JPH08273242A - ビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセンブリ - Google Patents
ビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセンブリInfo
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- JPH08273242A JPH08273242A JP7347940A JP34794095A JPH08273242A JP H08273242 A JPH08273242 A JP H08273242A JP 7347940 A JP7347940 A JP 7347940A JP 34794095 A JP34794095 A JP 34794095A JP H08273242 A JPH08273242 A JP H08273242A
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- cylindrical
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/02—Sliding-contact bearings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H27/00—Special constructions, e.g. surface features, of feed or guide rollers for webs
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/006—Guiding rollers, wheels or the like, formed by or on the outer element of a single bearing or bearing unit, e.g. two adjacent bearings, whose ratio of length to diameter is generally less than one
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/02—Sliding-contact bearings
- F16C23/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/28—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
- G11B15/29—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/10—Rollers
- B65H2404/14—Roller pairs
-
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- B65H2404/17—Details of bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単純な構造で製造費用の小さい、ＶＣＲ用
のピンチローラアセンブリを提供することである。 【解決手段】 本発明のピンチローラアセンブリは、
ピンチローラと、円筒形の上部の外径が球形の中央部の
外径より小さい支持軸と、組立て工程の際に前記支持軸
が、圧入状態で嵌合するように上向きに挿入されるよう
に設けられたスリーブであって、上部の内径が前記支持
軸の前記円筒形の上部の外径より大きく、その間に所定
のギャップが形成され、前記上部の内径は前記支持軸の
前記球形の中央部の外径より小さく、前記下部の内径が
前記球形の中央部の外径より大きい、該スリーブと、傾
斜面及び前記支持軸の前記円筒形の下部の外形より大き
い内径の内壁面を有し、前記スリーブ内に圧入されたと
き、前記内壁面と前記支持軸の円筒形の下部との間に所
定のギャップが形成されるブッシュとを含む。
のピンチローラアセンブリを提供することである。 【解決手段】 本発明のピンチローラアセンブリは、
ピンチローラと、円筒形の上部の外径が球形の中央部の
外径より小さい支持軸と、組立て工程の際に前記支持軸
が、圧入状態で嵌合するように上向きに挿入されるよう
に設けられたスリーブであって、上部の内径が前記支持
軸の前記円筒形の上部の外径より大きく、その間に所定
のギャップが形成され、前記上部の内径は前記支持軸の
前記球形の中央部の外径より小さく、前記下部の内径が
前記球形の中央部の外径より大きい、該スリーブと、傾
斜面及び前記支持軸の前記円筒形の下部の外形より大き
い内径の内壁面を有し、前記スリーブ内に圧入されたと
