JPS624930B2 - - Google Patents
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- JPS624930B2 JPS624930B2 JP53102558A JP10255878A JPS624930B2 JP S624930 B2 JPS624930 B2 JP S624930B2 JP 53102558 A JP53102558 A JP 53102558A JP 10255878 A JP10255878 A JP 10255878A JP S624930 B2 JPS624930 B2 JP S624930B2
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- Japan
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- current
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 52
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、保護継電器の誤動作或いは誤不動作
をなくした平行二回線系統の保護継電装置に関す
る。
をなくした平行二回線系統の保護継電装置に関す
る。
一般に、平行二回線系統の保護方式としては、
各種の方式が採られている。第1図は、各回線を
差動保護継電方式で保護する場合を示す。図にお
いて、平行二回線の各回線の送電側及び負荷側
に、夫々しや断器5,6及び7,8と変流器1,
3及び2,4とを設けている。また、各回線の交
流器1と2、及び3,4の出力を夫々保護継電器
9及び10に加え、差動方式により各回線を保護
している。一方、負荷系統には各負荷線路に変流
器14を介して、保護継電器13を設けている。
各種の方式が採られている。第1図は、各回線を
差動保護継電方式で保護する場合を示す。図にお
いて、平行二回線の各回線の送電側及び負荷側
に、夫々しや断器5,6及び7,8と変流器1,
3及び2,4とを設けている。また、各回線の交
流器1と2、及び3,4の出力を夫々保護継電器
9及び10に加え、差動方式により各回線を保護
している。一方、負荷系統には各負荷線路に変流
器14を介して、保護継電器13を設けている。
このような二回線系統において、送電側から負
荷側へ二回線送配電時(各しや断器5,6,7,
8投入状態)、A回線の変流器1及び2の区間の
F1地点にて、短絡或いは地絡等の故障が発生し
たとする。この時、故障電流I1は送電側からしや
断器5を介して、故障地点F1へ流れる。また、
故障電流I2は、B回線を通りA回線のしや断器7
を介して故障地点F1へ流れる。すると、A回線
の全送配電電流として変流器1を介して保護継電
器9へ流れる分と、変流器2を介して保護継電器
9へ流れる分とが、この故障電流I1及びI2により
不均衡となる。これにより保護継電器9が動作し
て、しや断器5,7をしや断して故障区間を切り
離す。一方A回線とB回線に対して共通の負荷系
統である図示F3地点に故障が発生すると、A回
線から故障電流I3が、またB回線から故障電流I4
が故障地点F3へ流れる。しかし、上記差動方式
による保護では、この故障地点F3に対する故障
電流I3,I4をA回線の保護継電器9でも、B回線
の保護継電器10でもとらえることができない。
荷側へ二回線送配電時(各しや断器5,6,7,
8投入状態)、A回線の変流器1及び2の区間の
F1地点にて、短絡或いは地絡等の故障が発生し
たとする。この時、故障電流I1は送電側からしや
断器5を介して、故障地点F1へ流れる。また、
故障電流I2は、B回線を通りA回線のしや断器7
を介して故障地点F1へ流れる。すると、A回線
の全送配電電流として変流器1を介して保護継電
器9へ流れる分と、変流器2を介して保護継電器
9へ流れる分とが、この故障電流I1及びI2により
不均衡となる。これにより保護継電器9が動作し
て、しや断器5,7をしや断して故障区間を切り
離す。一方A回線とB回線に対して共通の負荷系
統である図示F3地点に故障が発生すると、A回
線から故障電流I3が、またB回線から故障電流I4
が故障地点F3へ流れる。しかし、上記差動方式
による保護では、この故障地点F3に対する故障
電流I3,I4をA回線の保護継電器9でも、B回線
の保護継電器10でもとらえることができない。
第2図は、二回線系統の電源側及び負荷側に
夫々保護継電器を設けた場合を示す。第2図で
は、第1図における保護継電器9,10を各回線
の送電側に設け、その負荷側に保護継電器11,
12を夫々追加して、各保護継電器9,10,1
1,12が変流器1,3,2,4の出力に、夫々
