JPS624927Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS624927Y2
JPS624927Y2 JP12436481U JP12436481U JPS624927Y2 JP S624927 Y2 JPS624927 Y2 JP S624927Y2 JP 12436481 U JP12436481 U JP 12436481U JP 12436481 U JP12436481 U JP 12436481U JP S624927 Y2 JPS624927 Y2 JP S624927Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
magnetic tape
pinch roller
rotating body
post
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12436481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5830945U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12436481U priority Critical patent/JPS5830945U/ja
Publication of JPS5830945U publication Critical patent/JPS5830945U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS624927Y2 publication Critical patent/JPS624927Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置に関する。
磁気記録再生装置の一例を第1図を用いて説明
する。1は回転ヘツドドラム、2は消去ヘツド、
3は音声コントロールヘツド、4はピンチロー
ラ、5はキヤプスタン、6,7はローラ、8はテ
ンシヨンレギユレータポスト、9〜15はポスト
である。また16はカセツトであり、このカセツ
ト16の内部には、供給リール17、巻取リール
18、及びポスト19〜21が設置されており、
供給リール17及び巻取リール18には磁気テー
プ22が巻回されている。この磁気テープ22
は、巻取リール18によつて駆動され、供給リー
ル17より、ポスト19,20,9、テンシヨン
レギユレータポスト8、ポスト10、消去ヘツド
2、ローラ6、ポスト11,12を経て回転ヘツ
ドドラム1に約180゜巻付き、その後ポスト1
3,14、ローラ7、音声コントロールヘツド3
を経てポスト15に巻付き、ピンチローラ4及び
ポスト21を経て巻取リール18に至るものであ
る。
このような磁気記録再生装置において、磁気テ
ープ22を早送りしながら画像を再生する場合、
磁気テープ22は供給リール17から回転ヘツド
ドラム1、音声コントロールヘツド3、ピンチロ
ーラ4、巻取リール18という順序で走行し、巻
戻し再生時には、逆の順序で走行する。このとき
磁気テープ22はそれぞれ巻取リール18又は供
給リール17によつて駆動される。
ところで従来の磁気記録再生装置のピンチロー
ラ4aは、支軸にボールベアリングを介して回転
体を外嵌せしめた構造であり、通常再生時にキヤ
プスタン5に圧着したとき、ボールベアリングの
軸心方向のガタにより自動調芯機能を発揮し、キ
ヤプスタン5にほぼ平行に圧着してなめらかなテ
ープ走行を得るようになされている。しかしなが
ら、高速再生時においては、ピンチローラ4aは
キヤプスタン5から離れ、フリーの状態になつて
おり、磁気テープ22のリール17,18への巻
きぐあい、各ポスト等の傾き、高さ精度のバラツ
キ等によつて磁気テープ22が通常走行時とは異
なつた方向に進行しようとした場合、従来のピン
チローラ4aではボールベアリングによるガタが
大きすぎ、このガタが磁気テープ22の異常走行
を助長することになり、高速再生画像が乱れた
り、磁気テープ22が音声コントロールヘツド3
とピンチローラ4aとの間に位置するポスト15
のガイド部分で損傷を受けるという問題があつ
た。
そこで、音声コントロールヘツド3とピンチロ
ーラ4aとの間に位置するポスト15のガイド部
分を、第3図に示すようにテーパ状にして磁気テ
ープ22の損傷の軽減を図つたものがあつたが、
効果は少なかつた。
本考案は上記の点に鑑み、画像を再生しながら
磁気テープを早送りあるいは巻戻すときに、磁気
テープの走行状態を安定化させ、良好な安定した
画像を保証すると共に、高速走行再生による磁気
テープの損傷をなくすることのできる磁気記録再
生装置を提供することを目的とする。
すなわち本考案は、支軸にボールベアリングを
外嵌せしめると共に、このボールベアリングに筒
状の回転体を外嵌せしめ、この回転体の内周面
に、前記支軸の外周面に当接可能な環状突出部を
周方向に沿つて突設して成るピンチローラを設け
たものであり、ボールベアリングの軸心方向のガ
タによる回転体の自動調芯機能すなわち首振り運
動を、環状突出部と支軸との当接により所定範囲
に規制できるので、高速再生時にも磁気テープが
正規の走行位置からズレることがなく、常に良好
な再生画像を得ることができるのである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図はピンチローラの縦断正面図で、23
は上端部分に径小部24を有する支軸であり、該
支軸23の径小部24には、ボールベアリング2
5が外嵌していると共に、上端側からスリーブ2
6が圧入固着されている。すなわち前記ボールベ
アリング25の内筒は、支軸23の径小部24下
端の段面と前記スリーブ26の下端面との間に挟
み込まれて固定されている。27は前記ボールベ
アリング25に外嵌する段付きボスであり、その
内周面は下半部が径大になつており、その段面は
前記ボールベアリング25の外筒の上端面に当接
している。この段付きボス27の内部には、スリ
ーブ28が下側から圧入固着されており、このス
リーブ28の上端面は前記ボールベアリング25
の外筒の下端面に当接している。すなわち前記ボ
ールベアリング25の外筒は、段付きボス27の
段面とスリーブ28の上端面との間に挟み込まれ
て固定されている。前記スリーブ28内面は下端
部が径小に形成されており、この径小部分により
周方向に沿う環状突出部29が構成されている。