き、前記内壁面と前記支持軸の円筒形の下部との間に所
定のギャップが形成されるブッシュとを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカセットレ
コーダ（ＶＣＲ）に用いられるピンチローラアセンブリ
に関し、特に、より単純な構造で、製造費用の小さい、
ＶＣＲ内の磁気テープの安定な走行を保証し得るピンチ
ローラアセンブリに関する。
コーダ（ＶＣＲ）に用いられるピンチローラアセンブリ
に関し、特に、より単純な構造で、製造費用の小さい、
ＶＣＲ内の磁気テープの安定な走行を保証し得るピンチ
ローラアセンブリに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ＶＣＲは、ビデオヘッドの、走
行する磁気テープからのデータを読取り、または、磁気
テープ上へのデータの書き込み動作をより円滑に実行さ
せるように、磁気テープの走行に安定性を与えるピンチ
ローラアセンブリをデッキ上に有する。ＶＣＲのデッキ
上に回動自在に取り付けられたピンチローラアセンブリ
は、磁気テープＴが一定の速度、適切な張力にて走行す
るように、隣接するキャプスタン軸に対して走行する磁
気テープを付勢する役割を果たす。
行する磁気テープからのデータを読取り、または、磁気
テープ上へのデータの書き込み動作をより円滑に実行さ
せるように、磁気テープの走行に安定性を与えるピンチ
ローラアセンブリをデッキ上に有する。ＶＣＲのデッキ
上に回動自在に取り付けられたピンチローラアセンブリ
は、磁気テープＴが一定の速度、適切な張力にて走行す
るように、隣接するキャプスタン軸に対して走行する磁
気テープを付勢する役割を果たす。
【０００３】図１には、ピンチローラアセンブリ６が取
り付けられている通常のＶＣＲのデッキ１０の概略的な
平面図が示されている。図示するように、磁気テープＴ
は供給リール１から、消去ヘッド３、回転ヘッドドラム
４及びキャプスタン軸５を経て巻取リール２に至るよう
に走行する。
り付けられている通常のＶＣＲのデッキ１０の概略的な
平面図が示されている。図示するように、磁気テープＴ
は供給リール１から、消去ヘッド３、回転ヘッドドラム
４及びキャプスタン軸５を経て巻取リール２に至るよう
に走行する。
【０００４】典型的には、ピンチローラアセンブリ６
は、図１中で矢印で移動方向を示したように、デッキ１
０内に取り付けられたキャプスタン軸５に対して近づい
たり離れたりする向きに移動するように設計されてい
る。ＶＣＲの早送り、または巻き戻しの作動中、ピンチ
ローラアセンブリ６はキャプスタン軸５から離される。
しかし、記録または再生の動作中には、キャプスタン軸
５側へ移動してキャプスタン軸５に対して磁気テープＴ
を付勢する。
は、図１中で矢印で移動方向を示したように、デッキ１
０内に取り付けられたキャプスタン軸５に対して近づい
たり離れたりする向きに移動するように設計されてい
る。ＶＣＲの早送り、または巻き戻しの作動中、ピンチ
ローラアセンブリ６はキャプスタン軸５から離される。
しかし、記録または再生の動作中には、キャプスタン軸
５側へ移動してキャプスタン軸５に対して磁気テープＴ
を付勢する。
【０００５】ピンチローラアセンブリ６が付勢位置にあ
る時、キャプスタンモータ（図示せず）により駆動され
るキャプスタン軸５は、ピンチローラアセンブリとの間
に挟まれる磁気テープＴに安定した回転摩擦力を与え
る。このようにして、磁気テープＴは、走行時に速度の
増減及び著しい変動を起こさずに安定的に走行すること
ができる。
る時、キャプスタンモータ（図示せず）により駆動され
るキャプスタン軸５は、ピンチローラアセンブリとの間
に挟まれる磁気テープＴに安定した回転摩擦力を与え
る。このようにして、磁気テープＴは、走行時に速度の
増減及び著しい変動を起こさずに安定的に走行すること
ができる。
【０００６】更に、キャプスタン軸５の回転摩擦力は、
回転ヘッドドラム４の回りに巻取られる磁気テープＴに
苦干の張力を加えて、ビデオヘッド（図示せず）が磁気
テープＴ上の信号を正確に読取る（または、磁気テープ
Ｔ上に信号を記録する）ことができるようにしている。
回転ヘッドドラム４の回りに巻取られる磁気テープＴに
苦干の張力を加えて、ビデオヘッド（図示せず）が磁気
テープＴ上の信号を正確に読取る（または、磁気テープ
Ｔ上に信号を記録する）ことができるようにしている。
【０００７】前述したヘッドの記録／再生能力をより高
い精度に保持するためには、ピンチローラアセンブリ６
がキャプスタン軸５を付勢する時、ピンチローラアセン
ブリ６の側面を通じてキャプスタン軸５に均一な力が加
えられることが好ましい。
い精度に保持するためには、ピンチローラアセンブリ６