応動するようにした。すなわち、系統内に流れる
故障電流I1,I2,I1′,I2′を保護継電器9,10,
11,12により検出して、系統区間の保護を行
なう。しかしこの場合は、系統負荷のアンバラン
スにより、系統循環電流I5が流れると、これが故
障電流I1,I2′に対しては和となり、またI1′,I2に
対しては差となるため、この系統循環電流の影響
を受けて本来の故障電流を検出することができ
ず、保護継電器9,10,11,12の誤動作・
誤不動作、すなわち、故障時に動作しなかつたり
或いは健全時に動作してしまうという不都合があ
つた。また負荷系統F3地点での故障では、故障
電流I3及びL4が流れるが、A回線の保護継電器
9,11では、変流器1,2を介して故障電流I3
しか検出できず、またB回線の保護継電器10,
12では、変流器3,4を介して故障電流I4しか
検出することができない。すなわち、各回線にお
いて、夫々一方の故障電流のみしか検出すること
ができず、故障電流がA回線またはB回線の一方
にかたよつたときには、故障地点が同一の地点で
あつても、故障発生から系統保護に至るまでの時
間が異なり不都合な点が多かつた。
夫々保護継電器を設けた場合を示す。第2図で
は、第1図における保護継電器9,10を各回線
の送電側に設け、その負荷側に保護継電器11,
12を夫々追加して、各保護継電器9,10,1
1,12が変流器1,3,2,4の出力に、夫々
応動するようにした。すなわち、系統内に流れる
故障電流I1,I2,I1′,I2′を保護継電器9,10,
11,12により検出して、系統区間の保護を行
なう。しかしこの場合は、系統負荷のアンバラン
スにより、系統循環電流I5が流れると、これが故
障電流I1,I2′に対しては和となり、またI1′,I2に
対しては差となるため、この系統循環電流の影響
を受けて本来の故障電流を検出することができ
ず、保護継電器9,10,11,12の誤動作・
誤不動作、すなわち、故障時に動作しなかつたり
或いは健全時に動作してしまうという不都合があ
つた。また負荷系統F3地点での故障では、故障
電流I3及びL4が流れるが、A回線の保護継電器
9,11では、変流器1,2を介して故障電流I3
しか検出できず、またB回線の保護継電器10,
12では、変流器3,4を介して故障電流I4しか
検出することができない。すなわち、各回線にお
いて、夫々一方の故障電流のみしか検出すること
ができず、故障電流がA回線またはB回線の一方
にかたよつたときには、故障地点が同一の地点で
あつても、故障発生から系統保護に至るまでの時
間が異なり不都合な点が多かつた。
本発明の目的は、平行二回線送配電系統におけ
る故障電流の分流や、また系統循環電流等による
保護継電器の誤動作、誤不動作をなくした平行二
回線系統の保護継電装置を提供することにある。
る故障電流の分流や、また系統循環電流等による
保護継電器の誤動作、誤不動作をなくした平行二
回線系統の保護継電装置を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第3図は、本発明の保護継電装置の一例を
示すもので、第1図と同一部分には同一記号を付
してその説明は省略する。本実施例では、A回線
の送電側に設けた変流器1とB回線の負荷側に設
けた交流器4との2次側を共通して、保護継電器
3−9へ接続する。また、B回線の送電側に設け
た変流器3とA回線の負荷側に設けた変流器2の
2次側を共通にして保護継電器3−10へ夫々接
続する。
する。第3図は、本発明の保護継電装置の一例を
示すもので、第1図と同一部分には同一記号を付
してその説明は省略する。本実施例では、A回線
の送電側に設けた変流器1とB回線の負荷側に設
けた交流器4との2次側を共通して、保護継電器
3−9へ接続する。また、B回線の送電側に設け
た変流器3とA回線の負荷側に設けた変流器2の
2次側を共通にして保護継電器3−10へ夫々接
続する。
ここで、上記変流器1,3の2次側回路は、A
回線およびB回線に流れる電流が、両回線に共通
の一端側、例えば送電側から見て同一方向に流れ
た場合、これらの2次電流が加算され、保護継電
器3−9に入力されるように接続構成する。この
ことは変流器3,2の2次側回路についても同じ
である。
回線およびB回線に流れる電流が、両回線に共通
の一端側、例えば送電側から見て同一方向に流れ
た場合、これらの2次電流が加算され、保護継電
器3−9に入力されるように接続構成する。この
ことは変流器3,2の2次側回路についても同じ
である。
次に、作用を説明する。今、A回線系統区間の
F1地点で故障が発生すると、故障電流I1,I2が故
障地点F1に向つて流れる。故障電流I1は、変流器
1により、また故障電流I2は、変流器4により
