JP3109717B2 - 磁気記録再生装置におけるテープガイドポスト - Google Patents

磁気記録再生装置におけるテープガイドポスト

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JP3109717B2
JP3109717B2 JP07132500A JP13250095A JP3109717B2 JP 3109717 B2 JP3109717 B2 JP 3109717B2 JP 07132500 A JP07132500 A JP 07132500A JP 13250095 A JP13250095 A JP 13250095A JP 3109717 B2 JP3109717 B2 JP 3109717B2
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cap
guide pipe
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隆二 林
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置にお
けるテープガイドポストに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置の概略構成を図5に基
づいて説明すると、1は供給リール1aと巻き取りリー
ル1bとを備えたテープカセット、2は該テープカセッ
ト1から磁気テープTを引き出してヘッドシリンダ3に
巻き付けるための可動側テープガイドポスト、4は全幅
消去ヘッド、5は音声消去ヘッド、6は音声・コントロ
ールヘッド、7は固定側テープガイドポスト、8はバッ
クテンションポスト、9はキャプスタン、10はピンチ
ローラ支持機構であって、枢支軸11に回動可能に枢支
された支持アーム12を有し、該支持アーム12の一端
部にピンチローラ13が枢着され、その他端部に設けた
カムピン14が回転カム15のカム溝15aに嵌入して
いる。
【0003】上記構成において、録画、再生などの磁気
テープTを走行させるときには、図示のように、可動側
テープガイドポスト2によりテープカセット1から磁気
テープTを引き出してヘッドシリンダ3に巻き付けると
共に、回転カム15を所定角度回転させて、支持アーム
12を回動させることにより、ピンチローラ13を磁気
テープTを介してキャプスタン9に押し付け、該キャプ
スタン9を回転駆動することにより、磁気テープTを走
行させ、録画、再生などを行うようになっている。
【0004】従来、前記固定側テープガイドポスト7
は、図6に示すように、シャーシ16上に立設された下
端大径部17a及び該下端大径部17aの上端部に同心
状に一体突設された上端小径部17bからなる筒状ポス
ト本体17と、前記上端小径部17bに回転可能に外嵌
されたガイドパイプ18と、ポスト本体17の上端部に
着脱可能に取り付けられたキャップ19とからなり、前
記ガイドパイプ18により磁気テープTのテープ面が支
持されると共に、前記キャップ19及び下端大径部17
aにより磁気テープTの上下両縁が支持され、これによ
って、磁気テープTを蛇行することなく直線的に走行さ
せることができる。また、可動側テープガイドポスト2
についてもほぼ同様の構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、前
記キャップ19は、下端大径部17aとほぼ同径の鍔部
19aと、該鍔部19aの下面に突設されてポスト本体
17の貫通孔20に圧入されるピン部19bと、鍔部1
9aの上面に突設された把持部19cとを有し、該把持
部19cを把持してピン部19bをポスト本体17の貫
通孔20に圧入させ、鍔部19aをガイドパイプ18の
上端に当接させることにより、そのガイドパイプ18の
長さを基準にして鍔部19aと下端大径部17aとの間
の間隔Hを磁気テープTの幅に合わせて設定するように
なっており、図7に示すように、前記鍔部19aの下面
19Aにより磁気テープTの規制面20とガイドパイプ
18の受圧面21とが形成され、その規制面20と受圧
面21とが同一面上で近接しているため、前記ピン部1
9bの圧入が強過ぎると、図7実線に示すように、鍔部
19aがガイドパイプ18の上端に強く押し付けられて
変形し、磁気テープTの規制面20が位置ずれして、前
記間隔Hが磁気テープTの幅に対して広くなり過ぎ、こ
れによって、磁気テープTを直線的に走行させることが
できず、画像や音声が乱れる虞れがある。
【0006】そこで、前記ピン部19bの圧入を弱くす
ると、この場合でも、鍔部19aがガイドパイプ18の
上端に当接せずに前記間隔Hが磁気テープTの幅に対し
て広くなり過ぎる虞れがある。
【0007】本発明は、上記従来の難点に鑑み、キャッ
プをポスト本体の上端部に適正に取り付けることができ
る磁気記録再生装置におけるテープガイドポストを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、テープカセットから引き出された磁気テ
ープをガイドするテープガイドポストが、磁気テープの
下端縁を支持するための下端大径部と、該下端大径部の
上端部に同心状に一体突設されて磁気テープのテープ面
を支持するための上端小径部とを備えたポスト本体を有
し、前記上端小径部にガイドパイプが回転可能に外嵌さ
れ、前記ポスト本体の上端部に磁気テープの上端縁を支
持するためのキャップが着脱可能に取り付けられた磁気
記録再生装置におけるテープガイドポストにおいて、前
記キャップの下面に前記ガイドパイプの上端部を嵌入さ
せるための環状溝が形成されており、ガイドパイプをポ
スト本体の上端小径部に外嵌させて該ガイドパイプの下