がキャプスタン軸５を付勢する時、ピンチローラアセン
ブリ６の側面を通じてキャプスタン軸５に均一な力が加
えられることが好ましい。
【０００８】しかし、動作中に、ピンチローラアセンブ
リ６の支持軸とキャプスタン軸５とを、互いに完全に平
行な状態に保持することは実際には難しい。ピンチロー
ラアセンブリ６が、初めにキャプスタン軸５と完全に平
行に取り付けられているとしても、ピンチローラ支持軸
が、それ自体の変形、または該支持軸を支持するピボッ
トアームの捻れにより、平行な状態が壊れる場合があ
る。
リ６の支持軸とキャプスタン軸５とを、互いに完全に平
行な状態に保持することは実際には難しい。ピンチロー
ラアセンブリ６が、初めにキャプスタン軸５と完全に平
行に取り付けられているとしても、ピンチローラ支持軸
が、それ自体の変形、または該支持軸を支持するピボッ
トアームの捻れにより、平行な状態が壊れる場合があ
る。
【０００９】ピンチローラアセンブリ６の支持軸とキャ
プスタン軸５とが互いに平行でない場合、テープＴはピ
ンチローラアセンブリ６の側面全体により付勢されず、
ピンチローラアセンブリ６の側面の端部（即ち、上端ま
たは下端）のみにより部分的に付勢される。このような
部分付勢は、磁気テープＴが上向きまたは下向きに走行
して、通常の走行経路から外れるようにしてしまうか、
またはピンチローラアセンブリによって非均一な圧力が
加えられることにより、テープＴの表面が損なわれるお
それがある。
プスタン軸５とが互いに平行でない場合、テープＴはピ
ンチローラアセンブリ６の側面全体により付勢されず、
ピンチローラアセンブリ６の側面の端部（即ち、上端ま
たは下端）のみにより部分的に付勢される。このような
部分付勢は、磁気テープＴが上向きまたは下向きに走行
して、通常の走行経路から外れるようにしてしまうか、
またはピンチローラアセンブリによって非均一な圧力が
加えられることにより、テープＴの表面が損なわれるお
それがある。
【００１０】上記のような問題点を克服するために、従
来よりピンチローラアセンブリには、支持軸とスリーブ
との間にボール軸受が取り付けられるのが一般的であ
る。
来よりピンチローラアセンブリには、支持軸とスリーブ
との間にボール軸受が取り付けられるのが一般的であ
る。
【００１１】図２には、キャプスタン軸５及び従来のピ
ンチローラアセンブリ２０の断面図が示されている。こ
のピンチローラアセンブリ２０は、主としてピンチロー
ラ１３、スリーブ１３ａ、支持軸１２及びボール軸受１
１から構成される。一般に、ボール軸受１１は、調節空
間（即ち、内部リング１１ａ、ボール１１ｂ及び外部リ
ング１１ｃの間に苦干の隙間）を有するように設計され
ているため、ピンチローラ１３が支持軸１２に対して平
行な状態でなくても、ある範囲（例えば、角度α°）ま
では調節することができる。α°の大きさは、ピンチロ
ーラアセンブリ２０の構造により定められる。即ち、前
に述べた調節空間により定められるのである。かかる形
態のピンチローラアセンブリ６は、キャプスタン軸５と
支持軸１２とが完全に平行でなくても、磁気テープＴに
均一な圧力を加えることができる。しかし、ボール軸受
１１の値段は比較的高価であるため、ピンチローラアセ
ンブリの製造費用が増加することになる。
ンチローラアセンブリ２０の断面図が示されている。こ
のピンチローラアセンブリ２０は、主としてピンチロー
ラ１３、スリーブ１３ａ、支持軸１２及びボール軸受１
１から構成される。一般に、ボール軸受１１は、調節空
間（即ち、内部リング１１ａ、ボール１１ｂ及び外部リ
ング１１ｃの間に苦干の隙間）を有するように設計され
ているため、ピンチローラ１３が支持軸１２に対して平
行な状態でなくても、ある範囲（例えば、角度α°）ま
では調節することができる。α°の大きさは、ピンチロ
ーラアセンブリ２０の構造により定められる。即ち、前
に述べた調節空間により定められるのである。かかる形
態のピンチローラアセンブリ６は、キャプスタン軸５と
支持軸１２とが完全に平行でなくても、磁気テープＴに
均一な圧力を加えることができる。しかし、ボール軸受
１１の値段は比較的高価であるため、ピンチローラアセ
ンブリの製造費用が増加することになる。
【００１２】前述した問題点を克服するための他の方法
として、日本国実用新案公開公報第８９−１７７，４３
６号明細書に、半円形の断面を有する環状の凹部がその
外面に設けられた支持軸と、該環状の凹部に対応する環
状の凸部が設けられた円筒形回転体とを含むピンチロー
ラアセンブリが記述されている。
として、日本国実用新案公開公報第８９−１７７，４３
６号明細書に、半円形の断面を有する環状の凹部がその
外面に設けられた支持軸と、該環状の凹部に対応する環
状の凸部が設けられた円筒形回転体とを含むピンチロー