夫々検出され、その各故障電流I1,I2は和となつ
て保護継電器3−9へ流れる。一方、正常なB回
線の保護継電器3−10には、変流器2及び3に
より故障電流I2が夫々検出されるが、変流器2及
び3を通る故障電流I2は逆方向となるため、変流
器2による検出分と、変流器3による検出分とが
互いに打消し合つて、保護継電器3−10へは加
わらない。従つて、保護継電器3−9のみの動作
によりA回線のしや断器5及び7をしや断してA
回線故障区間を切離す。また、正常なB回線は保
護継電器3−10が動作しないので、しや断器6
及び8はしや断せず負荷側への送電が継続され
る。
F1地点で故障が発生すると、故障電流I1,I2が故
障地点F1に向つて流れる。故障電流I1は、変流器
1により、また故障電流I2は、変流器4により
夫々検出され、その各故障電流I1,I2は和となつ
て保護継電器3−9へ流れる。一方、正常なB回
線の保護継電器3−10には、変流器2及び3に
より故障電流I2が夫々検出されるが、変流器2及
び3を通る故障電流I2は逆方向となるため、変流
器2による検出分と、変流器3による検出分とが
互いに打消し合つて、保護継電器3−10へは加
わらない。従つて、保護継電器3−9のみの動作
によりA回線のしや断器5及び7をしや断してA
回線故障区間を切離す。また、正常なB回線は保
護継電器3−10が動作しないので、しや断器6
及び8はしや断せず負荷側への送電が継続され
る。
次に、B回線系統区間での故障について述べ
る。今B回線の図示F2地点で故障が発生する
と、故障電流I1′及びI2′が故障点F2に向つて流れ
る。この場合、前述した動作原理により、今度は
保護継電器3−10のみが動作して、しや断器6
及び8をしや断し、故障区間を切離す。この場
合、正常なA回線の保護継電器3−9は、動作し
ないためしや断器5及び7はしや断されず負荷側
への送電が継電される。
る。今B回線の図示F2地点で故障が発生する
と、故障電流I1′及びI2′が故障点F2に向つて流れ
る。この場合、前述した動作原理により、今度は
保護継電器3−10のみが動作して、しや断器6
及び8をしや断し、故障区間を切離す。この場
合、正常なA回線の保護継電器3−9は、動作し
ないためしや断器5及び7はしや断されず負荷側
への送電が継電される。
次に、A回線及びB回線の系統区間で同時に故
障が発生した場合について述べる。この場合、A
回線の故障点F1には故障電流I1のみが、またB回
線の故障点F2には、故障電流I1′のみが流れる。
故障電流I1は変流器1により検出されて保護継電
器3−9へ、また故障電流I1′は変流器3により
検出されて、保護継電器3−10へ夫々加えられ
る。そのため、保護継電器3−9及び3−10が
夫々動作して、しや断器5,7及び6,8がしや
断され、故障区間は全て切離される。
障が発生した場合について述べる。この場合、A
回線の故障点F1には故障電流I1のみが、またB回
線の故障点F2には、故障電流I1′のみが流れる。
故障電流I1は変流器1により検出されて保護継電
器3−9へ、また故障電流I1′は変流器3により
検出されて、保護継電器3−10へ夫々加えられ
る。そのため、保護継電器3−9及び3−10が
夫々動作して、しや断器5,7及び6,8がしや
断され、故障区間は全て切離される。
次に、変流器2及び変流器4から負荷側の変流
器14に至る負荷母線系統区間での故障について
述べる。今、負荷母線系統の図示F3地点で故障
が発生すると、A回線から故障電流I3が、またB
回線から故障電流I4が、夫々故障点F3に向つて流
れる。この場合、A回線の保護継電器3−9に
は、変流器1により検出された故障電流I3と、変
流器4により検出された故障電流I4とが和として
加わる。つまり、故障点F3での全故障電流(I3+
I4)を検出できる。同様にB回線の保護継電器3
−10には、変流器3により検出された故障電流
I4が、変流器2により検出された故障電流I3が和
として加わる。従つて、故障点F3の全故障電流
(I3+I4)を検出できる。このように、保護継電器
3−9及び3−10が、それぞれ全故障電流(I3
+I4)を検出して動作し、しや断器5,7及び
6,8がしや断されて、負荷母線系統の故障につ
いても保護が行なえる。また、系統負荷電流の不
均衡により流れる系統循環電流I5は、しや断器5
と8を通して流れる方向が逆であるため、変流器
1の系統循環電流I5の検出分と、変流器4の系統
循環電流I5の検出分とは互いに打消し合つて保護
継電器3−9への系統循環電流I5分は零となる。
同様に、保護継電器3−10についても、しや断
器6及び7を通して流れる系統循環電流I5分は、
その方向が逆であるための変流器2と3の検出分
は互いに打消し合つて保護継電器3−10には加
