に設けたヘテロ接合バ
イポーラトランジスタにおいて、高ドープのn型の下地
の上に格子整合するn型にドープした層をエピタキシー
形成し、その部分(niJj域)を残してその残りを上
下につきぬけた絶縁性の領域にかえた後、当該層の上に
、格子整合する、半導体材料の、n型にドープしたコレ
クタ層、p型にドープしたベース層およびバンドギャッ
プの大きい材料のn型にドープしたエミッタ層を順次エ
ピタキシー形成し、当該n領域を含むように位置したコ
レクタ層、エミッタ層、ベース層の層状構造からなる柱
状部分の周辺部を高ドープのp型にかえる特徴を有する
製造方法を用いて、コレクタの周辺部をベースにつなが
った高ドープのp型碩域(P”領域)にし、コレクタお
よび当該p″領域下部に、コレクタ部分にのみ接触する
n型領域と、コレクタ部分とp″領域に接触する絶縁性
の領域を有するヘテロ接合バイポーラトランジスタの構
造とする。このことにより、コレクタの面積をエミッタ
面積とともに容易に小さくできるので、エミッターベー
ス接合容量、ベース−コレクタ接合容量を小さくでき、
fTsf、を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構造の概念図、第2図はその実際
の実施例の一例を示すヘテロ接合バイポーラトランジス
タの断面図、第3図は本発明の製造方法の実施例の一例
を示す多層構造の断面図、第4図は従来のヘテロ接合バ
イポーラトランジスタの構造を示す断面図である。 1・・・・・・基板結晶、2・・・・・・高ドープn型
下地層、3・・・・・・n型ドープコレクタ層、4・・
・・・・高ドープn型下地層、5・・・・・・n型ドー
ブエミフタN(バンドギャップ大)、6・・・・・・高
ドープn型キャップ層、7・・・・・・エミッタ電極、
8・・・・・・ベース電極、9・・・・・・コレクタ電
極、lO・・・・・・イオン注入または拡散、高ドープ
p型領域、11・・・・・・イオン注入絶縁領域、12
・・・・・・エピタキシー形成n型ドープ層。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ばか1名l −一 
基板結晶 2− 高ドープn型下地層 3−−一 n型ど一プコしフタ層 4−m−高ドープP型N−ス層 5−ntIドーフ゛エミッタ眉(バンドギヤリプ大)6
−一 高ドープn型下地層膜ブ層 ? −一 コレクタを極 10−− イオン注入または拭敢扁ドープP里領域l!
 −イオン注入絶縁領域 12−−一 エピタキシー形戒npI!V−ブ層((I
L) /  = GaAs基扱 2− 畠ド−ブル型GaAs下地層 3 −=  n型ドーフ゛GaAsコレクタ層4−*ド
ープP tIGaAsペース層5 −=  n型ドープ
AltGcLt−zAsエミック層(バンドギャップ大
) 6−−一 嵩ドープn型0aAs牛ヤ−ソ”If7− 
エミッタを極 8− N−11 9−−−コレクタ電極 10−m−イオン注入高ドーフ゛P型碩域No+/1−
一〇)〒〜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バイポーラトランジスタのエミッタとコレクタの
    うち少なくともエミッタとしてベースよりもバンドギャ
    ップの大きい材料を用い、エミッタを上部に有するヘテ
    ロ接合バイポーラトランジスタにおいて、高ドープのn
    型の下地の上に、下地と格子整合する半導体材料n型に
    ドープした層であってこのn型にドープした層の部分(
    n領域)を残してその残りを上下につきぬけた絶縁性の
    領域にかえた層と、このn型にドープした領域と絶縁性
    の領域からなる層の上に格子整合する半導体材料のn型
    にドープした層であって下地の当該n領域を含む領域を
    コレクタ領域として残しその残りを高ドープのp型領域
    に変えた層と、その上に格子整合する半導体材料の高ド
    ープのp型のベース層と、このp型の領域とn型の領域
    からなる層の上にコレクタ部分の上部に位置するバンド
    ギャップの大きい格子整合する半導体材料からなるn型
    にドープしたエミッタ層とを、少なくとも有することを
    特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  2. (2)バイポーラトランジスタのエミッタとコレクタの
    うち、少なくともエミッタとしてベースよりもバンドギ
    ャップの大きい材料を用い、エミッタを上部に有するヘ
    テロ接合バイポーラトランジスタにおいて、高ドープの
    n型の下地の上に、下地と格子整合する半導体材料のn
    型にドープした層とこのn型にドープした層の表面保護
    層をエピタキシー形成し、当該n型ドープ層の部分(n
    領域)を残してその残りを上下につきぬけた絶縁性の領
    域にかえた後、当該表面保護層を除去して、当該層の上
    に、格子整合する、半導体材料のn型にドープしたコレ
    クタ層、p型にドープしたベース層およびバンドギャッ
    プの大きい半導体材料のn型にドープしたエミッタ層を
    順次エピタキシー形成し、当該n領域を含むように位置
    したコレクタ層ベース層、エミッタ層の層状構造からな
    るトランジスタ構成部である柱状部分の周辺部あるいは
    当該周辺部のエミッタ層をベース層まで除いた当該柱状
    部の周辺部を当該絶縁性の領域に接するように高ドープ
    のp型領域にかえて製造することを特徴とするヘテロ接
    合バイポーラトランジスタの製造方法。
  3. (3)表面保護層としてInAsを用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のヘテロ接合バイポーラ
    トランジスタの製造方法。
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