ラアセンブリが記述されている。
【００１３】また、日本国実用新案公開公報第８９−１
７７，４３７号及び第８９−１７４，７３１号明細書
に、ボール形状の磁気構造と、支持軸と回転体との間に
リング形状の軸受とを有するピンチローラアセンブリが
記述されている。
７７，４３７号及び第８９−１７４，７３１号明細書
に、ボール形状の磁気構造と、支持軸と回転体との間に
リング形状の軸受とを有するピンチローラアセンブリが
記述されている。
【００１４】しかしながら、上記の従来のピンチローラ
アセンブリは、即ち、半円状の断面を有する凹凸部、ボ
ール形状の磁気構造、またはリング形状の軸受を有する
ピンチローラアセンブリは、その製造工程が複雑で、製
造には非常に困難を伴うという短所がある。
アセンブリは、即ち、半円状の断面を有する凹凸部、ボ
ール形状の磁気構造、またはリング形状の軸受を有する
ピンチローラアセンブリは、その製造工程が複雑で、製
造には非常に困難を伴うという短所がある。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、より単純な構造で、製造費用の小さい、ＶＣＲ
内に挿入された磁気テープの安定な走行を保証し得るピ
ンチローラアセンブリを提供することである。
目的は、より単純な構造で、製造費用の小さい、ＶＣＲ
内に挿入された磁気テープの安定な走行を保証し得るピ
ンチローラアセンブリを提供することである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、ビデオカセットレコーダに用い
られるピンチローラアセンブリであって、ピンチローラ
と、円筒形の上部、球形の中央部及び円筒形の下部に分
けられ、前記円筒形の上部の外径が前記球形の中央部の
外径より小さくなっている支持軸と、組立て工程の際に
前記支持軸が、圧入状態で嵌合するように上向きに挿入
されるように設けられたスリーブであって、上部、下部
及び接触部に分けられ、前記上部の内径が前記支持軸の
前記円筒形の上部の外径より大きく、その間に所定のギ
ャップが形成され、前記上部の内径は前記支持軸の前記
球形の中央部の外径より小さく、前記下部の内径が前記
球形の中央部の外径より大きい、該スリーブと、傾斜面
及び前記支持軸の前記円筒形の下部の外形より大きい内
径の内壁面を有するブッシュであって、前記スリーブ内
に圧入状態で嵌合するように挿入されることによって、
前記内壁面と前記支持軸の前記円筒形の下部との間に所
定のギャップが形成される、該ブッシュとを含むことを
特徴とするビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセ
ンブリが提供される。
めに、本発明によれば、ビデオカセットレコーダに用い
られるピンチローラアセンブリであって、ピンチローラ
と、円筒形の上部、球形の中央部及び円筒形の下部に分
けられ、前記円筒形の上部の外径が前記球形の中央部の
外径より小さくなっている支持軸と、組立て工程の際に
前記支持軸が、圧入状態で嵌合するように上向きに挿入
されるように設けられたスリーブであって、上部、下部
及び接触部に分けられ、前記上部の内径が前記支持軸の
前記円筒形の上部の外径より大きく、その間に所定のギ
ャップが形成され、前記上部の内径は前記支持軸の前記
球形の中央部の外径より小さく、前記下部の内径が前記
球形の中央部の外径より大きい、該スリーブと、傾斜面
及び前記支持軸の前記円筒形の下部の外形より大きい内
径の内壁面を有するブッシュであって、前記スリーブ内
に圧入状態で嵌合するように挿入されることによって、
前記内壁面と前記支持軸の前記円筒形の下部との間に所
定のギャップが形成される、該ブッシュとを含むことを
特徴とするビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセ
ンブリが提供される。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
【００１８】図３には、本発明の好適な実施例に基づく
ピンチローラアセンブリ１００の長手方向の断面図が示
されている。
ピンチローラアセンブリ１００の長手方向の断面図が示
されている。
【００１９】図示するように、本発明のピンチローラア
センブリ１００はピンチローラ１１０と、スリーブ１１
１と、支持軸１２１と、ブッシュ１３０とを有する。
センブリ１００はピンチローラ１１０と、スリーブ１１
１と、支持軸１２１と、ブッシュ１３０とを有する。
【００２０】ピンチローラ１１０は、ゴムのような弾性
物質からなり、キャプスタン軸５に対して磁気テープＴ
を向かい合わせにして付勢する。
物質からなり、キャプスタン軸５に対して磁気テープＴ
を向かい合わせにして付勢する。