わらない。
器14に至る負荷母線系統区間での故障について
述べる。今、負荷母線系統の図示F3地点で故障
が発生すると、A回線から故障電流I3が、またB
回線から故障電流I4が、夫々故障点F3に向つて流
れる。この場合、A回線の保護継電器3−9に
は、変流器1により検出された故障電流I3と、変
流器4により検出された故障電流I4とが和として
加わる。つまり、故障点F3での全故障電流(I3+
I4)を検出できる。同様にB回線の保護継電器3
−10には、変流器3により検出された故障電流
I4が、変流器2により検出された故障電流I3が和
として加わる。従つて、故障点F3の全故障電流
(I3+I4)を検出できる。このように、保護継電器
3−9及び3−10が、それぞれ全故障電流(I3
+I4)を検出して動作し、しや断器5,7及び
6,8がしや断されて、負荷母線系統の故障につ
いても保護が行なえる。また、系統負荷電流の不
均衡により流れる系統循環電流I5は、しや断器5
と8を通して流れる方向が逆であるため、変流器
1の系統循環電流I5の検出分と、変流器4の系統
循環電流I5の検出分とは互いに打消し合つて保護
継電器3−9への系統循環電流I5分は零となる。
同様に、保護継電器3−10についても、しや断
器6及び7を通して流れる系統循環電流I5分は、
その方向が逆であるための変流器2と3の検出分
は互いに打消し合つて保護継電器3−10には加
わらない。
従つて、系統循環電流I5による保護継電器の誤
動作・誤不動作が無くなり、正常に動作させるこ
とができ、系統を確実に保護することができる。
動作・誤不動作が無くなり、正常に動作させるこ
とができ、系統を確実に保護することができる。
このように、変流器1,2,3,4と保護継電
器3−9、3−10の接続を、上述したように回
線系統相互間においてクロス結線したので、系統
における故障電流の分流I1,I2,I3,I4,I1′,
I2′は、変流器1,2,3,4の2次側で和とな
り、また一方の回線系統だけの故障に対しては、
他方の回線系統側の保護継電器への故障電流は変
流器1,4又は2,3の2次側で自ら差となる。
このため、保護継電器3−9,3−10の誤動
作・誤不動作をなくして常に正常動作させること
ができる。また、故障電流のかたよりによる故障
発生から系統保護までの時間の不均一致が解消で
きる。
器3−9、3−10の接続を、上述したように回
線系統相互間においてクロス結線したので、系統
における故障電流の分流I1,I2,I3,I4,I1′,
I2′は、変流器1,2,3,4の2次側で和とな
り、また一方の回線系統だけの故障に対しては、
他方の回線系統側の保護継電器への故障電流は変
流器1,4又は2,3の2次側で自ら差となる。
このため、保護継電器3−9,3−10の誤動
作・誤不動作をなくして常に正常動作させること
ができる。また、故障電流のかたよりによる故障
発生から系統保護までの時間の不均一致が解消で
きる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではない。例えば第4図のように、送電側と負荷
側の距離が長く、変流器2次側の負担が大なるた
め、電流を小さくする目的や、変流器の変流比が
結線相互間で相異なる場合に保護継電器の入力電
流レベルを合わせる目的で、第3図における変流
器1,2,3,4の2次回路に補助変流器1′,
2′,3′,4′を設けてもよい。また第5図のよ
うに、変流器1,2,3,4の2次回路に、対応
するしや断器5,6,7,8の補助接点等を設け
て、一回線送配電時は変流器が並列とならず、二
回線送配電時のみ並列となるようにして、一回線
送配電時の保護継電器の動作をより確実にしても
よい。
ではない。例えば第4図のように、送電側と負荷
側の距離が長く、変流器2次側の負担が大なるた
め、電流を小さくする目的や、変流器の変流比が
結線相互間で相異なる場合に保護継電器の入力電
流レベルを合わせる目的で、第3図における変流
器1,2,3,4の2次回路に補助変流器1′,
2′,3′,4′を設けてもよい。また第5図のよ
うに、変流器1,2,3,4の2次回路に、対応
するしや断器5,6,7,8の補助接点等を設け
て、一回線送配電時は変流器が並列とならず、二
回線送配電時のみ並列となるようにして、一回線
送配電時の保護継電器の動作をより確実にしても
よい。
以上説明したように本発明によれば、平行二回
線送配電系統における故障電流の回線系統による
分流、または系統循環電流による保護継電器の誤
動作・誤不動作が無くなり、回線系統区間内及び
回線系統から負荷系統に至るまでの区間の故障を
確実に検出できる平行二回線系統の保護継電装置
を提供できる。
線送配電系統における故障電流の回線系統による