端をポスト本体の下端大径部の上面に当接させ、キャッ
プをポスト本体の上端部に取り付けることにより、該キ
ャップの環状溝にガイドパイプの上端部を嵌入させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成において、テープガイドポストを組立
てる場合には、ポスト本体の上端小径部にガイドパイプ
を嵌合させた後、前記ポスト本体の上端部にキャップを
取り付けて、該キャップの下面に形成した環状溝に前記
ガイドパイプの上端を嵌入させればよい。
【0010】この場合、前記環状溝の底面によりガイド
パイプの受圧面が形成され、その受圧面から磁気テープ
Tの規制面が離れているため、キャップをポスト本体に
強く押しつけて取り付けたとしても、前記規制面が位置
ずれしたりせず、キャップとポスト本体の下端大径部と
の間の間隔を磁気テープの幅に合わせて適正に設定する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明の実施例であるテープガイド
ポスト7を示すものであって、キャップ19の鍔部19
aの下面にガイドパイプ18の上端部を嵌入させるため
環状溝22を形成している。上記以外の構成で図6及
び図7に示す従来例と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。可動側テープガイドポスト2につい
てもほぼ同様の構成になっているので、その説明を省略
する。
【0012】上記構成において、テープガイドポスト7
の組立手順を説明すると、ガイドパイプ18をポスト本
体17の上端小径部17bに外嵌させた後、キャップ1
9の把持部19cを把持してピン部19bをポスト本体
17の貫通孔20に圧入させればよい。これによって、
鍔部19aの環状溝22にガイドパイプ18の上端部が
嵌入し、鍔部19aとポスト本体17の下端大径部17
aとの間の間隔Hが磁気テープTの幅に合わせて設定さ
れる。
【0013】この場合、前記環状溝22の底面によりガ
イドパイプ18の受圧面21が形成され、その受圧面2
1が磁気テープTの規制面20から離れてるため、前記
ピン部19bの圧入が強過ぎたとしても、前記規制面2
0が位置ずれしたりせず、前記間隔Hを磁気テープTの
幅に合わせて適正に設定することができる。
【0014】また、ガイドパイプ18の上端部が環状溝
22内に嵌入することにより、そのガイドパイプ18の
内面と上端面とがキャップ19に所謂2点当たりするた
め、該キャップ19をポスト本体17に強固に取り付け
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、キャップに形成した環
状溝の底面によりガイドパイプの受圧面が形成され、そ
の受圧面がキャップに形成した磁気テープの規制面から
離れているため、キャップをポスト本体に強く押しつけ
て取り付けたとしても、前記規制面が位置ずれしたりせ
ず、キャップとポスト本体の下端大径部とで磁気テープ
の上下両縁を適正に支持して、その磁気テープを直線的
に走行させることができ、画像や音声が乱れる虞れがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるテープガイドポス
トの縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同要部の拡大縦断面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】磁気記録再生装置の概略平面図である。
【図6】従来のテープガイドポストの縦断面図である。
【図7】同要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 7 テープガイドポスト 17 ポスト本体 17a ポスト本体の下端大径部 17b ポスト本体の上端小径部 18 ガイドパイプ 19 キャップ 22 環状溝 T 磁気テープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットから引き出された磁気テ
    ープをガイドするテープガイドポストが、磁気テープの
    下端縁を支持するための下端大径部と、該下端大径部の
    上端部に同心状に一体突設されて磁気テープのテープ面
    を支持するための上端小径部とを備えたポスト本体を有
    し、前記上端小径部にガイドパイプが回転可能に外嵌さ
    れ、前記ポスト本体の上端部に磁気テープの上端縁を支
    持するためのキャップが着脱可能に取り付けられた磁気
    記録再生装置におけるテープガイドポストにおいて、前
    記キャップの下面に前記ガイドパイプの上端部を嵌入さ
    せるための環状溝が形成されており、ガイドパイプをポ
    スト本体の上端小径部に外嵌させて該ガイドパイプの下
    端をポスト本体の下端大径部の上面に当接させ、キャッ
    プをポスト本体の上端部に取り付けることにより、該キ
    ャップの環状溝にガイドパイプの上端部を嵌入させるよ
    うにしたことを特徴とする磁気記録再生装置におけるテ
    ープガイドポスト。
JP07132500A 1995-05-31 1995-05-31 磁気記録再生装置におけるテープガイドポスト Expired - Lifetime JP3109717B2 (ja)

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JPH08329569A JPH08329569A (ja) 1996-12-13
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