【００２１】支持軸１２１は円筒形の上部１２１ａと、
そかから膨らんだ形状の球形の中央部１２１ｂと、下部
１２１ｃとに分けられており、円筒形の上部１２１ａの
直径は球形の中央部１２１ｂの直径より小さい。支持軸
１２１は金属からなり、円筒形の上部１２１ａ及び球形
の中央部１２１ｂは一体として形成されることが好まし
い。
そかから膨らんだ形状の球形の中央部１２１ｂと、下部
１２１ｃとに分けられており、円筒形の上部１２１ａの
直径は球形の中央部１２１ｂの直径より小さい。支持軸
１２１は金属からなり、円筒形の上部１２１ａ及び球形
の中央部１２１ｂは一体として形成されることが好まし
い。
【００２２】スリーブ１１１は上部１１１ａ、下部１１
１ｂ及び接触部１１１ｃに分けられる。上部１１１ａの
内径は、支持軸１２１の円筒形の上部１２１ａの直径よ
り大きく、よって、その間に所定のギャップが形成され
るが、上部の内径は支持軸１２１の球形の中央部１２１
ｂの直径よりは小さい。また、下部１１１ｂの内径は球
形の中央部１２１ｂの直径より大きい。
１ｂ及び接触部１１１ｃに分けられる。上部１１１ａの
内径は、支持軸１２１の円筒形の上部１２１ａの直径よ
り大きく、よって、その間に所定のギャップが形成され
るが、上部の内径は支持軸１２１の球形の中央部１２１
ｂの直径よりは小さい。また、下部１１１ｂの内径は球
形の中央部１２１ｂの直径より大きい。
【００２３】ブッシュ１３０は傾斜面１３０ａ及び内壁
面１３０ｂを有する。この内壁面１３０ｂは支持軸１２
１の円筒形の上部１２１ａの直径より大きく、よって、
その間に所定のギャップが形成される。
面１３０ｂを有する。この内壁面１３０ｂは支持軸１２
１の円筒形の上部１２１ａの直径より大きく、よって、
その間に所定のギャップが形成される。
【００２４】次に、本発明によるピンチローラアセンブ
リ１００の組立て工程を説明する。
リ１００の組立て工程を説明する。
【００２５】キャプスタン軸受５に対して（即ち、磁気
テープＴに対して）有意な圧力を加えられるように、ス
リーブ１１１はピンチローラ１１０内に圧入状態で嵌合
するように挿入される。
テープＴに対して）有意な圧力を加えられるように、ス
リーブ１１１はピンチローラ１１０内に圧入状態で嵌合
するように挿入される。
【００２６】支持軸１２１は、球形の中央部１２１ｂの
上面がスリーブ１１１の接触部１１１ｃと接触する時ま
で、上方向へ挿入されることによって、ピンチローラ１
１０がそれより下方向へ移動しないように回動可能に取
り付けられる。
上面がスリーブ１１１の接触部１１１ｃと接触する時ま
で、上方向へ挿入されることによって、ピンチローラ１
１０がそれより下方向へ移動しないように回動可能に取
り付けられる。
【００２７】その後、ブッシュ１３０は、その傾斜面１
３０ａが球形の中央部１２１ｂの下面と接触するまで、
スリーブ１１１の下部１１１ｂ内に圧入状態で嵌合する
ように挿入されることによって、ピンチローラ１１０が
それより上方向へ移動しないように回動可能に取り付け
られる。
３０ａが球形の中央部１２１ｂの下面と接触するまで、
スリーブ１１１の下部１１１ｂ内に圧入状態で嵌合する
ように挿入されることによって、ピンチローラ１１０が
それより上方向へ移動しないように回動可能に取り付け
られる。
【００２８】前述した２ヶ所の接触（即ち、球形の中央
部１２１ｂ上面と接触部１１１ｃとの接触、球形の中央
部１２１ｂ下面と傾斜面１３０ａとの接触）によって、
ピンチローラ１１０は適切に回動するため、ピンチロー
ラ１１０は、支持軸１２１の円筒形の上部１２１ａとス
リーブ１１１の上部１１１ａとの間のギャップ、支持軸
１２１の円筒部１２１ａとブッシュ１３０の内壁面１３
０ｂとの間のギャップの大きさによって概ね定まる範囲
内で回動することができる。
部１２１ｂ上面と接触部１１１ｃとの接触、球形の中央
部１２１ｂ下面と傾斜面１３０ａとの接触）によって、
ピンチローラ１１０は適切に回動するため、ピンチロー
ラ１１０は、支持軸１２１の円筒形の上部１２１ａとス
リーブ１１１の上部１１１ａとの間のギャップ、支持軸
１２１の円筒部１２１ａとブッシュ１３０の内壁面１３
０ｂとの間のギャップの大きさによって概ね定まる範囲
内で回動することができる。
【００２９】本発明のピンチローラアセンブリ１００
は、適当な固定手段（例えば、リベット締め（rivetin
g））１２１ｄを用いて、支持軸１２１の下端部１２１
ｃをピボットアーム１２０の貫通孔１２０ａ内に固定す
ることによって、ピボットアームに取着される。また、
下端部１２１ｃは、円筒形の上部１２１ａの外径より小
さい外径を有することが好ましい。
は、適当な固定手段（例えば、リベット締め（rivetin
g））１２１ｄを用いて、支持軸１２１の下端部１２１
ｃをピボットアーム１２０の貫通孔１２０ａ内に固定す