分流、または系統循環電流による保護継電器の誤
動作・誤不動作が無くなり、回線系統区間内及び
回線系統から負荷系統に至るまでの区間の故障を
確実に検出できる平行二回線系統の保護継電装置
を提供できる。
第1図及び第2図は、従来の異なる平行二回線
系統の保護継電装置の構成を示す回路図、第3図
は本発明の平行二回線系統の保護継電装置の一実
施例の構成を示す回路図、第4図及び第5図は本
発明の平行二回線系統の保護継電装置の他の実施
例の構成を示す回路図である。 1,2,3,4,14……変流器、5,6,
7,8……しや断器、9,10,11,12,3
−9,3−10,4−9,4−10,5−9,5
−10,13……保護継電器。
系統の保護継電装置の構成を示す回路図、第3図
は本発明の平行二回線系統の保護継電装置の一実
施例の構成を示す回路図、第4図及び第5図は本
発明の平行二回線系統の保護継電装置の他の実施
例の構成を示す回路図である。 1,2,3,4,14……変流器、5,6,
7,8……しや断器、9,10,11,12,3
−9,3−10,4−9,4−10,5−9,5
−10,13……保護継電器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 送電側を共通の電源に接続し、負荷側を共通
の母線に接続し、それぞれの送電側および負荷側
の端部近くにしや断器および変流器を設けたA回
線およびB回線から成る平行二回線系統の保護継
電装置において、 A回線の送電側変流器とB回線の負荷側変流器
との2次側回路およびB回線の送電側変流器とA
回線の負荷側変流器との2次側回路を、A回線お
よびB回線に、それらの共通の一端から見て同一
方向の電流が流れるとこれらの2次側電流が和と
なり反対方向の電流が流れると差となるように構
成すると共に、 上記前者の2次側回路には入力電流が設定値以
上になるとA回線の送電側および負荷側のしや断
器に引外し指令を与えるA回線用保護継電器を、 また、上記後者の2次側回路には入力電流が設
定値以上になるとB回線の送電側および負荷側の
しや断器に引外し指令を与えるB回線用保護継電
器を、 それぞれ接続したことを特徴とする平行二回線
系統の保護継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255878A JPS5529281A (en) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | Parallel twoochannel system protecting relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255878A JPS5529281A (en) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | Parallel twoochannel system protecting relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5529281A JPS5529281A (en) | 1980-03-01 |
JPS624930B2 true JPS624930B2 (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=14330556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10255878A Granted JPS5529281A (en) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | Parallel twoochannel system protecting relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5529281A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4921929B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2012-04-25 | 株式会社東芝 | 配電系統の短絡保護システムおよびその方法 |
-
1978
- 1978-08-23 JP JP10255878A patent/JPS5529281A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5529281A (en) | 1980-03-01 |
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