また前記段付きボス27の外周面にはゴムローラ
30が焼付けられている。なお前記段付きボス2
7とスリーブ28とゴムローラ30とにより回転
体31が構成されている。この回転体31は、前
記ボールベアリング25のガタにより矢印A方向
に首振り運動が可能であり、その範囲は前記環状
突出部29と支軸23との当接により所定範囲に
規制されている。
上記構成のピンチローラ4bを備えた第1図の
ような磁気記録再生装置において、高速再生時
に、音声コントロールヘツド3の傾きのバラツ
キ、ポスト15の傾きや高さのバラツキ、あるい
はポスト21の傾きのバラツキ等により、磁気テ
ープ22に正規の走行位置からズレようとする力
が発生したとき、ピンチローラ4bの回転体31
の首振り運動の範囲が、スリーブ28の環状突出
部29と支軸23との当接により所定範囲に規制
されるので、従来のように首振り運動の範囲が大
きすぎて磁気テープ22のズレを助長するように
働くことがなく、したがつて磁気テープ22が正
規の走行位置からズレることがないので、常に良
好な画像を維持できる。
以上説明したように、本考案にかかる磁気記録
再生装置によれば、回転体の内周面に突設した環
状突出部と支軸との当接により回転体の首振り運
動を所定範囲に規制するようにしたので、高速再
生時においても磁気テープが正規の走行位置から
ズレることがなく、したがつて常に良好な安定し
た再生画像を得ることができると共に、高速再生
走行による磁気テープの損傷を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気記録再生装置の概略平面図、第2
図は本考案の一実施例を示すピンチローラの縦断
正面図、第3図は従来のポストの斜視図である。 4b……ピンチローラ、23……支軸、25…
…ボールベアリング、31……回転体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支軸にボールベアリングを外嵌せしめると共
    に、このボールベアリングに筒状の回転体を外嵌
    せしめ、この回転体の内周面に、前記支軸の外周
    面に当接可能な環状突出部を周方向に沿つて突設
    して成るピンチローラを設けたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
JP12436481U 1981-08-21 1981-08-21 磁気記録再生装置 Granted JPS5830945U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12436481U JPS5830945U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12436481U JPS5830945U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5830945U JPS5830945U (ja) 1983-02-28
JPS624927Y2 true JPS624927Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=29918233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12436481U Granted JPS5830945U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830945U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62176380U (ja) * 1986-04-28 1987-11-09
JPS62176381U (ja) * 1986-04-28 1987-11-09
JPH076335B2 (ja) * 1990-02-03 1995-01-30 三協アルミニウム工業株式会社 サッシの構成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5830945U (ja) 1983-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS624927Y2 (ja)
US6149044A (en) Supporting mechanism for pinch roller unit for use in magnetic recording/reproducing apparatus
JPH0118510B2 (ja)
US5803335A (en) Pinch roller assembly having a rubber cushion for making a contact surface thereof pivotable
JPS6145078Y2 (ja)
JPH0210602Y2 (ja)
KR0136730Y1 (ko) 테이프 레코더의 핀치로울러 조립체
JPS6251Y2 (ja)
KR200154793Y1 (ko) 가압롤러 부재를 구비한 자기 테이프 장치
KR100215414B1 (ko) 테이프 레코더의 핀치롤러 조립체
JPS5839592Y2 (ja) 磁気テ−プカ−トリツジ
JP3109717B2 (ja) 磁気記録再生装置におけるテープガイドポスト
JPH08273242A (ja) ビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセンブリ
KR100708100B1 (ko) 테이프 레코더의 텐션 조절장치
US4910618A (en) Guide structure for guiding endless magnetic tape in a rotary head transport
JPH0319071Y2 (ja)
JPS5824304Y2 (ja) テ−プカセツト
JPH0757352A (ja) テープガイド装置
JPH0110776Y2 (ja)
JPS6336515Y2 (ja)
JPH0782693B2 (ja) エンドレスビデオテ−プレコ−ダ
JPS6117256A (ja) 磁気テ−プ引出し装置
KR20060018502A (ko) 테이프 레코더의 핀치롤러 조립체
JPH08147824A (ja) テープガイド
JPS5870453A (ja) 磁気記録再生装置