ることによって、ピボットアームに取着される。また、
下端部１２１ｃは、円筒形の上部１２１ａの外径より小
さい外径を有することが好ましい。
【００３０】本発明によるピンチローラアセンブリ１０
０において、支持軸１２１がキャプスタン軸５に対して
完全に平行となるように取り付けられていなくても、ピ
ンチローラ１１０はキャプスタン軸５を付勢している
間、前述したようにある傾斜角度（例えば、角度α゜）
までは、キャプスタン軸５に対して平行となるように自
ら姿勢を合わせることができる。
０において、支持軸１２１がキャプスタン軸５に対して
完全に平行となるように取り付けられていなくても、ピ
ンチローラ１１０はキャプスタン軸５を付勢している
間、前述したようにある傾斜角度（例えば、角度α゜）
までは、キャプスタン軸５に対して平行となるように自
ら姿勢を合わせることができる。
【００３１】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本明細書に記載の請求範囲を逸脱する
ことなく、当業者は種々な変更を加え得ることは勿論で
ある。
いて説明したが、本明細書に記載の請求範囲を逸脱する
ことなく、当業者は種々な変更を加え得ることは勿論で
ある。
【００３２】
【発明の効果】従って、本発明によれば、従来のピンチ
ローラアセンブリに比べて、より単純な構造で、かつ製
造費用の小さいピンチローラアセンブリが提供される。
ローラアセンブリに比べて、より単純な構造で、かつ製
造費用の小さいピンチローラアセンブリが提供される。
【図１】従来のＶＣＲ内に取り付けられたデッキの概略
的な平面図である。
的な平面図である。
【図２】従来のキャプスタン軸及びピンチローラアセン
ブリの長手方向の断面図である。
ブリの長手方向の断面図である。
【図３】本発明のピンチローラアセンブリの長手方向の
断面図である。
断面図である。
１ 供給リール ２ 巻取リール ３ 消去ヘッド ４ 回転ヘッドドラム ５ キャプスタン軸 ６ ピンチローラアセンブリ １０ デッキ １１ ボール軸受 １２ 支持軸 １３ ピンチローラ ２０ ピンチローラアセンブリ １００ ピンチローラアセンブリ １１０ ピンチローラ １１１ スリーブ １１１ａ （スリーブの）上部 １１１ｂ （スリーブの）下部 １１１ｃ （スリーブの）接触部 １２０ ピボットアーム １２０ａ 貫通孔 １２１ 支持軸 １２１ａ （支持軸の）円筒部 １２０ｂ （支持軸の）球形の中央部 １２０ｃ （支持軸の）下端部 １２０ｄ （支持軸の）固定手段 １３０ ブッシュ １３０ａ （ブッシュの）傾斜面 １３０ｂ （ブッシュの）内壁面
Claims (5)
- 【請求項１】 ビデオカセットレコーダに用いられる
ピンチローラアセンブリであって、 ピンチローラと、 円筒形の上部、球形の中央部及び円筒形の下部に分けら
れ、前記円筒形の上部の外径が前記球形の中央部の外径
より小さくなっている支持軸と、 組立て工程の際に前記支持軸が、圧入状態で嵌合するよ
うに上向きに挿入されるように設けられたスリーブであ
って、上部、下部及び接触部に分けられ、前記上部の内
径が前記支持軸の前記円筒形の上部の外径より大きく、
その間に所定のギャップが形成され、前記上部の内径は
前記支持軸の前記球形の中央部の外径より小さく、前記
下部の内径が前記球形の中央部の外径より大きい、該ス
リーブと、 傾斜面及び前記支持軸の前記円筒形の下部の外形より大
きい内径の内壁面を有するブッシュであって、前記スリ
ーブ内に圧入状態で嵌合するように挿入されることによ
って、前記内壁面と前記支持軸の前記円筒形の下部との
間に所定のギャップが形成される、該ブッシュとを含む
ことを特徴とするビデオカセットレコーダ用ピンチロー
ラアセンブリ。 - 【請求項２】 前記支持軸が、金属からなることを特
徴とする請求項１に記載のビデオカセットレコーダ用ピ
ンチローラアセンブリ。 - 【請求項３】 前記支持軸の前記円筒形の上部と球形
の中央部とが、一体に形成されることを特徴とする請求
項２に記載のビデオカセットレコーダ用ピンチローラア
センブリ。 - 【請求項４】 前記支持軸が、前記円筒形の上下部の
外径より小さい外径を有する下端部をさらに含むことを
特徴とする請求項１乃至請求項４の何れかに記載のビデ
オカセットレコーダ用ピンチローラアセンブリ。 - 【請求項５】 請求項１乃至請求項４の何れかに記載
のピンチローラアセンブリが組み込まれることを特徴と
するビデオカセットレコーダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2019950005847U KR0137172Y1 (ko) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 테이프 레코더의 핀치롤러 조립체 |
| KR1995U5847 | 1995-03-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273242A true JPH08273242A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=19410170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7347940A Pending JPH08273242A (ja) | 1995-03-29 | 1995-12-15 | ビデオカセットレコーダ用ピンチローラアセンブリ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5833125A (ja) |
| JP (1) | JPH08273242A (ja) |
| KR (1) | KR0137172Y1 (ja) |
| CN (1) | CN1132391A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002071401A1 (en) * | 2001-03-06 | 2002-09-12 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic-tape apparatus with a pressure-roller device and pressure-roller unit |
| US7961430B2 (en) * | 2006-09-19 | 2011-06-14 | International Business Machines Corporation | Tape path control system with precision-aligned conjugated rollers |
| CN114347719A (zh) * | 2020-10-13 | 2022-04-15 | 宾科精密部件(中国)有限公司 | 滚轮装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US382893A (en) * | 1888-05-15 | miller | ||
| US1288707A (en) * | 1916-11-22 | 1918-12-24 | Albert Sharp | Spherical bearing for shafts. |
| US4910424A (en) * | 1988-10-07 | 1990-03-20 | Emerson Electric Co. | Bearing retainer for dynamoelectric motor |
| US5033872A (en) * | 1989-09-06 | 1991-07-23 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Bushing |
| JP2547009Y2 (ja) * | 1992-09-24 | 1997-09-03 | 重雄 高橋 | Ｖｔｒのピンチローラの滑り軸承型自動調芯支承構造 |
| US5435652A (en) * | 1993-12-30 | 1995-07-25 | Howard; Durrell U. | Self-adjusting bearing assembly |
-
1995
- 1995-03-29 KR KR2019950005847U patent/KR0137172Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-12-12 US US08/570,882 patent/US5833125A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-15 JP JP7347940A patent/JPH08273242A/ja active Pending
- 1995-12-19 CN CN95120419A patent/CN1132391A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5833125A (en) | 1998-11-10 |
| KR960032539U (ko) | 1996-10-24 |
| KR0137172Y1 (ko) | 1999-04-15 |
| CN1132391A (zh) | 1996-10-02 |
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